JP2013225505A - マイクロ波アダプタおよび関連する発振器システム - Google Patents

マイクロ波アダプタおよび関連する発振器システム Download PDF

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Abstract

【課題】電子レンジおよび他のマイクロ波用途においてマイクロ波を生成するために、マグネトロンが一般的に使用されている。マグネトロンは電子レンジに使用するには好適であるが、一般的に、比較的高電圧の電源(たとえば、4キロボルト以上)を動作のために必要とする。加えて、マグネトロンによっては寿命が限られているものがあり、または、マグネトロンはそれ以外に、長い動作期間にわたって出力劣化の影響を受けやすい場合がある。
【解決手段】導電性材料から成る入力セグメント312と、入力セグメント312に結合される第1の中心導体320および第1の外側遮蔽セグメント338を備える第1の同軸部302と、第1の中心導体320および第1の外側遮蔽セグメント338を電気的に結合するために第1の同軸部302に結合されるキャッピング部とを備えるソリッドステート発振器のためのアダプタおよび関連するマイクロ波アダプタを提供する。
【選択図】図3

Description

本発明は、一般的には電子回路に関し、より詳細には、ソリッドステートマイクロ波発振器のためのマイクロ波アダプタに関する。
マグネトロンの同軸アダプタについて、特許文献1に記載されている。
米国特許第5,216,327号明細書
電子レンジおよび他のマイクロ波用途においてマイクロ波を生成するために、マグネトロンが一般的に使用されている。マグネトロンは電子レンジに使用するには好適であるが、一般的に、比較的高電圧の電源(たとえば、4キロボルト以上)を動作のために必要とする。加えて、マグネトロンによっては寿命が限られているものがあり、または、マグネトロンはそれ以外に、長い動作期間にわたって出力劣化の影響を受けやすい場合がある。
したがって、代替的なマイクロ波エネルギー源を提供することが望ましい。
電子レンジおよび関連する用途について、発振器システムの出力を導波管および/または空洞に伝達するように、発振電気信号を増幅器構成の出力インピーダンスから導波管および/または空洞の入力インピーダンスに変換するアダプタが、発振器システムの出力に設けられる。下記に、より詳細に記載されるように、例示的なアダプタは、マイクロストリップ伝送線路などの、発振器システムの出力に結合される導電性材料から成る入力セグメントを含む。アダプタは、また、発振器システムの出力における発振電気信号を導波管および/または空洞の入力インピーダンスに変換するように構成される1つまたは複数の同軸部と、1つまたは複数の同軸部の端部にあるアンテナ部とを含む。少なくとも、アンテナ部は導波管および/または空洞内に配置され、アンテナ部は、発振器システムによって生成される発振信号に対応する電磁気信号(または電磁波)を導波管および/または空洞へと放射するように、中心導体を、最後の同軸部の外側遮蔽セグメントに電気的に結合する。本主題は本明細書において、電子レンジまたは他のマイクロ波周波数用途の文脈において説明されているが、本主題はいかなる特定の周波数範囲に限定されることも意図されていない。
以下の図面と併せて考察して詳細な説明および請求項を参照することによって、より完全に本主題を理解することができる。これらの図面において全般にわたり同様の参照符号は類似の要素を示している。
本発明の1つの実施形態に応じた例示的な発振器システムの概略ブロック図。 本発明の1つの実施形態に応じた図1の発振器システムにおける使用に適した例示的な共振回路の上面図。 本発明の1つの実施形態に応じた図1の発振器システムにおける使用に適した例示的なアダプタの断面図。 図1の発振器システムにおける使用に適した図3のアダプタの1つの実施形態の等価回路の概略回路図。
下記の詳細な記載は本来説明のみを目的とし、本主題の実施形態またはこれらの実施形態の適用および使用を限定することを意図しない。本明細書において使用される場合、「例示的な(exemplary)」という単語は、「例、事例、または説明としての役割を担う」ことを意味する。例示として本明細書に記載される全ての実施例は、必ずしも他の実施例よりも好適であるまたは優位であるとは解釈されない。さらに、上記技術分野、背景技術、または以下の詳細な説明で提示される、いかなる表示または暗示された理論によっても束縛されることは意図されていない。
本明細書に記載の主題の実施形態は、マイクロ波用途向けのソリッドステート発振器システムおよび関連するアダプタに関する。下記に、より詳細に記載されるように、例示的な発振器システムは、フィードバック経路内に共振回路を有する増幅器構成を使用して実現される。共振回路は、環状構造を提供するように互いに対向する一対の弓形状の(または湾曲した)誘導性素子を含む。本明細書において使用される場合、「環状構造」とは、内部が中空であるリング状の構造を指すものと理解されるべきであるが、環状構造は完全に円形である必要はない。例示的な実施形態において、弓形状誘導性素子は、実質的に同一かつ相補的な形状および/または寸法を有し、それらの対向する両端において互いに容量的に結合される。1つまたは複数の実施形態によれば、弓形状誘導性素子のうちの1つに近接して矩形誘導性素子が形成され、それぞれの弓形状誘導性素子から離間され、それによって、矩形誘導性素子は、矩形誘導性素子と弓形状誘導性素子との間の空隙によって導入される間隙キャパシタンスによって弓形状誘導性素子に容量的に結合される。
ここで図1を参照すると、例示的な実施形態において、電子レンジ150の用途に適した発振器システム100は、次に限定されないが、発振器構成部102と、周波数同調回路104と、バイアス回路106と、マイクロ波アダプタ108と、導波管110とを含む。例示的な実施形態において、発振器システム100の要素は、導波管110の入力において、約100ワット以上の出力電力を有するマイクロ波周波数範囲内の周波数(たとえば、2.45GHz)の発振電磁気信号を生成するように構成される。図1は、説明すること、および、記載を容易にすることを目的とした発振器システム100の簡略化された表現であること、ならびに、実際的な実施形態は、追加の機能および特徴を提供するように他のデバイスおよび構成要素を含んでもよいことが理解されるべきであり、かつ/または、理解されるように、発振器システム100は極めて大規模な電気システムの一部であってもよい。
