JP2013222333A - 情報処理装置、処理ステム、ホスト、データ処理方法、プログラム - Google Patents

情報処理装置、処理ステム、ホスト、データ処理方法、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】コネクションを短期間に接続・切断する通信を採用した場合にホストが装置の再起動を検知可能な処理システムを提供すること。
【解決手段】コネクションを接続した後、送信した要求に対する応答を受信する毎にコネクションを切断するホスト100と、ホストから受信した要求に応じた処理を行う情報処理装置20とを有する処理システム12であって、情報処理装置に要求を送信する要求送信手段33と、情報処理装置から応答を受信する応答受信手段34と、ホストから要求を受信する要求受信手段41と、起動してから要求を受信するまで起動情報を記憶する起動情報記憶手段46と、要求受信手段が要求を受信した場合、起動情報記憶手段に起動情報が記憶されているか否かを判定する起動判定手段43と、起動判定手段が起動情報記憶手段に起動情報が記憶されていると判定した場合、ホストに起動通知を送信する応答送信手段42と、を有することを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、ホストと装置がコネクションを接続・切断して、ホストが要求を送信し、装置が受信した要求に応じた処理を行う処理システム等に関する。
ホストコンピュータと装置の間で通信を繰り返して処理を行う処理システムがある。
図1は、処理システムの概略図の一例を示す図である。ホストコンピュータはユーザの操作を受け付ける処理、記憶しているデータに処理を施してデータを準備する処理、装置にデータを送信する処理などを行う。装置は、ホストコンピュータから処理要求(以下、要求という)を受け取り、要求に応じた処理を行うと共に、処理結果(以下、応答という)をホストコンピュータに送信する。
一般に、このような通信を行う前にホストコンピュータと装置はコネクション(論理的な通信路)を確立する必要がある。コネクションの状態には、通信が可能な接続状態と通信ができない切断状態があり、接続状態となることで、ホストコンピュータは要求を送信し、装置は応答を送信できる。接続状態を確立するための手順には種々あるが、例えば通信のシーケンス番号を交換する手順などがある。
ホストコンピュータは、必要な一連の処理が終わるまでコネクションの接続状態を維持すればよいが、必ずしも常に接続状態を維持する必要はなく、接続の単位(期間)は、ホストコンピュータ又は装置がコネクションを切断することで制御することができる。
上記の通信システムの通信においても、コネクション接続の単位(期間)に関して、
(i) 一連の処理が終わるまで常に接続しておく方式
(ii) 要求と応答を1回ずつ行う毎に接続、切断する方式
の2種類の方式が考えられる。
ところで、通信中に装置に異常が生じ、装置が自動的に又はユーザ操作によって再起動する場合がある。この異常への対応に関して上記の2つの方式には、それぞれ利点と欠点がある。
(i)の方式
図2は、一連の処理が終わるまで常に接続しておく方式を説明する図の一例である。なお、図2のホストは、ホストコンピュータ、又は、ホストコンピュータで動作するアプリケーション(ホストアプリ)であるが、以下では両者を区別せずにホストと称する場合がある。
図2(a)に示すように、コネクション接続からコネクション切断までの枠で囲まれた一連の通信が、1つのコネクション内で行われている。図2(b)に示すように、装置に異常が発生した場合、装置の無応答や、シーケンス番号の初期化などにより、ホストコンピュータと装置の間のコネクションも切断される。
利点:装置が再起動した場合にはコネクションが切断されるので、それによってホストは、装置が再起動したことを知ることができ、必要な復旧処理を行うことができる。
欠点:装置が再起動した場合は必ずコネクション接続処理からやり直すことになるので、実際には継続処理が可能かもしれないのに、初期設定などを行いホストの状態を初期状態に遷移させなければならない(初期化処理から再開しなければならない)。つまり、図2(b)の再起動後のコネクションにおける要求が、要求1、2の処理結果に依存しない場合でも、ホストは復旧処理をして、初期化処理などの要求1から処理を行う必要がある。
(ii)の方式
図3は、要求と応答を1回ずつ行う毎にコネクションを接続、切断する方式を説明する図の一例である。図3(a)に示すように、1つのコネクションでは、要求と応答の1往復の通信が行われる。
利点:装置が再起動した場合でも、ホストは、要求送信の前に必ずコネクションを接続することから行うので、それまで装置に要求した処理によっては初期処理を行うこと無しに処理を続行できる場合がある。
欠点:装置の異常の有無に関係なくコネクションが切断されるので、コネクションが切断されてから、次に接続されるまでの間に装置が再起動した場合、ホストは、装置の再起動を知ることができない。例えば、図3(b)に示すように、要求1により装置の状態が遷移したような場合、装置の再起動を知ることができないため適切な対応を行うことができない。
両方の欠点を解消するには、(i)の方式を採用しその欠点を解消すること、又は、(ii)の方式を採用しその欠点を解消すること、が考えられる。しかし、前者の手法はホストの状態遷移を複雑にするため、実現コストが大きいことが予想される。そこで、後者の手法を採用することが有効であると考えられる。
このような決定の解消に対し、装置からホストに再起動したことを通知する技術がある(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1には、不揮発性記憶手段に予め通知先ホストを記憶しておき、再起動後に自装置の再起動完了を通知先ホストに対して通知する画像処理装置が開示されている。特許文献1に記載された画像処理装置では、画像処理装置が通知先ホストに再起動完了を通知できるので、通知先ホストは装置の再起動を知ることができる。
しかしながら、特許文献1に開示された画像処理装置は、通知先ホストのIPアドレスを予め記憶していなければならないという問題がある。また、通知先ホストの状態を考慮せずに画像処理装置が再起動完了を通知するため、例えば、通知先ホストが復帰処理などを行っている間に再起動完了を通知してしまうと通知先ホストは画像処理装置の再起動を検出できない。画像処理装置は再起動完了の通知を再送信することもできるが処理が複雑になってしまうし、再送信するまでの間、処理を行うことができない。
本発明は、上記課題に鑑み、コネクションを短期間に接続・切断する通信を採用した場合にホストが装置の再起動を検知可能な情報処理装置を提供することを目的とする。
上記課題に鑑み、本発明は、コネクションを接続した後、送信した要求に対する応答を受信する毎にコネクションを切断するホストと、前記ホストから受信した要求に応じた処理を行う情報処理装置とを有する処理システムであって、
前記ホストは、前記情報処理装置に要求を送信する要求送信手段と、前記情報処理装置から応答を受信する応答受信手段と、を有し、
