JP2013222954A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造コストを削減し、かつめっきスタブ導体による伝送信号の歪みを小さくする手段を提供する。
【解決手段】スタブ導体146は、接続配線導体142上の接続点142cに接続された一端と開放端である他端とを有する。めっきスタブ導体145の長さは、めっきスタブ導体145の共振周波数が伝送信号の最大の周波数の1.4倍になるように設定され、スタブ導体146の長さは、めっきスタブ導体145の長さ以下に設定され、接続点142cと電極パッド171の中心との間の距離は、めっきスタブ導体146の長さの0.4倍以上かつめっきスタブ導体146の長さの1.5倍以下に設定される。
【選択図】図3

Description

本発明は、半導体チップに接続された一端を有する接続配線導体と、接続配線導体の他端と接続された一端と開放端の他端とを有するめっきスタブ導体とがインターポーザ基板上に形成されてなる半導体装置に関する。
近年、半導体装置は、BGA(Ball Grid Array)又は、CSP(Chip Size Package)などの多端子のパッケージに収められるようになってきている。このような半導体装置(一般的には、半導体パッケージともいう。)では、半導体チップがインターポーザ基板(一般的には、インターポーザともいう。)に実装され、さらに、インターポーザ基板がマザー基板(一般的には、マザーボートともいう。)などの基板に実装される。
一般に、半導体チップとインターポーザ基板上の接続端子とはワイヤボンディングにより接続される。さらに、インターポーザ基板上の接続端子はインターポーザ基板上に形成された接続配線導体と、インターポーザ基板上の電極パッドと、ビア導体と、インターポーザ基板内部又は裏面の配線導体とを介して、マザー基板上の電子回路等の回路に接続される。ここで、インターポーザ基板上の接続端子及び電極パッドには貴金属めっき処理が必要であるが、めっき処理のためには、インターポーザ基板の外縁部から接続端子及び電極パッドに通電しなければならない。そのため、上述した電極パッドには、電極パッドからインターポーザ基板の外縁部に延びるめっきスタブ導体(plating stub conductor。一般的には、めっき線ともいう。)が接続されている。このめっきスタブ導体はインターポーザ基板の外縁部において開放端を有している。
半導体チップとマザー基板上の回路との間で伝送される伝送信号の波形に、めっきスタブ導体が悪影響を与えることが知られている。例えば、特許文献1には、めっきスタブ導体に接続された接続配線導体に入力された入力信号と、当該入力信号がめっきスタブ導体の開放端で反射した反射信号とが干渉して入力信号に波形歪みが生じるという課題が指摘されている。この課題を解決するために、特許文献1及び2には、めっきスタブ導体の残存をなくすことが提案されている。また、特許文献3では、同様の課題を解決するために、めっきスタブ導体の開放端を終端抵抗に接続することが提案されている。
特開2008−227327号公報 特開2006−128249号公報 特開2005−328032号公報
電子機器においては、伝送される信号の高速化が進んでおり、ギガヘルツ以上の周波数を有する伝送信号が伝送されるようになってきている。さらに、伝送信号の周波数が高くなるほど、めっきスタブ導体が信号波形に及ぼす悪影響が大きくなっている。
特許文献1記載の半導体パッケージ基板及び特許文献2記載の半導体チップ収納用パッケージでは、インターポーザ基板を作成した後、めっきスタブ導体を削除する工程が必要であるため、コストアップにつながった。また、特許文献3記載の半導体装置では、めっきスタブ導体の開放端に接続するチップ抵抗を製造する工程及びチップ抵抗を実装する工程が必要になりコストアップにつながった。
本発明の目的は以上の問題点を解決し、従来技術に比較して製造コストを削減し、かつめっきスタブ導体による伝送信号の歪みを小さくできる半導体装置を提供することにある。
本発明の一態様である半導体装置は、
