JP2013226460A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電源復帰時において、遊技の結果に影響を及ぼす演出では、少なくとも音による演出を再度出力させて遊技利益を享受させ、遊技の結果に影響を及ぼさない演出では、記憶処理及び再開処理を簡素化して処理負担を軽減させた遊技機を提供する。
【解決手段】 複数列を有する図柄の変動と停止とを含む遊技を1ゲームとし、図柄の変動を列ごとに停止させるために設けられた操作手段に対する操作の順序を、音及び画像による遊技演出を介して報知する遊技機であって、電源断時のゲームを特定可能なゲーム情報を記憶するゲーム情報記憶手段と、電源復帰時にゲーム情報を参照して遊技演出を再開する遊技演出再開手段と、電源復帰時に図柄を電源断が生じたときの状態に復帰させる図柄状態復帰手段と、を備え、図柄が変動状態に復帰したときに、当該図柄を停止させるための操作の順序を、音により再度報知する構成としてある。
【選択図】 図5

Description

本発明は、時間の経過とともに演出態様が変化する音及び画像による遊技演出をゲームごと又は複数のゲームに亘って行う遊技機に関し、特に、ゲーム中に電源断が生じた後の電源復帰時において、電源断時において演出の途中であったところから演出を再開させずに、所定の遊技演出の先頭から再開することで、電源断時及び電源復帰時の処理を簡素化した遊技機に関する。
一般に、スロットマシン、パチンコ機などの遊技機では、少なくとも1回の図柄の変動と停止とを含む遊技を1ゲームとしながら、遊技を盛り上げる遊技演出とともに1ゲームずつゲームを進行させるようになっている。
このような遊技演出は、遊技の結果に影響を及ぼすような演出から、遊技の結果に影響を及ぼさない単純な演出まで様々な演出形態があり、主に、振動を含む音、光を含む画像などの出力形態を介して遊技者に伝達されるようになっている。
音、画像による遊技演出は、予め録音又はプログラミングされた音データ、予め録画又はプログラミングされた画像データ(LEDの点灯パターン等を含む)がゲーム中における所定のタイミングから再生され、音の抑揚、光の発光態様及び強弱等の出力パターン、画像表示によるストーリーなどの演出態様が時間の経過とともに変化するようになっている。また、このような遊技演出は、そのゲーム限りにおいて完結する演出、複数ゲームに亘って行われる演出などその演出期間も様々である。
そのゲーム限りにおいて完結する遊技演出として、遊技の結果に影響を及ぼすような演出と、遊技の結果に影響を及ぼさない演出とが組み合された演出を行うスロットマシンがある。
具体的には、遊技の結果に影響を及ぼすような演出として、回転中にある複数(例えば、3つ)のリールを停止させる複数(例えば、3つ)の停止ボタンの操作順序を報知する演出と、遊技の結果に影響を及ぼさないその他の演出とを組み合された演出を行うものがある。
例えば、特許文献1では、停止ボタンの操作順序を報知する演出において、左,中,右リールに対応して設けられた左,中,右停止ボタンを、どの停止ボタンを1番目、2番目、3番目に操作するのかを、音声と画像(LED等のランプを含む)により報知し、停止ボタンが操作されるタイミングごとに、次の操作を促すべく音声や画像を変化させる演出を行うようになっている。
また、この間に、バックグランドミュージック、背景画像などの遊技の結果に影響を及ぼさないその他の演出が組み合されて行われることになる。
また、複数ゲームに亘って行われる演出として、特許文献2に記載の遊技機では、所定の動画を表示し、ゲーム回数が重なる度に物語が徐々に展開するような遊技演出を行うようになっており、そのゲーム限りおいて演出を完結させないことで、遊技者に期待感を持たせるとともに、演出のバリエーションを増やすことで、遊技者を飽きさせないようになっている。
特開2002−355356号公報 特開2002−224282号公報
ところで、このような遊技演出の途中に、停電等の発生により電源断が生じるときがある。
一般的な遊技機では、ゲーム中に電源断が生じると、そのときのゲームに係る情報を、バックアップ電源が供給されるRAM等の記憶手段に一時的に退避(記憶)して休止状態となり、停電等が復旧し電源が復帰すると、RAM等に退避(記憶)したゲーム情報をロード(参照)して、ゲームを再開させるようになっている。
ところが、このような場合、ゲームを再開させるものの、遊技演出をどのように再開させるべきかが問題となる。
音、画像による遊技演出は、所定のタイミングから再生される音データ、画像データからなり、ゲームごとに完結する遊技演出に限らず、複数ゲームに亘って行われる遊技演出であっても、その演出態様が時間の経過とともに変化するようになっていることから、電源断時において演出の途中であったところから厳密に再開させようとするには、電源断時にどこまで再生したのかを正確に記憶しなければならない。
そうすると、時間の経過とともに変化する遊技演出に係る音データ、画像データを時系列的にコマ分けするなど細分化するとともに、電源断時にどのコマまで再生したのかを記憶し、電源復帰時には、そのコマから再開するような複雑な処理が必要となる。
また、このような複雑な処理を設けるにあたり、厳密な再開を検証(デバック)するために多大な労力と時間を費やさなければならず、遊技機の開発効率を低下させる要因となっていた。
一方で、上記のような停止ボタンの操作順序を報知する演出などの遊技の結果に影響を及ぼすような演出では、遊技者が電源断中に直前の報知内容を忘れてしまい、電源復帰後に誤った操作順序を実行し、本来享受されるべき遊技利益を逸する場合もある。
このようなことから、電源断時にどこまで再生したのかを正確に記憶しないまでも、遊技の結果に影響を及ぼすような演出の場合には、何らかの救済策が必要とされていた。
