JP6917754B2 - コート種子 - Google Patents

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Description

本発明は、コート種子に関する。より詳細に、本発明は、病害虫に強く、健全な植物を得ることができる、コート種子に関する。
種子の被覆処理・加工技術は従来からよく知られている。被覆方法としては、粉衣法、フィルムコーティング法、被覆造粒法などがある。
フィルムコーティング法は、例えば、種子表面を水溶性高分子ポリマー等によって薄いフィルム状に被覆する技術である。被覆造粒(ペレット加工、ペレッティングとも称される)法は、タルク等の造粒材を用いて種子とともに混合することで造粒する技術である。
種子のコーティングに使用する材料または種子のコーティング方法が種々提案されている。例えば、特許文献1は、四三酸化鉄と、必要に応じて多孔性鉱物、活性炭、四三酸化鉄、酸素供給材及び硫酸カルシウムとを含むコーティング材で種子を被覆してなるペレット状の種子を開示している。特許文献2は、水溶性ポリマーと、水に不溶性の固体粉体コーティング材料と、殺菌剤などとを含む種子コーティング材を開示している。特許文献3は稲種子に鉄粉並びに硫酸塩(但し、硫酸カルシウムは除く)及び/又は塩化物を加え、さらに水を添加して造粒し、水と酸素を供給して金属鉄粉の酸化反応を促進することにより、鉄粉を稲種子に付着、固化させた後、乾燥させることを特徴とする鉄粉被覆稲種子の製造法を開示している。鉄粉にシリカゲル及び/又は農薬を混合して使用することも開示している。特許文献4は、鉄粉、過酸化カルシウム及びモリブデン化合物からなる群より選ばれる少なくとも1種の被覆材及び殺菌剤及び殺虫剤からなる群より選ばれる少なくとも1種の薬剤で処理されてなるイネ種子が開示されている。特許文献5は、チフルザミドおよび過酸化カルシウムを含むコーティング層を表面に有する種子を開示している。特許文献6は、酸化マグネシウム又は水酸化マグネシウムを主成分とするコーティング剤がコーティングされた水稲種子を開示している。特許文献7は、農薬により被覆された稲種子において、稲種子が、その籾殻を除去されており、かつ該籾殻が除去された稲種子の表面が、バインダーと農薬を含む混合物により被覆されていることを特徴とする稲種子を開示している。特許文献8は、種子処理の方法として、液状又固体状の製剤を希釈又は希釈せずして液体状態にて種子を浸漬して薬剤を浸透させる方法、固形製剤又は液状製剤を種子と混和、粉衣処理等して種子の表面に付着させる方法、樹脂、ポリマー等の付着性の高い担体と混和して種子に単層又は多層にコーティングする方法、植え付けと同時に種子の近辺に散布する方法等を例示している。
特開平3−236703号公報 特表2001−503622号公報 特開2005−192458号公報 特開2015−139390号公報 特開平11−220907号公報 特開2012−224566号公報 特開2002−3308号公報 特開2011−32254号公報
ところが、酸素発生剤(カルパー)や鉄コーティング材などの無機被覆材を用いてなる従来のコート種子は、病害虫の防除効果が不十分であったり、苗の成長が遅くなったりするなどの障害を起こすことがあった。
本発明の目的は、病害虫に強く、健全な植物を得ることができるコート種子を提供することである。
上記の目的を達成するために鋭意検討した結果、以下の態様を包含する本発明を完成するに至った。
〔1〕種子と、種子外表面に付着された無機被覆材を含有する被覆層と、種子若しくは無機被覆材に付着若しくは含浸されたピカルブトラゾクスとを含有して成るコート種子。
〔2〕無機被覆材が、鉄、カルシウム、マグネシウム、モリブデン、タングステン、クロム、セレンおよびテルルからなる群より選ばれる少なくとも一つの元素を含有するものである、〔1〕に記載のコート種子。
〔3〕無機被覆材が、酸化鉄または過酸化カルシウムを含有するものである、〔1〕に記載のコート種子。
〔4〕被覆層が、有機被覆材をさらに含有するものである、〔1〕〜〔3〕のいずれかひとつに記載のコート種子。
〔5〕種子が禾穀類のタネである、〔1〕〜〔4〕のいずれかひとつに記載のコート種子。
