JP2013223391A - 回転電機 - Google Patents

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直希 國廣
Kazuo Nishihama
和雄 西濱
Mamoru Kimura
守 木村
Motonobu Iizuka
元信 飯塚
Kiminori Sawahata
公則 澤畠
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Abstract

【課題】回転電機のエンドリングは径方向の幅が小さいのでエンドリングの表面を流れる電流の電流密度が大きくなってエンドリングの発熱量が大きくなり、このためエンドリングの熱膨張が大きくなって回転子バーに過大の応力を作用させていた。エンドリングの熱膨張を抑制して回転子バーとエンドリングにかかる応力を低減した回転電機を提供すること。
【解決手段】回転子鉄心22とエンドリング24の間に空隙を形成し、エンドリング24の内周部が回転子鉄心22の内径よりも小さくされてシャフトアーム26を越えてシャフト25側に延びている構成とした。これによって、エンドリング24の始動電流による発熱を抑制して回転子バー23に作用する応力を低減する。
【選択図】図1

Description

本発明は電動機や発電機等の回転電機に係り、特に回転電機に用いられている回転子バー及びエンドリングの間に生じる応力を低減できる構造を備えた回転電機に関するものである。
電動機や発電機等の回転電機は多くの産業分野で使用されているが、社会的な傾向として省エネルギー、省資源の要請に応えた回転電機を提供することが求められている。このために、省エネルギー、省資源の要請に応えるための多くの改良技術が提案されているが、省エネルギー、省資源技術の一つとして回転電機の小型化、或いは軽量化に関する技術も大きな技術的な主題である。
そして、この回転電機の小型化や軽量化に関して回転子バーとエンドリングの間に生じる応力に耐えるため全体的に回転電機の剛性を強くしなければならず、結果として回転電機が大型化する、重量が重くなるといった課題があった。更に、応力が大きくなると回転子バーに過大の曲げの力が作用して回転子バーを破損させる恐れも生じてくることも想定されている。
このような回転子バーとエンドリングの間の応力はいくつかの原因によって生じており、具体的には電磁力、遠心力、熱膨張力が主な原因であるが、その中で熱膨張力が最も影響が大きいことがわかってきた。
この熱膨張力による応力を低減するために、例えば、特開2010−263758号公報(特許文献1)や特開昭55−153255号公報(許文献2)には、エンドリングの内周面に放熱器を設けて冷却性能を向上させ、これによって熱膨張の影響を緩和することが提案されている。
また、特開平09−65627号公報(特許文献3)には、片側の回転子鉄心抑えと、回転子鉄心を介して対となるもう一方の回転子鉄心抑えの形状を非対称にすることで、回転子端部を冷却することで熱膨張の影響を軽減することが提案されている。更に、特開平09−84311号公報(特許文献4)には、回転子バーにかかる曲げ応力を緩和するために、回転子鉄心内部の回転子バーを切り欠き、熱膨張による曲げ応力を緩和することが提案されている。
特開2010−263758号公報 特開昭55−153255号公報 特開平09−65627号公報 特開平09−84311号公報
ところで、最近では更なる応力の低減によって回転電機の小型化、或いは軽量化を図ることが必要となってきており、このため発明者等が回転子バーにかかる応力の発生原因を調査したところ、回転子バー間の電気的な通路であるエンドリングに流れる始動電流によってエンドリングに熱膨張が発生して回転子バーに大きな応力がかかるということを見出した。
回転電機の定格時においては、エンドリングの電気抵抗を小さくするため、一般的にエンドリングを軸方向に厚く構成し、電気的な通路面積を大きくしている。しかしながら、回転電機の始動時においては、回転子バー間にはエンドリングを介して交流電流が流れるため、交流電流はその性質からエンドリングの表面を流れるような挙動(表皮効果)を行う。このため、エンドリングの厚みを厚くして抵抗を小さくしようとしても始動時においては表皮効果の影響で抵抗低減効果が少なく、結果として、エンドリングの径方向の幅が小さいのでエンドリングの表面を流れる電流の電流密度が大きくなってエンドリングの発熱量が大きくなり、このためエンドリングの熱膨張が大きくなる。すなわち、エンドリングの表面に発生する銅損と呼ばれる電気的な損失によって多量の熱が発生してエンドリングを熱膨張させていたものである。
本発明の目的は、始動電流によるエンドリングの熱膨張を抑制して回転子バーとエンドリングにかかる応力を低減した回転電機を提供することである。