本発明は、このような従来の問題を解決するために提案されたもので、停電等により電源断が生じた後の電源復帰後において、遊技の結果に影響を及ぼすような演出では、少なくとも音による演出を再度出力させて遊技利益を確実に享受させるとともに、遊技の結果に影響を及ぼさない演出では、記憶処理及び再開処理を簡素化して処理負担を軽減させる遊技機の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の遊技機は、複数列を有するそれぞれの図柄の変動と停止とを含む遊技を1ゲームとし、ゲーム中に決定される遊技演出であって時間の経過とともに演出態様が変化する音及び画像による遊技演出を行うとともに、前記図柄の変動を列ごとにそれぞれ停止させるために設けられた複数の操作手段に対して行われる操作の順序を、前記音及び画像による遊技演出を介して報知する遊技機であって、ゲーム中に電源断が生じたときに、当該ゲームを特定可能なゲーム情報を記憶するゲーム情報記憶手段と、電源復帰時において前記ゲーム情報記憶手段に記憶された前記ゲーム情報を参照して遊技演出を再開する遊技演出再開手段と、電源復帰時において前記複数列の図柄を電源断が生じたときの状態にそれぞれ復帰させる図柄状態復帰手段と、を備え、前記図柄状態復帰手段は、前記複数列の図柄を変動状態又は停止状態のいずれかの状態にそれぞれ復帰させ、前記遊技演出再開手段は、一以上の前記図柄が変動状態に復帰したときに、当該図柄を停止させるために設けられた前記操作手段に対して行われる操作の順序を、電源断が生じたときに既に報知したか否かにかかわらず、少なくとも音による遊技演出を介して再度報知する構成としてある。
本発明の遊技機によれば、停電等により電源断が生じた後の電源復帰後において、遊技の結果に影響を及ぼすような演出では、少なくとも音による演出を再度出力させて遊技利益を確実に享受させるとともに、遊技の結果に影響を及ぼさない演出では、記憶処理及び再開処理を簡素化して処理負担を軽減させることができる。
本発明の一実施形態に係る遊技機の概略正面図である。 本発明の一実施形態に係る遊技機の内部構成を示す概略斜視図である。 本発明の一実施形態に係る遊技機の制御構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る遊技機において、主制御部が実行する処理のフローチャートであり、(a)は電源断時の処理、(b)は電源復帰時の処理である。 本発明の一実施形態に係る遊技機において、副制御部が実行する処理のフローチャートであり、(a)は電源断時の処理、(b)は電源復帰時の処理である。 本発明の一実施形態に係る遊技機において、停電等により電源断が生じたときのゲーム状態と電源復帰後の各演出手段による演出内容との関係を示す図表である。 本発明の一実施形態に係る遊技機において、操作順序報知演出中に電源断が生じた後の電源復帰後における各演出手段による演出態様を説明するためのタイミングチャートである。 本発明の一実施形態に係る遊技機において、操作順序報知演出中に電源断が生じた後の電源復帰後における各演出手段による演出態様を説明するための説明図である。 本発明の一実施形態に係る遊技機において、複数ゲームに亘る一連の演出中に電源断が生じた後の電源復帰後における演出手段による演出態様を説明するための説明図である。 本発明の一実施形態に係る遊技機において、ゲーム開始から所定の期間に亘る前半演出とその後の後半演出からなる一連の演出中に電源断が生じた後の電源復帰後における演出手段による演出態様を説明するための説明図である。
以下、本発明に係る遊技機の好ましい実施形態について、各図を参照して説明する。
遊技機には、スロットマシン、パチンコ機など様々な種類があるが、本実施形態では、本発明をスロットマシンに適用した場合について説明する。
本実施形態のスロットマシン1は、複数列のリールを回転させることによって遊技媒体であるメダルを獲得できる回胴式遊技機であり、少なくとも1回のリール(図柄)の回転と停止とを含む遊技を1ゲームとし、ゲーム中(開始時)に決定される遊技演出であって時間の経過とともに演出態様が変化する音及び画像による遊技演出を、そのゲーム中における所定のタイミングから行う遊技機として構成されている。
以下、本実施形態に係るスロットマシン1について図1〜図3を参照しながら詳述する。
これらの図に示すように、本実施形態のスロットマシン1は、回動可能に軸支された複数のリール31a〜31cが内蔵され、正面側が開口した筐体1bと、筐体1bの正面側を開閉可能に覆う前扉1aとで構成され、内部には、マイクロコンピュータ等で構成された主制御部10、主制御部10からの指令により、スピーカ7a、表示器7b、及び報知ランプ8a〜8c等のランプ(例えば、LED)類を制御する副制御部20、及び必要な機械,装置等が収納されている。
前扉1aは、図2に示すように、スロットマシン1の筐体1bにヒンジ等を介して開閉可能に取り付けられる扉体で、この前扉1aに遊技操作に係る複数の操作手段が設けられて、スロットマシン1の正面部を構成している。
操作手段としては、メダルが投入されるメダル投入口2と、装置内部にクレジットとして貯留されたメダルをゲームに投じるベットボタン2aと、各リール31の回転を始動させるスタートレバー4と、回転している各リール31a,31b,31cを停止させる3つの停止ボタン5a,5b,5cなどが設けられている。
さらに、前扉1aには、各リール31に表示された図柄を視認可能とする表示窓9が、各操作手段の上側に設けられている。また、表示窓9左側には、順番に点灯することで停止ボタン5a,5b,5cの操作順序を報知する報知ランプ8a〜8b、前扉1a上部には、効果音、音声等を出力するスピーカ7a,所定の画像を表示する表示器7b(例えば、液晶テレビ)などの演出手段が設けられている。また、前扉1aには、これらの演出手段以外にもLED等からなる複数の装飾ランプが設けられている。
筐体1bの中央には、リール31a〜31cと、各リール31を回転させる図示しないモータ及び回転位置を検出するセンサ等を備えるドラムユニット3が設けられる。
また、筐体1bの下部には、メダルの貯留・払出しを行うメダル払出装置6が設けられる。メダル払出装置6には、メダルを貯留するホッパー6aが設けられ、メダル投入口2より投入されたメダルは、メダルセレクタ2bにより検出されるとともに、ホッパー6aに誘導されるようになっている。
また、筐体1bの下部には、主制御部10、副制御部20等を含む各装置に電力を供給する電源装置11が設けられている。
この電源装置11には、入力される電圧又は周波数(交流)を監視し、電圧が所定値以下又は所定波数の欠落により電源断を検出すると、電源断を示す電断信号を主制御部10と副制御部20に入力する電源断検出手段が設けられている。
また、電源装置11は、電源復帰により、所定値を超える電圧又は欠落のない周波の電力の供給を検出すると、電源復帰を示す電源復帰信号を主制御部10と副制御部20に入力するようになっている。
[主制御部]
