JP6612102B2 - 回転電機 - Google Patents

回転電機 Download PDF

Info

Publication number
JP6612102B2
JP6612102B2 JP2015206177A JP2015206177A JP6612102B2 JP 6612102 B2 JP6612102 B2 JP 6612102B2 JP 2015206177 A JP2015206177 A JP 2015206177A JP 2015206177 A JP2015206177 A JP 2015206177A JP 6612102 B2 JP6612102 B2 JP 6612102B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
stator
cover
axial direction
electrical machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015206177A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017079529A (ja
Inventor
寛志 伊藤
啓司 鈴木
和彦 高橋
茂樹 唐司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Hitachi Power Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Hitachi Power Systems Ltd filed Critical Mitsubishi Hitachi Power Systems Ltd
Priority to JP2015206177A priority Critical patent/JP6612102B2/ja
Publication of JP2017079529A publication Critical patent/JP2017079529A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6612102B2 publication Critical patent/JP6612102B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Windings For Motors And Generators (AREA)

Description

本発明は、タービン発電機などの回転電機に関し、より詳細には、固定子のコイルエンドを冷却する回転電機に関する。
タービン発電機などの回転電機では、固定子と回転子が電磁気的及び機械的な要因で発熱する。この発生した熱を除去するために、空気や水素等の冷却ガスが使用される。
図1は、タービン発電機の全体構成の例を示す図である。図1に示したタービン発電機では、固定子1と回転子2に設けた通風流路に冷却ガスを流すことで、固定子1と回転子2に発生した熱を除去する。
タービン発電機は、電磁誘導により電流を発生する円筒形の固定子1と、固定子の内径側に設置され界磁磁束を発生しながら回転する回転子2とを備える。回転子2は、回転軸14の周りに回転する。以下では、回転軸14に平行な方向を「軸方向」と称し、軸方向に垂直な方向を「径方向」と称する。この「軸方向」は、円筒形の固定子1の軸方向と一致する。
固定子1は、積層鋼板からなる固定子鉄心3と、固定子鉄心3に巻かれた固定子コイル4とを備える。固定子コイル4の、固定子鉄心3の外に突出した部分は、コイルエンド12と呼ばれる。固定子鉄心3の軸方向の端部には、固定子鉄心3を押さえる固定子鉄心押さえ部材5が設置される。固定子1は、固定子鉄心押さえ部材5で締め付けられて固定され、固定子フレーム15で覆われる。
回転子2は、回転子鉄心6と、回転子鉄心6に挿入された回転子コイル7と、回転子鉄心6の外に突出した回転子コイル7の端部の外周を覆う保持リング8とを備える。
固定子1と回転子2で電磁気的及び機械的な要因により発生した熱を除去し、固定子1と回転子2の温度が過度に高くなることを防止するために、送風ファン9が回転子2の軸方向の端部に設置される。送風ファン9は、空気や水素等の冷却ガス10を送風する送風装置であり、冷却ガス10を固定子フレーム15内に流し、回転電機内の各部を冷却する。回転電機内を通過して高温化した冷却ガス10は、クーラ11で除熱され、再び送風ファン9に送られる。高温化した冷却ガス10は、外部に排気されることもある。
図2は、コイルエンド12の概略構造図である。図3は、固定子1の径方向外側から見たコイルエンド12の概略展開図である。固定子コイル4は、上コイル101と底コイル102とからなる。コイルエンド12では、上コイル101と底コイル102は、互いに対向するインボリュート形状を形成し、互いに接続する。コイルエンド12の上コイル101と底コイル102とが互いに接続する部分を、シリース接続部13と呼ぶ。シリース接続部13は、全体が絶縁性キャップ201で覆われている。
図4は、固定子コイル4の断面図であり、上コイル101と底コイル102の断面を示している。上コイル101と底コイル102は、素線絶縁材104で被覆された素線103が複数束ねられて形成され、さらに、束ねられた素線103の全体が主絶縁材105で覆われた構造を有する。