〔6〕種子に、無機被覆材とピカルブトラゾクスとを、同時に若しくは順不同に相前後して付着または含浸させることを含むコート種子の製法。
〔7〕付着または含浸させる前に種子を水で湿らすことをさらに含む、〔6〕に記載の製法。
〔8〕前記〔1〕〜〔5〕のいずれかひとつに記載のコート種子を播種して、発芽させ、生育させることを含む、植物の栽培方法。
本発明のコート種子は、無機被覆材の被覆層を有することで、種子の浮遊や流出を防止できることから、水田においては直播栽培に適用でき、大幅な労力の軽減等により、栽培の低コスト化が期待される。また、無機被覆材の被覆層を有することにより、鳥害の防止、殺菌効果が得られるなどのメリットも期待できる。
本発明のコート種子は、無機被覆材によって農薬成分の働きが妨げられない。本発明のコート種子によれば、病害虫に強く、健全な植物を得ることができる。
本発明のコート種子は、種子と、種子外表面に付着された被覆層と、ピカルブトラゾクスとを含有して成るものである。
本発明のコート種子に用いられる種子は、食用植物、飼料用植物または観賞用植物のいずれかの植物のタネ、球根、塊茎、種イモ、鱗茎、挿木栽培用の茎等の繁殖用植物体を含意する。これらのうち、タネが好ましい。
タネから繁殖できる植物の例として、キュウリ、すいか、ロックメロンなどのようなつる性植物、マリーゴールド、ジニアおよびパンジーのような花、とうもろこし、小麦、オーツ麦、大麦、イネのような穀類(cereal)、アルファルファ、デスペデーザ、クローバー、カモガヤ、イチゴツナギ、ウシノケグサのような飼料用作物および牧草、大豆、サヤエンドウ、インゲン豆、白インゲン豆、アオイ豆のような豆、イングリッシュピー、ヒヨコ豆、ササゲ豆のような豆、ビャクシン、杉、ホーリー、松、ポプラおよびカエデのような低木や高木、ニンジン、セロリ、パセリなどが挙げられる。このようなタネのうち、本発明においては、鳥害や病害の防止効果に優れ、潅水直播に適用できるという観点から、イネ科作物(gramineous crop)のタネ、すなわち禾穀類のタネが好ましく、イネのタネがより好ましい。本発明に用いられるイネのタネ(種籾)としては、アジアイネ(サティヴァ種、Oryza sativa)のタネ、アフリカイネ(グラベリマイネ種、Oryza glaberrima)のタネ、ネリカ(サティヴァ・グラベリマ交配種)のタネなどを挙げることができる。アジアイネとしては、ジャポニカ種(Oryza sativa subsp. japonica)、ジャバニカ種(Oryza sativa subsp. javanica)、インディカ種(Oryza sativa subsp. indica)などを挙げることができる。
種子コーティングを行う前に、不良種子を取り除くことが好ましい。不良種子の取り除き方法としては、例えば、塩水(例えば、NaClを含む水溶液)などを用いた比重選別法、外観観察による選別法、近赤外線を照らして選別する方法などを挙げることができる。これらのうち、イネのタネにおいては、比重選別法が好ましい。比重選別法に用いられる塩水の比重は、通常、1.07〜1.14である。
種子の選別の後、化学農薬処理、温水消毒(例えば、60℃、10分間浸漬)、生物農薬処理などを行うことができる。なお、温水消毒を行った直後に種子を急冷することが好ましい。化学農薬処理または生物農薬処理に用いられる化学農薬または生物農薬は種子の消毒等に用いることができるものであれば特に限定されない。種子に無機被覆材とピカルブトラゾクスとを塗す前に種子を水に浸して湿らすことが好ましい。種子に水分を吸収させ、酵素活性を高め催芽をはかるために浸種処理および/または催芽処理を行うことができる。例えば、イネのタネの浸種は、水の温度と稲籾を水に浸けている日数との積が、好ましくは55〜110℃・日となるように設定することが好ましい。具体的には、20℃の水において、約3〜5日間種籾を水に浸けておくことが好ましい。催芽処理は必要に応じて行うことができる。一般的に30℃前後の水に一晩浸けておくことが好ましい。
被覆層は、無機被覆材を含有するものである。無機被覆材はそれが残留しても食用、飼料用または観賞用として害の無いものであれば、特に制限されない。