例示的な実施形態において、発振器構成部102は、増幅器構成120と、共振回路122と、増幅器入力インピーダンス整合回路124と、増幅器出力インピーダンス整合回路126とを含む。共振回路122は、共振フィードバックループを提供するように、増幅器構成120の出力ノード116と増幅器構成120の入力ノード114との間に結合されており、この共振フィードバックループは、増幅器構成120によって生成される増幅された電気信号を、共振回路122の共振周波数またはそれに近い周波数において発振させる。下記に、より詳細に記載されるように、例示的な実施形態において、共振回路122は、2.45GHzの共振周波数を提供するように構成され、または換言すれば、共振回路122は2.45GHzにおいて共振し、それによって、増幅器構成120によって生成される増幅された電気信号が、増幅器出力116において2.45GHzまたはそれに近い周波数において発振する。なお、実際には、共振回路122の実施形態は、発振器システム100を利用する特定の用途の要求に適合するように異なる周波数において共振するように構成されてもよい。
例示的な実施形態において、増幅器構成120は、増幅器入力ノード114に結合される入力端子(または制御端子)および増幅器出力ノード116に結合される出力端子を有する1つまたは複数のトランジスタとして実現される。示される実施形態において、増幅器構成120は、増幅器入力ノード114に接続されるゲート端子、増幅器出力ノード116に接続されるドレイン端子、および、発振器システム100に対するグランド基準電圧を受信するように構成されるノード142に接続されるソース端子を有するN型電界効果トランジスタ(FET)として実現されるトランジスタ130を含む。例示的な実施形態において、トランジスタ130は、横方向拡散金属酸化膜半導体(LDMOS)トランジスタとして実現される。しかしながら、トランジスタ130はいかなる特定の半導体技術にも限定されるようには意図されておらず、他の実施形態において、トランジスタ130は、窒化ゲルマニウム(GaN)トランジスタ、MOSFETトランジスタ、バイポーラ接合トランジスタ(BJT)、または他の半導体技術を利用するトランジスタとして実現されてもよいことに留意されたい。加えて、他の実施形態において、増幅器構成120は、任意の適切な増幅器トポロジを使用して実現されてもよく、かつ/または、増幅器構成120は複数のトランジスタを含んでもよい。
例示的な実施形態において、周波数同調回路104は、一般的に、発振器システム100によって生成される発振電気信号の発振周波数を調整するように構成される容量性素子、誘導性素子、および/または抵抗性素子を表す。例示的な実施形態において、周波数同調回路104は、発振器構成部102のグランド基準電圧ノード142と入力ノード112との間に結合される。バイアス回路106は、一般的に、増幅器構成120と、正(または供給)の基準電圧を受け取るように構成されるノード140との間に結合される回路要素、構成要素、および/または他のハードウェアを表す。例示的な実施形態において、供給電圧ノード140とグランド電圧ノード142との間の電圧差は50ボルト未満である。バイアス回路106は、トランジスタ130のゲート端子およびドレイン端子における直流電流(DC)またはいくらかのバイアス電圧を制御してトランジスタ130をオンにし、発振器システム100の動作中にトランジスタ130が飽和(またはアクティブ)モードで動作し続けるようにするように構成される。関連して、バイアス回路106は増幅器入力ノード114において増幅器構成120のトランジスタ130のゲート端子に結合され、増幅器出力ノード116においてトランジスタ130のドレイン端子に結合される。1つまたは複数の実施形態によれば、バイアス回路106は、温度変化に応答してトランジスタ130に対して実質的に一定の静電流を維持するように、トランジスタ130の温度を感知またはその他によって検出するとともに、トランジスタ130の温度の上昇および/または低下に応答して増幅器入力ノード114におけるゲートバイアス電圧を調整するように構成される温度補償回路を含む。
示されるように、発振器構成部102は、増幅器入力インピーダンス整合回路124を含んでおり、増幅器入力インピーダンス整合回路124は、発振器構成部102の入力ノード112における共振回路122と増幅器入力114との間に結合されており、増幅器入力ノード114における増幅器構成120の入力インピーダンスを、ノード112において共振回路122、および、共振回路122の共振周波数における周波数同調回路104のインピーダンスに整合させるように構成される。同様に、増幅器出力インピーダンス整合回路126は、増幅器出力ノード116における増幅器構成120の出力インピーダンスを、増幅器構成102の出力ノード118において、共振周波数における共振回路122のインピーダンスに整合させるように、増幅器出力116と共振回路122との間に結合される。
例示的な実施形態において、マイクロ波アダプタ108は、出力ノード118における発振電気信号を、導波管110の入力に提供される、発振周波数の電磁気信号(または電磁波)に変換するように、発振器構成部102の出力ノード118と、導波管110の入力との間に結合されるマイクロストリップ−導波管アダプタとして実現される。例示的な実施形態において、マイクロ波アダプタ108は、導波管110の入力インピーダンスを、発振器出力ノード118において共振周波数におけるインピーダンスに整合させるように構成される。たとえば、1つの実施形態において、導波管110の入力インピーダンスは約300オームであり、発振器出力ノード118におけるインピーダンスは約50オームであり、マイクロ波アダプタ108は、約50オームのインピーダンスにおける発振電気信号を、約300オームのインピーダンスにおける発振電気信号に変換する。例示的な実施形態において、マイクロ波アダプタ108は、導波管110の入力またはその付近において、導波管110内に配置されるアンテナ部を含み、アンテナ部は、300オームのインピーダンスにおける発振電気信号を、導波管110の入力へ放射またはその他によって提供される、発振周波数における対応する電磁気信号(または電磁波)に変換する。たとえば、共振回路122が2.45GHzの共振周波数を提供するように構成される電子レンジ用途において、マイクロ波アダプタ108は、発振器出力ノード118における発振電気信号を、導波管110の入力に提供される2.45GHzの放射マイクロ波電磁気信号に変換し、導波管110は、マイクロ波信号を電子レンジ150の空洞(または調理庫)内に誘導する。
