JP2013219792A - ハンドオフにおいてリオーダーするpdcpのための方法及び装置 - Google Patents

ハンドオフにおいてリオーダーするpdcpのための方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】パケットの順序通りの配送が著しい処理遅延を招くこともなくハンドオフを通して維持される技術を提供する。
【解決手段】ハンドオフ・オペレーションの間、パケットをリオーダーリングするパケット・データ・コンバージェンス・プロトコル(PDCP)をサポートするシステム及び手順が行われる。ハンドオフの間、最小の遅延で端末へのパケットの無損失通信を容易にする1又は複数のインジケータを判定し、通信し及び/又はさもなければ識別することによって、ハンドオフにおいてパケットをリオーダーリングするPDCPに関連する処理遅延を軽減することができる。これらのインジケータは、ソースNodeBのためのシーケンス番号情報、ターゲットNodeBによりシーケンス番号に適用されるステップ又はジャンプ・サイズに関する情報、リセット・コマンド、及び/又は、他の適当なインジケータを含むことができる。
【選択図】図2

Description

(関連出願の相互参照)
この出願は、2007年6月18日付け提出された「METHOD AND APPARATUS TO SUPPORT PDCP REORDERING AT HANDOFF」と題された米国仮出願第60/944,775号の利益及び2008年3月19日付け提出された「METHOD AND APPARATUS TO SUPPORT PDCP BEHAVIOUR AT HANDOFF」と題される米国仮出願第61/038036号の利益を主張する。そして、それらの全部は参照によって本明細書に組み込まれる。
(技術分野)
本開示は、一般に無線通信に関し、より詳しくは無線通信システムにおいてハンドオフ・オペレーションを管理するための技術に関する。
様々な通信サービスを提供するために、無線通信システムが広く配置される。例えば、ボイス、ビデオ、パケット・データ、ブロードキャスト、及びメッセージングのサービスが、そのような無線通信システムを通じて提供されることができる。これらのシステムは、利用できるシステム資源を共有することによって複数の端末に関する通信をサポートすることができる多元接続システムであることができる。そのようなマルチアクセス・システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、及び直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムを含む。
一般に、無線マルチアクセス通信システムは、同時に複数の無線端末に関する通信をサポートすることができる。そのようなシステムにおいて、各々の端末は、順方向及び逆方向リンク上での伝送を通じて1又は複数の基地局と通信することができる。順方向リンク(又はダウンリンク)は、基地局から端末までの通信リンクを指し示し、逆方向リンク(又はアップリンク)は、端末から基地局までの通信リンクを指し示す。この通信リンクは、単一入力単一出力(SISO)、多重入力単一出力(MISO)、又は多重入力多重出力(MIMO)システムを通じて確立されることができる。
無線通信システムにおいて通信のために提供されるデータは、パケット・データ・コンバージェンス・プロトコル(PDCP)及び/又は他の適当なプロトコルに基づいて、パケットの中へカプセル化されて、Node Bとユーザ装置(UE)との間で通信されることができる。さらに、UEが、Node Bのサービング・エリアの外側に移動するか、さもなければ、UEに現在サービスしているNode B以外のNode Bからの通信サービスを要求する場合には、そのUEに対する通信サービスを現在のNode Bから新しいNode Bへ移行するために、ハンドオフ手続きを開始できる。ハンドオフにおいて、もとのNode Bにより保持される任意のパケットは、UEへの伝送のために新しいNode Bへフォワードされることができる。例えばPDCPのようないくつかの通信プロトコルは、パケットのシーケンスが、もとのNode Bから送信されるパケットと新しいNode Bにより送信されるパケットとの間で維持されるように、パケットの順序通りの配送を要求する。しかし、パケットの順序通りの配送が著しい処理遅延を招くことなくハンドオフを通して維持されることを確実にするための技術は、現在、存在しない。したがって、ハンドオフの間、パケット・フォワーディングの効率的な管理を容易にする技術の必要性が存在する。
以下は、クレームされた主題の様々な態様の簡略化された概要を、そのような態様の基本的な理解を提供するために示す。この概要は、すべての予期された態様の外延的な概要であるというわけではなく、また、鍵となる又は重要な要素を特定することも、そのような態様の範囲を線引きすることも意図されていない。その唯一の目的は、後で示されるより詳しい説明に対する前置きとして、開示された態様のいくつかの概念を簡略化された形で示すことである。
一つの態様に従って、無線通信システムにおいて通信を管理する方法が本明細書で説明される。本方法は、ハンドオフ手続きに関連する1又は複数のフォワードされたパケットを識別することと、前記フォワードされたパケットの後に続く、軽減された遅延でのパケットの無損失通信を容易にする1又は複数のインジケータを識別することと、軽減された遅延での前記パケットの無損失受信を容易にするために、前記識別されたインジケータに基づいて、前記フォワードされたパケットの後に続くそれぞれのパケットを通信することを含むことができる。
他の態様は、前記無線通信装置に対する通信サービスのハンドオーバに応じて送信される少なくとも一つのデータユニットに関するデータと、前記少なくとも一つのデータユニット中のアカウントされないシーケンス・ギャップなしに、前記通信サービスのハンドオーバを通して、前記少なくとも一つのデータユニットの無損失配送を容易にする少なくとも一つのインジケータとを記憶するメモリとを含むことができる無線通信装置に関係する。本無線通信装置は、少なくとも一つのインジケータに基づいて、前記少なくとも一つのデータユニットを配送するように構成されたプロセッサを更に含むことができる。
更に他の態様は、ハンドオフを介した伝送のためにパケットの連続的な順序付けを容易にする装置に関係する。本装置は、ハンドオフに関連する通信のために、1又は複数の選択的にフォワードされたパケットを受信するための手段と、前記パケットの無損失配送を容易にするパケットに関連する状態情報及び順序情報を識別するための手段と、前記順序情報により特定された順序で前記状態情報を用いて前記選択的にフォワードされたパケットの後に続くそれぞれのパケットを送信するための手段とを含むことができる。
更に他の態様は、通信さえる1又は複数のパケット・データ・コンバージェンス・プロトコル(PDCP)パケットを識別するためのコードと、前記1又は複数のPDCPパケットに関係する情報(該情報は、通信のために使用される最新のシーケンス番号、通信のための次に利用できるシーケンス番号、前記1又は複数のPDCPパケットに適用されるシーケンス・ステップ・サイズ、又はリセット・コマンドのうちの少なくとも一つを含む。)を識別するためのコードと、先だって通信された1又は複数のPDCPパケットと前記1又は複数の続いて受信されたPDCPパケットとの間のシーケンスの連続性を容易にするために、前記識別された情報に少なくとも部分的に基づいて、前記識別されたPDCPパケットの後で受信される1又は複数のPDCPパケットのそれぞれのシーケンス番号をセットするためのコードと、前記それぞれセットされたシーケンス番号を用いて、前記1又は複数の続いて受信されたPDCPパケットを中継するためのコードとを含むコンピュータ読み取り可能な媒体を含むコンピュータープログラム製品に関係する。
更なる態様は、ハンドオーバ・オペレーションを通してデータ配送を調整するためのコンピュータ実行可能なインストラクションを実行する集積回路に関係する。本インストラクションは、少なくとも一つの選択的にフォワードされたサービス・データユニット(SDU)を受信することと、シーケンス番号情報又はリセット・コマンドのうちの少なくとも一つを識別することと、少なくとも一つの後続のSDUを受信することと、前記後続のSDUの無損失配送を容易にし、且つ、識別されたシーケンス番号情報又は識別されたリセット・コマンドのうちの少なくとも一つに基づいて、先だって通信された1又は複数のSDUと前記後続のSDUとの間の連続性を維持するために、それぞれのシーケンス番号をそれぞれの後続のSDUと関連付けることを含むことができる。
他の態様に従って、ハンドオフ・オペレーションの間に受信されるパケットを処理するための方法が本明細書で説明される。本方法は、第1のNode Bから少なくとも一つのパケットを受信することと、前記第1のNode Bから第2のNode Bへのハンドオフに関連する情報を識別することと、前記識別された情報に基づいて、前記第1のNode Bから受信される前記少なくとも一つのパケットから連続的な方法で前記第2のNode Bから少なくとも一つのパケットを受信することを含むことができる。
更なる態様は、第1の基地局から受信されるそれぞれのデータユニットに関係するデータ、該第1の基地局から受信される該データユニットに関連するそれぞれのシーケンス番号、及び、該第1の基地局から第2の基地局へのハンドオーバに関係する情報を記憶するメモリを含む無線通信装置に関係する。本無線通信装置は、更なるデータユニットを検出することを試みるために遅延を要求することなく前記ハンドオーバに関係する前記情報に基づいて、前記第2の基地局から少なくとも一つデータユニットを受信するように構成されたプロセッサを更に含むことができる。
他の態様は、通信ハンドオーバの間の実質的に連続するデータ通信及び処理を容易にする装置に関係する。本装置は、第1のソースから1又は複数のデータユニットを受信するための手段と、前記第1のソースから第2のソースへのサービスの変更に関係する情報を識別するための手段と、前記識別された情報に基づいて、前記第2のソースから1又は複数のデータユニットを受信するための手段と、更なるデータユニットを検出するための試行に関連する遅延なしに、前記第2のソースから受信されたデータユニットを処理するための手段とを含むことができる。
更に他の態様は、第1のデータソースから取得される少なくとも一つのパケットを識別するためのコードと、前記第1のデータソースから取得される前記少なくとも一つのパケットと第2のデータソースから取得される少なくとも一つのパケットとの間でのシーケンスの維持を容易にする1又は複数のインジケータを識別するためのコードと、前記パケットのシーケンスが維持されるような連続的な方法で、前記1又は複数の識別されたインジケータに基づいて、前記第2のデータソースから少なくとも一つのパケットを受信するためのコードとを含むコンピュータ読み取り可能な媒体を含むコンピュータープログラム製品に関係する。
更に他の態様は、第1のアクセスポイントから第2のアクセスポイントへの効率的な移行のためのコンピュータ実行可能なインストラクションを実行する集積回路に関係する。
本インストラクションは、前記データに関連するそれぞれのシーケンス番号に基づいて、予め定められたシーケンスで、前記第1のアクセスポイントからのデータを受信することと、前記第1のアクセスポイントから前記第2のアクセスポイントへのハンドオーバに関連するシーケンス・ジャンプ又はリセット・コマンドのうちの1又は複数を識別することと、識別されたシーケンス・ジャンプ又は識別されたリセット・コマンドのうちの1又は複数に基づいて、前記第2のアクセスポイントにより通信されるデータのための初期シーケンス番号を決定することと、前記第2のアクセスポイントからデータ(前記第2のアクセスポイントからの前記データは、前記決められた初期シーケンス番号から始まる前記第1のアクセスポイントから受信される前記データの前記シーケンスを維持する。)を受信することを含むことができる。
前述の目的及び関係する目的の達成のために、クレームされた主題の1又は複数の態様は、以下で詳細に説明され、特にクレームにおいて示される特徴を包含する。以下の説明及び添付図面は、クレームされた主題のある実例となる態様を詳細に説明する。しかしながら、これらの態様は、クレームされた主題の原理が使用されることのできる様々な方法のうちのほんの数例を示している。さらに、開示された態様は、そのような態様及びそれらの均等物のすべてを含むことを意図されている。
図1は、本明細書で説明される様々な態様に従った無線多元接続通信システムを示す。 図2は、様々な態様に従った、無線通信システムにおいて実行されることができるハンドオーバ・オペレーション例を示す。 図3−6は、様々な態様に従った、ハンドオフ手続きの間、パケット・フォワーディングを管理するためのそれぞれのシステムのブロック図である。 図3−6は、様々な態様に従った、ハンドオフ手続きの間、パケット・フォワーディングを管理するためのそれぞれのシステムのブロック図である。 図3−6は、様々な態様に従った、ハンドオフ手続きの間、パケット・フォワーディングを管理するためのそれぞれのシステムのブロック図である。 図3−6は、様々な態様に従った、ハンドオフ手続きの間、パケット・フォワーディングを管理するためのそれぞれのシステムのブロック図である。 図7−10は、ハンドオーバ・オペレーションを通してデータ配送を調整(coordinating)するためのそれぞれの手順のフローチャートである。 図7−10は、ハンドオーバ・オペレーションを通してを通してデータ配送を調整するためのそれぞれの手順のフローチャートである。 図7−10は、ハンドオーバ・オペレーションを通してを通してデータ配送を調整するためのそれぞれの手順のフローチャートである。 図7−10は、ハンドオーバ・オペレーションを通してを通してデータ配送を調整するためのそれぞれの手順のフローチャートである。 図11−13は、データパケットを受信し処理するためのそれぞれの手順のフローチャートである。 図11−13は、データパケットを受信し処理するためのそれぞれの手順のフローチャートである。 図11−13は、データパケットを受信し処理するためのそれぞれの手順のフローチャートである。 図14は、本明細書で説明される様々な態様が機能することができる無線通信システム例を示すブロック図である。 図15−16は、本明細書で説明される様々な態様を実装する働きをすることができる無線デバイス例を示すブロック図である。 図15−16は、本明細書で説明される様々な態様を実装する働きをすることができる無線デバイス例を示すブロック図である。 図17は、無損失(lossless)且つ効率的であるデータパケットの順序付け(sequencing)及び配送を容易にする装置のブロック図である。 図18は、ハンドオフ手続きの間、データユニットを受信し処理するのを容易にする装置のブロック図である。