無機被覆材としては、鉄、カルシウム、マグネシウム、モリブデン、タングステン、クロム、セレンおよびテルルからなる群より選ばれる少なくとも一つの元素を含有するものなどを挙げることができる。より具体的には、酸化鉄、四三酸化鉄、過酸化カルシウム、酸素供給材、多孔性鉱物、活性炭、硫酸カルシウム、焼石膏、砂状ローム、タルク、石灰、粉状木炭、粉状シリカ、石膏、粉状長石、粉状バーミキュライト、カオリン、粉状ピートモスなどを挙げることができる。これらのうち、酸化鉄または過酸化カルシウムを含有するものが好ましい。なお、酸化鉄の被覆は、鉄粉を種子に塗した後に、鉄粉を酸化させることを含む方法によって行ってもよい。無機被覆材の量は、種子の乾燥質量に対して、好ましくは1質量%以上200質量%以下である。
被覆層は、有機被覆材をさらに含有することができる。
有機被覆材としては、糖蜜、グラニュー糖、サックローズ、グルトーズ、マルトーズ、デキストローズ、ラクトーズ、レブローズ、転化糖、アルジネート、カラヤゴム、ジャガーゴム、トラガカントゴム、ポリサッカライドゴム、アラビアノリ、ポリビニルアルコール、加水分解したポリビニルアセテート、ポリビニルメチルエーテル、ポリビニルメチルエーテル−無水マレイン酸、ポリビニルピロリドン、グリセロール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ポリグリコールなどを挙げることができる。
種子外表面に被覆層を形成する方法としては、粉衣法、フィルムコーティング法、被覆造粒法などを用いることができる。
ピカルブトラゾクスは、殺菌活性などを有する化合物である。ピカルブトラゾクスは、日本曹達(株)が開発した化合物である。ピカルブトラゾクスはピリジンカーバメート誘導体で、べと病やピシウム病などの卵菌類にも有効である。ピカルブトラゾクスは、呼吸阻害活性を示さず、フェニルアマイド系およびストロビルリン系殺菌剤に耐性のべと病菌にも有効である。ピカルブトラゾクスは、適用範囲が広く、園芸(散布)、水稲(灌注、土壌混和)、芝(散布)など幅広い分野での使用が期待されている。本発明のコート種子において、ピカルブトラゾクスは、種子の乾燥質量に対して、好ましくは0.0001質量%以上5質量%以下(1kgに0.001g〜50g)、より好ましくは0.001質量%以上1質量%以下、さらに好ましくは0.005質量%以上0.5質量%以下で、最も好ましくは0.01質量%以上0.3質量%以下で、種子若しくは無機被覆材に付着若しくは含浸していることが好ましい。
ピカルブトラゾクスの付着若しくは含浸は、種子外表面に被覆層を形成する前に行ってもよいし、被覆層の形成と同時に行ってもよいし、被覆層を形成した後に行ってもよい。ピカルブトラゾクスの付着若しくは含浸を被覆層の形成と同時に行うことは、省力化、時間短縮に寄与するので、好ましい。従来の薬剤を被覆層の形成と同時に付着若しくは含浸させると病害防除価が低下することがあったが、本発明においてはそのような現象が生じない。
ピカルブトラゾクスを付着若しくは含浸させるために、ピカルブトラゾクスを含む液を種子にスプレーしたり、ピカルブトラゾクスを含む液に種子を浸けたり、ピカルブトラゾクスを含む粉を種子と混ぜ合わせたりすることができる。
本発明のコート種子は、本発明の効果を阻害しない範囲で、他の添加剤を含有していてもよい。例えば、殺虫剤、線虫駆除剤、殺菌剤(ピカルブトラゾクスを除く)、消毒剤、撥水剤、除草剤、成長調節剤、選択的除草剤などの、種子を有害作用から保護できる薬剤;例えば、活性炭素、栄養剤(肥料)などの、発芽および生育を助ける薬剤、発芽、植物の成長確立に好ましい効果を与えることのできるバクテリア;表面活性剤、発泡防止剤などを挙げることができる。
他の添加剤の具体例としては以下のようなものを挙げることができる。
殺菌剤:
銅剤;塩基性塩化銅、塩基性硫酸銅等。
硫黄剤;チウラム、ジネブ、マンネブ、マンコゼブ、ジラム、プロピネブ、ポリカーバメート等。
ポリハロアルキルチオ剤;キャプタン、フォルペット、ジクロルフルアニド等。
有機塩素剤;クロロタロニル、フサライド等。
有機リン剤;IBP、EDDP、トリクロホスメチル、ピラゾホス、ホセチル等。
ベンズイミダゾール剤;チオファネートメチル、ベノミル、カルベンダジム、チアベンダゾール等。
