JP2013222239A - 走行支援制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】連続するカーブの少なくとも1つを運転者に対して適切に報知することが可能な走行支援制御装置を提供する。
【解決手段】走行支援制御装置において、カーブ報知制御手段は、奥側の第2カーブC2の報知タイミングを、手前側の第1カーブC1のカーブ情報に応じて設定する。
【選択図】図5

Description

この発明は、連続するカーブの少なくとも1つを運転者に対して報知する走行支援制御装置に関する。
特許文献1では、複数のカーブが連続する場合(図3のS3:YES)、複数のカーブそれぞれについて許容速度を算出し(S4)、各カーブについて算出した許容速度のうち、最小の許容速度を自車両のカーブ走行時の目標速度Vsとして設定する(S4〜S6)。また、現在の車速が目標速度Vsより速い場合(図3のS10:YES)、目標速度Vsから算出される減速必要距離Lがカーブ入口までの減速余裕距離LCA以下になると(S11:YES)、一番手前のカーブに自車が進入するのに先立って、ドライバに減速操作を促すために目標速度Vsを報知する(S12)。
特開2002−367098号公報
上記のように、特許文献1では、連続する各カーブについて算出した許容速度のうち、最小の許容速度を自車両のカーブ走行時の目標速度Vsとして設定する(S4〜S6)。換言すると、特許文献1では、複数のカーブが連続して存在していても、結局のところ、目標速度を報知するのは最初のカーブの手前であり、その目標速度は、複数のカーブにおける最小の許容速度である。
つまり、特許文献1の場合、運転者が一度の報知を受けただけで、連続するカーブに対する情報を推測しなければならず、運転者は、複数のカーブそれぞれに対しての操作をどのタイミングで行えばいいのかを予測することが困難である。
この発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、連続するカーブの少なくとも1つを運転者に対して適切に報知することが可能な走行支援制御装置を提供することを目的とする。
この発明に係る走行支援制御装置は、自車の位置を取得する自車位置取得手段と、走行路のカーブ情報を取得するカーブ情報取得手段と、前記自車位置取得手段により取得された前記自車の位置と、前記カーブ情報取得手段により取得された前記カーブ情報とから、前記自車の前方に存在する第1カーブと、前記第1カーブよりも前記自車から遠方に存在し前記第1カーブと連続する第2カーブとを検出する連続カーブ検出手段と、前記第2カーブの入口より手前で前記第2カーブの存在を報知するカーブ報知手段を制御するカーブ報知制御手段とを備え、前記カーブ報知制御手段は、前記第2カーブの報知タイミングを、前記第1カーブのカーブ情報に応じて設定することを特徴とする。
この発明によれば、第1カーブに続く第2カーブの存在を報知することができる。また、第1カーブのカーブ情報に応じて第2カーブの報知タイミングを設定するため、第1カーブの影響を考慮して第2カーブの存在を報知することが可能となる。従って、運転者に対し、第2カーブの存在をより適切に報知することが可能となる。
前記カーブ報知制御手段は、前記第1カーブの曲がり度合いが急になる程、前記第2カーブの報知タイミングを早めてもよい。或いは、前記カーブ報知制御手段は、前記第1カーブの半径が小さくなる程又は前記第1カーブの曲率が大きくなる程、前記第2カーブの報知タイミングを早めてもよい。これにより、第1カーブが急である場合、運転者は、より早い段階で第2カーブの存在を認識することが可能となる。このため、運転者は、より早い段階で第2カーブに備えることができ、安全性を向上させることが可能となる。
前記走行支援制御装置は、さらに、前記第1カーブの入口における推奨車速を設定する推奨車速設定手段と、前記推奨車速設定手段により設定された前記推奨車速と前記第1カーブの前記カーブ情報とに基づいて、前記第1カーブを通過する時に発生すると予測される予測横加速度を取得する予測横加速度取得手段とを備え、前記カーブ報知制御手段は、前記予測横加速度取得手段により取得された前記第1カーブの予測横加速度が大きいほど、前記第2カーブの報知タイミングを早めてもよい。
これにより、第1カーブ通過時に発生すると予測される予測横加速度に基づいて第1カーブがどれくらい急であるかについての情報を取得することが可能となる。このため、その情報を基に第2カーブに対する報知タイミングを設定することができるため、第2カーブを走行する前に運転者へ適切な報知を行うことが可能となる。
前記カーブ報知制御手段は、前記第2カーブに比べて前記第1カーブの半径が小さい場合又は前記第2カーブに比べて前記第1カーブの曲率が大きい場合、前記第2カーブの報知を行わないことも可能である。第1カーブが第2カーブより急な場合、第1カーブの報知に応じて運転者が第1カーブに対する減速操作等を行えば、第2カーブに対して対応可能な走行状態になっていると考えられるため、第2カーブに対して報知を行わないことで、運転者に対して報知による煩わしさを低減させることが可能となる。
前記カーブ報知手段は、前記第1カーブの入口より手前で前記第1カーブの存在を報知し、前記カーブ報知制御手段は、前記第1カーブの報知タイミングを、前記第2カーブのカーブ情報に応じて設定してもよい。これにより、第2カーブのカーブ情報に応じて第1カーブの報知タイミングを設定するため、第2カーブの影響を考慮して第1カーブの存在を報知することが可能となる。従って、運転者に対し、第1カーブの存在をより適切に報知することが可能となる。
前記カーブ報知制御手段は、前記第2カーブの半径が小さくなる程又は前記第2カーブの曲率が大きくなる程、前記第1カーブの報知タイミングを早めてもよい。これにより、単一のカーブが自車前方に存在する場合よりも注意が必要である旨を運転者に報知することが可能となり、安全性を高めることが可能となる。
前記カーブ報知制御手段は、前記第2カーブの入口における推奨車速と当該推奨車速を達成するための推奨減速度の少なくとも一方を前記第1カーブの前記カーブ情報に基づいて補正し、前記補正された推奨車速又は推奨減速度に応じて、前記第2カーブの入口から前記第2カーブの報知を行う位置までの距離である報知距離を設定してもよい。これにより、第1カーブを勘案して第2カーブ用の報知距離を設定することが可能となる。従って、第2カーブの報知タイミングをより適切に設定することが可能となる。
前記カーブ報知制御手段は、前記補正された推奨車速又は推奨減速度に応じて設定された前記報知距離に基づく報知開始位置が、前記第1カーブ内にある場合、前記報知開始位置を前記第1カーブの入口又はその手前に移動させてもよい。これにより、第1カーブ走行中に第2カーブの報知が介入しないようにすることで、第1カーブ走行時において運転者が運転し易くなる。また、第1カーブが急な場合でも、第1カーブ進入前に第2カーブの存在を知らせておくことが可能となる。
前記走行支援制御装置は、前記第1カーブの長さを取得するカーブ長さ取得手段をさらに備え、前記第1カーブの長さが所定値以上の場合、前記補正された推奨車速又は推奨減速度に応じて設定された前記報知距離に基づく報知開始位置が、前記第1カーブ内にあるときでも、前記報知開始位置を前記第1カーブ内のまま用いてもよい。第1カーブが比較的長い場合、第2カーブの報知を第1カーブの手前で行うと、運転者が第1カーブ走行中に第2カーブに対して報知されていたという認識が弱まるおそれがある。そこで、第1カーブの長さが所定値以上である場合、第1カーブ走行中に第2カーブの報知を行うことで、運転者に第2カーブを適切に認識させることが可能となる。
前記走行支援制御装置は、前記第1カーブ又は前記第2カーブの報知としてアクセルペダルに報知反力を発生させる反力発生手段をさらに備え、前記カーブ報知制御手段は、前記第1カーブ又は前記第2カーブが急な程、前記報知反力を大きくすると共に、前記第2カーブに比べて、前記第1カーブについての前記報知反力を大きくしてもよい。これにより、第1カーブ又は第2カーブが急な程、アクセルペダルの報知反力を大きくすることが可能となり、運転者に第1カーブ又は第2カーブの曲がり度合いを認識させることが可能となる。また、第1カーブの報知反力を発生させている場合、運転者は、既に第1カーブの存在を認識していることとなる。この場合、第2カーブについての報知反力を第1カーブについての報知反力より小さくすることで、運転者の煩わしさを低減させることが可能となる。