半導体チップに接続された一端を有する接続配線導体と、上記接続配線導体の他端と第1の接続点において接続された一端と開放端の他端とを有するめっきスタブ導体とがインターポーザ基板上に形成され、上記半導体チップから上記接続配線導体及び上記第1の接続点を介して電子回路までの信号伝送線路を含む半導体装置において、
上記第1の接続点以外の上記信号伝送線路上の第2の接続点に接続された一端と、開放端である他端とを有するスタブ導体を備え、
上記めっきスタブ導体の長さは、当該めっきスタブ導体の共振周波数が上記信号伝送線路を伝送する伝送信号の最大の周波数の1.4倍になるように設定され、
上記スタブ導体の長さは、上記めっきスタブ導体の長さ以下に設定され、
上記第1の接続点と上記第2の接続点との間の距離は、上記めっきスタブ導体の長さの0.4倍以上かつ上記めっきスタブ導体の長さの1.5倍以下に設定されたことを特徴とする。
上記構成によれば、めっきスタブ導体の長さは、当該めっきスタブ導体の共振周波数が信号伝送線路を伝送する伝送信号の最大の周波数の1.4倍になるように設定され、スタブ導体の長さは、めっきスタブ導体の長さ以下に設定され、第1の接続点と第2の接続点との間の距離は、めっきスタブ導体の長さの0.4倍以上かつめっきスタブ導体の長さの1.5倍以下に設定されたので、従来技術に比較して製造コストを削減し、かつめっきスタブ導体による伝送信号の歪みを小さくできる。
本発明の第1の実施形態に係る半導体装置100の図2のラインA−Bに沿った断面図である。 図1のインターポーザ基板104の平面図である。 図2の半導体チップ102の複数の端子121のうちの1つの端子121に接続された接続端子141と、接続配線導体142と、電極パッド171と、めっきスタブ導体145と、ビア導体144と、電極パッド181と、半田ボール210と、スタブ導体146とを示す斜視図である。 図3の接続配線導体142の接続端子141に接続された一端と、マザー基板300上の電子回路との間の信号伝送線路のモデルを示す斜視図である。 図4において、めっきスタブ導体2の共振周波数f2がストリップ導体1を介して伝送される伝送信号の最大の周波数fmaxの1.4倍になるようにめっきスタブ導体2の長さL2を設定し、スタブ導体3の長さL3をL2×0.8に設定し、接続点1aと1bとの間の距離DをL2×1.0に設定し、めっきスタブ導体2及びスタブ導体3の有無のときのポートP1,P2間の通過係数S21の周波数特性を示すグラフである。 図5の拡大図である。 図4において、めっきスタブ導体2の共振周波数f2がストリップ導体1を介して伝送される伝送信号の最大の周波数fmaxの1.0倍になるようにめっきスタブ導体2の長さL2を設定し、スタブ導体3の長さL3をL2×0.8に設定し、接続点1aと1bとの間の距離DをL2×1.0に設定し、めっきスタブ導体2及びスタブ導体3の有無のときのポートP1,P2間の通過係数S21の周波数特性を示すグラフである。 図4において、めっきスタブ導体2の共振周波数f2がストリップ導体1を介して伝送される伝送信号の最大の周波数fmaxの1.4倍になるようにめっきスタブ導体2の長さL2を設定し、接続点1aと1bとの間の距離DをL2×1.0に設定し、スタブ導体3の長さL3を変化させたときのポートP1,P2間の通過係数S21の周波数特性を示すグラフである。 図4において、めっきスタブ導体2の共振周波数f2がストリップ導体1を介して伝送される伝送信号の最大の周波数fmaxの1.4倍になるようにめっきスタブ導体2の長さL2を設定し、スタブ導体3の長さL3をL2×0.8に設定し、接続点1aと1bとの間の距離Dを変化させたときのポートP1,P2間の通過係数S21の周波数特性を示すグラフである。 本発明の第1の実施形態の第1の変形例に係る半導体装置の要部斜視図である。 本発明の第1の実施形態の第2の変形例に係る半導体装置の要部斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の要部斜視図である。 本発明の第3の実施形態に係る半導体装置の要部斜視図である。 従来技術に係る半導体装置の平面図である。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の各実施形態において、同様の構成要素については同一の符号を付している。
本発明に係る実施形態を得るに至った経緯.
