JP5490788B2 - ワイヤレス通信システムにおいてステータスメッセージ(たとえば、肯定応答)に優先順位を付けるための方法および装置 - Google Patents

ワイヤレス通信システムにおいてステータスメッセージ(たとえば、肯定応答)に優先順位を付けるための方法および装置 Download PDF

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Description

関連出願
本出願は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる、2008年6月20日に出願された「PRIORITIZATION OF PDCP STATUS MESSAGES IN LTE AFTER HANDOVER」と題する米国特許仮出願第61/074,325号の利益を主張する。
本開示は、一般にワイヤレス通信に関し、より詳細には、ワイヤレス通信システムにおいてハンドオーバ動作を管理するための技法に関する。
ワイヤレス通信システムは、様々な通信サービスを提供するために広く展開されており、そのようなワイヤレス通信システムを介して、たとえば、ボイス、ビデオ、パケットデータ、ブロードキャスト、およびメッセージングサービスを提供することができる。これらのシステムは、利用可能なシステムリソースを共有することによって複数の端末のための通信をサポートすることが可能な多元接続システムとすることができる。そのような多元接続システムの例には、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムがある。
概して、ワイヤレス多元接続通信システムは、複数のワイヤレス端末のための通信を同時にサポートすることができる。そのようなシステムでは、各端末は、順方向リンクおよび逆方向リンク上の送信を介して1つまたは複数の基地局と通信することができる。順方向リンク(またはダウンリンク)とは、基地局から端末への通信リンクを指し、逆方向リンク(またはアップリンク)とは、端末から基地局への通信リンクを指す。この通信リンクは、単入力単出力(SISO)、多入力単出力(MISO)、または多入力多出力(MIMO)システムを介して確立できる。
端末、基地局など、ワイヤレス通信システムにおけるデバイスは、時間、周波数、符号などの所定のリソースによって送信できるそれぞれのパケットに情報をカプセル化することによって通信することができる。さらに、受信エンティティが、消失したパケットおよび/またはさもなければ間違って受信したパケットの存在に気づき、場合によっては、そのようなパケットの再送信を要求することができるように、それぞれのパケットを構成することができる。
一例では、端末および/またはターゲットセルにおけるステータスメッセージを介してソースネットワークセルからターゲットネットワークセルへの端末のハンドオーバ中にパケット再送信を要求することができる。しかしながら、端末および/またはターゲットセルにおけるスケジューラ構成など、様々な要因により、場合によっては、ハンドオーバの後にステータスメッセージの送信が遅延または省略されることがある。そのようなステータスメッセージの恩恵がなければ、デバイスがステータスメッセージを送信する先であるエンティティは、再送信が望まれる消失したパケットに関係する情報をほとんどまたは全く収集することができないことが諒解できよう。このステータス情報の欠如により、所与のネットワークデバイスが実質的に全くデータを再送信せず、その結果、パケットを受信するエンティティにおいてデータ損失を生じることがある。代替的に、ステータス情報の欠如により、ネットワークデバイスが、データを受信するエンティティによってすでに正しく得られたかなりの量のデータの冗長な再送信を行うことになり、その結果、不要な帯域幅消費を生じることがある。したがって、少なくとも上記の欠点を緩和する改善された再送信管理技法をインプリメントすることが望ましいであろう。
以下で、請求する主題の様々な態様の基本的理解を与えるために、そのような態様の簡略化された概要を提示する。この概要は、すべての企図された態様の包括的な概観ではなく、主要または重要な要素を識別するものでも、そのような態様の範囲を定めるものでもない。その唯一の目的は、後で提示するより詳細な説明の導入として、開示する態様のいくつかの概念を簡略化された形で提示することである。
一態様による方法について、本明細書で説明する。本方法は、1つまたは複数の通信チャネルを介して送信すべきデータを識別することと、識別されたデータのうち、それぞれの通信チャネルに関連するステータス情報の位置を特定することと、ステータス情報を送信すべきトリガイベントを検出することと、残りの識別されたデータの少なくとも一部分の送信より前にトリガイベントを検出すると、位置を特定されたステータス情報を送信することとを備えることができる。
第2の態様は、1つまたは複数の無線ベアラに関係するデータと、その1つまたは複数の無線ベアラに関連するそれぞれの情報とを記憶するメモリを備えることができるワイヤレス通信装置であって、その情報がステータスメッセージまたはデータのうちの少なくとも1つを備える、ワイヤレス通信装置に関する。本ワイヤレス通信装置は、1つまたは複数の無線ベアラに関連する情報のうち、それぞれのステータスメッセージを識別し、それぞれのステータスメッセージが、1つまたは複数の無線ベアラに関連するデータより前に送信されるように、そのステータスメッセージに優先順位を付けるように構成されたプロセッサをさらに備えることができる。
本明細書で説明する第3の態様は、ワイヤレス通信システムにおいて動作可能な装置に関する。本装置は、1つまたは複数の論理チャネルを介して送信すべき情報を識別するための手段と、識別された情報をステータスシグナリングとデータとに分類するための手段と、ステータス送信のためのトリガイベントを検出すると、ステータスシグナリングとして分類された情報がデータとして分類された情報より前に送信されるように、識別された情報に優先レベルを割り当てるための手段とを備えることができる。
本明細書で説明する第4の態様は、コンピュータに、1つまたは複数の無線ベアラと、その1つまたは複数の無線ベアラ上の待ち行列に入れられたそれぞれの情報とを識別させるためのコードであって、その情報がステータスメッセージまたはデータのうちの少なくとも1つを備える、コードと、コンピュータに、1つまたは複数の無線ベアラ上の待ち行列に入れられた情報のうち、それぞれのステータスメッセージを識別させるためのコードと、コンピュータに、それぞれのステータスメッセージが1つまたは複数の無線ベアラ上の待ち行列に入れられたデータより前に送信されるように、そのステータスメッセージに優先順位を付けさせるためのコードと、を含むコンピュータ可読媒体を備えることができる、コンピュータプログラム製品に関する。
上記および関係する目的を達成するために、請求する主題の1つまたは複数の態様は、以下で十分に説明し、特に特許請求の範囲で指摘する特徴を備える。以下の説明および添付の図面に、請求する主題のいくつかの例示的な態様を詳細に記載する。ただし、これらの態様は、請求する主題の原理を採用することができる様々な方法のほんのいくつかを示すものである。さらに、開示する態様は、すべてのそのような態様およびそれらの均等物を含むものとする。
様々な態様による、ワイヤレス通信システムにおいてハンドオーバに関連するデータ送信の管理を可能にするシステムのブロック図。 ワイヤレス通信システムにおいて行うことができる例示的なハンドオーバシーケンスを示すタイミング図。 様々な態様による、ワイヤレス通信環境において利用できる例示的な通信層およびそれぞれの対応するパケット構造を示す図。 ワイヤレス通信環境においてデータ送信の管理のために利用できる例示的なデータ無線ベアラを示す図。 様々な態様による、1つまたは複数のステータスベアラを介してワイヤレス通信システムに関連するステータスメッセージに優先順位を付けるためのシステムのブロック図。 様々な態様による、データ無線ベアラのセットと組み合わせて1つまたは複数のステータスベアラをインプリメントするための例示的な技法を示す図。 様々な態様による、データ無線ベアラのセットと組み合わせて1つまたは複数のステータスベアラをインプリメントするための例示的な技法を示す図。 様々な態様による、それぞれの関連する無線ベアラの分析に基づくステータスメッセージの優先順位付けのためのシステムのブロック図。 様々な態様による、それぞれの関連する無線ベアラに関係する記録された情報に基づくステータスメッセージの優先順位付けのためのシステムのブロック図。 ワイヤレス通信システムにおいてステータス情報の送信を管理するための方法のフローチャート。 ステータスシグナリングのために1つまたは複数の無線ベアラを維持し、利用するための方法のフローチャート。 それぞれのデータベアラ上の待ち行列に入れられたステータス情報を区別し、優先順位を付けるために、それぞれのデータベアラを分析するための方法のフローチャート。 優先順位付き送信のための無線ベアラのセットのうちのステータス情報を追跡するための方法のフローチャート。 ワイヤレス通信システムにおいてステータスシグナリングの送信を可能にする装置のブロック図。 本明細書で説明する機能の様々な態様をインプリメントするために利用できるワイヤレス通信デバイスのブロック図。 本明細書で説明する機能の様々な態様をインプリメントするために利用できるワイヤレス通信デバイスのブロック図。 本明細書に記載の様々な態様によるワイヤレス多元接続通信システムを示す図。 本明細書で説明する様々な態様が機能することができる、例示的なワイヤレス通信システムを示すブロック図。