図2は、図1の発振器システム100における共振回路122の用途に適した共振回路200の例示的な実施形態を示す。共振回路200は、環状共振構造202と、一対の誘導性素子204、206とを含む。環状共振構造202は、それら自体の長手方向端部212、214において容量的に結合される一対の弓形状の(または湾曲した)誘導素子208、210を含む。弓形状誘導性素子208、210は、形状が実質的に同一かつ相補的であり、よって、弓形状誘導性素子208、210は、図2に示されるように、それらの長手方向端部212、214が弓形状誘導性素子208、210のうちの他方と面しているかまたはその他によって対向するときに、中空内部領域203を有する対称環状構造202を提供する。他の言い方をすれば、弓形状誘導性素子208、210は、中空内部領域203を包含する対称な環状構造202を提供するように、互いに向かって内側に湾曲している。誘導性素子208、210が実質的に同一の形状であることによって、誘導性素子208、210は実質的に同一の電気的特性を有し、共振回路200に対して比較的高い品質係数(またはQ値)を提供する。示される実施形態において、弓形状誘導性素子208、210は実質的にU字形状であり、それによって、環状共振構造202は実質的に角が丸みを帯びた矩形状であるが、他の実施形態において、弓形状誘導性素子208、210は実質的にC字形状であってもよく、それによって、環状共振構造202は実質的に円形状になる。関連して、環状共振構造202の全体的な形状は、特定の実施形態に関する面積もしくはレイアウトの要件、または他の設計制約によって変化し得る。例示的な実施形態において、誘導性素子208、210は各々、プリント回路基板などの電気基板201上に形成されるマイクロストリップまたは他の導電性材料(たとえば、導電性金属トレース)として実現される。誘導性素子208、210の物理的寸法は、環状共振構造202が所望の周波数において共振するための所望のインダクタンスを提供するように選択される。たとえば、誘導性素子208、210の長さおよび幅は、環状共振構造202が約2.45GHzの周波数において共振するように選択されてもよい。1つの実施形態によれば、約0.006096cm(0.0024インチ)の厚さを有する導電性金属材料(またはマイクロストリップ)を用いて約2.45GHzの共振周波数を提供するように、第1の方向における各誘導性素子208、210の長さ240は約2.616cm(1.03インチ)であり、第1の方向に対して垂直な第2の方向における各誘導性素子208、210の長さ250は約1.067cm(0.42インチ)であり、各誘導性素子208、210の幅260は約0.1473cm(0.058インチ)であり、内半径270は約0.3073cm(0.121インチ)であり、誘導性素子208、210の端部間の空隙216、218の幅は約0.0508cm(0.02インチ)である。
図2に示されるように、弓形状誘導性素子208、210の長手方向端部212、214は、互いから離間されるかまたはその他によって分離され、誘導性素子208、210の長手方向端部212、214の間に空隙216、218が提供される。示される実施形態において、共振回路200は、誘導性素子208、210の間に電気的に直列に結合される一対の容量性素子220、222を含む。例示的な実施形態において、各容量性素子220、222は、実質的に連続した環状構造を提供するように、誘導性素子208、210の長手方向端部212、214の間の空隙216、218にわたって取り付けられる、多層セラミックチップキャパシタなどのキャパシタとして実現される。関連して、各容量性素子220、222は、第1の弓形状誘導性素子208の端部212に取り付け、固定、またはその他によって接続される第1の端子と、第2の弓形状誘導性素子210の対向する端部214に取り付け、固定、またはその他によって接続される第2の端子とを有する。このようにして、容量性素子220、222は、誘導性素子208、210の間に電気的に直列に接続される。例示的な実施形態において、容量性素子220、222のキャパシタンスは、実質的に同一であり、共振回路200が所望の周波数において共振するように、誘導性素子208、210のインダクタンスに基づいて選択される。たとえば、例示的な実施形態において、容量性素子220、222のキャパシタンスは、共振回路200が約2.45GHzの周波数において共振するように選択される。例示的な実施形態において、容量性素子220、222のキャパシタンスは約2.2ピコファラドである。
なお、1つまたは複数の代替的な実施形態によれば、共振回路200は、容量性素子220、222を含まなくてもよい。関連して、誘導性素子208、210の端部212、214の間の空隙216、218によって提供される容量性結合は、共振回路200が所望の周波数において共振するように所望のキャパシタンスを提供し得る。たとえば、誘導性素子208、210の物理的寸法および/または形状は所望のインダクタンスを提供するように選択されてもよく、空隙216、218のサイズ(すなわち、端部212、214間の分離距離)は、共振回路200が容量性素子220、222の存在がなくても所望の共振周波数において共振するように所望のキャパシタンス(たとえば、2.2ピコファラド)を提供するように選択され得る。
引き続き図2を参照すると、誘導性素子204、206は一般的に、共振回路200の入力端子および出力端子を表す。限定されるものではないが便宜上、第1の誘導性素子204は代替的に、本明細書において入力誘導性素子と称されてもよく、第2の誘導性素子206は代替的に、本明細書において出力誘導性素子と称されてもよい。図1を参照して下記に、より詳細に記載されるように、例示的な実施形態において、入力誘導性素子204は発振器構成部102の出力ノード118に結合され、出力誘導性素子206は発振器構成部102の入力ノード112に結合される。
図2に示される実施形態において、入力誘導性素子204は、第1の弓形状誘導性素子208に近接し、電気基板201上に形成される矩形マイクロストリップ(または他の導電性材料)として実現される。入力誘導性素子204は、誘導性素子204、208の間において電気的に直列な間隙キャパシタとして機能する空隙224によって誘導性素子208から離間またはその他によって分離される。関連して、入力誘導性素子204は、空隙224によって提供される間隙キャパシタンスを介して誘導性素子208に容量的に結合される。例示的な実施形態において、誘導性素子204、208の間の分離距離(たとえば、空隙224の幅)は、間隙キャパシタンスの品質係数(またはQ値)を増大するように可能な限り小さくなるように選択される。1つの実施形態によれば、誘導性素子204、208の間の分離距離は、約0.0254cm(0.01インチ)以下である。
同様に、出力誘導性素子206は、第2の弓形状誘導性素子210に近接し、電気基板201上に形成される他の矩形マイクロストリップ(または他の導電性材料)として実現される。示される実施形態において、出力誘導性素子206は、空隙224に関連して上述されているのと同様に、誘導性素子206、210の間における間隙キャパシタとして機能する空隙226によって誘導性素子210から離間またはその他によって分離される。誘導性素子204、206は実質的に矩形の形状であり、誘導性素子204、206のそれぞれの寸法は、下記に、より詳細に記載されるように、共振回路200の共振周波数において共振回路200に対して所望の入力および/または出力インピーダンスを提供するように選択される。なお、図2は誘導性素子204、206の両方の間の空隙224、226を示しているが、1つまたは複数の代替的な実施形態において、誘導性素子204、206のうちの一方は、直列キャパシタンスが存在することなく環状共振構造202に電気的に接続されてもよい。たとえば、1つの実施形態によれば、出力誘導性素子206は環状共振構造202および/または弓形状誘導性素子210に物理的に接触するように形成されてもよい。関連して、誘導性素子206は環状共振構造202の弓形状誘導性素子210と一体的に形成されてもよい。例示的な実施形態において、誘導性素子204、206のうちの少なくとも一方は、共振回路200の品質係数(またはQ値)を増大するように空隙224、226によって環状共振構造202から分離される。例示的な実施形態において、共振回路200の品質係数(またはQ値)は約190以上である。
