JP2013221301A - 電気錠 - Google Patents

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Abstract

【課題】プログラムの変更作業や動作履歴等の記録情報の取り出し作業を簡単に行うことができるようにした電気錠の提供。
【解決手段】錠箱1の内部に、基板ケース20と、その基板ケース20内に収容されたプリント基板の制御部によって駆動が制御される駆動モータ31およびその駆動モータ31によって進退されてボルト挿入孔4から先端部が出没されるデッドボルト5を組込む。基板ケース20の、フロント裏板2の内面に沿う前壁26に、制御部の入・出力装置に接続されたオスコネクタ27を設ける。フロント裏板2には、オスコネクタ27と対向する位置に端末装置に接続されたリード線の先端部のメスコネクタが挿入可能な接続口29を設ける。フロントプレート3の取り外しにより、オスコネクタ27とメスコネクタを接続可能とし、その接続状態で端末装置の操作してプログラムの変更や記録の取り出しを行なう。
【選択図】図1

Description

この発明は、駆動モータ等の電動アクチュエータによって施・解錠する電気錠に関する。
駆動モータによってデッドボルトを施錠位置と解錠位置との間で進退動させるようにした電気錠として、特許文献1に記載されたものが従来から知られている。この電気錠においては、プリント基板に設けられた制御部によって駆動が制御される駆動モータの回転をギヤ減速機構により減速し、そのギヤ減速機構の出力ギヤの回転に連動してダルマを設定角度正逆方向に回転させ、そのダルマとデッドボルトを連結するクランクアームを介して、デッドボルトを施錠位置と解錠位置との間で進退動させるようにしている。
上記のような電気錠においては、制御部のメモリに記憶されているプログラムに沿って施・解錠動作を実行させるようにしている。また、入・出力装置(I/O)からCPUに施・解錠の動作履歴を入力し、そのCPUからメモリに出力して記憶させ、必要に応じてその動作履歴を取り出すようにしている。
特許第4553689号公報
ところで、上記従来の電気錠においては、施・解錠動作を実行させるプログラムの変更や、動作履歴等の記録の取り出しに際し、ドアから錠箱を取外し、その錠箱内からプリント基板を取り出す状態でプログラムの変更作業や動作履歴等の記録情報の取り出し作業を行なう必要があるため、作業に非常に手間がかかるという不都合がある。
この発明の課題は、プログラムの変更作業や動作履歴等の記録情報の取り出し作業を簡単に行うことができるようにした電気錠を提供することである。
上記の課題を解決するために、この発明においては、フロントプレートおよびフロント裏板を有する錠箱の内部に、プリント基板が収容された基板ケースと、施・解錠動作の駆動源となる電動アクチュエータとを組込み、前記プリント基板に設けられた制御部により前記電動アクチュエータの駆動を制御して、施・解錠を行なう電気錠において、前記基板ケースの前記フロント裏板の内面に沿う前壁に、前記制御部の入・出力装置に接続されたオスコネクタを、その受け口が外部に露出するようにして設け、前記フロント裏板には、前記オスコネクタと対向する位置に端末装置に接続されたリード線の先端部のメスコネクタが挿入可能な接続口を設けた構成を採用したのである。
上記の構成からなる電気錠において、プログラムの変更作業や動作履歴等の記録情報の取り出しに際しては、電気錠が取付けられたドアを開放し、外部に露出するフロントプレートの取り外しによってフロント裏板に形成された接続口を開放する。そして、パソコン等の端末装置に接続されたリード線の先端部のメスコネクタを開放状態とされた接続口からオスコネクタに接続して端末装置を操作する。
この発明においては、上記のように、フロントプレートを取り外すことによってオスコネクタが外部に露出し、そのオスコネクタを介して端末装置を接続することができるため、錠箱の取り外しやプリント基板の取り出し作業を不要とすることができ、プログラムの変更作業や動作履歴等の記録情報の取り出しを簡単に行うことができる。
この発明に係る電気錠の実施の形態を示す縦断面図 図2は、電気錠の施錠状態を示す縦断面図 図1のIII−III線に沿った断面図 図1に示す基板ケースの一部切欠正面図 図4のV−V線に沿った断面図 デッドボルトおよびそのデッドボルトの移動を案内するガイド盤の分解斜視図 出力ギヤとラックプレートを示す分解斜視図 (a)乃至(c)は出力ギヤの回転動作を段階的に示す動作説明図 制御部のブロック図