シリース接続部13では、上コイル101と底コイル102との電気的接続性を良くするために、固定子コイル4から素線絶縁材104と主絶縁材105とが全て剥され、素線103がむき出しとなっている。シリース接続部13における固定子コイル4の素線103がむき出しとなった部分(素線絶縁材104と主絶縁材105とが剥された部分)を、コイル裸部と呼ぶ。
図5は、シリース接続部13におけるコイル裸部の断面図である。上コイル101と底コイル102は、シリース接続部13では、素線103がむき出しとなったコイル裸部106となっている。上コイル101と底コイル102の端部は、どちらもコイル裸部106であり、接続板202によって互いに接続される。接続板202は、径方向に延伸する導電性の板状部材である。接続板202により、上コイル101と底コイル102は、互いに電気的に接続される。なお、図5では上コイル101と底コイル102の両側面に接続板202を配置して2枚の接続板202を用いているが、上コイル101と底コイル102の一側面だけに1枚の接続板202を配置してもよい。
図2、3に示したように、シリース接続部13は、絶縁性キャップ201で覆われている。絶縁性キャップ201は、電気絶縁性の覆いであり、シリース接続部13のコイル裸部106と接続板202の全体を覆い、隣り合うシリース接続部13との間で気中放電や沿面放電を防止する。絶縁性キャップ201の内部には、電気絶縁性物質(例えば、絶縁性コンパウンド)が隙間なく充填され、コイル裸部106での短絡や放電が防止される。シリース接続部13は、絶縁性コンパウンドが充填されたこのような絶縁性キャップ201により絶縁保護される。
このような構造のコイルエンド12を冷却するための技術として、例えば、特許文献1〜3に記載の技術がある。特許文献1には、クーラから出た冷却ガスがコイルエンドを通過するように配置された案内板を備える回転電機が記載されている。特許文献2には、送風ファンを出た冷却ガスがコイルエンドを通過してクーラに短絡するための通気孔を備える回転電機が記載されている。両文献とも、コイルエンドの表面近傍で風速を増大(熱伝達率を増大)させて冷却性能を向上させる構造を開示している。特許文献3には、絶縁性キャップの内部に主に径方向の通風路を設けて冷却ガスを流すことでコイル温度を下げる電気機械が記載されている。
近年では、タービン発電機の小型化と大容量化が求められ、コイルに流れる電流(コイルでのジュール発熱)がさらに増大する傾向にある。このため、コイルエンド12をより一層効率的に冷却する必要がある。
しかし、特許文献1、2に記載の風速を増大する技術では、シリース接続部13では絶縁性キャップ201や絶縁性コンパウンドといった構造体の熱抵抗が大きいので、この構造体の熱抵抗のためにコイルエンド12の温度を十分に低減できなくなってきている。また、特許文献3に記載の技術は、コイル素線の間に通風路を設ける加工が必要であるため、コストが増大する要因となりうる。
特開2013−34332号公報 特開2013−176235号公報 特開平10−243608号公報
本発明は、固定子が通風により冷却され、固定子のコイルエンドが冷却性能に優れたシリース接続部を備える回転電機を提供することを目的とする。
本発明による回転電機は、次のような特徴を備える。上コイルと底コイルとからなる固定子コイルと固定子鉄心とを備える円筒形の固定子と、前記固定子の内径側に設置された回転子と、前記固定子コイルのコイルエンドで前記上コイルと前記底コイルとが互いに接続する部分であるシリース接続部を覆う電気絶縁性の覆いと、冷却ガスを送風する送風装置とを備える。前記覆いは、前記固定子の軸方向の両端部に開口部を備える。前記覆いの内部で前記上コイルと前記底コイルとの間には、隙間が形成されている。前記覆いの内部には、前記開口部と前記隙間とにより、前記軸方向に延伸し前記冷却ガスが流れる空洞である冷却流路が形成されている。
本発明により、固定子が通風により冷却され、固定子のコイルエンドが冷却性能に優れたシリース接続部を備える回転電機を提供することができる。
タービン発電機の全体構成の例を示す図である。 固定子のコイルエンドの概略構造図である。 固定子の径方向外側から見たコイルエンドの概略展開図である。 固定子コイルの断面図である。 シリース接続部におけるコイル裸部の断面図である。 本発明の実施例1による回転電機の、シリース接続部とその付近を示す図である。 実施例1において、図6の矢印Aの方向から見たシリース接続部とその付近の縦断面図である。 実施例2において、図6の矢印Aの方向から見たシリース接続部とその付近の縦断面図である。
本発明による回転電機は、例えばタービン発電機等の回転電機に用いることができ、通風により冷却される固定子を備える。固定子のコイルエンドは、通風により冷却され、気中放電や沿面放電の発生を防止する絶縁性キャップで覆われたシリース接続部を備える。絶縁性キャップは冷却ガスが流れる冷却流路を内部に備えるので、絶縁性キャップの内部に冷却ガスを供給することができる。このため、シリース接続部は、冷却性能に優れ、効率的に冷却することができる。