共振回路200の製造は、誘導性素子204、206、208、210を電気基板201上に形成することと、弓形状誘導性素子208、210の長手方向端部212、214の間に結合される容量性素子220、222を形成することとによって達成され得る。関連して、製造プロセスは、導電性材料の層を電気基板201の上に覆うように形成すること、ならびに、中空内部領域203(たとえば、弓形状誘導性素子208、210によって実質的に包含される電気基板201の露出される領域)を有する環状共振構造202を形成する弓形状誘導性素子208、210、および、弓形状誘導性素子208、210に近接する誘導性素子204、206を提供するように導電性材料の部分を選択的に除去することによって開始し得る。上述されるように、誘導性素子204、206の少なくとも一方と対応する弓形状誘導性素子208、210との間の導電性材料の部分は、除去されて、その対応する誘導性素子204、206と、対応する誘導性素子204、206に近接する対応する弓形状誘導性素子208、210との間に直列の間隙キャパシタンスを提供する。加えて、導電性材料の部分が除去されて、弓形状誘導性素子208、210の長手方向端部212、214の間に空隙216、218が提供される。誘導性素子204、206、208、210が形成された後、共振回路200の製造は、空隙216、218にわたり弓形状誘導性素子208、210を容量的に結合する容量性素子220、222を弓形状誘導性素子208、210の長手方向端部212、214に取り付け、半田付け、またはその他によって固定によって完了され得る。
ここで図1〜図2を参照すると、例示的な実施形態において、発振器システム100内の共振回路122は共振回路200として実現され、よって、環状共振構造202は増幅器構成120の出力と増幅器構成120の入力との間に結合される。関連して、入力誘導性素子204はノード118に電気的に結合され、出力誘導性素子206はノード112に電気的に結合される。たとえば、増幅器出力インピーダンス整合回路126は、入力誘導性素子204に接続されるかまたはその他によって一体化される、電気基板201上に形成されるマイクロストリップを含んでもよく、増幅器入力インピーダンス整合回路124は、出力誘導性素子206に接続されるかまたはその他によって一体化される、第2のマイクロストリップを含んでもよい。入力誘導性素子204の物理的寸法は、共振回路200の入力インピーダンスをノード118におけるインピーダンスに整合させるように選択され、同様に、出力誘導性素子206の物理的寸法は、共振回路200の出力インピーダンスをノード112におけるインピーダンスに整合させるように選択される。関連して、例示的な実施形態において、インピーダンス整合回路124、126のインピーダンス、ならびに、誘導性素子204、206および空隙224、226のインピーダンスは、発振器構成部102に対して、共振回路122、200の共振周波数における所望の利得を協調的に提供するように構成される。
図3は、図1の発振器システム100内のマイクロ波アダプタ108としての用途に適したアダプタ300の例示的な実施形態を示す。アダプタ300は、限定されることはないが、複数の同軸部302、304、306と、アンテナ部308と、入力インピーダンス整合部310とを含む。例示的な実施形態において、入力インピーダンス整合部310は、マイクロストリップまたは他の導電性材料(たとえば、導電性金属トレース)から成る入力セグメント312、および、入力セグメント312とグランド基準電圧ノード316(たとえば、ノード142)との間に結合される入力容量性素子314を含み、入力セグメント312および容量性素子314はマイクロ波アダプタ300の入力ノード318における入力インピーダンスを、マイクロ波アダプタ300の入力ノード318に結合される発振電気信号を有するノード(たとえば、出力ノード118)において整合させるように構成される。たとえば、図4の文脈において下記に、より詳細に記載されるように、1つの実施形態によれば、マイクロ波アダプタ108がアダプタ300として実現される場合、容量性素子314は約2.2ピコファラドのキャパシタンスを有するキャパシタとして実現され、出力ノード118における発振器構成部102の50オームの出力インピーダンスを整合させるために、入力セグメント312は2.45GHzにおいて50オームのインピーダンスを提供するように選択される長さを有するマイクロストリップ伝送線路セグメントとして実現される。少なくとも、マイクロ波アダプタ300のアンテナ部308は、下記に、より詳細に記載されるように、アダプタ入力ノード318において受信される入力電気信号に対応する発振電磁気信号(または電磁波)を導波管へと放射するように、導波管内に(たとえば、導波管110の入力またはその付近に)配置される。
同軸部302、304、306は、アダプタ入力ノード318におけるインピーダンスを導波管(たとえば、導波管110)の入力インピーダンスに変換するように、入力インピーダンス整合部310とアンテナ部308との間に電気的に直列に結合され、最終同軸部306はアンテナ部308に結合される。例示的な実施形態において、同軸部302、304、306は実質的に円筒形状であり、各同軸部302、304、306は導電性材料から成る内部円筒状セグメント(または中心導体)と、中心導体を取り囲むかまたはその他によって外接する誘電体材料と、誘電体材料を取り囲むかまたはその他によって外接する外側遮蔽材料とを含む。たとえば、例示的な実施形態において、第1の同軸部302は、銅または他の適切な導電性材料から成る内部円筒状セグメント320と、中心導体320とに外接する、テフロン(登録商標)などの誘電体材料から成る包囲部322を含む。関連して、包囲誘電体部322は、中心導体320の直径および/または円周に対応する中空内部孔(または開口)を有し、実質的に円筒形状であってもよい。第1の同軸部302は、また、包囲誘電体部322の少なくとも一部に外接する銅または他の導電性材料から成る外側遮蔽セグメント324を含む。下記に、より詳細に記載されるように、外側遮蔽セグメント324は、外側遮蔽セグメント324の取り付けおよび接地を容易にするように部分302の長手方向軸に垂直に延びるフランジ部356を含む。示されるように、中心導体320の端部326は包囲誘電体部322から延びており、入力マイクロストリップセグメント312に電気的に接続される。1つの実施形態によれば、端部326が延伸する長さは、端部326と入力マイクロストリップセグメント312との間の電気接続を容易にするように、約5ミリメートルを超えている。たとえば、端部326は入力マイクロストリップセグメント312に半田付けまたはその他によって固定される中心導体320の半円形断面部(たとえば、半円筒形状)として実現されてもよい。
