JP2013226014A - 積層コアの製造方法及び積層コアの製造装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】焼鈍等にかかる時間を短縮することができ、製造コストの低減、作業効率の向上、生産効率の向上を図ることができる積層コアの製造方法及び積層コアの製造装置を提供する。
【解決手段】薄板52からプレス打ち抜きにより形成されたコアプレートを積層して積層コアを製造する積層コアの製造方法及び製造装置であって、搬送機構54によって薄板52を搬送し、金型56によって薄板52からコアプレートの少なくとも一部分を切断した後に、薄板52に嵌め戻し、薄板52にコアプレートが嵌った状態で薄板52を焼鈍し、薄板52からコアプレートを分離し、積層する。
【選択図】図4
【解決手段】薄板52からプレス打ち抜きにより形成されたコアプレートを積層して積層コアを製造する積層コアの製造方法及び製造装置であって、搬送機構54によって薄板52を搬送し、金型56によって薄板52からコアプレートの少なくとも一部分を切断した後に、薄板52に嵌め戻し、薄板52にコアプレートが嵌った状態で薄板52を焼鈍し、薄板52からコアプレートを分離し、積層する。
【選択図】図4
Description
本発明は、帯状の薄板から打ち抜かれた鋼板を積層して円環状の小径コア及び大径コアを製造する積層コアの製造方法及び積層コアの製造装置に関する。
一般に、モータコア(ロータコア及びステータコア)は、帯状鋼板をプレス打ち抜きにより形成される所定形状の鋼板を積層することにより製造される。
プレス打ち抜き時においては、打ち抜き歪みが発生し、この歪みが残留した状態でモータコアを製造すると、磁路が歪んでしまい、モータは設計通りの性能を発揮することができないことが知られている。
そこで、従来では、打ち抜き後の鋼板を積層してなる積層コアを焼鈍することで、加工歪みを低減するようにしている(例えば特許文献1参照)。
従来の方法は、例えば図12に示すように、搬送機構300によって搬送される帯状の薄板302を、プレス機の金型304によってプレス打ち抜きを行うことで、プレス機の積層型306に鋼板を順次積層することで鋼板の積層体308とし、その後、積層体308に対して焼鈍及び除冷を行うことで、積層コアを製造するようにしている。例えば複数の積層体308をバッチ方式の炉310に投入して、複数の積層体308を一度に焼鈍する。その後、複数の積層体308を炉310内で除冷するようにしている。
しかし、このような従来の方法では、鋼板の積層体308を焼鈍することから、その体積の大きさから、加熱に時間がかかり、また、除冷にも時間がかかる。一度に処理できる数も限られているため、積層コアの製造に長時間を要し、製造コスト及び処理能力で課題がある。また、積層体308の酸化防止のための真空引きや窒素注入も必要となり、作業が複雑で手間がかかるという問題もある。
本発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、焼鈍等にかかる時間を短縮することができ、製造コストの低減、作業効率の向上、生産効率の向上を図ることができる積層コアの製造方法及び積層コアの製造装置を提供することを目的とする。
[1] 第1の本発明に係る積層コアの製造方法は、薄板からプレス打ち抜きにより形成されたコアプレートを積層して積層コアを製造する積層コアの製造方法であって、前記薄板から打ち抜きによって少なくとも一部分が切断されたコアプレートを形成する第1の工程と、前記薄板に前記コアプレートが嵌った状態で前記薄板を焼鈍する第2の工程と、前記薄板から前記コアプレートを分離し、積層する第3の工程とを有することを特徴とする。
すなわち、本発明においては、薄板からコアプレートの少なくとも一部分を打ち抜き、前記薄板に前記コアプレートが嵌った状態で前記薄板を焼鈍する。薄板の状態で加熱するため、焼鈍に要する時間は短時間で済む。しかも、コアプレートは薄板に嵌め込まれていることから、焼鈍中に空気に触れにくいため、酸化されにくい。従って、別途酸化防止のための処理や作業が不要となる。また、コアプレートは薄板に嵌め込まれているため、薄板を搬送するだけで、コアプレートも一緒に搬送されることになり、コアプレートを搬送するための別途の装置が不要になる。その後、薄板からコアプレートを完全に分離し、積層することで簡単に積層コアを製造することができる。
このように、本発明においては、製造コストの低減、作業効率の向上、生産効率の向上を図ることができる。