本発明の特徴は、回転子鉄心とエンドリングの間に空隙を形成し、エンドリングの内周部が回転子鉄心の内径よりも小さくされてシャフトアームを越えてシャフト側に延びている、ところにある。
本発明によれば、始動時において始動電流によるエンドリングに発生する銅損を低減してエンドリングの熱膨張による回転子バーにかかる応力を低減できるものである。
本発明の一実施例(第1の実施形態)になる回転電機の一部縦断面図である。 図1に示す回転子バーとエンドリングの部分拡大図である。 図1のA-A断面を示す断面図である。 エンドリングの幅と表皮効果及び回転子端部の重量の関係を示すグラフである。 本発明の他の実施例(第2の実施形態)になる回転電機の一部縦断面図である。 図5のA-A断面を示す断面図である。 本発明の他の実施例(第3の実施形態)になる回転電機の一部縦断面図である。 図7に示す回転子バーとエンドリングの部分拡大図である。 本発明の他の実施例(第4の実施形態)になる回転電機の一部縦断面図である。 本発明の他の実施例(第5の実施形態)になる回転電機の一部縦断面図である。 図10に示す実施例の第1の変形例になる回転電機の一部縦断面図である。 図10に示す実施例の第2の変形例になる回転電機の一部縦断面図である。 本発明の他の実施例(第6の実施形態)になる回転電機の一部縦断面図である。 本発明の他の実施例(第7の実施形態)になる回転電機の一部縦断面図である。 本発明の他の実施例(第8の実施形態)になる回転電機の一部縦断面図である。
以下、本発明の実施例を図面に従い詳細に説明するが、本発明においては複数の実施例を提案している。したがって参照番号が同一のものは同一の構成要件或いは類似の機能を備えた構成要件を示している。
図1は本発明の第1の実施形態における回転電機の部分断面を示したものである。図1において、固定子10は周方向に所定の間隔を持って配設され、かつ軸方向に連続的に形成された複数の固定子スロット11を内周部に設けた固定子鉄心12と、複数の固定子スロット11に巻装された固定子巻線13を備えている。
固定子10と空隙を介して同心軸上の内周側に位置する回転子20は周方向に所定の間隔を持って配設され、軸方向に連続的に形成された複数の回転子スロット21を外周部に設け、かつ電磁鋼板等の薄鋼板を軸方向に沿って複数枚積層された回転子鉄心22を有している。
更に回転子20は軸方向に延びる複数の回転子スロット21に挿入された銅等の導体から成る回転子バー23と、軸方向に対して回転子鉄心22の両端側に設置され、かつ外周端部と回転子バー23の端部がロウ付け等されることにより、複数の回転子バー23を電気的に接続する円環状の導体である銅からなるエンドリング24と、軸方向を長手方向とした回転子鉄心22の内周側に配置されたシャフト25と、回転子鉄心22とシャフト25との間に周方向に所定の間隔を持って配設されたシャフトアーム26と、回転子鉄心22の両端面に回転子鉄心抑え27を備えている。シャフトアーム26とシャフト25及び回転子22の間に形成される軸方向の空間には軸方向に空気が流れ、これによって軸流風が生じて内部を冷却するようになっている。
本実施例では回転子鉄心22の端面とエンドリング24は接触しておらず、両者の間に空気が流れる空隙Wを有し、かつエンドリング24において、最も内径が小さくなる内周部位置でのエンドリング24の内径Deiが回転子鉄心21の内径Dciよりも小さくなっている。
つまり、エンドリング24の内周部の径が小さく形成され、エンドリング24の円環状の外表面の表面積が大きくなるように形成されるようになっている。
そして、シャフトアーム26はエンドリング24の内周部側と対向する側の部分が削られて小径部26Aとされており、シャフトアーム26の大径部26Bの両端は外径を小さくされた小径部26Aを備えた円柱構造としている。
したがってエンドリング24の内周部はシャフトアーム26の大径部26Bを越えて小径部26Aに至ってシャフト25の外周付近に近づいている。これによって本実施例ではエンドリング24の円環状の外表面の表面積が大きくなるように形成されるようになっている。
以上において、特に大型の回転電機においては始動時に流れる始動電流の周波数が高いため、回転子バー23間のエンドリング24に流れる電流は表皮効果の影響によってエンドリング24の軸方向外側の表面に集中するため、エンドリング24の見かけ上の全体電気抵抗は大きくなる。
図2は図1に示したエンドリング24と回転子バー23を部分的に拡大して模式的に示したもので、回転子バー23とエンドリング24の表面を流れる電流31はある所定の回転子バー23の表面からエンドリング24の表面を流れて他の所定の回転子バー23に流れるようになる。
