JP2013221792A - タイヤバランス検査装置の校正方法及びタイヤバランス検査装置 - Google Patents

タイヤバランス検査装置の校正方法及びタイヤバランス検査装置 Download PDF

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Abstract

【課題】タイヤバランス検査において検査装置の固有振動数が変化した場合でも、再度の校正作業を必要とせずに、精度良くタイヤ不釣合いを算出する。
【解決手段】本発明のタイヤバランス検査装置1の校正方法は、タイヤを装着可能なリムが上部に設けられていて且つリムを鉛直方向を向く回転軸回りに回転させるスピンドル軸2と、スピンドル軸2の軸方向に離間した所定の2箇所に設けられてスピンドル軸2に発生する荷重を計測する荷重計測部と、を有するものであって、スピンドル軸2に発生する荷重の計測値Fをタイヤに生じる不釣り合い量Bへ変換する荷重変換パラメータCに関し、不釣合い計測を行う状態での装置の固有振動数と固有振動モードを基にして、荷重変換パラメータCを算出することを特徴とするものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、タイヤを回転させた時に発生するアンバランス荷重(不釣り合い力)を検出するタイヤバランス検査装置の校正方法に関するものであり、特に、アンバランスを精度良く計測する技術に関するものである。
タイヤの生産ラインでは、タイヤを回転させた時に発生するアンバランス(不釣合い力)を測定する検査がタイヤバランス検査装置を用いて行われる。このバランス力の測定は、スピンドル軸に固定されたタイヤを回転駆動させて、タイヤに発生する変動力を荷重波形として測定するものである。
図1及び図2には、特許文献1、特許文献2に開示された代表的なタイヤバランス検査装置の模式図が示してある。これらの図に示す如く、リムを介してタイヤが取り付けられたスピンドル軸は回転駆動自在に支持されていて、回転時にタイヤに発生するアンバランス荷重の大きさ、方向、回転位相を装置に備えられた上下2つのロードセルにて検知し、このタイヤバランス検査装置では得られた検出値を基にタイヤのアンバランス荷重が測定される。
これらタイヤバランス検査装置における力学関係を考えるに際し、タイヤの上面に荷重B、タイヤの下面に荷重Bを加えた際に、2つのロードセルで検出される検出荷重F及びFは、荷重とモーメントの静的な釣合いから式(1)に示すように表すことができる。なお、a,b,cは、図1の如く、バランス検査装置の下端からの各部への距離である。
式(1)から、アンバランス荷重B、Bと計測荷重F、Fとの関係をまとめると、式(2)となる。
この式(2)の行列C(変換行列C、又は荷重変換パラメータCと呼ぶ)を求める方法として、リム上に質量の既知の試し錘を設置した状態で回転させ、その試し錘によるアンバランス荷重とロードセルによる計測荷重の関係から算出する方法もある。
この式(2)の行列Cを精確に求めることができれば、計測された荷重F及びFからアンバランス力B、Bを精確に算出することができる。変換行列Cを精確に求めることを、変換行列Cの校正又はタイヤ試験装置の校正などと呼ぶ。
特開平4−172227号公報 特開2011−128097号公報
ところで、一般的なタイヤバランサは、回転軸の支持部の剛性を高めて、その固有振動数が測定回転速度より高い値としたハードタイプの動釣合試験機である。このタイヤバランス検査装置ではスピンドル軸の上端にリムやタイヤといった重量がある部材が取り付けられる為に、重量部が支持部の外側に位置するオーバーハング構造となる。オーバーハング構造では、支持部の剛性を高めても固有振動数はどうしても低くなってしまい、バランス荷重の算出結果に加わる固有振動数の影響を無視できなくなってしまう。
例えば、図3はスピンドル軸の回転周波数が検査装置の固有振動数に近づくにつれて、固有振動数の影響がどのように増加するかを示したものである。