これから、クレームされた主題の様々な態様が図面を参照しながら説明される。ここで、全体にわたって、同様の参照番号は、同様のエレメントを指すために用いられる。以下の記述では、説明のために、多くの特定の細部が、1又は複数の態様の深い理解を与えるために説明される。しかしながら、これら特定の細部なしにそのような(1又は複数の)態様が実施され得ることは明らかであろう。他の例において、1又は複数の態様の説明を容易にするために、既知の構造及びデバイスがブロック図の形で示される。
この出願において用いられるように、用語“コンポーネント(component)”、“モジュール(module)”、“システム(system)”及び同類のものは、コンピュータ関連のエンティティー、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせ、ソフトウェア又は実行中のソフトウェアのいずれをも指すことを意図されている。例えば、コンポーネントは、プロセッサ上で動作するプロセス、プロセッサ、集積回路、オブジェクト、実行ファイル(executable)、実行のスレッド、プログラム、及び/又は、コンピュータであっても良い(ただし、これらに制限されない)。例として、コンピュータ・デバイス上で動作するアプリケーションと、そのコンピュータ・デバイスの両方とも、コンポーネントであることができる。1又は複数のコンポーネントがプロセス及び/又は実行のスレッドの内部に存在することができ、また、一つのコンポーネントが一つのコンピュータに局在し及び/又は2以上のコンピュータ間に分散されることができる。加えて、これらコンポーネントは、様々なデータ構造を記録した様々なコンピュータ読み取り可能な媒体から実行することができる。それらコンポーネントは、例えば1又は複数のデータパケットを有する信号(例えば、その信号を経由して、ローカルシステム中の、分散システム中の及び/又は例えば他のシステムを有するインターネットのようなネットワークを横切る、他のコンポーネントと情報をやりとりする、一つのコンポーネントからのデータ)に従うなど、ローカルプロセス及び/又はリモートプロセスを経由して、通信することができる。
さらにまた、様々な態様が無線端末及び/又は基地局に関連して本明細書で説明される。無線端末は、ボイス及び/又はデータの接続性をユーザへ提供するデバイスを指し示すことができる。無線端末は、例えばラップトップ・コンピュータ又はデスクトップ・コンピュータのようなコンピュータ・デバイスへ接続されることができ、また、それは、例えば携帯情報端末(PDA)のような内蔵型のデバイスであっても良い。無線端末はまた、システム、加入者ユニット、加入者設備、モバイル局、モバイル、リモート局、アクセスポイント、リモート端末、アクセス端末、ユーザ端末、ユーザ・エージェント、ユーザデバイス又はユーザ装置と呼ばれることができる。無線端末は、加入者設備、無線デバイス、携帯電話、PCS電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)電話、携帯情報端末(PDA)、無線接続能力を持つ携帯用デバイス、又は無線モデムに接続される他の処理デバイスであっても良い。無線端末(例えば、アクセスポイント)は、1又は複数のセクターを通してエアーインタフェース上で無線端末と通信する、アクセスネットワークにおけるデバイスを指し示すことができる。基地局は、無線端末とアクセスネットワークの他のものとの間のルータとして働くことができ、そして、それは、受信されたエアーインタフェースのフレームをIPパケットへ変換することによって、インターネット・プロトコル(IP)ネットワークを包含することができる。基地局はまた、エアーインタフェースに関する属性の管理を調整する。
さらに、本明細書で説明される様々な態様又は特徴は、標準的なプログラミング及び/又はエンジニアリング技術を用いた方法、装置又は製品として実装されることができる。本明細書で用いられる用語“製品(article of manufacture)”は、任意のコンピュータ読み取り可能なデバイス、キャリア又は媒体からアクセスできるコンピュータ・プログラムを包含することを意図されている。例えば、コンピュータ読み取り可能な媒体は、磁気記憶装置(例えば、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ…)、光ディスク(例えば、コンパクトディスク(CD)、デジタル多用途ディスク(DVD)…)、スマートカード、及びフラッシュメモリ・デバイス(例えば、カード、スティック、キードライブ…)を含むことができるが、それらに制限されるものではない。
本明細書で説明される様々な技術は、例えば符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリアFDMA(SC−FDMA)システム、及び他のそのようなシステムなどのような、様々な無線通信システムのために使用されることができる。用語“システム(system)”及び“ネットワーク(network)”は、しばしば本明細書で互換的に使われる。CDMAシステムは、例えばユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、CDMA2000などのような無線技術を実装することができる。UTRAは、ワイドバンドCDMA(W−CDMA)及びCDMAの他の変形を含む。その上、CDMA2000は、IS−2000標準、IS−95標準及びIS−856標準をカバーする。TDMAシステムは、例えばグローバル移動体通信システム(GSM(登録商標))のような無線技術を実装することができる。OFDMAシステムは、例えばEvolved UTRA(E−UTRAA)、ウルトラ・モバイル・ブロードバンド(UMB)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMax)、IEEE 802.20、Flash−OFDM(登録商標)などのような無線技術を実装することができる。UTRA及びE−UTRAは、ユニバーサル移動通信システム(UMTS)の一部である。3GPPロングタームエボリューション(LTE)は、E−UTRAを使う、来るリリースである。そして、それは、アップリンク上でSC−FDMA、ダウンリンク上でOFDMAを使用する。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE及びGSMは、“第3世代パートナーシッププロジェクト”(3GPP)という名前の団体からのドキュメントに記載されている。さらに、CDMA2000及びUMBは、“第3世代パートナーシッププロジェクト2”(3GPP2)という名前の団体からのドキュメントに記載されている。
様々な態様は、いくつかのデバイス、コンポーネント、モジュール及び同類のものを含むことができるシステムに関して示されることになる。様々なシステムが、更なるデバイス、コンポーネント、モジュールなどを含むことができ、及び/又は、必ずしも図に関連して述べられるデバイス、コンポーネント、モジュールなどの全てを含まないことができることは、理解及び認識されるべきである。これらのアプローチの組み合わせもまた使用されることができる。
さて、図面を参照して、図1は、様々な態様に従った、無線マルチアクセス通信システムの説明図である。一つの例において、アクセスポイント100(AP)は、複数のアンテナ・グループを含む。図1において示されるように、一つのアンテナ・グループはアンテナ104及び106を含むことができ、もう一つはアンテナ108及び110を含むことができ、もう一つはアンテナ112及び114を含むことができる。各々のアンテナ・グループについて二つのアンテナだけが図1に示されているが、より多い又はより少ないアンテナが各々のアンテナ・グループについて利用されても良いことは認識されるべきである。他の例において、アクセス端末116(AT)は、アンテナ112及び114と通信することができ、ここで、アンテナ112及び114は、情報を順方向リンク120上でアクセス端末116に送信し、また、情報を逆方向リンク118上でアクセス端末116から受信する。加えて及び/又は代わりに、アクセス端末122は、アンテナ106及び108と通信することができ、ここで、アンテナ106及び108は、情報を順方向リンク126上でアクセス端末122に送信し、また、情報を逆方向リンク124上でアクセス端末122から受信する。周波数分割双方向(FDD)システムにおいて、通信リンク118,120,124及び126は、通信のために異なる周波数を使用することができる。例えば、順方向リンク120は、逆方向リンク118により使用されるものとは異なる周波数を使用することができる。
複数のアンテナ・グループ及び/又はそれらがその中において通信するようにデザインされているところのエリアの各々は、アクセスポイントのセクターと呼ばれることができる。一つの態様に従って、諸アンテナ・グループは、アクセスポイント100によりカバーされる諸エリアのうちの一つのセクターにおいて諸アクセス端末に通信するようにデザインされることができる。順方向リンク120及び126上の通信において、アクセスポイント100の送信アンテナは、異なる複数のアクセス端末116及び122に関する順方向リンクの信号対雑音比を改善するために、ビームフォーミングを利用することができる。また、そのカバレージの端から端までランダムに散在するアクセス端末へ送信するためにビームフォーミングを使用するアクセスポイントは、近隣のセル中のアクセス端末に対して、単一のアンテナでそのすべてのアクセス端末に送信するアクセスポイントよりも、少ない干渉しか引き起こさない。
アクセスポイント(例えばアクセスポイント100)は、端末と通信するために使用される固定局であることができ、また、基地局、Node B、アクセス・ネットワークと呼ばれることもでき及び/又は他の適当な専門用語で呼ばれることもできる。さらに、アクセス端末(例えばアクセス端末116又は122)はまた、モバイル端末、ユーザ装置(UE)、無線通信デバイス、端末、無線端末と呼ばれることもでき及び/又は他の適切な専門用語で呼ばれることもできる。
図2は、本明細書で説明される様々な態様に従った、無線通信システム200におけるハンドオーバ・オペレーション例を示すブロック図である。一つの態様に従って、システム200は、1又は複数のEvolved Node B(eNBs)220及び230を含むことができ、そして、それらは、3GPP E−UTRAN及び/又は他の適当な通信標準に準拠するユーザ装置(UE)240に対して通信機能性を提供することができる。一つの例において、eNBs 220及び230は、無線アクセス・ネットワーク(RAN)及び/又はコア・ネットワーク(CN)に関連する機能性を実装することができる。RAN機能性は、例えば、1又は複数のUE 240へ及び/又はそれらから、データ及び/又は他の情報を通信するために、利用されることができる。加えて及び/又は代わりに、CN機能性は、例えば、1又は複数のデータ・ネットワークから情報を取得し及び/又はそれらへ情報を提供するよう、当該ネットワークと通信するために利用されることができる。
システム200が更に示すように、eNB 220及び/又は230は、1又は複数のUE 240にデータを通信することができる。一つの例において、データは、それぞれのデータパケットの中にカプセル化されることができる。データパケットは、サービス・データ・ユニット(SDU)及び/又は任意の他の適当なカプセル化であっても良い。カプセル化されると、SDU及び/又は他のパケットは、パケット・データ・コンバージェンス・プロトコル(PDCP)及び/又は他の適当な通信プロトコルを用いて、(1又は複数の)eNB 220及び/又は230によりUE 240へ送信されることができる。さらにシステム200により示されるように、UE 240へ送信されるデータは、ダウンリンク(DL)データソース210により提供されることができる。DLデータソース210は、独立型のネットワーク・エンティティーとして示されているが、DLデータソース210は、その代わりに、UE 240のためにデータを生成すること及び/又はさもなければ提供することによる任意の他の適切なエンティティー及び/又はeNB 220及び/又は230により実装されることができることは、認識されるべきである。システム200により更に示されるように、DLデータソース210により提供されるデータは、1又は複数の汎用パケット無線システム・トンネリングプロトコル(General Packet Radio Service Tunneling Protocol)(GTP)プロトコル・データ・ユニット(PDU)及び/又は他の適当なカプセル化として、カプセル化されることができる。eNB 220及び/又は230においてデータを受信すると、データは、UE 240への通信に先立って再カプセル化されることができる。
他の態様に従って、UE 240がサービングeNBのカバレージエリアの外側に移動するか、さもなければ他のeNBの通信サービスを要求する場合に、ハンドオーバ手続きは実行されることができ、ここで、UE 240のための通信サービスがソースeNB 220からターゲットeNB 230へ移行される。一つの例において、システム200は、ソースeNB 220からターゲットeNB 230へのハンドオフ・オペレーションの間、SDUの選択的なフォワーディングを利用することができる。例えば、システム200により示されるように、ソースeNB 220は、ハンドオフに先立って、0−4のシーケンス番号を持つSDUを送信することができる。システム200により示される例において、SDU 0,1,2及び4は正しく受信されるが、SDU 3は、正しく受信されず、UE 240において“SDU X”として表されている。したがって、UE 240への再送用のSDU 3をターゲットeNB 230に供給するために、ハンドオフの間、選択的なフォワーディング及び再送が適用されることができる。一つの例において、(1又は複数の)SDUは、X2インタフェースを介してソースeNB 220からターゲットeNB 230へ直接に、S1インタフェースを介して(例えば、アクセス・ゲートウェイ又はAGWを通して)、及び/又は、任意の他の適当なネットワーク・インターフェースを介して、ソースeNB 220からターゲットeNB 230へフォワードされることができる。
