JP2013227811A - クロス壁用補修材、及びクロス壁の補修方法 - Google Patents

クロス壁用補修材、及びクロス壁の補修方法 Download PDF

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洋行 飯島
Tadashi Fujioka
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Abstract

【課題】クロス壁におけるクロスの補修を簡単に行うことができ、かつ補修箇所が目立たないクロス壁用補修材とクロス壁の補修方法を提供する。
【解決手段】クロス壁補修材1は、正面視が略円形の薄いシートである。クロス壁補修材1の周縁部6は不規則な凹凸形状を成しており、かつ表面は複雑な凹凸模様を成している。クロス壁補修材1を、クロスの補修対象部分(破れ、汚れ、穴、傷など)を含む領域に貼付することにより、補修箇所が目立つことなく、簡単にクロスを補修することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、クロス壁用補修材、及びクロス壁の補修方法に関する。本発明は、クロス壁におけるクロスが破れた部分や汚れた部分の補修に有用である。
家屋等において内装施工されたクロスは、経年使用によって破れたり汚れたりし、部分的な補修が必要となることがある。クロスを補修する方策としては、樹脂等からなる壁紙補修剤を使用する方法がある(例えば、特許文献1)。例えば、クロス上に生じた小さな穴や傷に壁紙補修剤を塗着することにより、クロスを補修することができる。
その他の方策として、新品のクロスを適当な大きさに切断し、補修対象部分に貼付することが挙げられる。
特開平10−259365号公報
壁紙補修剤を用いた方策は、小さな穴や傷の補修には適しているが、補修対象部分が広範囲になると適用が難しくなる。また、作業にある程度の熟練が必要であり、家庭で行うには難しい場合がある。新品のクロスを切断して用いる方策は、作業の仕方によっては、元のクロスと貼付したクロスとの境界が目立ってしまうおそれがある。
そこで本発明は、クロス壁におけるクロスの補修を簡単に行うことができ、かつ補修箇所が目立たないクロス壁用補修材とクロス壁の補修方法を提供することを目的とする。
上記した課題を解決するための請求項1に記載の発明は、表面積が0.7cm2〜300cm2のシートからなり、その全周縁部は不規則な凹凸形状であり、前記周縁部の凹凸形状の平均線を結んだ平均輪郭線を想定したとき、当該凹凸形状には平均輪郭線1cmあたり2個以上の凸部があり、前記凸部とこれに隣接する凹部との間の凹凸の最大深さが1mm〜20mmであり、裏面側に糊層を有し、表面側に凹凸模様があり、当該表面側の凹凸模様における凸部分の表面は平滑であり、凹部分の表面は不規則であることを特徴とするクロス壁用補修材である。
本発明のクロス壁用補修材は、表面積が所定範囲のシートからなるものであり、全周縁部が不規則な凹凸形状であるとともに、表面側に凹凸模様を有するものである。
本発明のクロス壁用補修材における全周縁部の不規則な凹凸形状は、周縁部の凹凸形状の平均線を結んだ平均輪郭線を想定したとき、当該凹凸形状には平均輪郭線1cmあたり2個以上の凸部があり、前記凸部とこれに隣接する凹部との間の凹凸の最大深さが1mm〜20mmのものである。そのため、クロスの補修対象部分(破れ、汚れ、穴、傷など)に貼付したときに、周縁部の不規則な凹凸形状が元のクロスと視覚的に調和し、境界部分が目立たない。
また、本発明のクロス壁用補修材は、表面側に凹凸模様を有しており、かつ、当該凹凸模様における凸部分の表面は平滑で、凹部分の表面は不規則であるので、外観が自然である。
さらに、シートの裏面側には糊層を有するので、容易に貼付することができる。
さらに、本発明のクロス壁用補修材の表面積は0.7cm2〜300cm2であり、小さい穴や傷から、ある程度大きい破れや汚れまで、幅広いサイズの補修対象部分に対応することができる。
本発明のクロス壁用補修材によれば、補修箇所が目立ちにくく、かつ補修作業が容易に行える。
請求項1に記載のクロス壁用補修材において、紙、樹脂、及び布から選ばれた素材からなるシート本体を有し、当該シート本体の表面に石膏で前記凹凸模様が形成されている構成が好ましい(請求項2)。
請求項3に記載の発明は、クロス壁におけるクロスの補修対象部分及びその周辺を清掃する工程と、前記補修対象部分を含む領域に、請求項1又は2に記載のクロス壁用補修材を貼付する工程とを包含することを特徴とするクロス壁の補修方法である。
本発明はクロス壁の補修方法に係るものであり、クロス壁におけるクロスの補修対象部分及びその周辺を清掃する工程と、前記補修対象部分を含む領域に上記クロス壁用補修材を貼付する工程とを包含する。本発明のクロス壁の補修方法によれば、補修箇所が目立ちにくく、かつ補修作業が容易に行える。
補修対象部分の例としては、クロスの破れ、汚れ、穴、傷などが生じた部分が挙げられる。
請求項4に記載の発明は、前記補修対象部分を含む領域に、別途用意したシートを貼付し、当該シートの上に前記クロス壁用補修材を貼付することを特徴とする請求項3に記載のクロス壁の補修方法である。
本発明のクロス壁の補修方法では、補修対象部分を含む領域に、別途用意したシートを貼付し、当該シートの上にクロス壁用補修材を貼付する。かかる構成により、別途用意したシートが補強材として機能し、貼付後のクロス壁用補修材の強度が高く保たれる。
請求項5に記載の発明は、前記クロス壁用補修材と元のクロス壁との境界部分を着色する工程をさらに包含することを特徴とする請求項3又は4に記載のクロス壁の補修方法である。
