JP2017509570A - 酸化鉄(iii)含有土壌結合組成物 - Google Patents

酸化鉄(iii)含有土壌結合組成物 Download PDF

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Abstract

本発明は、土壌の水分を保持し及び乾燥土壌における植物の成長を改善するための組成物に関し、該組成物は、1以上の水分保持物質及び湿潤剤とともに、増強剤として、酸化鉄(III)及び任意のメタ重亜硫酸カリウム(borken(HU)、E224)を含んでなる。酸化鉄(III)は、好ましくは、微粒子である。組成物は、好適には、酸化鉄(III)及びメタ重亜硫酸カリウムを含んでなる。本発明の他の態様は、土壌保持組成物の効力を増大するために使用される組成物とともに、土壌の水分を結合することにも関する。【選択図】 なし

Description

本発明は、土壌の水分を保持し及び乾燥土壌における植物の成長を改善するための組成物に関し、該組成物は、1以上の水分保持物質(保水剤)及び湿潤剤とともに、増強剤として、酸化鉄(III)及び任意にメタ重亜硫酸カリウム(borken(HU)、E224)を含んでなる。さらに、本発明は、土壌保持組成物の効力を増大するために使用される組成物とともに、土壌の水分を結合することにも関する。
植物の代謝においては、栄養物質の摂取が高度に重要であり、それ自体、基本的に、土壌の含水量によって影響される。植物の栄養の輸送は、主として、根を介して行われ、根では、水が基本的な役割を果たす。同時に、水の他の重要な役割は、主に葉を介する蒸散による冷却機構である。
上記のため、植物の存在の基本的な基準は水の利用である。土壌の含水量は、一方では季節に及び他方では地理的位置に応じて、空間及び時期において強く変動する。植物の成長に関して、水及び栄養の連続供給は必要であり、できる限り土壌の乾燥を回避する方法について、及び干ばつ時において多量の降雨があった際、下方層への流入を阻害することなく、最大限その結合を行って流出を防止することについて強い要求がある。
植物の連続維持については、好適な栄養含量だけでなく、土壌中の微生物の十分な働きも必要であり、微生物の満足できる生活機能も、土壌の含水量によって基本的に影響される。
土壌の含水量の減少を阻止するために多数の方法が提案されており、その1つは、土壌における各種湿潤剤の導入である。これらの湿潤剤の共通した特徴は、これらが容易に水分を結合すると同時に、区域及び処理区域からのそれぞれの水分の速い流出を低減することである。このような物質は、特徴的な均衡点を有する。このような物質は、主として、有機化合物、例えば、グリコール、多価アルコール(グリセロール及びソルビトールのような)である。
米国特許第5,865,869号は、植物の根への改善された水供給のための濃縮溶液型の組成物を開示しており、該組成物は、本質的に、有機性の湿潤剤、結合剤、湿潤剤及び水からなる。湿潤剤としては、例えば、ソルビトール、糖蜜、乳酸カリウム、乳酸ナトリウム、グリセロール、酢酸カリウム、酢酸ナトリウムが使用される。組成物は、好ましくは、セルロースエーテル誘導体、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルプロピルセルロース等のような増粘剤を含有できる。
国際公開第90/13598は、特に、土壌、ゴミ捨て場の塵芥及び他の危険物質を被覆する噴霧可能な組成物を開示しており、該組成物は、塗布後、耐水性層を形成する水溶性のセルロースポリマー、クレー及びキャリヤーを含有し、前記組成物は、土壌中に浸透することなく、強靭で、撥水性で、及び柔軟な層を形成する。クレーの組成の検討では、酸化鉄の存在が述べられている。
米国特許第6,309,440号は、植物の成長を亢進させる組成物を開示しており、該組成物はエネルギーの導入に適用可能である。これらの組成物は、任意に微量栄養素成分(亜鉛、鉄及びマンガン源を含有する)とともに、炭素源、窒素及びリンを提供する水溶性の主要栄養素成分、及びビタミン/補助因子成分を含んでなる。鉄源として、酸化鉄(II)が述べられている。