また、図3は エンドリング24と回転子バー23のA-A断面を模式的に示したもので、エンドリング24の外周縁に形成した収納溝24Aに回転子バー23の一部が収納され、その他はエンドリング24の外周縁から突出するようになっている
そして、図2にあるように始動電流はエンドリング24の表面(所定の深さまで)を主に流れ、エンドリング24の軸方向の幅bを大きくしてもエンドリング24の銅損は実質的に低減しないようになる。
したがって、エンドリング24の内周部の径が従来のように大きいと、回転子バー23と接触するエンドリング24の外周部とエンドリング24の内周部の間の径方向の幅aが短くなって、ある所定の回転子バー23から電流がエンドリング24の表面を流れて他の所定の回転子バー23に至る時のエンドリング24の外表面積が小さいため、必然的にこの部分を通る電流密度が高くなって結果的に発熱量が増大するようになる。
そこで、本実施例においては、図1に示すようにシャフトアーム26の両端に小径26Aを設け、この小径部26Aまでエンドリング24の内周部を伸ばすことでエンドリング24の径方向の幅aを大きくすることができる。
このため、エンドリング24の電流の流れる表面積を大きくできるので電気抵抗は小さくなり、エンドリング24に発生する銅損と呼ばれる電気的な損失を低減する効果が得られるものである。もちろん、表皮効果はエンドリング24の所定内部深さに至るまで及ぶので、実質的に電気抵抗は表面積と表皮効果の及ぶ内部深さにより決まるようになる。
これによって、エンドリング24を流れる始動電流による発熱量が少なくなってエンドリング24の径方向の熱膨張を抑制できるので、回転子バー23にかかる応力を低減できるようになる。
また、仮にエンドリング24の体積が一定になるように、エンドリング24の軸方向の幅bを小さくし、エンドリング24の径方向の幅aを大きくした場合でも、エンドリング24の軸方向外側の表面積は増加するため、エンドリング24の電流密度を低減して銅損を低減することで発熱量を抑えて回転子バー23にかかる応力を低減できるものである。
ここで、始動時のエンドリング24に流れる電流の深さ(表皮効果による深さ)dは、エンドリング24の電気抵抗率をρ,透磁率をμ,電源の周波数をfとすると次式(1)で表せる。
d=(ρ/(π・μ・f))1/2……(1)
そして、エンドリング24の軸方向の幅bに対して表皮効果の深さdの関係をb<dとすると、エンドリング24の軸方向の幅bがエンドリング24の表皮効果が及ぶ深さdさより小さくなってしまい、この分だけ電流密度の増加を招くようになる。このため、エンドリング24の銅損が増加して発熱量が増えて回転子バー23の応力が増加してしまうため、エンドリング24の軸方向の幅bは少なくともb>dとすることが必要である。
また、図2に示すようにエンドリング24に流れる電流31はエンドリング24の軸方向外側に集中するため、エンドリング24で発生する損失の低減という観点で、エンドリング24の径方向の幅aと軸方向の幅 bはa<bの関係とするよりもa>bの関係とするのが望ましく、これによってエンドリング24の熱膨張を抑制して回転子バー23にかかる応力を低減できるようになる。つまり、エンドリングの径方向の幅aとエンドリングの軸方向の幅b、及び表皮効果の深さdの関係はa>b>dの関係となっている。
以上のように、本実施例のようにエンドリング24を構成することで始動時において、始動電流によるエンドリング24に発生する銅損を低減してエンドリング24の熱膨張による回転子バーにかかる応力を低減できるものである。
図4においては、本実施例と従来の回転電機におけるエンドリング24によって回転子バー23に作用する応力を同一とした時の本実施例による軽量化の度合いを示したものである。図4においては回転子端部重量が100%を従来の回転電機の場合を示しており、エンドリング24の軸方向の幅bと表皮効果の内部深さbの比であるb/dが1.5乃至5.2程度の範囲で回転子端部重量が従来の回転電機に比べて軽量化が可能である。
更に、本実施例のようにエンドリング24を構成することで以下に述べるような副次的な作用、効果を奏することができるようになる。
第1に、図2にあるように回転子鉄心22とエンドリング24の両者間の空隙Wを設けてことで、回転子バー23の曲げ応力の支点と力点の距離を離すことができて回転子バー23の撓みを大きくとれる。尚、この空隙Wは回転電機の設計仕様によって適宜選択されるものである。このため、始動時及び定常時においてもエンドリング24の熱膨張による回転子バー23にかかる曲げ応力を緩和できる。このように、回転子バー23の曲げ応力に余裕ができれば、その分をエンドリング24の軽量化に割り当てることもできる。