この発明によれば、第1カーブに続く第2カーブの存在を報知することができる。また、第1カーブのカーブ情報に応じて第2カーブの報知タイミングを設定するため、第1カーブの影響を考慮して第2カーブの存在を報知することが可能となる。従って、運転者に対し、第2カーブの存在をより適切に報知することが可能となる。
この発明の第1実施形態に係る走行支援制御装置としての車速監視電子制御装置(以下「車速監視ECU」という。)を搭載した車両のブロック図である。 前記車速監視ECUの機能ブロック図である。 第1実施形態に係るカーブ報知制御の概要を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る単一カーブ用報知制御を説明するための図である。 第1実施形態に係る連続カーブ用第1報知制御を説明するための図である。 第1実施形態に係る連続カーブ用第1報知制御のフローチャート(図3のS6の詳細)である。 第1カーブの曲がり度合いと第2カーブ用の推奨減速度との関係を示す図である。 第2実施形態に係る連続カーブ用第1報知制御を説明するための図である。 第2実施形態に係る連続カーブ用第1報知制御のフローチャート(図3のS6の詳細)である。 第3実施形態に係る連続カーブ用第1報知制御のフローチャート(図3のS6の詳細)である。 第1変形例に係る連続カーブ用第1報知制御のフローチャート(図3のS6の詳細)である。 前記第1変形例において、第1カーブ走行中の予測横加速度と第2カーブ用の推奨減速度との関係を示す図である。 第2変形例について、第1カーブ走行中の予測横加速度と第2カーブ用の推奨横加速度との関係を示す図である。 第3変形例に係る連続カーブ用第1報知制御のフローチャート(図3のS6の詳細)である。 旋回方向が同一である第1カーブ及び第2カーブの例を示す図である。
A.第1実施形態
1.車両10の構成
[1−1.全体構成]
図1は、この発明の第1実施形態に係る走行支援制御装置としての車速監視電子制御装置24(以下「車速監視ECU24」又は「ECU24」という。)を搭載した車両10のブロック図である。車両10は、いわゆるハイブリッド車としての4輪自動車である。或いは、車両10は、ガソリンエンジン車、ディーゼルエンジン車、エンジンを有さない電気自動車(燃料電池車両を含む)等であってもよく、また、車両10は、2輪、3輪、6輪等であってもよい。
図1に示すように、車両10は、車速監視ECU24に加え、駆動装置12と、ブレーキ装置14と、ナビゲーション装置16と、ペダル反力装置18と、ステアリング補助装置20と、センサ群22とを有する。
[1−2.駆動装置12]
駆動装置12は、エンジン30と、走行モータ32と、駆動力電子制御装置34(以下「駆動力ECU34」という。)とを有する。走行モータ32は、車両10の力行時には車両10の駆動力を生成すると共に、車両10の回生時には回生ブレーキにより回生電力を生成する。駆動力ECU34は、運転者によるアクセルペダル70の操作等に応じてエンジン30及び走行モータ32の出力を制御する。
本実施形態では、車両10がカーブに接近している際、走行モータ32の出力を一時的に変化させることで運転者に対してカーブの存在を報知することができる。
なお、駆動力ECU34は、図示しない入出力部、演算部及び記憶部を有する。後述するその他のECUも同様である。
[1−3.ブレーキ装置14]
ブレーキ装置14は、ホイールシリンダ40と、ブレーキアクチュエータ42と、ブレーキ電子制御装置44(以下「ブレーキECU44」という。)とを有する。ブレーキECU44は、図示しないブレーキペダルの操作又は先行車との接近度合い等に応じてブレーキアクチュエータ42及びホイールシリンダ40を介して車輪46に制動力を加える。なお、図1では、車輪46及びホイールシリンダ40を1つのみ示しているが、本実施形態の車両10は、4輪車であるため、実際には、車輪46及びホイールシリンダ40は4つずつ存在する。
また、ブレーキアクチュエータ42は、マスタシリンダ、INバルブ、OUTバルブ、レギュレータバルブ、サクションバルブ、ポンプ、ポンプモータ、リザーバ、ダンパ室、チェック弁及び圧力計等から構成される(いずれも図示せず)。
本実施形態では、車両10がカーブに接近している際、ブレーキ装置14からの制動力を一時的に変化させることで運転者に対してカーブの存在を報知することができる。
[1−4.ナビゲーション装置16]
ナビゲーション装置16は、現在位置検出部50と、道路データベース52(以下「道路DB52」という。)と、スピーカ54と、マイクロフォン56と、タッチパネル58と、ナビゲーション電子制御装置60(以下「ナビゲーションECU60」という。)とを有する。
現在位置検出部50は、車両10(以下「自車10」ともいう。)の現在位置(自車位置)を検出するものであり、例えば、GPS(Global Positioning System)レシーバ、路上のビーコンとの間の通信機、ジャイロセンサ等を有する。道路DB52は、各種の道路情報(カーブの半径、曲率、長さ、角度等を含む。)を有する。
スピーカ54は、ナビゲーション装置16が経路案内をする際の音声を出力する。スピーカ54は、図示しないオーディオ装置と共用のものであってもよい。マイクロフォン56は、経路案内のためにユーザ(運転者又は同乗者)が音声を入力する際に用いる。タッチパネル58は、車両10の予定経路を表示する表示部としての機能と、ユーザからの指令を入力する入力部としての機能とを有する。
ナビゲーションECU60は、現在位置検出部50が検出した現在位置(自車位置)と、道路DB52の道路情報と、マイクロフォン56又はタッチパネル58からの入力情報とに基づいて、スピーカ54及びタッチパネル58を介して経路案内を行う。
本実施形態では、車両10がカーブに接近しているか否かの判定を、ナビゲーション装置16が取得した情報に基づいて行う。また、本実施形態では、車両10がカーブに接近している際、スピーカ54からの警告音又はタッチパネル58における警告表示により運転者に対してカーブの存在を報知することができる。
[1−5.ペダル反力装置18]
ペダル反力装置18は、アクセルペダル70に対してペダル反力を付与する反力モータ72と、反力モータ72を制御するペダル反力電子制御装置74(以下「ペダル反力ECU74」という。)とを有する。ペダル反力ECU74は、車両10の速度(以下「車速V0」又は「現車速V0」という。)[km/h]等に基づいてペダル反力を制御する。
本実施形態では、車両10がカーブに接近している際、反力モータ72からのペダル反力を一時的に変化(増加)させることで運転者に対してカーブの存在を報知することができる。
[1−6.ステアリング補助装置20]
ステアリング補助装置20は、ステアリングホイール80に振動等を付与する振動モータ82と、ステアリング補助電子制御装置84(以下「ステアリング補助ECU84」という。)とを有する。ステアリング補助ECU84は、自車10と前方車との接近度合い等に基づいて振動モータ82による振動等を制御する。
本実施形態では、車両10がカーブに接近している際、振動モータ82からの振動等を一時的に付与することで運転者に対してカーブの存在を報知することができる。
[1−7.センサ群22]
図1に示すように、センサ群22には、アクセルペダルセンサ90、ブレーキペダルセンサ92、スロットル開度センサ94、車速センサ96、ブレーキマスタ圧センサ98、ブレーキホイールシリンダ圧センサ100、前方画像センサ102、ステアリング舵角センサ104、ヨーレートセンサ106及び横加速度センサ108(以下「横Gセンサ108」という。)が含まれる。
アクセルペダルセンサ90は、アクセルペダル70の操作量を検出する。ブレーキペダルセンサ92は、図示しないブレーキペダルの操作量を検出する。スロットル開度センサ94は、エンジン30のスロットル弁(図示せず)の開度を検出する。車速センサ96は、車両10の車速V0を検出する。ブレーキマスタ圧センサ98は、図示しないブレーキブースタの負圧室内の圧力(マスタ圧)を検出する。ブレーキホイールシリンダ圧センサ100(図1では、「ブレーキW/C圧センサ100」と表記する。)は、ホイールシリンダ40内の圧力(ホイールシリンダ圧又はW/C圧)を検出する。