[2] 第1の本発明において、前記第1の工程は、前記薄板から前記コアプレートを完全に切断した後、前記コアプレートを前記薄板に嵌め戻すことが好ましい。
この場合、コアプレートは薄板から完全に切断されているため、その後、第3の工程で、薄板から分離する際に、薄板からの切断処理が不要となるため、例えば第1の工程と同様のプレス打ち抜きをする必要がなくなり、分離にかかる処理が簡単になる。しかも、コアプレートに残留する打ち抜き歪みを少なくすることができる。
[3] 第1の本発明において、前記第2の工程と、前記第3の工程の間に、前記薄板に前記コアプレートが嵌った状態で前記薄板を徐冷する第4の工程を有するようにしてもよい。
薄板は熱容量が小さいため、薄板を焼鈍の環境下から常温の環境下に移すと、急冷されてしまい、薄板の金属組織が変化して磁気特性が劣化するおそれがある。そこで、焼鈍後に薄板を徐冷することが好ましい。
[4] この場合、前記第4の工程は、前記薄板の搬送経路に沿って前記薄板を徐冷するようにしてもよい。
薄板の搬送経路に沿って徐冷することで、薄板の搬送を止める必要がなく、製造効率がよい。
[5] 第2の本発明に係る積層コアの製造装置は、薄板からプレス打ち抜きにより形成されたコアプレートを積層して積層コアを製造する積層コアの製造装置であって、前記薄板を搬送する搬送機構と、前記薄板から打ち抜きによって少なくとも一部分が切断されたコアプレートを形成する金型と、前記金型の下流側に設置され、前記薄板に前記コアプレートが嵌った状態で前記薄板を焼鈍する焼鈍装置と、前記薄板から前記コアプレートを分離し、積層するコアプレート積層装置とを有することを特徴とする。
[6] 第2の本発明において、前記金型は、前記薄板から前記コアプレートを少なくとも一部切断するメインパンチと、前記メインパンチと対向して設置され、少なくとも一部が切断された前記コアプレートを前記薄板に嵌め戻すカウンタパンチとを有するようにしてもよい。
[7] この場合、前記メインパンチは、前記薄板から前記コアプレートを完全に切断し、前記カウンタパンチは、完全に切断された前記コアプレートを前記薄板に嵌め戻すようにしてもよい。
[8] 第2の本発明において、前記金型と、前記コアプレート積層装置との間に、前記薄板に前記コアプレートが嵌った状態で前記薄板を徐冷する除冷装置を有するようにしてもよい。
[9] この場合、前記除冷装置は、前記薄板の搬送経路に沿って前記薄板を徐冷するようにしてもよい。
以上説明したように、本発明に係る積層コアの製造方法及び積層コアの製造装置によれば、焼鈍等にかかる時間を短縮することができ、製造コストの低減、作業効率の向上、生産効率の向上を図ることができる。
以下、本発明に係る積層コアの製造方法及び積層コアの製造装置の実施の形態例を図1A〜図11を参照しながら説明する。
先ず、本実施の形態に係る積層コアの製造方法及び製造装置にて製造される積層コア10は、図1A及び図1Bに示すように、大径コア12の内径部分に小径コア14を挿入して構成される。大径コア12は、図2A及び図2Bに示すように、複数の大径コア用プレート16を積層してなる複数の分割コア18を、円環状に配置して構成される。各大径コア12は、外形がほぼT字状を有する。小径コア14は、図3A及び図3Bに示すように、複数の円環状の小径コア用プレート20を積層して構成される。各小径コア用プレート20には、円周に沿って形成された複数のマグネット挿入孔22を有する。また、各大径コア用プレート16及び各小径コア用プレート20には、それぞれ積層時に互いに固定するためのカシメダボ24が形成されている。
この積層コア10をモータコアとする場合は、小径コア14をロータコア、大径コア12をステータコアとして使用するか、あるいは、小径コア14をステータコア、大径コア12をロータとして使用する。
そして、本実施の形態に係る積層コアの製造装置(以下、製造装置50と記す)は、図4に示すように、帯状の薄板52(鋼板)を一方向に搬送する搬送機構54と、搬送過程の薄板52に対してプレス打ち抜きを行う金型56とを有する。
金型56は、図5に示すように、薄板52の搬送方向の上流側から下流側に向かって、予め設定された位置にカシメダボ24を成形(半抜き)するための第1金型56Aと、打ち抜きによってマグネット挿入孔22を形成する第2金型56Bと、第2金型56Bと同じ位置に設置され、薄板52のうち、小径コア用プレート20を打ち抜く前の、小径コア用プレート20の内径部分に対応するエリアから1以上の大径コア用プレート16を打ち抜く第3金型56Cと、第2金型56B及び第3金型56Cと同時に動作し、大径コア用プレート16を打ち抜く第4金型56Dと、打ち抜きによって小径コア用プレート20の内径部分を形成する第5金型56Eと、小径コア用プレート20を打ち抜く(打ち抜きによって小径コア用プレート20の外形部分を形成する)第6金型56Fとを有する。