次に、図面を参照しながら請求する主題の様々な態様について説明する。図面全体にわたって、同様の要素を指すのに同様の参照符号を使用する。以下の記述では、説明の目的で、1つまたは複数の態様の完全な理解を与えるために多数の具体的な詳細を記載する。ただし、そのような(1つまたは複数の)態様は、これらの具体的な詳細なしに実施できることは明らかであろう。他の例では、1つまたは複数の態様の説明を円滑にするために、よく知られた構造およびデバイスをブロック図の形態で示す。
本出願で使用する「コンポーネント」、「モジュール」、「システム」などの用語は、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアの組合せ、ソフトウェア、または実行中のソフトウェアなど、コンピュータ関連のエンティティを指すものとする。たとえば、コンポーネントは、プロセッサ上で実行されるプロセス、集積回路、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、プログラム、および/またはコンピュータとすることができるが、これらに限定されない。例として、コンピューティングデバイス上で実行されるアプリケーションと、そのコンピューティングデバイスの両方をコンポーネントとすることができる。1つまたは複数のコンポーネントがプロセスおよび/または実行スレッド内に常駐することができ、1つのコンポーネントを1つのコンピュータ上に配置し、および/または2つ以上のコンピュータ間に分散することができる。さらに、これらのコンポーネントは、様々なデータ構造を記憶している様々なコンピュータ可読媒体から実行することができる。これらのコンポーネントは、1つまたは複数のデータパケット(たとえば、ローカルシステム、分散システム内、および/または他のシステムを用いるインターネットなどのネットワーク全体の中の別のコンポーネントと信号を介して相互作用する1つのコンポーネントからのデータ)を有する信号によるなど、ローカルおよび/またはリモートプロセスを介して通信することができる。
さらに、本明細書ではワイヤレス端末および/または基地局に関する様々な態様について説明する。ワイヤレス端末は、ユーザにボイスおよび/またはデータ接続性を提供するデバイスを指すことができる。ワイヤレス端末は、ラップトップコンピュータまたはデスクトップコンピュータなどのコンピューティングデバイスに接続することができ、あるいは携帯情報端末(PDA)などの内臓式デバイスとすることができる。ワイヤレス端末はまた、システム、加入者ユニット、加入者局、移動局、モバイル、リモート局、アクセスポイント、リモート端末、アクセス端末、ユーザ端末、ユーザエージェント、ユーザデバイス、またはユーザ機器と呼ばれることがある。ワイヤレス端末は、加入者局、ワイヤレスデバイス、セルラー電話、PCS電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレス接続機能を有するハンドヘルドデバイス、またはワイヤレスモデムに接続された他の処理デバイスとすることができる。基地局(たとえば、アクセスポイントまたは進化型ノードB(eNB))は、1つまたは複数のセクタを通して、エアインターフェースを介してワイヤレス端末と通信する、アクセスネットワーク中のデバイスを指すことができる。基地局は、受信したエアインターフェースフレームをインターネットプロトコル(IP)パケットに変換することによって、ワイヤレス端末と、IPネットワークを含むことができるアクセスネットワークの残部との間のルータとして働くことができる。基地局はまた、エアインターフェースの属性の管理を調整する。
その上、本明細書で説明する様々な機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの組合せでインプリメントできる。ソフトウェアでインプリメントする場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶するか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信することができる。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスできる利用可能な媒体とすることができる。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMもしくは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置もしくは他の磁気記憶デバイス、または命令もしくはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを担持または記憶するために使用でき、コンピュータによってアクセスできる任意の他の媒体を備えることができる。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびブルーレイディスク(disc)(BD)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含めるべきである。
本明細書で説明する様々な技法は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリアFDMA(SC−FDMA)システム、および他のそのようなシステムなど、様々なワイヤレス通信システムに対して使用できる。「システム」および「ネットワーク」という用語は、本明細書ではしばしば互換的に使用される。CDMAシステムは、UTRA(UNIVERSAL Terrestrial Radio Access)、CDMA2000などの無線技術をインプリメントすることができる。UTRAは、W−CDMA(Wideband−CDMA)およびCDMAの他の変形態を含む。さらに、CDMA2000は、IS−2000、IS−95およびIS−856規格をカバーする。TDMAシステムはGSM(登録商標)(Global System for Mobile Communications)などの無線技術をインプリメントすることができる。OFDMAシステムは、E−UTRA(Evolved UTRA)、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash−OFDM(登録商標)などの無線技術をインプリメントすることができる。UTRAおよびE−UTRAは、UMTS(Universal Mobile Telecommunication System)の一部である。3GPP LTE(Long Term Evolution)は、ダウンリンク上ではOFDMAを採用し、アップリンク上ではSC−FDMAを採用するE−UTRAを使用する今度のリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTEおよびGSMは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)と称する組織からの文書に記載されている。さらに、CDMA2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP2)と称する組織からの文書に記載されている。
いくつかのデバイス、コンポーネント、モジュールなどを含むことができるシステムに関して、様々な態様を提示する。様々なシステムは、追加のデバイス、コンポーネント、モジュールなどを含んでもよく、および/または各図に関連して論じるデバイス、コンポーネント、モジュールなどのすべてを含まなくてもよいことを理解および諒解されたい。これらの手法の組合せを使用することもできる。
次に図面を参照すると、図1は、本明細書で説明する様々な態様によるワイヤレス通信システムにおけるハンドオーバに関連するデータ送信の管理を可能にするシステム100を示す。図1に示すように、システム100はノードB(たとえば、基地局、アクセスポイント(AP)、進化型ノードB(eNB)など)を含むことができ、ノードBは、1つまたは複数のユーザ機器ユニット(UE、本明細書ではアクセス端末(AT)、モバイル端末などとも呼ぶ)130と通信することができる。一例では、ノードB110は、UE130との1つまたは複数のダウンリンク(DL、順方向リンク(FL)とも呼ばれる)通信に係わり、UE130は、ノードB110との1つまたは複数のアップリンク(UL、逆方向リンク(RL)とも呼ばれる)通信に係わることができる。別の例では、ノードB110は、進化型UMTS(Universal Mobile Telecommunications System) E−UTRAN(Terrestrial Radio Access Network)、またはその一部分(たとえば、セル、セクタなど)などのワイヤレス通信ネットワークに関連することができる。さらに、ノードB110は、ノードB110とUE130との間の通信を調整するために、システムコントローラ(図示せず)などの1つまたは複数の他のネットワークエンティティとともに動作することができる。
一例では、ノードB110およびUE130は、それぞれの情報を含んでいるように構成された、プロトコルデータユニット(PDU)など、それぞれのパケットの形態で、システム100において互いおよび/または他のエンティティとの間でデータ、シグナリング、および/または他の情報を通信することができる。たとえば、ノードB110におけるプロセッサ122は、独立して、またはメモリ124の助けを借りて、送信機118によってUE130に送信すべき1つまたは複数のパケットを発生することができる。同様に、UE130におけるプロセッサ142は、メモリ144の助けを借りてまたは借りずに、送信機138を介して送信するためのパケットを発生するために利用できる。別の例では、ノードB110およびUE130におけるそれぞれのメモリ124および144を利用して、それぞれの送信前、送信中、または送信後にそれぞれのパケットまたは対応する情報を記憶することができる。