示される実施形態において、第2の同軸部304は、第1の同軸部302の中心導体320に電気的に接続される銅または他の適切な導電性材料から成る内部円筒状セグメント328と、誘電体材料から成る包囲部330と、セラミック材料から成る外側遮蔽セグメント332とを含む。例示的な実施形態において、第2の同軸部304の中心導体328は、第1の同軸部302の中心導体320と一体化および/または隣接しており、第2の同軸部304の包囲誘電体部330は、第1の同軸部302の包囲誘電体部322と一体化および/または隣接している。同様に、第3の同軸部306は、第2の同軸部304の中心導体328に電気的に接続される、銅または他の適切な導電性材料から成る内部円筒状セグメント334と、誘電体材料から成る包囲部336と、銅または他の導電性材料から成る外側遮蔽セグメント338とを含み、第3の同軸部306の中心導体334は、第2の同軸部304の中心導体328と一体化および/または隣接し、包囲誘電体部336は、包囲誘電体部330と一体化および/または隣接している。したがって、下記に、より詳細に記載されるように、中心導体320、328、334は、異なる同軸部にわたって異なる直径および/または長さを有する銅または他の導電性材料から成る単一の、隣接した、および/または一体的な円筒状セグメントとして実現されてもよく、同様に、包囲誘電体部322、330、336は、異なる同軸部にわたって異なる直径および/または長さを有するテフロン(登録商標)または他の誘電体材料から成る単一の、隣接した、および/または一体的な円筒状セグメントとして実現されてもよい。図3に示されるように、第3の同軸部306の中心導体334および外側遮蔽セグメント338は、包囲誘電体部336の内部に中心導体334が配置された実質的に中空の領域を提供するように、包囲絶縁体部336を越えて延びる。下記に、より詳細に記載されるように、アンテナ部308は、外側遮蔽セグメント338によって形成される中空領域内に配置される導電性キャッピング部として実現されており、アダプタ300からの導波管、空洞などへの電磁波(または電磁気信号)の放射を容易にするように、中心導体334を外側遮蔽セグメント338に電気的に接続する。例示的な実施形態において、外側遮蔽部326、332、338は、マグネトロンのアンテナヘッドに対応する。他の言い方をすれば、アダプタ300は、マグネトロンのアンテナヘッド内に中心導体320、328、334および包囲誘電体部322、330、336を設け、アンテナ部308をマグネトロンのアンテナヘッドの端部に挿入することによって形成され得る。
1つまたは複数の例示的な実施形態によれば、各同軸部302、304、306は、他の同軸部302、304、306と異なるインピーダンスを有する。示される実施形態において、各同軸部302、304、306は、他の同軸部302、304、306の対応する直径(または円周)と異なる1つまたは複数の直径(または円周)を有する。たとえば、第1の同軸部302の中心導体320の直径(または円周)(矢印360によって示される)は、他の同軸部304、306の中心導体328、334の直径(または円周)よりも大きく、第1の同軸部302の包囲誘電体部322の直径(または円周)(矢印362によって示される)の公称値は、他の同軸部304、306の包囲誘電体部330、336の直径(または円周)よりも大きい。同様に、第2の同軸部304の中心導体328および第3の同軸部306の中心導体334は実質的に同一な直径(または円周)(矢印366によって示される)を有する一方、第2の同軸部304の包囲誘電体部330の直径(または円周)(矢印368によって示される)は、第3の同軸部306の包囲誘電体部336の直径(または円周)(矢印372によって示される)よりも大きく、第2の同軸部304の外側遮蔽部332の直径(または円周)は、第3の同軸部306の外側遮蔽部338の直径(または円周)よりも大きい。
引き続き図3を参照すると、アンテナ部308は、外側遮蔽部338の延伸によって形成される中空領域内に配置される導電性キャッピング部として実現されており、中心導体334および外側遮蔽部338は実効的にともに短絡されるように、中心導体334を外側遮蔽部338に電気的に接続する。アンテナ部308は、円筒部340と、円筒部340と一体化されるキャップ部342とを含む。例示的な実施形態において、アンテナ部308は、円筒部340およびキャップ部342を通じて延びるとともに中心導体334の直径(または円周)に実質的に等しいかまたはその他によって対応する直径(または円周)を有する中央孔344(または穴もしくは開口)を有しており、よって、包囲誘電体部336から遮蔽部338の延伸によって形成される中空領域内に延びる中心導体334の部分は、図3に示されるように、円筒部340が中空領域内に挿入されると円筒部340内に配置される。関連して、空孔344は、中心導体334と一致するかまたはその他によって一続きに重なり、よって、中心導体334の延伸部は円筒部340と接触する。円筒部340は、遮蔽部338の内周に実質的に等しいかまたはその他によって対応する直径(または外周)を有し、よって、円筒部340の外周面は遮蔽部338の内周面と接触する。したがって、部分340、342が銅などの導電性材料として実現されるとき、アンテナ部308および/または円筒部340は、中心導体334を外側遮蔽部338に電気的に接続する。
例示的な実施形態において、中心導体334および外側遮蔽部338は各々、包囲部336を第1の量(矢印376によって示される)だけ越えて延伸し、円筒部340の長さはその延伸の量に実質的に等しいかまたはその他によって対応しており、よって、円筒部340が外側遮蔽部338の延伸部によって形成される中空領域内に挿入されるとき、円筒部340は包囲部336に接触する。したがって、円筒部340と外側遮蔽部338との間に内部空隙または間隙は存在しない。例示的な実施形態において、キャップ部342は、外側遮蔽部338の外径(または外周)に実質的に等しいかまたはその他によって対応する直径(または円周)を有する。キャップ部342は、中心導体334の延伸部の長手方向端部において空隙346を提供するように、長さ(矢印378によって示される)を有しており、空孔344は、中心導体334と整列しており、同軸であり、かつ/または同心である。1つの実施形態によれば、キャップ部342の長さ378は、約1ミリメートル超であり、好ましくは約1.5ミリメートルである。たとえば、図1の文脈において上述したように、アンテナ部308および/または円筒部340は、空隙346から放射する電磁波を電子レンジ(たとえば、電子レンジ150)の空洞(または調理庫)へと誘導することが可能な導波管(たとえば、導波管110)内に挿入またはその他によって配置され得る。アンテナ部308によってもたらされる中心導体334と外側遮蔽部338との間の電気接続によって、中心導体334に沿って伝搬する発振電気信号に対応する電磁波は、アンテナ部308および外側遮蔽部338から周囲の媒体へと放射する。