一つの例において、パケットが順序通りにUEへ送信されるべきことが、システム200により利用されるPDCP及び/又は他のプロトコルに準拠して要求されることがあり得る。それゆえ、システム200により示される例において、選択的にフォワードされたSDUの再送に続いて、UE 240に提供されるパケットのシーケンスは、ハンドオーバの前にソースeNB 220により送信されるパケットからハンドオーバの後にターゲットeNB 230により送信されるパケットまで維持されるべきである。しかし、システム200により示される例において、データは、GTP PDU及び/又はシーケンス情報を提供しない他の類似するカプセル化の形で、DLデータソース210から、ターゲットeNB 230により取得される。したがって、SDUのシーケンスに関してターゲットeNB 230に知られている唯一の情報は、ソースeNB 220からフォワードされたパケットから取得されるので、ターゲットeNB 230は、該フォワードされたパケットの再送に続くUE 240宛てのSDUに適用するための適切なシーケンス番号(SN)を判定することにおいて、重大な困難に遭遇する可能性がある。その結果、UE 240へのデータ配送は、ハンドオフにおいて大幅に遅延される可能性がある。
既存のデータ処理技術は、先に述べたように、ハンドオフにおけるパケット・リオーダーリングに関連する遅延を軽減することに関して、効果がなかった。システム200により説明される例において、3のSNを持つSDUに対応するデータは、ハンドオフにおいて、ソースeNB 220からターゲットeNB 230にフォワードされる。しかし、DLデータソース210からの後続のパケットは、通常、シーケンス情報を含まないGTP PDUとして取得される。そのようなデータを受信すると、ターゲットeNB 230は、UE 240への伝送に先立って、データにPDCP SNを割り当てなければならない。しかし、ソースeNB 220からSN 3を持つSDUを再送信し、パス・スイッチが発生するのを待った後に、UE 240宛ての最初の後続パケットのための正しいSNを判定する際に困難に遭遇する。例えば、SN 4がすでに使用されており、SN 4を持つSDUはすでにUE 240によりバッファリングされているので、初期SN4を最初の後続パケットに割り当てることが好ましくないことを、システム200から認めることができる。SDUのうちの一つが重複として処理され、したがって除去されるであろうから、UE 240へSN 4を持つ新しいSDUを出すことは、ユーザ・データの損失をもたらすであろう。
同様に、UE 240はパケットを順序正しく上位層に渡さなければならないので、3+deltaのSNを持つ最初の後続するSDUをUE 240に出すことが、UE 240において重大な遅延を引き起こすことは、認識されることができる。例えば、3+deltaの初期SNが利用される場合、UE 240は、PDU 3及び4を上位に渡すであろう。そのときSN 3+deltaを持つPDUを識別すると、UE 240は、それからSN 5とSN (3+delta)−1との間に認められるギャップのために、待機するであろう。一つの例において、UE 240は、非ハンドオフ・シナリオにおいて、そのようなギャップに続くデータをいつ渡すかを特定するために、タイマーに頼る。ハンドオフ及びフォワーディング遅延のための中断をカバーするのにタイマーが十分に長いとすれば、ハンドオフの間、同様のタイマーを利用するることができる。それゆえ、ターゲットeNB 230がdeltaによりSNをジャンプする場合に、このタイマーが使用される場合には、ハンドオフごとにUE 240がタイマーに関係する遅延を被るであろうことは、認識されることができる。
それゆえ、一つの態様に従って、ハンドオフの間に、最小の遅延をもつUE 240へのSDUの無損失通信を容易する1又は複数のインジケータを、判定、通信及び/又はさもなければ識別することによって、ハンドオフにおいてSDUをリオーダーするPDCPに関連する処理遅延を軽減するように、システム200が動作することが可能である。これらのインデックスは、例えば、ソースeNB 220によりターゲットeNB 230へ提供されるSN情報、ハンドオフにおいてターゲットeNB 230により適用されるステップ又はジャンプのサイズに関する情報、リセットされたインジケーション及び/又はコマンド、及び/又は、他の適当なインジケータを含むことができる。利用可能なインジケータの例は、以下でより詳しく説明される。
他の態様に従って、既存の無線通信システム(例えば、LTEシステム及び/又は他の適当な無線通信システム)は、ハンドオーバにおいて、無線リンク制御承認モード(Radio Link Control Acknowledged Mode)(RLC AM)の上へマッピングされるデータ無線ベアラ(DRB)のために、単一のPDCP動作だけを定義する。特に、PDCP SN及びハイパーフレーム番号(hyperframe number)(HFN)(それは暗号化のためにPDCPで使用される32ビット・カウント・シーケンス番号(32-bit COUNT sequence number)を形成する)は、UE 240においてだけでなく、ソースeNB 220からターゲットeNB 230まで維持される。この動作は、一般的に、PDCP SDUの選択的なフォワーディングをともなう無損失ハンドオーバを可能にするために利用され、それによって、順序正しいデータ配送、軽減された重複及びステータス・レポーティングを容易にする。ソースeNB 220からターゲットeNB 230までこの状態を維持するために、上記カウント(COUNT)を含んでいるメッセージが、ソースeNB 220からターゲットeNB 230まで送信される。一つの例において、このメッセージは、SN転送ステータス(SN TRANSFER STATUS)として示される。
しかし、RLC AMの上へマッピングされるDRBを利用するいくつかのシステムについて、無損失ハンドオーバ機構(features)が有効でない場合があることは、認識されることができる。さらに、無線リンクの障害回復の場合、ハンドオーバを通してカウント(COUNT)を維持することは、必ずしも可能であるとは限らない。その上、SN転送ステータス・メッセージがオプションであるシステムにおいて、そのようなメッセージが送信されない場合には、ターゲットeNB 230は、カウント(COUNT)を判定するためのメカニズムを提供されない。そのような場合には、ターゲットeNB 230は、通常、カウント(COUNT)を0にリセットすることを強制され、そして、それは、同期した状態を保たれるように、ターゲットeNB 230が通信するUE 240に、同じようにすることを要求する。
したがって、上記の欠点を軽減するために、システム200は、ソースeNB 220からターゲットeNB 230まで及びUE 240においてカウント(COUNT)が維持される場合と、ソースeNB 230からターゲットeNB 230まで及び/又はUE 240においてカウント(COUNT)が維持されない場合との両方において、ハンドオーバ・オペレーションをサポートすることができる。一つの例において、システム200は、所定の無線ベアラについて及び所定のハンドオーバについてカウント(COUNT)が維持される場合に関して、UE 240に通知するインジケーションを、UE 240に提供することによって、前述のケースのいずれにおいても、オペレートするための柔軟性を提供することができる。このインジケーションが様々な形をとることができることは、認識されることができる。非限定的な例として、UE 240へのインジケーションは、カウント(COUNT)の値がターゲットeNB 230により選択されるハンドオーバの場合におけるRRC(無線資源制御)再構成メッセージ(RRC (Radio Resource Control) RECONFIGURATION message)、無線リンクの障害回復の場合におけるRRCコネクション再確立メッセージ(RRC CONNECTION RE-ESTABLISHMENT message)、UE 240がカウント(COUNT)をどのようにセットする必要があるかについて表示するためにeNB 220及び/又は230により利用されるPDCP制御メッセージ、及び/又は、任意の他の適当なインジケーションを含むことができる。
図3は、ソースeNB 310からターゲットeNB 320までのハンドオフの管理のための例であるシステム300を示す。システム300が示すように、ハンドオフ・オペレーションの間、ソースeNB 310は、ハンドオフ・オペレーションの後、再送のために、eNBs 310と320との間のX2インタフェースの上で、1又は複数のSDU 332をターゲットeNB 320へ選択的にフォワードすることができる。しかし、システム200に関して上述されたように、ターゲットeNB 320は、フォワードされたSDU 332だけに基づいて、その後に配送されるデータパケットに適用するためのSNを判定することにおける困難性に遭遇する可能性がある。したがって、一つの例において、ソースeNB 310は、ターゲットeNB 320により送信される最初のSDUに割り当てるためのファーストSNのインジケーション334を提供することができる。最初のSDUは、例えば、S1インタフェース上で受信される初期パケット、割り当てられたPDCPシーケンス番号なしにX2インタフェース上でフォワードされるパケット、及び/又は、任意の他の適当なネットワーク・インターフェース上を送信されるパケットであることができる。
一つの態様に従って、ファーストSNインジケーション334は、ソースeNB 310により使用される最も大きいSNのインジケーション及び/又は次に利用できるSN(例えば、ソースeNB 310により使用された最も大きいSNに1を加算した値)のインジケーションであることができる。特定の例として、ソースeNBにより使用される最も大きいSNが4である場合に、ファーストSNインジケーション334は、4(例えば、最後に使用されたSN)又は5(例えば、次に利用できるSN)を示すことができる。このようにファーストSNインジケーション334を利用することによって、ターゲットeNB 320は、ソースeNB 310により送信されるSDUとターゲットeNB 320により送信されるSDUとの間でのシーケンスの連続性を維持することができ、それによって、受信側のUEが、選択的なフォワーディングのためにパケットをリオーダーし、遅延なしにパケットを上位層に渡すことを可能にする。SNの連続性が維持されるので、いかなる無線リンク制御(RLC)SDUも失われないとすれば、各eNBがSDUを配送する対象となるUEは、PDCP SNにおけるギャップなしに、上記SDUを受信することができることは、更に認識されることができる。
図4は、ファーストSNインジケーション444を介して、ソースeNB 410からターゲットeNB 430までのハンドオフの管理のための他の例であるシステム400を示す。システム300に関して説明されたものと類似する方法において、ソースeNB 410は、ターゲットeNB 430に、ファーストSNインジケーション444と一緒に、1又は複数のSDU 442をフォワードすることができる。ファーストSNインジケーション444は、例えば、ソースeNB 420で最後に使用されたSN及び/又は次に利用できるSN(例えば、最後に使用されたSNに1加算した値)を示すことができる。
一つの態様に従って、システム300において示されるようにソースeNB 410とターゲットeNB 430との間のX2インタフェースが利用できないならば、SDU 442及び/又はインジケーション444は、その代わりに、ターゲットeNB 430においてデータが受信されることができるS1インタフェース及び/又は他の適当なインタフェースの上に送信されることができる。一つの例において、サービング・ゲートウェイ(SGW)420は、S1インタフェース上で通信を調整(coordinate)するために及び/又はソースeNB 410からターゲットeNB 430へのS1インタフェース上でパケットを中継するために、更に利用されることができ、及び/又は、その逆もまた同様である。
図5は、ソースeNB 510からターゲットeNB 520へのハンドオーバの管理のための他の例であるシステム500を示す。システム500が示すように、ソースeNB 510は、ハンドオーバ・オペレーションの間、ターゲットeNB 520に1又は複数のSDU 512をフォワードすることができる。一つの例において、SDU 512は、ソースeNB 510からの直接のX2インタフェース上で、ソースeNB 510若しくはゲートウェイからのS1インタフェース若しくは他の適当なエアーインタフェースで、又は他の適当な手段によって、ターゲットeNB 520において受信されることができる。フォワードされたSDU 512を受信すると、ターゲットeNB 520は、したがってソースeNB 510により示されるSNを使用してSDU 512を1又は複数のUE 540へ送信するために、PDCPを利用することができる。
ターゲットeNB 520が、X2インタフェース、S1インタフェース、及び/又は、他の適当なネットワーク・インターフェースのいずれかの上を、シーケンス番号が提供されないパケットを送信する場合に、PDCPは、ソースeNB 510によりすでに用いられた及びUE 540によりすでにバッファリングされたSNを再利用することを避けるために、フォワードされた(1又は複数の)SDU 512とそれに続くSDUとの間のギャップをSNに残すかもしれないことは、認識されることができる。それゆえ、ターゲットeNB 520がそのようなSDUがどれくらい存在するか知らない場合には、ターゲットeNB 520は、フォワードされたSDU 512(システム500においてXとして示される)の最後に見られたSNにステップサイズdeltaを加算した番号から始まる、フォワードされた(1又は複数の)SDU 512の後に続くSDUを、UE 540に送信し始めることができる。しかし、上記に説明されるように、deltaのSNステップ値を利用することの従来の解決法は、PDCPが順序正しい配送を実行するのを可能にするために伝統的なタイマーを必要とし、そして、それは、ハンドオーバごとに、UE 540に遅延を引き起こす。したがって、これらの遅延を軽減するために、システム500により示される態様は、SNにおけるジャンプが出現することをUE 540にアラートするためのデルタ(delta)・インジケーション532の配送を容易にし、それによって、UE 540が、SNにおけるギャップに起因する遅延なしに、入力SDUを処理することを可能にする。あるいは、ソースeNB 510によりフォワードされたパケットの送信が完了したことをターゲットeNB 520が判定した後に、ターゲットeNB 520は、ギャップをともなってさえ、すべてのバッファリングされたパケットが配送されることができることのシグナリング・メッセージを無線でUE 540に知らせることができ、それによって、UE 540が、関連するタイマーが満了する前でさえ、パケットを配送することを可能にする。一つの例において、ターゲットeNB 520は、ソースeNB 510からの“最後のパケット(last packet)”のマーカーの受信、内部パススイッチ・タイマー、及び/又は、任意の他の適当な手段に基づいて、ソースeNB 510からフォワードされたパケットの送信が完了したことを判定することができる。