一態様によれば、図2のダイヤグラム200によって示されるように、システム100内のそれぞれのパケット通信は、システムプロトコルスタック中の1つまたは複数の通信層のコンテキスト内で実行できる。ダイヤグラム200によって示される例では、PDCP(Packet Data Convergence Protocol)層210、無線リンク制御(RLC)層220、MAC(Media Access Control)層230、およびL1(Layer1)240を利用して、それぞれの複雑さレベルにおけるワイヤレス通信の様々な態様を実行することができる。したがって、たとえば、PDCP層210を利用してデータ圧縮およびシーケンシングならびに/または他のハイレベル機能を実行し、RLC層220を利用して様々なデータの送信および/または再送信を管理し、MAC層230を利用してネットワークに関連する通信リソースへのそれぞれの関連するデバイスのアクセスを管理し、L1 240を低いレベルにおいて利用して所与のネットワークデバイスに関連する物理的エアインターフェースを管理することができる。ただし、上記は具体例として与えたものであり、ダイヤグラム200によって示されるどの層210〜240も(1つまたは複数の)任意の好適な機能を実行することができることを理解するべきである。さらに、システムは、通信層の任意の好適なセットを任意の好適な順序で利用することができることを理解するべきである。
別の態様によれば、層210〜240は、情報の通信に関して1つまたは複数のレベルでの情報の管理および/または処理を可能にするために、それぞれのPDUフォーマットに関連することができる。したがって、ダイヤグラム200に示すように、それぞれのPDCP PDU212はPDCP層210に関連し、PDCP層210は、RLC層220に関連するRLC PDU222内に含めることができる。PDCP PDU212は、任意の好適な方法でRLC PDU222にマッピングすることができることが、ダイヤグラム200から理解することができる。したがって、1対1のマッピング、多対1のマッピング、1対多のマッピング、および/または任意の他の好適なマッピングを利用して、それぞれのRLC PDU222内でPDCP PDU212をカプセル化することができる。さらに、ダイヤグラム200には示していないが、ワイヤレス通信システムに関連するMAC層230、L1 240、および/または他の層は、所与の対応する層内で情報を処理するためのPDUフォーマットを追加または代替として利用することができることを理解するべきである。
追加の態様によれば、PDCP層210およびRLC層220など、ダイヤグラム200内の層の組合せは、それぞれのデータ無線ベアラ(DRB)を介して結合できる。通信層のセットを結合するために利用できるDRBの例示的なセットを図3のダイヤグラム300によって示す。ダイヤグラム300が示すように、たとえば、ダイヤグラム200によって示されるPDCP層210とRLC層220との間のそれぞれのパイプラインに対応するそれぞれのDRB310〜330を与えることができる。ダイヤグラム300は、3つのDRB310〜330を利用するシステムを示すが、任意の好適な数のDRBを利用することができることを理解するべきである。
一例では、それぞれのDRB310〜330を利用して、ワイヤレス通信システム内の後の送信のために、1つまたは複数のPDCP PDUに対応するデータを待ち行列に入れることができる。さらに、DRB310〜330を利用して、以下にさらに詳細に説明するように発生および/または使用することができるPDCPステータスメッセージを保持することができる。ダイヤグラム300によって示される別の例では、DRB310〜330内で待ち行列に入れられた情報をDRB310〜330のそれぞれの優先順位に少なくとも部分的に基づいて送信するように、DRB310〜330に優先順位の値を割り当てることができる。したがって、ダイヤグラム300に示すように、DRB310は最高優先順位を有し、DRB320は第2の最高優先順位を有し、DRB330は最低優先順位を有することができる。ただし、任意の好適な方法でDRB310〜330間で優先順位を確立し、それぞれの所与の優先レベルを任意の好適な数のDRB310〜330に適用することができることを理解するべきである。
図1に戻ると、一態様によれば、所与のUE130に対する通信パフォーマンスを最適化するために、システム100は適応型とすることができる。したがって、たとえば、UE130がノードB110のカバレッジエリア外に出ているか、UE130が、ノードB110が行う機能または能力を有しないサービスを必要としているか、あるいは他の理由で、ノードB110とUE130との間の無線状態が劣化した場合には、UE130に対するサービスをソースノードB110からターゲットノードBに転送するハンドオーバを行うことができる。一例では、それぞれのノードB110におけるハンドオーバコーディネータ112とUE130におけるハンドオーバコーディネータ132とを利用して、それぞれのデバイスにおけるハンドオーバを管理することができる。
別の例では、ソースセルからターゲットセルへのUEのハンドオーバを、図4に示すタイミング図400に示すように行うことができる。図4に示すハンドオーバ手順および本明細書で提供する様々な態様について、UEおよびDLデータのためのステータス報告に関して説明するが、とはいえ、追加または代替としてULデータのステータスを報告するためにノードBによって同様の技法を利用することができることを理解するべきである。時刻402において示すように、ハンドオーバが開始し、UEは、そのソースセルからハンドオーバのターゲットセルに関係する情報を含むハンドオーバメッセージを受信する。次に、時刻404において、UEは、ターゲットセルを収集し、時刻406において、ランダムアクセスチャネル(RACH)メッセージをターゲットセルに送信する。一例では、時刻406において、UEは、専用RACHプリアンブルを使用してRACHメッセージを送信する。
RACHメッセージの受信の後、時刻408において、ターゲットセルは、UEがハンドオーバ完了メッセージとバッファステータスリポート(BSR)とを送信するのに十分なULリソースの許可とともに応答を送信する。次いで、時刻410において、この許可に基づいて、UEはハンドオーバ完了メッセージとBSRとを送信する。一例では、時刻406において、RACHメッセージが専用RACHプリアンブルを使用して送信された場合に、時刻408〜410において、追加または代替として、RACHメッセージに対する競合の解消を行う。次に、時刻412において、UEは、1つまたは複数のPDCPステータスメッセージを送信すべきリソースのための許可を随意に要求する。一例では、UEは、DRB当たり1つのPDCPステータスメッセージの許可を要求するように構成された場合、そうすることができる。
時刻412において送信された要求に基づいて、および/または自発的に、その後、時刻414において、ターゲットセルは、UEが(1つまたは複数の)PDCPステータスメッセージを送信することができるように、許可をUEに送信する。時刻416において、UEは(1つまたは複数の)ステータスメッセージを送信する。(1つまたは複数の)メッセージを受信すると、時刻418において、ターゲットセルは、どのPDCP SDUが受信されたかを識別し、時刻420において、UEにおいて消失しているものとして識別されたPDCP SDUの再送信を開始する。追加または代替として、時刻418および/または時刻420において、ターゲットセルは、UEによって正しく受信されたものとして識別されたPDCP PDUを記憶するために利用されているメモリを解放する。
上記のハンドオーバ手順に鑑みて、システム100中のUE130は、ハンドオーバ完了メッセージに続く(1つまたは複数の)第1のパケットとして、それぞれのDRB上でそれぞれのPDCPステータスメッセージを送信するように構成できる。一例では、PDCPステータスメッセージは、シグナリング無線ベアラ(SRB)を介して送信され、消失しているDL PDCP PDU、および/または順序正しく受信した最後のDL PDCP PDUのシーケンス番号(SN)を示すために利用できる。したがって、具体例として、UE130が所与のDRB上でノードB110からSN1、2、4、6、および10をもつPDCP PDUを受信した場合、DRBのPDCPステータスメッセージは、SN3、5、7、8、および9をもつPDCP PDUが消失していることと、SN2をもつPDCP PDUが順序正しく受信した最後のPDUであったこととを示すことができる。したがって、ノードB110は、PDU1、2、4、6、および10を記憶するために利用されるメモリを解放し、消失しているPDU3、5、7、8、および9のみのための再送信を行うことができる。同様の具体的な例では、それぞれのPDCP PDUがそれぞれのRLC PDUにカプセル化された場合、UE130は、UE130によって正しく受信されたRLC PDUに対応するRLC肯定応答(ACK)をノードB110に送信することができる。したがって、たとえば、RLC PDUがSN1〜5をもつ5つのPDCP PDUを含んでいるように構成された場合、UE130は、受信が成功したときにRLC PDUに対するACKをノードB110にサブミットするように構成され、ACKに基づいて、ノードB110は、適切なメモリを解放し、PDCP PDU1〜5の再送信を控えることができる。