米国特許出願公開第2005/0111924号は、土壌の浸食を防止するために使用される土壌結合及び再緑化組成物を開示しており、該組成物は、少なくとも2つの異なるタイプの繊維を含んでなる繊維状物質とともに、水、炭水化物、タンパク質、鉄化合物及び強塩基を含んでなり、組成物のpH値は強塩基性であり、特徴的には9〜13、好ましくは10〜12.8である。鉄化合物として、酸化鉄(II)及び酸化鉄(III)及び他の鉄塩が述べられている。
上記の組成物は、吸湿性の接着剤であり及びトウモロコシ又はジャガイモデキストリンを含有する、lignositのような結合物質を含有するか、或いは、リグノスルホン酸カルシウム、ナトリウム又はアンモニウム塩も使用される。湿潤剤としては、Triton製品(Triton 101、Triton X100、Ninol II−CN、lgepal 60630、ノニルフェノール−(9−15)エトキシレート等)のような公知の物質が述べられている。
公知の方法は、実際に一般的に使用されてはいるが、土壌へ多量の物質を導入するものであり、これら物質は土壌及び植物にとっては外来のものであり、植物の代謝の変性だけでなく、微生物群の変化をももたらし、このようにして、徐々に、栽培方法及びプロセスを変更させる。従って、外来物質の導入を低減し、同時に、土壌中にその本来の形で存在し及び同時に既知の土壌水分節約組成物と協働する物質を使用し、これによって、その必要な量を低減する方法についての要求がある。
実験の過程において、驚くべきことには、塗布の後、塗布の間又は塗布に続いて、Fe3+酸化物の形の酸化鉄を土壌に添加する場合には、鉄源の有効量、及び同時に導入されるべき公知の組成物の量が実質的に低減されるとの知見を得た。
一般に、土壌は、地殻における第4の天然の元素である鉄を1〜5%の量で含有する。鉄の大部分は、ケイ酸塩鉱物中に又は酸化又は水酸化鉄(すなわち、植物にとって利用が困難な形である)として存在する。鉄はFe++及びFe+++の形で土壌中に存在し、特に、後者は植物にとって必須であるが、植物によって非常に使用され難い。従来の方法において、鉄の供給は、単に、無機鉄塩又は複合鉄化合物を添加することによって提供されているが、しかし、この解決策は、使用した物質の大部分が、一部は洗浄されて、土壌の深層部に浸透し、堆積されることにより、及び一部は、植物によって、主に、必要とされる量よりも大量に急速に摂取されることにより失われるため、頻繁な処理を必要とする。特に、乾燥土壌の場合には不適である。
植物の鉄欠乏は、各種の栄養(肥料)中に存在する鉄が、土壌中において、植物が利用できない形に迅速に転換されるため、是正され難い。特定のケースでは、いくらかの鉄キレート化合物が有用であることが判明しているが、比較的広範なpH範囲において安定性を維持するキレート化合物は非常に少ない。同時に、そもそも乾燥土壌の場合には、含水量における小さな変化がpH値の実質的な変化を生ずる。このように、このような方法は使用され難い。
驚くべきことには、微粒子状の鉄酸化物を乾燥土壌に添加することによって、植物が、乾燥土壌中であっても、実質的な成長を示すとの知見を得た。すなわち、根の周辺に、充分な量の不動化された鉄が存在する場合には、植物は、その鉄摂取を調整できる。その1つの可能性は、ムギネ酸の生産又はクエン酸の生産のような根毛による材料選択(土壌中に存在する不溶性化合物からの鉄の動員を可能にする)である。
本発明による新規な解決策の他の利点は、植物及び土壌中に存在するによる微生物による間接的なシデルフォアの生産の影響であり、このようにして、植物にとってより安定した鉄の摂取が提供される。
微粒子状の酸化鉄(III)の添加は、植物だけでなく、微生物も同一の源(プール)から利用するため、土壌細菌の活性に好ましい効果を及ぼす。微生物活性の増大は、他の栄養素(例えば、リン、窒素)の移動性も増大されるため、同時に、更なる利益を提供する。
