JP2013223321A - スプライス部保護用部材及びワイヤーハーネス - Google Patents
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Abstract
【課題】比較的簡単な方法でスプライス部を保護可能なスプライス部保護用部材を得る。
【解決手段】複数のひだ部対1はそれぞれシート部20の表面に沿って長手方向に延び両端に開口部13を有する収納空間を形成している。ひだ部対1を構成する一方ひだ部11及び他方ひだ部12はそれぞれ弾性を有するゴムにより所定の膜厚をもって形成されているため、外力により上記収納空間の上部が開放可能である。すなわち、ひだ部対1は外力が働かないとき上記収納空間は閉状態であり、電線束40のスプライス部を含むスプライス収納部分3をシート部の表面の上方から挿入する際は上記収納空間の上部を開放状態にしながら、スプライス収納部分3を挿入して上記収納空間内に配置することができる。
【選択図】図1
【解決手段】複数のひだ部対1はそれぞれシート部20の表面に沿って長手方向に延び両端に開口部13を有する収納空間を形成している。ひだ部対1を構成する一方ひだ部11及び他方ひだ部12はそれぞれ弾性を有するゴムにより所定の膜厚をもって形成されているため、外力により上記収納空間の上部が開放可能である。すなわち、ひだ部対1は外力が働かないとき上記収納空間は閉状態であり、電線束40のスプライス部を含むスプライス収納部分3をシート部の表面の上方から挿入する際は上記収納空間の上部を開放状態にしながら、スプライス収納部分3を挿入して上記収納空間内に配置することができる。
【選択図】図1
Description
この発明は、電線束のスプライス部の保護構造に関し、特にスプライス部保護用部材及びそれを用いたワイヤーハーネスに関する。
ワイヤーハーネス本体部となる電線束を構成する複数の被覆電線それぞれにおいて、端末部分や中間部分の芯線を被覆部から露出させ、露出した芯線部分に対し超音波溶接等の溶接処理を施すことにより複数の芯線を一つのスプライス部に接合する方法が従来から用いられている。
スプライス部は露出状態のままでは漏電や他の導体との短絡等の危険性が生じるため、スプライス部をテープ巻きしたり、樹脂性の保護キャップをスプライス部に取り付けたり、収縮チューブをスプライス部に装着したりして、スプライス部を外部から保護していた。なお、保護キャップによるスプライス部の保護構造は例えば特許文献1に開示されている。
従来のスプライス部保護構造は以上のようにテープ巻き、保護キャップあるいは収縮チューブ等の保護用部材を用いて行われていた。
しかしながら、上述した従来の保護用部材ではその取り付けに比較的時間を要し、特に、スプライス部が複数存在する場合、保護用部材の取り付けを複数回行う必要があり、多大な作業時間を要してしまうという問題点があった。
この発明は上記問題点を解決するためになされたもので、比較的簡単な方法でスプライス部を保護可能なスプライス部保護用部材を得ることを目的とする。
この発明に係る請求項1記載のスプライス部保護用部材は、第1主面及び第2主面を有するシート部と、前記シート部の第1主面上に形成され、第1主面に沿って長手方向に延び両端に開口部を有する収納空間を形成可能なひだ部対とを備え、前記ひだ部対は外力により前記収納空間の上部が開放可能な弾性を有し、所定の電線束のスプライス部を前記シート部の第1主面の上方から挿入して、前記収納空間内に配置可能なスプライス部配置構造を有することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載のスプライス部保護用部材であって、前記所定の電線束は複数の電線束を含み、前記ひだ部対は複数のひだ部対を含み、前記複数のひだ部対はそれぞれ前記複数の電線束のうち対応する電線束に対して前記スプライス部配置構造を有する。
請求項3の発明は、請求項2記載のスプライス部保護用部材であって、前記シート部は第1主面を内側にして丸めることにより、前記複数のひだ部対を前記シート部内に一括収納するコンパクト化状態に変形可能であり、前記シート部の前記コンパクト化状態を固定可能な固定部材をさらに備える。