従来のワイヤレス通信のインプリメンテーションでは、それぞれのノードBおよび/またはUEによって利用されるスケジューラアルゴリズムは、ハンドオーバ後および/または他の好適な時間において発生するステータスメッセージ(たとえば、PDCPステータスメッセージ、RLC ACK)に気づかない。代わりに、ワイヤレス通信システム中のそれぞれのエンティティは、それぞれの論理チャネルの優先ビットレート(PBR)および/または1つまたは複数の同様の他の条件が満たされるように、それぞれの論理チャネルを介してデータを送信するように構成されることが理解できる。
したがって、具体例として、ノードB110が所与の量の情報を送信するようにUE130に割り当てを行う場合、UE130におけるトークンバケットおよび/または別の好適なMAC層または他の構造は、それぞれのDRBが消耗するまで、またはそれらのそれぞれの関連するPBRが満たされるまで、DRBからデータを選択することによって、応答する送信を準備することができる。より詳細には、再び図3のダイヤグラム300を参照すると、DRB310が、空になるか、または、他のDRB320〜330の窮乏を防ぐようにDRB310のPBRによって指定された、データの設定された量になるかのいずれかまで、UE130におけるMACエンティティは、最高優先順位DRB310からデータを選択することができる。その後、DRB310に関連する条件が満たされると、MACエンティティは、DRB320に移動してこのプロセスを反復するように構成できる。
したがって、複数のチャネルが送信のために利用されるとき、従来のスケジューリングアルゴリズムは、場合によっては、第1のチャネルのPBRが満たされ、実質的にすべてのデータが第1のチャネルから出される前に、および/または他の条件が満たされたときに、第2のチャネルまたは後続のチャネルに対応するステータスメッセージを送信することを妨げることがあることが理解できる。その結果、ステータスメッセージの送信が遅延され、システム100中のエンティティはステータスメッセージから実質的に利益を得ることができなくなる。たとえば、システム100中の送信エンティティが、再送信を要求された消失しているデータに関係する1つまたは複数の報告を(たとえば、PDCPステータスメッセージ、RLC ACKなどを介して)受信しない場合、送信エンティティは、場合によっては、データの実質的な部分の再送信を行わないことを選択することがあり、その結果、そのようなデータが消失し再送信が望ましい場合に、データの損失を生じることがある。代替的に、ステータス報告がない場合に、送信エンティティは、データのそれぞれの部分が受信されていないと仮定し、そのような部分の再送信を行うことができる。ただし、その結果、再送信されるデータのうちの少なくとも一部分が元の送信において正常に受信された場合にアップリンクおよび/またはダウンリンク上で不要な重複データの送信を生じることがあることが理解できる。さらに、送信エンティティは(1つまたは複数の)重複送信に関連するデータに関連するメモリを解放することができないので、このようにして重複送信を行うことが、送信エンティティにおける非効率的なメモリ使用状況をさらにもたらすことがあることが理解できる。
したがって、一態様によれば、システム100中のノードB110、UE130、および/または任意の他の好適なエンティティは、データより先にステータスメッセージに優先順位を付け、送信するように、待ち行列に入れられた情報をインテリジェントにスケジュールするように構成できる。たとえば、ノードB110におけるデータ分析器114および/またはUE130におけるデータ分析器134を利用して、ノードB110および/またはUE130に対応するそれぞれのDRBまたは論理チャネルに関連する情報を監視することができる。データ分析器114および/または134から得られた情報に基づいて、優先順位付けモジュール116および/または136は、ステータスメッセージ(たとえば、PDCPステータスメッセージ、RLC ACKなど)に気づき、データを送信するかまたは論理チャネルに関連するPBRを満たす前に、論理チャネルの少なくとも一部分からステータスメッセージを送信するように、送信機118および/または138における送信に優先順位を付けることができる。したがって、一般に上述のように、ステータスメッセージを受信するエンティティは、アップリンクおよび/またはダウンリンク上でのデータの重複送信および浪費される無線帯域幅を回避することができる。
一例では、優先順位付けモジュール116および/または136は、実質的にPDCPステータス報告のすべてを送信し終わるまで、PDCPステータス報告が要求されるいかなる論理チャネル上でもデータの送信または再送信が行われないように、ハンドオーバ後に十分に高い優先順位をPDCPステータス報告に与えるようにすることができる。別の例では、優先順位付けモジュール116および/または136は、任意の関係するDRBのPBRを満たす前にそれぞれのDRB上でPDCPステータスメッセージの送信を可能にすることによって、非無限PBRを有するDRBに関して動作することができる。代替的に、優先順位付けモジュール116および/または136は、それぞれのDRB上でデータのいずれかの送信を行う前にそれぞれのDRB上でPDCPステータスメッセージの送信を可能にすることによって、(たとえば、無限PBRに関連する)狭義の優先順位ベースで動作するDRBに関して動作することができる。別の代替として、優先順位付けモジュール116および/または136は、シグナリング無線ベアラ(SRB)などの任意の他の好適な論理チャネル上でのステータスメッセージの優先順位付けを可能にすることができる。
さらなる一例では、優先順位付けモジュール116および/または136は、PDCPステータスメッセージに加えておよび/またはその代わりに、RLCステータスメッセージ(たとえば、1つまたは複数のACKおよび/または否定ACK(NACK)を含んでいるRLC STATUSメッセージ)に優先順位を付けるように構成できる。したがって、ノードB110とUE130との間の通信セッション中に、および/または他の適切な時間において、データ分析器114および/または134、あるいは優先順位付けモジュール116および/または136は、他の論理チャネル上でデータの新しい送信および/または再送信に優先してRLCステータスメッセージに優先順位を付けるために、それぞれのRLCステータスメッセージの存在および/またはそれらのそれぞれのタイプ(たとえば、メッセージがNACK情報を含んでいるかどうか)に気づくことができる。したがって、RLCステータスメッセージを受信するエンティティは、通信セッションの進行中にできるだけ早く否定応答に気づき、それによって所与のチャネル上でデータが円滑に流れるようにすることができることが理解できる。さらに、このようにしてRLCステータスメッセージに優先順位を付けることによって、最初に送信されたが、ステータス禁止タイマ、不十分なUL/DL許可、および/または他の要因のために、受信エンティティにおいて確認されないデータなどの不要なデータの再送信を実質的に回避することができることが理解できる。
別の態様によれば、ノードB110におけるデータ分析器114および優先順位付けモジュール116、および/またはUE130におけるデータ分析器134および優先順位付けモジュール136は、アプリケーションの限定されたサブセットに関連するステータスメッセージに優先順位を付けるように構成できる。したがって、例として、リアルタイムアプリケーション(たとえば、ボイスオーバーインターネットプロトコル(VOIP)アプリケーションなど)および/あるいは他の時間依存のアプリケーションまたは他のアプリケーションは、優先順位付けから免除されることがある。たとえば、所与のアプリケーションのために通信セッションを確立したときに、ノードB110および/またはUE130は、アプリケーションが時間依存であるかどうかを判断することができ、肯定の判断をしたときに、アプリケーションに関して上述した一部または全部の優先順位付けを無効化することができる。
以下の図5〜図9に関して、ワイヤレス通信システムにおいてステータスメッセージを管理するために利用できるインプリメンテーションの具体例を示す。ただし、例は本質的に例示にすぎず、本明細書に添付の特許請求の範囲は、別段の明示的な規定がない限り、そのようなインプリメンテーションに限定されるものではないことを理解するべきである。
次に図5を参照すると、様々な態様による、1つまたは複数のステータスベアラ546を介してワイヤレス通信システムに関連するステータスメッセージに優先順位を付けるためのシステム500のブロック図が示される。一例では、システム500は、データ分析器510と優先順位付けモジュール520と送信機530とを含むことができ、それらは、システム100中のノードB110および/またはUE130に関して上述した方法と同様の方法で無線ベアラ540のセットと対話することができる。さらにシステム500によって示すように、無線ベアラ540は、それぞれの制御またはシグナリングベアラ542と、それぞれのデータベアラ544とを含むことができる。一例では、(1つまたは複数の)制御ベアラ542を利用して、1つまたは複数のユーザと関連するネットワークとの間の構成コマンドおよび/または他の制御シグナリングを搬送し、(1つまたは複数の)データベアラ544を利用して、データのそれぞれの送信を可能にすることができる。