例えば、SN Xを持つ最後に見られたフォワードされたSDU 512を送信した後に、ターゲットeNB 520は、それが次にSN X+deltaへジャンプするというインジケーション532を含んでいる制御メッセージを利用することができる。一つの態様に従って、デルタ・インジケーション532は、例えば、deltaの値、ジャンプが発生することになっているという事実のインジケーション、及び/又は、前に受信されたSDUからのSNにおける間近に迫ったジャンプをUE 540にアラートするのに十分な任意の他の情報を、提供することができる。一つの例において、ターゲットeNB 520は、デルタ・インジケーション532に続いてUE 540にSN X+deltaを持つSDU 534を提供することができ、そして、それは、X+deltaより低いSNを持つSDUの受信に関する遅延なしにUE 540により処理されることができる。その結果、デルタ・インジケーション532を利用することによって、UE 540がタイマーを待つことなく直ぐにSDU X+delta 534を配送できるようになることは、認識されることができる。
更に非限定的な例において、各々のハンドオーバにおいてターゲットeNB 520からのデルタ・インジケーション532を要求することなく、ハンドオーバに先立って、deltaがUE 540に知られるように、SNステップサイズdeltaは、システム500の中で予め設定されることができる。例えば、deltaの所定のサイズがUE 540に予め設定されて知られている場合、ハンドオーバにおいて、ターゲットeNBは、UE 540にSN X+deltaを持つSDU 534を簡単に提供することができる。UE 540でのdeltaの事前知識に基づいて、UE 540は、明示的なデルタ・インジケーション532を要求することなく直ちに、SDUを配送することができる。
図6は、ソースeNB 610からターゲットeNB 620へのハンドオフを管理するための更なる例であるシステム600を示す。システム600が示すように、ハンドオフの間、ソースeNB 610は、ターゲットeNB 620に1又は複数のSDU 632をフォワードすることができる。ターゲットeNB 620においてフォワードされたSDU 632を識別すると、SDU 632は、続いてUE 640に提供されることができる。
一つの態様に従って、最小の遅延でUE 640によるSDUの順序正しい上位層への伝達を容易にするために、ターゲットeNB 620がソースeNB 610から受信されるSDU 632の送信を完了する前に又は後に、PDCPはリセットされることができる。例えば、システム600が示すように、ターゲットeNB 620は、リセット・コマンド634をUE 640に提供することができ、そしてその後、ターゲットeNBは、SNを予め定められたリセット値にセットするUEに対して、初期SDU 636を提供することができる。システム600はSN 0を持つ初期SDU 636を示しているが、任意の適当な予め定められたSNが利用されることができることは理解されるべきである。
一つの例において、システム600により示されるリセットは、ハンドオフの発生と同期することができる。加えて及び/又は代わりに、シングル・リセット・インジケーション634が無線ベアラのセットアップにおいて提供されることができるように、PDCPシーケンス番号のリセット及び/又は継続は、例えば、RLC承認モード(UM)及び/又はシグナリング無線ベアラ(SRB)の上へマッピングされる無線ベアラのような、それぞれの無線ベアラについて設定されることができ、それによって、各々のハンドオフのためのシーケンス番号のリセット及び/又は継続を示すことを不必要にする。他の態様に従う方法によって、リセットは、ソースeNB 610からフォワードされたすべてのPDCP SDUが、それらのシーケンス番号とともに、ターゲットeNB 620から送信された後に、発生することができる。ターゲットeNB 620は、フォワーディングの終了を、例えば、ソースeNB 610により提供される該フォワーディングの終了をマークするパケットを検出することによって、識別することができる。一つの例において、フォワーディングが終了した後に、ターゲットeNB 620におけるPDCPは、実質的に同時に起こる方法で、リセットし且つリセット・インジケーション634をUE 640に提供することができる。そのような例において、後続するPDCP SDUの伝送は、予め定められたリセットのための開始シーケンス番号を利用することができる。
他の態様に従って、システム300−600により示される様々な技術は、1又は複数の通信タイプ及び/又はトンネルのために組み合わせて利用されることができる。一例として、データ通信は、システム300−600として示されたような第1の技術を利用することができるのに対して、ボイス通信は、第2の異なる技術を利用することができる。
図7−13を参照して、本明細書で説明される様々な態様に従って実行されることができる手順が説明される。説明を簡単にする目的で、手順が一連の動作として図示され説明されるが、手順は、動作の順序により制限されるものではなく、いくつかの動作が、1又は複数の態様に従って、本明細書で図示され説明される順序とは異なる順序で及び/又は他の動作と同時に、発生しても良いことは、理解(understood)及び認識(appreciated)されるべきである。例えば、手順が、代わりに、例えば状態図(state diagram)のように、一連の相互に関連のある状態又はイベントとして、表現できるであろうことは、当業者は理解(understand)及び認識(appreciate)するであろう。さらに、1又は複数の態様に従う手順を実装するために、必ずしも説明されたすべての動作が要求されなくても良い。
図7を参照して、無線通信システム(例えば、システム200)においてハンドオーバ・オペレーションを通してデータ配送を調整するための手順700が説明される。例えば、手順700が無線アクセスポイント(例えば、eNB 220及び/又は230)及び/又は任意の他の適切なネットワーク・エンティティーにより実行されることができることは、認識されるべきである。手順700は、ブロック702で始まり、ここでは、ハンドオフ手続きの間、フォワードされる1又は複数のパケットが識別される(例えば、1又は複数のUE 240への通信について)。次に、ブロック704では、ブロック702で識別された該フォワードされたパケットの配送の後に続く、軽減された遅延でのパケットの無損失通信を容易にする1又は複数のインジケータが識別される。ブロック704で識別されるインジケータは、例えば、ファーストSNインジケーション(例えば、ファーストSNインジケーション334及び/又は444)、デルタ・インジケーション(例えば、デルタ・インジケーション532)、リセット・コマンド(例えば、リセット・インジケーション634)、及び/又は、任意の他の適当なインジケータを含むことができる。そして、手順700は、ブロック706で終わることができ、ここでは、それぞれのパケットは、軽減された遅延でのパケットの無損失受信を容易にするために、ブロック704で識別されたインジケータに基づいて、ブロック702で識別された該フォワードされたパケットの後に続いて通信される。
図8は、フォワードされたSN情報に基づいてハンドオーバ・オペレーションを通してデータ配送を調整するための手順800を示す。手順800は、例えば、基地局及び/又は任意の他の適切なネットワーク・エンティティーにより実行されることができる。手順800は、ブロック802で始まり、ここでは、ハンドオフ手続きに関連する通信について1又は複数のパケットが識別される。次に、ブロック804で、初期パケットの通信のために利用されるSNのインジケーションが識別される。一つの態様に従って、ブロック804で受信されるインジケーションは、そのインジケーションが受信されたもとのエンティティーにより最後に使用されたSN及び/又は次に利用できるSN(例えば、最後に使用されたSNに1を加算した値)に関係する情報を提供することができる。さらに、ブロック804のインジケーションは、ソース基地局からのX2インタフェース及び/又は任意の他の適当なインタフェースの上で受信されることができる。加えて及び/又は代わりに、インジケーションは、SGW又は同種のものからのS1及び/又は任意の他の適切なインタフェースの上でブロック804において受信されることができる。
手順800は、それから、ブロック806へ進むことができ、ここで、それぞれのパケットのシーケンス番号は、ブロック804で受信された上記インジケーションに基づいて、初期シーケンス番号から始まる順番通りに、割り当てられる。そして、手順800は、ブロック808で終わることができ、ここでは、ブロック806でシーケンス番号が割り当てられたパケットが、該割り当てられたシーケンス番号に従って通信される。
図9は、ステップサイズ・インジケーションに基づいてハンドオフでのデータ配送を管理するための手順900を説明するフローチャートである。手順900が、例えば、Node B及び/又は任意の他の適切なネットワーク・エンティティーにより実行されることができることは、認識されるべきである。手順900は、ブロック902で始まり、ここでは、それぞれの関連するシーケンス番号を持つ1又は複数のフォワードされたパケット及び1又は複数の後続する通信のためのパケットが、受信される。手順900は、それから、ブロック904に進むことができ、ここでは、ブロック902で受信された上記後続するパケットに適用されるジャンプ値が設定される。
次に、手順900は、ブロック906へ進むことができ、ブロック904で設定されたジャンプ値のインジケーションが通信される。一つの態様に従って、ブロック906で通信されるインジケーションは、ブロック904で設定されたジャンプ値及び/又はジャンプ値が後続のパケットに適用されるべきことのインジケーションを含むことができる。さらに、図9が示すように、ブロック906に示される動作は、オプションであり、また、例えば、ブロック904で設定されたジャンプ値が手順900で通信されるパケットのあて先にアプリオリに知られている場合には、省略されることができる。他の例では、ブロック902におけるフォワードされたパケットの伝送に続いて、すべての後続のパケットが、それらの間に発生する場合があるシーケンス番号のいかなるギャップにもかかわらず、配送されることができることのインジケーションは、ブロック906において無線で送信されることができ、それによって、遅延なしにそのようなパケットの処理を可能にする。
手順900は、次に、ブロック908に進み、ここでは、ブロック902で受信されたそれぞれの後続のパケットのシーケンス番号は、ブロック902で受信されたフォワードされたパケットの最新の(last-known)SNにブロック904で設定されたジャンプ値を加算した番号から始まる順番通りに、割り当てられる。最終的に、手順900は、ブロック910で終わることができ、ここでは、上記後続するパケットが、ブロック908で割り当てられた上記シーケンス番号に従って、通信される。
図10は、リセット・コマンドに基づいてハンドオーバ・オペレーションを通してデータ配送を調整するための手順1000を示す。手順1000は、例えば、eNB及び/又は任意の他の適切なネットワーク・エンティティーにより実行されることができる。手順1000は、ブロック1002で始まることができ、ここでは、ハンドオフ手続きに関連する通信のための1又は複数のパケット及びリセット・コマンドが識別される。次に、ブロック1004で、シーケンス番号は、予め定められたリセット値から始まって、それぞれの後続のパケットに対して、割り当てられる。そして、手順1000は、ブロック1006で終わることができ、ここでは、ブロック1004においてシーケンス番号が割り当てられたパケットが、該割り当てられたシーケンス番号に従って、通信される。一つの例において、ブロック1002で識別されるリセット・コマンドが、ブロック1006で更に提供されることができる。
さて、図11を参照して、無線通信システムにおいて(例えば、システム200)データパケットを受信し処理するための手順1100が示される。手順1100は、例えば、モバイル・デバイス(例えば、UE 240)及び/又は任意の他の適切なネットワーク・エンティティーにより実行されることができることは、認識されるべきである。手順1100は、ブロック1102で始まり、1又は複数のパケットが第1のNode Bから受信される。次に、ブロック1104で、第1のNode Bから第2のNode Bへのハンドオフに関連する情報が、識別される。ブロック1104で識別される情報は、例えば、第1のNode Bから第2のNode Bへフォワードされるパケットに続いて第2のNode Bから送信されるパケットに適用されるSNジャンプに関係する情報、システムリセットに関係する情報、第1のNode Bからフォワードされたパケットのエンドを表示する“エンド・マーカー(end marker)信号、及び/又は、任意の他の適当な情報を含むことができる。最後に、ブロック1106で、1又は複数のパケットは、ブロック1104で識別された情報に基づいて、ブロック1102において第1のNode Bから受信されたパケットから連続するように、第2のNode Bから受信される。一つの例において、“エンド・マーカー”信号が第2のNode Bにより表示される場合には、表示されたシーケンス番号までの、ブロック1106で受信されてバッファリングされたすべてのパケットは、たとえ該パケットに関連するシーケンス番号にギャップが存在するとしても、配送されることができる。
