JP2013227103A - チェーンコンベヤ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】搬送物の種類による払い出し能力の変動を抑制でき、払い出し能力の調整作業を簡易にできるチェーンコンベヤ装置を提供する。
【解決手段】長手方向一方の上部2aに搬送物の投入口3を有し、長手方向他方の底部2bに長手方向に間隔をおいてスライドゲート5付きの複数の払い出し口4を有するコンベヤケース2と、該コンベヤケース2内の長手方向両方に設けられたスプロケット6,7に巻き掛けられ、下部の往路8および上部の復路9に沿って循環する無端状の搬送チェーン10と、該搬送チェーン10の両側に所定の間隔で設けられ前記投入口3からコンベヤケース内に投入された搬送物を前記払い出し口4に搬送する掻き板11とを備えたチェーンコンベヤ装置において、前記掻き板11に前記コンベヤケース2内の搬送物の流れる領域を幅方向の複数の領域に分割するしきい板を端部同士が重なり合うように搬送方向に縦列に設けている。
【選択図】図1

Description

本発明は、チェーンコンベヤ装置に係り、特に払い出し能力を調整する技術に関するものである。
粉粒体などの搬送物を搬送するチェーンコンベヤ装置としては、例えば特許文献1に示すもの(粉粒体搬送用フローコンベヤの排出構造)が知られている。これは、コンベヤケースと、このコンベヤケースの中を循環走行するアタッチメントを持つチェーンと、コンベヤケースの底板に設けた開閉可能な排出口とを有し、コンベヤケースの底板にチェーンの走行をガイドするレールが敷設され、排出口はコンベヤの走行方向に対して左右に開閉する観音扉開閉構造とされ、レールが排出口において観音扉の開閉に連動して分割開閉するようになっている。これにより、搬送物の残留をなくすと共に、装置のコンパクト化を図っている。
特開2006−44863号公報
ところで、従来のチェーンコンベヤ装置においては、複数の搬送ルートへの払い出しを行う場合、払い出し口となるスライドゲートの開度と払い出し能力との関係を予想することが困難であった。そのため、実際に搬送物を搬送して、指定の払い出し能力を得るようにスライドゲートの開度を調整しているのが現状であり、その調整作業には多くの時間と労力を要するという問題があった。
なお、搬送物の種類(安息角、粒子径の大きさや形状等)によっては、払い出し能力が変動するため、スライドゲートの開度を再調整する必要があり、その調整作業が大変であった。
本発明は、前記事情を考慮してなされたものであり、搬送物の種類による払い出し能力のバラツキを抑制でき、払い出し能力の調整作業を簡易にできるチェーンコンベヤ装置を提供することを目的とする。
本発明は、長手方向一方の上部に搬送物の投入口を有し、長手方向他方の底部に長手方向に間隔をおいてスライドゲート付きの複数の払い出し口を有するコンベヤケースと、該コンベヤケース内の長手方向両方に設けられたスプロケットに巻き掛けられ、下部の往路および上部の復路に沿って循環する無端状の搬送チェーンと、該搬送チェーンの両側に所定の間隔で設けられ前記投入口からコンベヤケース内に投入された搬送物を前記払い出し口に搬送する掻き板とを備えたチェーンコンベヤ装置において、前記掻き板に前記コンベヤケース内の搬送物の流れる領域を幅方向の複数の領域に分割するしきい板を端部同士が重なり合うように搬送方向に縦列に設けたことを特徴とする。
前記しきい板が前記掻き板に固着具で取付けられる取付板を有し、該取付板にはしきい板の幅方向の位置調整を可能とする長穴状の取付孔が設けられていることが好ましい。
前記払い出し口には前記スライドゲートを片開きにした時に前記掻き板が傾斜しないように案内する傾斜防止ガイドが設けられていることが好ましい。
前記コンベヤケース内の搬送方向における前記払い出し口の前後に搬送物の流量を計測する流量計が設けられ、これら流量計の計測値から求めた実流量に基づいてスライドゲートの開度が設定されることが好ましい。