例示的な実施形態において、マイクロ波アダプタ300は、導波管(たとえば、導波管110)に取り付けまたはその他によって固定される実質的に平坦な取り付け構造部350内に挿入される。関連して、取り付け構造部350は、導波管の入力と整列される開口(または穴)を含んでおり、導波管は、マイクロ波アダプタ300の少なくとも一部が取り付け構造部350を通じて該導波管へと突出することを可能にする。図3に示される実施形態において、開口は第2の同軸部304の外径(または円周)と一致しており、第1の同軸部302の直径(または円周)よりも小さい直径(または円周)を有し、よって、第2の同軸部304および第3の同軸部306のみが取り付け構造部350を通じて導波管へと延伸することが可能である。1つまたは複数の実施形態によれば、取り付け構造部350は、鉄またはアルミニウムなどの導電性材料として実現される。示される実施形態において、第1の同軸部302の直径(または外周)に対応する開口(または穴)を有する第1の円筒取り付け構造部352が、取り付け構造部350に固定またはその他によって取り付けられる。示されるように、第1の円筒取り付け構造部352の長さは外側遮蔽部324の長さに対応する。例示的な実施形態において、第1の円筒取り付け構造部352は、取り付け構造部350と外側遮蔽部324との間の電気接続をもたらすアルミニウムまたは他の導電性材料として実現され、それによって、外側遮蔽部324、取り付け構造部350、および第1の円筒取り付け構造部352は同電位(たとえば、グランド)を有する。包囲誘電体部322のセグメントの長さに実質的に等しい長さと、外側遮蔽部324から延伸する包囲誘電体部322のセグメントの外面に対応するかまたはその他によって一致する開口(または穴)とを有する第2の円筒取り付け構造部354は、第1の円筒取り付け構造部352に固定またはその他によって取り付けられ、外側遮蔽部324から延伸している。例示的な実施形態において、第2の円筒取り付け構造部354は、真鍮材料または他の導電性材料として実現される。外側遮蔽部324のフランジ部356は円筒取り付け構造部352、354と接触し、第2の円筒取り付け構造部354を第1の円筒取り付け構造部352の電位に接地する電気接続をもたらす。図3には示されないが、ある実施形態において、1つまたは複数のワッシャ(またはスペーサ)が、円筒取り付け構造部352、354の間の間隔を維持するとともにフランジ部356を保護するように、円筒取り付け構造部352、354の間に配置されてもよい。関連して、ワッシャはフランジ部356に外接し得るか、または、フランジ部356と第2の円筒取り付け構造部354との間で誘電体部322に外接するようにフランジ部356の直径よりも小さい直径を有し得る。ワッシャは真鍮材料または他の導電性材料として実現され得る。取り付け構造部350、352、354およびフランジ部356が導電性であることによって、アダプタ300の外側遮蔽部324は、アダプタ300が導波管に取り付けられるとき、(たとえば、取り付け構造部350を介して導波管の外部と同電位に)接地され得る。
図4は、図1の発振器システム100の用途に適した図3に示されるマイクロ波アダプタ300の1つの例示的な実施形態の等価回路を示す。1つの実施形態によれば、入力マイクロストリップセグメント312は、2.45GHzにおいて約50オームのインピーダンスを提供するように構成され、容量性素子314は、マイクロ波アダプタ300のインピーダンスを発振器構成部102の出力ノード118におけるインピーダンスに整合させるように約2.2ピコファラドのキャパシタンスを提供する。図4に示される実施形態に関して、2.45GHzにおいて約61.2オームのインピーダンスを提供するように、第1の同軸部302の中心導体320は約3.35ミリメートル(0.132インチ)の直径(矢印360によって示される)を有し、包囲部322は約0.1473メートル(0.580インチ)の公称値の直径(矢印362によって示される)を有し、中心導体320および包囲誘電体部322は各々、約0.1789メートル(0.704インチ)の長さ(矢印364によって示される)を有する。図3に示されるように、1つの実施形態において、包囲誘電体部322および外側遮蔽部324は、第1の円筒取り付け構造部352が第2の円筒取り付け構造部354と接合する場所へ/から(平坦な取り付け構造部350の平面に対して)約75度の角度において面取りされており、包囲誘電体部322は、第2の同軸部304との接合部の付近で(平坦な取り付け構造部350の平面に対して)62度の角度において面取りされる。第2の同軸部304に関して、2.45GHzにおいて約98.5オームのインピーダンスを提供するように、中心導体328は約1ミリメートル(0.04インチ)の直径(矢印366によって示される)を有し、包囲部330は約0.1070メートル(0.421インチ)の公称値の直径(矢印368によって示される)を有し、中心導体328および包囲誘電体部330は各々、約0.1488メートル(0.586インチ)の長さ(矢印370によって示される)を有する。図3に示されるように、1つの実施形態において、包囲誘電体部330は、第3の同軸部306との接合部の付近で(平坦な取り付け構造部350の平面に対して)56度の角度において面取りされている。第3の同軸部306に関して、2.45GHzにおいて約79オームのインピーダンスを提供するように、中心導体334は中心導体328と同一な直径366を有し、包囲部336は約0.0660メートル(0.260インチ)の直径(矢印372によって示される)を有し、包囲誘電体部336は約0.1524メートル(0.600インチ)の長さ(矢印374によって示される)を有する。したがって、図4の実施形態について、マイクロ波アダプタ300は、アダプタ入力ノード318(たとえば、出力ノード118)における発振電気信号を、50オームのインピーダンスから、導波管110の入力における、2.45GHzにおいて約288.7オームのインピーダンスに変換する。例示的な実施形態において、中心導体334および外側遮蔽部338の延伸部の長さ(矢印376によって示される)は約6.1ミリメートル(0.124インチ)であり、キャップ部342の長さ(矢印378によって示される)は約1.52ミリメートル(0.06インチ)である。