図12は、シーケンス・ジャンプ・インジケーションに基いて、ハンドオフ・オペレーションの間、データパケットを受信し処理するための手順1200を示す。手順1200は、例えば、UE及び/又は任意の他の適切なネットワーク・エンティティーにより実行されることができる。手順1200は、ブロック1202で始まり、ここでは、第1のパケット(例えば、ハンドオフ・オペレーションの間に、第1のアクセスポイントから第2のアクセスポイントへフォワードされるパケット)が受信される。次に、ブロック1204で、ブロック1202において受信された第1のパケットに関連するシーケンス番号が、識別される。手順1200は、それから、ブロック1206へ進むことができ、ここでは、ハンドオフ・オペレーションに関連するシーケンス番号について、ステップ値が識別される。一つの例において、上記ステップ値は、関係するハンドオフ・オペレーションに先立って手順1200を実行しているエンティティーに知られていることができる。あるいは、手順1200を実行しているエンティティーは、ステップ値の適用に関係する情報を及び/又はステップ値それ自体を、アクセスポイントから受信することができる。
ブロック1206に示される動作を完了すると、手順1200は、ブロック1208に進むことができ、ここでは、ブロック1204で識別された第1のパケットに関連するシーケンス番号にブロック1206で識別されたステップ値を加算した番号に等しい関連するシーケンス番号を持つ第2のパケットが受信される。そして、手順1200は、ブロック1210で終わることができ、ここでは、第2のパケットがは、更なるパケットを検出するための遅延を要求することなしに、処理されることができる。
図13は、システムリセットに基づくハンドオーバ・オペレーションの間、データパケットを受信し処理するための手順1300を示すフロー図である。手順1300は、例えば、アクセス端末及び/又は任意の他の適切なネットワーク・エンティティーにより実行されることができる。手順1300は、ブロック1302で始まり、ここでは、第1のパケットが受信される。第1のパケットは、例えば、ハンドオフ・オペレーションの間、第1のNode Bから第2のNode Bへフォワードされるパケットであることができる。次に、ブロック1304で、リセット・インジケーションが受信される。一つの例において、リセット・インジケーションは、手順1300を実行しているエンティティー及び/又は任意の他の適当なネットワーク・エンティティーに対する通信サービスのハンドオーバに関係する任意のNode Bから、ブロック1304で受信されることができる。一つの態様に従って、ブロック1304で受信されるリセット・インジケーションは、黙示的(implicit)であることができる。例えば、ハンドオーバが起こるごとに、PDCPエンティティーは、更なるインジケーションなしでリセットするように構成されることができる。
ブロック1304に示される動作を完了すると、手順1300は、ブロック1306に進み、予め定められたリセット・シーケンス番号に等しい関連するシーケンス番号を持つ第2のパケットが受信される。最後に、ブロック1308において、ブロック1306で受信された第2のパケットが、更なるパケットを検出するための遅延を要求することなしに、処理される。
さて、図14を参照して、本明細書で説明される1又は複数の実施形態が機能することができる例である無線通信システム1400を示すブロック図が提供される。一つの例において、システム1400は、送信機システム1410及び受信機システム1450を含む多重入力多重出力(MIMO)システムである。しかし、送信機システム1410及び/又は受信機システム1450はまた、多重入力単一出力システムに適用されることができ、ここで、例えば、(例えば、基地局上の)複数の送信アンテナが、単一のアンテナ・デバイス(例えば、モバイル局)へ1又は複数のシンボル・ストリームを送信することができることは、認識されるべきである。さらに、本明細書で説明される送信機システム1410及び/又は受信機システム1450の態様が、単一出力単一入力アンテナシステム(single output to single input antenna system)に関連して利用されることができることは認識されるべきである。
一つの態様に従って、いくつかのデータストリームのためのトラフィック・データが、送信機システム1410において、データソース1412から送信(TX)データプロセッサ1414へ提供される。一つの例において、各々のデータストリームは、それから、それぞれの送信アンテナ1424を通して送信されることができる。さらに、TXデータプロセッサ1414は、符号化されたデータを提供するために、各々のそれぞれのデータストリームについて選択された特定の符号化スキームに基づいて、各々のデータストリームに関するトラフィック・データを、フォーマット、符号化及びインターリーブすることができる。一つの例において、各々のデータストリームに関する符号化されたデータは、それから、OFDM技術を使用して、パイロット・データと多重化されることができる。パイロット・データは、例えば、既知の方法で処理される既知のデータ・パターンであることができる。さらに、パイロット・データは、チャネル・レスポンスを推定するために、受信機システム1450で使用されることができる。送信機システム1410に戻って、各々のデータストリームに関する多重化されたパイロット及び符号化されたデータは、変調シンボルを提供するために、各々のそれぞれのデータストリームについて選択された特定の変調スキーム(例えば、BPSK、QSPK、M−PSK、又はM−QAM)に基づいて、変調される(すなわち、シンボルマッピングされる)ことができる。一つの例において、各々のデータストリームに関するデータレート、符号化及び変調は、プロセッサ1430により実行及び/又は提供されるインストラクションにより決定されることができる。
次に、すべてのデータストリームに関する変調シンボルは、TXプロセッサ1420に提供されることができ、そして、TXプロセッサ1420は、(例えば、OFDMに関して)変調シンボルを更に処理することができる。TX MIMOプロセッサ1420は、それから、N個の変調シンボル・ストリームをN個の送受信機1422a〜1422tに提供することができる。一つの例において、各々の送受信機1422は、それぞれのシンボル・ストリームを受信し処理して、1又は複数のアナログ信号を提供することができる。各々の送受信機1422は、それから、上記アナログ信号をさらに調整(condition)(例えば、増幅、フィルタリング及びアップコンバート)して、MIMOチャネル上での伝送に適した変調信号を提供することができる。したがって、それぞれ、送受信機1422a〜1422tからのN個の変調信号は、それから、それぞれ、N個のアンテナ1424a〜1424tから送信されることができる。
他の態様に従って、送信された変調信号は、受信機システム1450においてN個のアンテナ1452a〜1452rにより受信されることができる。各々のアンテナ1452からの受信信号は、それから、それぞれの送受信機1454に提供されることができる。一つの例において、各々の送受信機1454は、それぞれの受信信号を調整(例えば、フィルタリング、増幅及びダウンコンバート)し、サンプルを提供するために、該調整された信号をデジタイズし、そして、対応する“受信(received)”シンボル・ストリームを提供するために、該サンプルを処理することができる。RX MIMO/データプロセッサ1460は、それから、特定の受信機処理技術に基づいて、N個の送受信機1454からN個の受信シンボル・ストリームを受け取って処理し、N個の“検出(detected)”シンボル・ストリームを提供することができる。一つの例において、各々の検出シンボル・ストリームは、対応するデータストリームのために送信された変調シンボルの推定であるシンボルを含むことができる。RX プロセッサ1460は、それから、対応するデータストリームに関するトラフィック・データを回復するために、各々の検出されたシンボル・ストリームを、復調、デインターリーブ及び復号化することに少なくとも部分的によって、各々のシンボル・ストリームを処理することができる。このように、RX プロセッサ1460による処理は、送信機システム1410におけるTX MIMOプロセッサ1420及びTXデータプロセッサ1414により実行されるものと相補的であることができる。RX プロセッサ1460は、更に、処理されたシンボル・ストリームをデータシンク1464に提供することができる。
一つの態様に従って、RX プロセッサ1460により生成されたチャネル・レスポンス推定は、受信機での空間/時間処理の実行、出力レベルの調節、変調レート又はスキームの変更、及び/又は、任意の他の適切なアクションのために、使用されることができる。さらに、RX プロセッサ1460は、例えば検出されたシンボル・ストリームの信号対雑音干渉比(SNR)のようなチャネル特性を更に推定することができる。RX プロセッサ1460は、それから、推定されたチャネル特性をプロセッサ1470に提供することができる。一つの例において、RX プロセッサ1460及び/又はプロセッサ1470は、更に、システムに関する“動作(operating)”SNRの推定を導き出すことができる。プロセッサ1470は、それから、チャネル状態情報(CSI)を提供することができる。それは、通信リンク及び/又は受信されたデータストリームに関する情報を含むことができる。この情報は、例えば、動作SNRを含むことができる。CSIは、それから、TX データプロセッサ1418により処理され、変調器1480により変調され、送受信機1454a〜1454rにより調整され、そして、もとの送信機システム1410へ送信されることができる。その上、受信機システム1450におけるデータソース1416は、TX データプロセッサ1418で処理されるべき更なるデータを提供することができる。
送信機システム1410に戻って、受信機システム1450からの変調信号は、それから、受信機システム1450によりレポートされるCSIを回復するために、アンテナ1424により受信され、送受信機1422により調整され、復調器1440により復調され、そして、RX データプロセッサ1442により処理されることができる。一つの例において、レポートされたCSIは、それから、プロセッサ1430に提供され、そして、1又は複数のデータストリームのために使用される符号化及び変調スキームに加えてデータレートを決定するために使用されることができる。決定された符号化及び変調スキームは、それから、受信機システム1450への後の伝送における使用及び/又は量子化のために送受信機1422に提供されることができる。加えて及び/又は代わりに、レポートされたCSIは、TX データプロセッサ1414及びTX MIMOプロセッサ1420のための様々な制御を生成するために、プロセッサ1430により使用されることができる。他の例では、RX データプロセッサ1442により処理されたCSI及び/又は他の情報は、データシンク1444に供給されることができる。
一つの例において、送信機システム1410におけるプロセッサ1430及び受信機システム1450におけるプロセッサ1470は、それらのそれぞれのシステムにおいて、オペレーションを指示する。その上、送信機システム1410におけるメモリ1432及び受信機システム1450におけるメモリ1472は、それぞれ、プロセッサ1430及び1470により用いられるプログラム・コード及びデータのためのストレージを提供することができる。さらに、受信機システム1450において、様々な処理技術が、N個の送信シンボル・ストリームを検出するためにN個の受信信号を処理するのに用いられることができる。これらの受信機処理技術は、空間及び時空間の受信機処理技術(それは、イコライゼイション技術とも呼ばれる)、及び/又は、“連続ヌリング/イコライゼイション及び干渉除去(successive nulling/equalization and interference cancellation)”受信機処理技術(それは、“連続干渉除去(successive interference cancellation)”又は“連続除去(successive cancellation)”受信機処理技術とも呼ばれる)を含むことができる。
図15は、本明細書で説明される様々な態様に従った、無線通信システムにおいてハンドオーバの管理を容易にするシステム1500のブロック図である。一つの例において、システム1500は、基地局又はアクセスポイント1502を含む。示されるように、アクセスポイント1502は、1又は複数の受信(Rx)アンテナ1506を介して1又は複数のアクセス端末1504から(1又は複数の)信号を受信し、また、1又は複数の送信(Tx)アンテナ1508を介して1又は複数のアクセス端末1004へ送信することができる。
さらに、アクセスポイント1502は、(1又は複数の)受信アンテナ1506から情報を受信する受信機1510を含むことができる。一つの例において、受信機1510は、受信された情報を復調する復調器(Demod)1512と動作可能なように関連することができる。復調されたシンボルは、それから、プロセッサ1514により解析されることができる。プロセッサ1514は、メモリ1516に接続されることができる。メモリ1516は、コード・クラスターに関係する情報、アクセス端末割り当て、それに関係のあるルックアップテーブル、固有のスクランブリングシーケンス、及び/又は、任意の他の適当なタイプの情報を記憶することができる。一つの例において、アクセスポイント1502は、手順700,800,900,1000及び/又は他の類似する適切な手順を実行するために、プロセッサ1514を使用することができる。アクセスポイント1502はまた、送信機1520による(1又は複数の)送信アンテナ1508を通した伝送のための信号を多重化することができる変調器1518を含むことができる。