一態様によれば、システム500は、1つまたは複数のステータスベアラ546をさらに利用することによって、関連するデータメッセージに優先するステータスメッセージの優先順位付けを可能にすることができる。たとえば、(1つまたは複数の)ステータスベアラ546は、データ分析器510および/または優先順位付けモジュール520によって管理される1つまたは複数の待ち行列が特にステータス情報に専用であるように、それらを含むことができる。したがって、(1つまたは複数の)データベアラ544の少なくとも一部分よりも高い程度の優先順位を(1つまたは複数の)ステータスベアラ546に許可することによって、システム500は、データの送信が行われる前にステータス情報の送信を可能にすることができる。さらに、(1つまたは複数の)それぞれのステータスベアラ546に与えられる優先レベルは、(1つまたは複数の)それぞれの制御ベアラ542よりも高いか、等しいか、または低くなることがある。
(1つまたは複数の)ステータスベアラ546をインプリメントすることができるそれぞれの例示的な技法を、図6〜図7のダイヤグラム600〜700によって示す。最初に図6のダイヤグラム600を参照すると、単一のステータスベアラ610が複数のDRB622〜626のセットとともに利用されるインプリメンテーションを示す。ダイヤグラム600に示す一態様によれば、優先順位を付けるべき、それぞれのDRB622〜626に対応するステータスメッセージおよび/または他のメッセージを識別し、専用ステータスベアラ610に配置することができる。一例では、スケジューラが、ステータスベアラ610中のメッセージをDRB622〜626中のメッセージよりも優先順位が高いと見なすように、ステータスベアラ610を制御ベアラ、高優先順位データベアラなどとしてインプリメントすることができる。この優先順位判断に基づいて、スケジューラは、送信の許可を受信すると、DRB622〜626からデータを削除するより前に、ステータスベアラ610を空にすることができる。
さらにダイヤグラム600によって示されるように、複数のDRB622〜626に対応する共通のステータスベアラ610の使用を可能にするために、ステータスベアラ610中に配置されたステータスメッセージを、それらが参照するDRB622〜626のそれぞれのインジケータを用いて構成することができる。そのようなインジケータを利用することによって、ステータスベアラ610からステータスメッセージを受信するエンティティは、ステータスメッセージを適切なDRBにおいて待ち行列に入れられることを必要とすることなしに、ステータスメッセージが参照するDRBを判断することが可能になることが諒解できよう。
別の例では、ステータスメッセージがそれぞれ参照するDRB622〜626の相対的優先順位に対応する順序で、ステータスベアラ610を使用してステータスメッセージを待ち行列に入れることができる。したがって、たとえば、最高優先順位DRBから開始する優先順位の降順で、DRB622〜626に対応するステータスメッセージをステータスベアラ610に配置することができる。
次に図7のダイヤグラム700を参照すると、複数のステータスベアラ714、724、および/または734をそれぞれのDRB712、722、および/または732に対応して利用する代替のインプリメンテーションが示されている。ダイヤグラム700に示すように、所与のDRB712、722、または732に関連する、優先順位を付けるべきステータスメッセージおよび/または他のメッセージを識別し、DRBに対応するステータスベアラ714、724、または734に配置することができるように、それぞれのステータスベアラ714、724、および734をそれぞれのDRB712、722、および732に対応するように構成することができる。その後、ステータスベアラ714、724、および/または734が、送信の許可を受信すると、DRB712、722、および/または732からデータを削除するより前に空になるように、図6に関して上述した方法と同様の方法で、ステータスベアラ714、724、および734に高い優先レベルを割り当てることができる。
図8を参照すると、様々な態様による、それぞれの関連する無線ベアラ820の分析に基づくステータスメッセージの優先順位付けのためのシステム800を示すブロック図が与えられている。図8が示すように、優先順位付けモジュール810を利用して、DRB822〜826を含むことができる無線ベアラ820のセットに関連するステータスメッセージ、データ、および/または他の情報に優先順位を付けることができる。概して上述した様々な態様によれば、優先順位付けモジュール810によってそれぞれの情報に割り当てられた優先レベルに基づいて、送信機830を利用して、割り当てられた優先レベルに従って情報を送信することができる。システム800に示す一態様によれば、優先順位付けモジュール810はベアラ分析モジュール812を含み、ベアラ分析モジュール812は、それぞれのDRB822〜826を検査して、前記DRB822〜826がステータス情報を含んでいるかどうかを識別することができる。ステータス情報を識別すると、優先順位付けモジュール810および/またはベアラ分析モジュール812は、本明細書で概して説明するように、他のデータより先にステータス情報の送信を可能にすることができる。
ハンドオーバの後、ハンドオーバ完了メッセージに続く第1のパケットとしてPDCPステータスメッセージおよび/または他の好適なステータス情報をDRBのセットを介して送信するように、UEおよび/またはネットワークエンティティを構成することができることが諒解できよう。したがって、そのような送信を可能にするために、PDCPステータスメッセージを、ステータスが送信される各DRBの第1の要素として位置決めすることができる。この位置決めの例を図3のDRB310〜330に関して見ることができる。この位置決めに基づいて、一例では、それぞれの関連するDRB822〜826においてステータスが存在するかどうかを判断するために、それぞれのDRB822〜826の第1の要素を調べるように、ベアラ分析モジュール812を構成することができる。
別の例では、システム800によって利用されるそれぞれのステータスメッセージを、そのステータスメッセージを他のデータと区別するインジケータを含むように構成することができ、ベアラ分析モジュール812は、所与の要素がステータスまたはデータを備えるかどうかを判断するためにインジケータについてDRB822〜826のそれぞれの要素を調べることができる。例として、要素(たとえば、第1の位置)内のあらかじめ定義されたビット位置におけるビットを、要素がステータスを備える場合は第1の値になるように構成し、または要素が他のデータを備える場合は第2の値になるように構成することができる。したがって、それぞれの要素の優先順位付けを可能にするために、あらかじめ定義されたビット位置におけるそれぞれのDRB822〜826中の1つまたは複数の要素を読み取るように、ベアラ分析モジュール812を構成することができる。
次に図9を参照すると、それぞれの関連する無線ベアラ920に関係する記録された情報に基づくステータスメッセージの優先順位付けのためのシステム900のブロック図が示されている。図9が示すように、システム900は待ち行列モジュール910を含むことができ、UE、ネットワーク、および/または任意の他の好適なエンティティは、それぞれのDRB922〜926を含むことができる無線ベアラ920のセット内でデータ、ステータスメッセージ、および/または他の情報を待ち行列に入れるために待ち行列モジュール910を利用することができる。一例では、待ち行列モジュール910がステータス情報をそれぞれの所与のDRB922〜926に配置した場合、(1つまたは複数の)DRB922〜926上のステータス情報の存在をステータス報告モジュール930によって優先順位付けモジュール940に報告することができる。したがって、ステータス報告モジュール930によって与えられた報告に基づいて、優先順位付けモジュール940は、ステータス情報を含んでいるそれぞれのDRB922〜926を判断し、他のデータの送信より前に送信機950によるステータス情報の送信を可能にすることができる。
一態様によれば、ステータス情報を含んでいるそれぞれのDRB922〜926の記録を与えるのに任意の好適な方法でステータス報告モジュール930をインプリメントすることができる。具体例として、RLC層エンティティとしてインプリメントされる優先順位付けモジュール940にPDCPステータスメッセージの存在を報告するPDCP層エンティティとして、ステータス報告モジュール930をインプリメントすることができる。
さらに、ステータス報告モジュール930は、様々な方法でそれぞれのDRB922〜926上のステータス情報の存在を示すことができることが諒解できよう。たとえば、ステータス報告モジュール930は、DRB922〜926にそれぞれ対応する変数のセットを維持することができ、優先順位付けモジュール940はステータス情報を含んでいるDRB922〜926を識別するためにそれぞれの変数を調べることができる。追加または代替として、ステータス報告モジュール930および優先順位付けモジュール940は、ステータス情報を含んでいるDRBのリストを維持することができる。たとえば、所与のDRB922〜926においてステータス情報を待ち行列に入れると、ステータス報告モジュール930は、ステータス情報が待ち行列に入れられたDRBを追加するようにリストを更新することができる。その後、DRBにおけるステータス情報を送信すると、優先順位付けモジュール940は、リストからのDRBの削除を可能にすることができる。別の例では、ステータス報告モジュール930が、DRB922〜926がステータス情報を含んでいないことを示す場合、優先順位付けモジュール940は、本明細書で説明し、および/または当技術分野で一般的に知られている1つまたは複数の技法を利用して、1つまたは複数のDRB922〜926からのデータの送信を調整することができる。