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1乃至図3に示すように、錠箱1は、扁平な角形をなし、その前側にはフロント裏板2が設けられ、そのフロント裏板2の前面にフロントプレート3が衝合されて、フロント裏板2にねじ込まれるビス3aの締め付けによって着脱自在の取付けとされている。
錠箱1の内部には、フロントプレート3およびフロント裏板2に形成された角形のボルト挿入孔4に対して出没可能なデッドボルト5と、そのデッドボルト5をスライド自在に支持する対向一対の内側ガイド盤6Aと、その内側ガイド盤6Aの外側に設けられた対向一対の外側ガイド盤Bとが組み込まれている。
図2および図6に示すように、デッドボルト5は、下向きコの字状とされて、天板5aおよび対向一対の側板5bを有し、一方の側板5bの下縁後端部には他方の側板5bに向けて折れ曲がると共にその先端から下向きに折れ曲がるL字形の折曲げ片5cが設けられ、その折曲げ片5cの下辺に切欠部5dが形成されている。
デッドボルト5の対向一対の側板5bには、前後方向に間隔をおいて一対のガイドピン7、8が支持され、その前側ガイドピン7および後側ガイドピン8の両端部が対向一対の内側ガイド盤6Aおよび外側ガイド盤6Bのそれぞれに形成された前後一対のガイド孔9にスライド自在に嵌合されている。
前後一対のガイド孔9は前後方向に長く延びる長孔とされ、そのガイド孔9に沿ってデッドボルト5が移動自在とされている。また、デッドボルト5は、上記ガイド孔9の前後両端にガイドピン7、8の両端部が当接する範囲内において移動自在とされ、上記ガイドピン7、8の両端部がガイド孔9の前側端に当接する状態でデッドボルト5の先端部が、図2示すように、ボルト挿入孔4から突出する。その突出位置が施錠位置とされている。
また、ガイドピン7、8の両端部がガイド孔9の後側端に当接する状態でデッドボルト5の先端部が、図1に示すように、ボルト挿入孔4内に没入し、その没入位置が解錠位置とされている。
図2および図6に示すように、デッドボルト5の先端部内には鎌10が組み込まれている。鎌10は前側ガイドピン7を中心にして揺動自在とされ、その先端部には下向きに係合片11が設けられている。また、鎌10の後端部には下向きに制動片12が設けられ、その制動片12は、デッドボルト5が前進動して施錠位置に到達する手前においてボルト挿入孔4の内周下部に当接して停止状態とされる。その停止状態からデッドボルト5がさらに前進することにより、前側ガイドピン7を中心に鎌10が下向きに揺動し、係合片11がデッドボルト5の先端部下方に突出するようになっている。
また、係合片11は、デッドボルト5が後退動し、解錠位置に到達する手前の位置でボルト挿入孔4の内周下辺に当接する。その当接状態からデッドボルト5が後退すると、ボルト挿入孔4の内周下辺に対する接触によって鎌10が前側ガイドピン7を中心にして上向きに揺動し、デッドボルト5が没入位置まで後退する状態で、そのデッドボルト5の先端部内に収容されるようになっている。
図2に示すように、デッドボルト5の上側にはロックレバー13が設けられている。ロックレバー13は、両端部が対向一対の外側ガイド盤6Bによって支持された支点ピン14を中心として揺動自在に支持され、その支点ピン14に支持されたキックばね15によって先端部がデッドボルト5を押圧する方向に向けて付勢されている。
ロックレバー13は、デッドボルト5が施錠位置まで前進した際、先端部がデッドボルト5の天板5aの後端縁に係合してデッドボルト5を施錠位置でロックするようになっている。
ロックレバー13の揺動中心側の端部には下向きに突片16が設けられ、その突片16は、ロックレバー13がデッドボルト5を施錠位置でロックする状態で、後側ガイドピン8を中心にして揺動自在に支持された解除レバー17の揺動端部と前後で対向し、その解除レバー17の一方向への揺動により押圧される。その押圧によりロックレバー13が上方に向けて揺動してデッドボルト5のロックを解除するようになっている。
解除レバー17の揺動中心側の端部には、斜め下向きに延びる受圧片18が設けられている。
錠箱1の内部には、デッドボルト5の上側に基板ケース20が組み込まれている。また、基板ケース20とロックレバー13との間に形成された空間内にモータ支持枠30が組み込まれ、そのモータ支持枠30によって電動アクチュエータとしての駆動モータ31が支持されている。
基板ケース20は、錠箱1に対して固定とされている。図4および図5に示すように、基板ケース20の内部にはプリント基板21が収容されている。プリント基板21はねじ止めによる手段を介して基板ケース20に固定され、そのプリント基板21に駆動モータ31を制御する制御部22が設けられている。