前記情報処理装置は、前記ホストから要求を受信する要求受信手段と、起動してから要求を受信するまで起動情報を記憶する起動情報記憶手段と、前記要求受信手段が要求を受信した場合、前記起動情報記憶手段に前記起動情報が記憶されているか否かを判定する起動判定手段と、前記起動判定手段が前記起動情報記憶手段に前記起動情報が記憶されていると判定した場合、前記ホストに起動通知を送信する応答送信手段と、を有する、ことを特徴とする。
コネクションを短期間に接続・切断する通信を採用した場合にホストが装置の再起動を検知可能な情報処理装置を提供することができる。
処理システムの概略図の一例を示す図である。 一連の処理が終わるまで常に接続しておく方式を説明する図の一例である。 要求と応答を1回ずつ行う毎にコネクションを接続、切断する方式を説明する図の一例である。 処理システムの概略的な特徴を説明する図の一例である。 レーザー書込システムの概略を説明する図の一例である。 書込制御装置のハードウェア構成図の一例である。 ラベルである感熱記録媒体に描画された文字等の一例を示す図である。 感熱記録媒体に描画される「T」という文字の描画例を説明する図の一例である。 描画対象の文字と図形の一例を、書込制御装置が使用する走査命令の一例をそれぞれ示す図である。 画像処理装置、書込制御装置のハードウェアブロック図の一例である。 画像処理装置と書込制御装置の機能ブロック図の一例である。 画像処理装置と書込制御装置の間のコネクションの接続、切断を説明する図の一例である。 画像処理装置の動作手順を示すフローチャート図の一例である。 書込制御装置の動作手順を示すフローチャート図の一例である。 画像処理装置の動作手順を示すフローチャート図の一例である。 画像処理装置の動作手順を示すフローチャート図の一例である。 処理システムの概略的な特徴を説明する図の一例である(実施例2)。 画像処理装置の動作手順を示すフローチャート図の一例である(実施例2)。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。
図4は、本実施例の処理システムの概略的な特徴を説明する図の一例である。本実施例では、ホストと装置が、要求と応答を1回ずつ行う毎にコネクションを接続、切断する方式で互いに通信している。
(1)ホストが要求1を送信後、装置が応答1を送信した。
(2)ホストが要求2を送信後、装置が応答2を送信した。
(3)その後、装置に異常が発生し、装置が再起動した。
(4)ホストが要求3を送信し、装置が要求3を受信した場合、装置は「起動通知」をホストに送信する。すなわち、装置は起動した後、1回目の要求3を受信した場合に、起動通知をホストに送信する。
(5)ホストは起動通知を受信した場合、要求3が要求1,2の処理結果に依存するか否かを判定し(継続して要求3から処理を再開できるかどうかを判定し)、適切な対応を行うことができる。図4(a)では、要求3から処理を再開できると判定して、要求3から送信を再開している。
図4(b)はホスト側の処理を説明する図の一例である。ホストは、起動通知を受信した場合、それまでの処理の状態(要求した応答)を判断する。
A.再開・継続が困難な処理の途中だった場合、要求1からやり直す
B.再開・継続が可能な処理の途中だった場合、要求3からやり直す
C.それ以外は初期化処理から再開する
このように、本実施例の処理システムは、ホストが装置の再起動を知ることで、処理の進捗に応じて適切な要求を装置に送信することができる。このため、ホストが意図しない動作を装置が行うことを防止でき、また、装置は再起動前の状態から処理を再開できる場合がある。
〔処理システムの適用例〕
上述した処理システムが適用されるシステム例について具体的に説明する。
図5は、レーザー書込システム12の概略を説明する図の一例である。レーザー書込システム12では、レーザーを照射して文字等を描画する書込制御装置20が上記の"装置"に、描画用のデータを生成するなどの処理を行う画像処理装置100が上記のホストに、それぞれ対応する。以下、レーザー書込システム12を例に説明するが、起動通知による再起動の検知は、ホストと装置がコネクションを接続して処理する処理システムに好適に適用できる。
図5に示すよう、レーザーで文字や記号を感熱記録媒体14に書き込む技術が実用化されている。シート上の感熱記録媒体14に文字等の描画が可能になったことで、工場などでコンテナ等の容器のラベルに文字等を描画することが容易になった。さらに、描画と消去を繰り返し行えるリライタブルタイプの感熱記録媒体14も実用化が進んでいる。例えば、物流で利用されるコンテナを想定すると、同じコンテナの宛先が毎回、同じとは限らないので、コンテナにラベルを貼ったまま消去し、新しい文字等の描画ができれば、ラベル交換の必要性を大幅に低減できる。
図示するように、コンベア11上をコンテナ13が移動している。コンテナ13には感熱記録媒体14が装着(固定)、貼付、又は、着脱可能に保持されている。コンベア11が形成する搬送経路には、感熱記録媒体14と対面する位置に書込制御装置20が配置されている。書込制御装置20はコンテナ13の通過をセンサなどで検出し、ラベルである感熱記録媒体14に文字、数字、記号、又は、図形等(以下、単に文字等という場合がある)を描画する。
レーザー書込システム12は、書込制御装置20及び画像処理装置100を有する。画像処理装置100は、ユーザ操作を受け付け、書込制御装置20にラベルのデータの走査命令を要求という形態で送信することで描画を要求する。書込制御装置20は、ラベルのデータを含む走査命令から印刷データを生成し、レーザーの照射位置、描画パワー、描画スピード等を制御しながらレーザーを照射して、感熱記録媒体14に文字等を描画する。なお、画像処理装置100と書込制御装置20の役割は必ずしも明確でなくてよく、要求と応答により感熱記録媒体14に文字等を描画できるように処理が分担されていればよい。
図6は、書込制御装置20のハードウェア構成図の一例を示す。書込制御装置20は、制御装置29とレーザー照射装置30を有している。制御部装置29は、例えば、書込制御装置20に装着された基板、書込制御装置20のCPUなど、レーザー照射装置30を制御するものである。制御装置29は画像処理装置100とのインタフェースを有している。
レーザー照射装置30は、レーザーを照射するレーザー発振器21、レーザーの照射方向を変える方向制御ミラー24、方向制御ミラー24を駆動する方向制御モータ23、スポット径調整レンズ22、及び、焦点距離調整レンズ25、を有する。
レーザー発振器21は、半導体レーザー(LD(Laser Diode))であるが、気体レーザー、固体レーザー、液体レーザー等でもよい。方向制御モータ23は、方向制御ミラー24の反射面の向きを2軸に制御する例えばサーボモータである。方向制御モータ23と方向制御ミラー24とによりガルバノミラーを構成する。スポット径調整レンズ22は、レーザー光のスポット径を大きくするレンズであり、焦点距離調整レンズ25はレーザー光を収束させて焦点距離を調整するレンズである。
