JP2013226240A5 - - Google Patents
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また手段5に係る発明は、
遊技領域(7)に設けられた第1始動領域(第1始動入賞口13a)を遊技媒体が通過した後に第1開始条件(第2保留記憶数が0であり第1保留記憶数が0でない場合であって、第1特別図柄および第2特別図柄の可変表示が実行されていない状態であり、かつ、大当り遊技が実行されていない状態)が成立したことに基づいて各々が識別可能な複数種類の識別情報の可変表示を行い表示結果を導出表示する第1可変表示手段(第1特別図柄表示器8a)と、
遊技領域(7)に設けられた第2始動領域(第2始動入賞口13b)を遊技媒体が通過した後に第2開始条件(第2保留記憶数が0でない場合であって、第1特別図柄および第2特別図柄の可変表示が実行されていない状態であり、かつ、大当り遊技が実行されていない状態)が成立したことに基づいて各々が識別可能な複数種類の識別情報の可変表示を行い表示結果を導出表示する第2可変表示手段(第2特別図柄表示器8b)と、
前記第1可変表示手段又は前記第2可変表示手段により導出表示された表示結果が予め定められた特定表示結果(大当り図柄)となったときに、遊技者にとって有利な特定遊技状態(大当り遊技状態)に制御する特定遊技状態制御手段(ステップS305〜S307の処理を実行する遊技制御用マイクロコンピュータ560)と、
普通変動条件(普通図柄プロセスフラグの値が「0」であり、普図保留記憶部に格納された普図保留記憶データがあること)が成立したことに基づいて各々が識別可能な複数種類の普通識別情報の可変表示を行い表示結果を導出表示する普通可変表示手段(ステップS510〜S513の処理を実行する遊技制御用マイクロコンピュータ560)と、
前記普通可変表示手段により導出表示された表示結果が予め定められた所定表示結果(当り図柄)となったときに、前記第2始動領域を遊技媒体が通過しがたい第1状態(開放状態)から遊技媒体が通過しやすい第2状態(閉鎖状態)に変化させた後、前記第2始動領域を前記第2状態から前記第1状態に戻す可変入賞制御手段(ステップS514の処理を実行する遊技制御用マイクロコンピュータ560)と、
前記特定遊技状態が終了してから所定条件(大当り遊技状態の発生又は時短カウンタの値が減算後に0となる)が成立するまでの高開放制御期間(高ベース状態)において、前記第2始動領域が前記第2状態となる割合を高くする高開放制御手段(ステップS167〜S170の処理を実行する遊技制御用マイクロコンピュータ560)と、
前記第1始動領域又は前記第2始動領域を遊技媒体が通過したときに、数値データ(ソフトウェア乱数及びランダムR)を抽出する数値データ抽出手段(ステップS1214A,1214Bの処理を実行する遊技制御用マイクロコンピュータ560)と、
前記第1始動領域を遊技媒体が通過したにもかかわらず前記第1開始条件が成立していない可変表示について、所定の上限数を限度に、前記数値データ抽出手段が抽出した数値データを第1保留記憶として記憶する第1保留記憶手段(第1保留記憶バッファ)と、
前記第2始動領域を遊技媒体が通過したにもかかわらず前記第2開始条件が成立していない可変表示について、所定の上限数を限度に、前記数値データ抽出手段が抽出した数値データを第2保留記憶として記憶する第2保留記憶手段(第2保留記憶バッファ)と、
前記第2保留記憶としての数値データが記憶されている状態では、前記第1可変表示手段による識別情報の可変表示よりも、前記第2可変表示手段による識別情報の可変表示を優先して実行させる制御を行う一方、前記第2保留記憶としての数値データが記憶されていない状態では、前記第1可変表示手段による識別情報の可変表示を実行可能とする制御を行う可変表示制御手段(ステップS52,S53の処理を実行する遊技制御用マイクロコンピュータ560)と、を備える遊技機であって、
前記特定遊技状態には、第1特定遊技状態(確変大当り)と、該第1特定遊技状態よりも遊技者にとって有利度合いの低い第2特定遊技状態(突然確変大当たり)と、があり、