この図3に示すように、スピンドル軸の回転周波数が検査装置の固有振動数に近づくにつれてタイヤから発生する実際の不釣合い力よりも増幅された値が計測部で観測される。図3においてスピンドル軸の回転周波数が検査装置の固有振動数の50%(横軸の値が0.5)まで近づくと、静的状態の時に比べて30%程度増幅された荷重が検出荷重Fで計測される。つまり、上述したように力の釣合いとモーメントの釣合いから求められる変換行列Cには、固有振動による増幅効果が含まれていないために、固有振動によって計測値が増加した分がそのまま誤差となってしまうのである。
無論、変換行列Cを算出する校正実験でのスピンドル軸の回転数と、実際にタイヤバランスを計測する検査での回転数とを同一にすれば、固有振動数の影響による発生荷重の増幅分も含まれた形で変換行列Cが求まるために、計測精度には影響しない。
しかしながら、リムの大きさや位置変更によって装置の固有振動数が変わる為に、変換行列Cも変化する。それゆえ、各種リム状態に応じて、予め、数多くの変換行列を求めておく必要があり、検査の手間や効率を著しく低下させてしまう。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、検査装置の固有振動数が変化した場合でも、再度の校正作業を必要とせずに、精度良くタイヤ不釣合いを算出することができるタイヤバランス検査装置の校正方法及びタイヤバランス検査装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明のタイヤバランス検査装置の校正方法は以下の技術的手段を講じている。
即ち、本発明のタイヤバランス検査装置の校正方法は、タイヤを装着可能なリムが上部に設けられていて且つ前記リムを鉛直方向を向く回転軸回りに回転させるスピンドル軸と、前記スピンドル軸の軸方向に離間した所定の2箇所に設けられて前記スピンドル軸に発生する荷重を計測する荷重計測部と、を有するタイヤバランス検査装置の校正方法であって、前記スピンドル軸に発生する荷重の計測値Fを前記タイヤに生じる不釣り合い量Bへ変換する荷重変換パラメータCに関し、不釣合い計測を行う状態での装置の固有振動数と固有振動モードを基にして、前記荷重変換パラメータCを算出することを特徴とするものである。
本発明者は、リムの径・幅によって変化する固有振動数の状態に応じて適切な荷重変換パラメータCを算出すれば、毎回校正作業を行わなくても済むことを知見し、本発明を完成させたのである。
なお、好ましくは、前記固有振動モードを基にして荷重変換パラメータCを求めるにあたっては、2箇所の荷重計測部で計測された計測値の比率を利用し前記荷重変換パラメータCを算出することを算出するとよい。
なお、好ましくは、固有振動の影響を受けないパラメータである基準変換パラメータAstを予め求めておき、求められた基準変換パラメータAstを用いて荷重変換パラメータCを算出するとよい。
なお、好ましくは、前記リムに質量が既知であって回転時に発生する不釣り合い量Bも既知である校正用ウェイトを設置し、校正用ウェイトを回転させた際に発生する不釣合い力Bと、前記2箇所の荷重計測部で計測される計測値Fと、回転軸の固有振動数及び固有振動モードと、を計測し、計測された不釣合い力Bと計測値Fと固有振動数及び固有振動モードとを基に、前記基準変換パラメータAstを求めるとよい。
なお、好ましくは、回転軸の固有振動数及び固有振動モードとを計測するに際しては、前記タイヤをリムに取り付けた状態においてタイヤに振動を加えるとよい。
一方、本発明のタイヤバランス検査装置は、タイヤを装着可能なリムが上部に設けられていて且つ前記リムを鉛直方向を向く回転軸回りに回転させるスピンドル軸と、前記スピンドル軸の軸方向に離間した所定の2箇所に設けられて前記スピンドル軸に発生する荷重を計測する荷重計測部と、前記荷重計測部から得られるスピンドル軸に発生する荷重の計