ジカルボキシイミド剤;イプロジオン、プロシミドン、ビンクロゾリン、フルオルイミド等。
カルボキシアミド剤;オキシカルボキシン、メプロニル、フルトラニル、テクロフタラム、トリクラミド、ペンシクロン等。
アシルアラニン剤;メタラキシル、オキサジキシル、フララキシル等。
ストロビルリン系剤;アゾキシストロビン、クレソキシムメチル、ピラクロストロビン、トリフロキシストロビン、ピリベンカルブ、ファモキサドン、フェンアミドン,
メトミノストロビン等。
アニリノピリミジン剤;アンドプリン、メパニピリム、ピリメタニル、ジプロジニル等。
SBI剤;トリアジメホン、トリアジメノール、ビテルタノール、ミクロブタニル、ヘキサコナゾール、プロピコナゾール、トリフルミゾール、プロクロラズ、ペフラゾエート、フェナリモール、ピリフェノックス、トリホリン、フルシラゾール、エタコナゾール、ジクロブトラゾール、フルオトリマゾール、フルトリアフェン、ペンコナゾール、ジニコナゾール、イマザリル、トリデモルフ、フェンプロピモルフ、ブチオベート、エポキシコナゾール、メトコナゾール、プロチオコナゾール、スピロキサミン、フェンヘキサミド、ピリブチカルブ等。
抗生物質剤;ポリオキシン、ブラストサイジンS、カスガマイシン、バリダマイシン、硫酸ジヒドロストレプトマイシン等。
アニライド系剤;ボスカリド、ペンチオピラド、フルオピラム、ビキサフェン等。
グアニジン系剤;イミノクタジン酢酸塩、イミノクタジンアルベシル酸塩、ドジン、グアザチン等。
バリン系剤;ジメトモルフ、フルモルフ、イプロバリカルブ、ベンチアバリカルブ、マンジプロパミド等。
その他;シモキサニル、シアゾファミド、アミスルブロム、プロパモカルブ、フルアジナム、プロパモカルブ酢酸塩、エタボキサム、フルオピコリド、ゾキサミド、シフルファナミド、メトラフェノン、プロキナジッド、ヒドロキシイソキサゾール、メタスルホカルブ、アニラジン、イソプロチオラン、フェリムゾン、プロペナゾール、チアジニル、アシベンゾラルSメチル、イソチアニル、ピロキロン、フタライド、トリシクラゾール、カルプロパミド、フェノキサニル、ジクロシメット、フルアジナム、フルジオキソニル、ピロールニトリン、ヒドロキシイソオキサゾール、フルスルファミド、ジエトフェンカルブ、キントゼン、メタスルホカルブ、アニラジン、キノメチオナート、ジチアノン、ジノカブ、ジクロメジン、オキソリニック酸、レシチン、重曹、フェナミノスルフ、フェナジンオキシド等。
殺虫・殺ダニ剤:
有機燐及びカーバメート系殺虫剤;フェンチオン、フェニトロチオン、ダイアジノン、クロルピリホス、ESP、バミドチオン、フェントエート、ジメトエート、ホルモチオン、マラソン、トリクロルホン、チオメトン、ホスメット、ジクロルボス、アセフェート、EPBP、メチルパラチオン、オキシジメトンメチル、エチオン、サリチオン、シアノホス、イソキサチオン、ピリダフェンチオン、ホサロン、メチダチオン、スルプロホス、クロルフェンビンホス、テトラクロルビンホス、ジメチルビンホス、プロパホス、イソフェンホス、エチルチオメトン、プロフェノホス、ピラクロホス、モノクロトホス、アジンホスメチル、アルディカルブ、メソミル、チオジカルブ、カルボフラン、カルボスルファン、ベンフラカルブ、フラチオカルブ、プロポキスル、BPMC、MTMC、MIPC、カルバリル、ピリミカーブ、エチオフェンカルブ、フェノキシカルブ等。
ピレスロイド系殺虫剤;ペルメトリン、シペルメトリン、デルタメスリン、フェンバレレート、フェンプロパトリン、ピレトリン、アレスリン、テトラメスリン、レスメトリン、ジメスリン、プロパスリン、フェノトリン、プロトリン、フルバリネート、シフルトリン、シハロトリン、フルシトリネート、エトフェンプロクス、シクロプロトリン、トロラメトリン、シラフルオフェン、ブロフェンプロクス、アクリナスリン等。
ベンゾイルウレア系その他の殺虫剤;ジフルベンズロン、クロルフルアズロン、ヘキサフルムロン、トリフルムロン、テトラベンズロン、フルフェノクスロン、フルシクロクスロン、ブプロフェジン、ピリプロキシフェン、メトプレン、ベンゾエピン、ジアフェンチウロン、アセタミプリド、イミダクロプリド、ニテンピラム、フィプロニル、カルタップ、チオシクラム、ベンスルタップ、硫酸ニコチン、ロテノン、メタアルデヒド、エマメクチン、フルベンジアミド、スピノサド、機械油、BTや昆虫病原ウイルス等の微生物農薬等。