第2に、エンドリング24の径方向の幅aを大きくするとエンドリング24の外周部の径は変わらず内周部の径が小さくなるため、始動時及び定常時においても回転子20の回転中にエンドリング24にかかる遠心力による内周応力を低減する効果も得られる。
第3に、定常時においてはエンドリング24の内周側にも電流路ができるため、エンドリング24の径方向の幅aを大きくするとエンドリング24を介して回転子バー23間を流れる電流は直線に近い形でより短い経路で流れる。このため、エンドリング24の電気抵抗をさらに小さくできるのでエンドリング24の損失が小さくなって効率を向上させる効果が得られる。このような構造にすることで、エンドリングの内周応力や効率に余裕ができれば、その分をエンドリング24の軽量化に割り当てることもできる。
更に、図1の矢印41は風の流れを示しており、エンドリング内径Deiを回転子鉄心21の内径Dciよりも小さくしているため、エンドリング内径DeiをDei<Dciが成り立つ範囲で適宜変化させることで、エンドリング24の内周側を軸方向に抜ける風と、エンドリング24と回転子鉄心22との間の空隙Wを外周側に抜ける風の風量バランスを調整することが可能となり冷却性能の向上に寄与することができる。
また、エンドリング内径Deiを一定とし、回転子鉄心22の内径Dciを大きくすることでDci>Deiとすれば回転子鉄心22を軽量化することもできる。回転子20の重量を低減することで、回転電機の起動時間の短縮に寄与することができる。このような理由から、本実施例になる回転電機においては小形化及び軽量化を図ると共に、稼働効率が高く、高信頼性を持つ回転電機を提供できるようになる。
図5は第2の実施形態における回転電機の部分断面図であり、回転子バー23の外径Dboとエンドリング24の外径Deoの両者を等しくしている点で実施例1と異なっている。実施例1では図3にあるように回転子バー23の一部はエンドリング24の収納溝24Aに収納され、その他はエンドリング24の外周縁から突出するようになっているのに対し、第2の実施の形態によれば図6にあるようにエンドリング24の収納溝24Aに回転子バー23の全体が収納されるようになって、エンドリング24の外周と回転子バー23の外周が同一面となっている。
このような構成とすることで、回転子バー23とエンドリング24の間で両者の接触面積を増加させることができ、エンドリング24の外周側に発生する局所的な電流密度の増加を抑制できるためエンドリング24全体の電気抵抗は小さくなる。すなわち、エンドリング24で発生する銅損が小さくなり、この結果熱膨張も小さくなるため回転子バー23にかかる応力を低減することができる。
図7は第3の実施形態における回転電機の部分断面図であり、回転子鉄心22に覆われていない鉄心外部における回転子バー23の先端の外周方向に向かう高さhboを回転子鉄心22に覆われている回転子鉄心22内部における回転子バー23の高さhbiより小さくしている点で実施例1と異なっている。
実施例1では、図1にあるように回転子バー23の回転子鉄心22から露出して先端部分まで軸方向に一様な高さを有しているのに対し、第3の実施の形態によれば図7にあるように回転子鉄心22の端部からエンドリング24の係合部に向けて傾斜を有した高さに形成されている。
この傾斜は直線的に高さが減少する形態、或いは段階的に高さが減少する形態、或いは曲線的に高さが減少する形態であって良く、設計仕様によって適切な形態が採用されるものである。図7に示す実施例では曲線的に高さが減少する例を示している。
尚、エンドリング24の収納溝24Aに収納される部分においてはその高さは一様に構成されている。これは効率的に回転子バー23の電流をエンドリング24に流すためである。
図8に示すように、回転子鉄心22外部の回転子バー23に流れる始動電流31は回転子バー23の外周側に集中するが、回転子バー23の形状が回転子鉄心22の端部からエンドリング24の係合部に向けて傾斜を有した高さに形成されているので、エンドリング24との係合部において回転子バー23の外周側を伝って流れる電流はエンドリング24の外側表面24Bと内側表面24Cに流れるようになる。
このため、エンドリング24における電流の偏りが緩和されることで電流密度が減少して銅損を低減する効果が得られ、エンドリング24の熱膨張による回転子バー23にかかる応力を小さくすることができる。
また、エンドリング24の熱膨張による回転子バー23に作用する応力はエンドリング24の強制変位として考えることができるため、回転子バー23の高さを小さくして曲げ剛性を小さくすることが望ましい。
本実施例では、回転子鉄心22の外部における回転子バー23の高さhboが、回転子鉄心22の内部における回転子バー23の高さhbiより小さいため、回転子鉄心22外部における回転子バー23の曲げ剛性は小さくなり、その寸法比hbo/hbiに応じた応力緩和効果が得られる。すなわち、回転子バー23にかかる応力は図1に示す実施例に比べて低減できるので信頼性の高い回転電機を提供できるようになる。