前方画像センサ102は、車両10前方の画像を取得し、車両10前方の障害物の内容(前方車、カーブ等)及び当該障害物までの距離等を検出する。ステアリング舵角センサ104は、ステアリングホイール80の舵角を検出する。ヨーレートセンサ106は、車両10のヨーレートを検出する。横加速度センサ108(以下「横Gセンサ108」という。)は、車両10の横加速度を検出する。
なお、センサ群22に含まれる各センサは、図1におけるその他の要素の一部として機能させることができる。例えば、アクセルペダルセンサ90を駆動装置12及びペダル反力装置18に含ませてもよい。また、車速センサ96は、現在位置検出部50に含まれるジャイロセンサと組み合わせて慣性航法での車両10の現在位置検出に用いるものとしてナビゲーション装置16に含ませてもよい。
[1−8.車速監視ECU24]
車両10の車速V0を監視し、必要に応じて、運転者に対して各種の注意喚起(報知)又は走行支援制御を行う。
図2は、車速監視ECU24の機能ブロック図である。図2に示すように、車速監視ECU24は、自車位置取得機能120、カーブ情報取得機能122、連続カーブ検出機能124、推奨車速設定機能126、推奨減速度設定機能128、残り距離算出機能130、報知距離算出機能132、報知要否判定機能134及び報知実行機能136を有する。これらの機能については、図3等を用いて後述する。
2.本実施形態におけるカーブ報知制御
[2−1.概要]
図3は、第1実施形態に係るカーブ報知制御の概要を示すフローチャートである。ステップS1において、ECU24は、自車10の予定進路に単一の又は複数のカーブが存在するか否かを検出するカーブ検出処理を実行する。
ステップS2において、ECU24は、ステップS1のカーブ検出処理の結果、少なくとも1つのカーブが検出されたか否かを判定する。1つのカーブも検出されない場合(S2:NO)、今回の演算周期においてカーブの存在を報知する制御(後述するS4、S6、S7いずれかの制御)は実行せず、次の演算周期のためにステップS1に戻る。
少なくとも1つのカーブが検出された場合(S2:YES)、ステップS3において、ECU24(連続カーブ検出機能124)は、カーブ検出処理(S1)の結果、連続する複数のカーブ(以下「連続カーブ」ともいう。)が存在するか否かを判定する。ここにいう「連続する」とは、例えば、奥側のカーブ(以下「第2カーブ」という。)の存在の報知を開始する位置が、手前側のカーブ(以下「第1カーブ」という。)内又は第1カーブよりも手前(自車10側)に来る場合をいう。
連続カーブが存在しない場合(S3:NO)、ステップS4において、ECU24は、単一のカーブに用いる単一カーブ用報知制御を実行する。単一カーブ用報知制御は、単一のカーブの存在を報知する。単一カーブ用報知制御については、後述する。連続カーブが存在する場合(S3:YES)、ステップS5に進む。
ステップS5において、ECU24(連続カーブ検出機能124)は、連続カーブのうち第1カーブより第2カーブの方が急であるか否かを判定する。当該判定は、例えば、第1カーブ及び第2カーブの半径又は曲率を比較することで行う。
第2カーブの方が急である場合(S5:YES)、ステップS6において、ECU24は、連続カーブ用第1報知制御を実行する。第2カーブの方が急でない場合(S5:NO)、ステップS7において、ECU24は、連続カーブ用第2報知制御を実行する。
[2−2.カーブ検出処理(図3のS1)]
カーブ検出処理に際し、ECU24は、自車10の予定進路に単一の又は複数のカーブが存在するか否かを、ナビゲーション装置16に対して問い合わせる。ナビゲーション装置16は、自車10の現在位置、予定進路、道路情報等から自車10の予定進路に単一の又は複数のカーブが存在するか否かを判定し、判定結果をECU24に出力する。
ナビゲーション装置16からの情報の代わりに、前方画像センサ102からの画像情報、レーザレーダ(図示せず)からの画像情報、先行車から通信で取得した情報等を用いることもできる。
[2−3.単一カーブ用報知制御(図3のS4)]
図4は、第1実施形態に係る単一カーブ用報知制御を説明するための図である。図4では、次のように定義する。
Pst:カーブCの報知開始位置
Pent:カーブCの入口
R:カーブCの半径
Lr:カーブCまでの距離
Ld:カーブCの報知距離
報知開始位置Pstは、カーブCの存在を運転者に報知することを開始する位置である。距離Lrは、カーブ入口Pentと自車位置との間の距離である。報知距離Ldは、カーブ入口Pentと報知開始位置Pstとの間の距離である。なお、本実施形態では、自車10が報知開始位置Pstまで来た時点でカーブCの存在についての報知を行うが、その後は、報知を継続しない、換言すると、自車10が報知距離Ld内にあっても報知は継続されないことに留意されたい。
本実施形態では、自車10が、カーブCの入口Pent(以下「カーブ入口Pent」ともいう。)に到達した際の推奨車速(目標車速)として推奨車速Vsが用いられる。
自車10が現車速V0から推奨車速Vsまでの減速する際の推奨減速度を推奨減速度Dsとするとき、現車速V0、推奨車速Vs、推奨減速度Ds及び報知距離Ldの関係は、次の式(1)及び式(2)のように表すことができる。
Ds=(V0−Vs)/t ・・・(1)
Ld=V0*t−{(Ds*t)/2} ・・・(2)
tは時間であり、式(1)では、現車速V0を推奨車速Vsに到達させるまでの時間を示し、式(2)では、カーブ入口Pentにおいて現車速V0を推奨車速Vsと等しい値にするための時間を示す。
時間tを消すように式(1)に式(2)を代入すると、式(3)を得ることができる。
Ld=(V0−Vs)/(2*Ds) ・・・(3)
また、式(3)を変形することで、推奨減速度Ds及び推奨車速Vsは、次の式(4)及び式(5)で示すことができる。
Ds=(V0−Vs)/(2*Ld) ・・・(4)
Vs=√{V0−(2*Ds*Ld)} ・・・(5)
上記式(1)〜式(5)からわかるように、推奨車速Vs、推奨減速度Ds、時間t及び報知距離Ldは、互いに関連していると共に、設計者が任意に設定可能なものである。
第1実施形態では、車速センサ96から現車速V0を取得する。また、ナビゲーション装置16からのカーブCの情報に応じて推奨車速Vs及び推奨減速度Dsを設定する。そして、現車速V0、推奨車速Vs及び推奨減速度Dsを式(3)に入力して報知距離Ldを設定する。
[2−4.連続カーブ用第1報知制御(図3のS6)]
(2−4−1.考え方)
(2−4−1―1.定義)
図5は、第1実施形態に係る連続カーブ用第1報知制御を説明するための図である。図5では、次のように定義する。
Pst1:第1カーブC1用の報知開始位置
Pst2:補正前の第2カーブC2用の報知開始位置
Pst2’:補正後の第2カーブC2用の報知開始位置
Pent1:第1カーブC1の入口
Pent2:第2カーブC2の入口
R1:第1カーブC1の半径
R2:第2カーブC2の半径
Lr1:第1カーブC1までの距離
Lr2:第2カーブC2までの距離
Ld1:第1カーブC1用の報知距離
Ld2:補正前の第2カーブC2用の報知距離
Ld2’:補正後の第2カーブC2用の報知距離
(2−4−1―2.説明)
図5に示すように、第1実施形態では、第2カーブ用の報知開始位置Pst2を手前に移動させてPst2’とすると共に、第2カーブ用の報知距離Ld2を長くするように補正してLd2’とする。これらの補正は、第1カーブC1のカーブ情報(ここでは、第1カーブC1の曲がり度合い)に応じて行われる。これにより、第1カーブC1の影響を考慮して第2カーブC2の存在を報知することが可能となる。
(2−4−2.具体的な流れ)
図6は、第1実施形態に係る連続カーブ用第1報知制御のフローチャート(図3のS6の詳細)である。ステップS11において、ECU24は、車速センサ96から現車速V0を取得する。
ステップS12において、ECU24(自車位置取得機能120及びカーブ情報取得機能122)は、ナビゲーション装置16から自車10の位置及び第1カーブC1及び第2カーブC2のカーブ情報を取得する。ここにいうカーブ情報には、第1カーブC1及び第2カーブC2のカーブ入口Pent1、Pent2、半径R1、R2及び法定制限速度が含まれる。