主制御部10は、メインCPU、メインROM、メインRAMなどが一体化された制御用チップの搭載された主基板、これを収容する基板ケース等から構成され、上記の各操作手段からの信号やメダルセレクタ2bからの信号に基づき、ドラムユニット3、メダル払出装置6などの各装置を制御することで、以下のような内容のスロットマシン遊技を進行させる。
具体的には、遊技者によりメダル投入口2からメダルが投入されると、メダルがメダルセレクタ2bにより検出され、検出信号が主制御部10に入力される。また、ベットボタン2aが操作された場合は、その操作信号が主制御部10に入力される。主制御部10は、これらの信号の入力の有無からゲーム可能なメダル数を監視するとともに、スタートレバー4の操作を監視する。
ゲーム可能なメダル数となったときに、スタートレバー3が操作されると、主制御部10は、ドラムユニット3を駆動して、各リール31a,31b,31cを回転させる制御を行う。
さらに、主制御部10は、スタートレバー4が操作されたときに、ボーナス役、小役、再遊技(リプレイ)役、ハズレ等の複数の抽選対象の中から今回ゲームの当選対象を抽選にて決定する内部抽選を行い、各停止ボタン5a,5b,5cが押下操作されたタイミングに基づき、ハズレを含む当選対象に応じた図柄の組合せで停止するよう回転している各リール31a,31b,31cの停止制御を行う。
また、主制御部10は、各停止ボタン5a,5b,5cの押下操作されたタイミングのみならず、予め設定された各停止ボタン5の操作順序に基づき、当選対象に応じた図柄の組合せで停止するよう回転している各リール31a,31b,31cの停止制御を行う。
例えば、所定の小役が当選対象となった場合、この当選対象に対して要求される操作順序で、停止ボタン5a,5b,5cを操作しない限り、この小役に対応する図柄の組合せで停止しないように各リール31を制御する。
また、主制御部10は、各リール31に停止表示される図柄の組合せを判定し、所定の図柄の組合せのときには、メダル払出装置6に対して所定数のメダルを払い出す制御を行い、メダルをメダル払出口6bから払い出す。
なお、主制御部10は、当選対象がボーナス役の場合において、対応するボーナス図柄の組合せで停止しない限り、次回以降のゲームにその当選を持ち越す制御を行う。
また、主制御部10は、前回ゲームの開始(例えば、リール31の回転開始)から今回ゲームの開始(例えば、スタートレバー4の操作時)までの時間を監視し、所定時間以上の経過した場合に限り、今回ゲームにおいてリール31の回転を開始させるゲーム時間の管理を行う。
その結果、前回ゲームの開始から所定時間を経過しない時点でのスタートレバー4の操作により、リール31の回転開始待ちとなる待ち時間(ウエイトタイム)が生じることがある。
さらに、主制御部10は、当選対象が特定のボーナス役(スーパービッグボーナスなど)のときには、リール31の回転開始を所定時間遅らせたり、リール31を通常時の回転方向とは異なる方向に所定時間回転させたりするとともに、その間、停止ボタン5a,5b,5cの操作を無効とするゲーム状態である、いわゆるフリーズ状態を生成する制御を行うこともできる。
また、主制御部10は、電源装置11から電断信号が入力されると、その入力時に対応するゲーム情報を、ゲーム情報記憶手段の一例であるメインRAMに記憶(退避)する電源断処理を実行する。
具体的には、電源断処理では、スタートレバー4が操作され内部抽選が行われた後であって、すべてのリール31が停止する前に電断信号が入力されたときには、ゲーム中の電源断に係るゲーム情報を記憶し、すべてのリール31が停止した後であって、スタートレバー4が操作される前に電断信号が入力されたときには、客待ち中の電源断に係るゲーム情報を記憶し、その後、休止状態となって電源断を待つ。
ゲーム中の電源断に係るゲーム情報には、例えば、そのときの遊技状態(例えば、通常遊技、ボーナスゲーム、アシストタイム、リプレイタイムなど)を特定可能なゲーム状態情報、当選対象を特定可能な当選対象情報、回転中のリール31と停止済みのリール31をそれぞれ特定可能なリール回転情報などの情報が含まれている。
また、客待ち中の電源断に係るゲーム情報には、例えば、上記のゲーム状態情報に加え、待ち時間(ウエイトタイム)などの情報が含まれている。
このような電源断処理は、図4(a)に示すようなフローチャートに基づいて実行される。
具体的には、主制御部10は、電断信号入力の有無から電圧降下を監視し(S1)、電断信号の入力されない限り監視を続け(S1−No)、電断信号の入力があると電圧降下とみなし(S1−Yes)、電断信号入力時に対応するゲーム情報を記憶する(S2)。その後、休止状態でループし(S3)、電源断を待つ。
また、主制御部10は、電源装置11から電源復帰を示す電源復帰信号が入力されると、メインRAMに記憶したゲーム情報をロードしてゲームを再開する電源復帰処理を実行する。この電源復帰処理では、ロードしたゲーム情報に基づき、例えば、リール回転情報を参照して電源断時に回転中のリール31を始動させるなどのゲームを再開するとともに、このゲーム情報を副制御部20に送信する。
すなわち、主制御部10は、電源復帰信号が入力されると、図柄状態復帰手段として動作することにより、リール回転情報を参照して、電源断が生じたときのリール31a〜31cそれぞれの状態について判定を行い、電源断が生じたときの状態がリール回転中であれば、電源復帰後に当該リール31の回転を始動させ、電源断が生じたときの状態がリール停止中であれば、電源復帰後も当該リール31を停止状態のままとすることで、電源復帰時において各リール31をそれぞれ電源断が生じたときの状態に復帰させる。
このような電源復帰処理は、図4(b)に示すようなフローチャートに基づいて実行される。
具体的には、主制御部10は、電源復帰信号が入力されると、RAMに退避(記憶)したゲーム情報をロードし(S10)、このゲーム情報を副制御部20に送信する(S11)。さらに、ロードしたゲーム情報に基づいてゲームを再開し、ゲーム可能状態とする(S12)。
主制御部10は、以上のようなスロットマシン遊技を進行させる基本的な制御に加え、スロットマシン遊技の進行と、スピーカ7a,表示器7b,報知ランプなどの演出手段を介して行われる遊技演出との同期を図るべく、副制御部20に対して、ゲームの進行状況を識別可能な制御信号を出力する。