前記特定遊技状態制御手段は、前記第2可変表示手段により導出表示された表示結果が前記特定表示結果となったときに、前記第1可変表示手段により導出表示された表示結果が前記特定表示結果となったときよりも低い割合で前記第2特定遊技状態に制御するか、または、前記第2特定遊技状態には制御せず(大当り種別判定テーブル131a,131bに基づいて大当り種別を判定し)、
前記第2保留記憶として記憶される数値データに基づく第2開始条件が成立する以前に、当該第2開始条件の成立に基づいて実行される可変表示の表示結果が前記特定表示結果となるか否かを判定する判定手段(ステップS220〜222の処理を実行する遊技制御用マイクロコンピュータ560)と、
前記判定手段の判定結果に基づいて、前記特定表示結果となる可能性があることを予告する予告演出(保留球変化の先読み予告演出)について、前記判定手段による判定の対象となった数値データに基づく第2開始条件が成立する以前に実行するか否かを決定する予告演出決定手段(ステップS6010,S6011,S6013の処理を実行する演出制御用マイクロコンピュータ100)と、
前記予告演出決定手段によって前記予告演出を実行すると決定されたことに基づいて、該予告演出を実行する予告演出実行手段(ステップS6014Aの処理を実行する演出制御用マイクロコンピュータ100)と、をさらに備え、
前記予告演出実行手段による予告演出が実行された後に、前記第2始動領域が設けられた領域へ遊技媒体を発射すべきことを示唆する演出を実行する(ステップS6014Bで右打ち示唆表示を開始する)ことを特徴とする。
これによれば、予告演出が実行された後は、第2始動領域が設けられた領域へ遊技媒体を発射すべきことを示唆するため、当該予告演出の対象となった第2保留記憶に基づく特定遊技状態が終了したときに第2保留記憶が存在する可能性を高めることができる。その結果、第2保留記憶に基づく可変表示が優先して実行されることで、遊技者にとって有利度合いの低い特定遊技状態に制御される可能性を低下させ、不利益を抑制することができる。
遊技領域(7)に設けられた第1始動領域(第1始動入賞口13a)を遊技媒体が通過した後に第1開始条件(第2保留記憶数が0であり第1保留記憶数が0でない場合であって、第1特別図柄および第2特別図柄の可変表示が実行されていない状態であり、かつ、大当り遊技が実行されていない状態)が成立したことに基づいて各々が識別可能な複数種類の識別情報の可変表示を行い表示結果を導出表示する第1可変表示手段(第1特別図柄表示器8a)と、
遊技領域(7)に設けられた第2始動領域(第2始動入賞口13b)を遊技媒体が通過した後に第2開始条件(第2保留記憶数が0でない場合であって、第1特別図柄および第2特別図柄の可変表示が実行されていない状態であり、かつ、大当り遊技が実行されていない状態)が成立したことに基づいて各々が識別可能な複数種類の識別情報の可変表示を行い表示結果を導出表示する第2可変表示手段(第2特別図柄表示器8b)と、
前記第1可変表示手段又は前記第2可変表示手段により導出表示された表示結果が予め定められた特定表示結果(大当り図柄)となったときに、遊技者にとって有利な特定遊技状態(大当り遊技状態)に制御する特定遊技状態制御手段(ステップS305〜S307の処理を実行する遊技制御用マイクロコンピュータ560)と、
普通変動条件(普通図柄プロセスフラグの値が「0」であり、普図保留記憶部に格納された普図保留記憶データがあること)が成立したことに基づいて各々が識別可能な複数種類の普通識別情報の可変表示を行い表示結果を導出表示する普通可変表示手段(ステップS510〜S513の処理を実行する遊技制御用マイクロコンピュータ560)と、
前記普通可変表示手段により導出表示された表示結果が予め定められた所定表示結果(当り図柄)となったときに、前記第2始動領域を遊技媒体が通過しがたい第1状態(開放状態)から遊技媒体が通過しやすい第2状態(閉鎖状態)に変化させた後、前記第2始動領域を前記第2状態から前記第1状態に戻す可変入賞制御手段(ステップS514の処理を実行する遊技制御用マイクロコンピュータ560)と、
