JP2013220865A - エレベーターのかご内操作盤 - Google Patents

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Mikako Watanabe
美香子 渡邊
Shigeki Iwase
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Abstract

【課題】意匠性を維持しつつ、保守スイッチ使用時に保守スイッチ部カバーが利用者や他の機器の怪我や破損を防止できるエレベーターかご内操作盤を提供する。
【解決手段】専用のキーで開錠または施錠できる機構を有したかご内操作盤カバーと同一意匠の保守スイッチ部カバーにおいて、保守スイッチ部カバーの裏面に回転軸で開閉する機構を設けた保守スイッチ部を備え、保守スイッチ部カバーを閉じた状態ではかご内操作盤カバーと同一面となることから意匠性を維持し、保守スイッチ使用時は保守スイッチ部カバーはかご内操作盤内に収納され利用者や他の機器と接触が回避され怪我や破損を防止できるようにした。また、保守スイッチ部の開閉機構である回転軸を回転させる角度と保守スイッチ部カバーに設けた錠を用いて過度な回転を抑止できるようにした。さらに、保守スイッチ部の開閉機構である回転軸を中空状にしスイッチ類の配線の配管とすることで断線や挟み込みの懸念を払拭した。
【選択図】図3

Description

本発明は、エレベーターの昇降を指示するかご内操作盤に関するものである。また、特にかご内操作盤に設けられた保守スイッチ収納部のカバーを、閉じた状態では開閉部以外と同一面として構成し、開いた状態において利用者等との接触や干渉を回避できるかご内操作盤に関する。
エレベーターのかご内操作盤に設けられた保守スイッチ部は、一般に、主たる操作盤内に一体に組み込まれることが多い。保守スイッチ部は一般乗客と異なり、検査員が保守点検時に操作するものであり、専用のキーで開錠または施錠できる施錠機構を備えた保守スイッチ部カバーと開閉機構で構成している。
保守スイッチ部カバーの開閉方法には、開閉する保守スイッチ部カバーと開閉しないかご内操作盤カバーをヒンジ機構で結合し扉のようにスイングして開閉する構造や、かご内操作盤カバーに保守スイッチスペース分の穴を作り、その内側に穴の範囲を上下にスライドするカバーを設けて塞ぐ構成などがある。
例えば特許文献1には、 エレベーターのかご操作盤において、停止階登録用押ボタンの設定変更を容易に行い、エレベーターのかご操作盤の変更費用の低減と設定変更作業の短縮を実現するため、 操作盤本体を回動可能な三角柱状や五角柱状等の構造とし、各面毎に必要な停止階の分の停止階登録用押ボタンを設け、必要に応じて操作盤本体を回動させ、操作盤面を選択して設定変更を行う構成が開示されている。
特開平11−60115号公報
しかしながら、保守スイッチ部カバーが扉のようにスイングする構造では保守スイッチを使用する際に保守スイッチ部カバーが開いた状態となるため、利用者が保守スイッチ部カバーと接触し怪我をしたり、保守スイッチ部カバー自体の破損が懸念される。
一方、保守スイッチ部カバーがスライドする構造では、怪我や破損の恐れは無いが、保守スイッチ部カバーはかご内操作盤カバーと同一面とできず意匠性(外観)の低下が避けられない。また保守スイッチ部部分が凹んでいるため、利用者に対し身体やカバン等が引っ掛かる等の問題も発生する。
さらに、引用文献1に記載されたような構成では、操作盤全体を回転させ、種々の使用形態に応じた複数種類の操作盤を提供するものであって、本発明とは基本的構成が異なる。即ち本発明はかご内操作盤内に一体に設けた保守スイッチ部の構成の改良に関するもので、複数種類の操作盤を提供するものではなく、引用文献1のような大掛かりな構成を必要とするものではない。
本発明は、前述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、保守スイッチ部カバーを閉じた状態ではかご内操作盤カバーと同一面となることで整理された外観という意匠性を維持しかつ利用者の障害となることがなく、スイッチ使用時も保守スイッチ部カバーが利用者や他の機器との接触や干渉を回避し、利用者等の怪我や保守スイッチ部自体の破損を防止できるエレベーターかご内操作盤を提供する。
前記目的を達成するために、本発明は、かご内操作盤カバーと同一面に構成された意匠をもち、専用のキーで開錠または施錠できる施錠機構を有した保守スイッチ部カバーにおいて、前記保守スイッチ部カバーの裏面に回転軸で回転開閉する機構を設けた保守スイッチ部を備えたことを特徴とする。
このように構成した本発明では、保守スイッチ部カバーを閉じた状態ではかご内操作盤カバーと同一面となることから意匠性は維持しつつ、保守スイッチ使用時は保守スイッチ部カバーはかご内操作盤内に収納されることから、利用者や他の機器と接触が回避され怪我や破損を防止できる。
また、本発明は、前記保守スイッチ部の開閉機構である回転軸の回転角度を保守スイッチ部の非使用時の閉鎖位置(0度)と、保守スイッチ部の操作時の操作位置(180度回転)として反転させ、且つ保守スイッチ部カバーに設けた錠を用いて上記各位置で回転抑止機構を備えたことを特徴とする。
このように構成した本発明では、開いた保守スイッチ部カバーの意図しない回転動作を防止でき、保守スイッチ使用時の指や手の挟み込みを防止できる。
さらに、本発明は前記保守スイッチ部の開閉機構である回転軸を中空状にすることで、スイッチ類の配線の配管として利用できることを特徴とする。
このように構成した本発明では、回転動作で生じる配線への断線や挟み込みの懸念を払拭できる。
本発明によれば、保守スイッチ部カバーを閉じた状態ではかご内操作盤カバーと同一面となることで意匠性を維持でき、保守スイッチ使用時も保守スイッチ部カバーはかご内操作盤内に収納されるため、利用者や他の機器と接触のを回避し利用者の怪我や保守スイッチ部カバー自体の破損を防止できる。