ステップS13において、ECU24(推奨車速設定機能126)は、推奨車速Vs1、Vs2を設定する。推奨車速Vs1、Vs2は、第1カーブC1及び第2カーブC2を走行する際に推奨される車速であり、本実施形態では、自車10が、第1カーブC1の入口Pent1に到達する際に車速V0が推奨車速Vs1以下となることを想定すると共に、自車10が、第2カーブC2の入口Pent2に到達する際に車速V0が推奨車速Vs2以下となることを想定している。推奨車速Vs1、Vs2は、例えば、第1カーブC1及び第2カーブC2の半径R1、R2に基づく推奨車速(カーブ基準推奨車速)又は法定制限速度に基づいて設定する。
ステップS14において、ECU24(推奨減速度設定機能128)は、第1カーブC1用の推奨減速度Ds1を設定する。上記のように、推奨減速度Ds1は、式(1)又は式(4)で示すことができるが、本実施形態では、例えば、推奨減速度Ds1を固定値として設定しておく。
なお、ステップS14では、第1カーブC1用の推奨減速度Ds1と同様の方法で設定した第2カーブC2用の推奨減速度Ds2は設定しない。これは、後述するステップS23において、推奨減速度Ds2を補正した位置付けとなる推奨減速度Ds2’を設定するためである。
ステップS15において、ECU24(残り距離算出機能130)は、第1カーブC1までの距離Lr1及び第2カーブC2までの距離Lr2を算出する。当該算出は、自車位置と第1カーブC1の入口Pent1及び第2カーブC2の入口Pent2との距離を求めることで行う。
ステップS16において、ECU24(報知距離算出機能132)は、第1カーブC1用の報知距離Ld1を算出する。具体的には、ステップS11で取得した現車速V0と、ステップS13で設定した推奨車速Vs1と、ステップS14で設定した推奨減速度Ds1とを、上記式(3)に入力して報知距離Ld1を求める。
なお、ステップS16では、第1カーブC1用の報知距離Ld1と同様の方法によっては、第2カーブC2用の報知距離Ld2を算出しない。これは、後述するステップS24において、報知距離Ld2を補正した位置付けとなる報知距離Ld2’を算出するためである。
ステップS17において、ECU24(報知要否判定機能134)は、現車速V0が第1カーブC1用の推奨車速Vs1を上回っているか否かを判定する。現車速V0が推奨車速Vs1を上回っていない場合(S17:NO)、ステップS21に進む。現車速V0が推奨車速Vs1を上回っている場合(S17:YES)、ステップS18に進む。
ステップS18において、ECU24(報知要否判定機能134)は、第1カーブC1までの距離Lr1が報知距離Ld1を下回っているか否かを判定する。距離Lr1が報知距離Ld1を下回っていない場合(S18:NO)、ステップS21に進む。距離Lr1が報知距離Ld1を下回っている場合(S18:YES)、ステップS19に進む。
ステップS19において、ECU24(報知要否判定機能134)は、第1カーブC1を報知済であるか否かを判定する。当該判定は、例えば、第1カーブC1を報知済であるか否かを示すフラグを用いて行うことができる。
第1カーブC1を報知済でない場合(S19:NO)、ステップS20において、ECU24(報知実行機能136)は、第1カーブC1を報知させる。すなわち、ECU24(報知実行機能136)は、予め設定された報知方法により運転者に第1カーブC1の存在を報知させる。ここにいう予め設定された報知方法としては、例えば、エンジン30又は走行モータ32の回転数の一時的な変化(例えば、減少)、ブレーキ装置14による一時的な自動ブレーキの作動、スピーカ54からの警告音の出力、タッチパネル58における警告表示、アクセルペダル70に対する一時的なペダル反力の変化(例えば、増加)及びステアリングホイール80に対する一時的な振動の付与のうち少なくとも1つを用いることができる。
アクセルペダル70に対する一時的な反力変化を用いる場合、車速監視ECU24は、第1カーブC1が急な程、ペダル反力を大きくしてもよい。これにより、運転者に第1カーブC1の曲がり度合いを認識させることが可能となる。
また、後述するステップS27における第2カーブC2についてのペダル反力に比べて、第1カーブC1についてのペダル反力を大きくすることもできる。第1カーブC1のペダル反力を発生させている場合、運転者は、既に第1カーブC1の存在を認識していることとなる。この場合、第2カーブC2についてのペダル反力を第1カーブC1についてのペダル反力より小さくすることで、運転者の煩わしさを低減させることが可能となる。
エンジン30又は走行モータ32の回転数の一時的な変化、ブレーキ装置14による一時的な自動ブレーキの作動、スピーカ54からの警告音の出力、タッチパネル58における警告表示及びステアリングホイール80に対する一時的な振動の付与についても同様である。すなわち、第1カーブC1についての報知の程度を、第2カーブC2についての報知の程度よりも大きくすることができる。
第1カーブC1を報知済である場合(S19:YES)、ステップS21に進む。
ステップS21において、ECU24(報知要否判定機能134)は、現車速V0が第2カーブC2用の推奨車速Vs2を上回っているか否かを判定する。現車速V0が推奨車速Vs2を上回っていない場合(S21:NO)、今回の演算処理を終了する。現車速V0が推奨車速Vs2を上回っている場合(S21:YES)、ステップS22に進む。
ステップS22において、ECU24(推奨減速度設定機能128)は、第1カーブC1の曲がり度合いを確認する。例えば、第1カーブC1の半径R1を、第1カーブC1の曲がり度合いとして用いることができる。或いは、第1カーブC1の半径R1と第2カーブC2の半径R2の商R1/R2を、第1カーブC1の曲がり度合いとして用いてもよい。或いは、半径R1と半径R2の差R1−R2を、第1カーブC1の曲がり度合いとすることも可能である。半径R1、R2は、ナビゲーション装置16からのカーブ情報を用いることができる。
なお、上記のように、連続カーブ用第1報知制御では、第1カーブC1よりも第2カーブC2の方が急である(図3のS5、S6参照)。従って、商R1/R2は1より大きい正の値となり、差R1−R2は、正の値となる。
ステップS23において、ECU24(推奨減速度設定機能128)は、第1カーブC1の曲がり度合いに応じて第2カーブC2用の推奨減速度Ds2’を設定する。上記のように、推奨減速度Ds2’は、ステップS14における第1カーブC1用の推奨減速度Ds1と同様の方法で設定した第2カーブC2用の推奨減速度Ds2を補正したものとの位置付けの値である。
図7には、第1カーブC1の曲がり度合いと第2カーブC2用の推奨減速度Ds2’との関係が示されている。図7に示すように、第1カーブC1の曲がり度合いが大きくなると、推奨減速度Ds2’を大きくする。これにより、第1カーブC1の曲がり度合いが大きい場合、後述する処理の結果、第2カーブC2用の報知距離Ld2’を長くし、第2カーブC2を早めに報知することとなる。
図6に戻り、ステップS24において、ECU24(報知距離算出機能132)は、第2カーブC2用の報知距離Ld2’を算出する。具体的には、ステップS11で取得した現車速V0と、ステップS13で設定した推奨車速Vs2と、ステップS23で設定した推奨減速度Ds2’とを、上記式(3)に入力して報知距離Ld2’を求める。
上記のように、推奨減速度Ds2’は、第1カーブC1の曲がり度合いを反映したものであることから、報知距離Ld2’も第1カーブC1の曲がり度合いを反映したものとなる。すなわち、実質的に、報知距離Ld2’は、第1カーブC1の曲がり度合いに応じて報知距離Ld2を補正したものといえる。なお、後述するように、第2カーブC2用の報知距離Ld2’を別の方法で設定することもできる。
ステップS25において、ECU24(報知要否判定機能134)は、第2カーブC2までの距離Lr2が、ステップS24で算出した報知距離Ld2’を下回っているか否かを判定する。距離Lr2が報知距離Ld2’を下回っていない場合(S25:NO)、今回の演算処理を終える。距離Lr2が報知距離Ld2’を下回っている場合(S25:YES)、ステップS26に進む。