前記特定遊技状態が終了してから所定条件(大当り遊技状態の発生又は時短カウンタの値が減算後に0となる)が成立するまでの高開放制御期間(高ベース状態)において、前記第2始動領域が前記第2状態となる割合を高くする高開放制御手段(ステップS167〜S170の処理を実行する遊技制御用マイクロコンピュータ560)と、
前記第1始動領域又は前記第2始動領域を遊技媒体が通過したときに、数値データ(ソフトウェア乱数及びランダムR)を抽出する数値データ抽出手段(ステップS1214A,1214Bの処理を実行する遊技制御用マイクロコンピュータ560)と、
前記第1始動領域を遊技媒体が通過したにもかかわらず前記第1開始条件が成立していない可変表示について、所定の上限数を限度に、前記数値データ抽出手段が抽出した数値データを第1保留記憶として記憶する第1保留記憶手段(第1保留記憶バッファ)と、
前記第2始動領域を遊技媒体が通過したにもかかわらず前記第2開始条件が成立していない可変表示について、所定の上限数を限度に、前記数値データ抽出手段が抽出した数値データを第2保留記憶として記憶する第2保留記憶手段(第2保留記憶バッファ)と、
前記第2保留記憶としての数値データが記憶されている状態では、前記第1可変表示手段による識別情報の可変表示よりも、前記第2可変表示手段による識別情報の可変表示を優先して実行させる制御を行う一方、前記第2保留記憶としての数値データが記憶されていない状態では、前記第1可変表示手段による識別情報の可変表示を実行可能とする制御を行う可変表示制御手段(ステップS52,S53の処理を実行する遊技制御用マイクロコンピュータ560)と、を備える遊技機であって、
前記特定遊技状態には、第1特定遊技状態(確変大当り)と、該第1特定遊技状態よりも遊技者にとって有利度合いの低い第2特定遊技状態(突然確変大当たり)と、があり、
前記特定遊技状態制御手段は、前記第2可変表示手段により導出表示された表示結果が前記特定表示結果となったときに、前記第1可変表示手段により導出表示された表示結果が前記特定表示結果となったときよりも低い割合で前記第2特定遊技状態に制御するか、または、前記第2特定遊技状態には制御せず(大当り種別判定テーブル131a,131bに基づいて大当り種別を判定し)、
前記第2保留記憶として記憶される数値データに基づく第2開始条件が成立する以前に、当該第2開始条件の成立に基づいて実行される可変表示の表示結果が前記特定表示結果となるか否かを判定する判定手段(ステップS220〜222の処理を実行する遊技制御用マイクロコンピュータ560)と、
前記判定手段の判定結果に基づいて、前記特定表示結果となる可能性があることを予告する予告演出(保留球変化の先読み予告演出)について、前記判定手段による判定の対象となった数値データに基づく第2開始条件が成立する以前に実行するか否かを決定する予告演出決定手段(ステップS6010,S6011,S6013の処理を実行する演出制御用マイクロコンピュータ100)と、
前記予告演出決定手段によって前記予告演出を実行すると決定されたことに基づいて、該予告演出を実行する予告演出実行手段(ステップS6014Aの処理を実行する演出制御用マイクロコンピュータ100)と、をさらに備え、
前記予告演出実行手段による予告演出が実行された後に、前記第2始動領域が設けられた領域へ遊技媒体を発射すべきことを示唆する演出を実行する(ステップS6014Bで右打ち示唆表示を開始する)ことを特徴とする。
これによれば、予告演出が実行された後は、第2始動領域が設けられた領域へ遊技媒体を発射すべきことを示唆するため、当該予告演出の対象となった第2保留記憶に基づく特定遊技状態が終了したときに第2保留記憶が存在する可能性を高めることができる。その結果、第2保留記憶に基づく可変表示が優先して実行されることで、遊技者にとって有利度合いの低い特定遊技状態に制御される可能性を低下させ、不利益を抑制することができる。
また手段8に係る発明は、