この感熱記録媒体14は、表面から深さ方向に向かって、保護層、熱可逆性フィルムで構成された記録層、基材層、バックコート層という4層をもって構成されている。感熱記録媒体14は、柔軟性と同時にある程度の強度特性を有するように構成され、繰り返し使用することができる。 感熱記録媒体14が感熱紙と呼ばれても、植物繊維のみから作成されるものではなく、植物繊維を一切含まない場合もある。
感熱記録媒体14は、その一部に書き換え可能な可逆表示領域としてのリライタブル表示領域が設けられている。リライタブル表示領域は、熱可逆性(Thermo-Chromic)フィルム等の可逆性感熱記録媒体14により構成される。この可逆性感熱記録媒体14には、温度に依存して透明度が可逆的に変化する態様と、温度に依存して色調が可逆的に変化する態様とがある。
本実施例では、温度に依存して色調が可逆的に変化する可逆記録媒体で、記録層にロイコ染料と顕色剤を含むことで、リライタブル特性を実現する熱可逆性フィルムを使用する。
すなわち、発色は、消色状態から融点以上(例えば約180℃)に加熱し、ロイコ染料と顕色剤とが混合した溶融状態から急冷することによって行なう。 この場合、染料と顕色剤が結合したまま凝集し、ある程度規則的に集合した状態を形成して発色状態が固定される。
一方、消色は、発色状態を溶融しない温度(例えば130から170℃)に再加熱することにより行なう。この場合、発色の集合状態が崩れ、顕色剤が単独で結晶化して分離することによって消色状態になる。
ロイコ染料は、無色又は淡色の染料前駆体であり、特に制限はなく、従来公知のもの中から適宜選択することができる。
〔走査命令について〕
図7はラベルである感熱記録媒体14に描画された文字等の一例を示す図である。ラベル140には、複数の数字、文字、図形、バーコード等が描画されている。文字等の描画の際、複雑な文字等にも対応できるようにレーザーはレンズにより集光されスポット光になる。このため、レーザーで文字等を描画する場合、文字等のストロークをレーザーのスポット光でなぞるようにレーザーの照射位置が制御される。
図8は、感熱記録媒体14に描画される「T」という文字の描画例を説明する図の一例である。図8(a)はプリンタなど印刷装置の印字例である。「T」は横線と縦線の2つのストロークから形成されている。レーザーで「T」を描画する場合、このストロークをなぞる。
図8(b)はストロークの始点と終点の組(s1、e1)、(s2、e2)の一例を示す図である。レーザーの照射位置を制御する書込制御装置20は、例えばガルバノミラーでスポット光の位置を調整するなどして、レーザーを照射せずに照射位置をs1に移動させる。続いて、レーザーの照射を開始して (以下、単に"レーザーON"と記載する場合がある)、スポット光をs1からe1まで移動させる。
次に、書込制御装置20は、レーザーの照射を止め(以下、単に"レーザーOFF"と記載する場合がある)、レーザーを照射せずに照射位置をs2に移動させる。次に、レーザーの照射を開始して、スポット光をs2からe2まで移動させる。これにより、2本のストロークが描画され、感熱記録媒体14上に「T」という文字が描画される。
このように、感熱記録媒体14に対し、意図した文字等を形成する際、書込制御装置20は、「どの位置からこの位置までレーザーONにしてスポット光を移動させる」といった命令で制御を行う。
図9(a)は描画対象の文字と図形の一例を、図9(b)は書込制御装置20に送信される走査命令の一例をそれぞれ示す。走査命令は、左から順に以下の内容を意味している。
ln:行番号(ストローク番号)
W:レーザーのON/OFF("1"がON、"0"がOFF)
Sp:始点の座標
Ep:終点の座標
なお、座標は、横の位置を指定するものをX, 縦の位置を指定するものをYとして扱い、(X, Y)で示す。Xは右に位置するほど値が増加し、Yは上に行くほど値が増加するものとする。座標点の取り方は一例である。
したがって、感熱記録媒体14に文字等を描画する場合、画像処理装置100は描画対象の文字等からスポット光の走査命令を生成しなければならない。また、元の文字等を回転させたり、線と線の重なっている部分を除去したり、その他の情報を設定する、といった処理を行うことも想定される。このため、スポット光の走査命令に変換される、描画対象のデータは、ベクトルデータ形式として用意されている。なお、図9では不図示だが、走査命令には1つの文字毎に、描画パワー(レーザー出力)や描画スピードを含めることができるようになっている。画像処理装置100はこの走査命令を1つ以上の要求に含めて書込制御装置20に送信する。
図10(a)は、画像処理装置100のハードウェアブロック図の一例を示す。画像処理装置100は、一般的な情報処理装置を利用することができる。情報処理装置は、パソコン、ワークステーション、タブレットPC等が知られているが、どのような呼称でもよい。
画像処理装置100は、CPU101、ROM102、RAM103、HDD104、ネットワークI/F105、グラフィックボード106、キーボード107、マウス108、メディアドライブ109、DVD−ROMドライブ110、及び、通信インタフェース111を有する。CPU101は、HDD104に記憶されたプログラム130を実行して画像処理装置100の全体の動作を制御する。ROM102は、IPL(Initial Program Loader)や静的なデータを記憶している。RAM103は、CPU101がプログラム130を実行する際のワークエリアとして使用される。
HDD104にはCPU101が実行するプログラム130やOSが記憶される。プログラム130は、画像処理装置100が、描画対象の文字のベクトルデータ、図形や枠線などの形状情報から走査命令を生成するためのプログラムである。ベクトルデータそのものを作ることもできる。ネットワークI/F105はネットワークに接続するための例えばイーサネットカード(登録商標)であり、主にレイヤ1、2の処理を提供する。レイヤ3以上の処理は、OSに含まれるTCP/IPのプロトコルスタックやプログラムが提供する。
グラフィックボード106は、CPU101がビデオRAMに書き込んだ描画コマンドを解釈してディスプレイ120にウィンドウ、メニュー、カーソル、文字又は画像などの各種情報を表示する。
キーボード107は、文字、数値、各種指示などのための複数のキーを備え、ユーザの操作を受け付けCPU101に通知する。同様に、マウス108はカーソルの移動、メニューなどの処理対象の選択、処理内容などのユーザの操作を受け付ける。
メディアドライブ109は、フラッシュメモリ等の記録メディア111に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。DVD−ROMドライブ110は、着脱可能な記録媒体の一例としてのCD−RW、DVD−RW等の光メディア112に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。また、上記各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン112を備えている。