測値Fを用いて、上述した校正方法を行う不釣り合い算出部と、を備えていることを特徴とする。
本発明のタイヤバランス検査装置の校正方法及びタイヤバランス検査装置によれば、検査装置の固有振動数が変化した場合でも、再度の校正作業を必要とせずに、精度良くタイヤ不釣合いを算出することができる。
本発明のタイヤバランス検査装置を示す模式図である。 タイヤバランス検査装置に対する荷重の加わり方を示す図である。 タイヤバランス検査装置の回転数に対する応答倍率の変化を示す図である。 (a)はタイヤバランス検査装置に発生する1次振動モードの発生状態を示した模式図であり、(b)は2次振動モードを示した模式図である。 一自由度振動系の振動モデルを示した図である。 タイヤバランス検査装置に発生する振動と固有振動数との関係を示した図である。 校正作業の手順を示すフローチャートである。 校正作業で求められた荷重変換パラメータを用いてタイヤのバランスを計測する手順を示すフローチャートである。 (a)は校正作業時に加わる荷重とこの荷重が作用する位置との関係を示す図であり、(b)はタイヤのバランスを計測する際に加わる荷重とこの荷重が作用する位置との関係を示す図である。
以下、本発明の実施形態を、図を基に説明する。
本発明のタイヤバランス検査装置1を、図面に基づき以降に説明する。
本実施形態のタイヤバランス検査装置1は、タイヤTの回転させたときに発生するバランス力(不釣り合い力)を測定する検査装置である。
図1に模式的に示されるように、タイヤバランス検査装置1は、タイヤTを保持するスピンドル軸2と、このスピンドル軸2を軸心回りに回転自在に支持するハウジング3と、を備えている。
スピンドル軸2(回転軸)は、上下に軸芯が向く棒体であり、その上端部には、径外側に向かって鍔状に突出するリム(図示略)が形成されている。このリムは、タイヤTの内周に合わせた外径に形成されておりタイヤTを内周側から保持できるようになっている。
ハウジング3は、スピンドル軸2の外径より大きな内径を備えた円筒体であり、この円筒体の内壁に設けられた上下一対の軸受部4を介してスピンドル軸2を回転自在に支持している。このハウジング3は、1方向の力成分(図1参照)を計測できるロードセル5(荷重計測部)を介して固定フレーム6に連結されている。なお、図1の例では、ハウジング3は上下一対のロードセル5を介して固定フレーム6に取り付けられている。
前述したスピンドル軸2へは駆動用モータ7の回転駆動力がベルトを介して伝達され、その結果、スピンドル軸2が上下軸芯回りに回転する。
回転中のタイヤTに発生したバランス荷重は、ロードセル5(荷重計測部)で計測され、不釣り合い算出部8にアンバランス荷重(不釣り合い力)の波形信号として送られる。なお、2箇所のロードセル5は、タイヤTから発生する偏心による不釣合い力のうち、図2に示す方向の荷重F、Fをそれぞれ測定する。
不釣り合い算出部8は、測定部であるロードセル5で測定された荷重F、Fと変換行列C(荷重変換パラメータC)を基に、タイヤTのバランス荷重B、Bを算出するものであり、この不釣り合い算出部8は、コンピュータ等で構成されている。
以下、この不釣り合い算出部8で用いられる変換行列Cの導出について、詳細に述べる。
これらタイヤバランス検査装置1における力学関係を考えるに際しては、タイヤの上面に荷重B、タイヤの下面に荷重Bを加えた際に、2つのロードセル5で検出される検
出荷重F及びFは、荷重とモーメントの釣合いから式(1)に示すように表すことができる。なお、a,b,cは、図1の如く、タイヤバランス検査装置1の下端からの各部への距離である。
式(1)から、アンバランス荷重B、Bと荷重F、Fとの関係をまとめると、式(2)となる。
この式(2)は静的な釣り合いに基づいて計算されたものであり、動的な釣り合いを考慮したものではない。そこで、従来のタイヤバランス検査装置1では、各パラメータを未知数とおき、次の式(3)で定義される変換行列Cを校正実験により求めていた。
