JP2013229810A5 - 制御装置、映像監視システム、設定方法、及び、プログラム - Google Patents

Description

本発明は、制御装置、映像監視システム、設定方法、及び、プログラムに関するものである。

本発明の制御装置は、カメラによって撮像された映像を解析することにより、イベントを発生させるイベント発生手段と、前記イベント発生手段によって発生したイベントの種別に応じて、蓄積手段に蓄積する映像の時間を制御する制御手段とを有することを特徴とする。

本発明によれば、イベント発生前の映像を録画する時間の設定が不要になり操作の簡略化が可能になる。
また、イベント種別毎に好適な録画時間を自動で設定することができるので、監視対象の動作をもれなく録画することが可能である。

Claims (13)

1. カメラによって撮像された映像を解析することにより、イベントを発生させるイベント発生手段と、
   前記イベント発生手段によって発生したイベントの種別に応じて、蓄積手段に蓄積する映像の時間を制御する制御手段とを有することを特徴とする制御装置。
2. 前記種別は、物体が置かれてから一定時間物体の存在が継続することを検知する置き去り検知であることを特徴とする請求項１に記載の制御装置。
3. 前記種別は、物体が持ち去られてから一定時間物体の存在が継続していないことを検知する持ち去り検知であることを特徴とする請求項１に記載の制御装置。
4. 前記種別は、画面の大部分の変化が一定時間継続することを検知するいたずら検知であることを特徴とする請求項１に記載の制御装置。
5. 前記蓄積手段に蓄積する映像を一時的に記憶しておくバッファ手段を備え、
   前記バッファ手段のサイズは、発生したイベントの経過時間の間に撮像された映像が録画可能なサイズであることを特徴とする請求項１に記載の制御装置。
6. 複数のイベントの種別が発生した場合、最長の前記経過時間をバッファ手段の容量とすることを特徴とする請求項５に記載の制御装置。
7. 前記バッファ手段のうち、発生したイベントの前記経過時間に対応する映像のみを録画することを特徴とする請求項５に記載の制御装置。
8. 任意の時間をバッファの増分としてクライアントから設定を可能とすることを特徴とする請求項５に記載の制御装置。
9. 検知イベントが発生する前の録画バッファの増分の算出方法は、検知対象物体と画角の端までの最長の長さを、人間が歩く平均的な速度で移動する所要時間とすることを特徴とする請求項１に記載の制御装置。
10. 人間が歩く平均的な速度は、カメラを起動した後にカメラが検出した全ての人物の歩行速度を測定し、その平均値から導くことを特徴とする請求項９に記載の制御装置。
11. カメラによって撮像された映像を解析することにより、イベントを発生させるイベント発生手段と、
    前記イベント発生手段によって発生したイベントの種別に応じて、蓄積手段に蓄積する映像の時間を制御する制御手段とを有するカメラによって撮像された映像を利用して映像認識処理を行うことを特徴とする映像監視システム。
12. 制御装置において録画時間を設定する設定方法であって、
    カメラによって撮像された映像を解析することにより、イベントを発生させるイベント発生工程と、
    前記イベント発生工程において発生したイベントの種別に応じて、蓄積手段に蓄積する映像の時間を制御する制御工程とを有することを特徴とする設定方法。
13. カメラによって撮像された映像を解析することにより、イベントを発生させるイベント発生工程と、
    前記イベント発生工程において発生したイベントの種別に応じて、蓄積手段に蓄積する映像の時間を制御する制御工程とをコンピュータに実行させるためのプログラム。