本発明のエレベーター用かご内操作盤を適用したエレベーター乗りかご内部を示す模式図。 本発明の実施例1のエレベーター用かご内操作盤を示す正面図。 本発明の実施例1の保守スイッチ部カバーの閉状態を示す正面図。 図3における保守スイッチ部カバーの閉状態を示すAA断面図。 図3における保守スイッチ部カバーの回転途中の状態を示すAA断面図。 本発明の実施例1の保守スイッチ部カバーの開状態を示す正面図。 図5の保守スイッチ部カバー開状態での施錠つまみ動作を示すBB断面図。 図5の保守スイッチ部カバーの開状態での施錠後の状態を示すBB断面図。 本発明の実施例2の保守スイッチ部カバーの開状態の縦断面図。
以下、本発明に係るエレベーター用かご内操作盤の実施の形態を、実施例に基づいて説明する。
図1は本発明のエレベーター用かご内操作盤を適用したエレベーターの乗りかごを示す図、図2はエレベーター用かご内操作盤を示す図である。
図1に示すように、エレベーターの乗りかごDは出入口扉1、側面側板2、前側板3、前側板3に設置されるかご内操作盤4等から構成される。
図2に示すようにかご内操作盤4は、位置表示器5と、非常時に外部と連絡を取る連絡装置6と、出入口扉の開閉や行先階床登録を行う操作ボタン7と、保守スイッチ等の各種スイッチを収納する保守スイッチ部8および保守スイッチ部カバー9から構成されている。4Aは操作盤表面の操作盤カバー、11は保守スイッチ部カバー9に設けられた錠である。
本発明で使用する保守スイッチ部8は図3のように、保守スイッチ部カバー9と保守スイッチ部カバー9に保守スイッチ部8の上下部に一対で設けられる回転軸13と、回転軸13をはさんで裏面に保守スイッチ12を備えたスイッチ取付プレート10で構成される。
図3は本発明の実施例1の保守スイッチ部カバーが閉鎖位置にある閉状態を示す正面図である。図3に示すように、エレベーターの通常使用時には、保守スイッチ部カバー9は錠11により施錠されて閉じた状態にある。保守作業時に専用キーにより錠11を開錠し、回転軸13を中心に回転させる。13Aは回転軸13を支持する軸受である。またCC線は鉛直方向に設けられた回転軸13の軸心である。
図4A、4Bは図3におけるAA断面図である。図4Aにおいて、エレベーターの通常使用時には、保守スイッチ部カバー9は錠11により施錠されて閉じた状態にある。次に図4Bに示すように、保守作業時に専用キーにより錠11を開錠し、保守スイッチ部カバー9を回転軸13を中心に回転させる。
保守スイッチ部カバー9を図4Bからさらに回転させると、図5の操作位置にある状態となる。図5は、実施例1の保守スイッチ部カバー9の操作位置における開状態を示す正面図である。図5に示すように、保守スイッチ12を備えたスイッチ取付プレート10が表面に現れて保守スイッチ12の操作が可能になる。
この後、図6Aに示すように錠11の裏面に設けた裏面開施錠つまみ15をスライド操作し、再び施錠することにより、保守スイッチ12操作時の保守スイッチ部カバー9の回転動作を抑制することができる。
保守作業終了後に、保守スイッチ部カバー9を閉状態に戻す場合は、錠11の裏面に設けた係止部材である裏面開施錠つまみ15を図6Bと反対方向に操作して開錠し、スイッチ取付プレート10を回転させ、保守スイッチ部カバー9が表面に現れたら、専用キーにより錠11を施錠する。
図6A、6Bに示すように、回転軸13の位置を適宜選択することによって、保守スイッチ部カバー9とスイッチ取付プレート10が回転後に、操作盤カバー4Aと同一面に位置するように設定することができる。この様にすれば、保守スイッチ部8の非使用時には保守スイッチ部カバー9は操作盤カバー4Aと同一面に位置して、意匠性がよく操作の邪魔にならないとともに、保守スイッチ部8の使用時には、スイッチ取付プレート10が操作盤カバー4Aと同一面に位置するため、保守スイッチ12の操作が容易となる。
本発明は、上記の様に保守スイッチ部カバーの回転し過ぎを防止することで使用時の手や指が挟まれることを防ぐことができる。
図7は実施例2における保守スイッチ部カバー9の開状態を示す側面図である。保守スイッチ12の配線14は中空部を有する中空状の回転軸130の中を通り、操作盤下部の図示しないコネクタに接続される。130Aは軸受部である。
従来例に示すように、かご内操作盤内に配線をはい回す場合は、かご内操作盤に設けた保守スイッチ部カバーの回動に従って長くはい回された配線の移動量が大きくなるため、配線が相互に干渉して絡まり、かご内操作盤の内部で捩れる可能性が大きくなる。
これに対し、実施例2では、配線14は回転軸130の中を通っているため、回転軸に沿って最小距離で配置された配線14は、保守スイッチ部カバー9の回転による移動距離が小さくなるため、配線が相互に干渉して絡まり、かご内操作盤4の内部で捩れる可能性を十分に小さくすることができる。従って配線の捩れや断線、周囲への挟み込みを回避することができる。
〔変形例〕
実施例1、2において、回転軸は鉛直方向に設けられている。しかし回転軸は水平方向に設けることも可能であり、かご内操作盤の形状や配置によっては、水平方向に回転軸を用いてもよい。
但し、一般には乗りかご及び操作盤内の配線は上下方向に配置されており、これに整合させて、特に実施例2のような中空軸内を配線するためには、回転軸が縦方向であるほうが都合がよい。
1:出入口扉
2:側面側板
3:前側板
4:かご内操作盤
4A:操作盤カバー
5:位置表示器
6:連絡装置
7:操作ボタン
8:保守スイッチ部
9:保守スイッチ部カバー
10:スイッチ取付プレート
11:錠
12:保守スイッチ
13:回転軸
13A:軸受
14:配線
15:裏面開施錠つまみ
D:乗りかご