例えば、ベットボタン2aが操作されたことを示すベット信号、スタートレバー4が操作されたことを示すスタート信号、内部抽選にて当選した当選対象を識別可能な当選対象情報、各リール31の回転・停止状態をそれぞれ識別可能なリール回転情報、停止ボタン5a,5b,5cがそれぞれ操作されたことを示す停止信号、ボーナス図柄の停止を示すボーナス開始信号、当選対象において要求される停止ボタン5の操作順序を示す操作順序情報などの様々な制御信号を出力する。
なお、これらの制御信号は、例えば、ベット信号はベットボタン2a操作時、スタート信号、当選対象信号、及び操作順序情報はスタートレバー4の操作時、リール回転情報はリール31の停止ごと、停止信号は個々の停止ボタン5a〜5cの操作時、ボーナス開始信号はボーナス図柄の組合せが停止したときなど、ほぼリアルタイムに副制御部20に送信される。
[副制御部]
副制御部20は、コンピュータとして構成され、表示制御部20aと音制御部20bとを制御することで、発光を含む画像演出及び振動を含む音響演出を行うとともに、ゲーム開始時に決定される遊技演出であって時間の経過とともに演出態様が変化する画像及び音による遊技演出を、そのゲーム中又は複数のゲームに亘る一連の演出として行う。
副制御部20は、図示しないサブCPU、サブROM、サブRAM等を備え、サブCPUがサブROMに記憶されたプログラムを実行処理することで、表示制御部20aと音制御部20bとを制御して、表示器7bに所定の画像を表示させ、報知ランプ8を含む装飾ランプを所定の発光パターンで発光させるとともに、スピーカ7aから所定の音を出力させる。
具体的には、副制御部20は、主制御部10からの制御信号にもとづいてスロットマシン1のそのときのゲーム状態を判定し、そのゲーム状態に応じた演出を行うように表示制御部20aと音制御部20bとに指示し、この指示を受けた表示制御部20aと音制御部20bが、この指示に従った画像データ、音データを出力(再生)するようになっている。
表示制御部20aは、例えば、画像制御用のプロセッサ(VDPなど)、VRAM、画像データを記憶した画像ROMなどから構成され、副制御部20からの指示に従い、文字、数字、図形等のキャラクタ、及び背景などの画像データを表示器7bに表示させるとともに、報知ランプ8及びその他の装飾ランプを所定の発光パターンで発光させる。
画像ROMには、例えば、「ボーナス確定」,「あ」,「た」,「り」など文字データ、各停止ボタン5の操作順序を示す「1」,「2」,「3」などの数字データ、「△」,「□」,「◇」などの図形データ等のキャラクタと、これらの背景として表示される背景画像などの画像データが記憶され、これらの画像データが、場面(シーン)ごとに予めプログラミングされたタイミング、順序、レイアウト(レイヤを含む)、及び動作(拡縮、移動、回転、変形)で出力されることで、時間の経過とともに演出態様の変化する遊技演出として表示されるようになっている。
なお、これらの画像データは、例えば、場面(シーン)を特定可能な演出番号と、場面中のコマ割を特定可能な画像番号によって管理されている(図8〜図10参照)。
音制御部20bは、例えば、PCM音源、音データを記憶した音ROM、アンプなどから構成され、副制御部20からの指示に従い、音データを再生してスピーカ7aから出力する。
音ROMには、例えば、単発音、複数小節に亘るメロディ(曲)等の効果音データ、「ボーナス確定」、各停止ボタン5の位置に対応する「左」、「中」、「右」等の音声を録音した音声データなどの音データが記憶され、これらの音データが、場面(シーン)ごとに予めプログラミングされたタイミング、順序で出力されることで、時間の経過とともに演出態様の変化する遊技演出として出音されるようになっている。
このような構成により、副制御部20は、主制御部10から受信した制御信号に基づいて、画像及び音による遊技演出を以下のように実行するようになっている。
具体的には、副制御部20は、当選対象情報から特定される当選対象に応じた演出(場面)を抽選にて決定する演出抽選を、ゲーム中(例えば、当選対象情報を受信したゲーム開始時)に行い、当選した遊技演出を実行する。
また、この演出抽選では、この遊技演出を1ゲーム限りの演出とするか、複数ゲームに亘って行われる一連の演出とするかも合わせて決定するようになっている。
例えば、当選対象情報から特定される当選対象がボーナス役のときには、ボーナス当選の期待度が高い演出(場面)群の中から抽選にて遊技演出を決定し、決定された遊技演出に紐付けられた画像データ(発光パターンを含む)、音データを表示制御部20aと音制御部20bが再生するようになっている。
また、決定された遊技演出が1ゲーム限りのショート演出であるときには、例えば、3つ目の停止ボタン5の操作を示す停止信号の入力により、その遊技演出を終了させ、決定された遊技演出が複数ゲームに亘って行われる一連のロング演出であるときには、例えば、3ゲーム目における3つ目の停止ボタン5の操作を示す停止信号の入力により、3ゲームに亘って行われた一連の演出を終了させるようになっている。
また、副制御部20は、当選対象情報から特定される当選対象がボーナス役であって、未だボーナス開始信号が未入力のときには、ボーナス当選が持ち越されたゲーム状態(ボーナス内部当選中)とみなし、ボーナス確定演出に紐付けられた画像データ、音データを再生することもできる。
また、副制御部20は、当選対象情報から特定される当選対象がフリーズ状態に係る当選対象(例えば、特定のボーナス役)のときには、フリーズ状態に紐付けられた画像データ、音データを再生するようになっている。
フリーズ状態に係る遊技演出では、例えば、受信したゲーム限りにおいて、ゲーム開始(受信)から所定の期間(予め設定された所定時間)に亘るフリーズ状態中演出(前半演出)とその後のボーナス確定演出(後半演出)からなる一連の演出を行う。
また、副制御部20は、操作順序情報をゲーム開始時に受信したときには、操作順序情報に紐付けられた画像データ、音データを再生するようになっている。
具体的には、表示器7bには、遊技の結果に影響を及ぼす報知画像と遊技の結果に影響を及ぼさない演出画像とが表示され、スピーカ7aからは、遊技の結果に影響を及ぼす報知音が出力され、報知ランプ8は、遊技の結果に影響を及ぼす報知態様で点灯する。