通信インタフェース111は、書込制御装置20と接続されている。通信インタフェース111はネットワークI/F105にて代用してもよいし、PCIスロットに装着された拡張ボードなどでもよい。
プログラム130は、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、コンピュータで読み取り可能な記録メディア121や光メディア122に記録して配布される。また、プログラム130は、不図示のサーバからインストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで画像処理装置100に配布されてもよい。プログラム130は、上記のホストアプリに相当する。
図10(b)は、書込制御装置20の制御装置29のハードウェア構成図の一例を示す。図10(b)は、主にソフトウェアによって制御装置29を実装する場合のハードウェア構成図であり、コンピュータを実体としている。コンピュータを実体とせず書込制御装置20を実現する場合、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の特定機能向けに生成されたICを利用する。
制御装置29は、CPU201、メモリ202、DVD−ROMドライブ203、通信装置204、ハードディスク205、入力装置206、ディスプレイ207、及び、通信インタフェース208を有する。ハードディスク205には、走査命令から変換された印刷データに基づきレーザー発振器21や方向制御モータ23を制御する制御プログラム220が記憶されている。
CPU201は、ハードディスク205から制御プログラム220を読み出し実行し、リライタブルペーパ14に文字を描画する。メモリ202は、DRAMなどの揮発性メモリで、CPU201が制御プログラム220を実行する際の作業エリアとなる。入力装置206は、マウスやキーボードなどレーザー照射装置30を制御する指示をユーザが入力するための装置である。ディスプレイ207は、例えば制御プログラム220が指示する画面情報に基づき所定の解像度や色数で、GUI(Graphical User Interface)画面を表示するユーザインターフェイスとなる。例えば、リライタブルペーパ14に描画する文字の入力欄が表示される。
DVD−ROMドライブ203は、記憶媒体230を脱着可能に構成され、記憶媒体からデータを読み出し、また、記録媒体230にデータを書き込む際に利用される。制御プログラム220及び走査命令DB210は、記憶媒体230に記憶された状態で配布され、記憶媒体230から読み出されハードディスク205にインストールされる。なお、制御プログラム220及び走査命令DB210は、ネットワークを介して接続した所定のサーバからダウンロードすることができる。
記憶媒体230は、DVD-ROM、ブルーレイディスク、SDカード、マルチメディアカード、xDカード等、着脱可能な可搬型の不揮発性のメモリである。通信装置204は、例えばイーサネットカード(登録商標)や、シリアル通信装置(USB(Universal Serial Bus)、IEEE1394、Bluetooth(登録商標)等)である。
通信インタフェース208は、画像処理装置100と接続されている。通信インタフェース208は通信装置204にて代用してもよい。
〔画像処理装置100と書込制御装置20が有する機能〕
図11は、画像処理装置100と書込制御装置20の機能ブロック図の一例である。画像処理装置100は、制御部31、応答内容判定部32、要求送信部33、及び、応答受信部34を有する。
・制御部31は、書込制御装置20が描画するために必要な要求を所定の順番で送信するために、要求の送信制御を行っている。例えば、初期化処理(通信の設定や描画パワーなどの設定変更の要求が含まれる)の要求、データ生成要求(描画対象のデータの全てに対し順次、生成要求する)、印刷開始要求、の順に要求を送信する。このような各要求の送信の順番をシーケンスという場合がある。
制御部31は、送信すべき要求を送信するよう要求送信部33に依頼する。また、制御部31は、応答内容判定部32から通常処理又は復旧処理のいずれを行うかの指示を受け、通常処理又は復旧処理を行う。通常処理は、コネクションを接続状態にし、要求を送信して応答を受信し、コネクションを切断する処理である。復旧処理は、起動通知を受信した場合の処理であり詳しくは後述する。
・要求送信部33は、依頼された要求を装置に送信する。すなわち、要求をコマンドやメソッドに置き換え、必要なパラメータやデータ(走査命令)を所定のデータフォーマットに格納して書込制御装置20に送信する。
・応答受信部34は、書込制御装置20からの応答を受信し応答内容判定部32に渡す。すなわち、データフォーマットから応答内容又は起動通知を取り出して応答内容判定部32に送信する。応答にはACK(肯定応答)及びNAK(否定応答)がある。
・応答内容判定部32は、受け取った応答又は起動通知に基づき、制御部31に、通常処理を続行するか、復旧処理を行うかを指示する。
書込制御装置20は、状態管理部43、処理実行部44、印刷データ蓄積部45、応答送信部42、及び、要求受信部41を有している。また、状態管理部43はフラグ46を参照したり操作できる。
・要求受信部41は、画像処理装置100からの要求を受信し、コマンドやメソッド、及び、パラメータやデータを取り出し状態管理部43に渡す。
・応答送信部42は、画像処理装置100に応答又は起動通知を送信する。
・状態管理部43は、フラグ46を参照して現在の状態を判断し、起動直後である場合は、応答送信部42に「起動通知」を送信するよう要求する。起動直後でない場合は、処理実行部44に、要求に対応する処理を実行させる。
起動直後であるか否かの判定は、例えば、書込制御装置20の起動時に決まった値に初期化されるフラグ46を利用する。起動直後に"1"であるとすると、状態管理部43は要求を受信した際にフラグ46が"1"なら起動直後であると判定し、要求を受信した際にフラグ46が"0"なら起動直後でないと判定する。なお、状態管理部43は、要求を受信した際にフラグ46が"1"の場合、フラグ46を"0"に操作する。
・処理実行部44は、要求に応じた処理を行う。
要求が設定変更である場合(設定変更要求)、処理実行部44は書込制御装置20の設定を変更する。設定可能な属性には、例えば、通信に関する設定、描画パワー、描画スピードなどがある。
要求が印刷データの作成である場合(データ生成要求)、処理実行部44は要求と共に送信された走査命令から印刷データを作成する。すなわち、走査命令のW(レーザーのON/OFF)に応じてレジスタに設定する値を決定したり、走査命令のSp(始点)とEp(終点)を電圧値などのレジスタに設定するための値に変換する。
要求が印刷開始の場合(印刷開始要求)、各ストロークの描画順に印刷データを読み出し、レジスタに設定していくことで描画を行う。