遊技領域(7)に設けられた第1始動領域(第1始動入賞口13a)を遊技媒体が通過した後に第1開始条件(第2保留記憶数が0であり第1保留記憶数が0でない場合であって、第1特別図柄および第2特別図柄の可変表示が実行されていない状態であり、かつ、大当り遊技が実行されていない状態)が成立したことに基づいて各々が識別可能な複数種類の識別情報の可変表示を行い表示結果を導出表示する第1可変表示手段(第1特別図柄表示器8a)と、
遊技領域(7)に設けられた第2始動領域(第2始動入賞口13b)を遊技媒体が通過した後に第2開始条件(第2保留記憶数が0でない場合であって、第1特別図柄および第2特別図柄の可変表示が実行されていない状態であり、かつ、大当り遊技が実行されていない状態)が成立したことに基づいて各々が識別可能な複数種類の識別情報の可変表示を行い表示結果を導出表示する第2可変表示手段(第2特別図柄表示器8b)と、
前記第1可変表示手段又は前記第2可変表示手段により導出表示された表示結果が予め定められた特定表示結果(大当り図柄)となったときに、遊技者にとって有利な特定遊技状態(大当り遊技状態)に制御する特定遊技状態制御手段(ステップS305〜S307の処理を実行する遊技制御用マイクロコンピュータ560)と、
普通変動条件(普通図柄プロセスフラグの値が「0」であり、普図保留記憶部に格納された普図保留記憶データがあること)が成立したことに基づいて各々が識別可能な複数種類の普通識別情報の可変表示を行い表示結果を導出表示する普通可変表示手段(ステップS510〜S513の処理を実行する遊技制御用マイクロコンピュータ560)と、
前記普通可変表示手段により導出表示された表示結果が予め定められた所定表示結果(当り図柄)となったときに、前記第2始動領域を遊技媒体が通過しがたい第1状態(開放状態)から遊技媒体が通過しやすい第2状態(閉鎖状態)に変化させた後、前記第2始動領域を前記第2状態から前記第1状態に戻す可変入賞制御手段(ステップS514の処理を実行する遊技制御用マイクロコンピュータ560)と、
前記特定遊技状態が終了してから所定条件(大当り遊技状態の発生又は時短カウンタの値が減算後に0となる)が成立するまでの高開放制御期間(高ベース状態)において、前記第2始動領域が前記第2状態となる割合を高くする高開放制御手段(ステップS167〜S170の処理を実行する遊技制御用マイクロコンピュータ560)と、
前記第1始動領域又は前記第2始動領域を遊技媒体が通過したときに、数値データ(ソフトウェア乱数及びランダムR)を抽出する数値データ抽出手段(ステップS1214A,1214Bの処理を実行する遊技制御用マイクロコンピュータ560)と、
前記第1始動領域を遊技媒体が通過したにもかかわらず前記第1開始条件が成立していない可変表示について、所定の上限数を限度に、前記数値データ抽出手段が抽出した数値データを第1保留記憶として記憶する第1保留記憶手段(第1保留記憶バッファ)と、
前記第2始動領域を遊技媒体が通過したにもかかわらず前記第2開始条件が成立していない可変表示について、所定の上限数を限度に、前記数値データ抽出手段が抽出した数値データを第2保留記憶として記憶する第2保留記憶手段(第2保留記憶バッファ)と、
前記第2保留記憶としての数値データが記憶されている状態では、前記第1可変表示手段による識別情報の可変表示よりも、前記第2可変表示手段による識別情報の可変表示を優先して実行させる制御を行う一方、前記第2保留記憶としての数値データが記憶されていない状態では、前記第1可変表示手段による識別情報の可変表示を実行可能とする制御を行う可変表示制御手段(ステップS52,S53の処理を実行する遊技制御用マイクロコンピュータ560)と、を備える遊技機であって、
前記特定遊技状態には、第1特定遊技状態(確変大当り)と、該第1特定遊技状態よりも遊技者にとって有利度合いの低い第2特定遊技状態(突然確変大当たり)と、があり、
前記特定遊技状態制御手段は、前記第2可変表示手段により導出表示された表示結果が前記特定表示結果となったときに、前記第1可変表示手段により導出表示された表示結果が前記特定表示結果となったときよりも低い割合で前記第2特定遊技状態に制御するか、または、前記第2特定遊技状態には制御せず(大当り種別判定テーブル131a,131bに基づいて大当り種別を判定し)、