殺線虫剤;フェナミホス、ホスチアゼート等。
殺ダニ剤;クロルベンジレート、フェニソブロモレート、ジコホル、アミトラズ、BPPS、ベンゾメート、ヘキシチアゾクス、酸化フェンブタスズ、ポリナクチン、キノメチオネート、CPCBS、テトラジホン、アベルメクチン、ミルベメクチン、クロフェンテジン、シヘキサチン、ピリダベン、フェンピロキシメート、テブフェンピラド、ピリミジフェン、フェノチオカルブ、ジエノクロル、フルアクリピリム等。
植物生長調節剤:
ジベレリン類(例えばジベレリンA3、ジベレリンA4、ジベレリンA7)、IAA、NAA等。
種子コーティング後の種子は風乾などして乾燥させることが好ましい。風乾は風通しのよい日陰または半日陰にて行うことが好ましい。
本発明のコート種子は、例えば、イネのタネを用いた場合、いもち病(Magnaporthe grisea)、紋枯病(Rhizoctonia solani)、馬鹿苗病(Gibberella fujikuroi)、ごま葉枯病(Cochliobolus miyabeanus)、苗立枯病(Fusarium avenacerum, F.solani, Rhizopus chinensis, R.oryzae, R. arrhizus, R. javanicus, Pythium graminicola, P.arrhenomanes, P.spinosum, P. irregulare, P. sylvaticum)、苗立枯細菌病(Burkholderia plantarii)、白葉枯病(Xanthomonas oryzae pv.Oryzae)、褐条病(Acidovorax avenae subsp. avenae)、もみ枯細菌病(Burkholderia glumae, B. gladioli)、株腐病(Dickeya zeae)、かさ枯病(Pseudomonas syringae pv. oryzae)、内頴褐変病(Pantoea ananatis)、葉鞘褐変病(Pseudomonas fuscovaginae)、稲こうじ病(Villosiclava virens)、疫病(Phytophthora japonica)、黄化萎縮病(Sclerophthora macrospora)、褐色米(Cochliobolus intermedius)、褐色菌核病(Ceratobasidium setariae)、褐色小粒菌核病(Waitea circinata)、褐色葉枯病(Monographella albescens)、褐色紋枯病(Thanatephorus cucumeris)、褐紋病(Nigrospora oryzae)、眼斑病(Drechslera gigantea)、黒しゅ病(Entyloma dactylidis Ciferri)、シナモン色かび病(Peziza ostracoderma)、小球菌核病(Magnaporthe salvinii)、白絹病(Sclerotium rolfsii)、墨黒穂病(Tilletia barclayana)、赤色菌核病(Waitea circinata)、立枯病(Gaeumannomyces graminis)、にせいもち病(Alternaria oryzae, Epicoccum nigrum, Cladosporium herbarum, Pseudocochliobolus lunatus)、綿疫病(Phytophthora sojae)、ブラキスポリウム病(Curvularia senegalensis)、葉枯病(Phaeosphaeria oryzae)、灰色葉枯病(Hendersonia oryzae)、灰色菌核病(Ceratobasidium cornigerum)、灰紋病(Cladosporium miyakei)、斑点病(Cochliobolus sativus)、穂黒粒病(Epicoccum hyalopes)、株枯病(Gibberella fujikuroi)、黄枯病(Pyrenochaeta oryzae)、小黒菌核病(Helminthosporium sigmoideum Cavara var. irregulare)、黒変病(Cladosporium herbarum)、黒粒菌核病(Helicoceras oryzae)、球状菌核病(Sclerotium hydrophilum)、もみ種腐敗病(Fusarium sp.)