図14は、従来技術に係る半導体装置の平面図である。図14において、半導体装置は、インターポーザ基板104Pと、当該インターポーザ基板104Pに搭載された半導体チップ102とを備えて構成される。半導体チップ102は、複数の端子121を備える。インターポーザ基板104Pの表面には複数の接続端子141(一般的には、入出力端子、又は電極パッドともいう。)が形成されており、半導体チップ102の各端子121とインターポーザ基板104Pの各接続端子141とはワイヤ151を用いて電気的に接続されている。なお、図14では、各端子121と各接続端子141とはワイヤボンディングによって接続されているが、バンプを用いて接続される場合もある。
さらに、インターポーザ基板104Pの表面には、接続配線導体142が形成されている。各接続配線導体142の一端は1つの接続端子141に接続され、他端はインターポーザ基板104Pに形成された電極パッド171に接続される。さらに、電極パッド171は、インターポーザ基板104P内のビア導体と、インターポーザ基板104Pの裏面又は内部に形成された配線と、半田ボールとを介してマザー基板の電極パッドに電気的に接続される。
ここで、一般的に、インターポーザ基板104P上の各接続端子141には、電解めっきを用いて貴金属めっき(例えば、金めっき)処理が施される。この貴金属めっき処理時に、インターポーザ基板104Pの外縁部からインターポーザ基板104P上に形成された配線を介して各接続端子141に通電される。通電後に、通電に用いられた配線の一部は各接続端子141と電極パッド171とを接続する接続配線導体142として用いられるが、残りの部分は各電極パッド171からインターポーザ基板104Pの外縁部まで延在するめっきスタブ導体145として残存する。すなわち、各めっきスタブ導体145の一端は電極パッド171に接続され、他端は開放端であってインターポーザ基板104Pの外縁部において開放端部を形成している。
上述したように、接続配線導体142を介して伝送される伝送信号の波形に、インターポーザ基板104P上のめっきスタブ導体145が悪影響を与えることが知られている。さらに、伝送信号の周波数が高くなるほどめっきスタブ導体145が伝送信号に与える悪影響は大きくなっている。この課題を解決するために、特許文献1及び2には、めっきスタブ導体の残存をなくすことが提案されている。また、特許文献3では、同様の課題を解決するために、めっきスタブ導体を終端抵抗に接続することが提案されている。しかしながら、特許文献1記載の半導体パッケージ基板及び特許文献2記載の半導体チップ収納用パッケージでは、インターポーザ基板を作成した後、めっきスタブ導体を削除する工程が必要であるため、コストアップにつながった。また、特許文献3記載の半導体装置では、めっきスタブ導体の開放端に接続するチップ抵抗を製造する工程及びチップ抵抗を実装する工程が必要になりコストアップにつながった。
このため、従来技術に比較して製造コストを削減し、かつめっきスタブ導体による伝送信号の歪みを小さくできる半導体装置を提供することを目的として、本発明に係る実施形態を得るに至った。
第1の実施形態.
図1は、本発明の第1の実施形態に係る半導体装置100の図2のラインA−Bに沿った断面図であり、図2は、図1のインターポーザ基板104の平面図である。また、図3は、図2の半導体チップ102の複数の端子121のうちの1つの端子121に接続された接続端子141と、接続配線導体142と、電極パッド171と、めっきスタブ導体145と、ビア導体144と、電極パッド181と、半田ボール210と、スタブ導体146とを示す斜視図である。
図1において、半導体装置100は、半導体チップ102と、インターポーザ基板104と、マザー基板300とを備えて構成される。半導体チップ102は、例えばデジタル映像信号などの約2GHzの周波数を有する高周波デジタル信号を処理するための集積回路が組み込まれたICチップである。半導体チップ102は、高周波デジタル信号を入出力するための複数の端子121を有する。
また、図1及び図2において、インターポーザ基板104は、微細ピッチで形成される半導体チップ102の各端子121をマザー基板300の各電極パッド310に電気的に接続するために設けられる。ここで、インターポーザ基板104は、誘電体にてなる絶縁層164と、絶縁層164の表面、内部及び裏面に形成された導体とを備えて構成される。具体的には、図2に示すように、誘電体にてなる絶縁層164の表面には、複数の接続端子141と、複数の接続配線導体142と、複数の電極パッド171と、ストリップ導体である複数のめっきスタブ導体145と、ストリップ導体であるスタブ導体146とが形成される。なお、図2及び図3において、スタブ導体146は、接続配線142上の所定の接続点142cに接続された一端と開放端である他端とを有する。また、図1に示すように、絶縁層164内には複数のビア導体144及び接地導体162が形成され、絶縁層164の裏面には複数の電極パッド181が形成される。
