JPH07115310A - 円形導波管と同軸ケーブルとの間のオルソモード変換器 - Google Patents
円形導波管と同軸ケーブルとの間のオルソモード変換器Info
- Publication number
- JPH07115310A JPH07115310A JP3132197A JP13219791A JPH07115310A JP H07115310 A JPH07115310 A JP H07115310A JP 3132197 A JP3132197 A JP 3132197A JP 13219791 A JP13219791 A JP 13219791A JP H07115310 A JPH07115310 A JP H07115310A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- waveguide
- probe
- circular
- diameter
- orthomode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000000523 sample Substances 0.000 claims abstract description 47
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 8
- 230000007704 transition Effects 0.000 claims description 7
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 5
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 5
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 5
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 claims description 2
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 4
- 239000003989 dielectric material Substances 0.000 description 2
- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 2
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 2
- 244000309464 bull Species 0.000 description 1
- 239000000969 carrier Substances 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 230000001747 exhibiting effect Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000035515 penetration Effects 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P1/00—Auxiliary devices
- H01P1/16—Auxiliary devices for mode selection, e.g. mode suppression or mode promotion; for mode conversion
- H01P1/161—Auxiliary devices for mode selection, e.g. mode suppression or mode promotion; for mode conversion sustaining two independent orthogonal modes, e.g. orthomode transducer
Landscapes
- Waveguide Aerials (AREA)
- Waveguide Switches, Polarizers, And Phase Shifters (AREA)
- Waveguide Connection Structure (AREA)
- Transducers For Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 振動の結果、電気的性能を確保するために変
化することのある部品数を少なくする。 【構成】 円形導波管WSと同軸ケ−ブルと間のオルソ
モ−ド変換器は、円形導波管WS部分と、それに侵入し
ている、外部的に同軸コネクタと接続された2つのプロ
−ブPR1,PR2より成る。導波管の入力開口に隣接
して配置されたプロ−ブPR2は、螺子および同一軸平
面に属する金属板LSにより同調され、他のプロ−ブP
R1は、螺子および導波管に隣接する円形デイスクTS
により同調される。板およびプロ−ブの形状は、広い動
作帯域(中心周波数の10%)にわたり、光ガイドと同
軸ラインとの間の最良の結合を可能とするものである。
化することのある部品数を少なくする。 【構成】 円形導波管WSと同軸ケ−ブルと間のオルソ
モ−ド変換器は、円形導波管WS部分と、それに侵入し
ている、外部的に同軸コネクタと接続された2つのプロ
−ブPR1,PR2より成る。導波管の入力開口に隣接