前記第2保留記憶として記憶される数値データに基づく第2開始条件が成立する以前に、当該第2開始条件の成立に基づいて実行される可変表示の表示結果が前記特定表示結果となるか否かを判定する判定手段(ステップS220〜222の処理を実行する遊技制御用マイクロコンピュータ560)と、
前記判定手段の判定結果に基づいて、前記特定表示結果となる可能性があることを予告する予告演出(保留球変化の先読み予告演出)について、前記判定手段による判定の対象となった数値データに基づく第2開始条件が成立する以前に実行するか否かを決定する予告演出決定手段(ステップS6010,S6011,S6013の処理を実行する演出制御用マイクロコンピュータ100)と、
前記予告演出決定手段によって前記予告演出を実行すると決定されたことに基づいて、該予告演出を実行する予告演出実行手段(ステップS6014Aの処理を実行する演出制御用マイクロコンピュータ100)と、をさらに備え、
前記予告演出実行手段による予告演出が実行された後、当該予告演出に係る前記判定の対象となった数値データに基づく可変表示の表示結果が特定表示結果(必ず先読み予告演出が実行されるスーパーリーチを伴う確変大当り)となったことにより前記特定遊技状態に制御されているときに(特殊制御フラグ、特殊制御状態フラグがセットされているときに)、前記第2始動領域を前記第2状態に変化させる制御を実行可能である(第2保留記憶数が0であれば、ファンファーレ演出、インターバル演出、エンディング演出実行中に高ベース状態とし、且つ、第2始動入賞口13bが高い割合で開放される旨を報知する)ことを特徴とする。
これによれば、予告演出の対象となった第2保留記憶に基づく特定遊技状態に制御されているときに、第2始動領域を第2状態に変化させる制御を行うことで、当該予告演出の対象となった第2保留記憶に基づく特定遊技状態が終了したときに第2保留記憶が存在する可能性を高めることができる。その結果、第2保留記憶に基づく可変表示が優先して実行されることで、遊技者にとって有利度合いの低い特定遊技状態に制御される可能性を低下させ、不利益を抑制することができる。
遊技領域(7)に設けられた第1始動領域(第1始動入賞口13a)を遊技媒体が通過した後に第1開始条件(第2保留記憶数が0であり第1保留記憶数が0でない場合であって、第1特別図柄および第2特別図柄の可変表示が実行されていない状態であり、かつ、大当り遊技が実行されていない状態)が成立したことに基づいて各々が識別可能な複数種類の識別情報の可変表示を行い表示結果を導出表示する第1可変表示手段(第1特別図柄表示器8a)と、
遊技領域(7)に設けられた第2始動領域(第2始動入賞口13b)を遊技媒体が通過した後に第2開始条件(第2保留記憶数が0でない場合であって、第1特別図柄および第2特別図柄の可変表示が実行されていない状態であり、かつ、大当り遊技が実行されていない状態)が成立したことに基づいて各々が識別可能な複数種類の識別情報の可変表示を行い表示結果を導出表示する第2可変表示手段(第2特別図柄表示器8b)と、
前記第1可変表示手段又は前記第2可変表示手段により導出表示された表示結果が予め定められた特定表示結果(大当り図柄)となったときに、遊技者にとって有利な特定遊技状態(大当り遊技状態)に制御する特定遊技状態制御手段(ステップS305〜S307の処理を実行する遊技制御用マイクロコンピュータ560)と、
普通変動条件(普通図柄プロセスフラグの値が「0」であり、普図保留記憶部に格納された普図保留記憶データがあること)が成立したことに基づいて各々が識別可能な複数種類の普通識別情報の可変表示を行い表示結果を導出表示する普通可変表示手段(ステップS510〜S513の処理を実行する遊技制御用マイクロコンピュータ560)と、