図9は第4の実施形態における回転電機の部分断面図であり、シャフトアーム26の軸方向外側でエンドリング24に対向する対向部分を省略して図1に示してある小径部26Aを取り払った構成とすることで、シャフトアーム26の軸方向長さZsとエンドリング24の軸方向間隔ZeをZs<Zeとしている点で実施例1と異なっている。つまり、左右のエンドリング24の間にシャフトアーム26が内包される形となっている。
このような構成とすることで、シャフトアーム26の加工を必要としなくなり、製造工数の削減に繋がるので、回転電機の製造を簡素化することができる。また、エンドリング24の体積を大きくすることができるため、エンドリング24の電流密度及び銅損を低減してエンドリング24の熱膨張による回転子バー23にかかる応力を緩和できるようになる
図10、図11、図12は第5の実施形態、及びその変形例における回転電機の部分断面図であり、エンドリング24の外周部側での軸方向の幅wboと内周部側での軸方向の幅wbiがwbo>wbiの関係になっている点で実施例1と異なっている。
そして、図10においてはエンドリング24の外周側での軸方向の幅wboと内周側での軸方向の幅wbiがwbo>wbiの関係になっていると共に、エンドリング24の内側でエンドリング24の幅を直線的に内周側に向かって短くなるように変化させている。
つまり、エンドリング24の軸方向でみて外側面24Bはシャフト25に直交する方向に延びており、エンドリング24の軸方向で見て内側面24C、すなわち回転子鉄心22に対向する側面はシャフト25に傾斜を有して交わる方向に延びている。更に、この内側面はエンドリング24の外周部に向かうにつれて軸方向の幅が大きくなるように傾斜している。
尚、シャフトアーム26の外側端面においてはエンドリング24の形状変化に合わせた形状に加工が施されている。
始動時にエンドリング24に流れる電流は、エンドリング24の外周側に集中するため、エンドリング24の外周側ほど電流密度が高く、エンドリング24の内周側ほど電流密度が低くなる。
そこで、図10にある構成とすることで、エンドリング24の外周側では断面積は大きく、内周側では断面積は小さくなるため、エンドリング24の外周側と内周側で生じている電流密度の差を平滑化できる。
つまり、エンドリング24全体の電気抵抗をより小さくすることができるので銅損を低減してエンドリング24の熱膨張による回転子バー23にかかる応力を低減する効果が得られる。また、エンドリング24の内周側での幅wbiを小さくできるため、シャフトアーム26の加工量を少なくでき、加工の簡易性を向上させることができる。
図11は図10に示す実施形態の第1の変形例であって、図10に示す実施例がエンドリング24の内側でエンドリング24の幅を直線的に内周部側に向かって短くなるように変化させているのに対して、この実施例は曲線的に変化させるようにした点で異なっている。
図11においては、エンドリング24の外周側での軸方向の幅wboと内周側24Cでの軸方向の幅wbiがwbo>wbiの関係になっていると共に、エンドリング24の内側でエンドリング24の幅を内周部側に向かって曲線的に短くなるように変化させている。
つまり、エンドリング24の軸方向でみて外側面はシャフト25に直交する方向に延びており、エンドリング24の軸方向で見て内側面24C、すなわち回転子鉄心22に対向する側面はシャフト25に傾斜を有して交わる方向に延びている。更に、この内側面はエンドリング24の外周部に向かうにつれて軸方向の幅が急激に大きくなるように曲線的に傾斜している。この曲線はエンドリング24の外側面24Bに向かって凹む形状を有している。
このため内周側の幅wbiから外周側の幅wbo向かうエンドリング24の幅の変化が図10に実施例示すものより急峻となり、エンドリング24の外周側と内周側で生じている電流密度の差をより平滑化することができる。
尚、シャフトアーム26の外側端面においてはエンドリング24の形状変化に合わせた形状に加工が施されている。
このように、エンドリング24全体の電気抵抗をより小さくすることができるので銅損を低減してエンドリング24の熱膨張による回転子バー23にかかる応力を低減する効果が得られる。また、エンドリング24の内周側での幅wbiを小さくできるため、シャフトアーム26の加工量を少なくでき、加工の簡易性を向上させることができる。
図12は図10に示す実施形態の第2の変形例であって、図10に示す実施例がエンドリング24の内側面24Cでエンドリング24の幅を直線的に内側に向かって短くなるように変化させているのに対して、この実施例はステップ的(段階的)に変化させるようにした点で異なっている。