して配置されたプロ−ブPR2は、螺子および同一軸平
面に属する金属板LSにより同調され、他のプロ−ブP
R1は、螺子および導波管に隣接する円形デイスクTS
により同調される。板およびプロ−ブの形状は、広い動
作帯域(中心周波数の10%)にわたり、光ガイドと同
軸ラインとの間の最良の結合を可能とするものである。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信システムのマイク
ロウエ−ブ装置に関し、とりわけ円形導波管と同軸ケ−
ブルとの間のオルソモ−ド変換器に係る。 【0002】地上無線リンク局間または地球局および衛
星間の伝送チャンネルの容量を増大させるため、同一周
波数で直交軸偏向の2つの搬送波を同時に使用し、同一
の適切な特性の反射アンテナで送受させることが普通に
行われている。 【0003】 【従来の技術】搬送波は一般に導波管装置、所謂、アン
テナ・フイ−ドと一体の部分であるオルソモ−ド変換器
により分離される;局装置への各信号の伝送は、分離さ
れた導波管あるいは同軸ケ−ブルによつて行われてい
る。オルソモ−ド変換器は、同時に2つの要求を満たさ
なければならない;それらは、アンテナと伝送線との間
で無線周波数信号の満足な結合を確保し、その結果とし
て、低い定常波比を表すものでなければならず、また他
方では、中心周波数の少なくとも10%である周波数帯
域にわたり2つのアクセス・ポ−トの間で良い分離を確
実にするものでなければならない。 【0004】これらの電気的性能は、最大の構造的簡潔
さと低減された邪魔物という機械的要求を満足させなが
ら得られなければならない。後者の特性は、若しオルソ
モ−ド変換器が、衛星に搭載されたアンテナ・フイ−ド
に、個別にあるいはアレ−の一部として使用されたなら
ば重要である。後者の場合、フイ−ド・サイズそしてフ
イ−ド・ウエイトおよび邪魔物を縮小することにより、
衛星の打ち上げはより簡単にまた安価になる。 【0005】 【発明が解決しようとしている課題】これに加えて、衛
星搭載用途の観点からであるが、変換器構造は、それ
が、打ち上げの間に被るショックにも関わらず効率的で
あることを可能とする機械的特性を表すものでなければ
ならない。より特定的には、振動の結果として、それら
の位置を、最良の電気的性能を確保するために変化する
ことのある部品、たとえば、周波数同調(微調整)のた
めに使用される部品(即ち螺子)の数を、出来るだけ少
なくすべきなのである。 【0006】『アンテナ・マイクロ・オンデス(Antenne
s micro-ondes)』( ニュ−・ブイ・ハイ(Nhu BUI-HAI)
著、マッソン(MASSON)出版) と題する書物の410 ペ−ジ
に記述されたオルソモ−ド変換器は、お互いに90゜の位
置で配置され、導波管部分で接続された、2つの同軸コ
ネクタの中心導体がプロ−ブとして使用されている。こ
の並行なプロ−ブの同調のために1つの金属板が、それ
が無線周波数信号に関して短絡回路として働くように、
この導波管に固定されている。 【0007】より高い性能が、中心周波数の10%に等
しい周波数帯域にわたり1.1以下の定常波比、入力ポ
−ト間の50dBより高い分離および0.05dBより
低い挿入ロスを表す本発明により提供されるオルソモ−
ド変換器により達成される。これに加えて、その長手方
向の寸法も、約2波長に減少し、各プロ−ブ当たり単一
の同調素子(螺子)で、容易かつ手早いセットをもたら
すものである。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明は、その中に、直
交軸平面に属する2つの直径に沿つて配置され、外側で
定インピ−ダンス・トランジションを介し標準インピ−
ダンス同軸コネクタに接続されている2つのプロ−ブが
侵入している円形導波管全長より成り、その導波管の入
力開口に近接している方のプロ−ブは、螺子と同一平面
に属する金属板とによつて同調されており、他のプロ−
ブは、螺子と導波管を閉じている円形バッハ−とによつ
て同調されている、円形導波管と同軸ケ−ブルとの間の
オルソモ−ド変換器であつて、前記金属板の、それに並
行なプロ−ブの反対の側が中央に向かいテ−パ−状とさ
れ、前記プロ−ブが異なる直径を有する異なる円柱部分
より成るものであり、その第1部分は、プロ−ブが、導
波管の壁に作られた円形の孔に挿入された誘電体のワッ
シャにより支持され、前記開口とともに標準インピ−ダ
ンス同軸ラインを形成することを可能とし、より小さな
直径の孔の部分に囲まれたより大きな直径の第2部分
は、標準インピ−ダンス同軸ラインを続け、より大きな
直径の第3部分、さらに大きな直径の第4部分および第
3部分の直径と等しく、最終部分、ならびにそれらの全
長は、広い動作帯域にわたり導波管と同軸ラインとの間
の最良の電力結合を可能としていることを特徴とするオ
ルソモ−ド変換器を提供するものである。 【0009】 【実施例】本発明の、これらのおよびその他の特徴は、
非限定的な例として与えられた、好ましい実施例の以下
の記述およびオルソモ−ド変換器の長手方向の断面が示
されている添付図面により、より明らかとなるであろ
う。 【0010】このオルソモ−ド変換器は、基本モ−ドだ
けの伝搬を可能とするよう、中心帯域自由空間波長の約
0.7倍に等しい内直径を表す、円形の導波管部分WG
より成るものである。この導波管は、直交軸平面に属す
る2つの直径に沿つて配置された2つのプロ−ブPR