以下、本発明の実施例による回転電機を、図面を用いて説明する。以下では、本発明の回転電機をタービン発電機に適用した実施例を説明する。なお、本実施例におけるタービン発電機の全体構成は、図1と同様であるので説明を省略する。固定子1のコイルエンド12の構成も、上述したので説明を省略する。以下では、シリース接続部13と絶縁性キャップ201の構成を主に説明する。但し、従来技術と共通する部分は、その説明を省略する。また、以下に示す図6〜図8において、図1〜図5と同一の符号は、図1〜図5と同一または共通する要素を示す。
図6は、本発明の実施例1による回転電機の、シリース接続部13とその付近を示す図である。図6では、絶縁性キャップ201の内部を示すために、絶縁性キャップ201を一部だけ示している。回転軸14(図1を参照)に平行な方向(軸方向)のうち、固定子1の軸方向の中央から外側に向かう方向を軸方向外側と呼び、外側から中央に向かう方向を軸方向内側と呼ぶ。図6では、矢印401が軸方向外側の方向を示し、矢印402が軸方向内側の方向を示す。
図7は、図6の矢印Aの方向から見たシリース接続部13とその付近の縦断面図である。
前述したように、シリース接続部13において、上コイル101と底コイル102のコイル裸部106は、接続板202によって互いに接続される。上コイル101のコイル裸部106と底コイル102のコイル裸部106は、互いに離れて設けられ、互いに直接接触しない。従って、上コイル101のコイル裸部106と底コイル102のコイル裸部106との間には、隙間が形成される。シリース接続部13には、コイル裸部106と接続板202との全体を覆うように、絶縁性キャップ201(以下、キャップ201とも呼ぶ)が設けられている。
キャップ201は、軸方向の両端部(軸方向外側と軸方向内側の端部)に開口部を備え、冷却ガス10がキャップ201の内部に流れる。キャップ201の軸方向外側の開口部201aの端面201bは、コイル裸部106及び接続板202の軸方向外側の端面よりもさらに軸方向外側に位置する。冷却ガス10には、空気や水素等を用いることができる。
キャップ201の内部には、上コイル101と底コイル102との間に、電気絶縁性の管状部材203が設けられる。管状部材203は、軸方向に貫通する中空部203aを有し、例えば角パイプを用いることができる。管状部材203は、キャップ201の内部で軸方向内側の位置に配置され、一部又は全部が上コイル101のコイル裸部106と底コイル102のコイル裸部106との間に位置する。管状部材203の軸方向外側の開口部は、上コイル101のコイル裸部106と底コイル102のコイル裸部106との間の隙間に連通する。管状部材203の軸方向内側の開口部は、キャップ201の軸方向内側の開口部に連通する。
管状部材203と上コイル101との間と管状部材203と底コイル102との間には、コイル裸部106での放電防止のために絶縁部材204が配置される。絶縁部材204には、例えば電気絶縁性のフェルトを用いることができる。
キャップ201の内部には、電気絶縁性物質205(例えば、絶縁性コンパウンド)が配置される。電気絶縁性物質205は、軸方向の一部、具体的には軸方向において管状部材203が存在する位置に配置される。従って、上コイル101のコイル裸部106と底コイル102のコイル裸部106との間の隙間は、電気絶縁性物質205に埋められることはない。
キャップ201は、このような構成により形成された空洞を内部に備える。この空洞は、軸方向に延伸し、冷却ガス10が流れる冷却流路206である。すなわち、冷却流路206は、キャップ201の軸方向の両端部の開口部と、上コイル101のコイル裸部106と底コイル102のコイル裸部106との間の隙間と、管状部材203の中空部203aとで形成される。管状部材203は、上コイル101と底コイル102との間の隙間が電気絶縁性物質205で塞がるのを防ぎ、冷却流路206の形成を確実にする。また、接続板202は、上コイル101のコイル裸部106と底コイル102のコイル裸部106とを接続するので、冷却流路206の一部を構成する。
なお、管状部材203は、電気絶縁性物質205が冷却流路206を塞がれなければ、設けなくてもよい。すなわち、キャップ201の軸方向の両端部の開口部同士が連通できて冷却流路206を確保できれば、管状部材203を設ける必要がない。
キャップ201は軸方向外側の端部に開口部を備えるので、この開口部の存在によって隣り合うシリース接続部13との間で気中放電が発生する懸念がある。しかし、キャップ201の軸方向外側の開口部201aの端面201bが、コイル裸部106及び接続板202の軸方向外側の端面よりもさらに軸方向外側に位置するので、隣り合うシリース接続部13との間での気中放電を防止できる。また、コイル裸部106から上コイル101と底コイル102の表面に沿う沿面放電は、電気絶縁性物質205及び絶縁部材204によって防止できる。従って、本実施例では、シリース接続部13の電気絶縁を確保できる。
従来のシリース接続部13では、キャップ201は、軸方向の両端部に開口部を備えず、内部に管状部材203を備えず、内部が(上コイル101のコイル裸部106と底コイル102のコイル裸部106との間の隙間も含めて)電気絶縁性物質205で隙間なく充填されている。従って、従来のシリース接続部13では、キャップ201の内部に冷却流路206が存在しない。本実施例では、キャップ201の内部に冷却流路206が存在するので、キャップ201の内部に冷却ガス10を供給することができ、シリース接続部13を効率的に冷却することができる。