図12においては、エンドリング24の外周側での軸方向の幅wboと内周側での軸方向の幅wbiがwbo>wbiの関係になっていると共に、エンドリング24の内側でエンドリング24の軸方向幅を内周側に向かって所定距離Lを置いてステップ的(段階的)に短くなるように変化させている。
つまり、エンドリング24の軸方向でみて外側面24Bはシャフト25に直交する方向に延びており、エンドリング24の軸方向で見て内側面24C、すなわち回転子鉄心22に対向する側面はシャフト25に対して直交する方向に延びている。更に、この内側面24Cはシャフト25に向かって所定距離Lだけ内周側地点においてステップ的(段階的)に幅が急激に短くされている。
このため内周側の幅wbiから外周側の幅wbo向かうエンドリング24の幅の変化が図10に実施例示すものより急峻となり、エンドリング24の外周側と内周側で生じている電流密度の差をより平滑化することができる。
尚、シャフトアーム26の外側端面においてはエンドリング24の形状変化に合わせた形状に加工が施されている。
このように、エンドリング24全体の電気抵抗をより小さくすることができるので銅損を低減してエンドリング24の熱膨張による回転子バー23にかかる応力を低減する効果が得られる。また、エンドリング24の内周側での幅wbiを小さくできるため、シャフトアーム26の加工量を少なくでき、加工の簡易性を向上させることができる。
図13は第6の実施形態における回転電機の部分断面図であり、エンドリング24が比較的厚さの薄い単位エンドリング24Dを複数枚だけ絶縁体28を介して積層された構成とされている点で実施例1と異なっている。
そして、このような構成とすることで、複数の単位エンドリング24B間では夫々が絶縁されているため、単位エンドリング24Dはそれ自身で独立した導体として機能する。そして、夫々の単位エンドリング24Dの表面に電流が流れることで単位エンドリング24Dの集合が見かけ上エンドリング24となって内部まで始動電流が流れた状態となってエンドリング24の電流密度及び銅損を低減できる。
このように、エンドリング24全体の電気抵抗をより小さくすることができるので銅損を低減してエンドリング24の熱膨張による回転子バー23にかかる応力を低減する効果が得られる。
図14は第7の実施形態における回転電機の部分断面図であり、エンドリング24の外側面24Bに内周部と同心の円環状の凹凸部24Eを形成している点で実施例1と異なっている。
そして、このような構成とすることで、エンドリング24の外側の表面積を大きくでき、これによってエンドリング24の円環状の凹凸部24Eに流れる電流の流れる面積をより大きくすることができ、電流密度の低減及び銅損の低減効果が得られる。更に、エンドリング24の表面積が増加することで、放熱効果も向上するため、エンドリング24の熱膨張を抑制することから、回転子バー23にかかる応力を低減する効果が得られるため、強度信頼性の高い回転電機を提供できる。
本実施例は今まで述べてきた実施例とは異なり、エンドリング24による送風機能を向上させ、結果としてエンドリング24の熱膨張を抑制する構成を提案している。もちろん実施例1乃至実施例7に示す実施例を本実施例8の一方側のエンドリングに適用することは可能である。
図15において、回転子鉄心22の端面とエンドリング24は接触しておらず、両者の間に空気が流れる空隙Wを有し、一方のエンドリング241においては回転子23の一端側に係合し、最も内径が小さくなる位置でのエンドリング24の内径Dei1が回転子鉄心21の内径Dciよりも小さくなっている。つまり、エンドリング24の内径が小さく形成され、エンドリング24の円環状の外表面の表面積が大きく形成されるようになっている。
そして、シャフトアーム26はエンドリング241の内側面241Cと対向する側の部分でその端が終了されている。したがってエンドリング241の内周部側はシャフトアーム26を越えてシャフト25の外周付近まで伸びている。これによって本実施例ではエンドリング24の円環状の外表面の表面積が大きく形成されるようになっている。
一方、エンドリング242はエンドリング241に対して回転子鉄心22を境にして他方の回転子バー23に係合されており、最も内径が小さくなる位置でのエンドリング242の内径Dei2が回転子鉄心21の内径Dciよりも大きくなっている。つまり、エンドリング242の内周部側はシャフトアーム26に対向するようにシャフトアーム26の外周付近まで伸びている。尚、エンドリング242の軸方向の幅はエンドリング241の軸方向の幅より大きくされているが、それぞれの断面積は実質的にほぼ同じ値になるように寸法が決められている。