図16は、本明細書で説明される様々な態様に従った、無線通信システムにおいてハンドオーバの管理を容易にする他のシステム1600のブロック図である。一つの例において、システム1600は、端末又はユーザ装置(UE)1602を含む。示されるように、UE 1602は、1又は複数のNode B 1604から(1又は複数の)信号を受信し、また、1又は複数のアンテナ1608を介して1又は複数のNode B 1604へ送信することができる。その上、UE 1602は、(1又は複数の)アンテナ1608から情報を受信する受信機1610を含むことができる。一つの例において、受信機1610は、受信された情報を復調する復調器(Demod)1612と動作可能なように関連することができる。復調されたシンボルは、それから、プロセッサ1614により解析されることができる。プロセッサ1614は、メモリ1616に接続されることができる。メモリ1616は、UE 1602に関係するデータ及び/又はプログラム・コードを記憶することができる。その上、UE 1602は、手順1100,1200,1300及び/又は他の類似する適切な手順を実行するために、プロセッサ1614を使用することができる。UE 1602はまた、送信機1620による(1又は複数の)アンテナ1608を通した伝送のための信号を多重化することができる変調器1618を含むことができる。
図17は、無線通信システム(例えば、システム200)において無損失且つ効率的なデータパケットの順序付け及び配送を容易にする装置1700を示す。装置1700は、機能ブロックを含むものとして表されており、機能ブロックは、プロセッサ、ソフトウェア、又はそれらの組合せ(例えば、ファームウェア)により実装される機能を表す機能ブロックであることができることは、認識されるべきである。装置1700は、eNB(例えば、eNB 220及び/又は230)及び/又は任意の他の適切なネットワーク・エンティティーにおいて実装されることができ、そして、ハンドオフ手続きに関連して端末への通信のために選択的にフォワードされた1又は複数のパケットを受信するためのモジュール1702、該端末への無損失パケット配送を容易にする、該フォワードされたパケットに関連する状態情報及び順序情報を識別するためのモジュール1704、及び、該順序情報により特定される順序で、該状態情報を用いて、該端末へ該選択的にフォワードされたパケットに続くそれぞれのパケットを送信するためのモジュール1706を含むことができる。
図18は、ハンドオフ手続きの間、データユニットを受信し処理するのを容易にする装置1800を示す。装置1800は、機能ブロックを含むものとして表されており、そして、機能ブロックは、プロセッサ、ソフトウェア、又はそれらの組合せ(例えば、ファームウェア)により実装される機能を表す機能ブロックであることができることは、認識されるべきである。装置1800は、UE(例えば、UE 240)及び/又は任意の他の適切なネットワーク・エンティティーにおいて実装されることができ、そして、第1のソースから1又は複数のデータユニットを受信するためのモジュール1802、該第1のソースから第2のソースへのサービスの変更に関係する情報を識別するためのモジュール1804、該識別された情報に基づいて、該第2のソースから1又は複数のデータユニットを受信するためのモジュール1806、及び、更なるデータユニットの検出の試行に関連する遅延なしに、該第2のソースから受信されたデータユニットを処理するためのモジュール1808を含むことができる。
本明細書で説明される態様が、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、又はそれらの任意の組合せにより実装されることができることは理解されるべきである。本システム及び/又は方法がソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア又はマイクロコード、プログラム・コード又はコード・セグメントで実装される場合、それらは、例えばストレージコンポーネントのような機械読み取り可能な媒体に記憶されることができる。コード・セグメントは、手続き、関数、サブプログラム、プログラム、ルーチン、サブルーチン、モジュール、ソフトウェア・パッケージ、クラスを表すことができ、又は、インストラクション、データ構造若しくはプログラム・ステートメントの任意の組合せを表すことができる。コード・セグメントは、情報、データ、引数、パラメータ又はメモリ内容をパス及び/又は受信することによって、他のコード・セグメント又はハードウェア回路に接続されることができる。情報、引数、パラメータ、データなどは、メモリ共有、メッセージ・パッシング、トークン・パッシング、ネットワーク伝送など含む任意の適当な手段を用いて、パス、フォワード又は送信されることができる。
ソフトウェア実装については、本明細書で説明される技術は、本明細書で説明される機能を実行するモジュール(例えば、手続き、関数、その他)で実装されることができる。ソフトウェア・コードは、メモリ・ユニットに記憶されて、プロセッサにより実行されることができる。メモリ・ユニットは、プロセッサの内部又は外部に実装されることが可能であり、その場合には、それは、当該技術分野において知られている様々な手段を通じて該プロセッサに通信で接続されることができる。
上で説明されたことは、1又は複数の態様の例を含む。前述の態様を説明することを目的としてコンポーネント又は手順の考えられる組み合わせをすべて説明することはもちろん可能ではないが、様々な態様の多数のさらなる組み合わせ又は置換が可能であることを当業者は認識するであろう。したがって、説明された態様は、添付のクレームの精神及び範囲の中に含まれるそのような変更、修正及び変形をすべて包含することを意図されている。さらに、語句“含む(includes)”が詳細な説明又はクレームのいずれかにおいて使用される範囲内において、上記語句は、語句“備える、含む(comprising)”がクレームにおいてつなぎ詞(transitional word)として用いられた場合に“備える、含む(comprising)”が解釈されるのと同様の方法で、包括的であることを意図されている。さらに、詳細な説明又はクレームのいずれかにおいて使用される語句“又は(or)”は、“非排他的な、又は(non-exclusive or)”であることを意味される。
上で説明されたことは、1又は複数の態様の例を含む。前述の態様を説明することを目的としてコンポーネント又は手順の考えられる組み合わせをすべて説明することはもちろん可能ではないが、様々な態様の多数のさらなる組み合わせ又は置換が可能であることを当業者は認識するであろう。したがって、説明された態様は、添付のクレームの精神及び範囲の中に含まれるそのような変更、修正及び変形をすべて包含することを意図されている。さらに、語句“含む(includes)”が詳細な説明又はクレームのいずれかにおいて使用される範囲内において、上記語句は、語句“備える、含む(comprising)”がクレームにおいてつなぎ詞(transitional word)として用いられた場合に“備える、含む(comprising)”が解釈されるのと同様の方法で、包括的であることを意図されている。さらに、詳細な説明又はクレームのいずれかにおいて使用される語句“又は(or)”は、“非排他的な、又は(non-exclusive or)”であることを意味される。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
無線通信システムにおいて通信を管理する方法において、
ハンドオフ手続きに関連する1又は複数のフォワードされたパケットを識別することと、
前記フォワードされたパケットの後に続く、軽減された遅延でのパケットの無損失通信を容易にする1又は複数のインジケータを識別することと、
軽減された遅延での前記パケットの無損失受信を容易にするために、前記識別されたインジケータに基づいて、前記フォワードされたパケットの後に続くそれぞれのパケットを通信することを含む方法。
[C2]
前記1又は複数のインジケータを識別することは、初期パケットの通信のために利用されるシーケンス番号のインジケーションを受信することを含み、
前記通信することは、
前記受信されたインジケーションに基づいて選択される初期シーケンス番号から始まる順序通りに、それぞれのパケットのシーケンス番号を割り当てることと、
前記割り当てられたシーケンス番号に従う順序通りに前記パケットを通信することを含むC1に記載の方法。
[C3]
初期パケットの通信のために利用される前記シーケンス番号の前記インジケーションは、パケットの通信のために最後に使用されたシーケンス番号であるC2に記載の方法。
[C4]
前記初期パケットの通信のために利用されるシーケンス番号のインジケーションは、パケットの通信のために次に利用できるシーケンス番号であるC2に記載の方法。
[C5]
前記1又は複数のインジケータを識別することは、ネットワーク・インターフェース上のNode Bから初期パケットの通信のために利用されるシーケンス番号を受信することを含むC2に記載の方法。
[C6]
前記1又は複数のインジケータを識別することは、ネットワーク・インターフェース上のサービング・ゲートウェイ(SGW)から初期パケットの通信のために利用されるシーケンス番号を受信することを含むC2に記載の方法。
[C7]
前記1又は複数のインジケータを識別することは、それぞれのパケットに適用されるジャンプ値を設定することを含み、
前記通信することは、
フォワードされたパケットの最新のシーケンス番号に前記設定されたジャンプ値を加えた番号から始まる順序通りに、それぞれのパケットのシーケンス番号を割り当てることと、
前記割り当てられたシーケンス番号に従う順序通りに前記それぞれのパケットを通信することを含むC1に記載の方法。
[C8]
前記通信することは、前記設定されたジャンプ値を通信することを更に含むC7に記載の方法。
[C9]
前記通信することは、それぞれ通信されたパケットに前記設定されたジャンプ値が適用されたことのインジケーションを通信することを更に含むC7に記載の方法。
[C10]
前記通信することは、
前記ハンドオフ手続きに関連する最後のフォワードされたパケットを識別することと、
前記最後のフォワードされたパケットのシーケンス番号と最初の後続のパケットのシーケンス番号との間の不連続性にもかかわらず、表示されたシーケンス番号までの、軽減された遅延での各々の後続のパケットの配送を可能にするために、前記最後のフォワードされたパケットの通信に続いて、フォワードされたパケットの通信が終わったことのインジケーションを通信することを更に含むC7に記載の方法。
[C11]
前記1又は複数のインジケータを識別することは、前記ハンドオフ手続きに関連して通信されるリセット・コマンドを受信することを含み、
前記通信することは、
予め定められたリセット値から始まる順番通りに、それぞれのパケットのシーケンス番号を割り当てることと、
前記リセット・コマンドのインジケーションを通信することと、
前記割り当てられたシーケンス番号に従う順番通りに前記パケットを通信することを含むC1に記載の方法。
[C12]
前記通信することは、前記リセット・コマンドを中継することを更に含むC11に記載の方法。
[C13]
前記リセット・コマンドのインジケーションを通信することは、利用された無線ベアラに基づく前記リセット・コマンドの暗黙の識別を容易にするためにハンドオーバ・コマンドを通信することを含むC11に記載の方法。
[C14]
それぞれのフォワードされないパケットは、S1インタフェース上を通信されるC1に記載の方法。
[C15]
前記通信することは、1又は複数のパケット・データ・コンバージェンス・プロトコル(PDCP)サービス・データユニット(SDU)を通信することを含むC1に記載の方法。
[C16]
無線通信装置において、
前記無線通信装置に対する通信サービスのハンドオーバに応じて送信される少なくとも一つのデータユニットに関係するデータと、前記少なくとも一つのデータユニット中のアカウントされないシーケンス・ギャップなしに、前記通信サービスのハンドオーバを通して、前記少なくとも一つのデータユニットの無損失配送を容易にする少なくとも一つのインジケータとを記憶するメモリと、
少なくとも一つのインジケータに基づいて、前記少なくとも一つのデータユニットを配送するように構成されたプロセッサとを含む無線通信装置。
[C17]
前記メモリは、初期シーケンス番号に関係するデータを更に記憶し、
前記プロセッサは、初期データユニットを、前記初期シーケンス番号を用いて配送し、それぞれの後続のデータユニットを、それぞれの連続したシーケンス番号を用いて配送するように更に構成されるC16に記載の無線通信装置。
[C18]
前記プロセッサは、データユニットの通信のために最後に使用されたシーケンス番号を識別し、前記受信されたシーケンス番号に続くシーケンス番号を、前記初期シーケンス番号として記憶するように更に構成されたC17に記載の無線通信装置。
[C19]
前記プロセッサは、データユニットの通信のために次に利用できるシーケンス番号を識別し、該次に利用できるシーケンス番号を前記初期シーケンス番号として記憶するように構成されたC17に記載の無線通信装置。
[C20]
前記プロセッサは、X2インタフェース上のアクセスポイントからシーケンス番号情報を受信し、該受信されたシーケンス番号情報に基づいて前記初期シーケンス番号を決定するように更に構成されたC17に記載の無線通信装置。
[C21]
前記プロセッサは、S1インタフェース上のサービング・ゲートウェイ(SGW)からシーケンス番号情報を受信し、該受信されたシーケンス番号情報に基づいて前記初期シーケンス番号を決定するように更に構成されたC17に記載の無線通信装置。
[C22]
前記メモリは、初期データユニットに適用されるステップ値に関係するデータを記憶し、
前記プロセッサは、初期シーケンス番号を取得するために、前記ステップ価値を最新のシーケンス番号に加算し、該初期シーケンス番号をデータユニットに割り当て、該初期シーケンス番号を用いて該データユニットを配送するように更に構成されたC17に記載の無線通信装置。
[C23]
前記プロセッサは、前記ステップ値を通信するように更に構成されたC22に記載載の無線通信装置。
[C24]
前記プロセッサは、通信されたデータユニットにステップ値が適用されたことのインジケーションを提供するように更に構成されたC22に記載の無線通信装置。
[C25]
前記メモリは、リセット・コマンドとそれに関連する予め定められたシーケンス番号に関係するデータを更に記憶し、
前記プロセッサは、前記リセット・コマンドに関連する前記予め定められたシーケンス番号を用いてデータユニットのシーケンスにおける初期データユニットを配送し、それぞれの連続したシーケンス番号を用いて前記シーケンスにおけるそれぞれの後続のデータユニットを配送するように更に構成されるC16に記載の無線通信装置。
[C26]
前記プロセッサは、前記リセット・コマンドを中継するように更に構成されるC25に記載の無線通信装置。
[C27]