1,PR2を含み、それらは、そのアンテナ・システム
がこのオルソモ−ド変換器を受信あるいは送信のいずれ
に使用のために含むかにより、直交偏向された2つの異
なる信号が抽出または発生されるべく導波管内を伝搬す
ることを可能とする。 【0011】このプロ−ブは、低損失誘電体材料のワッ
シャRT1,RT2により導波管の壁に固定され、直径
D1の円形孔に挿入されている。この円形孔が直径D2
で狭くされていることは、ワッシャのための段形成を可
能とし、それを壁自身と、一般に導波管の壁に螺子込ま
れている円錐のトランジションTR2との間に保持す
る。この既知の型のトランジションおよび図面で見えな
いプロ−ブPR1のための他の等しいトランジション
は、このプロ−ブと標準インピ−ダンス(即ち50oh
m)の外部同軸コネクタとの接続を可能とし、全てのイ
ンピ−ダンス不連続(無連絡)を回避する。 【0012】各プロ−ブは、短絡回路と螺子により、最
大電力結合のために同調される。その1つは、図面でS
C2として示されている。 【0013】微調整螺子は、導波管の壁のプロ−ブと正
反対の位置に配置されている。調整中、螺子は、小さな
プロ−ブと短絡回路公差を補償することを可能とする。 【0014】プロ−ブPR1に対する短絡回路は、導波
管の直径に等しい直径の円形デイスクTSによつて得ら
れ、一方プロ−ブPR2に対する短絡回路は、プロ−ブ
PR2を通過する同一の軸平面に属する金属板LSによ
つて得られる。この板でさえも、他のプロ−ブPR1に
対して垂直であるようになり、自由空間波長の約1/2
5倍に等しい一定の厚みを表している。 【0015】板の、変換器入力開口に隣接して配置され
たプロ−ブPR2に面する側は、導波管の全直径に対し
て垂直かつプロ−ブに対して並行であり、一方プロ−ブ
PR1に面する反対の側は、中央部に向かい導波管の軸
に関して対称な2段階でテ−パ−状となつている。この
テ−パ−は、テ−パ−でない板を使用した変換器に関
し、同軸のポ−ト間の電気的分離についての性能が同一
であるとした場合、約40%のプロ−ブ間距離に等しい
削減を可能とする。勿論、プロ−ブ間空間の削減は、オ
ルソモ−ド変換器の長さでの等しい削減を可能とする。 【0016】2つのプロ−ブPR1,PR2は、機械的
に等しく、異なる直径の種々の円筒部分より成る。直径
d1の最初の部分は、プロ−ブが誘電体材料のワシャR
T1,RT2により支持されるようにさせ、かつ導波管
の壁の直径D1の孔を外部導体として利用することによ
り、約50ohmのインピ−ダンスを有する同軸ライン
を形成するようなものである。このインピ−ダンス値
は、D1/d1の比、およびワッシャの材料の誘電率に
基づいて決定される。同様に、直径d2の部分は、孔の
より小さな部分の直径D2との比に基づいて、約50o
hmのインピ−ダンスを有する同軸ラインを形成する。 【0017】より大きな直径d3の部分、さらに大きな
直径d4の部分のあとに、同じ直径d3の部分が続いて
いる。直径d3およびd4ならびに導波管内部へのプロ
−ブの侵入深さは、最良の出力結合のために最適化され
る。より特定的には、より大きな直径d4の部分が存在
していることが、中心周波数の少なくとも10%に等し
い振幅を有する動作帯域で、良好な電気的性能を達成す
ることを可能とする。 【0018】上述したことは、非限定的な例としてのみ
与えられたものである。変更および改良は、特許請求の
範囲を越えることなく可能である。
ロウエ−ブ装置に関し、とりわけ円形導波管と同軸ケ−
ブルとの間のオルソモ−ド変換器に係る。 【0002】地上無線リンク局間または地球局および衛
星間の伝送チャンネルの容量を増大させるため、同一周
波数で直交軸偏向の2つの搬送波を同時に使用し、同一
の適切な特性の反射アンテナで送受させることが普通に
行われている。 【0003】 【従来の技術】搬送波は一般に導波管装置、所謂、アン
テナ・フイ−ドと一体の部分であるオルソモ−ド変換器
により分離される;局装置への各信号の伝送は、分離さ
れた導波管あるいは同軸ケ−ブルによつて行われてい
る。オルソモ−ド変換器は、同時に2つの要求を満たさ
なければならない;それらは、アンテナと伝送線との間
で無線周波数信号の満足な結合を確保し、その結果とし
て、低い定常波比を表すものでなければならず、また他
方では、中心周波数の少なくとも10%である周波数帯
域にわたり2つのアクセス・ポ−トの間で良い分離を確
実にするものでなければならない。 【0004】これらの電気的性能は、最大の構造的簡潔
さと低減された邪魔物という機械的要求を満足させなが
ら得られなければならない。後者の特性は、若しオルソ
モ−ド変換器が、衛星に搭載されたアンテナ・フイ−ド
に、個別にあるいはアレ−の一部として使用されたなら
ば重要である。後者の場合、フイ−ド・サイズそしてフ
イ−ド・ウエイトおよび邪魔物を縮小することにより、
衛星の打ち上げはより簡単にまた安価になる。 【0005】 【発明が解決しようとしている課題】これに加えて、衛
星搭載用途の観点からであるが、変換器構造は、それ
が、打ち上げの間に被るショックにも関わらず効率的で
あることを可能とする機械的特性を表すものでなければ
ならない。より特定的には、振動の結果として、それら
の位置を、最良の電気的性能を確保するために変化する
ことのある部品、たとえば、周波数同調(微調整)のた
めに使用される部品(即ち螺子)の数を、出来るだけ少
なくすべきなのである。 【0006】『アンテナ・マイクロ・オンデス(Antenne