変換行列Cの校正を行う場合、荷重が既知のn個のウェイトを用いて実験を行い、以下のようなn個の実験データを得ていた。
なお、実験データとして得られたバランス力Bや計測荷重Fは、複素数で表現されて式(4)や式(5)のように記述される。式中のReは実部、Imは虚部、nは2以上の整数である。
このようにして得られたバランス力Bや計測される荷重Fを、最小二乗法に相当する以下の疑似逆行列の式(6)に代入することで、上述した変換行列Cを求めることができる。
なお、リムの幅や大きさ等の変化によりアンバランスの評価位置が変わった場合には、次のような補正を行う。
つまり、図9に示す如く、このようにして行われた校正実験時のウェイトの位置をb、c、またその時の変換行列をCとおき、実際にタイヤバランス(アンバランス)を評価する際の位置をb、cとすると、実際の変換行列Cは、式(7)で表される。
このようにして求められた変換行列Cを用いれば、タイヤバランス検査においてタイヤやリムのサイズが変わった場合にロードセル5で測定された計測荷重Fを基に、タイヤTのアンバランス荷重Bを算出することができる。
ところで、本発明の校正方法では、次のようにして校正行列Cを算出している。
まず、上述した式(3)と同様に、各パラメータが未知数の変換行列Cを式(8)に示すように考える。
次に、検査装置1の固有振動数と固有振動モードとを計測する。
固有振動数の算出は計測荷重Fの実験データを周波数分析することで行われ、また固有振動数はこの実験データを1次成分(図4(a)に示す成分)と2次成分(図4(b)に示す成分)とに分離してそれぞれ求められる。
また、固有振動モードは、各成分の固有振動数において上側のロードセル5で計測される計測荷重Fと下側のロードセル5で計測される計測荷重Fとの振幅比r(=F/F)として表現される。
これらの固有振動数fと固有振動モードrから、計測値の応答拡大係数αとモード分離行列Rを算出する。
具体的には、固有振動数及び固有振動モードは、タイヤの急激なインフレーション(膨張)時に伴って起こる振動やハンマーなどの治具を用いて意図的に起こされる振動を用い、FFTなどの周波数分析により求められる。応答拡大係数αとモード分離行列Rは、式(9)のように求められる。
なお、先に説明したfはタイヤの回転数、fは1次成分の固有振動数、fは2次成分の固有振動数である。また、r、rは振動数f、fにおける計測荷重FとFとの比であり、rは1次成分の固有振動モードであり、rは2次成分の固有振動モードである。
このようにして求められた1次の応答拡大係数α、2次の応答拡大係数α、モード分離行列R及び2次のモード分離行列Rを用いれば、校正実験データの計測荷重F、Fにおける1次モード成分と2次モード成分とが導かれる。
次に、変換行列Cの基準パラメータとなる行列Astを、変換後の荷重F1st、F2ndとアンバランス荷重B(不釣合い荷重)を用い、式(10’)にて計算する。
このAstは、式(11)に示すように、タイヤバランス検査装置1の固有振動数が十分に高く、計測荷重F、Fが固有振動数による動的な影響を受けない場合の変換行列の逆行列に相当する。このAstを記憶しておくようにする。
また、動的効果を加えた実際の変換行列は、式(11’)のようになる。
なお、リムの幅や径が変わって、タイヤバランス検査装置1の固有振動特性が変化した場合は、新たに計測される固有振動数と振動モードを用いて、応答拡大係数α’、α’やモード分離行列R’、R’を求め、次式(12)でバランス荷重を計算すればよい。
また、不釣合い評価位置が変化した場合は、式(7)の計算により、任意のリムサイズ、リム幅にも対応できる。
次に、有限要素法(FEM)を用いて、本発明の校正方法の効果を検証した。