、もみ枯病(Phoma glumarum)、苗腐病(Pythium spp., Achlya spp., Phytophthora spp., Dictyuchus spp.)、ねずみかび病(Alternaria oryzae)、さび色小粒菌核病(Sclerotium sp.)、ささら病(Sphaerulina miyakei)、すす病(Cladosporium herbarum, Neocapnodium tanakae, Aureobasidium pullulans)、すす紋病(Pseudocochliobolus lunatus)、すじ葉枯病(Sphaerulina oryzina)、葉しょう網斑病(Cylindrocladium scoparium)、葉しょう腐敗病(Sarocladium oryzae)、葉しょう褐斑病(Pyrenochaeta sp.)などの病害に対して強い耐性を有することができる。
本発明の栽培方法は、本発明のコート種子を播種して、発芽させ、生育させることを含む。本発明の栽培方法は、植物の種類に応じて、移植栽培または直播栽培に適用することができる。種子コーティングの前に浸種処理または催芽処理を行っている場合は、通常、コート種子を播種する前に、浸種処理または催芽処理を行わなくてもよいが、必要に応じて浸種処理または催芽処理を行ってもよい。通常、播種前に浸種処理または催芽処理を行う必要はないが、直播栽培においては、播種した場所でそのまま生育させる。移植栽培においては、適度な大きさになるまで生育させ、その後、移植する。
浸種は、コート種子に水分を吸収させ、酵素活性を高め催芽をはかるために、例えば、イネのタネの場合、浸種液の温度とコート種子を浸種液に浸けている日数との積が、好ましくは55〜110℃・日となるように設定することが好ましい。例えば、10〜20℃の浸種液においては約3〜5日間コート種子を浸種液に浸けておくことが好ましい。浸種の後、必要に応じて催芽が行われる。浸種が完了した時点で芽長約2mmの芽が出揃い、ハトムネ状態になっている場合には、催芽の作業を実施しない場合もある。催芽には、液切り催芽(湿熱方式催芽)と液中催芽(温水方式催芽)とがある。催芽時の温度は、好ましくは28〜32℃である。催芽の日数は、通常、1〜2日間である。湿熱方式催芽では、例えば、コート種子の入った袋の液切りを十分に行い、該袋の中心部まで温度がすみやかに、均一に保たれるようにすることが好ましい。温水方式催芽では水中酸素が不足しないように、温水の量などに留意することが好ましい。なお、催芽時に食酢液に好ましくは28〜32℃で1〜2日間浸漬すると病害菌防除効果が高まることがある。
本発明の栽培方法は、イネの直播栽培に適している。直播の仕方として、例えば、代かきせずに、乾田耕起後またはV溝をつけた後、入水して催芽種子を播種する方法(アメリカ式)、代かきし、強制落水後に播種する方法(アジア式)、代かき後、湛水に播種する方法などが挙げられる。播種後、苗立ちしてきたら、入水して苗をさらに育てることができる。
本発明のコート種子は、卵菌類に、特にピシウム病に、汚染されたまたは汚染される恐れのある土壌などにての栽培においても、健全に発芽および発根し、健康で丈夫な苗を得ることができる。
以下に実施例等を示し、本発明をさらに詳細に説明する。但し、本発明は以下の実施例によって何ら制限されるものではない。
実施例1
乾燥稲籾(品種:コシヒカリ)250gを15℃で2日間水に浸けた。鉄粉250gと焼石膏12.5gを混ぜ合わせて被覆材を得た。ポリ袋に水切りした種籾を入れ、さらに被覆材約88gを入れてよく混ぜ合わせた。これにピカルブトラゾクス2%含有水性薬液5mlをスプレーしてよく混ぜ合わせた。被覆材約88gをさらに加えてよく混ぜ合わせた。これにピカルブトラゾクス2%含有水性薬液5mlをさらにスプレーしてよく混ぜ合わせた。被覆材約87gをさらに加えてよく混ぜ合わせた。これにピカルブトラゾクス2%含有水性薬液5mlをさらにスプレーしてよく混ぜ合わせた。ついで、これに焼石膏6.25gを加えて混ぜ合わせた。ポリ袋から育苗箱に上記の処理がなされた種籾を移し、平らになるように広げた。