図1及び図2において、接続端子141はそれぞれ半導体チップ102の複数の端子121に対応して設けられ、ワイヤ151を用いて各端子121にワイヤボンディングされている。接続配線導体142の一端はそれぞれ接続端子141に接続され、他端はそれぞれ電極パッド171に接続されている。ここで、接続配線導体142は、接続端子141から離れるほど各接続配線導体142間の間隔が広くなるように形成されている。また、ビア導体144は層間接続部であり、電極パッド171に接続された一端と、電極パッド181に接続された他端とを有する。図2では、各電極パッド171の直径は各接続配線導体142の幅よりも大きい。また、インターポーザ基板104をより小型にするために、隣り合う接続配線導体142に接続される電極パッド171の位置は、インターポーザ基板104の外縁部からの距離が互いに異なるようにずらされている。さらに、電極パッド181上に半田ボール210が形成されている。インターポーザ基板104の電極パッド181は、半田ボール210と、マザー基板300の電極パッド310と、マザー基板300内に形成されたビア導体330及び信号配線導体320とを介して、マザー基板300上の信号処理回路などの電子回路(図示せず。)に電気的に接続されている。ここで、信号配線導体320はストリップ形状を有しマザー基板300の裏面に形成された接地導体362に対向する。
インターポーザ基板104上の各接続端子141には、電解めっきを用いて貴金属めっき(例えば、金めっき)処理が施される。この貴金属めっき処理時に、インターポーザ基板104の外縁部からインターポーザ基板104上に形成されためっきスタブ導体145と、電極パッド171と、接続配線導体142とを介して各接続端子141に通電される。めっきスタブ導体145の一端は電極パッド171を介して接続配線導体142に接続され、他端は開放端であってインターポーザ基板104の外縁部において開放端部を形成している。めっきスタブ導体145は、上記通電後に他端が開放されたままで残存している。なお、各接続配線導体142及び各めっきスタブ導体145はそれぞれインターポーザ基板104の表面にめっき処理によって形成される。
なお、図1に示すように、接地導体162は絶縁層164を挟んで接続配線導体142に対向するように形成され、接続配線導体142と接地導体162とはマイクロストリップ線路を構成する。また、信号配線導体320と接地導体362とは、マイクロストリップ線路を構成する。
以上説明したように構成することにより、半導体チップ102の各端子121とマザー基板300上の電子回路との間で、ワイヤ151と、接続端子141と、接続配線導体142と、電極パッド171と、ビア導体144と、電極パッド181と、半田ボール210と、電極パッド310と、ビア導体330と信号配線導体320とを介して高周波デジタル信号である伝送信号が送受信される。ここで、図3に示すように、インターポーザ基板104において、半導体チップ102に接続された一端を有する接続配線導体142と、電極パッド171と、ビア導体144と、電極パッド181と、半田ボール210と、電極パッド310と、ビア導体330と、信号配線導体320とは、半導体チップ102とマザー基板300上の電子回路との間で伝送信号を送受信するための信号伝送線路を構成する。
次に、図3におけるめっきスタブ導体145の長さ、スタブ導体146の長さ、及び接続点142cと電極パッド171の中心との間の距離の各設定方法を説明する。なお、以下のシミュレーションでは、信号レートが1Gbpsである伝送信号を伝送するために、2GHzの帯域幅を確保するようにこれらのパラメータを探索している。すなわち、伝送信号の最大の周波数fmaxは2GHzである。
図4は、図3の接続配線導体142の接続端子141に接続された一端と、マザー基板300上の電子回路との間の信号伝送線路のモデルを示す斜視図である。図4において、誘電体基板10の裏面には接地導体9が形成される一方、誘電体基板10の表面にはストリップ導体1と、めっきスタブ導体2と、スタブ導体3とが形成される。
図4において、誘電体基板10を挟設するストリップ導体1と接地導体9とは、マイクロストリップ線路を構成する。なお、図4においてストリップ導体1の左側の一端をポートP1とし、右側の一端をポートP2とする。また、めっきスタブ導体2は、ストリップ導体1上の接続点1aに接続された一端と、開放端とを有する。さらに、スタブ導体3は、ストリップ導体1上の接続点1bに接続された一端と、開放端とを有する。ここで、めっきスタブ導体2とスタブ導体3とは、それぞれ長さL2及びL3を有し、接続点1aと1bとの間の距離は距離Dである。なお、図4において、めっきスタブ導体2は図3のめっきスタブ導体145に対応し、スタブ導体3は図3のスタブ導体146に対応し、接続点1aは図3の電極パッド171の中心に対応し、接続点1bは図3の接続点142cに対応する。さらに、図4において、ポートP1は図3の接続配線導体142の接続端子141に接続された一端に対応し、ポートP2は、図1の配線導体320のマザー基板300上の電子回路側の一端に対応する。
図4のモデルにおいて、誘電体基板10の比誘電率を4.2に設定し、誘電体基板10の厚みを0.1mmに設定し、ストリップ導体1、めっきスタブ導体2及びスタブ導体3の各幅を0.1mmに設定し、各厚みを0.008mmに設定した。そして、通過係数S21の周波数特性をシミュレーションにより計算した。また、始めに、ポートP1と接続点1bとの間の距離を10mmに設定し、距離Dを10mmに設定し、接続点1aとポートP2との間の距離を3mmに設定し、長さL2を12mmに設定し、長さL3を8mmに設定した。