次に図10〜図14を参照すると、本明細書に記載の様々な態様に従って実行できる方法が示されている。説明を簡潔にする目的で、方法を一連の行為として図示し説明するが、いくつかの行為は、1つまたは複数の態様によれば、本明細書で図示し説明する順序とは異なる順序で、および/または他の行為と同時に行われるので、方法は行為の順序によって限定されないことを理解し、諒解されたい。たとえば、方法は、状態図など、一連の相互に関連する状態または事象として代替的に表現できることを当業者ならば理解し、諒解するであろう。さらに、1つまたは複数の態様による方法をインプリメントするために、図示のすべての行為が必要とされるわけではない。
図10を参照すると、ワイヤレス通信システムにおいてステータス情報の送信を管理するための方法1000が示されている。方法1000は、たとえば、eNB(たとえば、ノードB110)、UE(たとえば、UE130)、および/または任意の他の適切なネットワークデバイスによって実行できることを諒解されたい。方法1000は、ブロック1002において開始し、(たとえば、ハンドオーバコーディネータ112または132によって調整されるハンドオーバに関する)1つまたは複数の通信チャネル上で送信すべきデータを識別する。次に、ブロック1004において、方法1000を実行するエンティティは、識別されたデータのうち、それぞれの通信チャネルに対応するステータス情報の位置を(たとえば、データ分析器114または134を使用して)特定しようと試みる。
ブロック1006において、ブロック1004におけるステータス情報(たとえば、ACK/NACK情報、PDCPステータスメッセージなどを示すRLC STATUSメッセージ)の位置を特定しようとする試みの結果、識別されたデータ中にステータス情報のロケーションが存在しているかどうかの判断を(たとえば、データ分析器114または134および/あるいは優先順位付けモジュール116または136によって)行う。ステータス情報がデータ中に存在することがわかった場合、方法1000はブロック1008に進み、(たとえば、優先順位付けモジュール116または136によって制御されるように)それぞれの通信チャネル上でのデータの送信より前に、ステータス情報に対応するそれぞれの通信チャネル上で位置を特定されたステータス情報を(たとえば、送信機118または138によって)送信する。ブロック1008において説明した行為を完了すると、またはブロック1006において否定判断すると、方法1000はブロック1010において終了し、(たとえば、PBR定義優先順位、狭義の優先順位など)所定の優先順位方式に従ってそれぞれ対応する通信チャネル上でデータを送信する。
図11に、ワイヤレス通信環境においてステータスシグナリングのための1つまたは複数の無線ベアラ(たとえば、ステータスベアラ546)を維持し、利用するための方法1100を示す。方法1100は、たとえば、基地局、端末、および/または任意の他の好適なネットワークデバイスによって実行できる。方法1100はブロック1102において開始し、1つまたは複数のデータベアラ(たとえば、データベアラ544)を識別する。次に、ブロック1104において、ブロック1102において識別されたデータベアラに関連してそれぞれのステータスメッセージングのために利用される1つまたは複数のステータスベアラを識別する。一例では、ブロック1104において識別されるステータスベアラは、(たとえば、ダイヤグラム600に示す)データベアラのセットに共通であり、(たとえば、ダイヤグラム700に示す)1つまたは複数の個々のデータベアラに割り当て、および/または任意の他の適切な方法で構成することができる。
ブロック1102〜1104において、それぞれのデータベアラおよびステータスベアラを識別すると、方法1100はブロック1106に進み、ステータスメッセージングの送信のためのトリガイベント(たとえば、ボイス呼および/または別の好適なタイプの通信セッションに関連するRLC STATUSトリガ、ハンドオフに関連するPDCPステータストリガなど)を識別する。次いで、方法1106はブロック1108に進み、ブロック1104において識別された(1つまたは複数の)ステータスベアラ上に情報が存在するかどうかを(たとえば、データ分析器510によって)判断する。そのような情報が存在することがわかった場合、方法1100はブロック1110に進み、(たとえば、優先順位付けモジュール520によって制御されるように)それぞれのデータベアラ上でのデータの送信より前に(1つまたは複数の)ステータスベアラ上に存在する情報を(たとえば、送信機530によって)送信する。ブロック1110において説明した送信を完了すると、またはブロック1108において否定判断すると、方法1100はブロック1112において終了し、ブロック1102において識別されたそれぞれのデータベアラ上のデータを送信スケジュールに従って送信する。
図12を参照すると、それぞれのデータベアラ上の待ち行列に入れられたステータス情報を区別し、優先順位を付けるために、それぞれのデータベアラ(たとえば、DRB822〜826)を分析するための方法1200が示されている。方法1200は、たとえば、アクセスポイント、モバイル端末、および/または任意の他の適切なネットワークデバイスによって実行できることを諒解されたい。方法1200はブロック1202において開始し、1つまたは複数のDRBを識別する。次に、ブロック1204において、ステータスシグナリングの送信のためのトリガイベントを識別する。次いで、方法1200はブロック1206に進み、ブロック1202において識別されたそれぞれのDRBを(たとえば、優先順位付けモジュール810に関連するベアラ分析モジュール812によって)分析して、その上に待ち行列に入れられたステータスシグナリングを有するDRBを識別する。具体例として、1つまたは複数のあらかじめ定義されたビット位置における所与のDRB内のそれぞれの位置(たとえば、DRB上の第1のメッセージ内の第1のビット位置)における、データをステータスシグナリングと区別する情報をモニタすることによってブロック1206において説明した分析を実行する。その後、方法1200はブロック1208に進み、ブロック1206において識別されたそれぞれのDRBから待ち行列に入れられたステータスシグナリングを、ステータスシグナリングを含むものとして(たとえば、送信機830を使用して)送信する。次いで、方法1200はブロック1210において終了し、ブロック1208において実行されたステータス送信の後に、ブロック1202において識別されたDRB上に待ち行列に入れられたデータを送信する。
次に図13を参照すると、優先順位付き送信のための無線ベアラのセットのうちのステータス情報を追跡するための方法1300のフローチャートが示されている。方法1300は、ワイヤレス通信システムにおけるeNB、UE、および/または任意の他の適切なエンティティによって実行できることが諒解できよう。方法1300はブロック1302において開始し、(たとえば、無線ベアラ920に対応する)送信待ち行列と、(たとえば、ステータス報告モジュール930および/または優先順位付けモジュール940によって維持される)ステータス情報インジケータのセットとを識別する。
ブロック1302において説明した行為を実行した後、方法1300は、コネクタAにおいてブロック1304またはブロック1310に分岐する。したがって、ブロック1304において新しいステータス情報を識別し、ブロック1306において、識別されたステータス情報を送信待ち行列に(たとえば、待ち行列モジュール910によって)追加する。その後、ブロック1308において、識別されたステータス情報のインジケータをブロック1302において識別されたインジケータのセットに追加する。ブロック1308において説明した行為を完了すると、方法1300は、ブロック1304またはブロック1310に分岐するコネクタAに戻る。
ブロック1310において、ステータス情報の送信のためのトリガイベントを識別する。その後、ブロック1312において、ブロック1302において識別されたステータス情報インジケータのセットが空かどうかを判断する。インジケータセットが空の場合、方法1300はブロック1314に進み、ブロック1302において識別された送信待ち行列中に与えられたデータを送信する。ブロック1314において説明した行為の後、方法1300はコネクタAに戻る。代替的に、ブロック1312においてインジケータセットが空でないことを判断すると、方法1300は、代わりにブロック1316に進み、ステータス情報インジケータのセットによって示されるステータス情報のうちの少なくとも一部分を送信し、ブロック1318に進み、ブロック1316において送信されたステータス情報に対応するインジケータをインジケータセットから削除する。ブロック1316〜1318において説明した行為を完了した後、方法1300はコネクタAに戻る。
図14に、ワイヤレス通信システムにおいてステータスシグナリングの送信を可能にする装置1400を示す。装置1400は機能ブロックを含むものとして表されており、その機能ブロックは、プロセッサ、ソフトウェア、またはそれらの組合せ(たとえば、ファームウェア)によってインプリメントされる機能を表す機能ブロックとすることができることを諒解されたい。装置1400は、ノードB(たとえば、ノードB110)、ワイヤレス端末(たとえば、UE130)、および/または任意の他の好適なネットワークデバイスによってインプリメントでき、1つまたは複数の論理チャネルを介して送信すべき情報を識別するためのモジュール1402と、識別された情報をそれぞれのステータスメッセージおよびデータに分類するためのモジュール1404と、ステータス送信のためのトリガイベントを検出すると、ステータスメッセージをデータより前に送信するように、識別された情報に優先順位を付けるためのモジュール1406と、を含むことができる。