前記プロセッサは、パケット・データ・コンバージェンス・プロトコル(PDCP)を用いてそれぞれのデータユニットを配送するように更に構成されるC16に記載の無線通信装置。
[C28]
ハンドオフを介した伝送のためにパケットの連続的な順序付けを容易にする装置において、前記装置は、
ハンドオフに関連する通信のために、1又は複数の選択的にフォワードされたパケットを受信するための手段と、
前記パケットの無損失配送を容易にするパケットに関連する状態情報及び順序情報を識別するための手段と、
前記順序情報により特定された順序で前記状態情報を用いて前記選択的にフォワードされたパケットの後に続くそれぞれのパケットを送信するための手段とを含む装置。
[C29]
コンピュータ読み取り可能な媒体を含むコンピュータープログラム製品において、
前記コンピュータ読み取り可能な媒体は、
通信さえる1又は複数のパケット・データ・コンバージェンス・プロトコル(PDCP)パケットを識別するためのコードと、
前記1又は複数のPDCPパケットに関係する情報(該情報は、通信のために使用される最新のシーケンス番号、通信のための次に利用できるシーケンス番号、前記1又は複数のPDCPパケットに適用されるシーケンス・ステップ・サイズ、又は、リセット・コマンドのうちの少なくとも一つを含む。)を識別するためのコードと、
先だって通信された1又は複数のPDCPパケットと前記1又は複数の続いて受信されたPDCPパケットとの間のシーケンスの連続性を容易にするために、少なくとも部分的に前記識別された情報に基づいて、前記識別されたPDCPパケットの後で受信される1又は複数のPDCPパケットのそれぞれのシーケンス番号をセットするためのコードと、
前記それぞれセットされたシーケンス番号を用いて、前記1又は複数の続いて受信されたPDCPパケットを中継するためのコードとを含むコンピュータープログラム製品。
[C30]
ハンドオーバ・オペレーションを通してデータ配送を調整するためのコンピュータ実行可能なインストラクションを実行する集積回路において、
前記インストラクションは、
少なくとも一つの選択的にフォワードされたサービス・データユニット(SDU)を受信することと、
シーケンス番号情報又はリセット・コマンドのうちの少なくとも一つを識別することと、
少なくとも一つの後続のSDUを受信することと、
前記後続のSDUの無損失配送を容易にし、且つ、識別されたシーケンス番号情報又は識別されたリセット・コマンドのうちの少なくとも一つに基づいて、先だって通信された1又は複数のSDUと前記後続のSDUとの間の連続性を維持するために、それぞれのシーケンス番号をそれぞれの後続のSDUと関連付けることを含む集積回路。
[C31]
ハンドオフ・オペレーションの間に受信されるパケットを処理するための方法において、
第1のNode Bから少なくとも一つのパケットを受信することと、
前記第1のNode Bから第2のNode Bへのハンドオフに関連する情報を識別することと、
前記識別された情報に基づいて、前記第1のNode Bから受信される前記少なくとも一つのパケットから連続的な方法で前記第2のNode Bから少なくとも一つのパケットを受信することを含む方法。
[C32]
前記第1のNode Bから少なくとも一つのパケットを受信することは、前記第1のNode Bから受信された最後のパケットに関連するシーケンス番号を識別することを含み、
前記識別することは、前記第1のNode Bから前記第2のNode Bへの前記ハンドオフに関連して利用されるシーケンス番号のためのステップ値を識別することを含み、
前記第2のNode Bから少なくとも一つのパケットを受信することは、前記識別されたステップ値に基づいてそれに関連するシーケンス番号を持つ前記第2のNode Bからパケットを受信することと、更なるパケットを検出するために遅延を要求することなく前記パケットを処理することを含むC31に記載の方法。
[C33]
前記ステップ値は、前記第1のNode Bから前記第2のNode Bへの前記ハンドオフに先立って知られているC32に記載の方法。
[C34]
前記識別することは、前記ハンドオフの間に、前記第2のNode Bから前記ステップ値を受信することを含むC32に記載の方法。
[C35]
前記識別することは、前記ハンドオフの間に、前記第2のNode Bからそれぞれのパケットのためのシーケンス番号におけるステップのインジケーションを受信することを含むC32に記載の方法。
[C36]
前記識別することは、リセット・インジケーションを受信することを含み、
前記第2のNode Bから少なくとも一つのパケットを受信することは、予め定められたリセット・シーケンス番号に等しいシーケンス番号を持つ前記第2のNode Bからパケットを受信することと、更なるパケットを検出するために遅延を要求することなく前記パケットを処理することを含むC31に記載の方法。
[C37]
前記識別することは、前記第1のNode Bから前記リセット・インジケーションを受信することを含むC36に記載の方法。
[C38]
前記識別することは、前記第2のNode Bから前記リセット・インジケーションを受信することを含むC36に記載の方法。
[C39]
前記識別することは、
ハンドオーバ・インジケーションを受信することと、
前記ハンドオーバ・インジケーション及び前記ハンドオフに関連する少なくとも一つの無線ベアラに基づいて暗黙に与えられたリセット・インジケーションを識別することを含むC36に記載の方法。
[C40]
前記それぞれの受信されたパケットは、パケット・データ・コンバージェンス・プロトコル(PDCP)サービス・データユニット(SDU)を含むC31に記載の方法。
[C41]
第1の基地局から受信されるそれぞれのデータユニットに関係するデータ、該第1の基地局から受信される該データユニットに関連するそれぞれのシーケンス番号、及び、該第1の基地局から第2の基地局へのハンドオーバに関係する情報を記憶するメモリと、
更なるデータユニットを検出することを試みるために遅延を要求することなく、前記ハンドオーバに関係する前記情報に基づいて、前記第2の基地局から少なくとも一つデータユニットを受信するように構成されたプロセッサとを含む無線通信装置。
[C42]
前記メモリにより記憶される前記ハンドオーバに関係する前記情報は、前記第1の基地局から受信されるデータユニットとの比較における、前記第2の基地局から受信されるデータユニットに関連するそれぞれのシーケンス番号におけるジャンプに関係するデータを含むC41に記載の無線通信装置。
[C43]
前記プロセッサは、シーケンス番号におけるジャンプに関係する前記データを、前記第2の基地局から取得するように更に構成されたC42に記載の無線通信装置。
[C44]
前記プロセッサは、前記第2の基地局から、前記第1のベースからのデータユニットの通信が完了したことを示すシグナリングを受信し、続いて、予め定められたシーケンス番号を持つデータユニットが受信されるまで、その間でのシーケンス番号における不連続性にもかかわらず、さらなるデータユニットを検出することを試みるための遅延を要求することなく、受信したデータユニットを処理するようにさらに構成されるC42に記載の無線通信装置。
[C45]
前記メモリは、リセット・コマンドに関係するデータを更に記憶し、
前記プロセッサは、予め定められたリセット値に等しいシーケンス番号を持つ前記第2の基地局からのデータユニットを検出することを試行し、且つ、更なるデータユニットを検出することを試行するために遅延を要求することなくその検出に応じて該データユニットを処理するように更に構成されるC41に記載の無線通信装置。
[C46]
前記プロセッサは、前記第1の基地局又は前記第2の基地局のうちの1又は複数から前記リセット・コマンドを受信するように更に構成されるC45に記載の無線通信装置。
[C47]
前記プロセッサは、基地局により通信されるハンドオーバ・コマンド及び前記無線通信装置により利用される1又は複数の無線ベアラに基づいて、暗黙のリセット・コマンドを識別するように更に構成されるC45に記載の無線通信装置。
[C48]
通信ハンドオーバの間の実質的に連続するデータ通信及び処理を容易にする装置において、
第1のソースから1又は複数のデータユニットを受信するための手段と、
前記第1のソースから第2のソースへのサービスの変更に関係する情報を識別するための手段と、
前記識別された情報に基づいて、前記第2のソースから1又は複数のデータユニットを受信するための手段と、
更なるデータユニットを検出するための試行に関連する遅延なしに、前記第2のソースから受信されたデータユニットを処理するための手段とを含む装置。
[C49]
コンピュータ読み取り可能な媒体を含むコンピュータープログラム製品において、
前記コンピュータ読み取り可能な媒体は、
第1のデータソースから取得される少なくとも一つのパケットを識別するためのコードと、
前記第1のデータソースから取得される前記少なくとも一つのパケットと第2のデータソースから取得される少なくとも一つのパケットとの間でのシーケンスの維持を容易にする1又は複数のインジケータを識別するためのコードと、
前記パケットのシーケンスが維持されるような連続的な方法で、前記1又は複数の識別されたインジケータに基づいて、前記第2のデータソースから少なくとも一つのパケットを受信するためのコードとを含むコンピュータープログラム製品。
[C50]
第1のアクセスポイントから第2のアクセスポイントへの効率的な移行のためのコンピュータ実行可能なインストラクションを実行する集積回路において、
前記インストラクションは、
前記データに関連するそれぞれのシーケンス番号に基づいて、予め定められたシーケンスで前記第1のアクセスポイントからのデータを受信することと、
前記第1のアクセスポイントから前記第2のアクセスポイントへのハンドオーバに関連するシーケンス・ジャンプ又はリセット・コマンドのうちの1又は複数を識別することと、
識別されたシーケンス・ジャンプ又は識別されたリセット・コマンドのうちの1又は複数に基づいて、前記第2のアクセスポイントにより通信されるデータのための初期シーケンス番号を決定することと、
前記第2のアクセスポイントからデータ(前記第2のアクセスポイントからの前記データは、前記決められた初期シーケンス番号から始まる前記第1のアクセスポイントから受信される前記データの前記シーケンスを維持する。)を受信することを含む集積回路。

Claims (50)

  1. 無線通信システムにおいて通信を管理する方法において、
    ハンドオフ手続きに関連する1又は複数のフォワードされたパケットを識別することと、
    前記フォワードされたパケットの後に続く、軽減された遅延でのパケットの無損失通信を容易にする1又は複数のインジケータを識別することと、
    軽減された遅延での前記パケットの無損失受信を容易にするために、前記識別されたインジケータに基づいて、前記フォワードされたパケットの後に続くそれぞれのパケットを通信することを含む方法。
  2. 前記1又は複数のインジケータを識別することは、初期パケットの通信のために利用されるシーケンス番号のインジケーションを受信することを含み、
    前記通信することは、
    前記受信されたインジケーションに基づいて選択される初期シーケンス番号から始まる順序通りに、それぞれのパケットのシーケンス番号を割り当てることと、
    前記割り当てられたシーケンス番号に従う順序通りに前記パケットを通信することを含む請求項1に記載の方法。
  3. 初期パケットの通信のために利用される前記シーケンス番号の前記インジケーションは、パケットの通信のために最後に使用されたシーケンス番号である請求項2に記載の方法。
  4. 前記初期パケットの通信のために利用されるシーケンス番号のインジケーションは、パケットの通信のために次に利用できるシーケンス番号である請求項2に記載の方法。
  5. 前記1又は複数のインジケータを識別することは、ネットワーク・インターフェース上のNode Bから初期パケットの通信のために利用されるシーケンス番号を受信することを含む請求項2に記載の方法。
  6. 前記1又は複数のインジケータを識別することは、ネットワーク・インターフェース上のサービング・ゲートウェイ(SGW)から初期パケットの通信のために利用されるシーケンス番号を受信することを含む請求項2に記載の方法。
  7. 前記1又は複数のインジケータを識別することは、それぞれのパケットに適用されるジャンプ値を設定することを含み、
    前記通信することは、
    フォワードされたパケットの最新のシーケンス番号に前記設定されたジャンプ値を加えた番号から始まる順序通りに、それぞれのパケットのシーケンス番号を割り当てることと、
    前記割り当てられたシーケンス番号に従う順序通りに前記それぞれのパケットを通信することを含む請求項1に記載の方法。
  8. 前記通信することは、前記設定されたジャンプ値を通信することを更に含む請求項7に記載の方法。
  9. 前記通信することは、それぞれ通信されたパケットに前記設定されたジャンプ値が適用されたことのインジケーションを通信することを更に含む請求項7に記載の方法。
  10. 前記通信することは、
    前記ハンドオフ手続きに関連する最後のフォワードされたパケットを識別することと、
    前記最後のフォワードされたパケットのシーケンス番号と最初の後続のパケットのシーケンス番号との間の不連続性にもかかわらず、表示されたシーケンス番号までの、軽減された遅延での各々の後続のパケットの配送を可能にするために、前記最後のフォワードされたパケットの通信に続いて、フォワードされたパケットの通信が終わったことのインジケーションを通信することを更に含む請求項7に記載の方法。
  11. 前記1又は複数のインジケータを識別することは、前記ハンドオフ手続きに関連して通信されるリセット・コマンドを受信することを含み、
    前記通信することは、
    予め定められたリセット値から始まる順番通りに、それぞれのパケットのシーケンス番号を割り当てることと、
    前記リセット・コマンドのインジケーションを通信することと、
    前記割り当てられたシーケンス番号に従う順番通りに前記パケットを通信することを含む請求項1に記載の方法。
  12. 前記通信することは、前記リセット・コマンドを中継することを更に含む請求項11に記載の方法。
  13. 前記リセット・コマンドのインジケーションを通信することは、利用された無線ベアラに基づく前記リセット・コマンドの暗黙の識別を容易にするためにハンドオーバ・コマンドを通信することを含む請求項11に記載の方法。