解析に用いたタイヤ試験装置(タイヤバランス検査装置1)は、上述したa、b、c(図2中に示すa、b、c)の距離がa=180mm、b=555mm、c=165mmとされたものであり、スピンドル軸2を梁要素、ハウジング3を剛体要素、ロードセル5と軸受部4とをバネ要素としてモデル化したものである。なお、装置全体の質量は約400kgとした。
まず、固有値解析で1次の固有振動数f、2次の固有振動数f、1次の振動モードr、2次の振動モードrを計算した。次に、アンバランス荷重B、Bとして表1に示される加振力を7.5Hzで与え、このときに2つのロードセル5で発生する荷重F、Fを求めた。このようにして得られた荷重F、Fを用いて、式(3)〜式(6)に示される従来の方法を利用して校正を行うと共に、式(8)〜式(12)に示される本発明の方法を利用して校正を行った。結果を、表2及び表3に示す。
表2は、上リムに加わる質量を80kg増加させた場合に不釣り合い荷重(バランス荷重B、B)を求めたものである。従来の校正方法を用いた場合には、本来は表1の(b)に示すような値を示すはずが、表2(c)の従来例に示すように最大で18%程度の誤差が生じている。ところが、本発明の校正方法を用いれば、誤差は最大でも1.1%となっており、従来の方法より小さく抑えられている。
また、表3は、上リムの長さを200mm延長した場合に不釣り合い荷重を求めたものである。従来の校正方法を用いた場合には、表2(c)下側に示すように最大で6.4%程度の誤差が生じている。ところが、本発明の校正方法を用いれば、誤差は最大でも0.5%となっており、従来の方法より小さく抑えられていることが分かる。
このことから、上述した校正手段を用いることにより、従来の方法に比べてバランス荷重Bを正確に求めることができると判断される。
次に、図7を用い、具体的に固有振動の影響を加味した変換行列Cを求める方法、言い換えれば本発明の校正手順を説明する。
(ステップ1)
まず、代表的なタイヤ(校正用のタイヤ)を用意し、このタイヤをリムを介してスピンドル軸2の上端側に取り付ける。そして、取り付けられたタイヤにエアを送り、タイヤをインフレーション(膨張)させる。
(ステップ2)
インフレーションに伴って発生するタイヤの振動をロードセル5などを用いて計測する。なお、インフレーション時の振動が小さい場合には、ハンマーなどの打撃具を用いて振動を発生させても良い。
(ステップ3)
計測されたインフレーション時または打撃時の振動データに対してフーリエ変換(FFT)に基づく振動解析を行い、タイヤが取り付けられた状態での1次の固有振動数fと2次の固有振動数fとを算出する。また、各固有振動数におけるモード荷重の値から1次の振動モードrと2次の振動モードrを算出する。さらに、上述した式(9)から応答拡大係数α、αとモード分離行列R、Rとを算出する。
(ステップ4)
校正ウェイトを取り付けずにタイヤバランス検査装置1を運転させ、差分データの基準となる計測データFを計測する。
(ステップ5)
次に、重さが既知の校正ウェイトを取り付けてタイヤバランス検査を行い、ロードセル5で計測される計測荷重Fとアンバランス荷重Bのデータを得る。
(ステップ6)
ステップ5で得られた実験データのデータ数が所定の実験回数nに達したか否かを判断する。得られたデータ数が所定の実験回数nに達していないときはステップ7に進み、得られたデータ数が所定の実験回数nに達した際にはステップ8に進む。
(ステップ7)
ステップ7では、校正ウェイトの取り付け位置を変更し、さらにステップ5に戻って新たな位置(異なる実験条件)での実験データを採集する。
(ステップ8)
ステップ8では、得られたn個の計測データと、ステップ4で求められた計測データFとの差分を計算する。
(ステップ9)
ステップ3で求められた応答拡大係数α、αとモード分離行列R、R、及びステップ8で求められたn個の差分データを式(10’)に代入して、行列(基準変換行列)Astを算出する。
(ステップ10)
最後に、得られた行列Astと行列Astを算出した際のb、cを記憶して、校正作業を終了する。