ここで図1〜図4を参照すると、上述の発振器システムの1つの利点は、発振器システムが、従来のマグネトロンによって生成されるものと均等な出力電力を有するマイクロ波信号を、より低い電力で、かつマグネトロンを使用することなく生成することが可能なことである。関連して、マイクロ波信号をマグネトロンから導波管および/または空洞へ伝達するために使用されるマグネトロンアンテナの代わりに、マイクロ波アダプタ108が、発振器構成部102によって生成される発振電気信号のインピーダンスを、発振器構成部102の出力ノード118における約50オームから、導波管110の入力インピーダンス(たとえば、約300オーム)へ変換し、電磁波を導波管110へ放射するように、導波管110内に挿入されるアンテナ部を含む。関連して、マイクロ波アダプタ108の入力インピーダンスを発振器構成部102の出力インピーダンスに整合させることによって、発振器構成部102からマイクロ波アダプタ108への電力伝達が改善され、マイクロ波アダプタ108の出力インピーダンスを導波管110の入力インピーダンスに整合させることによって、マイクロ波アダプタ108によって放射される電磁波の前方伝送(forward transmission)が改善される。
簡潔にするために、共振器、増幅器、バイアス、負荷変調、インピーダンス整合、マイクロ波用途、ならびに、システムの他の機能的態様(およびシステムの個々の動作構成要素)に関連する従来の技法は、本明細書において詳細に説明されない場合がある。さらに、本明細書に含まれるさまざまな図面において示される接続線は、さまざまな要素間の例示的な機能的関係および/または物理結合を表すように意図されている。なお、多くの代替形態または追加の機能的関係または物理接続が本主題の一実施形態において存在してもよい。加えて、特定の専門用語は本明細書においては参照のみを目的として使用されている場合もあり、したがって、限定であるようには意図されておらず、「第1の」、「第2の」といった用語、および、構造を指す他のこのような数に関する用語は文脈において明確に指示されていない限り、並びまたは順序を暗示してはいない。
本明細書において使用される場合、「ノード」とは、任意の内部または外部の基準点、接続点、接点、信号線、導体素子などを意味し、そこに、所与の信号、論理レベル、電圧、データパターン、電流、または量が存在する。さらに、2つ以上のノードが1つの物理的要素によって実現されてもよい(また、共通のノードにおいて受信または出力されるが、2つ以上の信号が多重化、変調、またはその他によって区別されることができる)。
上記の記載は、ともに「接続される」または「結合される」ものとして要素もしくはノードまたは特徴に言及している。本明細書において使用される場合、別途明確に述べられていない限り、「接続される」とは、1つの要素が他の要素に直接的に結び付けられている(または直接的にそれと通信する)ことを意味し、必ずしも機械的にではない。同様に、別途明確に述べられていない限り、「結合される」とは、1つの要素が他の要素に直接的にまたは間接的に結び付けられている(または直接的にもしくは間接的にそれと通信する)ことを意味し、必ずしも機械的にではない。したがって、図面に示される概略図は要素の1つの例示的な構成を図示しているが、追加の介在する要素、デバイス、特徴、または構成要素が図示される主題の実施形態において存在してもよい。
結論として、アダプタの例示的な実施形態が提供される。アダプタは、導電性材料から成る入力セグメントと、入力セグメントに結合される第1の中心導体および第1の外側遮蔽セグメントを含む第1の同軸部と、第1の中心導体および第1の外側遮蔽セグメントを電気的に結合するように第1の同軸部に結合されるキャッピング部とを備える。1つの実施形態において、キャッピング部は、第1の中心導体の端部と整列される空隙を含む。別の実施形態において、アダプタは、入力セグメントと第1の中心導体との間に結合される第2の中心導体を含む第2の同軸部をさらに備え、第2の同軸部の直径は第1の同軸部の直径とは異なる。さらに別の実施形態において、アダプタは、入力セグメントと第1の中心導体との間に結合される第2の中心導体を含む第2の同軸部をさらに備え、第2の同軸部のインピーダンスは第1の同軸部のインピーダンスとは異なる。別の実施形態によれば、アダプタは、入力セグメントと基準電圧ノードとの間に結合される容量性素子をさらに備える。1つの実施形態において、入力セグメントはマイクロストリップ伝送線路を含む。
別の例示的な実施形態によれば、アダプタであって、第1の直径を有する第1の同軸部と、第2の直径を有する第2の同軸部であって、第2の直径は第1の直径とは異なり、当該第2の同軸部は導電性中心部および外側遮蔽セグメントを含む、第2の同軸部と、導電性中心部および外側遮蔽セグメントを電気的に結合するように第2の同軸部に結合されるキャッピング部とを備える、アダプタが提供される。1つの実施形態において、アダプタは、第1の同軸部に結合される、導電性材料から成るセグメントと、導電性材料から成るセグメントと基準電圧ノードとの間に結合される容量性素子とをさらに備える。さらなる実施形態において、第1の直径は第2の直径よりも大きい。別の実施形態において、セグメントは第1の同軸部の導電性中心部に接続される。1つの実施形態によれば、第2の同軸部の導電性中心部は第2の直径を有し、第1の同軸部は第1の直径を有する第2の導電性中心部を含む。さらに別の実施形態において、第1の同軸部は第2の導電性中心部と、第2の導電性中心部を包囲する第1の誘電体部とを含み、第1の誘電体部は第1の直径を有し、第2の同軸部は導電性中心部を包囲する第2の誘電体部を含み、第2の誘電体部は第2の直径を有する。1つの実施形態において、第1の直径は第2の直径よりも大きい。さらに別の実施形態によれば、キャッピング部は、導電性中心部の端部において空隙を提供するための、導電性中心部と整列される開口を含む。さらなる実施形態において、外側遮蔽セグメントは、導電性中心部の延伸部が内部に配置される中空領域を形成し、キャッピング部は、中空領域内に配置される、導電性材料から成る円筒部を含み、導電性中心部の延伸部は円筒部内の開口内に配置され、円筒部は導電性中心部および外側遮蔽セグメントと接触する。別の実施形態によれば、第1の同軸部のインピーダンスは第2の同軸部のインピーダンスとは異なる。