かかる構成により、元のクロスとの境界部分がさらに目立たなくなる。
本発明のクロス壁用補修材によれば、補修箇所が目立ちにくく、かつ補修作業が容易に行える。
本発明のクロス壁の補修方法についても同様であり、補修箇所が目立ちにくく、かつ補修作業が容易に行える。
本発明の一実施形態に係るクロス壁補修材を示す正面図である。 図1のクロス壁補修材の積層構造を示す断面図である。 図1のクロス壁補修材における周縁部の凹凸形状を示す拡大図である。 図1のクロス壁補修材における表面層の凹凸の状態を示す断面図である。 クロス壁の補修手順を説明する説明図であり、(a)は補修対象部分を特定した状態、(b)はクロス壁補修材を貼付した状態を示す。 本発明の他の実施形態に係るクロス壁補修材を示す正面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、発明の理解を容易にするために、各図面において、各部材の大きさや厚みについては一部誇張して描かれており、実際の大きさや比率等とは必ずしも一致しないことがある。さらに、本発明が以下の実施形態に限定されないことは当然である。
本発明の一実施形態に係るクロス壁補修材1は、図1に示すように、正面視が略円形の薄いシートである。クロス壁補修材1は、図2に示すように、シート本体2の一方の面に表面層3が設けられ、他方の面に糊層5が設けられた3層構造を有している。シート本体2は、紙、樹脂、布等からなるシート状の基材である。表面層3は石膏からなり、後に詳述する凹凸模様が表面に形成されている。なお図2では凹凸模様の図示を省略している。糊層5は接着性を有する層であり、クロス壁補修材1を貼付する際の糊として機能する。クロス壁補修材1の非使用時においては、糊層5は離型紙で覆われている。
クロス壁補修材1においては、その周縁部6の形状(凹凸形状)と、表面の形状(凹凸模様)に特徴がある。
クロス壁補修材1は、巨視的には正面視において略円形であるが(図1)、周縁部6がその全周にわたって不規則な凹凸形状を成している。詳細には、図3に示すように、周縁部6は、複数の凸部7と複数の凹部8が不規則に並んだ凹凸形状を成している。周縁部6における凹凸形状の平均線を結んだ平均輪郭線10を想定したとき、1cmの平均輪郭線10あたり、少なくとも2個の凸部7が存在している。さらに、互いに隣接する凸部7と凹部8の間の最大深さが1mm〜20mmである。
またクロス壁補修材1においては、石膏からなる表面層3の表面に、凹凸模様が形成されている。当該凹凸模様は、図1に示すように、正面視において不規則な模様を成している。この不規則な模様は、複数の凸部分12と複数の凹部分15が混じり合って形成されている。凹凸の状態に着目すると、図4に示すように、凸部分12は、いずれもその表面16が平滑であり、高さが揃っている。一方、凹部分15の表面17はいずれも不規則であり、高さは揃っていない。これにより、クロス壁補修材1の表面は、微妙な凹凸の質感を発揮することができる。
クロス壁補修材1の表面積における、凸部分12と凹部分15が占める比率は特に限定はないが、例えば、2:8〜8:2の範囲とすることができる。
本実施形態のクロス壁補修材1の正面視における直径は、10mm〜150mm程度である。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、表面積が0.7cm2〜300cm2の範囲であれば、10mm未満や150mm超でもよい。
クロス壁補修材1を用いて、クロスを補修する手順の一例を示す。まず、クロス壁におけるクロス20の補修対象部分18(破れ、汚れ、穴、傷などがある部分)を特定する(図5(a))。そして、補修対象部分18とその周辺を清掃する。例えば、ウエス等を用いて汚れをきれいに拭き取る。次に、当該補修対象部分18を含む領域に、当該領域を覆うことができるサイズのクロス壁補修材1を貼付する(図5(b))。例えば、補修対象部分18が直径60mm〜100mm程度の穴であれば、直径130mm程度の略円形のクロス壁補修材1を使用すればよい。クロス壁補修材1による補修作業は、基本的にこれで終了である。クロス壁補修材1によれば、周縁部6が不規則な凹凸形状を成しているとともに、表面に凹凸模様が形成されているので、元のクロス20との境界部分が目立ちにくい。
なお、クロス壁補修材1を貼付する際には、必要に応じて、補強シートを当該領域に予め貼付し、その上からクロス壁補修材1を貼付してもよい。補強シートとしては、本実施形態におけるシート本体2と同様のシート材を採用することができる。補助シートの大きさは、例えば、クロス壁補修材1より一回り小さいサイズとすることができる。
また、クロス壁補修材1の貼付終了後に、必要に応じて、クロス壁補修材1と元のクロス20との境界部分を着色処理して色合わせし、境界部分をさらに目立たなくすることができる。その他、穴埋め材を用いて、表面の凹凸模様を微調整することもできる。
上記した実施形態では、クロス壁補修材1の全体形状が略円形であるが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図6に示すクロス壁補修材21は正面視が帯状である。クロス壁補修材21においても、周縁部6が不規則な凹凸形状であるとともに、表面に凹凸模様が形成されている。本実施形態のクロス壁補修材21は、例えば、クロス壁のコーナー部分の補修に有用である。
1 クロス壁補修材
2 シート本体
3 表面層
5 糊層
6 周縁部
7 凸部
8 凹部
10 平均輪郭線
12 凸部分
15 凹部分
16 表面
17 表面
18 補修対象部分
20 クロス
21 クロス壁補修材