ここで、制御部22は、図9に示すように、入・出力装置(I/O)23、メモリ24、CPU25を有し、そのCPU25は、入・出力装置23やメモリ24からデータを受け取り、演算・加工した上で入・出力装置23やメモリ24に出力するようになっている。
一方、入・出力装置23は、電気錠の使用による動作履歴等の情報が入力されると共に、CPU25から入力されるプログラムに基づいて駆動モータ31を制御する。さらに、メモリ24は、施・解錠動作を実行させるプログラムや、CPU25から入力される情報を記録するようになっている。
基板ケース20は、フロント裏板2の内面に沿う前壁26を有し、その前壁26に入・出力装置23に接続されたオスコネクタ27が取付けられている。このオスコネクタ27は、その受け口が外部に露出する取付けとされている。
図1に示すように、フロント裏板2には、オスコネクタ27と対向する位置に、図9に示す端末装置Aのリード線Lの先端部に設けられたメスコネクタ28が挿入可能な接続口29が設けられている。
駆動モータ31は、その回転軸32が錠箱1の後側板に向く横向きの支持とされ、その回転軸32の回転を減速して出力するギヤ減速機構33が駆動モータ31と錠箱1の後板1a間に組み込まれている。
ギヤ減速機構33は、そのトルク伝達系に互いに噛合する一対のべベルギヤ34、35を有し、減速回転を出力する出力ギヤ36は駆動モータ31の中心軸に直交する水平軸心を中心にして回転するようになっている。
錠箱1の内部には、後板1aに近接する位置にラックプレート40が組み込まれている。ラックプレート40は、対向一対の内側ガイド盤6Aの後端部間に形成された上下方向のガイド溝41に沿って昇降自在に支持され、そのラックプレート40の長さ方向の中央部一側に支持片42が設けられ、その支持片42に設けられた連結ピン43にクランクアーム44の一端部が回動自在に連結されている。
図1および図7に示すように、クランクアーム44は、他端部に連動ピン45を有し、その連動ピン45が、出力ギヤ36の一側面に形成された円弧状の長孔37内にスライド自在に嵌合され、上記出力ギヤ36の設定角度の回転により、そのクランクアーム44を介してラックプレート40が所定ストローク昇降動するようになっている。
図1に示すように、ラックプレート40の上部一側には二股片46が設けられ、その二股片46間にスイッチレバー50の一端部に設けられた連動ピン51が嵌合されている。スイッチレバー50は、基板ケース20の側板に突設された支点ピン52によって長さ方向の中央部が支持され、その支点ピン52を中心として揺動自在とされている。
スイッチレバー50の他端部には基板ケース20の側板に形成された円弧状のガイド溝53に沿って揺動可能な円筒状の磁石ホルダ54が設けられ、その磁石ホルダ54によって第1磁石55が支持されている。
スイッチレバー50は、ラックプレート40の昇降動に連動して、支点ピン52を中心に設定角度揺動する。図4に示すように、プリント基板21の部品実装面には、スイッチレバー50と共に揺動する第1磁石55の停止位置のそれぞれと対向する位置に、デッドボルト5の施錠位置を検出する第1近接スイッチSと、デッドボルト5の解錠位置を検出する第2近接スイッチSとが設けられている。
また、プリント基板21には、出力ギヤ36の外周一部と対向する位置に第3近接スイッチSが設けられ、一方、出力ギヤ36の外周部には、図1に示すように、第2磁石56が設けられている。
ここで、第1近接スイッチSおよび第2近接スイッチSは第1磁石55と対向したとき作動して制御部22に検出信号を出力するようになっており、制御部は第1近接スイッチSおよび第2近接スイッチSから入力される検出信号により、駆動モータ31を直前の回転方向と逆方向に回転させるようになっている。その駆動モータ31の逆回転により出力ギヤ36はニュートラルの方向に向けて回転し、ニュートラル位置まで出力ギヤ36が回転すると、第2磁石56は、第3近接スイッチSと対向するようになっている。その対向位置において、第3近接スイッチSが作動して制御部22に停止信号を出力し、制御部22は第3近接スイッチSから入力される停止信号によって逆回転する駆動モータ31を停止させるようになっている。
なお、ニュートラル位置とは、長孔37の一端または他端がクランクアーム44の連動ピン45と周方向で対向して、出力ギヤ36の回転がクランクアーム44の連動ピン45に直ちに伝達される位置をいう。