従って、本発明の主題は、生きている又は乾燥土壌において栽培されている植物の生育及び成長を改善する方法にあり、該方法では、植物の座において又は植物の根の中及び/又は植物の根に、微粒子状の酸化鉄を、それぞれ、塗布又は投与する。本発明の他の主題は、植物の成長を調整する組成物にあり、該組成物は、必須の成分として、微粒子状の酸化鉄(III)を含んでなる。本発明の特に好適な具体例によれば、乾燥土壌の水分を結合及び保持するための組成物が提供され、該組成物は、公知の水分保持又は湿度保持組成物以外に、さらに、酸化鉄(III)を含んでなる。
本発明のさらに他の主題は、上述のように、酸化鉄(III)を含んでなる組成物及び前記組成物を塗布する方法の改良にあり、効果的な改良剤として、メタ重亜硫酸カリウムが使用される。
枯れ処理テストにおいてトマトを使用して得られた植物の写真である。 枯れ処理テストにおいてトウモロコシを使用して得られた植物の写真である。 土壌の水分保持効果についてのテストにおけるトウモロコシの芽及び根に及ぼす効果を示す図である。 土壌の水分保持効果についてのテストにおける土壌の水保持能力のダイアグラムである。 土壌の水分保持効果についての比較テストにおける芽及び根の湿潤質量のダイアグラムである。 土壌の水分保持効果についての比較テストにおける土壌中に保持された水の質量を示す図である。 トウモロコシを使用して濾紙上で行った発芽阻害テストの結果を示す図である。 発芽阻害テストの間におけるトウモロコシの種子の発芽を示す写真である。 小麦を使用して濾紙上で行った発芽阻害テストの結果を示す図である。 発芽阻害テストの間における小麦の種子を示す写真である。 ハツカダイコンの耐乾性能力テストのプロトコルを示す図である。 ハツカダイコンの耐乾性能力テストにおける総灌水量を示す図である。 ハツカダイコンの耐乾性能力テストにおけるハツカダイコンの束の平均質量の概要を示す図である。 ハツカダイコンの耐乾性能力テストにおける各ハツカダイコンの束の質量の概要を示す図である。 ハツカダイコンの耐乾性能力テストにおける各ハツカダイコンの質量の概要を示す図である。 ハツカダイコンの耐乾性能力テストにおけるハツカダイコンの平均質量の概要を示す図である。 マメに対する酸化鉄(III)、酸化鉄(III)+メタ重亜硫酸カリウム及びFeSO添加剤の効果を示す図である。
本発明による方法では、酸化鉄(III)は、そのままで塗布されるか、又は適切な形で処方される。そもそも乾燥土壌については鉄供給が必要とされることを考慮すると、このような処方は、好適には、水分の結合及び保持のために使用される組成物の公知の成分を含んでなることができる。
本発明の組成物は、公知の水分結合剤、公知の湿潤剤、酸化鉄(III)、任意にメタ重亜硫酸カリウム及び水を含んでなる。
水分結合剤として有用な多数の試薬は公知である。これら物質の特異的な特性は、その飽和溶液と接触する空気中における含水量を安定して維持することである。特定の温度では、溶液は空気中に水分を放出し、空気中の相対含水量は前記物質の特徴的な平衡点以下である。このように、このような物質は水分保持物質と呼ばれ、該物質は、特定の含水量において容易に水分を吸収し、このようにして、処理される物質の水分放出度を減少させる。
このような水分保持物質又はその混合物は、特異的な含水指数を有する。特定の有機物質、例えば、いくつかのグリコール及び多価アルコール(例えば、グリセロール及びソルビトール)は、同様の水分保持効果及び水分平衡指数を示す。その結果、それらの溶液は、それらの平衡点を超える相対湿度において、空気中における及び空気からの水分の蒸発を妨げる。
水分保持物質の中でも、例えば、ソルビトール、糖蜜、乳酸カリウム、乳酸ナトリウム、グリセロール、酢酸カリウム、酢酸ナトリウム、植物性脂肪、オリゴフルクトース、カルメロースシロップ、炭酸マグネシウム、ココアファイバーなどが好ましい。好ましくは、ソルビトールが適用される。