例えば、停止ボタン5b(中)、停止ボタン5a(左)、停止ボタン5c(右)の順番での操作順序を要求する操作順序情報を受信したときには、表示器7bには、遊技の結果に影響を及ぼす報知画像として、画面左側に「2」、中央に「1」、右側に「3」というように、要求する操作順序を示す各数字データを表示させるとともに、遊技の結果に影響を及ぼさない演出画像として、所定の動画からなる背景データを重ねて表示させる(図8参照)。
このような表示により、画面位置に対応する各停止ボタン5をその表示された数字データ「1」,「2」,「3」の順番で操作するように案内されることになる。
また、スピーカ7aからは、遊技の結果に影響を及ぼす報知音が出力され、例えば、操作順序情報の受信直後には、最初に停止ボタン5b(中)の操作を促すべく、「中」の音声データを出音し、その後、停止ボタン5b(中)の操作を示す停止信号を受信したタイミングで、2番目に操作すべき停止ボタン5a(左)の操作を促す、「左」の音声データを出音し、その後、停止ボタン5a(左)の操作を示す停止信号を受信したタイミングで、3番目に操作すべき停止ボタン5c(右)の操作を促す、「右」の音声データを出音する(図8参照)。
このとき、表示器7bでは、これらの音声データの出音と同期して、音声データ「左〜右」に対応した画面に位置する各数字データ「1〜3」が拡大動作を行うことになる(図8参照)。
同様に、報知ランプ8は、音声データの出音と同期して、音声データ「左〜右」の出音順に、対応する報知ランプ8a(左),8b(中),8c(右)が順次点灯する。
このような報知演出に従うことで、例えば、所定の小役に対応する図柄の組合せでリール31が停止するとともに、所定数のメダルがメダル払出装置6から払出されることになり、遊技利益が確実に享受されることになる。
このように、副制御部20が表示制御部20aと音制御部20bとを制御することにより、ゲーム中に決定される音及び画像による遊技演出がそのゲーム中又は複数のゲームに亘って行われるようなっている。
また、決定された遊技演出の出力タイミングは、ゲーム開始時又はゲーム開始後の所定時間経過後などの予め定められたタイミングとすることもできるし、上記の操作順序情報に係る遊技演出のように、遊技者の操作に連動した任意のタイミングとすることもできる。
さらに、副制御部20は、以上のようなスロットマシン遊技と同期した遊技演出を行う基本的な制御に加え、電源装置11から電断信号が入力されると、その入力時に対応するゲーム情報を、ゲーム情報記憶手段の一例であるサブRAMに記憶(退避)する電源断処理を実行する。
具体的には、電源断処理では、実行中の演出内容を特定可能なゲーム情報を記憶し、その後、休止状態となって電源断を待つ。
実行中の演出内容を特定可能なゲーム情報には、例えば、そのときの遊技状態(例えば、通常遊技、ボーナスゲーム、アシストタイム、リプレイタイム、リール回転中、客待ち中など)を特定可能なゲーム状態情報、実行中の画像演出を特定可能な演出番号、受信した当選対象情報、リール回転情報、操作順序情報、及び停止信号などの情報が含まれている。
なお、受信した操作順序情報と停止信号とから、未操作の停止ボタン5と操作済みの停止ボタン5がそれぞれ特定されることから、これらが操作順序の経過を示す操作順序経過情報として記憶されることになる。なお、リール回転情報からも回転状態にあるリール31と停止状態にあるリール31がそれぞれ特定されることから、これを操作順序経過情報として記憶することもできる。
また、実行中の演出内容を特定可能なゲーム情報には、実行中の画像演出(シーン)を特定可能な演出番号を含めるものの、場面(シーン)中のコマ割を特定可能な画像番号は含まれない。
このような電源断処理は、図5(a)に示すようなフローチャートに基づいて実行される。
具体的には、副制御部20は、電断信号入力の有無から電圧降下を監視し(S20)、電断信号の入力されない限り監視を続け(S20−No)、電断信号の入力があると電圧降下とみなし(S20−Yes)、電断信号入力時に対応するゲーム情報を記憶する(S21)。その後、休止状態でループし(S22)、電源断を待つ。
また、副制御部20は、電源装置11から電源復帰を示す電源復帰信号が入力されると、遊技演出再開手段として動作し、サブRAMに記憶したゲーム情報をロード(参照)して遊技演出を再開する電源復帰処理を実行する。この電源復帰処理では、ロードしたゲーム情報と主制御部10から送信されるゲーム情報との比較・照合を行い、照合一致の場合には、ロードしたゲーム情報に基づいて遊技演出を再開し、照合不一致の場合には、主制御部10から送信されたゲーム情報を優先させ、これに基づいて遊技演出を再開する。
また、ロードしたゲーム情報に基づいて遊技演出を再開したときには、例えば、演出番号に基づいて電源断直前に実行していた画像演出を再開するとともに、操作順序経過情報から未だ操作されていない停止ボタン5を抽出し、抽出した停止ボタン5の操作を促すべく、表示器7bに要求する操作順序を示す報知画像(数字データ)を表示させるとともに、操作順序を示す音声データを出音する。
電源断直前に実行していた画像演出(発光パターンを含む)を再開するにあたり、電源断処理において、演出番号のみが記憶され、場面(シーン)中のコマ割りを示す画像番号は記憶されていないことから、演出番号に対応する場面の再生は、その場面の先頭、すなわち、1番目の画像番号に対応するコマ画像から再生されることになる。
このように画像演出を再開するときに、電源断直前に実行していた画像演出の途中から再開することなく、場面の先頭から再生することで、電源断時の記憶処理及び電源復帰時の再開処理に係る処理負担が軽減されることになる。
また、操作順序経過情報から未だ操作されていない停止ボタン5を抽出し、抽出した停止ボタン5の操作を促すべく、表示器7bに報知画像(数字データ)を表示させ、音声データを出音することで、遊技者が操作順序を再確認できるため、電源復帰後に誤った操作を行うことがなくなり、遊技利益を確実に享受させることができる。
すなわち、電源断が生じたときの状態がリール31回転中であれば、主制御部10が電源復帰後にリール31の回転を始動させて停止ボタン5の操作可能となったときに、既に報知済みの操作順序が再度報知されることになるため、遊技者の操作ミスを防止することができる。
また、このような操作順序を報知するにあたり、少なくとも音声データを出音させることが好ましい。これは、電源復帰後において、表示制御部20aは画像データの読み込み等により音制御部20bに比べて起動に時間が掛かるため、主制御部10が進行させるゲームに追従できない可能性があるからである。そこで、副制御部20は、表示制御部20aよりも起動の速い音制御部20bの立ち上がりを待って、音制御部20bから操作順序に係る報知を優先的に行わせるよう制御する。