また、本発明は、長手方向一方の上部に搬送物の投入口を有し、長手方向他方の底部に長手方向に間隔をおいてスライドゲート付きの複数の払い出し口を有するコンベヤケースと、該コンベヤケース内の長手方向両方に設けられたスプロケットに巻き掛けられ、下部の往路および上部の復路に沿って循環する無端状の搬送チェーンと、該搬送チェーンの両側に所定の間隔で設けられ前記投入口からコンベヤケース内に投入された搬送物を払い出し口に搬送する掻き板とを備えたチェーンコンベヤ装置において、前記コンベヤケース内に搬送物の流れる領域を幅方向の複数の領域に分割するしきい板を前記往路上の搬送チェーンを含む掻き板の直上に配置したことを特徴とする。
前記しきい板が、コンベヤケース内の幅方向中央に配置された固定しきい板と、該固定しきい板の両側方に移動調節可能に設けられた可動しきい板とからなることが好ましい。
本発明によれば、搬送物の種類による払い出し能力のバラツキを抑制でき、払い出し能力の調整作業を簡易にできる。
本発明に係るチェーンコンベヤ装置の一実施形態を概略的に示す縦断面図である。 図1のX−X線拡大断面図である。 搬送チェーンの構成を示す図で、(a)は平面図、(b)側面図である。 しきい板の正面図である。 スライドゲートをしきい板の位置に合わせて指定の払い出し能力とする場合を説明する説明図である。 スライドゲートを片開きにした場合における搬送チェーンのねじれを防止する構造を示す部分的拡大断面図である。 本発明に係るチェーンコンベヤ装置の他の実施形態を概略的に示す縦断面図である。 図7のY−Y線拡大断面図である。 スライドゲートをしきい板の位置に合わせて指定の払い出し能力とする場合を説明する説明図である。
以下に、本発明を実施するための形態を添付図面に基づいて詳述する。
図1ないし図2において、1Aは例えば図示しないアンローダにより船倉から荷揚げされる小麦、大豆、メイズ等の粒体状の搬送物(荷)を複数の搬送ルートへ払い出すためのチェーンコンベヤ装置である。このチェーンコンベヤ装置1Aは、長尺の箱状のコンベヤケース2を有し、このコンベヤケース2の長手方向一方の上部2aには搬送物Mの投入口3が設けられ、長手方向他方の底部2bには複数(図示例では3個)の払い出し口4、即ち第1払い出し口4a、第2払い出し口4bおよび第3払い出し口4cが長手方向に間隔をおいて設けられている。各払い出し口4a〜4cには、左右一対のゲート板5a,5bを有する開度調整可能なスライドゲート5がそれぞれ設けられている(図5参照)。
コンベヤケース2内の長手方向両方には、スプロケット6,7が配置され、両スプロケット6,7には下部の往路8および上部の復路9に沿って循環する無端状の搬送チェーン10が巻き掛けられている。搬送チェーン10の両側には、投入口3からコンベヤケース2内に投入された搬送物Mを払い出し口4に搬送する掻き板11が所定の間隔で設けられている。第3の払い出し口4c側にあるスプロケット6が減速機付きの駆動部12により駆動される駆動スプロケットであり、投入口3側にあるスプロケット7が従動スプロケットである。
搬送チェーン10は、図3に示すように多数の長円形のプレート13を、前後を重なり合わせた状態で、ローラ14によって回動可能に連結したもので、所定の長さの無端状に形成されている。プレート13の外面には、一つおきに、掻き板11が突設されている。また、プレート13の外面と掻き板11との間には、補強板16が斜めに介設されている。
複数の搬送ルートへ指定の払い出し能力で搬送物を払い出し可能とするために、コンベヤケース2内には、コンベヤケース2内に搬送物の流れる領域を幅方向の複数(図示例では中央部及び左右両側部の計3つ)の領域に分割して仕切るしきい板17が設けられ、スライドゲート5のゲート板5a,5bを前記しきい板17の位置に合わせて開くことで前記払い出し口4の真上の所定領域の搬送物Mを払い出すように構成されている。この場合、しきい板17を設ける形態としては、しきい板17を移動側である掻き板11に設ける形態(第1の発明、図1参照)と、しきい板17を固定側であるコンベヤケース2に設ける形態(第2の発明、図7参照)とがあり、先ず、前者のしきい板17を掻き板11に設ける形態について説明する。