図1および図7に示すように、ラックプレート40の一側下部には折曲げ片47が設けられ、その折曲げ片47の側縁にラック歯48が設けられている。
図1および図2に示すように、錠箱1の内側下部における後部にはデッドハブ60が組み込まれている。デッドハブ60は、ボス部61を有し、そのボス部61が錠箱1内に固定された台座62によって回転自在に支持されている。
デッドハブ60は図示省略したサムターンの手動による回転操作によって回動されるようになっている。デッドハブ60の外周にはラックプレート40のラック歯48が噛合するピニオン歯63が形成され、上記ラックプレート40が昇降動すると、その昇降動に連動してデッドハブ60が設定角度正逆方向に回転するようになっている。
デッドハブ60の外周上部には押圧片64が設けられている。押圧片64は、デッドボルト5の折曲げ片5cに形成された前述の切欠部5d内に先端部が配置されている。押圧片64は、ラックプレート40の下降動に連動してデッドハブ60が一方向に回転した際に、切欠部5dの前側壁を押圧してデッドボルト5を施錠位置に向けて移動させるようになっている。
また、押圧片64は、解除レバー17の受圧片18と対向し、ラックプレート40の上昇動に連動してデッドハブ60が他方向に回転した際、その受圧片18を押圧して、解除レバー17を係合解除位置に向けて揺動させると共に、その解除レバー17を介してデッドボルト5を解錠位置に向けて移動させるようになっている。
デッドハブ60の外周下部には、第1ストッパ片65aと第2ストッパ片65bとが周方向に間隔をおいて設けられ、これらのストッパ片65a、65bは、台座62に設けられたストッパ部材66に対する当接によってデッドハブ60を施錠位置または解錠位置で停止させるようになっている。
図2に示すように、第1ストッパ片65aには、デッドハブ60を施錠位置と解錠位置とに切り換えて付勢する付勢手段67が連結されている。付勢手段67は、第1ストッパ片65aにばね支持部材68の一端部を連結し、そのばね支持部材68の他端部を内側ガイド盤6Aに支持された回転可能な軸体69の径方向孔70にスライド自在に挿入し、そのばね支持部材68に支持されたスプリング71で第1ストッパ片65aと軸体69とを相反する方向に押圧するようにしている。
実施の形態で示す電気錠は上記の構造からなり、図1は、電気錠の解錠状態を示し、デッドボルト5はボルト挿入孔4内に没入する解錠位置に配置されている。その解錠状態において、入・出力装置23に施錠信号が入力されると、駆動モータ31が駆動し、出力ギヤ36を図1および図8(a)の矢印で示す施錠方向に回転させる。その回転により、出力ギヤ36に形成された長孔37の一端がクランクアーム44の他端部に設けられた連動ピン45に当接して、その連動ピン45を引き上げる。その引き上げにより、クランクアーム44を介して引き上げられて、ラックプレート40が上昇動する。
また、ラックプレート40の上昇動により、スイッチレバー50が支点ピン52を中心にして、磁石支持側の端部が下降動する方向(図1の矢印で示す方向)に揺動すると共に、デッドハブ60が施錠方向(図1の矢印示す方向)に回動する。
デッドハブ60の回動により、そのデッドハブ60の外周に設けられた押圧片64がデッドボルト5に設けられた切欠部5dの前側壁を押圧する。その押圧により、デッドボルト5が施錠位置に向けて移動する。
図2は、デッドボルト5が施錠位置まで移動した状態を示し、そのデッドボルト5の施錠状態において、ロックレバー13の先端部がデッドボルト5の天板5aの後端縁に係合して、デッドボルト5を施錠位置でロックする。
また、デッドボルト5の施錠状態において、スイッチレバー50の他端部に支持された第1磁石55がプリント基板21に実装された第1近接スイッチSと対向し、第1近接スイッチSが作動して、施錠位置検出信号を制御部22に出力する。
制御部22は、第1近接スイッチSから入力される検出信号により、駆動モータ31を直前の回転方向と逆方向に回転させる。その駆動モータ31の逆回転により、出力ギヤ36が、図8(b)の矢印で示すように、ニュートラルの方向に向けて回転する。出力ギヤ36が、図8(c)に示すように、ニュートラル位置まで回転すると、第2磁石56が、第3近接スイッチSと対向する。その対向位置において、第3近接スイッチSが作動して制御部22に停止信号を出力する。制御部22は第3近接スイッチSから入力される停止信号によって逆回転する駆動モータ31を停止させる。
上記のようにして、出力ギヤ36がニュートラルの位置まで戻されると、長孔37の他端がクランクアーム44の他端部に設けられた連動ピン45と周方向で対向する状態とされる。