これら第1金型56A〜第6金型56Fのうち、第4金型56Dは、薄板52のうち、従来、材料取りされていなかったエリアから大径コア用プレート16を材料取り、すなわち、打ち抜くようにしている。
特に、本実施の形態に係る金型56は、打ち抜きによって薄板52から大径コア用プレート16及び小径コア用プレート20を完全に切断した後、大径コア用プレート16及び小径コア用プレート20を薄板52に嵌め戻す。つまり、プッシュバックを行う。
すなわち、図6に示すように、第1金型56Aは、薄板52のうち、予め設定された位置58に、カシメダボ24を形成する。第2金型56Bは、薄板52から板片26を打ち抜いてマグネット挿入孔22を形成した後、板片26をマグネット挿入孔22に嵌め戻す。第3金型56C及び第4金型56Dは、薄板から大径コア用プレート16を打ち抜いた後、大径コア用プレート16を薄板52に嵌め戻す。第5金型56Eは、薄板52から円板28を打ち抜いて小径コア用プレート20の内径部分を形成した後、円板28を該内径部分に嵌め戻す。第6金型56Fは、薄板52から小径コア用プレート20を打ち抜いた後、小径コア用プレート20を薄板52に嵌め戻す。
具体的には、第2金型56B〜第6金型56Fは、例えば図7A〜図7Fに代表して示すように、固定ダイ60と、固定ダイ60に対向して設置され、薄板52への打ち抜き時に薄板52を固定ダイ60と共に挟持するストリッパプレートと、固定された薄板52を打ち抜いて、大径コア用プレート16や小径コア用プレート20を完全に切断するメインパンチ64と、メインパンチ64と対向して設置され、切断された大径コア用プレート16や小径コア用プレート20を薄板52に嵌め戻すカウンタパンチ66とを有する。カウンタパンチ66は、板バネや圧縮バネ等の図示しない弾発手段によって、メインパンチ64に向けて付勢されている。また、カウンタパンチ66の上方への移動は、図示しないストッパによって制限され、その上面(メインパンチ64と対向する面)が固定ダイ60の上面と同じ高さになった段階で停止するようになっている。
プッシュバック処理の工程を図7A〜図7Fに基づいて説明すると、先ず、図7Aの第1工程において、薄板52の搬送を一時的に停止させる。そして、ストリッパプレート62を下方に移動して薄板52を搬送経路68よりも下方に移動して固定ダイ60とストリッパプレート62で挟持する。さらに、メインパンチ64を下死点まで下げて薄板52を打ち抜くことで、大径コア用プレート16や小径コア用プレート20を完全に切断する。このとき、カウンタパンチ66がメインパンチ64に向けて付勢されているため、切断された大径コア用プレート16や小径コア用プレート20は、落下することがない。
その後、図7Bの第2工程において、メインパンチ64を上方に移動させることで、カウンタパンチ66も上方に移動し、切断された大径コア用プレート16や小径コア用プレート20は薄板52に嵌め戻される。
その後、図7Cの第3工程において、さらにメインパンチ64が上方に移動すると、カウンタパンチ66はストッパによって、その上面(メインパンチ64と対向する面)が固定ダイ60の上面と同じ高さになった段階で停止することから、大径コア用プレート16や小径コア用プレート20は、薄板52から外れることがなく、薄板52に嵌め戻された状態を維持する。
その後、図7Dの第4工程において、ストリッパプレート62をメインパンチ64と共に上方に移動させる、このとき、薄板52は張力によって搬送経路68に向かってストリッパプレート62と一緒に上方に移動する。
その後、図7Eの第5工程において、さらに、ストリッパプレート62をメインパンチ64と共に上方に移動させると、薄板52が搬送経路68に到達した段階で、それ以上、上方への移動が停止し、薄板52からストリッパプレート62が離れる。そして、図7Fの第6工程において、薄板52の搬送を再開する。
これにより、薄板52は、打ち抜きによって完全に切断された大径コア用プレート16や小径コア用プレート20が嵌った状態で、後工程に搬送されることになる。
上述の例では、薄板52から大径コア用プレート16等を完全に切断した後に、薄板に嵌め戻すようにしたが、その他、メインパンチ64の下死点の位置を調整して、薄板52から大径コア用プレート16等を一部(例えば上部)だけ切断して、薄板52に嵌め戻すようにしてもよい。