s micro-ondes)』( ニュ−・ブイ・ハイ(Nhu BUI-HAI)
著、マッソン(MASSON)出版) と題する書物の410 ペ−ジ
に記述されたオルソモ−ド変換器は、お互いに90゜の位
置で配置され、導波管部分で接続された、2つの同軸コ
ネクタの中心導体がプロ−ブとして使用されている。こ
の並行なプロ−ブの同調のために1つの金属板が、それ
が無線周波数信号に関して短絡回路として働くように、
この導波管に固定されている。 【0007】より高い性能が、中心周波数の10%に等
しい周波数帯域にわたり1.1以下の定常波比、入力ポ
−ト間の50dBより高い分離および0.05dBより
低い挿入ロスを表す本発明により提供されるオルソモ−
ド変換器により達成される。これに加えて、その長手方
向の寸法も、約2波長に減少し、各プロ−ブ当たり単一
の同調素子(螺子)で、容易かつ手早いセットをもたら
すものである。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明は、その中に、直
交軸平面に属する2つの直径に沿つて配置され、外側で
定インピ−ダンス・トランジションを介し標準インピ−
ダンス同軸コネクタに接続されている2つのプロ−ブが
侵入している円形導波管全長より成り、その導波管の入
力開口に近接している方のプロ−ブは、螺子と同一平面
に属する金属板とによつて同調されており、他のプロ−
ブは、螺子と導波管を閉じている円形バッハ−とによつ
て同調されている、円形導波管と同軸ケ−ブルとの間の
オルソモ−ド変換器であつて、前記金属板の、それに並
行なプロ−ブの反対の側が中央に向かいテ−パ−状とさ
れ、前記プロ−ブが異なる直径を有する異なる円柱部分
より成るものであり、その第1部分は、プロ−ブが、導
波管の壁に作られた円形の孔に挿入された誘電体のワッ
シャにより支持され、前記開口とともに標準インピ−ダ
ンス同軸ラインを形成することを可能とし、より小さな
直径の孔の部分に囲まれたより大きな直径の第2部分
は、標準インピ−ダンス同軸ラインを続け、より大きな
直径の第3部分、さらに大きな直径の第4部分および第
3部分の直径と等しく、最終部分、ならびにそれらの全
長は、広い動作帯域にわたり導波管と同軸ラインとの間
の最良の電力結合を可能としていることを特徴とするオ
ルソモ−ド変換器を提供するものである。 【0009】 【実施例】本発明の、これらのおよびその他の特徴は、
非限定的な例として与えられた、好ましい実施例の以下
の記述およびオルソモ−ド変換器の長手方向の断面が示
されている添付図面により、より明らかとなるであろ
う。 【0010】このオルソモ−ド変換器は、基本モ−ドだ
けの伝搬を可能とするよう、中心帯域自由空間波長の約
0.7倍に等しい内直径を表す、円形の導波管部分WG
より成るものである。この導波管は、直交軸平面に属す
る2つの直径に沿つて配置された2つのプロ−ブPR
1,PR2を含み、それらは、そのアンテナ・システム
がこのオルソモ−ド変換器を受信あるいは送信のいずれ
に使用のために含むかにより、直交偏向された2つの異
なる信号が抽出または発生されるべく導波管内を伝搬す
ることを可能とする。 【0011】このプロ−ブは、低損失誘電体材料のワッ
シャRT1,RT2により導波管の壁に固定され、直径
D1の円形孔に挿入されている。この円形孔が直径D2
で狭くされていることは、ワッシャのための段形成を可
能とし、それを壁自身と、一般に導波管の壁に螺子込ま
れている円錐のトランジションTR2との間に保持す
る。この既知の型のトランジションおよび図面で見えな
いプロ−ブPR1のための他の等しいトランジション
は、このプロ−ブと標準インピ−ダンス(即ち50oh
m)の外部同軸コネクタとの接続を可能とし、全てのイ
ンピ−ダンス不連続(無連絡)を回避する。 【0012】各プロ−ブは、短絡回路と螺子により、最
大電力結合のために同調される。その1つは、図面でS
C2として示されている。 【0013】微調整螺子は、導波管の壁のプロ−ブと正
反対の位置に配置されている。調整中、螺子は、小さな
プロ−ブと短絡回路公差を補償することを可能とする。 【0014】プロ−ブPR1に対する短絡回路は、導波
管の直径に等しい直径の円形デイスクTSによつて得ら
れ、一方プロ−ブPR2に対する短絡回路は、プロ−ブ
PR2を通過する同一の軸平面に属する金属板LSによ
つて得られる。この板でさえも、他のプロ−ブPR1に
対して垂直であるようになり、自由空間波長の約1/2
5倍に等しい一定の厚みを表している。 【0015】板の、変換器入力開口に隣接して配置され
たプロ−ブPR2に面する側は、導波管の全直径に対し
て垂直かつプロ−ブに対して並行であり、一方プロ−ブ
PR1に面する反対の側は、中央部に向かい導波管の軸
に関して対称な2段階でテ−パ−状となつている。この
テ−パ−は、テ−パ−でない板を使用した変換器に関
し、同軸のポ−ト間の電気的分離についての性能が同一
であるとした場合、約40%のプロ−ブ間距離に等しい
削減を可能とする。勿論、プロ−ブ間空間の削減は、オ
ルソモ−ド変換器の長さでの等しい削減を可能とする。 【0016】2つのプロ−ブPR1,PR2は、機械的
に等しく、異なる直径の種々の円筒部分より成る。直径
d1の最初の部分は、プロ−ブが誘電体材料のワシャR
T1,RT2により支持されるようにさせ、かつ導波管
の壁の直径D1の孔を外部導体として利用することによ
り、約50ohmのインピ−ダンスを有する同軸ライン