これにより、電源復帰後にリール31が回転を始動させて停止ボタン5が操作可能となったときに、迅速に操作順序が報知されることになるため、遊技者の操作ミスを防止することができる。
また、主制御部10は、音制御部20bの立ち上がりを待って(想定される起動時間経過後に)、未だ停止しないリール31の回転を再開させることもできる。
なお、このような音制御部20bの優先制御に限らず、起動時間の短い方から順次制御を開始することもできる。すなわち、副制御部20は、表示制御部20aと音制御部20bのそれぞれの立ち上がり監視し、先に起動した方から順に制御を開始して遊技演出を行わせることもできる。
これにより、電源復帰後にリール31が回転を始動させて停止ボタン5が操作可能となったときに、先に起動した方から順に少しでも早いタイミングで操作順序が報知されることになるため、遊技者の操作ミスを防止することができる。
このような電源復帰処理は、図5(b)に示すようなフローチャートに基づいて実行される。
具体的には、副制御部20は、電源復帰信号が入力されると、サブRAMに退避(記憶)したゲーム情報をロードするとともに、主制御部10からのゲーム情報を受信する(S30)。次いで、ロードしたゲーム情報と、受信したゲーム情報との比較・照合を行い、照合不一致の場合には(S31−No)、受信したゲーム情報に基づいて遊技演出を再開する(S37)。
一方、照合一致の場合には(S31−Yes)、ロードしたゲーム情報に基づいて遊技演出を再開する。
画像演出(発光パターンを含む)を再開するにあたり、演出番号に基づいて電源断直前に実行していた画像演出を先頭のコマ画像から再生する(S32)。
また、ゲーム情報に含まれるリール回転情報から電源断直前においてリール31が回転中か否かの判定を行い(S33)、リール31が回転中であるときには(S33−Yes)、さらに操作順序経過情報をロードする(S34)。
ロードした操作順序経過情報に基づいて未だ操作順序を報知中か否かの判定を行い(S35)、報知中であれば(S35−Yes)、操作順序経過情報から操作されていない停止ボタン5を抽出し、抽出した停止ボタン5の操作を促す音声データを出音し(S36)、その後、遊技演出可能状態とする(S38)。
一方、リール31が回転中でないとき(S33−No)、報知中でないとき(S35−No)、受信したゲーム情報に基づいて遊技演出を再開したときには(S37)、その後、遊技演出可能状態とする(S38)。
このような電源復帰時の処理は、電源断が生じたときのゲーム状態ごとに予め定められている。
具体的には、図6に示すように、電源復帰後の各演出手段による演出内容は、電源断が生じたときのゲーム状態に応じて異なり、例えば、電源断が生じたときのゲーム状態が操作順序の報知中であるときには、遊技の結果に影響を及ぼすことになるので、1ゲーム限りの演出中及び複数ゲームに亘る演出中のいずれの場合でも、スピーカ7aから、電源断が生じたときに既に報知していたとしても、操作順序を再度報知する。
一方、表示器7bでは、遊技の結果に影響を及ぼす報知画像として、操作順序に対応する画面位置に数字データ(操作順序表示)を再表示するものの、背景画像は、遊技の結果に影響を及ぼさない演出画像であり、電源断時のコマ割を記憶していないため、記憶した演出番号の先頭のコマ画像から再生する。
また、報知ランプ8では、電源断が生じる直前に点灯していた操作順序に対応する報知ランプを再度点灯させる。
また、その他のランプ(LED)は、一連の発光パターン演出がどの程度まで進行したところで電源断が生じたのかを正確に記憶していないことから、当該発光パターン演出に係る出力データの先頭から再開する。
また、電源断が生じたときのゲーム状態がボーナス当選の持ち越されたボーナス内部当選中であるときには、遊技者にボーナス当選を伝えるための演出を行えば足りることから、スピーカ7aからは、そのゲーム中に決定された音データ(例えば、ボーナス確定の音声データ)の先頭から出音する。
同様に、表示器7bでは、演出画像の途中から遊技演出を再開することなく、記憶した演出番号の先頭のコマ画像となる、例えば、「ボーナス確定」等の文字に所定の背景画像を重ねたボーナス確定画像から表示を再開し、その他のランプ(LED)も、ボーナス確定演出に係る出力データの先頭から再開する。
また、電源断が生じたときのゲーム状態がフリーズ状態に係る遊技演出中であるときにも、ボーナス内部当選中と同様なことがいえる。
前述したように、フリーズ状態に係る遊技演出では、ゲーム開始から予め設定された所定時間に亘るフリーズ状態中演出(前半演出)とその後のボーナス確定演出(後半演出)からなる一連の演出を行うものの、いずれの演出中に電源断が生じたとしても、遊技者に特定のボーナス当選を伝えるための演出を行えば足りることから、例えば、スピーカ7aからは、「ボーナス確定」の音声データの先頭から出音し、表示器7bでは、「ボーナス確定」等の文字に所定の背景画像を重ねたボーナス確定画像から表示を再開し、その他のランプ(LED)も、フリーズ状態中演出に係る出力データの先頭から再開する。
また、電源断が生じたときのゲーム状態が待ち時間中であるときも同様で、例えば、スピーカ7aからは、所定のゲーム開始音の先頭から出音し、表示器7bでは、スタート時の所定の画像から表示を再開し、その他のランプ(LED)も、スタート時に係る出力データの先頭から再開する。
このように、遊技の結果に影響を及ぼす遊技演出は、電源復帰後に再度報知を行い、遊技の結果に影響を及ぼすことのない遊技演出は、そのゲームで決定された遊技演出の先頭から再開するようになっている。
なお、遊技の結果に影響を及ぼすことのない遊技演出は、そのゲームで決定された遊技演出に限らず、予め定めた遊技演出を行うようにしてもよい。
このような電源復帰後の各演出手段による演出内容について、図7〜図10に示す具体的な例を参照しながら説明する。
図7及び図8は、電源断が生じたときのゲーム状態が操作順序の報知中であるときの具体例、図9は、電源断が生じたときのゲーム状態が複数のゲームに亘る一連の演出中であるときの具体例、図10は、電源断が生じたときのゲーム状態がフリーズ状態に係る遊技演出中であるときの具体例である。