また、金型56は、薄板52から小径コア用プレート20を打ち抜く前の、隣接する2つの小径コア用プレート20の中心点間の距離Da(図6参照)を基準に設置されている。
具体的には、図5に示すように、第1金型56Aの中心位置Paから下流側にDaだけ離間した位置に、第2金型56B及び第3金型56Cの中心が位置するように第2金型56B及び第3金型56Cが設置され、第2金型56Bの中心位置Pbから下流側に0.5Daだけ離間した位置に、第4金型56Dの中心が位置するように第4金型56Dが設置され、第4金型56Dの中心位置Pdから下流側に0.5Daだけ離間した位置に、第5金型56Eの中心が位置するように第5金型56Eが設置され、第5金型56Eの中心位置Peから下流側にDaだけ離間した位置に、第6金型56Fの中心が位置するように第6金型56Fが設置されている。従って、第1金型56Aの中心位置Paから第6金型56Fの中心位置Pfまでの距離は3Daという短い距離となり、製造装置50の設置空間の省スペース化が図られている。
さらに、本実施の形態に係る製造装置は、図4に示すように、上述した搬送機構54及び金型56に加えて、金型56の下流側に設置され、薄板52に大径コア用プレート16及び小径コア用プレート20が嵌った状態で薄板52を焼鈍する焼鈍装置70と、該焼鈍装置70の下流側に隣接して設置され、焼鈍後の薄板52を、該薄板52の搬送経路に沿って徐冷する除冷装置72と、薄板52から大径コア用プレート16及び小径コア用プレート20を分離し、積層するコアプレート積層装置74とを有する。
なお、金型56と焼鈍装置70との間には、薄板52を撓ませる第1バッファ部76Aが設置され、除冷装置72とコアプレート積層装置74との間にも、薄板52を撓ませる第2バッファ部76Bが設置されている。焼鈍装置70及び除冷装置72は、薄板52を一定速度で搬送しながら焼鈍処理及び除冷処理を行うが、金型56は、薄板52の搬送を一時的に停止してから打ち抜きを行うことから、薄板52の搬送速度に違いが生じる。そこで、第1バッファ部76Aは、薄板52を撓ませることで、金型56と焼鈍装置70及び除冷装置72との間の薄板52の搬送速度の違いを吸収するようにしている。第2バッファ部76Bも同様で、焼鈍装置70及び除冷装置72とコアプレート積層装置74との間の薄板の搬送速度の違いを吸収するようにしている。
焼鈍装置70は、図8に示すように、第1容器78Aと、該第1容器78A内に内蔵された第2容器78Bと、該第2容器78B内に設置され、搬送中の薄板52を焼鈍に必要な所定の温度(700℃以上、例えば800℃)で高速加熱(短時間で加熱)する高周波誘導加熱コイル80と、第2容器78B内に設置され、第2容器78B内の温度を調整する温調ヒータ82とを有する。第1容器78Aと第2容器78Bの二重構造となっているため、保温性の高い構造となっている。なお、本実施の形態では、焼鈍処理により、薄板52を800℃に加熱する例を示すが、これに限定する必要はなく、薄板52の厚みや幅、搬送速度に応じて適宜設定すればよい。
また、第1容器78Aは、第1挿入口84a(薄板52を挿入するための入口)に回転自在に取り付けられ、薄板52の搬送に従って回転する上下一対の第1ローラ86aと、第1挿入口84aに取り付けられたヒンジによって回転し、第1ローラ86aとの隙間を遮蔽する上下一対の第1板片88aとを有する。同様に、第2容器78Bは、第2挿入口84b(薄板52を挿入するための入口)に回転自在に取り付けられ、薄板52の搬送に従って回転する上下一対の第2ローラ86bと、第2挿入口84bに取り付けられたヒンジによって回転し、第2ローラ86bとの隙間を遮蔽する上下一対の第2板片88bとを有する。これらの一対の第1ローラ86a、一対の第2ローラ86b、一対の第1板片88a及び一対の第2板片88bにより、第1挿入口84a及び第2挿入口84bを断熱することができ、二重構造による保温効果をさらに高めることができる。
従って、上述の焼鈍装置70を用いることで、金型56にて打ち抜き加工された後の薄板52を、保温性の高い二重構造の容器内で高周波誘導加熱コイル80によって薄板52を加熱することができるため、薄板52を短時間に焼鈍に必要な温度まで加熱することができ、薄板52に残留していた加工歪みを、ほとんど歪みが存在しない程度まで短時間で低減させることができる。
一方、除冷装置72は、図8に示すように、3つの除冷容器(第1除冷容器90A、第2除冷容器90B及び第3除冷容器90C)が薄板52の搬送経路に沿って設置されて構成されている。もちろん、2つの除冷容器を設置してもよいし、4つ以上の除冷容器を設置してもよい。