請求項4の発明は、スプライス部を有する電線束と、スプライス部保護用部材とを備え、前記スプライス部保護用部材は、第1主面及び第2主面を有するシート部と、前記シート部の第1主面上に形成され、弾性を有するひだ部対とを備え、前記ひだ部対は第1主面に沿って長手方向に延び両端に開口部を有する収納空間を形成し、前記電線束の前記スプライス部は前記収納空間内に配置されることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項4記載のワイヤーハーネスであって、前記スプライス部へ水が浸入しないよう、また大きな外力が加わる場合には前記収納空間から逸脱しないように、前記ひだ部対の少なくとも一部に塗布されたシール剤をさらに備える。
請求項1記載の本願発明におけるスプライス部保護用部材は、上記スプライス部配置構造を有するため、シート部の第1主面の上方から所定の電線束のスプライス部を挿入して、ひだ部対の収納空間内に配置するという比較的簡単な方法によって、スプライス部を外部から保護することができる。その結果、所定の電線束におけるスプライス部の保護処理を短時間で完了することができる効果を奏する。
請求項2記載の本願発明は、前記複数のひだ部対はそれぞれスプライス部配置構造を有するため、複数の電線束のスプライス部の保護をまとめて行うことができる効果を奏する。
請求項3記載の本願発明は、複数のひだ部対を内部に一括収納するコンパクト化状態にシート部を変形することができるため、複数の電線束のスプライス部をシート部の第1主面内に内にコンパクトに収納して保護することができる。
請求項4記載の本願発明は上記構造を呈するため、電線束のスプライス部をひだ部対の上記収納空間内に配置するという比較的簡単な方法によって、スプライス部を外部から保護できる本願発明のワイヤーハーネスを得ることができる。
請求項5記載の本願発明は、シール剤によって上記収納空間内にスプライス部を安定性良く収納することができる。
<実施の形態1>
(基本構成)
図1はこの発明の実施の形態1であるスプライス部保護用部材であるひだ付きゴムシート21の構成を示す斜視図である。
(基本構成)
図1はこの発明の実施の形態1であるスプライス部保護用部材であるひだ付きゴムシート21の構成を示す斜視図である。
同図に示すように、実施の形態1のひだ付きゴムシート21は表面(第1主面)及び裏面(第2主面)を有するゴム製のシート部20と、シート部20の表面上に形成されたゴム製の複数のひだ部対1とから構成されている。
複数のひだ部対1はそれぞれシート部20の表面上に、互いに隣接して長手方向に延びて立設される一方ひだ部11と他方ひだ部12との組合せにより構成される。一方ひだ部11及び他方ひだ部12は付け根部分11b及び12bから中央部分11c及び12cにかけて互いに遠ざかる方向に曲線状に形成され、中央部分11c及び12cから先端部分11t及び12tにかけて互いに近づく方向に曲線上に形成され、先端部分11t及び12tは互いに接している。
したがって、一方ひだ部11,他方ひだ部12間には(最大)開口幅W1及び開口高さH1のO字状の開口部13がその両端に設けられる(図1では一方端の開口部13のみ図示)。すなわち、複数のひだ部対1はそれぞれシート部20の表面に沿って長手方向に延び両端に開口部13を有する収納空間を形成している。このような形状のひだ部対1は例えば金型を用いた成型によって形成される。
一方ひだ部11及び他方ひだ部12はそれぞれ弾性を有するゴムにより所定の膜厚をもって形成されているため、外力により上記収納空間の上部が開放可能である。すなわち、ひだ部対1は外力が働かないとき上記収納空間は閉状態(図1で示す状態)であり、電線束のスプライス部をシート部20の表面の上方から挿入する際は上記収納空間の上部を開放状態(図1で示す状態から先端部分11tと先端部分12tとの間に透き間ができる状態)にしながら、スプライス部を挿入して上記収納空間内に配置することができる。
なお、図1では3つのひだ部対1が形成されている状態を示しているが、シート部20の形成方向(図中左右方向)に沿ってさらにひだ部対1が形成されている態様でも良い。
(スプライス部保護方法)
図2はこの発明の実施の形態1であるひだ付きゴムシート21によるスプライス部保護状態を示す斜視図である。図3は保護対象となる電線束40における中間スプライス状態を示す説明図である。
図2はこの発明の実施の形態1であるひだ付きゴムシート21によるスプライス部保護状態を示す斜視図である。図3は保護対象となる電線束40における中間スプライス状態を示す説明図である。
図3に示すように、電線束40は3本の被覆電線2から構成され、3本の被覆電線2の中間部において被覆部2cから露出した3本の芯線2w(複数の素線群)に対し、超音波溶接等を施すことにより、3本の芯線2wが一つのスプライス部5として接合される。このスプライス部5、その周辺の露出した芯線2wを含む領域がスプライス収納部分3となる。