図3の(a)ないし(b)に示すように、しきい板17は、搬送チェーン10の両側部から突出した掻き板11に対して直交するように互いに平行に設けられ、搬送方向に隣接するしきい板17間から搬送物が漏れ出ないように端部同士が重なり合う重合部18を有するように搬送方向に縦列に設けられている。
しきい板17は、金属製の平板からなっている。しきい板17を掻き板11に取付けるために、図4に示すようにしきい板17の下部中央には掻き板11に係合する係合溝19が形成されていると共に、その係合溝19に隣接してしきい板17の両面には掻き板11に固着具例えばボルト20とナット21により取付けられる取付板22が突設されている。取付板22には、しきい板17の幅方向〔図4(a)の矢印方向〕の位置調整を可能とする長穴状の取付孔23が設けられている。
下部レールである往路8はコンベヤケース2の底部2bの上面中央に長手方向に沿って設けられている。上部レールである復路9をコンベヤケース2内の上方中央に長手方向に沿って配置するために、コンベヤケース2内の高さ方向中間位置の両側部(側板)2c,2d間にはコンベヤケース2の長手方向に適宜間隔で横材24が横架され、各横材24の中央部には復路9を支持する縦材25が立設されている。
投入口3には、アンローダにより荷揚げされる搬送物Mが投入されるが、この場合、搬送物Mをコンベヤケース2内の幅方向中央部に集中しないように、コンベヤケース2内の幅方向に均等に投入するために、搬送チェーン10の搬送方向へ投入するシュータ26が連結されている(図1参照)。しきい板17の位置に合わせてスライドゲート5のゲート板5a,5bを開くことで払い出し口4におけるゲート口27の真上の所定領域の搬送物を払い出すように構成されている(図5参照)。
コンベヤケース2内の分割された領域を搬送される搬送物Mの流量を計測するために、コンベヤケース2内の搬送方向における例えば第1の払い出し口4aの前後には、羽根車式の流量計28a,28bが設けられ、これら流量計28a,28bの計測値から求めた実流量に基づいてスライドゲート5の開度が設定されるようになっている。なお、流量計は、第2、第3の払い出し口4b、4cの前後にも設けられる(図示省略)。
次に、チェーンコンベヤ装置1Aの作用を述べる。このチェーンコンベヤ装置1Aによれば、例えば図5(a)に示すようにスライドゲート5の左右のゲート板5a,5bを全開にすると、しきい板17により中央および両側の計3つの領域に分割された搬送物であってゲート口27の真上の全領域の搬送物Mが400t/h(毎時400トン)で払い出される。図5(b)に示すようにスライドゲート5の一方のゲート板5aを一方のしきい板17に合わせて閉に、他方のゲート板5bを開にすると、中央および他方の計2つの領域に分割された搬送物であってゲート口27の真上の当該領域の搬送物Mが300t/hで払い出される。図5(c)に示すようにスライドゲート5の左右のゲート板5a,5bをそれぞれ近傍のしきい板17に合わせて閉にすると、中央の領域に分割された搬送物であってゲート口27の真上の当該領域の搬送物Mが200t/hで払い出される。
チェーンコンベヤ装置1Aの払い出し口4(4a〜4c)から複数の搬送ルート(例えば地上コンベヤ1〜3系統)へ指定の払い出し能力で搬送物を払い出す場合、表1に示すように、地上コンベヤ1系統のみに払い出す場合、400t/hの払い出しが可能であり、地上コンベヤ1及び2系統に払い出す場合、300t/hと100t/hの払い出しまたは200t/hと200t/hの払い出しが可能である。地上コンベヤ1〜3系統に払い出す場合、200t/h、100t/hおよび100t/hの払い出しが可能である。
従って、本実施形態のチェーンコンベヤ装置1Aによれば、搬送物の種類による払い出し能力のバラツキを抑制できると共に、払い出し能力の調整作業を簡易にできる。取付板22には、しきい板17の幅方向の位置調整を可能とする長穴状の取付孔23が設けられているため、しきい板17の幅方向の調整が容易にでき、払い出し能力の調整が可能となる。
コンベヤケース2内の搬送方向における例えば第1の払い出し口4aの前後には、羽根車式の流量計28a,28bが設けられ、これら流量計28a,28bの計測値から求めた実流量に基づいてスライドゲート5の開度が設定されるため、搬送物Mを精度の高い流量で払い出すことができる。