さらに、本実施例では、キャップ201の内部の冷却流路206によって、冷却ガス10がコイル裸部106と接続板202の表面に直接供給される。このため、キャップ201の内部が全て電気絶縁性物質205で充填されている従来の構成と比較して、シリース接続部13のジュール発熱を効率的に除熱でき、シリース接続部13の冷却性を高めることができる。
さらに、本実施例には、冷却流路206を形成するのに固定子コイル4に何ら余分な加工を行う必要がなく、キャップ201の構造も単純なため、固定子1を容易に製作できるという利点もある。
なお、接続板202が上コイル101と底コイル102の一側面だけに配置されている構成であっても、本実施例による構成によってシリース接続部13の冷却性を高めることができるのは明らかである。
本発明の実施例2による回転電機は、実施例1の回転電機のシリース接続部13において、接続板202の形状が異なっている。以下では、実施例1と異なる構成について説明する。
図8は、図6の矢印Aの方向から見たシリース接続部13とその付近の縦断面図である。シリース接続部13において、上コイル101と底コイル102のコイル裸部106は、導電性のT字型接続板301によって互いに接続される。T字型接続板301は、上コイル101と底コイル102の両側面に配置しても一側面だけに配置してもよい。
T字型接続板301は、上コイル101のコイル裸部106と底コイル102のコイル裸部106とを電気的に接続するように径方向に延伸するとともに、径方向の一部が軸方向内側に突出しているT字形状である。T字型接続板301の軸方向内側に突出している部分(突出部)は、管状部材203に接する。
冷却流路206のうち、上コイル101のコイル裸部106と底コイル102のコイル裸部106との間の隙間は、側面が全てT字型接続板301に覆われる。このため、キャップ201の内部において、電気絶縁性物質205を軸方向の全体に配置することができる(図8)。T字型接続板301により、上コイル101のコイル裸部106と底コイル102のコイル裸部106との間の隙間は電気絶縁性物質205に埋められず、キャップ201の軸方向の両端部の開口部同士が連通できて、冷却流路206を確保できる。
さらに、T字型接続板301は、実施例1の接続板202よりも冷却ガス10と接する面積が大きいので、冷却ガス10による除熱効果を増大することができる。すなわち、T字型接続板301は、シリース接続部13の冷却性をより高めることができる。水素より熱伝導率が小さい空気を冷却ガス10として使用する場合や、キャップ201や電気絶縁性物質205に熱伝導率の大きい材料を使用する場合でも、T字型接続板301を使用することにより、シリース接続部13の冷却性を高めることができる。また、キャップ201の内部において、電気絶縁性物質205を軸方向の全体に配置することができるので、冷却流路206を除くキャップ201の内部全体に、電気絶縁性物質205を充填することができ、シリース接続部13の冷却性をさらに高めることができる。
なお、実施例1の接続板202の径方向の全体を軸方向内側に突出させても(すなわち、接続板202の軸方向の幅を全体的に大きくしても)、T字型接続板301を用いたのと同じ効果が得られる。しかし、T字型接続板301を用いると、接続板に使う材料を削減できるとともに、接続板を軽量化できる利点がある。
また、キャップ201の内部において、電気絶縁性物質205が実施例1と同じ位置(すなわち、軸方向において管状部材203が存在する位置)に配置されている構成や、T字型接続板301が上コイル101と底コイル102の一側面だけに配置されている構成であっても、本実施例による構成によってシリース接続部13の冷却性を高めることができるのは明らかである。
なお、本発明は、上記の実施例に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。例えば、上記の実施例は、本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、本発明は、必ずしも説明した全ての構成を備える態様に限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能である。また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、削除したり、他の構成を追加・置換したりすることが可能である。
1…固定子、2…回転子、3…固定子鉄心、4…固定子コイル、5…固定子鉄心押さえ部材、6…回転子鉄心、7…回転子コイル、8…保持リング、9…送風ファン、10…冷却ガス、11…クーラ、12…コイルエンド、13…シリース接続部、14…回転軸、15…固定子フレーム、101…上コイル、102…底コイル、103…素線、104…素線絶縁材、105…主絶縁材、106…コイル裸部、201…絶縁性キャップ、201a…絶縁性キャップの開口部、201b…絶縁性キャップの開口部の端面、202…接続板、203…管状部材、203a…管状部材の中空部、204…絶縁部材、205…電気絶縁性物質、206…冷却流路、301…T字型接続板、401…軸方向外側の方向を示す矢印、402…軸方向内側の方向を示す矢印。