前記普通可変表示手段により導出表示された表示結果が予め定められた所定表示結果(当り図柄)となったときに、前記第2始動領域を遊技媒体が通過しがたい第1状態(開放状態)から遊技媒体が通過しやすい第2状態(閉鎖状態)に変化させた後、前記第2始動領域を前記第2状態から前記第1状態に戻す可変入賞制御手段(ステップS514の処理を実行する遊技制御用マイクロコンピュータ560)と、
前記特定遊技状態が終了してから所定条件(大当り遊技状態の発生又は時短カウンタの値が減算後に0となる)が成立するまでの高開放制御期間(高ベース状態)において、前記第2始動領域が前記第2状態となる割合を高くする高開放制御手段(ステップS167〜S170の処理を実行する遊技制御用マイクロコンピュータ560)と、
前記第1始動領域又は前記第2始動領域を遊技媒体が通過したときに、数値データ(ソフトウェア乱数及びランダムR)を抽出する数値データ抽出手段(ステップS1214A,1214Bの処理を実行する遊技制御用マイクロコンピュータ560)と、
前記第1始動領域を遊技媒体が通過したにもかかわらず前記第1開始条件が成立していない可変表示について、所定の上限数を限度に、前記数値データ抽出手段が抽出した数値データを第1保留記憶として記憶する第1保留記憶手段(第1保留記憶バッファ)と、
前記第2始動領域を遊技媒体が通過したにもかかわらず前記第2開始条件が成立していない可変表示について、所定の上限数を限度に、前記数値データ抽出手段が抽出した数値データを第2保留記憶として記憶する第2保留記憶手段(第2保留記憶バッファ)と、
前記第2保留記憶としての数値データが記憶されている状態では、前記第1可変表示手段による識別情報の可変表示よりも、前記第2可変表示手段による識別情報の可変表示を優先して実行させる制御を行う一方、前記第2保留記憶としての数値データが記憶されていない状態では、前記第1可変表示手段による識別情報の可変表示を実行可能とする制御を行う可変表示制御手段(ステップS52,S53の処理を実行する遊技制御用マイクロコンピュータ560)と、を備える遊技機であって、
前記特定遊技状態には、第1特定遊技状態(確変大当り)と、該第1特定遊技状態よりも遊技者にとって有利度合いの低い第2特定遊技状態(突然確変大当たり)と、があり、
前記特定遊技状態制御手段は、前記第2可変表示手段により導出表示された表示結果が前記特定表示結果となったときに、前記第1可変表示手段により導出表示された表示結果が前記特定表示結果となったときよりも低い割合で前記第2特定遊技状態に制御するか、または、前記第2特定遊技状態には制御せず(大当り種別判定テーブル131a,131bに基づいて大当り種別を判定し)、
前記第2保留記憶として記憶される数値データに基づく第2開始条件が成立する以前に、当該第2開始条件の成立に基づいて実行される可変表示の表示結果が前記特定表示結果となるか否かを判定する判定手段(ステップS220〜222の処理を実行する遊技制御用マイクロコンピュータ560)と、
前記判定手段の判定結果に基づいて、前記特定表示結果となる可能性があることを予告する予告演出(保留球変化の先読み予告演出)について、前記判定手段による判定の対象となった数値データに基づく第2開始条件が成立する以前に実行するか否かを決定する予告演出決定手段(ステップS6010,S6011,S6013の処理を実行する演出制御用マイクロコンピュータ100)と、
前記予告演出決定手段によって前記予告演出を実行すると決定されたことに基づいて、該予告演出を実行する予告演出実行手段(ステップS6014Aの処理を実行する演出制御用マイクロコンピュータ100)と、をさらに備え、
前記予告演出実行手段による予告演出が実行された後、当該予告演出に係る前記判定の対象となった数値データに基づく可変表示の表示結果が特定表示結果(必ず先読み予告演出が実行されるスーパーリーチを伴う確変大当り)となったことにより前記特定遊技状態に制御されているときに(特殊制御フラグ、特殊制御状態フラグがセットされているときに)、前記第2始動領域を前記第2状態に変化させる制御を実行可能である(第2保留記憶数が0であれば、ファンファーレ演出、インターバル演出、エンディング演出実行中に高ベース状態とし、且つ、第2始動入賞口13bが高い割合で開放される旨を報知する)ことを特徴とする。