次に、このようにして算出された行列(基準変換行列)Astを用いて実際にタイヤバランスを計測する手順を図8を用いて説明する。
(ステップ11)
上述した校正作業におけるステップ1と同じように、バランスの計測を行うタイヤを用意し、このタイヤをリムを介してスピンドル軸2の上端側に取り付ける。
(ステップ12)
ステップ2と同じように、インフレーションや打撃に伴って発生するタイヤの振動をロードセル5などを用いて計測する。
(ステップ13)
計測された振動データに対してフーリエ変換(FFT)に基づく振動解析を行い、タイヤが取り付けられた状態での1次の固有振動数fと2次の固有振動数fとを算出する。また、各固有振動数におけるモード荷重の値から1次の振動モードrと2次の振動モードrを算出する。さらに、式(9)から応答拡大係数α、αとモード分離行列R、Rとを算出する。
(ステップ14)
上述した校正作業で求められた基準変換行列である行列Astと、この基準変換行列が求められた際の距離データb、cをメモリなどから呼び出し、式(7)に代入して変換行列C’を求める。
(ステップ15)
次に、取り付けたタイヤを回転させて、計測荷重Fを計測する。この計測荷重Fは、上述した式(5)のような行列として与えられる。
(ステップ16)
上述したステップ8と同じように、予め求められていたFとの差分を算出し、装置の不釣り合いやリムの偏心などに由来する誤差荷重を取り除く。
(ステップ17)
ステップ16で誤差荷重が取り除かれた計測荷重Fのデータと、ステップ14で得られた変換行列C’に基づいて、タイヤのアンバランス荷重Bを算出する。
上述したように不釣り合い算出部8において、固有振動数と固有振動モードとの値を元に求められた変換行列Cは、固有振動数の変化を考慮したものであり、固有振動数の変化の影響を受けることなく検出荷重Fからアンバランス荷重Bを正確に導けるものとなっている。それゆえ、このような変換行列Cを用いれば、タイヤやリムの大きさが変化した場合でも、再度の校正作業を行うことなく、精度良くタイヤ不釣合いを算出することを可能となる。
以下に、本発明の変換行列Cの理論的な導出過程、言い換えれば変換行列Cの具体的な導出方法を、手順を追って以下に説明する。
まず、変換行列Cの逆行列C−1を、以降では行列A(変換行列A)とおく。つまり、この行列Aは式(13)のように表現できる。
式(13)のF、Fは、上下のロードセル5で計測された荷重のデータであり、回転数に依存する成分(周波数成分)を含んでいる。それゆえ、式(13)の行列Aにも固有振動による応答増加の影響が含まれている。この行列Aは式(6)にならって、n個の校正実験データから次式(14)のように算出できる。
図6に示す通り、計測荷重F、Fは、各周波数における1次と2次の応答曲線の和で表される。各固有振動数f、fにおけるF、Fの比(=F/F)を固有振動モードr、rとおくと、二つのモード荷重Fm1、Fm2から計測荷重F、Fを次式(15)で表すことができる。
この式(15)から、モード荷重Fm1、Fm2は次の式(16)のように示される。
ここで、計測荷重F、Fの1次モード成分F1,1st、F2,1stと、2次モード成分F1,2nd、F2,2ndは、それぞれ次の式(17)、式(18)で算出できる。
なお、これら2つのモード荷重の和は、式(19)に示すように計測荷重F、F
なる。
次に、計測荷重F、Fを計測荷重Fの1次成分F1stと2次成分F2ndとに分離して評価を行う。まず、計測荷重の1次成分F1stを、次の変換行列A1stを用いて次のように表現する。
n個の校正実験データを元に、計測荷重Fを式(17)により変換すると、F1stが算出される。次に、校正実験で与えた不釣合い荷重BとF1stの関係を基に、変換行列A1stを算出する。
このようにして求められた変換行列A1stを、静的係数行列Ast(基準変換パラメータAst)と動的効果による増分を示す行列Adyとに分けて式(21)のように表示する。
