JP2011191249A - バランス試験における監視方法及び動バランス計測装置 - Google Patents

バランス試験における監視方法及び動バランス計測装置 Download PDF

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Abstract

【課題】動バランス計測装置を用いてタイヤの動バランスを計測するバランス試験において誤った動バランスの計測を防止する。
【解決手段】タイヤ2を回転させた際に発生する荷重を測定することによって当該タイヤ2の動バランスを計測するバランス試験において、荷重を周波数成分に分解し、前記周波数成分中の高次成分に基づいて前記動バランス試験に影響を与える外乱を検出する。高次成分は、2次以上の高次成分である。外乱は、動バランス計測装置1の機械特性の変化により生じるものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、タイヤを回転させたときの不釣合い力を検出するバランス試験における監視方法及び動バランス計測装置に関する。
従来より、タイヤ生産ラインの最終工程のおいて、タイヤの動バランス試験が行われている。実際のバランス試験では、タイヤ非装着状態でもタイヤの回転に同期した荷重が存在し、補正無しではタイヤのみの正しいバランス計測ができないため、種々の検出荷重の補正手段が講じられている。
タイヤを装着していない状態でも、タイヤの回転に同期した荷重が発生する原因として、回転軸偏心によるアンバランスと、回転軸の回転摩擦ムラ等などがあり、これらの機械的要因により生じる荷重変動(以降これらを機械荷重ということがある)の外乱がバランス計算誤差になる。
上下リム一体のタイプの動バランス計測装置では、タイヤ非装着状態で運転を行うことで、タイヤのアンバランス以外の機械の影響を示す機械荷重データを採取できる。そしてタイヤ装着時に回転させた実際の試験データから上記機械荷重データの差を取ることにより、タイヤのバランス計算結果を算出することができる。
一方、上下リム分割タイプの動バランス計測装置では、タイヤを取り付けてタイヤの膨張力で上下リムを圧接することで上下リムが相対移動しない状態として上記機械荷重データを取る必要がある。そこで、リムに対するタイヤ取付位相を0deg、180degとした2回のデータをとり、これらのデータを合算することでタイヤのアンバランスカを相殺して機械荷重を求める。
特許文献1では、この従来手法に対してタイヤ非装着で上下分割リムを一体として回転させる構造を提案し、タイヤ取付誤差等を受けずに正確に測定できるようにしている。
特許3429346号公報
実際の動バランス計測装置では、リム構造のタイプに関係なく、繰り返し測定を行う間に温度変化やベルトの張力変化などによって、機械荷重が変化する場合がある。この場合、補正のための基準データが変化し、正しいバランス計算結果が得られなくなる。量産されるタイヤを次々に計測していく実運転時では、タイヤによってアンバランスは異なるために、機械荷重の変化に気づかず、間違った動バランス計測を行うという問題がある。
本発明は、上記問題点に鑑み、タイヤを回転させた際に発生する荷重を監視することによって、誤った動バランスの計測を防止することができるバランス試験における監視方法及び動バランス計測装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明においては以下の技術的手段を講じた。即ち、タイヤを回転させた際に発生する荷重を測定する動バランス計測装置を用いて当該タイヤの動バランスを計測するバランス試験において、前記荷重を周波数成分に分解し、前記周波数成分中の高次成分に基づいて前記動バランスに影響を与える外乱を検出する点にある。
前記高次成分は、2次以上の高次成分である。また、外乱は、前記動バランス計測装置の機械特性の変化により生じるものである。
本発明の他の手段は、タイヤを回転自在に支持するタイヤ回転軸と、タイヤを回転させた際に発生する荷重を測定する荷重測定器と、前記荷重測定器にて測定した荷重に基づいて動バランスを演算する演算制御部とを備えた動バランス計測装置において、前記演算制御部は、前記荷重を周波数成分に分解する周波数分析部と、この周波数分析部にて分解された周波数成分中に高次成分に基づいて動バランスに影響を与える外乱の検出を行う外乱検出部と、を備えている点にある。
前記外乱検出部は、2次以上の高次成分の変化が所定値以上であるときに前記外乱の検出を行うことが好ましい。
本発明によれば、タイヤを回転させた際に発生する荷重を監視することによって、誤った動バランスの計測を防止することができる。