Claims (5)

  1. 表面積が0.7cm2〜300cm2のシートからなり、その全周縁部は不規則な凹凸形状であり、前記周縁部の凹凸形状の平均線を結んだ平均輪郭線を想定したとき、当該凹凸形状には平均輪郭線1cmあたり2個以上の凸部があり、前記凸部とこれに隣接する凹部との間の凹凸の最大深さが1mm〜20mmであり、裏面側に糊層を有し、表面側に凹凸模様があり、当該表面側の凹凸模様における凸部分の表面は平滑であり、凹部分の表面は不規則であることを特徴とするクロス壁用補修材。
  2. 紙、樹脂、及び布から選ばれた素材からなるシート本体を有し、当該シート本体の表面に石膏で前記凹凸模様が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のクロス壁用補修材。
  3. クロス壁におけるクロスの補修対象部分及びその周辺を清掃する工程と、前記補修対象部分を含む領域に、請求項1又は2に記載のクロス壁用補修材を貼付する工程とを包含することを特徴とするクロス壁の補修方法。
  4. 前記補修対象部分を含む領域に、別途用意したシートを貼付し、当該シートの上に前記クロス壁用補修材を貼付することを特徴とする請求項3に記載のクロス壁の補修方法。
  5. 前記クロス壁用補修材と元のクロス壁との境界部分を着色する工程をさらに包含することを特徴とする請求項3又は4に記載のクロス壁の補修方法。
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