以下、図1〜図3を参照して、実施の形態1のひだ付きゴムシート21を用いて、図3で示すスプライス部5を有する電線束40を保護するスプライス部保護方法を説明する。なお、図2は図3で示した電線束40を3本有し、3本の電線束40それぞれに対するスプライス部保護状態を示しているが、説明の都合上、1本の電線束40におけるスプライス部保護方法を中心に説明する。
まず、図1に示す状態にひだ付きゴムシート21を配置して、電線束40のスプライス部5を含むスプライス収納部分3をシート部20の表面の上方から、先端部分11t及び12t間にスプライス収納部分3を挟むことにより、先端部分11t及び12t間に透き間を設け、上記収納空間の上部を開放状態にしながらスプライス収納部分3を挿入して上記収納空間内に配置する。
電線束40が上記収納空間内に配置された後は、ひだ部対1の先端部分11t及び12t間に障害物は存在しなくなくため、一方ひだ部11及び他方ひだ部12の元の状態(図1,図2で示す状態)に戻ろうとする弾性により、特に外力を要することなく、図2に示すように、先端部分11t及び12tが接触し、上記収納空間が閉じられる。
その結果、電線束40におけるスプライス収納部分3をひだ部対1の上記収納空間内に配置した状態で、スプライス部5の外周をひだ部対1によって完全に覆うことにより、スプライス部5を外部から保護することができる。
このように、実施の形態1のひだ付きゴムシート21における複数のひだ部対1は、電線束40のスプライス部5を含むスプライス収納部分3をシート部20の表面の上方から挿入して、上記収納空間内に配置可能なスプライス部配置構造を有している。
なお、上記処理は3本の電線束40及び3つのひだ部対1のうち、他の2本の電線束40及び2つのひだ部対1においても同様に行われる。
このように、3つのひだ部対1それぞれの上記収納空間の上部を開放状態にしながら、3つの上記収納空間内に3本の電線束40のスプライス収納部分3(スプライス部5)を配置した後、3つの上記収納空間を閉状態に戻すことによって、ひだ付きゴムシート21よって3本の電線束40のスプライス部5を外部から保護されたワイヤーハーネスを得ることができる。
(効果等)
図7は従来のテープ巻きによるスプライス収納部分3の保護状態を示す説明図である。同図に示すように、スプライス部を含むスプライス収納部分(図3のスプライス収納部分3相当)を固定用テープ6によって巻くことにより、スプライス部を外部から保護している。この従来方法では、スプライス収納部分が露出しないように固定用テープ6を精密に巻き付けて取り付ける必要があるため、実施の形態1のひだ付きゴムシート21に比べて長い作業時間を要してしまう。特に、保護対象のスプライス部が複数存在する場合、より多大な作業時間を要してしまう問題点がある。
図7は従来のテープ巻きによるスプライス収納部分3の保護状態を示す説明図である。同図に示すように、スプライス部を含むスプライス収納部分(図3のスプライス収納部分3相当)を固定用テープ6によって巻くことにより、スプライス部を外部から保護している。この従来方法では、スプライス収納部分が露出しないように固定用テープ6を精密に巻き付けて取り付ける必要があるため、実施の形態1のひだ付きゴムシート21に比べて長い作業時間を要してしまう。特に、保護対象のスプライス部が複数存在する場合、より多大な作業時間を要してしまう問題点がある。
一方、上述したように、実施の形態1のひだ付きゴムシート21は上記スプライス部配置構造を有している。したがって、ひだ部対1によって形成される上記収納空間の上部を開放状態にしながら上記収納空間内に電線束40のスプライス部5を配置するという比較的簡単な取り付け作業によって、スプライス部を外部から保護することができるため、スプライス部5の保護処理に要する作業時間の短縮化を図ることができる。
そして、実施の形態1は3つのひだ部対1はそれぞれ3本の電線束40のうち対応する電線束40のスプライス収納部分3(スプライス部5)に対するスプライス部配置構造を有するため、ひだ付きゴムシート21は複数の電線束40のスプライス部5の保護を一括して行うことができる。
また、ひだ付きゴムシート21によってスプライス部5が外部から保護されるワイヤーハーネスは、上述したように、比較的簡単な作業によって完成することができる効果を奏する。