次に、図5に示すように、タイヤバランス検査装置1が1自由度振動系で振動するものと考えと、1自由度振動系の運動方程式は作用荷重をD、応答量をxとして次式(21’)で表される。なお、応答荷重は変位xにバネ剛性kをかけるだけであるので、xで扱っても差し支えない。
静的変位をx(=D/k)とおくと、ある振動数fでの応答xは、固有振動数fを用いて次式(22)で表される。
応答xの静的変位xに対する増加分はx−xである事から、その増加分はxに対する比として次式(23)で表される。この値をαとおく。
式(18)のAdy,1stは、Ast,1stと1次モードのα1から次式(24)で表される。
よって、式(20)、式(21)、式(24)、式(24’)から、1次モードの変換行列Ast,1stとAdy,1stは次式(25)のように求めることができる。
同様にして、2次モードの変換行列は次式(26)で算出できる。
1次モードと2次モードを合成した全体系においては、次式(27)で表される。
この式により算出されるAstが、静的基準変換行列に相当する。この行列Astは、回転体からなる測定部の支持剛性が変化しない以上、リムやタイヤの質量、あるいはリム位置によらず一定の値となる。それゆえ、この行列Astを予め求めて、記憶しておけば、実際にバランス荷重を計測する際に基準の行列となる。
なお、上述したように校正実験を実施して、行列Astや行列Adyが求められた状態においては、式(3)で定義される変換行列Cは、次式(28)により算出できる。
次に、タイヤやリムの質量、あるいはリム幅の変化などにより固有振動数が変化した場合の変換行列Tの算出方法を説明する。
タイヤを実際に回転させてそのアンバランス荷重を計測する前に、前述の方法により検査装置の固有振動数f1'とf'、固有振動モードr1'とr'を求める。これら固有振動数と固有振動モードから、式(23)から動的増幅係数α1'とα'を、式(17)、(18)からモード変換行列R'とR'を算出する。
実運転でのタイヤ不釣合い荷重Bと、計測荷重F'の関係については、固有振動による動的効果を除外した静的成分が、校正実験で求めた静的基準変換行列Astを用いて次式(29)で表される。
この静的荷重Fstは、現在の固有振動数状態におけるモード変換行列R'から、式(30)のように1次と2次のモード荷重に分離できる。
また、各モードの動的荷重成分は静的荷重成分のα'倍により算出される。
計測荷重F'は、静的荷重F'stと二つの動的荷重F'dy,1stとF'dy,2ndの合成値となる
ことから、式(29)〜(31)を用いて、次式(32)で表される。
よって、変換行列C'は、Eを単位行列として次式(33)により算出できる。
なお、この変換行列Cにより計算されるタイヤ不釣合い荷重Bは、実際のリム位置によらず、校正実験を実施した時のリム位置(図9(a)のb、c)での評価値となる。
それゆえ、次に示す方法を用いて補正を行う。まず、図9(a)に示す様に、校正実験時のリム位置をb、cとおく。この位置で算出される荷重Bを図9(b)に示す実運転時のリム位置b、cでの値に変換する。
図9(a)、図9(b)において、基準位置における荷重FとモーメントMは等しくなることから、式(33)により求まるB10、B20と、実際のリム位置のBとBには次の関係式がある。
この式から、次式が求まる。
次式の基準位置におけるリム位置におけるバランス荷重BとBに式(36)を代入すると、次式(36)が得られる。
それゆえ、リム幅などの変化の影響をも考慮した最終的な変換行列C”は、次式により算出される。
最後に、基準位置b、cと異なる位置にて校正実験を行った場合に、その結果を基準位置における基準変換行列Astに換算する方法について説明する。まず、校正実験により基準とは異なる位置関係での静的基準換算行列A'stを算出する。タイヤ不釣合いBと計測荷重の静的分Fstは次の関係にある。