図5は、図4において、めっきスタブ導体2の共振周波数f2がストリップ導体1を介して伝送される伝送信号の最大の周波数fmaxの1.4倍になるようにめっきスタブ導体2の長さL2を設定し、スタブ導体3の長さL3をL2×0.8に設定し、接続点1aと1bとの間の距離DをL2×1.0に設定し、めっきスタブ導体2及びスタブ導体3の有無のときのポートP1,P2間の通過係数S21の周波数特性を示すグラフであり、図6は、図5の拡大図である。また、図7は、図4において、めっきスタブ導体2の共振周波数f2がストリップ導体1を介して伝送される伝送信号の最大の周波数fmaxの1.0倍になるようにめっきスタブ導体2の長さL2を設定し、スタブ導体3の長さL3をL2×0.8に設定し、接続点1aと1bとの間の距離DをL2×1.0に設定し、めっきスタブ導体2及びスタブ導体3の有無のときのポートP1,P2間の通過係数S21の周波数特性を示すグラフである。
図5及び図7に示すように、めっきスタブ導体2及びスタブ導体3がない場合は、通過係数S21は周波数によらず実質的に一定の値を有する。しかしながら、めっきスタブ導体2があり、かつスタブ導体3がない場合、めっきスタブ導体2が波長L2×4で共振するため、通過係数S21の周波数特性において波長L2×4に対応する共振周波数f2を有する反共振点が現れる。このため、図7に示すように、共振周波数f2が周波数fmaxと等しい場合、伝送信号の最大の周波数fmaxにおいて通過係数S21が減衰してしまい、周波数fmaxまでの帯域幅を確保できない。このとき、図4において、ポートP1から入力される伝送信号と、めっきスタブ導体2の開放端で反射した反射信号とが干渉してポートP2から出力される伝送信号に波形歪みが生じてしまう。
そこで、図5及び図7に示すように、めっきスタブ導体2に加えてスタブ導体3を設けた場合、スタブ導体3が波長L3×4で共振するため、通過係数S21の周波数特性において波長L3×4に対応する周波数を有する2つ目の反共振点が現れる。さらに、スタブ導体3の長さL3をめっきスタブ導体2の長さL2より短いように設定することにより、スタブ導体3の存在に起因する反共振点の周波数を共振周波数f2より高くできる。
スタブ導体3の長さL3をL2×0.8に設定し、かつ接続点1aと1bとの間の距離DをL2×1.0に設定して、長さL2を変化させることにより共振周波数f2を周波数fmaxより高い周波数範囲において変化させた結果、図5及び図6に示すように、共振周波数f2が周波数fmax×1.4以上であるときに、周波数fmaxにおける通過係数S21は、スタブ導体3がないときの通過係数S21より高くなることが分かった。このとき、図5に示すように、共振周波数f2における通過係数S21の減衰量はスタブ導体3がないときの減衰量より大きくなるが、周波数fmaxより低い周波数では通過係数S21の減衰量を小さくでき、周波数fmaxまでの帯域幅を確保できる。このため、ポートP2から出力される伝送信号の波形歪みを小さくできる。具体的には、図5及び図6に示すように、周波数fmaxにおける通過係数S21は約2.0dBだけ大きくなった。
図8は、図4において、めっきスタブ導体2の共振周波数f2がストリップ導体1を介して伝送される伝送信号の最大の周波数fmaxの1.4倍になるようにめっきスタブ導体2の長さL2を設定し、接続点1aと1bとの間の距離DをL2×1.0に設定し、スタブ導体3の長さL3を変化させたときのポートP1,P2間の通過係数S21の周波数特性を示すグラフである。スタブ導体3の長さL3を変化させたとき、長さL3が長さL2以下であるときに、周波数fmaxにおける通過係数S21は、スタブ導体3がないときの通過係数S21より大きくなった。特に、図8に示すように、長さL3をL2×0.8に設定したとき、周波数fmaxにおける通過係数S21は最大になり、周波数fmaxまでの帯域幅を確保できた。
図9は、図4において、めっきスタブ導体2の共振周波数f2がストリップ導体1を介して伝送される伝送信号の最大の周波数fmaxの1.4倍になるようにめっきスタブ導体2の長さL2を設定し、スタブ導体3の長さL3をL2×0.8に設定し、接続点1aと1bとの間の距離Dを変化させたときのポートP1,P2間の通過係数S21の周波数特性を示すグラフである。距離Dを変化させたとき、距離Dが0.4×L2以上かつ1.5×L2以下であるときに、周波数fmaxにおける通過係数S21は、スタブ導体3がないときの通過係数S21より大きくなった。特に、図9に示すように、距離DをL2×1.0に設定したとき、周波数fmaxにおける通過係数S21は最大になり、周波数fmaxまでの帯域幅を確保できた。
以上説明した図4のモデルのシミュレーション結果により、周波数fmaxまでの帯域幅を確保するためには、めっきスタブ導体2の長さL2と、スタブ導体3の長さL3と、接続点1aと1bとの間の距離Dとを以下のように設定すればよいことがわかった。