これによれば、予告演出の対象となった第2保留記憶に基づく特定遊技状態に制御されているときに、第2始動領域を第2状態に変化させる制御を行うことで、当該予告演出の対象となった第2保留記憶に基づく特定遊技状態が終了したときに第2保留記憶が存在する可能性を高めることができる。その結果、第2保留記憶に基づく可変表示が優先して実行されることで、遊技者にとって有利度合いの低い特定遊技状態に制御される可能性を低下させ、不利益を抑制することができる。
Claims (2)
- 遊技領域に設けられた第1始動領域を遊技媒体が通過した後に第1開始条件が成立したことに基づいて各々が識別可能な複数種類の識別情報の可変表示を行い表示結果を導出表示する第1可変表示手段と、
遊技領域に設けられた第2始動領域を遊技媒体が通過した後に第2開始条件が成立したことに基づいて各々が識別可能な複数種類の識別情報の可変表示を行い表示結果を導出表示する第2可変表示手段と、
前記第1可変表示手段又は前記第2可変表示手段により導出表示された表示結果が予め定められた特定表示結果となったときに、遊技者にとって有利な特定遊技状態に制御する特定遊技状態制御手段と、
普通変動条件が成立したことに基づいて各々が識別可能な複数種類の普通識別情報の可変表示を行い表示結果を導出表示する普通可変表示手段と、
前記普通可変表示手段により導出表示された表示結果が予め定められた所定表示結果となったときに、前記第2始動領域を遊技媒体が通過しがたい第1状態から遊技媒体が通過しやすい第2状態に変化させた後、前記第2始動領域を前記第2状態から前記第1状態に戻す可変入賞制御手段と、
前記特定遊技状態が終了してから所定条件が成立するまでの高開放制御期間において、前記第2始動領域が前記第2状態となる割合を高くする高開放制御手段と、
前記第1始動領域又は前記第2始動領域を遊技媒体が通過したときに、数値データを抽出する数値データ抽出手段と、
前記第1始動領域を遊技媒体が通過したにもかかわらず前記第1開始条件が成立していない可変表示について、所定の上限数を限度に、前記数値データ抽出手段が抽出した数値データを第1保留記憶として記憶する第1保留記憶手段と、
前記第2始動領域を遊技媒体が通過したにもかかわらず前記第2開始条件が成立していない可変表示について、所定の上限数を限度に、前記数値データ抽出手段が抽出した数値データを第2保留記憶として記憶する第2保留記憶手段と、
前記第2保留記憶としての数値データが記憶されている状態では、前記第1可変表示手段による識別情報の可変表示よりも、前記第2可変表示手段による識別情報の可変表示を優先して実行させる制御を行う一方、前記第2保留記憶としての数値データが記憶されていない状態では、前記第1可変表示手段による識別情報の可変表示を実行可能とする制御を行う可変表示制御手段と、を備える遊技機であって、
前記特定遊技状態には、第1特定遊技状態と、該第1特定遊技状態よりも遊技者にとって有利度合いの低い第2特定遊技状態と、があり、
前記特定遊技状態制御手段は、前記第2可変表示手段により導出表示された表示結果が前記特定表示結果となったときに、前記第1可変表示手段により導出表示された表示結果が前記特定表示結果となったときよりも低い割合で前記第2特定遊技状態に制御するか、または、前記第2特定遊技状態には制御せず、
前記第2保留記憶として記憶される数値データに基づく第2開始条件が成立する以前に、当該第2開始条件の成立に基づいて実行される可変表示の表示結果が前記特定表示結果となるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段の判定結果に基づいて、前記特定表示結果となる可能性があることを予告する予告演出について、前記判定手段による判定の対象となった数値データに基づく第2開始条件が成立する以前に実行するか否かを決定する予告演出決定手段と、
前記予告演出決定手段によって前記予告演出を実行すると決定されたことに基づいて、該予告演出を実行する予告演出実行手段と、をさらに備え、