ステップS26において、ECU24(報知要否判定機能134)は、第2カーブC2を報知済であるか否かを判定する。当該判定は、例えば、第2カーブC2を報知済であるか否かを示すフラグを用いて行うことができる。第2カーブC2を報知済でない場合(S26:NO)、ステップS27において、ECU24(報知実行機能136)は、第2カーブC2を報知させる。第2カーブC2の具体的な報知方法は、第1カーブC1の報知方法(S20)と同様である。
ただし、上記のように、ステップS27における第2カーブC2についてのペダル反力に比べて、第1カーブC1についてのペダル反力を大きくすることができる。第1カーブC1のペダル反力を発生させている場合、運転者は、既に第1カーブC1の存在を認識していることとなる。この場合、第2カーブC2についてのペダル反力を第1カーブC1についてのペダル反力より小さくすることで、運転者の煩わしさを低減させることが可能となる。
[2−5.連続カーブ用第2報知制御(図3のS7)]
次に、連続カーブ用第2報知制御について説明する。上記のように、連続カーブ用第2報知制御では、第1カーブC1よりも第2カーブC2の方が急でない(図3のS5、S7参照)。換言すると、第1カーブC1の曲がり度合いは、第2カーブC2を上回る。
第1カーブC1の曲がり度合いが第2カーブC2を上回る場合、車両10が第1カーブC1の入口Pent1に到達した時点で、現車速V0が第2カーブC2用の推奨車速Vs2以下となっていることが期待される。そこで、第1実施形態の連続カーブ用第2報知制御では、第1カーブC1の報知のみを行い、第2カーブC2の報知を行わない。第1カーブC1の報知は、例えば、連続カーブ用第1報知制御と同様に行うことができる(図6のS11〜S20参照)。
[2−6.報知]
次に、第1実施形態における第1カーブC1及び第2カーブC2の報知方法についてさらに説明しておく。
上記のように、本実施形態では、第1カーブC1又は第2カーブC2の存在を報知する方法として、例えば、エンジン30又は走行モータ32の回転数の一時的な変化(例えば、減少)、ブレーキ装置14による一時的な自動ブレーキの作動、スピーカ54からの警告音の出力、タッチパネル58における警告表示、アクセルペダル70に対する一時的な反力変化(例えば、増加)及びステアリングホイール80に対する一時的な振動の付与のうち少なくとも1つを用いることができる。換言すると、いずれの報知も、自車10が報知開始位置Pst1又はPst2に来たとき、一時的(又は瞬間的)に行うものである。このため、一旦、報知を行うと、その後に報知は継続しない。
しかしながら、第1カーブC1及び第2カーブC2の報知方法は、これに限らず、連続的又は断続的に報知を継続してもよい。この場合、図6のステップS19、S26は省略可能となる。
3.第1実施形態の効果
以上のように、第1実施形態によれば、第1カーブC1に続く第2カーブC2の存在を報知することができる(図6のS27)。また、第1カーブC1のカーブ情報(曲がり度合い)に応じて第2カーブC2の報知タイミング(報知距離Ld2’)を設定するため、第1カーブC1の影響を考慮して第2カーブC2の存在を報知することが可能となる。従って、運転者に対し、第2カーブC2の存在をより適切に報知することが可能となる。
第1実施形態において、車速監視ECU24は、第1カーブC1の曲がり度合いが急又は大になる程(例えば、第1カーブC1の半径R1が小さくなる程)、推奨減速度Ds2を小さくすることで(図7参照)、第2カーブC2の報知タイミング(報知距離Ld2’)を早める{式(3)参照}。これにより、第1カーブC1が急である場合、運転者は、より早い段階で第2カーブC2の存在を認識することが可能となる。このため、運転者は、より早い段階で第2カーブC2に備えることができ、安全性を向上させることが可能となる。
第1実施形態において、車速監視ECU24は、第2カーブC2に比べて第1カーブC1の半径R1が小さい場合(図3のS5:NO)、第2カーブC2の報知を行わない(S7)。第1カーブC1が第2カーブC2より急な場合、第1カーブC1の報知に応じて運転者が第1カーブC1に対する減速操作等を行えば、第2カーブC2に対して対応可能な走行状態になっていると考えられるため、第2カーブC2に対して報知を行わないことで、運転者に対して報知による煩わしさを低減させることが可能となる。
第1実施形態において、車速監視ECU24は、第2カーブC2についての推奨減速度Ds2を第1カーブC1のカーブ情報に基づいて補正した位置付けの推奨減速度Ds2’(図7参照)に応じて、第2カーブC2用の報知距離Ld2’を設定する(図6のS23、S24)。これにより、第1カーブC1を勘案して第2カーブC2用の報知距離Ld2(ここでは、報知距離Ld2’を含むものとして記載している。)を設定することが可能となる。従って、第2カーブC2の報知タイミングをより適切に設定することが可能となる。
第1実施形態において、ECU24は、第1カーブC1又は第2カーブC2が急な程、アクセルペダル70に対するペダル反力を大きくすると共に、第2カーブC2に比べて、第1カーブC1についてのペダル反力を大きくする。これにより、運転者に第1カーブC1又は第2カーブC2の曲がり度合いを認識させることが可能となる。また、第1カーブC1のペダル反力を発生させている場合、運転者は、既に第1カーブC1の存在を認識していることとなる。この場合、第2カーブC2についてのペダル反力を第1カーブC1についてのペダル反力より小さくすることで、運転者の煩わしさを低減させることが可能となる。その他の報知方法についても同様である。
B.第2実施形態
1.第1実施形態との相違
図8は、第2実施形態に係る連続カーブ用第1報知制御を説明するための図である。第2実施形態におけるハードウェアの構成(図1参照)は、第1実施形態と同じである。そこで、第1実施形態と同一の構成要素には、同一の参照符号を付して説明を省略する。
第2実施形態では、連続カーブ用第1報知制御(図3のS6)の一部が第1実施形態(図6参照)と異なる。すなわち、第1実施形態(図6)では、第1カーブC1の曲がり度合いに応じて第2カーブC2用の報知距離Ld2’を長くした。これにより、連続する複数のカーブ(すなわち、第1カーブC1及び第2カーブC2)のそれぞれに報知を行いながらも、第1カーブC1の曲がり度合いを考慮して第2カーブC2を走行する際の安全性を高めている。
しかしながら、図8に示すように、第1カーブC1の長さLc1によっては、第2カーブC2の報知距離Ld2’を長くしても、第2カーブC2用の報知開始位置Pst2’が第1カーブC1内となる場合があり得る。
第1カーブC1の走行中に第2カーブC2を報知した場合、運転者は、第1カーブC1の走行中に第2カーブC2のための減速操作を行うこととなる。例えば、第1カーブC1の曲がり度合いが大きい場合、そのような減速操作は、運転者に煩わしさを感じさせるおそれがある。また、第1カーブC1の入口Pent1で第2カーブC2を報知すると、運転者に違和感を与える可能性もわずかながら考えられる。
そこで、第2実施形態では、推奨減速度Ds2’に基づいて算出される第2カーブC2の報知開始位置Pst2’が第1カーブC1内に入ってしまう場合又は第1カーブC1の入口Pent1の直前になってしまう場合、第2カーブC2用の報知開始位置Pst2’を第1カーブC1の入口Pent1より距離α分、手前に移動させた報知開始位置Pst2”を用いる。
2.具体的な流れ
図9は、第2実施形態に係る連続カーブ用第1報知制御のフローチャート(図3のS6の詳細)である。図9のステップS31〜S44は、第1実施形態(図6)のステップS11〜S24と同様である。但し、図9のステップS32では、ナビゲーション装置16から取得するカーブ情報として、第1カーブC1の長さLc1が含まれる。なお、長さLc1の代わりに、第1カーブC1の半径R1及び角度θ1(図8参照)を取得し、ECU24が、半径R1及び角度θ1から長さLc1を算出してもよい。
図9のステップS45において、ECU24(報知距離算出機能132)は、ステップS44で算出した第2カーブC2用の報知距離Ld2’が、第1カーブC1の長さLc1及び所定距離αの和Lc1+α以下であるか否かを判定する。所定距離αは、第1カーブC1の入口Pent1で第2カーブC2を報知すると、運転者に違和感を与える可能性を考慮して設定される値である。