図7及び図8に示す例は、ゲーム開始(図7中A)からすべてのリール31が停止するまで(図7中D)の1ゲーム中において、図7中Bで停電等により電源断が発生し、図7中Cで復旧等により電源復帰された場合であって、停止ボタン5b(中)、停止ボタン5a(左)、停止ボタン5c(右)の順番での操作順序を要求する操作順序情報をゲーム開始時に受信したときの具体例である。
さらに、この例では、副制御部20が操作順序情報に従い、最初に停止ボタン5b(中)の操作を促すべく、スピーカ7aから、「中」の音声データを出音し、報知ランプ8b(中)を点灯させ、表示器7bでは、画面左側に「2」、中央に「1」、右側に「3」の各数字データを表示させるとともに中央の数字データ「1」を拡大表示させる報知画像と、所定の動画(例えば、図形データ「△」が時間の経過とともに増加する動画)からなる背景画像(演出番号1)を重ねて表示した後に(図8(i))、停止ボタン5b(中)が操作されてリール31bが停止し、その後、停止ボタン5a(左)の操作を促すべく、スピーカ7aから、「左」の音声データを出音し、報知ランプ8a(左)が点灯し、表示器7bでは、画面左側の数字データ「2」を拡大表示させ、背景画像において「△」の図形データが5つとなったコマ画像(画像番号5)を表示したタイミングで(図7中B,図8(ii))、電源断が発生した場合を示すもので(図8(iii))、すなわち、リール31a,31cが回転中であって、停止ボタン5a(左)の操作を促す報知の出力タイミング後に、電源断が発生した例である。
この場合、副制御部20は、電源装置11から電源復帰を示す電源復帰信号が入力されると、サブRAMに記憶した操作順序経過情報を参照して、未だ操作されていない停止ボタン5aを抽出し、抽出した停止ボタン5の操作を促すべく、スピーカ7aから「左」の音声データを再度出音し、報知ランプ8a(左)を再度点灯させ、表示器7bでは、画面左側の数字データ「2」を拡大表示させる(図7中C,図8(iv))。
このような遊技演出は、電源断が生じたときに既に出力したか否かにかかわらず行われ、これにより、遊技者が電源断中に直前の報知内容を忘れてしまっていても、電源復帰後に操作順序が再度報知されることになるので、誤った操作をすることがなくなり、遊技利益が確実に享受されることになる。
なお、このとき、背景画像は、「△」の図形データが1つとなったコマ画像(画像番号1)から表示を再開する。
次に、複数のゲームに亘る一連の演出中に電源断が生じたときの具体例では、図9に示すように、副制御部20が1ゲーム目の所定の出力タイミングから、表示器7bに、所定の動画(例えば、あたり(ボーナス当選)の可能性を示唆すべく、時間の経過とともに「あ」、「た」、「り」の文字データが一文字ずつ増加する動画)からなる背景画像(演出番号2)の表示を開始した後に(図9(i))、さらに、2ゲーム目の背景画像において、「た」の文字データが加わったコマ画像(画像番号2)を表示したタイミングで(図9(ii))、電源断が発生した場合を示すものである(図9(iii))。
この場合、副制御部20は、電源装置11から電源復帰を示す電源復帰信号が入力されると、サブRAMに記憶した演出番号を参照して、例えば、演出番号2に係る背景画像をコマ画像(画像番号1)から表示を再開することもできるし、図9(iv)に示すように、演出番号2に係る背景画像とは無関係な背景画像のコマ画像(画像番号1:例えば、「◇」の図形データが表された背景画像)から表示を再開することもできる。
このように、少なくとも一連の演出の途中から遊技演出を再開することなく、所定の遊技演出の先頭から再開することにより、電源断時の記憶処理及び電源復帰時の再開処理に係る処理負担が軽減されることになる。
図10は、フリーズ状態に係る演出中に電源断が生じたときの具体例で、この例では、副制御部20が所定の出力タイミング(例えば、フリーズ状態の開始タイミング)から、表示器7bに、所定の動画(例えば、時間の経過とともに「□」の図形データが増加する動画)からなる背景画像(演出番号3)の表示を開始した後に(図10(i))、背景画像において「□」の図形データが4つとなったコマ画像(画像番号4)を表示したタイミングで(図10(ii))、電源断が発生した場合を示すものである(図10(iii))。
この場合、副制御部20は、電源装置11から電源復帰を示す電源復帰信号が入力されると、サブRAMに記憶した当選対象情報を参照して、当選対象情報がフリーズ状態に係る特定のボーナス役を示す当選対象と判定し、例えば、フリーズ状態に係る画像演出において後半の演出となる背景画像(演出番号4)を、先頭のコマ画像(画像番号1:ボーナス確定画像)から表示を再開することができる(図10(iv))。
このように、少なくとも一連の演出の途中から遊技演出を再開することなく、所定の遊技演出の先頭から再開することにより、電源断時の記憶処理及び電源復帰時の再開処理に係る処理負担が軽減されることになる。
以上説明したように、本実施形態のスロットマシン1によれば、停電等により電源断が生じた後の電源復帰後において、遊技の結果に影響を及ぼすような演出では、少なくとも音による演出を再度出力させて遊技利益を確実に享受させるとともに、遊技の結果に影響を及ぼさない演出では、記憶処理及び再開処理を簡素化して処理負担を軽減させることができる。
なお、本実施形態で説明した電源断とは、スロットマシン1に設けられた電源スイッチが「入」状態にもかかわらず、電力の供給が絶たれた状態と、電源スイッチが「入」から「切」になった状態とを含み、電源復帰とは、電源スイッチが「入」状態のまま電力の供給が絶たれ、その後電力が供給されるようになった状態と、電源スイッチが「切」から「入」になった状態とを含む概念である。
以上、本発明の遊技機の好ましい実施形態について説明したが、本発明に係る遊技機は上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることはいうまでもない。
例えば、本実施形態では、遊技の結果に影響を及ぼすような演出として、停止ボタン5の操作順序を報知したが、副制御部20が受信した当選対象情報に基づいて当選対象に対応する図柄の組合せを構成する図柄を特定可能な情報を報知することもできる。この場合、表示器7bでは、図柄の組合せを構成する図柄の種類を表示し、スピーカ7aからは、その図柄の名称を出音させることができ、このような表示及び出音タイミング後に電源断が生じた後の電源復帰時において、副制御部20は、表示器7bに図柄を再度表示させ、スピーカ7aから図柄の名称を再度出音させることができる。