一晩放置後、水50mlをスプレーし、放置した。表面の湿り気が減った感じになったところで水50mlをさらにスプレーした。その後、約1週間放置し、室温下で風乾させた。このスプレー・風乾の操作を、合計2回行った。このようにして、種籾の外表面に酸化鉄と焼石膏とからなる被覆層が形成され、さらにピカルブトラゾクスを含有するコート種子Aを得た。コート種子Aの表面はサビによって茶色を呈していた。サビが結合剤として機能し被覆層を強固にしているようであった。
〔イネ苗腐病の防除評価試験〕
イネ苗立枯病菌(Pythium graminicola)をフスマ培地で培養して菌体を得た。培土(函南土)に菌体を混ぜ合わせて、汚染培土を得た。汚染培土をワグネルポットに入れた培土(函南土)の表層に被せた。翌日、水深3〜5cm程度となるように湛水し、コート種子Aを1ポット当たり30粒となるように表面播種した。
播種後6日間湛水状態を維持した。その後、ポット上部から水を抜き、水深1cm程度の湛水を12日間維持した。播種から18日目に、苗の生育状況を観察し、腐敗苗の発生率および健全苗の草丈を計測した。これを4反復行った。なお、鞘葉が腐敗し種子だけの状態、若しくは草丈3cm未満で生育停止した苗を腐敗苗と見做した。結果を表1に示す。
実施例2
乾燥稲籾(品種:コシヒカリ)250gを15℃で2日間水に浸けた。鉄粉250gと焼石膏12.5gを混ぜ合わせて被覆材を得た。ポリ袋に水切りした種籾を入れ、さらに被覆材約88gを入れてよく混ぜ合わせた。これに水5mlをスプレーしてよく混ぜ合わせた。被覆材約88gをさらに加えてよく混ぜ合わせた。これに水5mlをさらにスプレーしてよく混ぜ合わせた。被覆材約87gをさらに加えてよく混ぜ合わせた。これに水5mlをさらにスプレーしてよく混ぜ合わせた。ついで、これに焼石膏6.25gを加えて混ぜ合わせた。ポリ袋から育苗箱に上記の処理がなされた種籾を移し、平らになるように広げた。
一晩放置後、水50mlをスプレーし、放置した。表面の湿り気が減った感じになったところで水50mlをさらにスプレーした。その後、約1週間放置し、室温下で風乾させた。このスプレー・風乾の操作を、合計2回行った。このようにして、種籾の外表面に酸化鉄と焼石膏とからなる被覆層が形成された鉄被覆種子を得た。鉄被覆種子の表面はサビによって茶色を呈していた。サビが結合剤として機能し被覆層を強固にしているようであった。
前記鉄被覆種子(乾燥稲籾として40g)をポリ袋に入れ、ピカルブトラゾクス2%含有水性薬液2.4mlをスプレーしてよく混ぜ合わせた。ポリ袋から育苗箱に上記の処理がなされた鉄被覆種子を移し、平らになるように広げ、一晩、室温下で風乾させて、種籾の外表面に酸化鉄と焼石膏とからなる被覆層が形成され、さらにピカルブトラゾクスを含有するコート種子Bを得た。コート種子Bについてイネ苗腐病の防除評価試験を行った。結果を表1に示す。
比較例1
ピカルブトラゾクス2%含有水性薬液を、タチガレエースM液剤(登録商標;三井化学アグロ(株);ヒドロキシイソキサゾール30.0%、メタラキシルM2.0%)を水で5倍に希釈した液に変えた以外は実施例1と同じ方法で、コート種子Cを得た。コート種子Cの表面は十分に錆びていなかった。十分に錆びていない場合には無機被覆材の結合力が低くなることがある。コート種子Cについてイネ苗腐病の防除評価試験を行った。結果を表1に示す。無機被覆材のコーティングとヒドロキシイソキサゾールおよびメタラキシルMの付着・含浸とを同時に行って得た、比較例1のコート種子Cは、防除価が低く、平均健全苗草丈が短かった。
比較例2
ピカルブトラゾクス2%含有水性薬液を、タチガレエースM液剤を水で5倍に希釈した液に変えた以外は実施例2と同じ方法で、コート種子Dを得た。コート種子Dについてイネ苗腐病の防除評価試験を行った。結果を表1に示す。
比較例3
ピカルブトラゾクス2%含有水性薬液を、水に変えた以外は実施例1と同じ方法で、コート種子E(鉄被覆種子)を得た。コート種子Eについてイネ苗腐病の防除評価試験を行った。結果を表1に示す。
比較例4