報知距離Ld2’が和Lc1+α以下である場合(S45:YES)、第2カーブC2用の報知開始位置Pst2’は、第1カーブC1内又は第1カーブC1の入口Pent1直前にある。その場合、ステップS46において、ECU24(報知距離算出機能132)は、和Lc1+αを報知距離Ld2”として設定する。
一方、報知距離Ld2’が和Lc1+α以下でない場合(S45:NO)、第2カーブC2用の報知開始位置Pst2’は、第1カーブC1の入口Pent1から所定距離α以上手前にある。その場合、ステップS47において、ECU24(報知距離算出機能132)は、ステップS44で算出した報知距離Ld2’を、報知距離Ld2”として設定する。
ステップS48において、ECU24(報知要否判定機能134)は、第2カーブC2までの距離Lr2が、ステップS46又はS47で算出した報知距離Ld2”を下回っているか否かを判定する。距離Lr2が報知距離Ld2”を下回っていない場合(S48:NO)、今回の演算処理を終える。距離Lr2が報知距離Ld2”を下回っている場合(S48:YES)、ステップS49に進む。
ステップS49、S50は、図6のステップS26、S27と同様である。
3.第2実施形態の効果
以上のように、第2実施形態によれば、第1実施形態の効果に加え、以下の効果を奏することが可能となる。
すなわち、第2実施形態によれば、車速監視ECU24は、推奨減速度Ds2’に応じて設定された報知距離Ld2’に基づく報知開始位置Pst2’が、第1カーブC1内又は第1カーブC1の入口Pent1から距離α以内にある場合(S45:YES)、報知開始位置Pst2’を第1カーブC1から距離αよりも手前に移動させる(S46)。これにより、第1カーブC1の走行中に第2カーブC2の報知が介入しないようにすることで、第1カーブC1の走行時において運転者が運転し易くなる。また、第1カーブC1が急な場合でも、第1カーブC1への進入前に第2カーブC2の存在を知らせておくことが可能となる。
なお、第1カーブC1が比較的長い場合、第2カーブC2の報知を第1カーブC1の手前で行うと、運転者が第1カーブC1走行中に第2カーブC2に対して報知されていたという認識が弱まるおそれがある。そこで、第1カーブC1の長さLc1が所定値以上である場合、第1カーブC1の走行中に第2カーブC2の報知を行うことで、運転者に第2カーブC2を適切に認識させることを可能にしてもよい。
また、この場合、第2カーブC2の報知は、自車10が第1カーブC1の中央を過ぎてから行うように制限をかけてもよい。第1カーブC1における横加速度は、第1カーブC1の中央で最大になることが予想されるが、当該中央を過ぎるまでは、運転者の注意を第1カーブC1に向けさせ、中央を過ぎた後、第2カーブC2を報知することで運転者の注意を適切に第2カーブC2に向けさせることが可能となる。
C.第3実施形態
1.第1実施形態及び第2実施形態との相違
第3実施形態におけるハードウェアの構成(図1参照)は、第1実施形態及び第2実施形態と同じである。そこで、第1実施形態及び第2実施形態と同一の構成要素には、同一の参照符号を付して説明を省略する。
第3実施形態では、連続カーブ用第1報知制御(図3のS6)の一部が第1実施形態(図6参照)及び第2実施形態(図9参照)と異なる。すなわち、第1実施形態における第2カーブC2用の報知距離Ld2’及び第2実施形態における第2カーブC2用の報知距離Ld2”は、第2カーブC2用の報知距離Ld2を第1カーブC1の曲がり度合いに応じて調整した位置付けのものである。これに対し、第3実施形態では、第2カーブC2用の報知距離Ld2を第1カーブC1の曲がり度合いに応じて調整した位置づけの値にすると共に、第1カーブC1用の報知距離Ld1を第2カーブC2の曲がり度合いに応じて調整した位置付けの値とする。
2.具体的な流れ
図10は、第3実施形態に係る連続カーブ用第1報知制御のフローチャート(図3のS6の詳細)である。図10のステップS61〜S65は、図6のステップS11〜S13、S15、S17及び図9のステップS31〜S33、S35、S37と同様である。
図10のステップS66において、ECU24(推奨減速度設定機能128)は、図6のステップS22又は図9のステップS42における第1カーブC1の曲がり度合いを確認するのと同様の方法で、第2カーブC2の曲がり度合いを確認する。
ここにいう第2カーブC2の曲がり度合いとしては、例えば、第2カーブC2の半径R2を用いることができる。或いは、第2カーブC2の曲がり度合いとして、第1カーブC1の半径R1を第2カーブC2の半径R2で除した商R1/R2を用いることもできる。或いは、第2カーブC2の曲がり度合いとして、第1カーブC1の半径R1と第2カーブC2の半径R2との差R1−R2を用いてもよい。
なお、上記のように、連続カーブ用第1報知制御では、第1カーブC1よりも第2カーブC2の方が急である(図3のS5、S6参照)。従って、商R1/R2は1より大きい正の値となり、差R1−R2は、正の値となる。
ステップS67において、ECU24(推奨減速度設定機能128)は、図6のステップS23と同様の方法で、第2カーブC2の曲がり度合いに応じて第1カーブC1用の推奨減速度Ds1’を設定する。
第2カーブC2の曲がり度合いと第1カーブC1用の推奨減速度Ds1’との関係は、図7に示す第1カーブC1の曲がり度合いと第2カーブC2用の推奨減速度Ds2’との関係と同様である。すなわち、第2カーブC2の曲がり度合いが大きくなると、推奨減速度Ds1’を小さくする。これにより、第2カーブC2の曲がり度合いが大きい場合、後述する処理の結果、第1カーブC1用の報知距離Ld1’を長くし、第1カーブC1を早めに報知することとなる。
図10に戻り、ステップS68において、ECU24(報知距離算出機能132)は、第1カーブC1用の報知距離Ld1’を算出する。具体的には、ステップS61で取得した現車速V0と、ステップS63で設定した推奨車速Vs1と、ステップS67で設定した推奨減速度Ds1’を、上記式(3)に入力して報知距離Ld1’を求める。
上記のように、推奨減速度Ds1’は、第2カーブC2の曲がり度合いを反映したものであることから、報知距離Ld1’も第2カーブC2の曲がり度合いを反映したものとなる。なお、後述するように、第1カーブC1用の報知距離Ld1’を別の方法で設定することもできる。
ステップS69において、ECU24(報知要否判定機能134)は、第1カーブC1までの距離Lr1が、ステップS68で算出した報知距離Ld1’を下回っているか否かを判定する。距離Lr1が報知距離Ld1’を下回っていない場合(S69:NO)、ステップS72に進む。距離Lr1が報知距離Ld1’を下回っている場合(S69:YES)、ステップS70に進む。
ステップS70〜S78は、図6のステップS19〜S27と同様である。
3.第3実施形態の効果
以上のように、第3実施形態によれば、第1実施形態又は第2実施形態の効果に加え又はこれらの効果に代えて、以下の効果を奏することが可能となる。
すなわち、第3実施形態によれば、車速監視ECU24は、第1カーブC1の報知タイミング(報知距離Ld1’)を、第2カーブC2のカーブ情報(曲がり度合い)に応じて設定する。これにより、第2カーブC2のカーブ情報に応じて第1カーブC1の報知タイミングを設定するため、第2カーブC2の影響を考慮して第1カーブC1の存在を報知することが可能となる。従って、運転者に対し、第1カーブC1の存在をより適切に報知することが可能となる。
ECU24は、第2カーブC2の半径R2が小さくなる程、第1カーブC1の報知タイミングを早める。これにより、単一のカーブCが自車10の前方に存在する場合よりも注意が必要である旨を運転者に報知することが可能となり、安全性を高めることが可能となる。
D.変形例
なお、この発明は、上記各実施形態に限らず、この明細書の記載内容に基づき、種々の構成を採り得ることはもちろんである。例えば、以下の構成を採用することができる。
1.適用対象
上記各実施形態では、車両10は、エンジン30及び走行モータ32の両方を有するハイブリッド車であったが、走行モータ32を有さないガソリンエンジン車若しくはディーゼルエンジン車、又はエンジン30を有さない電気自動車(燃料電池車両を含む)等であってもよい。また、車両10は、4輪車であったが、2輪車、3輪車、6輪車等であってもよい。