本発明による組成物は、水分結合剤10〜80質量%、湿潤剤0.5〜5質量%、酸化鉄(III)0.1〜0.5質量%、メタ重亜硫酸カリウム0〜0.5質量%、及び水約20〜85質量%を含んでなる。特に、組成物が、酸化鉄(III)以外に、任意にメタ重亜硫酸カリウムを含有する場合が好ましい。
発明者らの実験は、本発明による組成物は、ゆるく構造化された土壌においてさえも優秀な土壌の水分保持効果を有する。
本発明による好適な組成物は、糖蜜10〜50質量%、乳酸カルシウム約0.5質量%、ソルビトール5〜30質量%、Tween 20 0.5〜5質量%、酸化鉄(III)0.1〜0.5質量%及びメタ重亜硫酸カリウム0.005〜0.5質量%を含んでなる。
組成物において、酸化鉄(III)は、Fe及びFe又はその混合物の形で存在する。酸化鉄は微粒子状であり、粒径は、好適には、最大限でも50μmであり、好ましくは、20〜40μmである。
本発明の組成物は、上記の特定された割合に従う濃縮物の形が好適である。明らかなように、塗布の際には、当業者にとって塗布技術においてなんら問題が生じないように希釈することが必要である。小面積での使用については、希釈は、好ましくは、10〜1000倍、好適には、50〜150倍である。
本発明による方法では、組成物は、植え付け前又は植え付け後、発芽前又は発芽後に、濃縮物又は希釈溶液/懸濁液の形で座に塗布される。発芽後の使用では、組成物は、好ましくは、地上の植物部分と接触しないように地面に塗布される。塗布は、増殖物質をドレッシングすることによっても達成され、この場合、増殖物質は、濃縮物を使用したそれ自体公知の方法において被覆され、続いて乾燥される。ドレッシング法は当分野において周知である。
本発明の組成物は、土壌の水保持能力を実質的に改善し、同時に、植物の耐乾性を任意に高め、乾燥土壌での収率を高める。これらの効果は、温室及び露天実験の両方で示された。さらに、多くの植物の保護及び植物保持組成物に反して、本発明による組成物は、種子の発芽能力に影響を及ぼさないことが観察された。
本発明による組成物及び処理を使用して得られる結果を、下記の実施例において説明する。対照物質として、米国特許第5,865,869号に従って調製される組成物を使用し、一方、本発明による組成物は、各種の量の酸化鉄(III)及び任意にメタ重亜硫酸カリウムを補足した異なった変形である。
[実施例1]
比較テストにおいて使用した組成物
組成物を表1において特定する。物質の量を、組成物の総質量から算定した質量%で示している。
Figure 2017509570

[実施例2]
トマト及びトウモロコシの種子についての枯れテスト
200ml容器において、トマトの種子を通常の方法で発芽させ、灌水のために15mlを使用することによって60倍希釈の組成物(水59ml+濃縮物1ml)にて灌水した。コントロールの容器については、水15mlを灌水した。
トマトの種子に、完全に干上がることを避けるに足るのみの少ない量の水を1か月間灌水した(1容器当たりの水の総量70ml)。一方、植物の正常な水の要求量は、この期間では、370mlであった。処理から2週間で、植物が枯れ始め、コントロール植物は15日後に腐った。一方、HTC7及びHTC22で処理したサンプルは、21日後に枯れの徴候を現し始めたが、少量の灌水(5ml)にて逆転することができた。コントロール植物の場合には、プロセスは不可逆的であった。テスト植物を図1に示す。HTC7(図では「Ricsi」とラベルしている)及びHTC22は、かなり良好に成長した植物を提供したことが異口同音に認められる。HTC22のケースでは、HTC7のケースにおけるよりも、根が長く、より有毛である。
200ml容器において、トウモロコシの種子をまき、種をまいた際、灌水のために15mlを使用することによって組成物の60倍希釈物(水59ml+濃縮物1ml)にて種子に灌水した。コントロールの容器については、水15mlを灌水した。