図15は、本明細書で説明する機能の様々な態様をインプリメントするために利用できるシステム1500のブロック図である。一例では、システム1500は、基地局またはノードB1502を含む。図示のように、ノードB1502は、1つまたは複数の受信(Rx)アンテナ1506を介して1つまたは複数のUE1504から(1つまたは複数の)信号を受信し、1つまたは複数の送信(Tx)アンテナ1508を介して1つまたは複数のUE1504にその信号を送信することができる。さらに、ノードB1502は、(1つまたは複数の)受信アンテナ1506から情報を受信する受信機1510を備えることができる。一例では、受信機1510は、受信した情報を復調する復調器(Demod)1512に動作可能に結合できる。次いで、復調されたシンボルは、プロセッサ1514によって分析できる。プロセッサ1514は、コードクラスタ、アクセス端末割り当て、それに関するルックアップテーブル、固有のスクランブル系列に関する情報、および/または他の適切なタイプの情報を記憶することができるメモリ1516に結合できる。さらに、ノードB1502は、方法1000〜1300ならびに/または他の同様のおよび適切な方法を実行するために、プロセッサ1514を採用することができる。一例では、ノードB1502はまた、送信機1520によって(1つまたは複数の)送信アンテナ1508を介して送信するために信号を多重化することができる変調器1518を含むことができる。
図16は、本明細書で説明する機能の様々な態様をインプリメントするために利用できる別のシステム1600のブロック図である。一例では、システム1600はモバイル端末1602を含む。図示のように、モバイル端末1602は、1つまたは複数のアンテナ1608を介して、1つまたは複数の基地局1604から(1つまたは複数の)信号を受信し、1つまたは複数の基地局1604にその信号を送信することができる。さらに、モバイル端末1602は、(1つまたは複数の)アンテナ1608から情報を受信する受信機1610を備えることができる。一例では、受信機1610は、受信した情報を復調する復調器(Demod)1612に動作可能に結合できる。次いで、復調されたシンボルは、プロセッサ1614によって分析できる。プロセッサ1614は、モバイル端末1602に関するデータおよび/またはプログラムコードを記憶することができるメモリ1616に結合できる。さらに、モバイル端末1602は、方法1000〜1300、ならびに/または他の同様のおよび適切な方法を実行するために、プロセッサ1614を採用することができる。モバイル端末1602はまた、送信機1620によって(1つまたは複数の)アンテナ1608を介して送信するために信号を多重化することができる変調器1618を含むことができる。
次に図17を参照すると、様々な態様によるワイヤレス多元接続通信システムの図が与えられている。一例では、アクセスポイント1700(AP)が複数のアンテナグループを含む。図17に示すように、1つのアンテナグループはアンテナ1704および1706を含み、別のアンテナグループはアンテナ1708および1710を含み、別のアンテナグループはアンテナ1712および1714を含むことができる。図17では、アンテナグループごとに2つのアンテナのみが示されているが、アンテナグループごとにより多いまたはより少ないアンテナが利用できることを諒解されたい。別の例では、アクセス端末1716はアンテナ1712および1714と通信中とすることができ、アンテナ1712および1714は、順方向リンク1720上でアクセス端末1716に情報を送信し、逆方向リンク1718上でアクセス端末1716から情報を受信する。追加および/または代替として、アクセス端末1722はアンテナ1706および1708と通信中とすることができ、アンテナ1706および1708は、順方向リンク1726上でアクセス端末1722に情報を送信し、逆方向リンク1724上でアクセス端末1722から情報を受信する。周波数分割複信システムでは、通信リンク1718、1720、1724および1726は、通信のための異なる周波数を使用することができる。たとえば、順方向リンク1720は、逆方向リンク1718によって使用される周波数とは異なる周波数を使用することができる。
アンテナの各グループ、および/またはアンテナが通信するために設計されたエリアは、アクセスポイントのセクタと呼ばれることがある。一態様によれば、アンテナグループは、アクセスポイント1700によってカバーされるエリアのセクタ内でアクセス端末に通信するように設計できる。順方向リンク1720および1726上の通信では、アクセスポイント1700の送信アンテナは、異なるアクセス端末1717および1722に対して順方向リンクの信号対雑音比を改善するためにビームフォーミングを利用することができる。また、アクセスポイントが、ビームフォーミングを使用して、そのカバレージ中にランダムに分散されたアクセス端末に送信するほうが、アクセスポイントが単一のアンテナを介してすべてのそのアクセス端末に送信するよりも、隣接セル中のアクセス端末への干渉が小さくなる。
アクセスポイント、たとえばアクセスポイント1700は、端末と通信するために使用される固定局とすることができ、基地局、eNB、アクセスネットワーク、および/または他の好適な用語で呼ばれることもある。さらに、アクセス端末、たとえばアクセス端末1716または1722は、モバイル端末、ユーザ機器、ワイヤレス通信デバイス、端末、ワイヤレス端末、および/または他の適切な用語で呼ばれることもある。
次に図18を参照すると、本明細書で説明する様々な態様が機能することができる、例示的なワイヤレス通信システム1800を示すブロック図が与えられている。一例では、システム1800は、送信機システム1810と受信機システム1850とを含む多入力多出力(MIMO)システムである。ただし、送信機システム1810および/または受信機システム1850は、たとえば、(たとえば、基地局上の)複数の送信アンテナが1つまたは複数のシンボルストリームを単一のアンテナデバイス(たとえば、移動局)に送信することができる、多入力単出力システムにも適用できることを諒解されたい。さらに、本明細書で説明する送信機システム1810および/または受信機システム1850の態様は、単出力単入力アンテナシステムに関して利用できることを諒解されたい。
一態様によれば、送信機システム1810において、いくつかのデータストリームのトラフィックデータがデータソース1812から送信(TX)データプロセッサ1814に供給される。一例では、各データストリームは、次いで、それぞれの送信アンテナ1824を介して送信できる。さらに、TXデータプロセッサ1814は、符号化データを供給するために、それぞれのデータストリーム用に選択された特定の符号化方式に基づいて、データストリームごとにトラフィックデータをフォーマット化し、符号化し、インタリーブすることができる。一例では、各データストリームの符号化データは、次いで、OFDM技法を使用してパイロットデータで多重化できる。パイロットデータは、たとえば、既知の方法で処理される既知のデータパターンとすることができる。さらに、パイロットデータは、チャネル応答を推定するために受信機システム1850において使用できる。送信機システム1810に戻ると、各データストリームの多重化されたパイロットデータおよび符号化データは、変調シンボルを供給するために、それぞれのデータストリーム用に選択された特定の変調方式(たとえば、BPSK、QSPK、M−PSK、またはM−QAM)に基づいて変調(すなわち、シンボルマッピング)できる。一例では、各データストリームのデータレート、符号化、および変調は、プロセッサ1830上で実行される命令および/またはプロセッサ1830によって与えられる命令によって判断できる。
次に、すべてのデータストリームの変調シンボルはTXプロセッサ1820に供給でき、TXプロセッサ1820は、(たとえば、OFDM用に)変調シンボルをさらに処理することができる。次いで、TX MIMOプロセッサ1820は、N個の変調シンボルストリームをN個のトランシーバ1822a〜1822tに供給することができる。一例では、各トランシーバ1822は、それぞれのシンボルストリームを受信し、処理して、1つまたは複数のアナログ信号を供給することができる。次いで、各トランシーバ1822は、それらのアナログ信号をさらに調整(たとえば、増幅、フィルタリング、およびアップコンバート)して、MIMOチャネルを介して送信するのに適した変調信号を供給することができる。したがって、トランシーバ1822a〜1822tからのN個の変調信号は、次いで、それぞれ、N個のアンテナ1824a〜1824tから送信できる。
別の態様によれば、送信された変調信号は、N個のアンテナ1852a〜1852rによって受信機システム1850において受信できる。次いで、各アンテナ1852から受信した信号は、それぞれのトランシーバ1854に供給できる。一例では、各トランシーバ1854は、それぞれの受信信号を調整(たとえば、フィルタリング、増幅、およびダウンコンバート)し、調整された信号をデジタル化して、サンプルを供給し、次いで、それらのサンプルを処理して、対応する「受信」シンボルストリームを供給することができる。次いで、RX MIMO/データプロセッサ1860は、特定の受信機処理技法に基づいてN個のトランシーバ1854からN個の受信シンボルストリームを受信し、処理して、N個の「検出」シンボルストリームを供給することができる。一例では、各検出シンボルストリームは、対応するデータストリームに関して送信される変調シンボルの推定であるシンボルを含むことができる。次いで、RXプロセッサ1860は、各検出シンボルストリームを少なくとも部分的に復調し、デインタリーブし、復号することによって、各シンボルストリームを処理して、対応するデータストリームに関するトラフィックデータを回復することができる。したがって、RXデータプロセッサ1860による処理は、送信機システム1810においてTX MIMOプロセッサ1820およびTXデータプロセッサ1816によって実行される処理を補足することができる。RXプロセッサ1860は、さらに、処理されたシンボルストリームをデータシンク1864に供給することができる。