この式に式(30)を代入すると、
よって、基準位置における静的基準換算行列Astは次式で求められる。
変換行列の精度を上げる為には、複数のリム位置状態において校正実験を行い、それらの結果を全て基準位置における換算行列に置き換えて、平均化するのが望ましい。
なお、今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。特に、今回開示された実施形態において、明示的に開示されていない事項、例えば、運転条件や操業条件、各種パラメータ、構成物の寸法、重量、体積などは、当業者が通常実施する範囲を逸脱するものではなく、通常の当業者であれば、容易に想定することが可能な値を採用している。
上述した校正方法を説明するにあたり、ロードセル5により荷重計測を行うタイヤバランス検査装置1を例示した。しかしながら、本発明の校正方法は、図2に示すX1、X2位置における、変位センサや速度センサもしくは加速度センサ等により得られる、変位信号、速度信号、加速度信号を計測するタイヤバランス検査装置に対しても、同一の要領や手順で実施可能である。
1 タイヤバランス検査装置
2 スピンドル軸
3 ハウジング
4 軸受部
5 ロードセル(荷重計測部)
6 固定フレーム
7 駆動用モータ
8 不釣り合い算出部
T タイヤ

Claims (6)

  1. タイヤを装着可能なリムが上部に設けられていて且つ前記リムを鉛直方向を向く回転軸回りに回転させるスピンドル軸と、前記スピンドル軸の軸方向に離間した所定の2箇所に設けられて前記スピンドル軸に発生する荷重を計測する荷重計測部と、を有するタイヤバランス検査装置の校正方法であって、
    前記スピンドル軸に発生する荷重の計測値Fを前記タイヤに生じる不釣り合い量Bへ変換する荷重変換パラメータCに関し、不釣合い計測を行う状態での装置の固有振動数と固有振動モードを基にして、前記荷重変換パラメータCを算出することを特徴とするタイヤバランス検査装置の校正方法。
  2. 前記固有振動モードを基にして荷重変換パラメータCを求めるにあたっては、2箇所の荷重計測部で計測された計測値の比率を利用し前記荷重変換パラメータCを算出することを算出することを特徴とする請求項1に記載のタイヤバランス検査装置の校正方法。
  3. 固有振動の影響を受けないパラメータである基準変換パラメータAstを予め求めておき、求められた基準変換パラメータAstを用いて荷重変換パラメータCを算出することを特徴とする請求項1又は2に記載のタイヤバランス検査装置の校正方法。
  4. 前記リムに質量が既知であって回転時に発生する不釣り合い量Bも既知である校正用ウェイトを設置し、
    校正用ウェイトを回転させた際に発生する不釣合い力Bと、前記2箇所の荷重計測部で計測される計測値Fと、回転軸の固有振動数及び固有振動モードと、を計測し、
    計測された不釣合い力Bと計測値Fと固有振動数及び固有振動モードとを基に、前記基準変換パラメータAstを求めることを特徴とする請求項1又は2に記載のタイヤバランス検査装置の校正方法。
  5. 回転軸の固有振動数及び固有振動モードとを計測するに際しては、前記タイヤをリムに取り付けた状態においてタイヤに振動を加えることを特徴とする請求項1又は2に記載のタイヤバランス検査装置の校正方法。
  6. タイヤを装着可能なリムが上部に設けられていて且つ前記リムを鉛直方向を向く回転軸回りに回転させるスピンドル軸と、
    前記スピンドル軸の軸方向に離間した所定の2箇所に設けられて前記スピンドル軸に発生する荷重を計測する荷重計測部と、
    前記荷重計測部から得られるスピンドル軸に発生する荷重の計測値Fを用いて、請求項1〜5のいずれかに記載された校正方法を行う不釣り合い算出部と、
    を備えていることを特徴とするタイヤバランス検査装置。
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