を形成するようなものである。このインピ−ダンス値
は、D1/d1の比、およびワッシャの材料の誘電率に
基づいて決定される。同様に、直径d2の部分は、孔の
より小さな部分の直径D2との比に基づいて、約50o
hmのインピ−ダンスを有する同軸ラインを形成する。 【0017】より大きな直径d3の部分、さらに大きな
直径d4の部分のあとに、同じ直径d3の部分が続いて
いる。直径d3およびd4ならびに導波管内部へのプロ
−ブの侵入深さは、最良の出力結合のために最適化され
る。より特定的には、より大きな直径d4の部分が存在
していることが、中心周波数の少なくとも10%に等し
い振幅を有する動作帯域で、良好な電気的性能を達成す
ることを可能とする。 【0018】上述したことは、非限定的な例としてのみ
与えられたものである。変更および改良は、特許請求の
範囲を越えることなく可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のオルソモ−ド変換器の長手方向断面図
である。 【符号の説明】 TR2 定インピ−ダンス・トランジション; WG 円形導波管; LS 金属板; TS 円形デイスク; PR1,PR2 プロ−ブ; RT1,RT2 ワッシャ; SC2 螺子。
である。 【符号の説明】 TR2 定インピ−ダンス・トランジション; WG 円形導波管; LS 金属板; TS 円形デイスク; PR1,PR2 プロ−ブ; RT1,RT2 ワッシャ; SC2 螺子。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 アントネロ・アイカルデイ
イタリー国 インペリア、ヴイア・アルト
ロ 25
(72)発明者 ピエールカルロ・マサグリア
イタリー国 トリノ、ヴイア・ニツツア
181
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】その中に、直交軸平面に属する直径に沿つ
て配置され、外側で定インピ−ダンス・トランジション
(TR2)を介し標準インピ−ダンス同軸コネクタに接
続されている2つのプロ−ブ(PR1,PR2)が侵入
している円形導波管(WG)の部分より成り、その導波
管の入力開口に近接している方のプロ−ブ(PR2)
は、螺子と同一平面に属する金属板(LS)とによつて
同調されており、他のプロ−ブ(PR1)は、螺子と導
波管を閉鎖している円形デイスク(TS)とによつて同
調されている、円形導波管と同軸ケ−ブルとの間のオル
ソモ−ド変換器であつて、前記金属板(LS)の、それ
に並行なプロ−ブ(PR2)の反対の側が中央に向かい
テ−パ−状とされ、前記プロ−ブ(PR1,PR2)が
異なる直径を有する異なる円柱部分より成るものであ
り、その第1部分(d1)は、プロ−ブが、導波管の壁
に作られた円形の孔に挿入された誘電体のワッシャ(R
T1,RT2)により支持され、前記開口とともに標準
インピ−ダンス同軸ラインを形成することを可能とし、
より小さな直径(D2)の孔の部分に囲まれたより大き
な直径の第2部分(d2)は、標準インピ−ダンス同軸
ラインを続け、より大きな直径の第3部分(d3)、さ
らに大きな直径の第4部分(d4)および第3部分の直
径(d3)と等しい最終部分、ならびにそれらの全長
は、広い動作帯域にわたり導波管と同軸ラインとの間の
最良の電力結合を可能としていることを特徴とするオル
ソモ−ド変換器。 【請求項2】前記金属板(LS)の、それに並行なプロ
−ブ(PR2)の反対の側が、導波管軸に関して対称な
2段階で中央に向かいテ−パ−状となつていることを特
徴とする 【請求項1】に記載のオルソモ−ド変換器。 【請求項3】前記金属板(LS)が、自由空間波長の約
1/25に等しい一定の厚さを表していることを特徴と
する 【請求項1】に記載のオルソモ−ド変換器。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
IT67371A IT1240942B (it) | 1990-05-22 | 1990-05-22 | Trasduttore ortomodo tra guida d'onda circolare e cavo coassiale |
IT67371-A/90 | 1990-05-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07115310A true JPH07115310A (ja) | 1995-05-02 |
JPH0817283B2 JPH0817283B2 (ja) | 1996-02-21 |
Family
ID=11301847
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3132197A Expired - Lifetime JPH0817283B2 (ja) | 1990-05-22 | 1991-05-09 | 円形導波管と同軸ケーブルとの間のオルソモード変換器 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5212461A (ja) |
EP (1) | EP0458226B1 (ja) |
JP (1) | JPH0817283B2 (ja) |
CA (1) | CA2042962C (ja) |
DE (2) | DE458226T1 (ja) |