Claims (7)

  1. 上コイルと底コイルとからなる固定子コイルと固定子鉄心とを備える円筒形の固定子と、
    前記固定子の内径側に設置された回転子と、
    前記固定子コイルのコイルエンドで前記上コイルと前記底コイルとが互いに接続する部分であるシリース接続部を覆う電気絶縁性の覆いと、
    冷却ガスを送風する送風装置と、
    を備え、
    前記覆いは、前記固定子の軸方向の両端部に開口部を備え、
    前記覆いの内部で前記上コイルと前記底コイルとの間には、隙間が形成され、
    前記覆いの内部には、前記開口部と前記隙間とにより、前記軸方向に延伸し前記冷却ガスが流れる空洞である冷却流路が形成されており
    前記上コイルと前記底コイルとは、板状部材によって互いに電気的に接続され、
    前記覆いの前記軸方向の外側の前記開口部の端面は、前記板状部材の前記軸方向の外側の端面よりも前記軸方向の外側に位置する、
    ことを特徴とする回転電機。
  2. 記冷却流路は、一部が前記板状部材により形成されている、
    請求項1に記載の回転電機。
  3. 前記覆いの内部には、前記上コイルと前記底コイルとの間に、前記軸方向に貫通する中空部を有する電気絶縁性の管状部材が設けられ、
    前記冷却流路は、一部が前記管状部材により形成されている、
    請求項1又は2に記載の回転電機。
  4. 前記板状部材は、一部が前記軸方向に突出している突出部を有するT字形状である、
    請求項2に記載の回転電機。
  5. 前記覆いの内部は、前記覆いと前記冷却流路との間の少なくとも一部が電気絶縁性物質で充填されている、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の回転電機。
  6. 前記覆いの内部には、前記上コイルと前記底コイルとの間に、前記軸方向に貫通する中空部を有する電気絶縁性の管状部材が設けられ、
    前記冷却流路は、一部が前記管状部材により形成されており、
    前記板状部材は、一部が前記軸方向に突出している突出部を有するT字形状であり、前記突出部が前記管状部材に接する、
    請求項2に記載の回転電機。
  7. 前記覆いの内部は、前記覆いと前記板状部材との間が電気絶縁性物質で充填されている、
    請求項6に記載の回転電機。
JP2015206177A 2015-10-20 2015-10-20 回転電機 Active JP6612102B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015206177A JP6612102B2 (ja) 2015-10-20 2015-10-20 回転電機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015206177A JP6612102B2 (ja) 2015-10-20 2015-10-20 回転電機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017079529A JP2017079529A (ja) 2017-04-27
JP6612102B2 true JP6612102B2 (ja) 2019-11-27