第1除冷容器90Aの挿入口は、焼鈍装置70の出口と連通し、第2除冷容器90Bの挿入口は、第1除冷容器90Aの出口と連通し、第3除冷容器90Cの挿入口は、第2除冷容器90Bの出口と連通している。
そして、第1除冷容器90A〜第3除冷容器90Cの各内部には、対応する除冷容器の温度を調整する第1温調ヒータ92A〜第3温調ヒータ92Cが設置されている。第1温調ヒータ92Aは、第1除冷容器90A内の温度を、焼鈍装置70の温度よりも低く、且つ、他の除冷容器の温度よりも高い温度に調整する。第2温調ヒータ92Bは、第2除冷容器90B内の温度を、第1除冷容器90Aの温度よりも低く、且つ、第3除冷容器90Cの温度よりも高い温度に調整する。第3温調ヒータ92Cは、第3除冷容器90C内の温度を、第2除冷容器90Bの温度よりも低く、且つ、室温(25℃)よりも高い温度に調整する。本実施の形態では、第1温調ヒータ92Aで400℃に調整し、第2温調ヒータ92Bで200℃に調整し、第3温調ヒータ92Cで100℃に調整した例を示すが、これに限定する必要はなく、薄板52の厚みや幅、搬送速度に応じて適宜設定すればよい。
通常、焼鈍処理を終えた薄板52を直接室温の環境下にさらしてしまうと、薄板52が急冷されてしまい、薄板52の金属組織が変化して磁気特性が劣化するおそれがある。しかし、本実施の形態の除冷装置72を用いることで、焼鈍処理を終えた薄板52を直接室温の環境下にさらすことがなくなり、段階的に薄板52の環境温度を低下させることができるため、上述のような問題(急冷による磁気特性の劣化)を引き起こすことがない。
一方、コアプレート積層装置74は、焼鈍及び除冷処理後の薄板52から大径コア用プレート16及び小径コア用プレート20を分離し、積層する。構造としては、上述した金型56(第2金型56B〜第6金型56Fが薄板52の搬送経路に沿って配列された構成)とほぼ同様の構成を有するようにしてもよい。
すなわち、コアプレート積層装置74は、図9に示すように、薄板52の搬送方向の上流側から下流側に向かって、第2金型56Bに対応し、薄板52から板片26を分離してマグネット挿入孔22を形成する板片分離装置94と、第3金型56Cに対応し、4つの大径コア用プレート16を分離してそれぞれ個別に積層する第1大径コア用プレート積層装置96Aと、第4金型56Dに対応し、2つの大径コア用プレート16を分離してそれぞれ個別に積層する第2大径コア用プレート積層装置96Bと、第5金型56Eに対応し、円板28を分離して小径コア用プレート20の内径部分を形成する円板分離装置98と、第6金型56Fに対応し、小径コア用プレート20を分離して積層する小径コア用プレート積層装置100とを有する。
これらの装置は、プッシュバックの必要がないため、それぞれカウンタパンチ66(図7A参照)を省略した構造となる。また、金型56での打ち抜き加工において、一旦、大径コア用プレート16及び小径コア用プレート20を完全に切断してから薄板52に嵌め戻しているため、メインパンチ64として、金型56のメインパンチ64よりも細く、先端が例えば半球状とされた押し当て棒を使用してもよい。
そして、第1大径コア用プレート積層装置96Aは、薄板52から打ち抜いた4つの大径コア用プレート16をそれぞれ個別に積層して、4つの分割コア18を構成するための第1分割コア用積層型102Aを有する。第2大径コア用プレート積層装置96Bは、薄板52から分離した2つの大径コア用プレート16をそれぞれ個別に積層して、2つの分割コア18を構成するための第2分割コア用積層型102Bを有する。小径コア用プレート積層装置100は、薄板52から分離した小径コア用プレート20を積層して、小径コア14を構成するための小径コア用積層型104を有する。
このコアプレート積層装置74を使用することで、図10に示すように、板片分離装置94によって薄板52から板片26が分離することで、薄板52にマグネット挿入孔22が形成され、第1大径コア用プレート積層装置96Aによって、薄板52から大径コア用プレート16が分離することで、薄板52に大径コア用プレート16の外形に沿った貫通孔106が形成され、分離した大径コア用プレート16は第1分割コア用積層型102Aに積層される。同様に、第2大径コア用プレート積層装置96Bによって、薄板52から大径コア用プレート16が分離することで、薄板52に大径コア用プレート16の外形に沿った貫通孔108が形成され、分離した大径コア用プレート16は第2分割コア用積層型102Bに積層される。また、円板分離装置98によって薄板52から円板28が分離することで、薄板52に小径コア用プレート20の内径部分20aが形成され、小径コア用プレート積層装置100によって、薄板52から小径コア用プレート20が分離することで、薄板52に小径コア用プレート20の外形に沿った貫通孔110が形成され、分離した小径コア用プレート20は小径コア用積層型104に積層される。