動バランス計測装置の構成を示す概略図である。 動バランスの求め方を説明する説明図である。 動バランス計測装置におけるバランス試験の流れを示した図である。 荷重を周波数分析したときの周波数と荷重との関係図である。 タイヤのアンバランスが変化した場合の周波数と荷重の変化との関係図である。 アンバランスが一定での周波数と荷重の変化との関係図である。
以下、本発明の実施形態を、図を基に説明する。
本発明の動バランス計測装置1は、動バランス測定が行われるタイヤ2が取り付けられるタイヤ回転軸3と、このタイヤ回転軸3を回転自在に支持するハウジング4を有している。さらに、動バランス計測装置1は、タイヤ回転軸3に駆動力を付与する回転駆動装置6と、この回転駆動装置6の駆動力をタイヤ回転軸3に伝える駆動ベルト7と、タイヤ2の動バランスを計測する荷重測定器8a、8bを有している。
図1に示すように、タイヤ回転軸3は、軸心が上下方向を向くように配備され、上下開放となっている筒状のハウジング4により支持されている。このタイヤ回転軸3は、ハウジング4の上端よりも上方に突出しており、その上端側にタイヤリムが設けられ、このタイヤリムに試験対象であるタイヤ2が装着される。また、タイヤ回転軸3は、ハウジング4の下端よりも下方に突出しており、タイヤ回転軸3の下部突出側に、回転駆動力を受けるプーリ(従動プーリ)10が取り付けられると共に、回転計測器11が取り付けられている。
ハウジング4は、ベースフレーム9に支持され、当該ハウジング4の内部にはタイヤ回転軸3を回転自在に支持する軸受(ベアリング)等が配備されている。
回転駆動装置6は、タイヤ回転軸3に平行に配備された駆動軸を有するモータ21と、駆動軸の先端に取り付けられた駆動プーリ12とを備えている。
モータ21はベースフレーム9に固定されている。モータ21に備えられた駆動プーリ12には、駆動ベルト7が巻き掛けられていて、この駆動ベルト7は前述したタイヤ回転軸3に設けられた従動プーリ10にも巻き掛けられている。そのため、モータ21が作動し、駆動軸の先端に取り付けられた駆動プーリ12が回転すると、駆動ベルト7を介して従動プーリも回転し、タイヤ回転軸3が回転駆動する。
この動バランス計測装置1は、タイヤ2の動バランスを計測するものであり、そのために幾つかの計測手段を備えている。
計測手段の1つとして、動バランス計測装置1は、タイヤ回転軸3の回転数(すなわち計測対象であるタイヤ2の回転数)などを検出する回転計測器11を有する。
回転計測器11は、エンコーダ13及び基準角検出器14を含んで構成されており、タイヤ回転軸3の回転を検出してその検出タイミングに合わせてパルス信号を発すると共に、基準角となる所定の回転角ごとにパルス信号を発するユニットである。回転計測器11は、タイヤ回転軸3の下端に配備されている。
加えて、計測手段として荷重測定器8a、8bを有している。荷重測定器8a、8bは、タイヤ回転軸3からハウジング4に伝わるタイヤ2のアンバランス荷重を検出するユニットであり、例えばロードセル等で構成されている。荷重測定器8a、8bは、ハウジング4とベースフレームの間に設けられている。なお、この荷重測定器8a、8bは、駆動ベルト7の張力が荷重検出方向に直接作用しないように、駆動プーリ12の回転軸と従動プーリ10の回転軸とを結ぶ直線に垂直な方向の荷重のみを計測するものとなっている。
回転計測器11や荷重測定器8a、8bからの出力(計測結果)は、動バランス計測装置1に備えられた演算制御部15に伝えられる。演算制御部15は、入力された計測結果より、タイヤ2のアンバランスや動特性を算出すると共に、モータ21の制御等も同時に行う。
このような動バランス計測装置1において、バランス試験を行うには、まず、モータ21を駆動させて駆動ベルト7を介して、タイヤ回転軸3を回転駆動させる。そして、タイヤ2を回転させた際に発生する荷重を2つの荷重測定器8a、8bにて測定しすることにより、タイヤ2の動バランスを計測することができる。
例えば、図2に示すように、タイヤ2の上面側のバランス荷重をB1、タイヤ2の下面側のバランス荷重をB2、一方の荷重測定器8a(タイヤ2に近い側)の測定荷重をF1、他方の荷重測定器8bの測定荷重F2としたとき、力の釣り合いは式(1)となり、モーメントの釣り合いは式(2)となる。式(1)及び式(2)より、上面側のバランス荷重は式(3)に示すものとなり、下面側のバランス荷重は式(4)に示すものとなり、これにより、動バランスを求めることができる。なお、式(1)及び式(2)に示すように、測定荷重は、データの周波数分析から振幅と位相を有する複素数で求めることができる。
Figure 2011191249
上述したように、動バランス計測装置1においては、荷重測定器8a、8bによってタイヤ2を回転させた際に発生する荷重(F1、F2)を測定することにより動バランスを計測することができる。ここで、例えば、測定を繰り返し行うと、駆動ベルト7の張力変化、タイヤ回転軸3の摩擦ムラ等の機械的な要因によって機械荷重の変化が生じる。このように、バランス試験中に機械荷重が変化してしまうと、正しいバランス試験の計測結果が得られないことがある。量産されるタイヤ2についてのバランス試験を次々に行うと、機械荷重の変化に気づかず間違った動バランスを計測してしまう場合がある。