Family

ID=58665188

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015206177A Active JP6612102B2 (ja) 2015-10-20 2015-10-20 回転電機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6612102B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS598134B2 (ja) * 1975-07-30 1984-02-23 三菱電機株式会社 電機子コイルの接続部冷却装置
JPS5335101A (en) * 1976-09-13 1978-04-01 Hitachi Ltd Coil connection
JPS573552A (en) * 1980-06-04 1982-01-09 Mitsubishi Electric Corp Cooling device for stator winding end section on rotary electric machine
JPH02133049A (ja) * 1988-11-14 1990-05-22 Toshiba Corp 回転電機の回転子
JP4527600B2 (ja) * 2005-05-26 2010-08-18 株式会社日立製作所 回転電機のコイル接続部絶縁構造
JP2008301642A (ja) * 2007-06-01 2008-12-11 Mitsubishi Electric Corp 回転電機の固定子巻線

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017079529A (ja) 2017-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4682893B2 (ja) 回転電機の回転子
JP6302736B2 (ja) 回転電機
KR101924294B1 (ko) 모터에 사용되는 고정자, 모터 및 모터의 환기 냉각 방법
US20160028284A1 (en) Electric machine
JP2005210893A (ja) 積層界磁巻線のホットスポット温度を低下させる方法及び装置
US10587167B2 (en) Rotor assembly having improved cooling path
JP5201212B2 (ja) 回転機の冷却構造
JP6612102B2 (ja) 回転電機
US20120074708A1 (en) Generator for an Electrical Machine
JP4749432B2 (ja) 回転電機の固定子
US10128717B2 (en) Ring for an electric machine
JP4640681B2 (ja) 回転電機
KR101243291B1 (ko) 공랭식 고정자코일 냉각장치
US9653954B2 (en) Electric machine rotor with rotor vent and axial slot fluid communication
JP2005185095A (ja) ロータ末端巻線コイルの熱管理
JP6102003B2 (ja) ロータアセンブリ
JP6159979B2 (ja) 回転電機の回転子構造
KR100858290B1 (ko) 공랭식 전동장치
WO2018185799A1 (ja) 車両用交流発電機
JP5070019B2 (ja) 回転電機
JP2011055625A (ja) 回転電機の回転子
US10284039B2 (en) Rotor of rotary electric machine
US20230412016A1 (en) Displacement body for a rotor and correspondingly configured rotor
JP2018026925A (ja) 回転電機
JPH1094220A (ja) 回転電機における固定子巻線の冷却装置

Legal Events

Date Code Title Description
A625 Written request for application examination (by other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625

Effective date: 20180608

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190320

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190514

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190705

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191008

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191030

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6612102

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350