次に、本実施の形態に係る製造装置50を用いた積層コアの製造方法について図11のフローチャートを参照しながら説明する。
先ず、図11のステップS1〜ステップS4において、金型56でのプッシュバック処理が行われる。薄板52に対する第1金型56A〜第6金型56Fによるプッシュバック処理は、それぞれ薄板52の第1金型56A〜第6金型56Fに対応する位置に対してほぼ同時にプッシュバック処理が行われるが、以下の説明は、搬送過程にある薄板52の特定箇所に対するプッシュバック処理を主体に説明する。
すなわち、図11のステップS1において、搬送機構54は、搬送過程にある薄板52の特定箇所、例えば小径コア用プレート20の中心となる部分が例えば第1金型56Aの中心に到達した段階で、薄板52の搬送を一時的に停止する。第1金型56Aは、停止中の薄板52に対してカシメダボ24を形成する。
ステップS2において、搬送機構54は、薄板52の搬送を再開し、特定箇所が例えば第2金型56B(及び第3金型56C)の中心に到達した段階で、薄板52の搬送を一時的に停止する。第2金型56Bは、停止中の薄板52から板片26を打ち抜いてマグネット挿入孔22を形成した後、板片26を薄板52に嵌め戻す。それと同時に、第3金型56Cは、薄板から4つの大径コア用プレート16を打ち抜いた後、4つの大径コア用プレート16を薄板52に嵌め戻す。また、それと同時に、第4金型56Dは、薄板52から2つの大径コア用プレート16を打ち抜いた後、2つの大径コア用プレート16を薄板52に嵌め戻す。
ステップS3において、搬送機構54は、薄板52の搬送を再開し、特定箇所が例えば第5金型56Eの中心に到達した段階で、薄板52の搬送を一時的に停止する。第5金型56Eは、停止中の薄板52から円板28を打ち抜いて小径コア用プレート20の内径部分20aを形成した後、円板28を薄板52に嵌め戻す。
ステップS4において、搬送機構54は、薄板52の搬送を再開し、特定箇所が例えば第6金型56Fの中心に到達した段階で、薄板52の搬送を一時的に停止する。第6金型56Fは、停止中の薄板52に対して、打ち抜きによって小径コア用プレート20の外形部分を形成する。すなわち、小径コア用プレート20を打ち抜いた後、打ち抜かれた小径コア用プレート20を薄板52に嵌め戻す。
上述のステップS1〜ステップS4の動作が順次特定箇所が到来する毎に行われることで、薄板52から大径コア用プレート16及び小径コア用プレート20が打ち抜かれた後、薄板52に嵌め戻されていくこととなる。
次のステップS5において、搬送機構54は、薄板52の搬送を再開し、薄板52のうち、金型56でのプッシュバック処理を終えた部分は、第1バッファ部76Aを介して焼鈍装置70に向けて搬送される。そして、薄板52のうち、焼鈍装置70に挿入された部分は、該焼鈍装置70によって、焼鈍に必要な温度まで高速加熱される。これによって、金型56での打ち抜き加工歪みが低減することとなる。
ステップS6において、薄板52のうち、焼鈍処理を終えた部分は、その後、除冷装置72に搬入され、除冷処理が行われる。この除冷処理は、薄板52の搬送経路に沿って配列された第1除冷容器90A〜第3除冷容器90Cを通過することによって、徐々に冷却される。最終的に室温下の環境に搬送される。薄板52のうち、除冷処理を終えた部分は、その後、第2バッファ部76Bを介してコアプレート積層装置74に搬送される。
ステップS7〜ステップS9において、コアプレート積層装置74での分離積層処理が行われる。薄板52に対する板片分離装置94、第1大径コア用プレート積層装置96A、第2大径コア用プレート積層装置96B、円板分離装置98、小径コア用プレート積層装置100による分離処理、分離積層処理は、それぞれ薄板52の板片分離装置94、第1大径コア用プレート積層装置96A、第2大径コア用プレート積層装置96B、円板分離装置98、小径コア用プレート積層装置100に対応する位置に対してほぼ同時に行われるが、以下の説明は、搬送過程にある薄板52の特定箇所に対する分離処理、分離積層処理を主体に説明する。