・印刷データ蓄積部45は、処理実行部44により生成された印刷データを蓄積する。また、印字を開始する時は、処理実行部44が、印刷データ蓄積部45から蓄積されている印刷データを読み出す。
〔コネクションの接続と切断〕
図12は、画像処理装置100と書込制御装置20の間のコネクションの接続、切断を説明する図の一例である。コネクションは論理的な通信経路であり、コネクションが接続状態とは、通信するために必要な情報(例えば、シーケンス番号、パスワード、暗号キー等)を交換した状態をいう。接続状態であれば、画像処理装置100は要求を送信でき、書込制御装置20は要求を受信でき、また、書込制御装置20は応答を送信でき、画像処理装置100は応答を受信できる。
接続状態を切断するためには、画像処理装置100(ホスト)が明示的にコネクションの切断を要求する。この他、画像書込装置20が所定時間、応答を送信しない場合(タイムアウト)もコネクションは切断される。
本実施例では、画像処理装置100の要求送信部33は、要求送信前にコネクションを接続し、要求を1回送信し、応答を1回受信すると、コネクションを切断する。コネクションの接続からコネクションの切断までが1つのコネクションである。こうすることで、書込制御装置20が再起動した場合、初期処理を行うことなく処理を続行できる状況を作り出すことができる。なお、1つの要求又は1つの応答が複数のデータパケットにより構成されていてもよい。
〔動作説明〕
<ホストアプリの処理>
図13は、画像処理装置100の動作手順を示すフローチャート図の一例である。図13の動作手順は、画像処理装置100の起動に伴って、又は、ユーザがプログラム130(ホストアプリ)を実行することでスタートする。なお、図13では、コネクションの接続・切断処理を省略している。
ホストアプリは、最初に初期化処理を行う(S10)。初期化処理には、書込制御装置20との通信速度やプロトコルの設定を行ったり、通信できるかを確認したり、描画に先立つ書込制御装置20の設定処理などが含まれる。
制御部31は、ラベル単位に一連の処理を行うものとする。例えば、K個のコンテナのK個の各ラベル140に描画する場合、全てのラベル140を描画するまでラベル単位でK回の処理を繰り返す。(S20)
また、ラベル1枚の印刷に対し以下の処理を行う。
1.データ生成要求1 〜 n
2.印字開始要求
このデータ生成要求1〜n、印刷開始要求のそれぞれは、それぞれが1つのコネクションで送信される要求である。データ生成要求の数nは、ラベル内の描画対象の文字数、1つの文字がもつストローク数、バーコードの有無などよって異なる。
データ生成要求により、書込制御装置内の印刷データ蓄積部45に印刷データが蓄積される。データ生成要求は、1枚のラベル140に必要な印刷データが揃うまで繰り返し書込制御装置20に送信される(S30〜S50)。なお、制御部31は、データ生成要求に通し番号を含め、n番目のデータ作成要求にデータ作成要求が最後であることを含めることが好ましい。書込制御装置20の要求受信部41は、通し番号により受信ミスがないことを検出できる。また、制御部31は、要求のトータルの数であるnをデータ生成要求に含め、n番目のデータ作成要求にデータ作成要求が最後であることを含めることとしてもよい。これにより、要求受信部41は、受信した要求の数をカウントすることで、全てのデータ生成要求を受信したことを検出できる。後者の場合、データが正しい順番で受信できたか否かは不明になるが、応答と受信が1対なので、正しい順番で受信したことは推定できる。
制御部31は、1枚のラベル140に描画すべき全ての文字などの印刷データを生成要求したか否かを判定し、n番目の要求を送信し、書込制御装置20からACKを受信すると、印刷開始要求を書込制御装置20に送信する(S60)。印字開始要求により、印刷データ蓄積部45に蓄積された印刷データが印刷され、1枚のラベル140が描画される。
このように、制御部31にとって、現在のホストアプリの状態が、初期化処理、データ生成要求、又は、印刷開始要求のいずれの状態か常に検知されている。制御部31はこれを利用して、復旧処理を行う。
<書込制御装置の処理>
図14は、書込制御装置20の動作手順を示すフローチャート図の一例である。図14の処理は、書込制御装置が1つの要求を受信する毎に繰り返し実行される。
書込制御装置20の要求受信部41は画像処理装置100から要求を受信する(S110)。
状態管理部43は、まず、書込制御装置20が起動した直後か否かを判定する(S120)。状態管理部43は、フラグ46を参照して、起動した直後に要求を受信したか否かを判定する。
起動した直後に要求を受信した場合(S120のYes)、状態管理部43は応答送信部42に起動通知を送信させる(S190)。これにより、起動した直後に要求を受信したことを、画像処理装置100に通知できる。
起動した直後に要求を受信してない場合(S120のNo)、状態管理部43は形式(データフォーマット)が正しいか否かを判定する(S130)。すなわち、要求に含まれるコマンドやメソッドが登録されているものか、必要なデータが含まれているか否か、冗長符号によりエラー検出されないかどうか等を判定する。
要求のデータフォーマットが正しくない場合(S130のNo)、状態管理部43はNAK(否定応答)を書込制御装置20に送信する(S180)。
要求のデータフォーマットが正しい場合(S130のYes)、状態管理部43は受信した要求が、現在、処理可能な要求か否かを判定する(S140)。この判定は、例えば、
・初期化処理の後にデータ作成要求を受信したか否か、
・全てのデータ作成要求を受信した後に印刷開始要求を受信したか否か
・印刷開始要求を受信していないのに次のラベル140のデータ作成要求を受信したか否か等により判定される。
現在、処理可能な要求でない要求を受信した場合(S140のNo)、状態管理部43はNAK(否定応答)を書込制御装置20に送信する(S180)。
現在、処理可能な要求を受信した場合(S140のYes)、状態管理部43は処理実行部44に要求を出力することで、処理実行部44が要求に応じた処理を実行する(S150)。
処理実行部44が要求に応じた処理を行い、処理結果を状態管理部43に出力する。状態管理部43は処理結果に基づき処理が正常に実行できたか否かを判定する(S160)。処理が正常に実行できなかった場合(S160のNo)、状態管理部43はNAK(否定応答)を画像処理装置100に送信する(S180)。
処理が正常に実行できた場合(S160のYes)、状態管理部43はACK(肯定応答)を画像処理装置100に送信する(S170)。
<画像処理装置が書込制御装置から応答を受信した際の処理>
図15は、画像処理装置100の動作手順を示すフローチャート図の一例である。図15の処理は、画像処理装置100が1つの応答を受信する毎に繰り返し実行される。
画像処理装置100の応答受信部34が応答を受信する(S210)。
応答内容判定部32は、まず、応答の種類を判別する(S220)。図14にて説明したように、応答の種類には、「肯定応答」「否定応答」があり、応答そのものではないが要求に対し送信される「起動通知」がある。
(i)肯定応答の場合