植物に、完全に干上がることを避けるに足るのみの少ない量の水を1か月+10日間灌水した(1容器当たりの水の総量40ml)。一方、植物の正常な水の要求量は、この期間では、290mlであった。処理から3週間で、植物が枯れ始め、コントロール植物の場合も同様であった。HTC7は1か月後に枯れの徴候を現し始め、HTC22は、1か月+10日後に枯れの徴候を現し始めた。テスト植物を図2に示す。コントロールと比較して、HTC7(図では「Ricsi」とラベルしている)及びHTC22の両方は、かなり良好に成長した植物を提供したことが異口同音に認められる。HTC22のケースでは、HTC7のケースにおけるよりも、根が長く、より有毛である。
[実施例3]
土壌の水保持能力の試験
トウモロコシの種子を種まきした際に、土壌を処理した(200ml容器に、水59ml+溶液1mlの混合物から15mlにて;コントロールを水15mlにて灌水した)。トウモロコシの種子を温室において6週間生育し、その間、コントロール及び処理した植物の両方に、必要に応じて水を供給した(6週間における水の総量290ml)。図3は、5個の並行試験の結果を示す。
6週間後、植物を栽培媒体から取り出し、それぞれ、同容積200mlを恒量となるまで乾燥した。湿潤質量及び乾燥質量の間の差を示す図は、処理した土壌の水保持能力が、より大きい植物質量がより大きい蒸発を生ずる状況においても、より良好であることを表している。同時に、自然の蒸発及び流出損失が処理によって低減された。テストにおいて得られた結果を図4に示す。
図4から、組成物によって処理した土壌は、コントロールと比べて有意に多い量の水を保持でき、同時に、水供給がかなり良好に平衡化される(標準偏差値が小さいことによって示される)ことが理解される。
コントロール以外に、HTC7及びHTC22を試験することによって上記テストも実施した。テスト結果を図5及び6に示す。植物の芽の湿潤質量及び根の湿潤質量の両方が、コントロールにおけるよりも実質的に大きいことが観察された(図5参照、「USA」はHTC7組成物を意味する)。HTC22は、HTC7処理よりも、芽の湿潤質量において良好な結果を示した。図7において、土壌の水分保持能力が、コントロール及びHTC組成物(図では「USA」とラベルしている)の両方と比較して、HTC22組成物によって有意に増大されたことが理解される。
[実施例4]
発芽能力に対する処理の影響
5つの植物について、2つの培地において、5個の並行実験で、発芽阻害の副作用をテストした。土壌をペトリ皿に充填するか、又は土壌の代わりに、濾紙を使用し、その表面上に種子20〜22個を置いた。濾紙を設置したペトリ皿に、それぞれ、60倍希釈物10mlを注ぎ、コントロールには水10mlを注いだ。土壌に、溶液20ml及び水20mlの混合物をやり、コントロールについては、水40mlを使用した。
テストの結果から、本発明による組成物は、ピーマン、トマト、トウモロコシ、ヒマワリ及び小麦の発芽を阻害せず、さらに、トウモロコシ及びピーマンの発芽は促進されたことが立証された。結果は、湿潤した濾紙上及び土壌中の両方において同様のものであった。
トウモロコシを使用して得られた結果を図7及び8に示し、小麦についての結果を図9及び10に示す。
[実施例5]
ハツカダイコンに対する組成物の耐乾性に関するテスト
ハツカダイコンの種子を植え、その後、ただし、出現以前に、土壌の表面に、100倍希釈の組成物HTC30を噴霧した(用量10L/haに相当)。続いて、コントロール区域について、植物の要求に従った量での水の散布を行い、一方、処理した区域には、コントロールに対して算定してわずかに46%で散水した。テストのプロトコルを図11に示し、総散水量を図12に示す。
テストの終了後、ハツカダイコンの束の質量及びサイズを評価した。ハツカダイコンの束の平均質量及び各ハツカダイコンの束の質量(総計59束)を、それぞれ、図13及び14に示す。図から、処理したハツカダイコンの質量がコントロール植物の98.5%であることが理解された。