2.カーブ報知制御
[2−1.全体の流れ]
上記各実施形態では、第1カーブC1よりも第2カーブC2の方が急である場合にのみ、連続カーブ用第1報知制御を行ったが(図3のS5、S6)、第1カーブC1よりも第2カーブC2の方が急でない場合に連続カーブ用第1報知制御を行ってもよい。この場合、連続カーブ用第2報知制御は行わない。
[2−2.連続カーブ用第1報知制御]
(2−2−1.報知距離Ld1、Ld2)
(2−2−1−1.推奨減速度Ds1、Ds2)
上記各実施形態では、第1カーブC1の曲がり度合いに応じて第2カーブC2用の推奨減速度Ds2(ここでは、補正後の推奨減速度Ds2’を含むものとして記載している。)を設定したが、第1カーブC1のカーブ情報に応じて第2カーブC2用の推奨減速度Ds2を設定する観点からすれば、これに限らない。
図11は、第1変形例に係る連続カーブ用第1報知制御のフローチャート(図3のS6の詳細)である。図11のステップS81〜S91は、図6のステップS11〜S21と同様である。
ステップS92において、ECU24(推奨減速度設定機能128)は、第1カーブC1走行中の予測横加速度Gp1を算出する。予測横加速度Gp1は、第1カーブC1を通過する時に発生すると予想される横加速度である。本実施形態において、予測横加速度Gp1は、次の式(6)を用いて算出される。
Gp1=(Vc1)/R1 ・・・(6)
式(6)において、Vc1は、第1カーブC1を通過する時の車速V0の予測値であり、R1は、上記のように、第1カーブC1の半径である。また、車速予測値Vc1として、ここでは現時点(予測横加速度Gp1を算出する時点)の車速V0を用いる。
ステップS93において、ECU24(推奨減速度設定機能128)は、ステップS92で算出した予測横加速度Gp1に応じて第2カーブC2用の推奨減速度Ds2’を設定する。上記のように、推奨減速度Ds2’は、第1カーブC1のカーブ情報に応じて推奨減速度Dsを補正した位置付けの値である。
図12は、前記第1変形例において、第1カーブC1走行中の予測横加速度Gp1と第2カーブC2用の推奨減速度Ds2’との関係を示す図である。図12に示すように、予測横加速度Gp1が大きくなると、推奨減速度Ds2’を小さくする。これにより、予測横加速度Gp1が大きい場合、後述する処理の結果、第2カーブC2用の報知距離Ld2’を長くし、第2カーブC2を早めに報知することとなる。
図11に戻り、ステップS94において、ECU24(報知距離算出機能132)は、第2カーブC2用の報知距離Ld2’を算出する。具体的には、ステップS81で取得した現車速V0と、ステップS83で設定した推奨車速Vs2と、ステップS93で設定した推奨減速度Ds2’とを、上記式(3)に入力して報知距離Ld2’を求める。
上記のように、推奨減速度Ds2’は、予測横加速度Gp1を反映したものであることから、報知距離Ld2’も予測横加速度Gp1を反映したものとなる。
図11の第1変形例に係る車速監視ECU24は、ステップS92で算出された第1カーブの予測横加速度Gp1が大きいほど、第2カーブC2の報知タイミングを早める。これにより、第1カーブC1の通過時に発生すると予測される予測横加速度Gp1に基づいて第1カーブC1がどれくらい急であるかについての情報を取得することが可能となる。このため、その情報を基に第2カーブC2に対する報知タイミングを設定することができるため、第2カーブC2を走行する前に運転者へ適切な報知を行うことが可能となる。
(2−2−1−2.推奨車速Vs1、Vs2)
上記各実施形態では、第1カーブC1の曲がり度合いに応じて第2カーブC2用の推奨減速度Ds2(ここでは、補正後の推奨減速度Ds2’を含むものとして記載している。)を設定したが、第1カーブC1のカーブ情報に応じて第2カーブC2用の報知距離Ld2(ここでは、補正後の報知距離Ld2’、Ld2”を含むものとして記載している。)を設定する観点からすれば、これに限らない。例えば、第1カーブC1の曲がり度合いに応じて第2カーブC2用の推奨車速Vs2を補正することもできる。
図13は、第2変形例において、第1カーブC1走行中の予測横加速度Gp1と第2カーブC2用の推奨横加速度Gs2との関係を示す図である。予測横加速度Gp1の算出方法は、上記の通りである。また、推奨横加速度Gp2は、第2カーブC2を通過する時に推奨される横加速度である。図13に示すように、予測横加速度Gp1が大きくなると、推奨横加速度Gs2を小さくする。
また、次の式(7)を用いて、推奨車速Vs2を算出する。
Vs2=√(R2*Gs2) ・・・(7)
式(7)において、R2は、第2カーブC2の半径であり、Gs2は、上記推奨横加速度である。式(7)によれば、推奨横加速度Gs2が小さくなると、推奨車速Vs2が小さくなる。このため、図13のように、予測横加速度Gp1が大きくなると、その後の処理の結果、第2カーブC2用の推奨車速Vs2を小さくし、報知距離Ld2’を長くし{式(3)参照}、第2カーブC2を早めに報知することとなる。
なお、図13の関係を用いる場合、推奨減速度Ds2は、例えば、図6のステップS14における第1カーブC1用の推奨減速度Ds1と同様の方法で、第2カーブC2用の推奨減速度Ds2を設定する。また、図13の横軸を「予測横加速度Gp1」から「第1カーブC1の曲がり度合い」に置き替えることもできる。
(2−2−2.その他)
第2実施形態(図9)では、第2カーブC2用の報知距離Ld2’が、第1カーブC1の長さLc1及び所定距離αの和Lc1+α以下である場合(S45:YES)、和Lc1+αを報知距離Ld2”として設定した(S46)。しかしながら、所定距離αを用いず、第2カーブC2用の報知距離Ld2’が、第1カーブC1の長さLc1以下であるか否かを判定してもよい。また、報知距離Ld2’が、第1カーブC1の長さLc1以下である場合、第1カーブC1の長さLc1を報知距離Ld2”として設定することができる。
第1及び第2実施形態では、第1カーブC1のカーブ情報に基づき、報知タイミングに影響する第2カーブC2用の報知距離Ld2(ここでは、補正後の報知距離Ld2’、Ld2”を含むものとして記載している。)を設定した。また、第3実施形態では、第1カーブC1のカーブ情報に基づき、報知タイミングに影響する第2カーブC2用の報知距離Ld2を設定すると共に、第2カーブC2のカーブ情報に基づき第1カーブC1用の報知距離Ld1(ここでは、補正後の報知距離Ld1’を含むものとして記載している。)を設定した。第1カーブC1のカーブ情報に基づき第2カーブC2用の報知距離Ld2を設定することなしに、第2カーブC2のカーブ情報に基づき第1カーブC1用の報知距離Ld1を設定してもよい。
図14は、第3変形例に係る連続カーブ用第1報知制御のフローチャート(図3のS6の詳細)である。図14のステップS101〜S103は、図6のステップS11〜S13と同様である。
ステップS104において、ECU24(推奨減速度設定機能128)は、図6のステップS14における第1カーブC1用の推奨減速度Ds1と同様の方法で、第2カーブC2用の推奨減速度Ds2を設定する。ステップS105は、図6のステップS15と同様である。ステップS106において、ECU24(報知距離算出機能132)は、図6のステップS16における第1カーブC1用の報知距離Ld1と同様の方法で、第2カーブC2用の報知距離Ld2を算出する。
ステップS107〜S114は、図10のステップS65〜S72と同様である。
ステップS115において、ECU24(報知要否判定機能134)は、第2カーブC2までの距離Lr2が報知距離Ld2を下回っているか否かを判定する。距離Lr2が報知距離Ld2を下回っていない場合(S115:NO)、今回の演算処理を終える。距離Lr2が報知距離Ld2を下回っている場合(S115:YES)、ステップS116に進む。
ステップS116、S117は、図6のステップS26、S27と同様である。
[2−3.第1カーブC1及び第2カーブC2の報知]