応答内容判定部32は肯定応答に対し処理を継続すると判定し、制御部31に処理の続行(通常処理)を指示する(S230)。この場合、制御部31は通常処理の中でデータ生成要求又は印刷開始要求等を行う。
(ii)起動通知の場合
起動通知を受信した場合、書込制御装置20が起動した後、初めて要求を受信したことを意味するので、応答内容判定部32は制御部31に復帰処理を指示する。画像処理装置100の制御部31は、自身の状態を判断して、次の処理を決定する。
まず、制御部31は、どの要求に対する応答かを判定する(S240)。
a.1枚のラベルの描画の途中でない(図4(b)の「そのまま続行」に対応)
1枚のラベル140の途中ではないとは、「初期化処理からデータ生成要求1の前まで」、又は、「全てのラベルを処理し終わった後、印刷開始要求の後からホストアプリ終了まで」に起動通知を受信した場合である。
制御部31は、直前に送信した要求に基づき処理を続行する。ここで、書込制御装置20が起動通知を応答する契機となった要求に対し、書込制御装置20はまだ処理を行っていないので、制御部31は、直前に送信した要求から処理をやり直す(S250)。このように、画像処理装置100は要求を再開するだけで処理を継続でき、描画時間を短縮できる。
b.1枚のラベルの描画の途中だった(図4(b)の「処理群の始めからやり直し」に対応)
1枚のラベル140の途中とは、「データ生成要求1から印字開始要求までの間」に起動通知を受信した場合である。この場合、印刷データ蓄積部45に蓄積された印刷データが失われてしまったと考えられるので、「データ生成要求1」からやり直す(S260)。この場合も、画像処理装置100は初期化処理から再開するのでなく、「データ生成要求1」から要求を再開すればよいので、描画時間を短縮できる。
c.印刷開始要求の後
書込制御装置20が途中までラベル140に描画し、描画し終える前に書込制御装置20に異常が生じることも可能性としてゼロではない。この状態を検知するタイミングとしては、例えば、「印刷開始要求の後」であるというタイミングがある。
描画し終える前に書込制御装置20に異常が生じるタイミングについて補足する。
(i)書込制御装置20が、印刷開始要求を受信すると、処理実行部44が1枚のラベル140の描画が完了する前に、応答送信部42が応答を送信するような設計の場合がある(描画可能であれば応答を送信するような設計の場合→描画が完了する前に印刷データの処理を開始できる)。この場合、「印刷開始要求の後、(次のラベルの)データ生成要求1に対し」起動通知を受信すると、途中までラベル140が描画されている可能性がある。
(ii)また、書込制御装置20は、印刷開始要求を受信すると、処理実行部44が1枚のラベル140の描画が完了した後に、応答送信部42が応答を送信する設計の場合がある。したがって、書込制御装置20に異常が生じると、画像処理装置100が印刷開始要求に対し応答を受信できない。このため、例えば、応答を受信できないため、再度、「印刷開始要求を送信した後、該要求に対し」起動通知を受信したような場合、途中までラベル140が描画されている可能性がある。
いずれの場合も、描画が途中の可能性があるので、これらの場合、制御部31は、ラベル140の消去を書込制御装置20に要求する(S270)。書込制御装置20にはラベル140を消去するイレーザーの機能が備わっているため、処理実行部44はラベル140を消去できる。また、レベルが消色温度になるような描画パワーに設定し、描画した印字データをなぞることでもレベルを消去できる。具体的には、消去するための要求と応答を1回以上繰り返す。
また、ラベル140の途中まで描画されている場合に画像処理装置100が起動通知を受信した場合、印刷データ蓄積部45に蓄積された印刷データが失われてしまったと考えられるので、「データ生成要求1」からやり直す(S260)。
このように、ラベル140を消去して再描画することで、描画が完了していないラベル140が発生してしまうなどの描画不良を低減できる。
(iii) 否定応答の場合
応答内容判定部32は否定応答に対し以下のように処理する。
まず、応答内容判定部32は直前に、起動通知を受信したか否かを判定する(S280)。直前に起動通知を受信していた場合(S280のYes)、再起動直後であるので肯定応答できないことから、書込制御装置20に何らかの異常が発生している可能性が高いと考えられる。すなわち、直前に起動通知を受信していた場合、画像処理装置100は、起動通知を受信した要求から再開する(S250)、データ生成要求1から再開する(S260)、ラベル140の消去のための要求を行う(S270)、のいずれかを行う。しかし、いずれの要求に対しても書込制御装置20が正常であれば、肯定応答を送信するはずである。
したがって、この場合、応答内容判定部32は、書込制御装置20に重大なエラーが発生したものとして、異常時処理を行う(S290)。このステップS280でYesと判定された場合の処理(S290)が、図4(b)の「初期化処理からやり直し」に対応する。
異常時処理には以下のようなものがある。
・オペレータに通知する
・サービスマンの予め設定されたメールアドレスへのメール送信など
一方、直前に起動通知を受信してない場合(S280のNo)、応答内容判定部32はどの要求に対する否定応答かを判定する(S300)。要求送信部33はどのような要求を送信したかは、制御部31に問い合わせてもよいし、常に、最後の要求を応答内容判定部32が保持していてもよい。
送信した要求が印刷開始要求の場合、書込制御装置20が描画を開始したが描画が完了できなかった可能性があるので、制御部31にラベル140の初期化を指示する(S310)。この後、制御部31は、書込制御装置20を再起動するなどのエラー処理を行う。
送信した要求が印刷開始要求でない場合、初期化要求やデータ生成要求に対し否定応答が送信されたため、制御部31に例えば再度、同じ要求を送信するよう指示する。この後、書込制御装置20が肯定応答を再開すれば処理を継続し、所定数以上、否定応答が連続した場合、エラー処理を行う。
<画像処理装置が書込制御装置から応答を受信した際の処理(変形例)>
図15の処理では、受信した応答がどの要求に対する応答かによって、ラベル140を消去するか否かを判定していた。しかし、ラベル140を消去すべきか否かを厳密に判定することが困難であったり、厳密に判定しようとするとコスト増となる場合もある。そこで、起動通知を受信した場合、どの要求に対する応答かを判定することなく、ラベル140を消去することも有効である。
図16は、画像処理装置100の動作手順を示すフローチャート図の一例である。図16の処理は、図15のステップS270、S310がなく、その代わりに、ステップS245、S285を有している。
すなわち、応答内容判定部32が起動通知を受信したと判定した場合(S220)、応答内容判定部32はどの要求に対する応答かを判定し(S240)、1枚のラベル140の途中であった場合、制御部31はラベル140を消去すべきと判定する(S245)。これにより、ラベル140が描きかけになっている可能性がある場合は、必ずラベル140を消去できる。起動通知があることはそれほど多くないので処理が遅延することもほとんどない。