別の実施形態によれば、発振器システムが提供される。発振器システムは、入力インピーダンスを有する導波管と、第1のノードにおいて発振信号を生成するための発振器構成部と、第1のノードに結合されるアダプタとを備える。アダプタは、第1のノードに結合される、導電性材料から成る入力セグメントと、導波管内に配置されるアンテナ部と、発振信号をアンテナ部において導波管の入力インピーダンスに変換するように、アンテナ部と入力セグメントとの間に結合される1つまたは複数の同軸部とを備える。1つの実施形態において、発振器システムは、入力セグメントと基準電圧ノードとの間に結合される容量性素子をさらに備え、入力セグメントのインピーダンスは第1のノードにおける出力インピーダンスに対応し、1つまたは複数の同軸部は発振信号を出力インピーダンスから導波管の入力インピーダンスに変換するように構成される。別の実施形態において、1つまたは複数の同軸部は、入力セグメントに結合される第1の中心導体を有する第1の同軸部、および、第1の中心導体に結合される第2の中心導体を有する第2の同軸部を含み、第1の中心導体の直径は第2の中心導体の直径とは異なる。さらに別の実施形態において、発振器構成部は、第1の増幅器入力、および、第1のノードに結合される第1の増幅器出力を有する第1の増幅器と、第1の増幅器出力および第1の増幅器入力の間に結合される環状共振構造とを備える。
前述の詳細な説明の中で少なくとも1つの例示的な実施形態を提示してきたが、膨大な数の変形形態が存在することが理解されるべきである。本明細書に記載される1つまたは複数の例示的な実施形態は、権利を請求する主題の範囲、適用性または構成を限定することを決して意図していないことも理解されるべきである。そうではなく、前述の詳細な説明は、説明された1つまたは複数の実施形態を実行するための有意義な指針を当業者に提供するものである。特許請求の範囲によって形成される範囲であり、本願の出願時点で既知の均等物および予見される均等物を含む範囲から逸脱することなく、要素の機能および構成におけるさまざまな変更を行うことができることが理解されるべきである。したがって、明らかに逆の意図がない限り、上述の例示的な実施形態の詳細または他の限定は特許請求の範囲内に読み込まれるべきではない。

Claims (20)

  1. アダプタであって、
    導電性材料から成る入力セグメントと、
    前記入力セグメントに結合される第1の中心導体および第1の外側遮蔽セグメントを含む第1の同軸部と、
    前記第1の中心導体および前記第1の外側遮蔽セグメントを電気的に結合するように前記第1の同軸部に結合されるキャッピング部とを備える、アダプタ。
  2. 前記キャッピング部は、前記第1の中心導体の端部と整列される空隙を備える、請求項1に記載のアダプタ。
  3. 前記入力セグメントと前記第1の中心導体との間に結合される第2の中心導体を備える第2の同軸部をさらに備え、前記第2の同軸部の直径は前記第1の同軸部の直径とは異なる、請求項1に記載のアダプタ。
  4. 前記入力セグメントと前記第1の中心導体との間に結合される第2の中心導体を備える第2の同軸部をさらに備え、前記第2の同軸部のインピーダンスは前記第1の同軸部のインピーダンスとは異なる、請求項1に記載のアダプタ。
  5. 前記入力セグメントと基準電圧ノードとの間に結合される容量性素子をさらに備える、請求項1に記載のアダプタ。
  6. 前記入力セグメントはマイクロストリップ伝送線路を備える、請求項1に記載のアダプタ。
  7. アダプタであって、
    第1の直径を有する第1の同軸部と、
    第2の直径を有する第2の同軸部であって、前記第2の直径は前記第1の直径とは異なり、該第2の同軸部は導電性中心部および外側遮蔽セグメントを備える、第2の同軸部と、
    前記導電性中心部および前記外側遮蔽セグメントを電気的に結合するように前記第2の同軸部に結合されるキャッピング部とを備える、アダプタ。
  8. 前記第1の同軸部に結合される、導電性材料から成るセグメントと、
    前記導電性材料から成るセグメントと基準電圧ノードとの間に結合される容量性素子とをさらに備える、請求項7に記載のアダプタ。
  9. 前記第1の直径は前記第2の直径よりも大きい、請求項8に記載のアダプタ。
  10. 前記セグメントは前記第1の同軸部の導電性中心部に接続される、請求項8に記載のアダプタ。
  11. 前記第2の同軸部の前記導電性中心部は前記第2の直径を有し、前記第1の同軸部は前記第1の直径を有する第2の導電性中心部を備える、請求項7に記載のアダプタ。
  12. 前記第1の同軸部は第2の導電性中心部と、該第2の導電性中心部を包囲する第1の誘電体部とを含み、
    前記第1の誘電体部は前記第1の直径を有し、
    前記第2の同軸部は前記導電性中心部を包囲する第2の誘電体部を含み、
    前記第2の誘電体部は前記第2の直径を有する、請求項7に記載のアダプタ。
  13. 前記第1の直径は前記第2の直径よりも大きい、請求項12に記載のアダプタ。
  14. 前記キャッピング部は、前記導電性中心部の端部において空隙を提供するように、前記導電性中心部と整列される開口を備える、請求項7に記載のアダプタ。
  15. 前記外側遮蔽セグメントは、前記導電性中心部の延伸部が内部に配置される中空領域を形成し、
    前記キャッピング部は、前記中空領域内に配置される、導電性材料から成る円筒部を含み、
    前記導電性中心部の前記延伸部は前記円筒部内の前記開口内に配置され、
    前記円筒部は前記導電性中心部および前記外側遮蔽セグメントを接触させる、請求項14に記載のアダプタ。
  16. 前記第1の同軸部のインピーダンスは前記第2の同軸部のインピーダンスとは異なる、請求項7に記載のアダプタ。
  17. 発振器システムであって、
    入力インピーダンスを有する導波管と、
    第1のノードにおいて発振信号を生成する発振器構成部と、
    前記第1のノードに結合されるアダプタとを備え、該アダプタは、
    前記第1のノードに結合される、導電性材料から成る入力セグメントと、
    前記導波管内に配置されるアンテナ部と、
    前記発振信号を前記アンテナ部において前記導波管の前記入力インピーダンスに変換するように、前記アンテナ部と前記入力セグメントとの間に結合される1つまたは複数の同軸部とを備える、発振器システム。
  18. 前記入力セグメントと基準電圧ノードとの間に結合される容量性素子をさらに備え、
    前記入力セグメントのインピーダンスは前記第1のノードにおける出力インピーダンスに対応し、
    前記1つまたは複数の同軸部は前記発振信号を前記出力インピーダンスから前記導波管の前記入力インピーダンスに変換するように構成される、請求項17に記載の発振器システム。
  19. 前記1つまたは複数の同軸部は、
    前記入力セグメントに結合される第1の中心導体を有する第1の同軸部と、
    前記第1の中心導体に結合される第2の中心導体を有する第2の同軸部とを備えており、前記第1の中心導体の直径は前記第2の中心導体の直径とは異なる、請求項17に記載の発振器システム。
  20. 前記発振器構成部は、
    第1の増幅器入力、および、前記第1のノードに結合される第1の増幅器出力を有する第1の増幅器と、
    前記第1の増幅器出力および前記第1の増幅器入力の間に結合される環状共振構造とを備える、請求項17に記載の発振器システム。
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