(1)めっきスタブ導体2の長さL2:めっきスタブ導体2の共振周波数f2がストリップ導体1を介して伝送される伝送信号の最大の周波数fmaxの1.4倍になるように設定する。
(2)スタブ導体3の長さL3:長さL2以下に設定する。
(3)接続点1aと1bとの間の距離D:0.4×L2以上かつ1.5×L2以下に設定する。
特に、長さL3をL2×0.8に設定し、距離DをL2×1.0に設定することにより周波数fmaxにおける通過係数S21の減衰量を最小にできる。
なお、上記シミュレーションにおいて、信号レートが1Gbpsである伝送信号を伝送するために、2GHzの帯域幅を確保するようにめっきスタブ導体2の長さL2と、スタブ導体3の長さL3と、接続点1aと1bとの間の距離Dを探索したが、本発明はこれに限られない。めっきスタブ導体2の長さL2と、スタブ導体3の長さL3と、接続点1aと1bとの間の距離Dとを上述したようにそれぞれ設定することにより、1Gbps以上の所定の信号レートの伝送信号を、信号レートの2倍の帯域幅を確保して伝送できる。
以上説明したように、本実施形態によれば、電解めっきを利用してインターポーザ基板104に配線パターンを形成してめっきスタブ導体145が残る場合でも、めっきスタブ導体145による伝送信号の歪みを小さくできる。さらに、スタブ導体146は、インターポーザ基板上の他の導体142,145などを形成するステップにおいて形成できるので、従来技術に比較して製造コストを削減できる。
なお、図4において、接続点1bをめっきスタブ導体2のポートP1側に設けたが、本発明はこれに限られず、接続点1bをめっきスタブ導体2のポートP2側に設けてもよい。すなわち、接続点1bは、ポートP1とP2との間の接続点1a以外の位置に設ければよい。
第1の実施形態の第1の変形例.
第1の実施形態において、スタブ導体146はストリップ形状を有したが、本発明はこれに限られない。図10は、本発明の第1の実施形態の第1の変形例に係る半導体装置の要部斜視図である。本変形例に係る半導体装置は、第1の実施形態に係る半導体装置100(図3参照。)に比較して、スタブ導体146に代えてスタブ導体146Aを備えた点が異なる。ここで、スタブ導体146Aは、半径rの扇形の形状を有し、当該扇形の頂点で接続配線導体142の接続点142cに接続されている。本変形例において、半径rは図4のスタブ導体3の長さL3と同様に設定される。
本変形例によれば、スタブ導体146Aの半径rを変化させることにより、特に、共振周波数f2(例えば、図5参照。)近傍での通過係数S21の周波数特性が変化し、その結果、伝送信号の最大の周波数fmax近傍での通過係数S21の周波数特性が変化する。従って、スタブ導体146Aの半径rを変化させることにより、第1の実施形態に比較して周波数fmax近傍での通過係数S21の減衰量をさらに小さくできる。
第1の実施形態の第2の変形例.
図11は、本発明の第1の実施形態の第2の変形例に係る半導体装置の要部斜視図である。本変形例に係る半導体装置は、第1の実施形態に係る半導体装置100(図3参照。)に比較して、スタブ導体146Bをさらに備えた点が異なる。ここで、スタブ導体146Bはストリップ導体であって、接続配線142上の所定の接続点142dに接続された一端と開放端である他端とを有する。
本変形例によれば、スタブ導体146Bはスタブ導体146Bの長さの4倍の波長で共振するため、通過係数S21の周波数特性において3個目の共振点が生じる。従って、スタブ導体146Bの長さ及び接続点142dの位置を調整することにより、第1の実施形態に比較して周波数fmax近傍での通過係数S21の減衰量をさらに小さくできる。
なお、本変形例に係る半導体装置は2個のスタブ導体146及び146Bを備えたが、本発明はこれに限られず、3個以上の複数のスタブ導体を備えてもよい。
第2の実施形態.
図12は、本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の要部斜視図である。本実施形態に係る半導体装置は、第1の実施形態に係る半導体装置100(図3参照。)に比較して、スタブ導体146に代えてスタブ導体146Cを備えた点が異なる。図13において、ビア導体144は、絶縁層164内に形成されたビアランド190を貫通するように形成されている。また、スタブ導体146Cは、ビアランド190に接続された一端と、開放端である他端とを有する。ここで、めっきスタブ導体145の長さは図4のめっきスタブ導体2の長さL2と同様に設定され、スタブ導体146Cの長さは図4のスタブ導体3の長さL3と同様に設定され、ビアランド190の中心と電極パッド171の中心との間の距離は、図4の距離Dと同様に設定される。
従って、本実施形態によれば、第1の実施形態と同様に、めっきスタブ導体145による伝送信号の歪みを小さくできる。さらに、スタブ導体146Cを誘電体層164内に形成するので、インターポーザ基板104の表面に形成する場合に比較して、インターポーザ基板104の表面のスペースを効率的に利用できる。
なお、スタブ導体146Cの形状を、第1の実施形態の第1の変形例に係るスタブ導体146Aと同様に、扇形にしてもよい。また、絶縁層164内に複数のスタブ導体146Cを形成してもよい。
第3の実施形態.