すなわち、ステップS7において、搬送機構54は、搬送過程にある薄板52の特定箇所、例えば小径コア用プレート20の中心となる部分が例えば板片分離装置94(第1大径コア用プレート積層装置96A)の中心に到達した段階で、薄板52の搬送を一時的に停止する。板片分離装置94は、停止中の薄板52から板片26を分離してマグネット挿入孔22を形成する。それと同時に、第1大径コア用プレート積層装置96Aは、薄板52から4つの大径コア用プレート16を分離する。また、それと同時に、第2大径コア用プレート積層装置96Bは、薄板52から2つの大径コア用プレート16を分離する。第1大径コア用プレート積層装置96Aで分離された4つの大径コア用プレート16はそれぞれ個別に第1分割コア用積層型102Aに積層される。第2大径コア用プレート積層装置96Bで分離された2つの大径コア用プレート16は、それぞれ個別に第2分割コア用積層型102Bに積層される。
ステップS8において、搬送機構54は、薄板52の搬送を再開し、特定箇所が例えば円板分離装置98の中心に到達した段階で、薄板52の搬送を一時的に停止する。円板分離装置は、停止中の薄板52から円板28を分離して小径コア用プレート20の内径部分20aを形成する。
ステップS9において、搬送機構54は、薄板52の搬送を再開し、特定箇所が例えば小径コア用プレート積層装置100の中心に到達した段階で、薄板52の搬送を一時的に停止する。小径コア用プレート積層装置100は、停止中の薄板52から小径コア用プレート20を分離して小径コア用積層型104に積層する。
上述のステップS7〜ステップS9の動作が順次特定箇所が到来する毎に行われることで、第1分割コア用積層型102A及び第2分割コア用積層型102Bにそれぞれ大径コア用プレート16が順次積層され、小径コア用積層型104に小径コア用プレート20が順次積層されていくこととなる。
このように、本実施の形態に係る製造装置50及び製造方法においては、金型56において、プッシュバック処理を行って薄板52から大径コア用プレート16及び小径コア用プレート20を完全に切断した後、薄板52に嵌め戻し、薄板52に大径コア用プレート16及び小径コア用プレート20が嵌った状態で薄板52を焼鈍するようにしている。薄板52の状態で加熱するため、焼鈍に要する時間は短時間で済む。しかも、大径コア用プレート16及び小径コア用プレート20は薄板52に嵌め込まれていることから、焼鈍中に空気に触れにくいため、酸化されにくい。従って、別途酸化防止のための処理や作業が不要となる。また、大径コア用プレート16及び小径コア用プレート20は薄板52に嵌め込まれているため、薄板52を搬送するだけで、大径コア用プレート16及び小径コア用プレート20も一緒に搬送されて焼鈍、除冷され、しかも、その後に大径コア12及び小径コア14とされるため、従来必要であった大径コア及び小径コアを焼鈍装置等に運搬するための装置が不要になり、コストの低減化に寄与する。
特に、本実施の形態では、大径コア用プレート16及び小径コア用プレート20は薄板52から完全に切断されているため、その後、コアプレート積層装置74で分離積層する際に、薄板52からの打ち抜き処理が不要となるため、例えば金型56でのプレス打ち抜きと同様のプレス打ち抜きの必要がなくなり、分離にかかる処理が簡単になるほか、大径コア用プレート16及び小径コア用プレート20に再度打ち抜き歪みを残留させることもない。
薄板52は熱容量が小さいため、薄板52を焼鈍の環境下から常温の環境下に移すと、急冷されてしまい、薄板52の金属組織が変化して磁気特性が劣化するおそれがある。しかし、本実施の形態では、焼鈍後の冷却を段階的に行う(除冷する)ようにしているため、上述のような磁気特性の劣化を引き起こすことがない。しかも、薄板52の搬送経路に沿って段階的に徐冷するようにし、さらに、第1バッファ部及び第2バッファ部を設置するようにしたので、薄板52への焼鈍処理及び除冷処理において薄板52の搬送を止める必要がなく、製造効率がよい。
このように、本実施の形態においては、製造コストの低減、作業効率の向上、生産効率の向上を図ることができる。
なお、本発明に係る積層コアの製造方法及び積層コアの製造装置は、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
10…積層コア 12…大径コア
14…小径コア 16…大径コア用プレート
18…分割コア 20…小径コア用プレート
50…製造装置 52…薄板
54…搬送機構 56…金型
56A〜56F…第1金型〜第6金型 60…固定ダイ
62…ストリッパプレート 64…メインパンチ
66…カウンタパンチ 70…焼鈍装置