また、図15と同様に、制御部31は否定応答を受信した場合にラベル140を消去する。応答内容判定部32が否定応答を受信したと判定した場合(S220)、応答内容判定部32は直前に起動通知を受信したか否かを判定する(S280)。直前に起動通知を受信していない場合、制御部31はラベル140を消去すべきと判定する(S285)。否定応答を受信することは何らかの不具合が生じている可能性があるので、ラベル140を消去し最初から描画することで描画不良を低減できる。
なお、直前に起動通知を受信した場合に(S280のYes)、ラベル140を消去しないのは、起動通知の受信時にすでにラベル140を消去しているためである。
以上説明したように、本実施例の処理システムは、1回の要求と送信でコネクションを切断するので、書込制御装置20が再起動しても必ずしも初期化処理からやり直す必要がない。書込制御装置20が再起動した場合、画像処理装置100は起動通知を受信することで再起動を検知できる。そして、起動通知を受信した時の画像処理装置100の状態に応じて適切な要求から送信を再開するので、画像処理装置100が意図しない動作を書込制御装置20が行うことを防止できる。
なお、本実施例では書込制御装置20が起動後に最初に要求を受信した場合に、起動通知を送信することとした。しかし、起動通知は起動した直後であることを画像処理装置100に通知できればよい。したがって、例えば、起動後に最初に要求を受信したのでない場合に、起動直後でないことを示す情報を肯定応答又は否定応答に含めて送信してもよい。この場合、画像処理装置100は、肯定応答又は否定応答に起動直後でないことを示す情報が含まれていないことから、起動直後であることを検出できる。このようにすることで、予め、肯定応答又は否定応答に含まれている情報の一部を起動通知に利用できる。
実施例1では、起動直後に要求を受信した書込制御装置20が、起動通知を送信するとしたが、起動直後に要求を受信した書込制御装置20が処理を行い、応答と共に起動通知を送信してもよい。この場合、画像処理装置100は送信する要求の回数を1回減らすことができる。
図17は、本実施例の処理システムの概略的な特徴を説明する図の一例である。図17の処理はコネクション2の処理まで、図4と同様である。
(1)ホストが要求1を送信後、装置が応答1を送信した。
(2)ホストが要求2を送信後、装置が応答2を送信した。
(3)その後、装置に異常が発生し、装置が再起動した。
(4)ホストが要求3を送信し、装置が要求3を受信した場合、装置は処理を行い応答と共に「起動通知」をホストに送信する。装置は、図14のS140のように処理可能な要求か否かを判定し、処理可能でない場合、否定応答をホストに送信する。また、処理可能な場合、処理を実行し、正常に処理ができたか否かに応じて肯定応答又は否定応答をホストに送信する。
(5)ホストは、起動通知を受信した場合、肯定応答か否定応答か、及び、実施例1と同様に要求3が過去の要求1,2の処理結果に依存するか否かを判定し、送信すべき要求を判断する。そして、1枚のラベルの途中でない場合は、最後に送信した要求の次の要求から要求の送信を再開する。図では要求4を送信している。
図18は、画像処理装置100の動作手順を示すフローチャート図の一例である。図18の処理は、図15とほぼ同様なので主要処理を説明する。
まず、応答受信部34は書込制御装置から肯定応答のみ、否定応答のみ、起動通知+肯定応答、又は、起動通知+否定応答のいずれかを受信する(S210)。肯定応答のみ、及び、否定応答のみを受信した場合の処理は図15と同様になる。
起動通知+肯定応答、又は、起動通知+否定応答を受信した場合(S220)、応答内容判定部32は、以下のように次に送信すべき応答を判定する(S240)。
a.肯定応答+1枚のラベルの途中ではない
起動通知が送信された要求に対し処理が正常に行われ、1枚のラベルの途中ではないでもないので、制御部31は、直前に送信した要求の次の要求から処理をやり直す(S250−1)。
b.否定応答+1枚のラベルの途中ではない
起動通知が送信された要求に対し処理が正常に行われていないが、1枚のラベルの途中ではない場合、もう一度、制御部31は、直前に送信した要求から処理をやり直す(S250−2)。この後、さらに否定応答が続く場合、ステップS290により異常時処理される。
c.肯定応答or否定応答+1枚のラベルの途中
1枚のラベルの途中だった場合、印字データが消去されているはずなので、肯定応答か否定応答か考慮せず、「データ生成要求1」からやり直す(S260)。
d.印刷開始要求の後
実施例1と同様に、描画が途中の可能性があるので、これらの場合、制御部31は、ラベル140の消去を書込制御装置20に要求する(S270)。
この他は、実施例1の処理と同様になる。また、図16の手順を採用した場合も、「d.印刷開始要求の後」がないだけで同様になる。
このように、書込制御装置20が起動通知を送信する際も処理を行うことで、画像処理装置100が起動通知を受信した場合でも、同じ要求を送信する必要が全くないようにすることができる。
11 コンベア
12 レーザー書込システム
13 コンテナ
14 感熱記録媒体
20 書込制御装置
21 レーザー発振器
22 スポット径調整レンズ
23 方向制御用モータ
24 方向制御ミラー
25 焦点距離調整レンズ
30 レーザー照射装置
31 制御部
32 応答内容判定部
33 要求送信部
34 応答受信部
41 要求受信部
42 応答送信部
43 状態管理部
44 処理実行部
45 印刷データ蓄積部
46 フラグ
100 画像処理装置
特開2007−019810号公報

Claims (14)

  1. コネクションを接続した後、送信した要求に対する応答を受信する毎にコネクションを切断するホストと、前記ホストから受信した要求に応じた処理を行う情報処理装置とを有する処理システムであって、
    前記ホストは、
    前記情報処理装置に要求を送信する要求送信手段と、
    前記情報処理装置から応答を受信する応答受信手段と、を有し、
    前記情報処理装置は、
    前記ホストから要求を受信する要求受信手段と、
    起動してから要求を受信するまで起動情報を記憶する起動情報記憶手段と、
    前記要求受信手段が要求を受信した場合、前記起動情報記憶手段に前記起動情報が記憶されているか否かを判定する起動判定手段と、
    前記起動判定手段が前記起動情報記憶手段に前記起動情報が記憶されていると判定した場合、前記ホストに起動通知を送信する応答送信手段と、を有する、ことを特徴とする処理ステム。
  2. 前記ホストは、
    前記応答受信手段が前記起動通知を受信したかを判定する応答判定手段と、
    予め定められたシーケンスに従い、前記情報処理装置に送信する要求の内容と順番を制御する要求制御手段と、を有し、