上記実施形態では、第1カーブC1及び第2カーブC2の報知方法の例として、エンジン30又は走行モータ32の回転数の一時的な変化(例えば、減少)、ブレーキ装置14による一時的な自動ブレーキの作動、スピーカ54からの警告音の出力、タッチパネル58における警告表示、アクセルペダル70に対する一時的なペダル反力の変化(例えば、増加)及びステアリングホイール80に対する一時的な振動の付与のうち少なくとも1つを用いることができる旨を記載した。しかしながら、第1カーブC1及び第2カーブC2の報知であれば、これに限らない。例えば、ナビゲーション装置16のタッチパネル58に代えて又はタッチパネル58に加えて、図示しないヘッド・アップ・ディスプレイ(HUD)において報知を行うこともできる。
[2−4.その他]
上記各実施形態(図5及び図8)では、第1カーブC1と第2カーブC2の旋回方向が反対である例を前提として説明していたが、旋回方向が同一であっても、例えば、半径又は曲率が異なれば、複数の連続するカーブが存在すると判定してもよい。
図15は、旋回方向が同一である第1カーブC1及び第2カーブC2の例を示す図である。図15では、第1カーブC1及び第2カーブC2の旋回方向は同一であるが、第1カーブC1の半径R1と第2カーブC2の半径R2が異なる(半径R1の方が半径R2よりも大きい。)。このため、第1カーブC1及び第2カーブC2は、第2カーブC2の方が曲がり度合いが急である連続するカーブとして取り扱うことが可能であり、上述した連続カーブ用第1報知制御を用いることができる。
上記各実施形態では、第1カーブC1及び第2カーブC2が連続する場合、すなわち、カーブが2つである場合について説明したが、カーブが3つ以上である場合にも本発明を適用可能である。例えば、第2カーブC2に続く第3カーブC3が存在する場合、上述した第1カーブC1と第2カーブC2の関係を、第2カーブC2と第3カーブC3に置き替えて実行することが可能である。
10…車両(自車) 12…駆動装置(報知手段)
14…ブレーキ装置(報知手段) 16…ナビゲーション装置(報知手段)
18…ペダル反力装置(報知手段)
20…ステアリング補助装置(報知手段)
24…車速監視ECU(走行支援制御装置)
70…アクセルペダル 72…反力モータ(反力発生手段)
120…自車位置取得機能(自車位置取得手段)
122…カーブ情報取得機能(カーブ情報取得手段)
124…連続カーブ検出機能(連続カーブ検出手段)
126…推奨車速設定機能(推定車速設定手段)
128…推奨減速度設定機能(推奨減速度設定手段)
136…報知実行機能(カーブ報知制御手段)
C1…第1カーブ C2…第2カーブ
Ds1、Ds1’…第1カーブ用の推奨減速度
Ds2、Dd2’…第2カーブ用の推奨減速度
Gp1…第1カーブの予測横加速度
Lc1…第1カーブの長さ
Ld1、Ld1’…第1カーブ用の報知距離
Ld2、Ld2’、Ld2”…第2カーブ用の報知距離
Pent1…第1カーブの入口 Pent2…第2カーブの入口
Pst1…第1カーブ用の報知開始位置
Pst2、Pst2’、Pst2”…第2カーブ用の報知開始位置
R1…第1カーブの半径 R2…第2カーブの半径
Vs1…第1カーブ用の推奨車速
Vs2、Vs2’…第2カーブ用の推奨車速

Claims (11)

  1. 自車の位置を取得する自車位置取得手段と、
    走行路のカーブ情報を取得するカーブ情報取得手段と、
    前記自車位置取得手段により取得された前記自車の位置と、前記カーブ情報取得手段により取得された前記カーブ情報とから、前記自車の前方に存在する第1カーブと、前記第1カーブよりも前記自車から遠方に存在し前記第1カーブと連続する第2カーブとを検出する連続カーブ検出手段と、
    前記第2カーブの入口より手前で前記第2カーブの存在を報知するカーブ報知手段を制御するカーブ報知制御手段と
    を備え、
    前記カーブ報知制御手段は、前記第2カーブの報知タイミングを、前記第1カーブのカーブ情報に応じて設定する
    ことを特徴とする走行支援制御装置。
  2. 請求項1記載の走行支援制御装置において、
    前記カーブ報知制御手段は、前記第1カーブの曲がり度合いが急になる程、前記第2カーブの報知タイミングを早める
    ことを特徴とする記載の走行支援制御装置。
  3. 請求項1又は2記載の走行支援制御装置において、
    前記カーブ報知制御手段は、前記第1カーブの半径が小さくなる程又は前記第1カーブの曲率が大きくなる程、前記第2カーブの報知タイミングを早める
    ことを特徴とする走行支援制御装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の走行支援制御装置において、
    前記走行支援制御装置は、さらに、
    前記第1カーブの入口における推奨車速を設定する推奨車速設定手段と、
    前記推奨車速設定手段により設定された前記推奨車速と前記第1カーブの前記カーブ情報とに基づいて、前記第1カーブを通過する時に発生すると予測される予測横加速度を取得する予測横加速度取得手段と
    を備え、
    前記カーブ報知制御手段は、前記予測横加速度取得手段により取得された前記第1カーブの予測横加速度が大きいほど、前記第2カーブの報知タイミングを早める
    ことを特徴とする走行支援制御装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の走行支援制御装置において、
    前記カーブ報知制御手段は、前記第2カーブに比べて前記第1カーブの半径が小さい場合又は前記第2カーブに比べて前記第1カーブの曲率が大きい場合、前記第2カーブの報知を行わない
    ことを特徴とする走行支援制御装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の走行支援制御装置において、
    前記カーブ報知手段は、前記第1カーブの入口より手前で前記第1カーブの存在を報知し、
    前記カーブ報知制御手段は、前記第1カーブの報知タイミングを、前記第2カーブのカーブ情報に応じて設定する
    ことを特徴とする記載の走行支援制御装置。
  7. 請求項6記載の走行支援制御装置において、
    前記カーブ報知制御手段は、前記第2カーブの半径が小さくなる程又は前記第2カーブの曲率が大きくなる程、前記第1カーブの報知タイミングを早める
    ことを特徴とする走行支援制御装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の走行支援制御装置において、
    前記カーブ報知制御手段は、
    前記第2カーブの入口における推奨車速と当該推奨車速を達成するための推奨減速度の少なくとも一方を前記第1カーブの前記カーブ情報に基づいて補正し、
    前記補正された推奨車速又は推奨減速度に応じて、前記第2カーブの入口から前記第2カーブの報知を行う位置までの距離である報知距離を設定する
    ことを特徴とする走行支援制御装置。
  9. 請求項8記載の走行支援制御装置において、
    前記カーブ報知制御手段は、前記補正された推奨車速又は推奨減速度に応じて設定された前記報知距離に基づく報知開始位置が、前記第1カーブ内にある場合、前記報知開始位置を前記第1カーブの入口又はその手前に移動させる
    ことを特徴とする走行支援制御装置。
  10. 請求項9記載の走行支援制御装置において、
    前記走行支援制御装置は、前記第1カーブの長さを取得するカーブ長さ取得手段をさらに備え、
    前記第1カーブの長さが所定値以上の場合、前記補正された推奨車速又は推奨減速度に応じて設定された前記報知距離に基づく報知開始位置が、前記第1カーブ内にあるときでも、前記報知開始位置を前記第1カーブ内のまま用いる
    ことを特徴とする走行支援制御装置。
  11. 請求項6又は請求項6に従属する請求項7〜10のいずれか1項に記載の走行支援制御装置において、
    前記走行支援制御装置は、前記第1カーブ又は前記第2カーブの報知としてアクセルペダルに報知反力を発生させる反力発生手段をさらに備え、
    前記カーブ報知制御手段は、前記第1カーブ又は前記第2カーブが急な程、前記報知反力を大きくすると共に、前記第2カーブに比べて、前記第1カーブについての前記報知反力を大きくする
    ことを特徴とする走行支援制御装置。
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