したがって、エンドリング241の内径Dei1と、回転子鉄心22を介して対となるもう一方のエンドリング242の内径 Dei2と、回転子鉄心22の内径Dciの関係はDei1<Dciで、かつ、Dci<Dei2となっている。
そして、軸流冷却方式の回転電機では、通常、軸流風を遮断させるためにシャフトアーム26の軸方向片側に遮蔽板を設けるが、図15にあるような構成とすることで、内径Dei1を有するエンドリング241が遮蔽板の代わりに軸流風を遮蔽し、内径Dei2を有するエンドリング242は通風が可能となっている。したがって、エンドリング241によって従来の遮蔽板は不要となり、重量、製造工数の削減に繋がるようになる。
また、エンドリング241の内周部とシャフト25との隙間はエンドリング242の内周部とシャフトアーム26との隙間より小さくなっている。そして、空気はエンドリング242の内周部とシャフトアーム26との隙間及び夫々のシャフトアーム26により形成される隙間を通って内部に流れてくる。
したがって、空気の流れの一つはエンドリング242側のシャフトアーム26から回転子23の内部を通って回転子23、固定子12の間、及び固定子12の内部を流れることで回転子23、固定子12を冷却する。
また、もう一つの空気の流れはシャフトアーム26を軸方向に進みエンドリング241に遮蔽されて径方向に方向転換を行って空隙Wを通って固定子巻線13を冷却する。このように、軸流風をエンドリング241に直角に当てることができるためコイル13を効果的に冷却することが可能となる。
そして、空隙W>0とすることで、エンドリング241と回転子鉄心抑え27の間に通風路が確保され、エンドリング241と通風の接触面積が増加して効果的に冷却することが可能である。更に、固定子巻線13にも冷却用の風が当たるため固定子巻線13も効果的に冷却することが可能となる。
固定子巻線13とエンドリング241の冷却性能が向上することで、温度上昇による電気抵抗の増加を抑制し、銅損を低減することで効率の向上も期待できる。すなわち、高効率、小形軽量、高信頼性を持つ回転電機を提供できる。
また、Dei1<Dei2としているので、エンドリング242の内径Dei2側から空気を導入し、回転子鉄心22内に備えられた周方向ダクトを抜ける風量も増加するため、温度上昇の高い回転子鉄心22の冷却性能の向上に寄与するようになる。
もちろんこの実施例においても、エンドリング241がシャフトアーム26を越えてシャフト25の外周付近まで伸びているので、このエンドリング241においては実施例1と同様の作用、効果を奏することができるものである。
以上で説明した回転電機は、回転電機でコンプレッサを駆動するポンプシステム、回転電機で掘削用のドリル等を駆動する掘削システム、回転電機で切粉用のミル等を駆動する切粉システム、回転電機でファンを駆動するファンシステム、タービンの動力を電力に変換する回転電機で構成される発電機システム等に使用できる。
また、以上で説明したエンドリング24は、薄い円板状としているため回転子の慣性は小さく、システムの起動時間の短縮に寄与する。
また、回転電機の駆動中に、回転電機に接続される負荷が瞬間的に大きく変動した場合に、エンドリング24と鉄心外部の回転子バー23の慣性力によって、回転子バー23が捩れるように大きな周方向応力が発生する。
本実施例ではエンドリング24の内径を小さくしていることで、エンドリング24の慣性モーメントが小さくなり、周方向応力の低減ができ、システムの強度信頼性の向上に寄与する。そして、定常時においてもエンドリング24で発生する損失を低減できるため、システムの高効率化も可能となるものである。
尚、本発明になる回転電機は、誘導電動機、誘導発電機、自己始動型永久磁石回転機及び、回転子にダンパバーを備えた回転電機等に適用が可能である。
10…固定子、11…固定子スロット、12…固定子鉄心、13…固定子巻線、20…回転子、21…回転子スロット、22…回転子鉄心、23…回転子バー、24…エンドリング、25…シャフト、26…シャフトアーム、27…回転子鉄心抑え、28…絶縁体、31…電流、41…風の流れ、241…エンドリング、242…エンドリング。

Claims (13)

  1. 固定子鉄心に巻装された固定子巻線よりなる中空状の固定子と、この固定子の中空部に配置され、周方向に所定の間隔で軸方向に連続的に形成された複数の収納溝を外周部に設けた回転子鉄心と、前記複数の収納溝に挿入された回転子バーと、前記回転子鉄心の内部に周方向に所定の間隔を有して軸方向に延びるシャフトアームと、前記シャフトアームを支持して前記回転子を回転自在に支持するシャフトと、前記複数の回転子バー間を電気的に接続するエンドリングと、を備えた回転子を持つ回転電機において、