図2に示す電気錠の施錠状態において、入・出力装置23に解錠信号が入力されると、駆動モータ31が駆動し、出力ギヤ36が同図の矢印で示す解錠方向に回転する。その回転により、出力ギヤ36に形成された長孔37の他端がクランクアーム44の他端部に設けられた連動ピン45に当接して、その連動ピン45を引き下げる。その引き下げにより、クランクアーム44を介して引き上げられて、ラックプレート40が下降動する。
また、ラックプレート40の下降動により、スイッチレバー50が支点ピン52を中心にして、磁石支持側の端部が上昇動する方向(図2の矢印で示す方向)に揺動すると共に、デッドハブ60が解錠方向(図2の矢印示す方向)に回動する。
デッドハブ60の解錠方向への回動により、そのデッドハブ60の外周に設けられた押圧片64が解除レバー17の受圧片18を押圧し、その押圧により解除レバー17が揺動してロックレバー13の突片16を押圧する。
突片16の押圧により、ロックレバー13が係合解除方向に揺動してデッドボルト15のロックを解除する。その解除状態において、押圧片64は受圧片18を押し続けるため、デッドボルト5は後退動して、図1に示すように、解錠状態とされる。
デッドボルト5の解錠状態において、スイッチレバー50の他端部に支持された第1磁石55がプリント基板21に実装された第2近接スイッチSと対向し、第2近接スイッチSが作動して、解錠位置検出信号を制御部22に出力する。
制御部22は、第2近接スイッチSから入力される検出信号により、駆動モータ31を直前の回転方向と逆方向に回転させる。その駆動モータ31の逆回転により出力ギヤ36はニュートラルの方向に向けて回転する。出力ギヤ36がニュートラル位置まで回転すると、第2磁石56が、第3近接スイッチSと対向する。その対向位置において、第3近接スイッチSが作動して制御部22に停止信号を出力し、制御部22は第3近接スイッチSから入力される停止信号によって逆回転する駆動モータ31を停止させる。
上記のようにして、出力ギヤ36がニュートラルの位置まで戻されると、図8(c)に示すように、長孔37の一端がクランクアーム44の他端部に設けられた連動ピン45と周方向で対向する状態とされる。
上記のような施錠および解錠の動作は、図9に示す制御部22のメモリ24に記憶されたプログラムに沿って実行されるものであり、そのプログラムの変更や、CPU25からメモリ24に入力されて記録される動作履歴等の記録情報の取り出しに際しては、電気錠が取付けられたドアを開放し、外部に露出するフロントプレート3の取り外しによってフロント裏板2に形成された接続口29を開放する。そして、パソコン等の端末装置Aに接続されたリード線Lの先端部のメスコネクタ28を開放状態とされた接続口29からオスコネクタ27に接続して端末装置Aを操作する。
このように、フロントプレートを取り外すことによってオスコネクタが外部に露出し、そのオスコネクタを介して端末装置を接続することができるため、錠箱の取り外しやプリント基板の取り出し作業を不要とすることができ、プログラムの変更作業や動作履歴等の記録情報の取り出しを簡単に行うことができる。
実施の形態では、電動アクチュエータとしての電動モータ31によりデッドボルト5を進退動させて、施・解錠させるようにしたが、ソレノイドを電動アクチュエータとし、そのソレノイドにより反転ラッチの反転動作を制御して施・解錠させるようにしてもよい。
1 錠箱
2 フロント裏板
3 フロントプレート
20 基板ケース
21 プリント基板
22 制御部
23 入・出力装置
26 前壁
27 オスコネクタ
28 メスコネクタ
29 接続口
31 駆動モータ(電動アクチュエータ)
A 端末装置
L リード線

Claims (1)

  1. フロントプレートおよびフロント裏板を有する錠箱の内部に、プリント基板が収容された基板ケースと、施・解錠動作の駆動源となる電動アクチュエータとを組込み、前記プリント基板に設けられた制御部により前記電動アクチュエータの駆動を制御して、施・解錠を行なう電気錠において、
    前記基板ケースの前記フロント裏板の内面に沿う前壁に、前記制御部の入・出力装置に接続されたオスコネクタを、その受け口が外部に露出するようにして設け、前記フロント裏板には、前記オスコネクタと対向する位置に端末装置に接続されたリード線の先端部のメスコネクタが挿入可能な接続口を設けたことを特徴とする電気錠。
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