  14. それぞれのフォワードされないパケットは、S1インタフェース上を通信される請求項1に記載の方法。
  15. 前記通信することは、1又は複数のパケット・データ・コンバージェンス・プロトコル(PDCP)サービス・データユニット(SDU)を通信することを含む請求項1に記載の方法。
  16. 無線通信装置において、
    前記無線通信装置に対する通信サービスのハンドオーバに応じて送信される少なくとも一つのデータユニットに関係するデータと、前記少なくとも一つのデータユニット中のアカウントされないシーケンス・ギャップなしに、前記通信サービスのハンドオーバを通して、前記少なくとも一つのデータユニットの無損失配送を容易にする少なくとも一つのインジケータとを記憶するメモリと、
    少なくとも一つのインジケータに基づいて、前記少なくとも一つのデータユニットを配送するように構成されたプロセッサとを含む無線通信装置。
  17. 前記メモリは、初期シーケンス番号に関係するデータを更に記憶し、
    前記プロセッサは、初期データユニットを、前記初期シーケンス番号を用いて配送し、それぞれの後続のデータユニットを、それぞれの連続したシーケンス番号を用いて配送するように更に構成される請求項16に記載の無線通信装置。
  18. 前記プロセッサは、データユニットの通信のために最後に使用されたシーケンス番号を識別し、前記受信されたシーケンス番号に続くシーケンス番号を、前記初期シーケンス番号として記憶するように更に構成された請求項17に記載の無線通信装置。
  19. 前記プロセッサは、データユニットの通信のために次に利用できるシーケンス番号を識別し、該次に利用できるシーケンス番号を前記初期シーケンス番号として記憶するように構成された請求項17に記載の無線通信装置。
  20. 前記プロセッサは、X2インタフェース上のアクセスポイントからシーケンス番号情報を受信し、該受信されたシーケンス番号情報に基づいて前記初期シーケンス番号を決定するように更に構成された請求項17に記載の無線通信装置。
  21. 前記プロセッサは、S1インタフェース上のサービング・ゲートウェイ(SGW)からシーケンス番号情報を受信し、該受信されたシーケンス番号情報に基づいて前記初期シーケンス番号を決定するように更に構成された請求項17に記載の無線通信装置。
  22. 前記メモリは、初期データユニットに適用されるステップ値に関係するデータを記憶し、
    前記プロセッサは、初期シーケンス番号を取得するために、前記ステップ価値を最新のシーケンス番号に加算し、該初期シーケンス番号をデータユニットに割り当て、該初期シーケンス番号を用いて該データユニットを配送するように更に構成された請求項17に記載の無線通信装置。
  23. 前記プロセッサは、前記ステップ値を通信するように更に構成された請求項22に記載載の無線通信装置。
  24. 前記プロセッサは、通信されたデータユニットにステップ値が適用されたことのインジケーションを提供するように更に構成された請求項22に記載の無線通信装置。
  25. 前記メモリは、リセット・コマンドとそれに関連する予め定められたシーケンス番号に関係するデータを更に記憶し、
    前記プロセッサは、前記リセット・コマンドに関連する前記予め定められたシーケンス番号を用いてデータユニットのシーケンスにおける初期データユニットを配送し、それぞれの連続したシーケンス番号を用いて前記シーケンスにおけるそれぞれの後続のデータユニットを配送するように更に構成される請求項16に記載の無線通信装置。
  26. 前記プロセッサは、前記リセット・コマンドを中継するように更に構成される請求項25に記載の無線通信装置。
  27. 前記プロセッサは、パケット・データ・コンバージェンス・プロトコル(PDCP)を用いてそれぞれのデータユニットを配送するように更に構成される請求項16に記載の無線通信装置。
  28. ハンドオフを介した伝送のためにパケットの連続的な順序付けを容易にする装置において、前記装置は、
    ハンドオフに関連する通信のために、1又は複数の選択的にフォワードされたパケットを受信するための手段と、
    前記パケットの無損失配送を容易にするパケットに関連する状態情報及び順序情報を識別するための手段と、
    前記順序情報により特定された順序で前記状態情報を用いて前記選択的にフォワードされたパケットの後に続くそれぞれのパケットを送信するための手段とを含む装置。
  29. コンピュータ読み取り可能な媒体を含むコンピュータープログラム製品において、
    前記コンピュータ読み取り可能な媒体は、
    通信さえる1又は複数のパケット・データ・コンバージェンス・プロトコル(PDCP)パケットを識別するためのコードと、
    前記1又は複数のPDCPパケットに関係する情報(該情報は、通信のために使用される最新のシーケンス番号、通信のための次に利用できるシーケンス番号、前記1又は複数のPDCPパケットに適用されるシーケンス・ステップ・サイズ、又は、リセット・コマンドのうちの少なくとも一つを含む。)を識別するためのコードと、
    先だって通信された1又は複数のPDCPパケットと前記1又は複数の続いて受信されたPDCPパケットとの間のシーケンスの連続性を容易にするために、少なくとも部分的に前記識別された情報に基づいて、前記識別されたPDCPパケットの後で受信される1又は複数のPDCPパケットのそれぞれのシーケンス番号をセットするためのコードと、
    前記それぞれセットされたシーケンス番号を用いて、前記1又は複数の続いて受信されたPDCPパケットを中継するためのコードとを含むコンピュータープログラム製品。
  30. ハンドオーバ・オペレーションを通してデータ配送を調整するためのコンピュータ実行可能なインストラクションを実行する集積回路において、
    前記インストラクションは、
    少なくとも一つの選択的にフォワードされたサービス・データユニット(SDU)を受信することと、
    シーケンス番号情報又はリセット・コマンドのうちの少なくとも一つを識別することと、
    少なくとも一つの後続のSDUを受信することと、
    前記後続のSDUの無損失配送を容易にし、且つ、識別されたシーケンス番号情報又は識別されたリセット・コマンドのうちの少なくとも一つに基づいて、先だって通信された1又は複数のSDUと前記後続のSDUとの間の連続性を維持するために、それぞれのシーケンス番号をそれぞれの後続のSDUと関連付けることを含む集積回路。
  31. ハンドオフ・オペレーションの間に受信されるパケットを処理するための方法において、
    第1のNode Bから少なくとも一つのパケットを受信することと、
    前記第1のNode Bから第2のNode Bへのハンドオフに関連する情報を識別することと、
    前記識別された情報に基づいて、前記第1のNode Bから受信される前記少なくとも一つのパケットから連続的な方法で前記第2のNode Bから少なくとも一つのパケットを受信することを含む方法。
  32. 前記第1のNode Bから少なくとも一つのパケットを受信することは、前記第1のNode Bから受信された最後のパケットに関連するシーケンス番号を識別することを含み、
    前記識別することは、前記第1のNode Bから前記第2のNode Bへの前記ハンドオフに関連して利用されるシーケンス番号のためのステップ値を識別することを含み、
    前記第2のNode Bから少なくとも一つのパケットを受信することは、前記識別されたステップ値に基づいてそれに関連するシーケンス番号を持つ前記第2のNode Bからパケットを受信することと、更なるパケットを検出するために遅延を要求することなく前記パケットを処理することを含む請求項31に記載の方法。
  33. 前記ステップ値は、前記第1のNode Bから前記第2のNode Bへの前記ハンドオフに先立って知られている請求項32に記載の方法。
  34. 前記識別することは、前記ハンドオフの間に、前記第2のNode Bから前記ステップ値を受信することを含む請求項32に記載の方法。
  35. 前記識別することは、前記ハンドオフの間に、前記第2のNode Bからそれぞれのパケットのためのシーケンス番号におけるステップのインジケーションを受信することを含む請求項32に記載の方法。
  36. 前記識別することは、リセット・インジケーションを受信することを含み、
    前記第2のNode Bから少なくとも一つのパケットを受信することは、予め定められたリセット・シーケンス番号に等しいシーケンス番号を持つ前記第2のNode Bからパケットを受信することと、更なるパケットを検出するために遅延を要求することなく前記パケットを処理することを含む請求項31に記載の方法。
  37. 前記識別することは、前記第1のNode Bから前記リセット・インジケーションを受信することを含む請求項36に記載の方法。
  38. 前記識別することは、前記第2のNode Bから前記リセット・インジケーションを受信することを含む請求項36に記載の方法。
  39. 前記識別することは、
    ハンドオーバ・インジケーションを受信することと、
    前記ハンドオーバ・インジケーション及び前記ハンドオフに関連する少なくとも一つの無線ベアラに基づいて暗黙に与えられたリセット・インジケーションを識別することを含む請求項36に記載の方法。
  40. 前記それぞれの受信されたパケットは、パケット・データ・コンバージェンス・プロトコル(PDCP)サービス・データユニット(SDU)を含む請求項31に記載の方法。
  41. 第1の基地局から受信されるそれぞれのデータユニットに関係するデータ、該第1の基地局から受信される該データユニットに関連するそれぞれのシーケンス番号、及び、該第1の基地局から第2の基地局へのハンドオーバに関係する情報を記憶するメモリと、
    更なるデータユニットを検出することを試みるために遅延を要求することなく、前記ハンドオーバに関係する前記情報に基づいて、前記第2の基地局から少なくとも一つデータユニットを受信するように構成されたプロセッサとを含む無線通信装置。
  42. 前記メモリにより記憶される前記ハンドオーバに関係する前記情報は、前記第1の基地局から受信されるデータユニットとの比較における、前記第2の基地局から受信されるデータユニットに関連するそれぞれのシーケンス番号におけるジャンプに関係するデータを含む請求項41に記載の無線通信装置。
  43. 前記プロセッサは、シーケンス番号におけるジャンプに関係する前記データを、前記第2の基地局から取得するように更に構成された請求項42に記載の無線通信装置。
  44. 前記プロセッサは、前記第2の基地局から、前記第1のベースからのデータユニットの通信が完了したことを示すシグナリングを受信し、続いて、予め定められたシーケンス番号を持つデータユニットが受信されるまで、その間でのシーケンス番号における不連続性にもかかわらず、さらなるデータユニットを検出することを試みるための遅延を要求することなく、受信したデータユニットを処理するようにさらに構成される請求項42に記載の無線通信装置。
  45. 前記メモリは、リセット・コマンドに関係するデータを更に記憶し、
    前記プロセッサは、予め定められたリセット値に等しいシーケンス番号を持つ前記第2の基地局からのデータユニットを検出することを試行し、且つ、更なるデータユニットを検出することを試行するために遅延を要求することなくその検出に応じて該データユニットを処理するように更に構成される請求項41に記載の無線通信装置。
  46. 前記プロセッサは、前記第1の基地局又は前記第2の基地局のうちの1又は複数から前記リセット・コマンドを受信するように更に構成される請求項45に記載の無線通信装置。
  47. 前記プロセッサは、基地局により通信されるハンドオーバ・コマンド及び前記無線通信装置により利用される1又は複数の無線ベアラに基づいて、暗黙のリセット・コマンドを識別するように更に構成される請求項45に記載の無線通信装置。
  48. 通信ハンドオーバの間の実質的に連続するデータ通信及び処理を容易にする装置において、
    第1のソースから1又は複数のデータユニットを受信するための手段と、
    前記第1のソースから第2のソースへのサービスの変更に関係する情報を識別するための手段と、
    前記識別された情報に基づいて、前記第2のソースから1又は複数のデータユニットを受信するための手段と、
    更なるデータユニットを検出するための試行に関連する遅延なしに、前記第2のソースから受信されたデータユニットを処理するための手段とを含む装置。
  49. コンピュータ読み取り可能な媒体を含むコンピュータープログラム製品において、
    前記コンピュータ読み取り可能な媒体は、
    第1のデータソースから取得される少なくとも一つのパケットを識別するためのコードと、
    前記第1のデータソースから取得される前記少なくとも一つのパケットと第2のデータソースから取得される少なくとも一つのパケットとの間でのシーケンスの維持を容易にする1又は複数のインジケータを識別するためのコードと、
    前記パケットのシーケンスが維持されるような連続的な方法で、前記1又は複数の識別されたインジケータに基づいて、前記第2のデータソースから少なくとも一つのパケットを受信するためのコードとを含むコンピュータープログラム製品。
  50. 第1のアクセスポイントから第2のアクセスポイントへの効率的な移行のためのコンピュータ実行可能なインストラクションを実行する集積回路において、
    前記インストラクションは、
    前記データに関連するそれぞれのシーケンス番号に基づいて、予め定められたシーケンスで前記第1のアクセスポイントからのデータを受信することと、
    前記第1のアクセスポイントから前記第2のアクセスポイントへのハンドオーバに関連するシーケンス・ジャンプ又はリセット・コマンドのうちの1又は複数を識別することと、
    識別されたシーケンス・ジャンプ又は識別されたリセット・コマンドのうちの1又は複数に基づいて、前記第2のアクセスポイントにより通信されるデータのための初期シーケンス番号を決定することと、
    前記第2のアクセスポイントからデータ(前記第2のアクセスポイントからの前記データは、前記決められた初期シーケンス番号から始まる前記第1のアクセスポイントから受信される前記データの前記シーケンスを維持する。)を受信することを含む集積回路。
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