Claims (6)

  1. 乗りかごの位置表示器と、乗りかごの昇降を支持する操作ボタンと、保守スイッチ部を操作盤カバー上に配置し、各部品を接続する配線を有するエレベータのかご内操作盤において、
    前記保守スイッチ部は前記操作部カバーと同一面上に設けた保守スイッチ部カバーと、該保守スイッチ部カバーの裏面に設けた保守スイッチを有し、前記保守スイッチ部カバーを前記かご内操作盤に回転軸を介して前記保守スイッチを格納する閉鎖位置と、前記保守スイッチを前記操作盤カバー上に出す操作位置の間を、回転自在に設けたことを特徴とするエレベータのかご内操作盤。
  2. 請求項1に記載のエレベータのかご内操作盤において、前記回転軸を中空軸とし、前記配線を前記中空軸からなる回転軸内に通して配設したことを特徴とするエレベータのかご内操作盤。
  3. 請求項1または2に記載のエレベータのかご内操作盤において、前記保守スイッチ部の保守スイッチを、スイッチ取付プレート上に配設したことを特徴とするエレベータのかご内操作盤。
  4. 請求項3に記載のエレベータのかご内操作盤において、前記保守スイッチを配設したスイッチ取付プレートを、前記操作盤カバーと同一面上に設けたことを特徴とするエレベータのかご内操作盤。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載のエレベータのかご内操作盤において、前記保守スイッチ部カバーを前記閉鎖位置と前記操作位置において固定する係止手段を設けたことを特徴とするエレベータのかご内操作盤。
  6. 請求項5に記載のエレベータのかご内操作盤において、前記閉鎖位置での係止手段を前記保守スイッチ部カバーの錠とし、前記操作位置での係止手段を係止部材としたことを特徴とするエレベータのかご内操作盤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2016173670A1 (en) * 2015-04-30 2016-11-03 Otis Elevator Company Car operation panel of an elevator system
CN111392537A (zh) * 2020-04-22 2020-07-10 施密特电梯有限公司 一种大吨位货梯
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