IT (1) | IT1240942B (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010114716A (ja) * | 2008-11-07 | 2010-05-20 | Furuno Electric Co Ltd | 同軸導波管変換器およびレーダ機器 |
JP2013225505A (ja) * | 2012-04-20 | 2013-10-31 | Freescale Semiconductor Inc | マイクロ波アダプタおよび関連する発振器システム |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR930010829B1 (ko) * | 1991-12-13 | 1993-11-12 | 주식회사 금성사 | 도파관 시스템 |
US5596336A (en) * | 1995-06-07 | 1997-01-21 | Trw Inc. | Low profile TEM mode slot array antenna |
TW344152B (en) * | 1995-07-19 | 1998-11-01 | Alps Electric Co Ltd | Outdoor converter for receiving satellite broadcast |
US6097265A (en) * | 1998-11-24 | 2000-08-01 | Trw Inc. | Millimeter wave polymeric waveguide-to-coax transition |
US6707348B2 (en) | 2002-04-23 | 2004-03-16 | Xytrans, Inc. | Microstrip-to-waveguide power combiner for radio frequency power combining |
US8077103B1 (en) * | 2007-07-07 | 2011-12-13 | The United States Of America As Represented By The Administrator Of The National Aeronautics And Space Administration | Cup waveguide antenna with integrated polarizer and OMT |
US8013687B2 (en) * | 2008-04-04 | 2011-09-06 | Optim Microwave, Inc. | Ortho-mode transducer with TEM probe for coaxial waveguide |
US20100238086A1 (en) * | 2009-03-17 | 2010-09-23 | Electronics And Telecommunications Research Institute | Double-ridged horn antenna having higher-order mode suppressor |
CA2801948C (en) | 2010-06-08 | 2017-08-08 | National Research Council Of Canada | Orthomode transducer |
ES2543126B1 (es) * | 2014-02-07 | 2016-10-19 | Universidad De Cádiz | Demostrador de conceptos de radiocomunicaciones vía satélites ecuatoriales con aplicaciones múltiples en el campos de la enseñanza superior |
RU2663556C1 (ru) * | 2017-06-15 | 2018-08-07 | Открытое акционерное общество "Межгосударственная Корпорация Развития" | Поляризационный селектор |
EP3657597A1 (en) * | 2018-11-22 | 2020-05-27 | Airbus Oneweb Satellites SAS | Active waveguide transition and rf signal communication system |
RU193638U1 (ru) * | 2019-06-06 | 2019-11-07 | Открытое акционерное общество "Межгосударственная Корпорация Развития" (ОАО "Межгосударственная Корпорация Развития") | Волноводно-коаксиальный переход |
CN111430866A (zh) * | 2020-04-20 | 2020-07-17 | 电子科技大学 | 一种基于伸缩探针结构的阻抗匹配装置 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5012990U (ja) * | 1973-05-31 | 1975-02-10 | ||
JPS5146849A (ja) * | 1974-10-18 | 1976-04-21 | Mitsubishi Electric Corp | Sutoritsupusenrohenkanki |