    前記応答判定手段が前記起動通知を受信したと判定した場合、前記要求制御手段は前記起動通知を受信する直前に送信した要求に基づき、前記シーケンスを途中で変更するか否かを判定し、最後に送信した要求から、又は、シーケンスの先頭の要求から、要求を送信することを再開する、
    を有することを特徴とする請求項1記載の処理システム。
  3. 前記情報処理装置は、
    レーザー光を照射して媒体にオブジェクトを描画するレーザー照射手段を有し、
    前記ホストの前記応答判定手段が前記起動通知を受信したと判定した場合、
    前記要求制御手段は、最後に送信した要求がオブジェクトデータの描画データ生成要求の途中であった場合、オブジェクトデータの最初の描画データ生成要求を送信すると判定し、
    最後に送信した要求がオブジェクトデータの描画データ生成要求の途中でない場合、最後に送信した要求を再度、送信すると判定する、
    ことを特徴とする請求項2記載の処理システム。
  4. 前記応答判定手段が前記起動通知を受信したと判定した場合、
    前記要求制御手段は、最後に送信した要求が描画開始要求である場合、前記媒体に描画されているオブジェクトを消去する要求、を送信すると判定する、
    ことを特徴とする請求項3記載の処理システム。
  5. 前記応答判定手段が前記起動通知を受信したと判定した場合、
    前記要求制御手段は、最後に送信した要求がオブジェクトデータの描画データ生成要求の途中であった場合、前記媒体に描画されているオブジェクトを消去する要求を送信すると判定する、
    ことを特徴とする請求項3記載の処理システム。
  6. 前記処理実行手段が要求に応じた処理を実行した場合、前記応答送信手段は肯定応答を前記ホストに送信し、
    前記処理実行手段が要求に応じた処理を実行できない場合、前記応答送信手段は否定応答を前記ホストに送信し、
    前記応答判定手段が前記否定応答を受信したと判定した場合、前記応答判定手段は前記否定応答の直前に前記起動通知を受信したか否かを判定し、
    前記否定応答の直前に前記起動通知を受信していた場合、前記要求制御手段は異常処理を行う、
    ことを特徴とする請求項2〜5いずれか1項記載の処理システム。
  7. 前記要求受信手段が要求を受信し、前記起動判定手段が前記起動情報記憶手段に前記起動情報が記憶されていると判定した場合、
    前記処理実行手段が要求に応じた処理を実行し、前記応答送信手段は、前記否定応答又は前記肯定応答のいずれかと前記起動通知を前記ホストに送信し、
    前記応答判定手段が前記起動通知と前記肯定応答、又は、前記起動通知と前記否定応答を受信した場合、前記要求制御手段は前記起動通知を受信する直前に送信した要求に基づき、前記シーケンスを途中で変更するか否かを判定し、最後に送信した要求の次の要求から、最後に送信した要求から、又は、シーケンスの先頭の要求から、要求を送信することを再開する、
    ことを特徴とする請求項6記載の処理システム。
  8. コネクションを接続した後、送信した要求に対する応答を受信する毎にコネクションを切断するホストから、受信した要求に応じた処理を行う情報処理装置であって、
    前記ホストから要求を受信する要求受信手段と、
    起動してから要求を受信するまで起動情報を記憶する起動情報記憶手段と、
    前記要求受信手段が要求を受信した場合、前記起動情報記憶手段に前記起動情報が記憶されているか否かを判定する起動判定手段と、
    前記起動判定手段が前記起動情報記憶手段に前記起動情報が記憶されていると判定した場合、前記ホストに起動通知を送信する応答送信手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  9. 前記起動判定手段は前記起動情報記憶手段に前記起動情報が記憶されていないと判定した場合、過去に受信した要求に基づき、現在の要求に応じた処理が可能か否かを判定し、
    現在の要求に応じた処理が可能であると判定した場合、要求に応じた処理を行う処理実行手段を、有することを特徴とする請求項8記載の情報処理装置。
  10. レーザー光を照射して媒体にオブジェクトを描画するレーザー照射手段を有し、
    前記ホストから受信した要求が描画データの生成要求である場合、前記処理実行手段は、要求に付随して送信されたオブジェクトのデータからレーザー光の照射位置を指示する描画データを生成し、描画データ蓄積部に蓄積する、
    ことを特徴とする請求項8又は9記載の情報処理装置。
  11. 前記ホストから受信した要求が描画の開始要求である場合、前記処理実行手段は、前記描画データ蓄積部に蓄積されている描画データを読み出し、前記レーザー照射手段により媒体に対しレーザー光の照射することでオブジェクトを描画する、
    ことを特徴とする請求項10記載の情報処理装置。
  12. ホストから要求を受信する要求受信手段と、
    起動してから要求を受信するまで起動情報を記憶する起動情報記憶手段と、
    前記要求受信手段が要求を受信した場合、前記起動情報記憶手段に前記起動情報が記憶されているか否かを判定する起動判定手段と、
    前記起動判定手段が前記起動情報記憶手段に前記起動情報が記憶されていると判定した場合、前記ホストに起動通知を送信する応答送信手段と、を有する情報処理装置と、
    コネクションを接続した後、送信した要求に対する応答を受信する毎にコネクションを切断するホストであって、
    前記情報処理装置に要求を送信する要求送信手段と、
    前記情報処理装置から応答を受信する応答受信手段と、を有することを特徴とするホスト。
  13. コネクションを接続した後、送信した要求に対する応答を受信する毎にコネクションを切断するホストから、受信した要求に応じた処理を行う情報処理装置のデータ処理方法であって、
    要求受信手段が、前記ホストから要求を受信するステップと、
    前記要求受信手段が要求を受信した場合、起動判定手段が、起動してから要求を受信するまで起動情報を記憶する起動情報記憶手段に前記起動情報が記憶されているか否かを判定するステップと、
    前記起動判定手段が前記起動情報記憶手段に前記起動情報が記憶されていると判定した場合、応答送信手段が前記ホストに起動通知を送信するステップと、
    を有することを特徴とするデータ処理方法。
  14. コネクションを接続した後、送信した要求に対する応答を受信する毎にコネクションを切断するホストから、受信した要求に応じた処理を行う情報処理装置に、
    前記ホストから要求を受信する要求受信ステップと、
    前記要求受信ステップにて要求が受信された場合、起動してから要求を受信するまで起動情報を記憶する起動情報記憶手段に前記起動情報が記憶されているか否かを判定する起動判定ステップと、
    前記起動判定ステップにて前記起動情報記憶手段に前記起動情報が記憶されていると判定された場合、前記ホストに起動通知を送信する応答送信ステップと、
    を実行させるプログラム。
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