図13は、本発明の第3の実施形態に係る半導体装置の要部斜視図である。本実施形態に係る半導体装置は、第1の実施形態に係る半導体装置100(図3参照。)に比較して、スタブ導体146に代えてスタブ導体146Dを備えた点が異なる。図13において、ビア導体144は、電極パッド181と、半田ボール210と、マザー基板300上に形成されたストリップ形状を有する信号配線導体321とを介して、マザー基板300上の電子回路に接続される。さらに、スタブ導体146Dは、信号配線導体321上の接続点321cに接続された一端と、開放端である他端とを有する。ここで、めっきスタブ導体145の長さは図4のめっきスタブ導体2の長さL2と同様に設定され、スタブ導体146Dの長さは図4のスタブ導体3の長さL3と同様に設定され、接続点321cと電極パッド171の中心との間の距離は、図4の距離Dと同様に設定される。
従って、本実施形態によれば、第1の実施形態と同様に、めっきスタブ導体145による伝送信号の歪みを小さくできる。さらに、スタブ導体146Cをマザー基板300上に形成するので、高密度化が進んでいるインターポーザ基板104にスタブ導体146Cを設ける場合に比較して、半導体装置の設計の効率化を図ることができる。
なお、スタブ導体146Dの形状を、第1の実施形態の第1の変形例に係るスタブ導体146Aと同様に、扇形にしてもよい。また、マザー基板300上に複数のスタブ導体146Dを形成してもよい。さらに、スタブ導体146Dをマザー基板300内に形成してもよい。
また、上記各実施形態及び変形例において、半導体装置はマザー基板300を含んだが、本発明はこれに限られず、マザー基板300を含まなくてもよい。
以上説明したように、第1の態様に係る半導体装置は、
半導体チップに接続された一端を有する接続配線導体と、上記接続配線導体の他端と第1の接続点において接続された一端と開放端の他端とを有するめっきスタブ導体とがインターポーザ基板上に形成され、上記半導体チップから上記接続配線導体及び上記第1の接続点を介して電子回路までの信号伝送線路を含む半導体装置において、
上記第1の接続点以外の上記信号伝送線路上の第2の接続点に接続された一端と、開放端である他端とを有するスタブ導体を備え、
上記めっきスタブ導体の長さは、当該めっきスタブ導体の共振周波数が上記信号伝送線路を伝送する伝送信号の最大の周波数の1.4倍になるように設定され、
上記スタブ導体の長さは、上記めっきスタブ導体の長さ以下に設定され、
上記第1の接続点と上記第2の接続点との間の距離は、上記めっきスタブ導体の長さの0.4倍以上かつ上記めっきスタブ導体の長さの1.5倍以下に設定されたことを特徴とする。
第1の態様に係る半導体装置によれば、従来技術に比較して製造コストを削減し、伝送信号の最大の周波数までの帯域幅を確保してめっきスタブ導体による伝送信号の歪みを小さくできる。
第2の態様に係る半導体装置は、第1の態様に係る半導体装置において、
上記スタブ導体の長さは、上記めっきスタブ導体の長さの0.8倍に設定され、
上記第1の接続点と上記第2の接続点との間の距離は、上記めっきスタブ導体の長さと等しいように設定されたことを特徴とする。
第2の態様に係る半導体装置によれば、伝送信号の最大の周波数における通過係数S21の減衰量を最小にできる。
第3の態様に係る半導体装置は、第1又は第2の態様に係る半導体装置において、
上記スタブ導体は、上記インターポーザ基板上に形成されたことを特徴とする請求項1又は2記載の半導体装置。
第3の態様に係る半導体装置によれば、スタブ導体を接続配線導体及びめっきスタブ導体を形成する工程で形成できる。
第4の態様に係る半導体装置は、第1又は第2の態様に係る半導体装置において、上記スタブ導体は、上記インターポーザ基板内に形成されたことを特徴とする。
第4の態様に係る半導体装置によれば、インターポーザ基板表面のスペースを効率的に利用できる。
第5の態様に係る半導体装置は、第1又は第2の態様に係る半導体装置において、上記スタブ導体は、上記マザー基板に形成されたことを特徴とする。
第5の態様に係る半導体装置によれば、半導体装置の設計の効率化を図ることができる。
第6の態様に係る半導体装置は、第1から第5の態様のうちのいずれか1つの半導体装置において、上記スタブ導体は、扇形の形状を有することを特徴とする。
第6の態様に係る半導体装置によれば、伝送信号の最大の周波数近傍での通過係数の減衰量をさらに小さくできる。
第7の態様に係る半導体装置は、第1から第6の態様のうちのいずれか1つの半導体装置において、