JPS5511666A (en) * | 1978-07-11 | 1980-01-26 | Mitsubishi Electric Corp | Coaxial waveguide converter |
JPS62169503U (ja) * | 1986-04-17 | 1987-10-27 | ||
JPS6399602A (ja) * | 1986-10-16 | 1988-04-30 | Yuniden Kk | 直交偏波用合波または分波器 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL77656C (ja) * | 1945-03-27 | |||
DE1028639B (de) * | 1956-10-11 | 1958-04-24 | Siemens Ag | Einseitig kurzgeschlossener Hohlleiter-abschnitt, der mit einer Vorrichtung zum Anschluss einer Koaxialleitung versehen ist |
NL270085A (ja) * | 1960-10-19 | |||
US3162828A (en) | 1961-03-02 | 1964-12-22 | Avco Corp | Cross-linear polarization system |
US3327250A (en) * | 1964-11-16 | 1967-06-20 | Technical Appliance Corp | Multi-mode broad-band selective coupler |
US3462713A (en) | 1967-07-19 | 1969-08-19 | Bell Telephone Labor Inc | Waveguide-stripline transducer |
US4158183A (en) * | 1976-12-22 | 1979-06-12 | Hughes Aircraft Company | Compact, in-plane orthogonal mode launcher |
DE3127693C2 (de) * | 1981-07-14 | 1985-08-08 | ANT Nachrichtentechnik GmbH, 7150 Backnang | Übergang von einem Hohlleiter auf eine Mikrostreifenleitung |
US4679249A (en) * | 1984-02-15 | 1987-07-07 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Waveguide-to-microstrip line coupling arrangement and a frequency converter having the coupling arrangement |
US4737741A (en) * | 1986-10-20 | 1988-04-12 | Hughes Aircraft Company | Orthogonal mode electromagnetic wave launcher |
FR2615038A1 (fr) * | 1987-05-05 | 1988-11-10 | Vidal Paul | Duplexeur a guide d'onde en particulier pour des antennes d'emission et/ou de reception d'ondes electromagnetiques |
-
1990
- 1990-05-22 IT IT67371A patent/IT1240942B/it active IP Right Grant
-
1991
- 1991-05-09 JP JP3132197A patent/JPH0817283B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1991-05-09 US US07/697,770 patent/US5212461A/en not_active Expired - Fee Related
- 1991-05-17 DE DE199191108099T patent/DE458226T1/de active Pending
- 1991-05-17 EP EP91108099A patent/EP0458226B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-05-17 DE DE69121632T patent/DE69121632T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1991-05-21 CA CA002042962A patent/CA2042962C/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5012990U (ja) * | 1973-05-31 | 1975-02-10 | ||
JPS5146849A (ja) * | 1974-10-18 | 1976-04-21 | Mitsubishi Electric Corp | Sutoritsupusenrohenkanki |