なお、スライドゲート5は、払い出しの際に、搬送チェーン10のねじれが発生しないように両開き方式を基本とすることが好ましい。片開き方式のスライドゲートも適用可能とするために、図6に示すように払い出し口4には、スライドゲート5を片開きにした時に掻き板11が仮想線で示すように傾斜することのないように案内する傾斜防止ガイド29が設けられていることが好ましい。
次に、しきい板17を固定側であるコンベヤケース2側に設ける形態(第2の発明)のチェーンコンベヤ装置1Bについて、図7〜図9を参照して説明する。図7〜図9において、図1、図2と同一部分は同一参照符号を付して説明を省略する。
しきい板17として、コンベヤケース2内の幅方向中央に配置される固定しきい板17aと、この固定しきい板17aの両側方に配置される可動しきい板17b,17cとが用いられている。コンベヤケース2内には、復路9を支持する横材24が復路9に近接して設けられ、縦材25(図2参照)は設けられていない。
固定しきい板17aは、横材24の下部中央に垂下された状態で取付けられ、固定しきい板17aの下端は往路8上の搬送チェーン10に近接されている。可動しきい板17b,17cは、コンベヤケース2の左右の側部2c,2dに調節ネジ30を介して幅方向に調節可能に取付けられ、可動しきい板17b,17cの下端は掻き板11に近接されている。すなわち、固定しきい板17aおよび可動しきい板17b,17cは、往路8上の搬送チェーン10を含む掻き板11の直上に配置されている。
調節ネジ30の摘み部30aは、コンベヤケース2の外部に配置され、摘み部30aを回すことで可動しきい板17b,17cをコンベヤケース2内の幅方向に移動調節してしきい幅を調整できるようになっている。なお、可動しきい板17b,17cは、横材24に固定されていない。可動しきい板17b,17cには、調節ネジ30を螺合する雌ネジ部材31が設けられている。
固定しきい板17aおよび可動しきい板17b,17cの投入口側先端部には、搬送物の搬送の抵抗になるのを低減するために搬送方向に向かって傾斜した傾斜部32が形成されている。投入口3には図1の実施形態と同様にシュータ26が設けられていても良いが、投入口3から中央しきい板17aおよび側方しきい板17b,17cの投入口側先端部までの距離が長ければ、投入される搬送物が平坦化しやすいため、必ずしも図1の実施形態と同様のシュータ26が設けられていなくても良い。
本実施形態のチェーンコンベヤ装置1Bによれば、例えば図9(a)に示すようにスライドゲート5の左右のゲート板5a,5bを全開にすると、中央の固定しきい板17aおよび両側の可動しきい板17b,17cにより計4つの領域に分割された搬送物であって払い出し口におけるゲート口27の真上の全領域の搬送物Mが400t/hで払い出される。
図9(b)に示すようにスライドゲート5の一方のゲート板5aを一方の可動しきい板17bに合わせて閉に、他方のゲート板5bを開にすると、中央の固定しきい板17aおよび他側の可動しきい板17cにより計3つの領域に分割された搬送物であってゲート口27の真上の当該領域の搬送物Mが300t/hで払い出される。
図9(c)に示すようにスライドゲート5の左右のゲート板5a,5bをそれぞれ近傍の可動しきい板17b,17cに合わせて閉にすると、中央の固定しきい板17aおよび両側の可動しきい板17b,17cにより計2つの領域に分割された搬送物であってゲート口の真上の当該領域の搬送物Mが200t/hで払い出される。
図9(d)に示すようにスライドゲート5の一方のゲート板5aを中央の固定しきい板17aに合わせて閉にし、他方のゲート板5bを他側の可動しきい板17cに合わせて閉にすると、中央の固定しきい板17aおよび他側の可動しきい板17cにより1つの領域に分割された搬送物であってゲート口27の真上の当該領域の搬送物Mが100t/hで払い出される。