本発明では、このように機械的な要因によって機械荷重の変化が生じると、バランス試験(動バランス)に悪影響を及ぼすことから、動バランス計測装置1の機械特性の変化により生じる外乱を即座に検出することとしている。以下、詳しく説明する。
演算制御部15は、周波数分析部16と、外乱検出部17とを備えている。この周波数分析部16は、荷重測定器8a、8bによって測定した荷重(F1、F2)を高速フーリエ変換によって周波数成分に分解するものであってコンピュータプログラム等から構成されている。
外乱検出部17は、周波数分析部16にて分解された周波数成分中に高次成分に基づいて試験に影響を与える外乱の検出を行うものでコンピュータプログラム等から構成されている。具体的には、外乱検出部17は、バランス試験を行っている際での荷重(F1、F2)を周波数成分に分解したときに、その周波数成分中に2次以上の高次成分の変化を逐次監視しておき、2次以上の高次成分の変化が所定値以上となったときに、バランス試験に影響を与える外乱が発生したと検出する。
さらに詳しくは、図4に示すように、周波数分析部16によって荷重(F1、F2)を分解すると、荷重の周波数成分中には、タイヤ回転周波数に対して1倍だけでなく、2倍、3倍・・・n倍の高次成分が現れる。ここで、2次以上の高次成分においては、タイヤ2回転数とは異なる別の機械特性が現れているものと考えられる。2次以上の高次成分において荷重の変化(荷重振幅)の変化がなければ、機械的な要因によって機械荷重の変動が生じていないものと思われる。一方、荷重振幅が変化すると、機械的な要因によって機械荷重の変化が生じたものと考えられることから、外乱検出部17では、2次以上の高次成分において荷重振幅が20%以上変化したときに、外乱が発生したものと検出している。例えば、2次成分の荷重振幅の変化は、式(5)にて求め、当該荷重振幅の変化が式(5)を満たすときに外乱が発生したものと検出する。
Figure 2011191249
式(5)では、通常時のタイヤ回転周波数の2次成分の荷重振幅をF02、機械荷重変化後のタイヤ回転周波数の2次成分の荷重振幅をF12とし、タイヤ回転周波数の2次成分の荷重振幅の評価基準(外乱を検知するためのしきい値であって、例えば、20%)をBとしている。
なお、演算制御部15は、外乱検出部17によって外乱を検出すると、モータ21に指令を出力してモータ21の停止、即ち、動バランス計測装置1の自動停止を行う。
図3は、動バランス計測装置1におけるバランス試験の流れを示したものである。バランス試験の説明に併せて演算制御部15による処理についても説明する。
まず、タイヤ2をタイヤ回転軸3(リム)に装着し、タイヤ回転軸3を回転させ、荷重測定器8a、8b(ロードセル)の検知信号を取得(演算制御部15に荷重データを取り込む)する(S1)。
演算制御部15の周波数分析部16により、取り込まれた荷重データを用いて荷重を周波数分析、高速フーリエ変換を行う(S2)。
演算制御部15の外乱検出部17により、周波数分析を行い上述したように2次以上の高次成分において荷重振幅の変動量(変化量)が20%未満であるか否かを判断する(S3)。
荷重振幅の変化量が20%未満(S3、yes)であれば、演算制御部15に予め記憶していた機械荷重を用いて荷重データを補正する(S4)。
そして、上述したように、式(3)又は式(4)を用いて動バランスを求める(S5)。なお、動バランスを求めるための式(3)や式(4)など必要な関数等は、演算制御部15内に格納されていて、動バランスは演算制御部15によって計算される。
一方、荷重振幅の変化量が20%以上(S3、No)であれば、機械特性の変化、機械的な異常が発生し、その結果、外乱が生じたものと考えられるために、モータ21を自動的に停止する(S6)。そして、動バランス計測装置1における機械要素(例えば、軸受、駆動ベルト7、モータ21、タイヤ回転軸3など)に異常が発生していないか否かを調べる(S7)。
異常があると認められる場合(S7、異常あり)には、対象となる部分の機械整備、調整を行う(S8)。異常が認められない場合には(S7、異常なし)、機械荷重の再設定を行う。機械荷重の再設定では、タイヤ2をタイヤ回転軸3(リム)から取り外した後に、タイヤ2を装着していない状態でタイヤ回転軸3を回転させ、荷重測定器8a、8bにて荷重データの取り直しを行い、周波数分析を行って基準となる荷重振幅の値を演算制御部15に記憶する(S9)。
その後、タイヤ2をタイヤ回転軸3に再装着してバランス試験を再開する(S10)。
図5は、動バランスの異なるタイヤ1及びタイヤ2についてバランス試験を行ったとき、即ち、タイヤの種類によって動バランスのみ(アンバランスのみ)が変化したときの荷重振幅を示したものである。