    前記回転子鉄心と前記エンドリングの間に空隙を形成し、かつ前記エンドリングの内周部が前記回転子鉄心の内径よりも小さくされて前記シャフトアームを越えて前記シャフト側に延びていることを特徴とする回転電機。
  2. 請求項1に記載回転電機において、
    前記エンドリングの軸方向の幅bと、前記エンドリングの径方向の幅aと、以下の式により決まる始動時にエンドリングに流れる電流の表皮深さdの関係が、a>b>dとなることを特徴とする回転電機。
    d=(ρ/(π・μ・f))1/2
    ここで、ρは電気抵抗率、μは透磁率、fは電源の周波数
  3. 請求項1乃至請求項2のいずれかに記載の回転電機において、
    前記回転子バーは前記エンドリングの外周より外側に突出しているか、或いはエンドリングの外周と同一面にあるように決められていることを特徴とする回転電機。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の回転電機において、
    前記回転子バーは前記回転子鉄心から前記エンドリングに向かって径方向の幅が減少することを特徴とする回転電機。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の回転電機において、
    前記シャフトアームは前記回転子の両端に配置されたエンドリングの間に配置されていることを特徴とする回転電機。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の回転電機において、
    前記エンドリングの外周部の軸方向の幅に対して内周部の軸方向の幅が小さくされていることを特徴とする回転電機。
  7. 請求項6記載の回転電機において、
    前記エンドリングの外周部の軸方向の幅に対して内周部の軸方向の幅が小さくされ、その間の幅が直線状に減少されていることを特徴とする回転電機。
  8. 請求項7記載の回転電機において、
    前記エンドリングの外周部の軸方向の幅に対して内周部の軸方向の幅が小さくされ、その間の幅が曲線状に減少されていることを特徴とする回転電機。
  9. 請求項7記載の回転電機において、
    前記エンドリングの外周部の軸方向の幅に対して内周部の軸方向の幅が小さくされ、その間の幅がステップ的(段階的)に減少されていることを特徴とする回転電機。
  10. 請求項1記載の回転電機において、
    前記エンドリングが複数の単位エンドリングより構成され、前記単位エンドリングの間に絶縁体が配置されていることを特徴とする回転電機。
  11. 請求項1記載の回転電機において、
    前記エンドリングの回転子鉄心と対向する面とは反対側の外表面に前記エンドリングの内周部と同心の環状の凹凸面を形成したことを特徴とする回転電機。
  12. 固定子鉄心に巻装された固定子巻線よりなる中空状の固定子と、この固定子の中空部に配置され、周方向に所定の間隔で軸方向に連続的に形成された複数の収納溝を外周部に設けた回転子鉄心と、前記複数の収納溝に挿入された回転子バーと、前記回転子鉄心の内部に周方向に所定の間隔を有して軸方向に延びるシャフトアームと、前記シャフトアームを支持して前記回転子を回転自在に支持するシャフトと、前記複数の回転子バー間を電気的に接続するエンドリングと、を備えた回転子を持つ回転電機において、
    前記回転子鉄心の両側に配置された一方のエンドリングの内周部の径が他方のエンドリングの内周部の径よりも大きく形成され、前記一方のエンドリングの内周部を通って空気が前記シャフトアームとシャフトと前記回転子鉄心の内周で形成される空間を流れて前記他方のエンドリングまで流れ、前記他方のエンドリングで方向転換されて前記固定子巻線に流れることを特徴とする回転電機。
  13. 固定子鉄心に巻装された固定子巻線よりなる中空状の固定子と、この固定子の中空部に配置され、周方向に所定の間隔で軸方向に連続的に形成された複数の収納溝を外周部に設けた回転子鉄心と、前記複数の収納溝に挿入された回転子バーと、前記回転子鉄心の内部に周方向に所定の間隔を有して軸方向に延びるシャフトアームと、前記シャフトアームを支持して前記回転子を回転自在に支持するシャフトと、前記複数の回転子バー間を電気的に接続するエンドリングと、を備えた回転子を持つ回転電機において、
    前記回転子鉄心の両側に配置された一方のエンドリングの内周部が前記回転子鉄心の内径よりも小さくされて前記シャフトアームを越えて前記シャフト側に延び、他方のエンドリングの内周部が前記回転子鉄心の内径よりも大きくされて前記シャフトアームの外周に延びていることを特徴とする回転電機。
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