前記予告演出実行手段による予告演出が実行された後に、前記第2始動領域が設けられた領域へ遊技媒体を発射すべきことを示唆する演出を実行することを特徴とする遊技機。 - 遊技領域に設けられた第1始動領域を遊技媒体が通過した後に第1開始条件が成立したことに基づいて各々が識別可能な複数種類の識別情報の可変表示を行い表示結果を導出表示する第1可変表示手段と、
遊技領域に設けられた第2始動領域を遊技媒体が通過した後に第2開始条件が成立したことに基づいて各々が識別可能な複数種類の識別情報の可変表示を行い表示結果を導出表示する第2可変表示手段と、
前記第1可変表示手段又は前記第2可変表示手段により導出表示された表示結果が予め定められた特定表示結果となったときに、遊技者にとって有利な特定遊技状態に制御する特定遊技状態制御手段と、
普通変動条件が成立したことに基づいて各々が識別可能な複数種類の普通識別情報の可変表示を行い表示結果を導出表示する普通可変表示手段と、
前記普通可変表示手段により導出表示された表示結果が予め定められた所定表示結果となったときに、前記第2始動領域を遊技媒体が通過しがたい第1状態から遊技媒体が通過しやすい第2状態に変化させた後、前記第2始動領域を前記第2状態から前記第1状態に戻す可変入賞制御手段と、
前記特定遊技状態が終了してから所定条件が成立するまでの高開放制御期間において、前記第2始動領域が前記第2状態となる割合を高くする高開放制御手段と、
前記第1始動領域又は前記第2始動領域を遊技媒体が通過したときに、数値データを抽出する数値データ抽出手段と、
前記第1始動領域を遊技媒体が通過したにもかかわらず前記第1開始条件が成立していない可変表示について、所定の上限数を限度に、前記数値データ抽出手段が抽出した数値データを第1保留記憶として記憶する第1保留記憶手段と、
前記第2始動領域を遊技媒体が通過したにもかかわらず前記第2開始条件が成立していない可変表示について、所定の上限数を限度に、前記数値データ抽出手段が抽出した数値データを第2保留記憶として記憶する第2保留記憶手段と、
前記第2保留記憶としての数値データが記憶されている状態では、前記第1可変表示手段による識別情報の可変表示よりも、前記第2可変表示手段による識別情報の可変表示を優先して実行させる制御を行う一方、前記第2保留記憶としての数値データが記憶されていない状態では、前記第1可変表示手段による識別情報の可変表示を実行可能とする制御を行う可変表示制御手段と、を備える遊技機であって、
前記特定遊技状態には、第1特定遊技状態と、該第1特定遊技状態よりも遊技者にとって有利度合いの低い第2特定遊技状態と、があり、
前記特定遊技状態制御手段は、前記第2可変表示手段により導出表示された表示結果が前記特定表示結果となったときに、前記第1可変表示手段により導出表示された表示結果が前記特定表示結果となったときよりも低い割合で前記第2特定遊技状態に制御するか、または、前記第2特定遊技状態には制御せず、
前記第2保留記憶として記憶される数値データに基づく第2開始条件が成立する以前に、当該第2開始条件の成立に基づいて実行される可変表示の表示結果が前記特定表示結果となるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段の判定結果に基づいて、前記特定表示結果となる可能性があることを予告する予告演出について、前記判定手段による判定の対象となった数値データに基づく第2開始条件が成立する以前に実行するか否かを決定する予告演出決定手段と、
前記予告演出決定手段によって前記予告演出を実行すると決定されたことに基づいて、該予告演出を実行する予告演出実行手段と、をさらに備え、
前記予告演出実行手段による予告演出が実行された後、当該予告演出に係る前記判定の対象となった数値データに基づく可変表示の表示結果が特定表示結果となったことにより前記特定遊技状態に制御されているときに、前記第2始動領域を前記第2状態に変化させる制御を実行可能であることを特徴とする遊技機。
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