図5に示すように、まず、タイヤの特性により動バランスが異なる場合は、荷重振幅においてタイヤ回転周波数の1次成分が変化することになる。このように、2つのタイヤのバランス試験を行ったときに、両試験を通して機械特性が変化しなかった場合(外乱が無い)は、荷重振幅においてタイヤ回転周波数のn次成分には変化が現れない。
つまり、タイヤのアンバランスのみが変化して機械特性に変化がないときは、荷重振幅の1次成分のみが変化するが2次成分は変化しないと考えられる。
一方、図6は、バランス試験において、タイヤの動バランス(アンバランス)が変化せず一定である場合、例えば、同じタイヤについて試験を行った場合の荷重振幅を示したものである。
図6に示すように、バランス試験において動バランスが変化しない(例えば、同じタイヤ)にも関わらず、点線に示すように、荷重振幅においてタイヤ回転周波数の1次成分や2次成分が変化したときを考える。動バランスが変化していないのにも関わらず、タイヤ回転周波数の1次成分が変化していることから、一見するとタイヤの動バランスが変化したと思われるが、2次成分の荷重振幅の変化に着目すると、当該2次成分の荷重振幅も変化している状態にあるため、1次成分の荷重振幅の変化は機械荷重変化(機械特性の変化)により生じたものと考えられる。
ここで、図5及び図6を示すように、1次成分の変動は、動バランスの変化と機械荷重の変化とが生じたときに現れるのに対して、2次成分の変動は、機械荷重の変化のみに現れることから、特に、機械荷重変化は、荷重振幅の2次成分に顕著に現れると言える。
よって、タイヤのバランス試験において、2次成分を監視することで機械荷重変化を把握することができる。
なお、この実施形態では、2次成分を中心に説明したが、実際には機械荷重は1次成分以外のn次成分のどの成分が大きくなるかは装置ごとに異なるため、はじめに機械荷重が顕著に現れる成分を特定し、その変化を追うのが望ましい(ノイズとの区別を明確にするため、できるだけ大きく現れる成分を選択するのがよい)。
また、機械荷重は高次の特定の成分だけでなく、複数成分を含むもので、どの成分が大きく変化するかも装置ごとに異なるため、精度向上のためには、複数成分の変化で判断することが望ましい。
即ち、タイヤ2の動バランスの影響を受けない回転周波数のn(n>=2)次成分の変化を監視することによって、機械荷重変化によるバランス計測精度悪化を即座に捕らえることができ、機械荷重の取り直しや機械メンテナンスを行うことで、機械荷重の変化によるバランス計測誤差を補正できると共に、簡易的な機械装置異常発生の可能性を示す指標としても利用できる。これによって間違ったバランス計測結果を出さないようにできる。大掛かりな装置の追加などは必要なく、現行の機器のまま荷重のn次成分を確認するだけで、機械の状態の変化を把握することができる。
なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 動バランス計測装置
2 タイヤ
3 タイヤ回転軸
4 ハウジング
6 回転駆動装置
7 駆動ベルト
8a 荷重測定器
8b 荷重測定器
10 従動プーリ
11 回転計測器
12 駆動プーリ
13 エンコーダ
14 基準角検出器
15 演算制御部
16 周波数分析部
17 外乱検出部

Claims (5)

  1. タイヤを回転させた際に発生する荷重を測定する動バランス計測装置を用いて当該タイヤの動バランスを計測するバランス試験において、
    前記荷重を周波数成分に分解し、前記周波数成分中の高次成分に基づいて前記動バランスに影響を与える外乱を検出することを特徴とするバランス試験における監視方法。
  2. 前記高次成分は、2次以上の高次成分であることを特徴とする請求項1に記載のバランス試験における監視方法。
  3. 前記外乱は、前記動バランス計測装置の機械特性の変化により生じるものであることを特徴とする請求項1又は2に記載のバランス試験における監視方法。
  4. タイヤを回転自在に支持するタイヤ回転軸と、タイヤを回転させた際に発生する荷重を測定する荷重測定器と、前記荷重測定器にて測定した荷重に基づいて動バランスを演算する演算制御部とを備えた動バランス計測装置において、
    前記演算制御部は、前記荷重を周波数成分に分解する周波数分析部と、この周波数分析部にて分解された周波数成分中に高次成分に基づいて動バランスに影響を与える外乱の検出を行う外乱検出部と、を備えていることを特徴とする動バランス計測装置。
  5. 前記外乱検出部は、2次以上の高次成分の変化が所定値以上であるときに前記外乱の検出を行うことを特徴とする請求項4に記載の動バランス計測装置。
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