JPS598134B2 - 電機子コイルの接続部冷却装置 - Google Patents
電機子コイルの接続部冷却装置Info
- Publication number
- JPS598134B2 JPS598134B2 JP9288875A JP9288875A JPS598134B2 JP S598134 B2 JPS598134 B2 JP S598134B2 JP 9288875 A JP9288875 A JP 9288875A JP 9288875 A JP9288875 A JP 9288875A JP S598134 B2 JPS598134 B2 JP S598134B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- coils
- armature coil
- space
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Windings For Motors And Generators (AREA)
- Motor Or Generator Cooling System (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、上口、下ロコイルを接続するコイル端部の
接続部を冷却するようにした電機子コイルの接続部冷却
装置に関するものである。
接続部を冷却するようにした電機子コイルの接続部冷却
装置に関するものである。
回転電機、例えはタービン発電機では容量が極めて大き
くなると、電機子コイルの内部に冷却媒体(例んば水素
)を流通して冷却する方法かとられている。
くなると、電機子コイルの内部に冷却媒体(例んば水素
)を流通して冷却する方法かとられている。
この種の電機子コイルは、第1図及び第2図のようにな
っている。
っている。
1は電機子コイルで、上ロコイル2と下目コイル3とよ
りなり、直線部が固定子鉄ノu4のスロット内にそう人
され固定されている。
りなり、直線部が固定子鉄ノu4のスロット内にそう人
され固定されている。
5は上口、下ロコイル2,3内に軸方向にそれぞれ入れ
らnた通風管で、第2図のように導体の素線6間に入れ
られて2り、冷却媒体は例えば高圧側のH側より入り低
圧側のL側へ出ていく。
らnた通風管で、第2図のように導体の素線6間に入れ
られて2り、冷却媒体は例えば高圧側のH側より入り低
圧側のL側へ出ていく。
この各素線6は、そわぞれガラス繊維などの被覆(図示
は略す)による素線絶縁が施されている。
は略す)による素線絶縁が施されている。
1はコイル2,3の絶縁層である。
8,8は上口、下ロコイル2,3のそ孔ぞれ両端の接続
部である。
部である。
従来の電機子コイルの接続部は第3図のようになってい
た。
た。
接続部8は上口、下ロコイル2,3の各素線6がそnぞ
れつき合わせ、あるいは、つなぎさや(図示は略す)を
かぶせたろう付け接合により接続されている。
れつき合わせ、あるいは、つなぎさや(図示は略す)を
かぶせたろう付け接合により接続されている。
この接続部8は全体を絶縁テーピングなどを行ない絶縁
層9が形成さわる。
層9が形成さわる。
この接続部8の各素線6の周囲の空間10は上記絶縁層
9で外気と遮断され、通気が全く行なわれない空所とな
っている。
9で外気と遮断され、通気が全く行なわれない空所とな
っている。
通風管5には高圧側のH側より矢印のように冷却媒体が
流通されるが、接続部8の各素線6の周囲の空間10に
は流通さnず、熱気がこもり接続部導体の発熱の冷却作
用が不十分てあった。
流通されるが、接続部8の各素線6の周囲の空間10に
は流通さnず、熱気がこもり接続部導体の発熱の冷却作
用が不十分てあった。
上口、下ロコイル2,3は全長にわたり通風管5に接し
効果的に冷却されるが、接続部8は温度上昇が大となり
不具合を生じることがあった。
効果的に冷却されるが、接続部8は温度上昇が大となり
不具合を生じることがあった。
この発明は、このような実情にかんがみてなさnたちの
で、通風管に流入、出する冷却媒体の一部が上口、下ロ
コイルの接続部内を経由するようにして、接続部の冷却
を効果的にし、しかも、簡単で取付け作業の容易な接続
部冷却装置を得ることを目的としている。
で、通風管に流入、出する冷却媒体の一部が上口、下ロ
コイルの接続部内を経由するようにして、接続部の冷却
を効果的にし、しかも、簡単で取付け作業の容易な接続
部冷却装置を得ることを目的としている。
以下、この発明の一実施例を第4図ないし第6図につい
て説明する。
て説明する。
11はU字状の絶縁物からなる風案内であり、接続部8
の上口、下ロコイル2,30通風管5の端部にその通風
管5の端部を囲うと共に通風管5の端部と風案内11の
底との間に長手方向の空間が設けらわかつその開口部が
上下方向に設けられて取付けらnている。
の上口、下ロコイル2,30通風管5の端部にその通風
管5の端部を囲うと共に通風管5の端部と風案内11の
底との間に長手方向の空間が設けらわかつその開口部が
上下方向に設けられて取付けらnている。
この風案内11は通風管5の端部に合成樹脂などの接着
剤により接着さ札さらに絶縁テープを巻付けることによ
り固定されている。
剤により接着さ札さらに絶縁テープを巻付けることによ
り固定されている。
更に接続部8の外周に絶縁テープなどを巻付けて絶縁層
12を形成している。
12を形成している。
この絶縁層12には、上口、下ロコイル2.3の接続部
の周囲に空間10が設けられ、この空間10と風案内1
1の中央空間部が連通し、空間10のコイル長手方向内
方側にコイル間開口部をなす通風穴12aが設けられて
旧り、空間107jr:経て風案内11の中央空間部に