JPS5511666A (en) * | 1978-07-11 | 1980-01-26 | Mitsubishi Electric Corp | Coaxial waveguide converter |
JPS62169503U (ja) * | 1986-04-17 | 1987-10-27 | ||
JPS6399602A (ja) * | 1986-10-16 | 1988-04-30 | Yuniden Kk | 直交偏波用合波または分波器 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010114716A (ja) * | 2008-11-07 | 2010-05-20 | Furuno Electric Co Ltd | 同軸導波管変換器およびレーダ機器 |
JP2013225505A (ja) * | 2012-04-20 | 2013-10-31 | Freescale Semiconductor Inc | マイクロ波アダプタおよび関連する発振器システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
IT1240942B (it) | 1993-12-27 |
IT9067371A1 (it) | 1991-11-22 |
EP0458226A3 (en) | 1992-11-04 |
DE458226T1 (de) | 1993-04-29 |
CA2042962C (en) | 1994-12-06 |
US5212461A (en) | 1993-05-18 |
IT9067371A0 (it) | 1990-05-22 |
DE69121632T2 (de) | 1997-02-13 |
EP0458226A2 (en) | 1991-11-27 |
CA2042962A1 (en) | 1991-11-23 |
JPH0817283B2 (ja) | 1996-02-21 |
EP0458226B1 (en) | 1996-08-28 |
DE69121632D1 (de) | 1996-10-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4498061A (en) | Microwave receiving device | |
US4847574A (en) | Wide bandwidth multiband feed system with polarization diversity | |
JPH07115310A (ja) | 円形導波管と同軸ケーブルとの間のオルソモード変換器 | |
US7420434B2 (en) | Circular to rectangular waveguide converter including a bend section and mode suppressor | |
JPS58172002A (ja) | 2周波、2偏波無線信号分離用導波管 | |
US11367935B2 (en) | Microwave circular polarizer | |
US4608713A (en) | Frequency converter | |
US20130207742A1 (en) | Orthomode transducer device | |
US6507323B1 (en) | High-isolation polarization diverse circular waveguide orthomode feed | |
US4821046A (en) | Dual band feed system | |
US6577207B2 (en) | Dual-band electromagnetic coupler | |
US6452561B1 (en) | High-isolation broadband polarization diverse circular waveguide feed | |
US4135133A (en) | Dual mode filter | |
KR100561634B1 (ko) | 유도성 아이리스를 갖는 전계면 결합망 구조의 도파관다이플렉서 | |
US7019706B2 (en) | High frequency module and antenna device | |
US3668564A (en) | Waveguide channel diplexer and mode transducer | |
US3380057A (en) | Dual band ridged feed horn | |
KR100815154B1 (ko) | 도파관 구조를 가지는 위성통신 다중대역 안테나의 급전장치 | |
JPH0441521B2 (ja) | ||
JPH04134901A (ja) | 水平及び垂直両偏波受信用入力装置 | |
CN102074773B (zh) | 波导管式正交模变换器 | |
WO2007092748A2 (en) | Circular waveguide e-bend | |
JP3185008B2 (ja) | 直交偏分波器 | |
JPS61150501A (ja) | モ−ド変換装置 | |
Sato et al. | Dual Frequency Band Antenna Feed Design |