ワグネルポットに入れた培土(函南土)の表層に汚染培土を被せずに、水深3〜5cm程度となるように湛水し、コート種子Eを1ポット当たり30粒となるように表面播種した。
播種後6日間湛水状態を維持した。その後ポット上部から水を抜き水深1cm程度の湛水を12日間維持した。播種から18日目に、苗の生育状況を観察し、腐敗苗の発生率および健全苗の草丈を計測した。これを4反復行った。結果を表1に示す。
Figure 0006917754
実施例3
乾燥稲籾(品種:コシヒカリ)250gを15℃で2日間水に浸けた。鉄粉250gと焼石膏12.5gを混ぜ合わせて被覆材を得た。ポリ袋に水切りした種籾を入れ、さらに被覆材約88gを入れてよく混ぜ合わせた。ピカルブトラゾクスをアセトンに溶解させ、それを水で希釈して、ピカルブトラゾクス2%およびアセトン33.3%を含有する液(以下、A液という。)を得た。A液5mlを被覆材と種籾の混合物にスプレーしてよく混ぜ合わせた。被覆材約88gをさらに加えてよく混ぜ合わせた。これにA液5mlをさらにスプレーしてよく混ぜ合わせた。被覆材約87gをさらに加えてよく混ぜ合わせた。これにA液5mlをさらにスプレーしてよく混ぜ合わせた。ついで、これに焼石膏6.25gを加えて混ぜ合わせた。ポリ袋から育苗箱に上記の処理がなされた種籾を移し、平らになるように広げた。
一晩放置後、水50mlをスプレーし、放置した。表面の湿り気が減った感じになったところで水50mlをさらにスプレーした。その後、約1週間放置し、室温下で風乾させた。このスプレー・風乾の操作を、合計2回行った。このようにして、種籾の外表面に酸化鉄と焼石膏とからなる被覆層が形成され、さらにピカルブトラゾクスを含有するコート種子Fを得た。コート種子Fの表面はサビによって茶色を呈していた。サビが結合剤として機能し被覆層を強固にしているようであった。
比較例5
タチガレエースM液剤の原体をアセトンに溶解させ、それを水で希釈して、ヒドロキシイソキサゾール6%、メタラキシルM0.4%およびアセトン33.3%を含有する液(以下、B液という。)を得た。
A液を、B液に変えた以外は実施例3と同じ方法で、コート種子G(鉄被覆種子)を得た。コート種子Gの表面は十分に錆びていなかった。十分に錆びていない場合には無機被覆材の結合力が低くなることがある。
比較例6
A液を、アセトン33.3%水溶液に変えた以外は実施例3と同じ方法で、コート種子H(鉄被覆種子)を得た。コート種子Hの表面はサビによって茶色を呈していた。サビが結合剤として機能し被覆層を強固にしているようであった。
以上の結果から、本発明のコート種子は、被覆層の種子への結合力が十分にあり、病害虫に強く、生育が良好であることがわかる。

Claims (7)

  1. 種子と、
    種子外表面に付着された無機被覆材を含有する被覆層と、
    種子若しくは無機被覆材に付着若しくは含浸されたピカルブトラゾクスと
    を含有して成り、
    無機被覆材が、鉄、カルシウム、マグネシウム、モリブデン、タングステン、クロム、セレンおよびテルルからなる群より選ばれる少なくとも一つの元素を含有するものである、
    コート種子。
  2. 無機被覆材が、酸化鉄または過酸化カルシウムを含有するものである、請求項1に記載のコート種子。
  3. 被覆層が、有機被覆材をさらに含有するものである、請求項1または2に記載のコート種子。
  4. 種子が禾穀類のタネである、請求項1〜のいずれかひとつに記載のコート種子。
  5. 種子に、
    無機被覆材とピカルブトラゾクスとを、
    同時に若しくは順不同に相前後して付着または含浸させること
    を含み、
    無機被覆材が、鉄、カルシウム、マグネシウム、モリブデン、タングステン、クロム、セレンおよびテルルからなる群より選ばれる少なくとも一つの元素を含有するものである、
    コート種子の製法。
  6. 付着または含浸させる前に種子を水で湿らすことをさらに含む、請求項に記載の製法。
  7. 請求項1〜のいずれかひとつに記載のコート種子を播種して、発芽させ、生育させることを含む、植物の栽培方法。
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