次に、ひだ部対1によって形成される上記収納空間の開口部13の寸法について説明する。例えば、電線束40を構成する被覆電線2それぞれの芯線2wの断面積が0.5m2で被覆電線2全体の径が1.6mm程度の場合、3本の被覆電線2を直列に配置した場合における断面形状は約(幅W2=1.6(mm)、高さH2=4.8(mm))となる。このような電線束40に対して、開口部13の開口幅W1を1.5(mm)、開口高さH1を4.5(mm)にし、3本の被覆電線2による断面形状より開口部13の形状の方が少し狭くなるように設定する。
その結果、ひだ部対1の弾性力によって上記収納空間内にスプライス収納部分3を安定性良く保持することができる。
(コンパクト化処理)
上述したように、3つのひだ部対1の収納空間に3本の電線束40のスプライス部5を配置した後は、当該3つのひだ部対1を含ませながらシート部20の両端をひだ部対1の形成方向(ひだ部対1における長手方向)に沿って切断した後、以下で述べるコンパクト化処理を行うことができる。
上述したように、3つのひだ部対1の収納空間に3本の電線束40のスプライス部5を配置した後は、当該3つのひだ部対1を含ませながらシート部20の両端をひだ部対1の形成方向(ひだ部対1における長手方向)に沿って切断した後、以下で述べるコンパクト化処理を行うことができる。
図4は3本の電線束40のスプライス部5を3つのひだ部対1の上記収納空間内に配置した後のコンパクト化処理を模式的に示す説明図である。図5は実施の形態1のひだ付きゴムシート21のシート部20に形成される貫通口8を模式的に示す説明図である。
図5に示すように、シート部20はその両端部分(図3で一方端部分のみ示す)それぞれに表面から裏面にかけて貫通する貫通口8を複数設けている(図5では3つ設けた場合を示している)。すなわち、シート部20を貫通して形成される貫通口8により、表面には開口部8aが設けられ、その裏面には開口部8bが設けられる。
また、固定部材としてゴム栓7が準備される。ゴム栓7は例えば両端に先端部分が頂点となる円錐形状のボタン部7a,7bが設けられ、ボタン部7a,7b間を筒状の連結部7xによって連結している。
したがって、図4に示すように、シート部20の表面を内側にして複数のひだ部対1の配列方向に沿って丸めることにより、複数のひだ部対1をシート部20内に一括収納したコンパック化状態にシート部20を変形することができる。この際、シート部20の一方端部分の貫通口8と、他方端部分の貫通口8とが連続的に配置され、2つの貫通口8による連結貫通口80が形成されるように位置決めする。
このコンパクト化状態でシート部20の外側の開口部8bからボタン部7aを頭にして、ボタン部7aを貫通口8内に挿入可能に変形させながら、ボタン部7a及び連結部7xを連結貫通口80内に挿入し、最終的にシート部20の内側の開口部8aからボタン部7aを突出させる。ボタン部7a及びボタン部7bの底面形状は開口部8a及び開口部8bより十分広く形成されており、ボタン部7a及び7bの底面がストッパーとして機能するため、ゴム栓7によってシート部20の上記コンパクト化状態を固定することができる。
なお、上述したゴム栓7による固定は複数箇所(図5の例では3箇所)で行われるため、ゴム栓7による固定後のシート部20のコンパクト化状態は安定性良く固定される。
このように、実施の形態1のひだ付きゴムシート21は、複数のひだ部対1を一括収納するコンパクト化状態にシート部20を変形した後、ゴム栓7によって固定することができるため、複数の電線束40のスプライス部5をシート部20の表面内にコンパクトに一括収納して保護することができる。
<実施の形態2>
図6はこの発明の実施の形態2であるひだ付きゴムシート22によるスプライス部保護状態を示す斜視図である。
図6はこの発明の実施の形態2であるひだ付きゴムシート22によるスプライス部保護状態を示す斜視図である。
同図に示すように、実施の形態2のひだ付きゴムシート22では、図2で示した実施の形態1のひだ付きゴムシート21による複数の電線束40の収納後に、複数のひだ部対1それぞれに対し、さらに先端部分11t及び12t間及びその近傍領域並びに開口部13の外周部及びその近傍領域にシリコン等のシール剤10を塗布している。すなわち、実施の形態2のひだ付きゴムシート22はシール剤10を塗布した点において、実施の形態1のひだ付きゴムシート21と異なっている。
このように、実施の形態2のひだ付きゴムシート22は、シール剤10を塗布することにより、電線束40のスプライス部5へ水が浸入しないよう、また大きな外力が加わる場合には上記収納空間から逸脱しないようにしている。