チェーンコンベヤ装置1Bの払い出し口4(4a〜4c)から複数の搬送ルート(例えば地上コンベヤ1〜3系統)へ指定の払い出し能力で搬送物を払い出す場合、表2に示すように、地上コンベヤ1系統のみに払い出す場合、400t/hの払い出しが可能であり、地上コンベヤ1及び2系統に払い出す場合、300t/hと100t/hの払い出しまたは200t/hと200t/hの払い出しが可能である。地上コンベヤ1〜3系統に払い出す場合、200t/hと100t/hと100t/hの払い出しまたは100t/hと200t/hと100t/hの払い出しが可能である。
従って、本実施形態のチェーンコンベヤ装置1Bによれば、搬送物の種類による払い出し能力のバラツキを抑制できると共に、払い出し能力の調整作業を簡易にできる。しきい板17が、コンベヤケース内の幅方向中央に配置された固定しきい板17aと、該固定しきい板17aの両側方に移動調節可能に設けられた可動しきい板17b,17cとからなるため、払い出し能力の幅広い調整が可能となる。
本実施形態の固定しきい板17aおよび可動しきい板17b,17cは、搬送物の搬送方向への流れに対して固定であるため、図1の実施形態のしきい板17に比して搬送物の搬送の抵抗になるが、固定しきい板17aおよび可動しきい板17b,17cの投入口側先端部には搬送方向に向かって傾斜した傾斜部32が形成されているため、搬送物の搬送の抵抗になるのを低減することができる。
1A,1B チェーンコンベヤ装置
2 コンベヤケース
3 投入口
5 スライドゲート
6 駆動スプロケット
7 従動スプロケット
8 往路
9 復路
10 搬送チェーン
11 掻き板
17 しきい板
17a 固定しきい板
17b,17c 可動しきい板
22 取付板
23 取付孔
28a,28b 流量計
29 傾斜防止ガイド
31 傾斜部

Claims (6)

  1. 長手方向一方の上部に搬送物の投入口を有し、長手方向他方の底部に長手方向に間隔をおいてスライドゲート付きの複数の払い出し口を有するコンベヤケースと、該コンベヤケース内の長手方向両方に設けられたスプロケットに巻き掛けられ、下部の往路および上部の復路に沿って循環する無端状の搬送チェーンと、該搬送チェーンの両側に所定の間隔で設けられ前記投入口からコンベヤケース内に投入された搬送物を前記払い出し口に搬送する掻き板とを備えたチェーンコンベヤ装置において、前記掻き板に前記コンベヤケース内の搬送物の流れる領域を幅方向の複数の領域に分割するしきい板を端部同士が重なり合うように搬送方向に縦列に設けたことを特徴とするチェーンコンベヤ装置。
  2. 前記しきい板が前記掻き板に固着具で取付けられる取付板を有し、該取付板にはしきい板の幅方向の位置調整を可能とする長穴状の取付孔が設けられている請求項1に記載のチェーンコンベヤ装置。
  3. 前記払い出し口には前記スライドゲートを片開きにした時に前記掻き板が傾斜しないように案内する傾斜防止ガイドが設けられている請求項1または2に記載のチェーンコンベヤ装置。
  4. 前記コンベヤケース内の搬送方向における前記払い出し口の前後に搬送物の流量を計測する流量計が設けられ、これら流量計の計測値から求めた実流量に基づいてスライドゲートの開度が設定される請求項1〜3何れかに記載のチェーンコンベヤ装置。
  5. 長手方向一方の上部に搬送物の投入口を有し、長手方向他方の底部に長手方向に間隔をおいてスライドゲート付きの複数の払い出し口を有するコンベヤケースと、該コンベヤケース内の長手方向両方に設けられたスプロケットに巻き掛けられ、下部の往路および上部の復路に沿って循環する無端状の搬送チェーンと、該搬送チェーンの両側に所定の間隔で設けられ前記投入口からコンベヤケース内に投入された搬送物を払い出し口に搬送する掻き板とを備えたチェーンコンベヤ装置において、前記コンベヤケース内に搬送物の流れる領域を幅方向の複数の領域に分割するしきい板を前記往路上の搬送チェーンを含む掻き板の直上に配置したことを特徴とするチェーンコンベヤ装置。
  6. 前記しきい板が、コンベヤケース内の幅方向中央に配置された固定しきい板と、該固定しきい板の両側方に移動調節可能に設けられた可動しきい板とからなる請求項5に記載のチェーンコンベヤ装置。
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