連通ずる通風路13が形成されている。
の周囲に空間10が設けられ、この空間10と風案内1
1の中央空間部が連通し、空間10のコイル長手方向内
方側にコイル間開口部をなす通風穴12aが設けられて
旧り、空間107jr:経て風案内11の中央空間部に
連通ずる通風路13が形成されている。
上口、下ロコイル2,3の他端部(図示は略す)の接続
部も同様に風案内11を取付け、通風路13を形成する
。
部も同様に風案内11を取付け、通風路13を形成する
。
高圧側Hより冷却媒体は矢印C.Dのように風案内11
の上、下の開口部から入り、通風管5を流通し他端方の
低圧側Lに出る。
の上、下の開口部から入り、通風管5を流通し他端方の
低圧側Lに出る。
また、冷却媒体の一部はHII!lとL側との圧力差に
より矢印Eのように通風穴12aから入り通風路13を
通り、通風管5内へと流れL側に至る。
より矢印Eのように通風穴12aから入り通風路13を
通り、通風管5内へと流れL側に至る。
L側の他端部の接続部も、通風管5を通り流出する冷却
媒体の一部が中央の空間10を経る通風路13を通過す
ることにより、H側と同様に冷却される。
媒体の一部が中央の空間10を経る通風路13を通過す
ることにより、H側と同様に冷却される。
上記のように、この発明によれば、コイルの通風管を流
通する冷却媒体の一部が上下コイルの接続部内の通風路
を経るようにしているので冷却困難とされていた接続部
が内部より効果的に冷却でき、また構成が簡単で装着作
業が容易である。
通する冷却媒体の一部が上下コイルの接続部内の通風路
を経るようにしているので冷却困難とされていた接続部
が内部より効果的に冷却でき、また構成が簡単で装着作
業が容易である。
第1図は回転電機の電機子コイルを示す側面図、第2図
は第1図の■−■線に沿う断面図、第3図は従来の電機
子コイルの接続部を示し、Aは側面図でBはAをH側よ
り見た正面図、第4図はこの発明の実施例による電機子
コイルの接続部冷却装置を示す側面図、第5図は第4図
の■一■線に沿う断面図、第6図は第4図のVl−Vl
線に白う断面図である。 図中、1は電機子コイル、2は上ロコイル、3は下ロコ
イル、5は通風管、6は素線、8は接続部、11は風案
内、12は絶縁層、13は通風路である。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
は第1図の■−■線に沿う断面図、第3図は従来の電機
子コイルの接続部を示し、Aは側面図でBはAをH側よ
り見た正面図、第4図はこの発明の実施例による電機子
コイルの接続部冷却装置を示す側面図、第5図は第4図
の■一■線に沿う断面図、第6図は第4図のVl−Vl
線に白う断面図である。 図中、1は電機子コイル、2は上ロコイル、3は下ロコ
イル、5は通風管、6は素線、8は接続部、11は風案
内、12は絶縁層、13は通風路である。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- 1 コイル内に長手方向に配置さnコイルの両端に開口
する通風管を設け、冷却媒体を流通するようにした上ロ
コイル及び下ロコイルよりなる電機子コイルに2いて、
上記上ロコイル及び下ロコイルの通風管の端部を囲うと
共に、その端部との間に長手力向の空間を設けかつその
開口部が上下方向に設けられて取付けられ1こU字状の
風案内と、上ロコイルと下目コイルとの接続部の周囲に
上記風案内の長手力向の中央空間部に連通ずる空間を設
けると共に、上記接続部の長手力向内方側に上記中央空
間部に連通ずる空間と上記上、下コイル間とを連通する
コイル間開口部を設け、かつ上記風案内の開口部を残し
て上ロコイルと下目コイルとの接続部の周囲を被うよう
に形成された絶縁層とを備え、上記冷却媒体の−gl5
ヲ上記コイル間開口部に導ひいて上記接続部を冷却す
るようにしたことを特徴とする電機子コイルの接続部冷
却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9288875A JPS598134B2 (ja) | 1975-07-30 | 1975-07-30 | 電機子コイルの接続部冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9288875A JPS598134B2 (ja) | 1975-07-30 | 1975-07-30 | 電機子コイルの接続部冷却装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5216606A JPS5216606A (en) | 1977-02-08 |
JPS598134B2 true JPS598134B2 (ja) | 1984-02-23 |
Family
ID=14066981
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9288875A Expired JPS598134B2 (ja) | 1975-07-30 | 1975-07-30 | 電機子コイルの接続部冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS598134B2 (ja) |
-
1975
- 1975-07-30 JP JP9288875A patent/JPS598134B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5216606A (en) | 1977-02-08 |
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