72…除冷装置 74…コアプレート積層装置
80…高周波誘導加熱コイル 82…温調ヒータ
90A〜90C…第1除冷容器〜第3除冷容器
92A〜92C…第1温調ヒータ〜第3温調ヒータ
94…板片分離装置
96A…第1大径コア用プレート積層装置
96B…第2大径コア用プレート積層装置
98…円板分離装置
100…小径コア用プレート積層装置
14…小径コア 16…大径コア用プレート
18…分割コア 20…小径コア用プレート
50…製造装置 52…薄板
54…搬送機構 56…金型
56A〜56F…第1金型〜第6金型 60…固定ダイ
62…ストリッパプレート 64…メインパンチ
66…カウンタパンチ 70…焼鈍装置
72…除冷装置 74…コアプレート積層装置
80…高周波誘導加熱コイル 82…温調ヒータ
90A〜90C…第1除冷容器〜第3除冷容器
92A〜92C…第1温調ヒータ〜第3温調ヒータ
94…板片分離装置
96A…第1大径コア用プレート積層装置
96B…第2大径コア用プレート積層装置
98…円板分離装置
100…小径コア用プレート積層装置
Claims (9)
- 薄板からプレス打ち抜きにより形成されたコアプレートを積層して積層コアを製造する積層コアの製造方法であって、
前記薄板から打ち抜きによって少なくとも一部分が切断されたコアプレートを形成する第1の工程と、
前記薄板に前記コアプレートが嵌った状態で前記薄板を焼鈍する第2の工程と、
前記薄板から前記コアプレートを分離し、積層する第3の工程と、
を有することを特徴とする積層コアの製造方法。 - 請求項1記載の積層コアの製造方法において、
前記第1の工程は、
前記薄板から前記コアプレートを完全に切断した後、前記コアプレートを前記薄板に嵌め戻す、
ことを特徴とする積層コアの製造方法。 - 請求項1又は2記載の積層コアの製造方法において、
前記第2の工程と、前記第3の工程の間に、
前記薄板に前記コアプレートが嵌った状態で前記薄板を徐冷する第4の工程を有する、
ことを特徴とする積層コアの製造方法。 - 請求項3記載の積層コアの製造方法において、
前記第4の工程は、前記薄板の搬送経路に沿って前記薄板を徐冷する、
ことを特徴とする積層コアの製造方法。 - 薄板からプレス打ち抜きにより形成されたコアプレートを積層して積層コアを製造する積層コアの製造装置であって、
前記薄板を搬送する搬送機構と、
前記薄板から打ち抜きによって少なくとも一部分が切断されたコアプレートを形成する金型と、
前記金型の下流側に設置され、前記薄板に前記コアプレートが嵌った状態で前記薄板を焼鈍する焼鈍装置と、
前記薄板から前記コアプレートを分離し、積層するコアプレート積層装置と、
を有することを特徴とする積層コアの製造装置。 - 請求項5記載の積層コアの製造装置において、
前記金型は、
前記薄板から前記コアプレートを少なくとも一部切断するメインパンチと、
前記メインパンチと対向して設置され、少なくとも一部が切断された前記コアプレートを前記薄板に嵌め戻すカウンタパンチと、
を有することを特徴とする積層コアの製造装置。 - 請求項6記載の積層コアの製造装置において、
前記メインパンチは、前記薄板から前記コアプレートを完全に切断し、
前記カウンタパンチは、完全に切断された前記コアプレートを前記薄板に嵌め戻す、
ことを特徴とする積層コアの製造装置。 - 請求項5〜7のいずれか1項に記載の積層コアの製造装置において、
前記金型と、前記コアプレート積層装置との間に、
前記薄板に前記コアプレートが嵌った状態で前記薄板を徐冷する除冷装置を有する、
ことを特徴とする積層コアの製造装置。 - 請求項8記載の積層コアの製造装置において、
前記除冷装置は、前記薄板の搬送経路に沿って前記薄板を徐冷する、
ことを特徴とする積層コアの製造装置。
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JP2012097710A JP2013226014A (ja) | 2012-04-23 | 2012-04-23 | 積層コアの製造方法及び積層コアの製造装置 |
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-
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- 2012-04-23 JP JP2012097710A patent/JP2013226014A/ja active Pending
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