このため、実施の形態2のひだ付きゴムシート22は、シール剤10によって上記収納空間内にスプライス部5を安定性良く収納することができる。
<その他>
上述した実施の形態では、中間スプライスであるスプライス部5に対するひだ付きゴムシート21(22)による保護を示したが、同様にして電線束40の端末部分にスプライス部を設ける端末スプライスに対しても上述した保護を行えることは勿論である。
上述した実施の形態では、中間スプライスであるスプライス部5に対するひだ付きゴムシート21(22)による保護を示したが、同様にして電線束40の端末部分にスプライス部を設ける端末スプライスに対しても上述した保護を行えることは勿論である。
また、複数の電線束40の複数のスプライス部5の形状が異なる場合、複数のスプライス部5の形状に適合した上記収納空間を有するように複数のひだ部対1を設けることにより対応可能なことは勿論である。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせて、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 ひだ部対
2 被覆電線
3 スプライス収納部分
5 スプライス部
7 ゴム栓
8 貫通口
10 シール剤
11 一方ひだ部
12 他方ひだ部
13 開口部
20 シート部
21,22 ひだ付きゴムシート
40 電線束
2 被覆電線
3 スプライス収納部分
5 スプライス部
7 ゴム栓
8 貫通口
10 シール剤
11 一方ひだ部
12 他方ひだ部
13 開口部
20 シート部
21,22 ひだ付きゴムシート
40 電線束
Claims (5)
- 第1主面及び第2主面を有するシート部と、
前記シート部の第1主面上に形成され、第1主面に沿って長手方向に延び両端に開口部を有する収納空間を形成可能なひだ部対とを備え、
前記ひだ部対は外力により前記収納空間の上部が開放可能な弾性を有し、所定の電線束のスプライス部を前記シート部の第1主面の上方から挿入して、前記収納空間内に配置可能なスプライス部配置構造を有することを特徴とする、
スプライス部保護用部材。 - 請求項1記載のスプライス部保護用部材であって、
前記所定の電線束は複数の電線束を含み、
前記ひだ部対は複数のひだ部対を含み、前記複数のひだ部対はそれぞれ前記複数の電線束のうち対応する電線束に対して前記スプライス部配置構造を有する、
スプライス部保護用部材。 - 請求項2記載のスプライス部保護用部材であって、
前記シート部は第1主面を内側にして丸めることにより、前記複数のひだ部対を前記シート部内に一括収納するコンパクト化状態に変形可能であり、
前記シート部の前記コンパクト化状態を固定可能な固定部材をさらに備える、
スプライス部保護用部材。 - スプライス部を有する電線束と、
スプライス部保護用部材とを備え、
前記スプライス部保護用部材は、
第1主面及び第2主面を有するシート部と、
前記シート部の第1主面上に形成され、弾性を有するひだ部対とを備え、
前記ひだ部対は第1主面に沿って長手方向に延び両端に開口部を有する収納空間を形成し、
前記電線束の前記スプライス部は前記収納空間内に配置されることを特徴とする、
ワイヤーハーネス。 - 請求項4記載のワイヤーハーネスであって、
前記スプライス部へ水が浸入しないよう、また大きな外力が加わる場合には前記収納空間から逸脱しないように、前記ひだ部対の少なくとも一部に塗布されたシール剤をさらに備える、
ワイヤーハーネス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012092959A JP2013223321A (ja) | 2012-04-16 | 2012-04-16 | スプライス部保護用部材及びワイヤーハーネス |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017147899A (ja) * | 2016-02-19 | 2017-08-24 | 住友電装株式会社 | ワイヤーハーネス及び外装部材 |
-
2012
- 2012-04-16 JP JP2012092959A patent/JP2013223321A/ja active Pending
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