少なくとも1つの別のスタブ導体をさらに備え、
上記少なくとも1つの別のスタブ導体の各一端は、上記第1及び第2の接続点以外の上記信号伝送線路上の接続点にそれぞれ接続され、上記少なくとも1つの別のスタブ導体の各他端は開放端であることを特徴とする。
第7の態様に係る半導体装置によれば、伝送信号の最大の周波数近傍での通過係数の減衰量をさらに小さくできる。
第8の態様に係る半導体装置は、第1から第7の態様のうちのいずれか1つの半導体装置において、上記伝送信号の信号レートは1Gbps以上であることを特徴とする。
第8の態様に係る半導体装置によれば、1Gbps以上の信号レートを有する伝送信号を伝送できる。
以上説明したように、上記構成によれば、めっきスタブ導体の長さは、当該めっきスタブ導体の共振周波数が信号伝送線路を伝送する伝送信号の最大の周波数の1.4倍になるように設定され、スタブ導体の長さは、めっきスタブ導体の長さ以下に設定され、第1の接続点と第2の接続点との間の距離は、めっきスタブ導体の長さの0.4倍以上かつめっきスタブ導体の長さの1.5倍以下に設定されたので、従来技術に比較して製造コストを削減し、かつめっきスタブ導体による伝送信号の歪みを小さくできる。
1…ストリップ導体、
2…めっきスタブ導体、
3…スタブ導体、
9…誘電体基板、
10…接地導体、
100…半導体装置、
102…半導体チップ、
104…インターポーザ基板、
121…端子、
141…接続端子、
142…接続配線導体、
144…ビア導体、
145…めっきスタブ導体、
146,146A,146B,146C,146D…スタブ導体、
151…ワイヤ、
162…接地導体、
164…絶縁層、
171,181…電極パッド、
190…ビアランド、
210…半田ボール、
300…マザー基板、
310…電極パッド、
320,321…信号配線導体、
330…ビア導体、
362…接地導体。

Claims (8)

  1. 半導体チップに接続された一端を有する接続配線導体と、上記接続配線導体の他端と第1の接続点において接続された一端と開放端の他端とを有するめっきスタブ導体とがインターポーザ基板上に形成され、上記半導体チップから上記接続配線導体及び上記第1の接続点を介して電子回路までの信号伝送線路を含む半導体装置において、
    上記第1の接続点以外の上記信号伝送線路上の第2の接続点に接続された一端と、開放端である他端とを有するスタブ導体を備え、
    上記めっきスタブ導体の長さは、当該めっきスタブ導体の共振周波数が上記信号伝送線路を伝送する伝送信号の最大の周波数の1.4倍になるように設定され、
    上記スタブ導体の長さは、上記めっきスタブ導体の長さ以下に設定され、
    上記第1の接続点と上記第2の接続点との間の距離は、上記めっきスタブ導体の長さの0.4倍以上かつ上記めっきスタブ導体の長さの1.5倍以下に設定されたことを特徴とする半導体装置。
  2. 上記スタブ導体の長さは、上記めっきスタブ導体の長さの0.8倍に設定され、
    上記第1の接続点と上記第2の接続点との間の距離は、上記めっきスタブ導体の長さと等しいように設定されたことを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 上記スタブ導体は、上記インターポーザ基板上に形成されたことを特徴とする請求項1又は2記載の半導体装置。
  4. 上記スタブ導体は、上記インターポーザ基板内に形成されたことを特徴とする請求項1又は2記載の半導体装置。
  5. 上記電子回路はマザー基板上に設けられ、
    上記スタブ導体は、上記マザー基板に形成されたことを特徴とする請求項1又は2記載の半導体装置。
  6. 上記スタブ導体は、扇形の形状を有することを特徴とする請求項1から5までのうちのいずれか1つに記載の半導体装置。
  7. 少なくとも1つの別のスタブ導体をさらに備え、
    上記少なくとも1つの別のスタブ導体の各一端は、上記第1及び第2の接続点以外の上記信号伝送線路上の接続点にそれぞれ接続され、上記少なくとも1つの別のスタブ導体の各他端は開放端であることを特徴とする請求項1から6までのうちのいずれか1つに記載の半導体装置。
  8. 上記伝送信号の信号レートは1Gbps以上であることを特徴とする請求項1から7までのうちのいずれか1つに記載の半導体装置。
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