このような再度の報知により、遊技者が当選対象に対応する図柄を再確認できるため、回転中のリール31においてこの図柄を注視しながら停止ボタン5の操作を行う、いわゆる目押しを行うことができる。
また、本実施形態では、副制御部20を遊技演出再開手段として動作させたが、主制御部10を遊技演出再開手段として動作させることもできるし、主制御部10と副制御部20とが協働して遊技演出再開手段として動作することもできる。
例えば、主制御部10がメインRAMに記憶したゲーム情報を電源復帰時に副制御部20に送信し、副制御部20が受信したゲーム情報に基づいて遊技演出を再開させることもできる。
また、本実施形態では、スロットマシンを例に挙げて説明したが、パチンコ機やその他の遊技機においてゲーム中に電源断が生じたときにも本発明を適用することもできる。
本発明は、少なくとも1回の図柄の変動と停止とを含む遊技を1ゲームとする遊技機に好適に利用することができる。
1 スロットマシン
2 メダル投入口
3 ドラムユニット
31 リール(図柄)
4 スタートレバー
5(5a,5b,5c) 停止ボタン(操作手段)
6 メダル払出装置
7a スピーカ(演出手段)
7b 表示器(演出手段)
8 報知ランプ(演出手段)
9 表示窓
10 主制御部(図柄状態復帰手段)
20 副制御部(ゲーム情報記憶手段,遊技演出再開手段)

Claims (6)

  1. 複数列を有するそれぞれの図柄の変動と停止とを含む遊技を1ゲームとし、ゲーム中に決定される遊技演出であって時間の経過とともに演出態様が変化する音及び画像による遊技演出を行うとともに、前記図柄の変動を列ごとにそれぞれ停止させるために設けられた複数の操作手段に対して行われる操作の順序を、前記音及び画像による遊技演出を介して報知する遊技機であって、
    ゲーム中に電源断が生じたときに、当該ゲームを特定可能なゲーム情報を記憶するゲーム情報記憶手段と、
    電源復帰時において前記ゲーム情報記憶手段に記憶された前記ゲーム情報を参照して遊技演出を再開する遊技演出再開手段と、
    電源復帰時において前記複数列の図柄を電源断が生じたときの状態にそれぞれ復帰させる図柄状態復帰手段と、を備え、
    前記図柄状態復帰手段は、
    前記複数列の図柄を変動状態又は停止状態のいずれかの状態にそれぞれ復帰させ、
    前記遊技演出再開手段は、
    一以上の前記図柄が変動状態に復帰したときに、当該図柄を停止させるために設けられた前記操作手段に対して行われる操作の順序を、電源断が生じたときに既に報知したか否かにかかわらず、少なくとも音による遊技演出を介して再度報知する
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 少なくとも1回の図柄の変動と停止とを含む遊技を1ゲームとし、ゲーム中に決定される遊技演出であって時間の経過とともに演出態様が変化する遊技演出を、そのゲーム限りおいて又は複数のゲームに亘る一連の演出として行う遊技機であって、
    ゲーム中に電源断が生じたときに、当該ゲームを特定可能なゲーム情報を記憶するゲーム情報記憶手段と、
    電源復帰時において前記ゲーム情報記憶手段に記憶された前記ゲーム情報を参照して遊技演出を再開する遊技演出再開手段と、
    電源復帰時において前記図柄を電源断が生じたときの状態に復帰させる図柄状態復帰手段と、を備え、
    前記図柄状態復帰手段は、
    前記図柄を変動状態又は停止状態のいずれかの状態に復帰させ、
    前記遊技演出再開手段は、
    前記一連の演出の途中である一のゲーム中に電源断が生じたときにおいて、少なくとも当該一連の演出の途中から遊技演出を再開することなく、所定の遊技演出の先頭から再開する
    ことを特徴とする遊技機。
  3. 少なくとも1回の図柄の変動と停止とを含む遊技を1ゲームとし、ゲーム中に決定される遊技演出であって時間の経過とともに演出態様が変化する遊技演出を、そのゲーム中において、又は、そのゲーム中においてゲーム開始から所定の期間に亘る前半演出とその後の後半演出からなる一連の演出として、行う遊技機であって、
    ゲーム中に電源断が生じたときに、当該ゲームを特定可能なゲーム情報を記憶するゲーム情報記憶手段と、
    電源復帰時において前記ゲーム情報記憶手段に記憶された前記ゲーム情報を参照して遊技演出を再開する遊技演出再開手段と、
    電源復帰時において前記図柄を電源断が生じたときの状態に復帰させる図柄状態復帰手段と、を備え、
    前記図柄状態復帰手段は、
    前記図柄を変動状態又は停止状態のいずれかの状態に復帰させ、
    前記遊技演出再開手段は、
    前記一連の演出の途中で電源断が生じたときにおいて、少なくとも当該一連の演出の途中から遊技演出を再開することなく、所定の遊技演出の先頭から再開する
    ことを特徴とする遊技機。
  4. 前記遊技演出再開手段は、
    ゲーム開始から前記図柄が変動を開始するまでの間に介在する所定の待ち時間中に電源断が生じたときにおいて、前記待ち時間に達するまでの残り時間にかかわらず、当該ゲーム中に決定された遊技演出の先頭から再開する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の遊技機。
  5. 前記画像による遊技演出として、遊技の結果に影響を及ぼす所定の報知を行う報知画像と、遊技の結果に影響を及ぼさない演出画像とが合わせて表示され、
    前記遊技演出再開手段は、
    ゲーム中に電源断が生じたときにおいて、当該ゲーム中に決定された遊技演出のうちの前記報知画像を表示させるとともに、当該ゲーム中に決定された遊技演出のうちの前記演出画像の途中から遊技演出を再開することなく、所定の演出画像の先頭から再開する
    ことを特徴とする請求項1又は4記載の遊技機。
  6. 前記遊技演出再開手段は、音による遊技演出と画像による遊技演出とを再開するにあたり、電源復帰時において再開可能な遊技演出から順次演出を再開する
    ことを特徴とする請求項1、4、5のいずれか一項に記載の遊技機。
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