収穫に続いて、ハツカダイコンの直径及び平均直径を測定した。結果を図15及び16に示す。処置区域から収穫されたハツカダイコンの直径は、コントロールの場合よりも0.5%大きいことが認められた。
処理した区域からは、54%少ない量の水を散布することによっても、実質的に同量の収穫物が得られたことが認められた。
[実施例5]
土壌栽培システムに対する土壌コンディショニング組成物の効果に関するテストを、マメについて実施した。テストに関して、殺菌剤を使用したため、マメの根粒の原因となる根粒菌(Rhizobium)は存在しなかった。
表面殺菌したマメの種子(変種のインゲンマメ:Phaseolus vulgaris var. Rocco)を、温度20±3℃において3日間発芽させた。その後、各処理について総計60個、10個の発芽植物を、それぞれ、250cmの砂質土壌に植えた。含水量を、殺菌水道水(添加剤を含まない)を使用して(コントロール)及び殺菌水道水にて調製した土壌コンディショニング組成物の1:60倍希釈物を使用して、それぞれ、50%に調整した。
上述のように調製した植物を、人工気候室にて、12/12時間明期間及び温度22/15℃において生育した。処理の間に、植物の最適環境に必要な水供給の50%を与えた。害虫に対する防御のために、性フェロモンを収容する虫取りトラップを植物の近辺に置いた。テストの間、雑草のコントロールは不要であった。
インキュベーション後、生育パラメーター(芽の長さ、根の長さ)及び芽及び根の乾燥質量を測定した。これらのデータから、各処理による芽の質量に関する平均の結果を図17に示す。テスト物質の成分を表1に示す。
テスト結果の評価は、コントロールに比べて、組成物No.7の効果について、有意の質量増加が観察されたが、これは、酸化鉄(III)を含有する組成物No.22での処理について測定された質量増加を越えるものではないことを示した。組成物No.30での処理によって得られた結果は、コントロールに関するものであるが、組成物No.7及び22にて処理したマメについて得られたものよりも実質的に大きいものであった。硫酸鉄(II)を補充した組成物No.7にて得られた質量増加は、同量の鉄を含有する組成物No.22及び30にて得られたものよりもはるかに少ないものであった。
処理した区域からは、54%少ない量の水を散布することによっても、実質的に同量の収穫物が得られたことが認められた。
[実施例6]

Claims (8)

  1. 土壌の水分を保持し及び乾燥土壌における植物の成長を改善するための組成物であって、該組成物は、1以上の水分保持物質及び湿潤剤とともに、増強剤として、酸化鉄(III)及び任意にメタ重亜硫酸カリウムを含んでなることを特徴とする組成物。
  2. 酸化鉄(III)が微粒子状である請求項1に記載の組成物。
  3. 増強剤として、酸化鉄(III)及びメタ重亜硫酸カリウムを含んでなる請求項1に記載の組成物。
  4. 水分保持物質として、糖蜜、乳酸カルシウム及びソルビトール、及び湿潤剤としてTween20、及び増強剤として、Fe、Fe及びメタ重亜硫酸カリウムを含んでなる、請求項1〜3のいずれかに記載の組成物。
  5. 糖蜜 10〜50質量%
    乳酸カリウム 0.5〜5質量%
    ソルビトール 5〜30質量%
    Tween20 0.5〜5質量%
    Fe/Fe 0.1〜0.5質量%
    メタ重亜硫酸カリウム 0.05〜0.5質量%
    水 19.5〜84質量%
    を含んでなる請求項4に記載の組成物。
  6. 土壌の水分を結合する方法であって、土壌を、請求項1〜5のいずれかに記載の組成物で処理すること特徴とする、方法。
  7. 植物の生育及び耐乾性を増大する方法であって、植物の座及び/又は増殖物質を、請求項1〜5のいずれかに記載の組成物で処理すること特徴とする、方法。
  8. 水分保持組成物の効力を増大させるために使用される請求項1〜5のいずれかに記載の組成物。
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