一態様によれば、RXプロセッサ1860によって生成されるチャネル応答推定は、受信機において空間/時間処理を実行し、電力レベルを調整し、変調レートまたは方式を変更し、および/あるいは他の適切なアクションを実行するために使用できる。さらに、RXプロセッサ1860は、たとえば、検出シンボルストリームの信号対雑音干渉比(SNR)などのチャネル特性をさらに推定することができる。次いで、RXプロセッサ1860は、推定されたチャネル特性をプロセッサ1870に供給することができる。一例では、RXプロセッサ1860および/またはプロセッサ1870は、システムに関する「動作」SNRの推定をさらに導出することができる。次いで、プロセッサ1870は、通信リンクおよび/または受信データストリームに関する情報を備えることができるチャネル状態情報(CSI)を与えることができる。この情報は、たとえば、動作SNRを含むことができる。次いで、CSIは、TXデータプロセッサ1818によって処理し、変調器1880によって変調し、トランシーバ1854a〜1854rによって調整し、送信機システム1810に返信することができる。さらに、受信機システム1850におけるデータソース1816は、TXデータプロセッサ1818によって処理される追加のデータを与えることができる。
送信機システム1810に戻ると、次いで、受信機システム1850からの変調信号は、アンテナ1824によって受信し、トランシーバ1822によって調整し、復調器1840によって復調し、RXデータプロセッサ1842によって処理して、受信機システム1850によって報告されたCSIを回復することができる。一例では、報告されたCSIは、次いで、1つまたは複数のデータストリームのために使用されるべきデータレートならびに符号化および変調方式を判断するために、プロセッサ1830に供給し、使用することができる。次いで、判断された符号化および変調方式は、受信機システム1850への後の送信における量子化および/または使用のために、トランシーバ1822に供給できる。追加および/または代替として、報告されたCSIは、TXデータプロセッサ1814およびTX MIMOプロセッサ1820のための様々な制御を生成するためにプロセッサ1830によって使用できる。別の例では、RXデータプロセッサ1842によって処理されるCSIおよび/または他の情報は、データシンク1844に供給できる。
一例では、送信機システム1810におけるプロセッサ1830および受信機システム1850におけるプロセッサ1870は、それらのそれぞれのシステムにおいて動作を指令する。さらに、送信機システム1810におけるメモリ1832および受信機システム1850におけるメモリ1872は、それぞれ、プロセッサ1830および1870によって使用されるプログラムコードおよびデータの記憶域を与えることができる。さらに、受信機システム1850において、N個の受信信号を処理して、N個の送信シンボルストリームを検出するために、様々な処理技法が使用できる。これらの受信機処理技法は、等化技法とも呼ばれることがある空間および時空間受信機処理技法、ならびに/あるいは「逐次干渉消去」または「逐次消去」受信機処理技法とも呼ばれることがある「逐次ヌリング/等化および干渉消去」受信機処理技法を含むことができる。
本明細書で説明した態様は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、またはそれらの任意の組合せでインプリメントできることを理解されたい。システムおよび/または方法は、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェアまたはマイクロコード、プログラムコードまたはコードセグメントにおいてインプリメントした場合、記憶コンポーネントなどの機械可読媒体に記憶できる。コードセグメントは、プロシージャ、関数、サブプログラム、プログラム、ルーチン、サブルーチン、モジュール、ソフトウェアパッケージ、クラス、または命令、データ構造もしくはプログラムステートメントの任意の組合せを表すことができる。コードセグメントは、情報、データ、引数、パラメータ、またはメモリ内容をパスおよび/または受信することによって、別のコードセグメントまたはハードウェア回路に結合できる。情報、引数、パラメータ、データなどは、メモリ共有、メッセージパッシング、トークンパッシング、ネットワーク送信などを含む、適切な手段を使用してパス、フォワーディング、または送信することができる。
ソフトウェアインプリメントの場合、本明細書で説明する技法は、本明細書で説明する機能を実行するモジュール(たとえば、プロシージャ、関数など)を用いてインプリメントできる。ソフトウェアコードは、メモリユニットに記憶し、プロセッサによって実行することができる。メモリユニットは、プロセッサの内部またはプロセッサの外部にインプリメントでき、その場合、当技術分野で知られているように様々な手段によってプロセッサに通信可能に結合できる。
上記の説明は1つまたは複数の態様の例を含む。もちろん、上述の態様について説明する目的で、コンポーネントまたは方法のあらゆる考えられる組合せについて説明することは不可能であるが、当業者なら、様々な態様の多数のさらなる組合せおよび置換が可能であることを認識できよう。したがって、説明した態様は、添付の特許請求の範囲の趣旨および範囲内に入るすべてのそのような改変形態、変更形態、および変形形態を包含するものとする。さらに、「含む(include)」という用語は、発明を実施するための形態または特許請求の範囲のいずれかで使用される限り、「備える(comprising)」という用語を使用すると請求項における移行語と解釈されるように「備える(comprising)」と同様に包括的なものとする。さらに、発明を実施するための形態または特許請求の範囲のいずれかで使用される「または(or)」という用語は、「非排他的なまたは(non-exclusive or)」を意味するものとする。
なお、以下に、出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
1つまたは複数の通信チャネルを介して送信すべきデータを識別することと、
前記識別されたデータのうち、それぞれの通信チャネルに関連するステータス情報の位置を特定することと、
ステータス情報を送信すべきトリガイベントを検出することと、
残りの識別されたデータのうちの少なくとも一部分の送信より前に前記トリガイベントを検出すると、前記位置を特定されたステータス情報を送信することと、
を備える方法。
[C2]
前記ステータス情報は、それぞれの通信チャネルに関連する1つまたは複数のPDCP(Packet Data Convergence Protocol)ステータスメッセージを備える、
C1に記載の方法。
[C3]
前記検出することは、ワイヤレス通信システムにおいてそれぞれのセル間のハンドオーバに関連するトリガイベントを検出することを備える、
C2に記載の方法。
[C4]
前記送信することは、前記ハンドオーバのためのターゲットセルへのハンドオーバ完了メッセージの通信に続く第1の送信中にそれぞれのPDCPステータスメッセージを送信することを備える、
C3に記載の方法。
[C5]
前記ステータス情報は、肯定応答(ACK)情報または否定ACK(NACK)情報のうちの少なくとも1つを備える1つまたは複数の無線リンク制御(RLC)メッセージを備える、
C1に記載の方法。
[C6]
前記検出することは、ワイヤレス通信ネットワークと前記ワイヤレス通信ネットワークによってサービスされるユーザとの間の通信セッションに関連するトリガイベントを検出することを備える、
C5に記載の方法。
[C7]
前記方法は、ステータス情報に対応する少なくとも1つの送信待ち行列と、それぞれの通信チャネルを介して送信すべき残りの識別されたデータに対応するそれぞれの送信待ち行列とを備える送信待ち行列のセットを識別することをさらに備え、
前記位置を特定することは、位置を特定されたステータス情報を、ステータス情報に対応する少なくとも1つの送信待ち行列に配置することをさらに備え、
前記送信することは、残りの識別されたデータに対応するそれぞれの送信待ち行列に関連する情報の送信より前に、ステータス情報に対応する前記少なくとも1つの送信待ち行列に配置された情報を送信することを備える、
C1に記載の方法。
[C8]
送信待ち行列のセットを前記識別することは、複数の通信チャネルを介して送信すべきステータス情報に対応する共通の送信待ち行列を識別することを備える、
C7に記載の方法。
[C9]
送信待ち行列のセットを前記識別することは、残りの識別されたデータのためのそれぞれの送信待ち行列に関連するステータス情報に対応する送信待ち行列のセットを識別することを備える、
C7に記載の方法。
[C10]
前記方法は、それぞれの識別されたデータをステータス情報または残りの識別されたデータとして識別するインジケータを用いて、前記データを構成することをさらに備え、
前記位置を特定することは、前記識別されたデータのうちの少なくとも一部分を備えたそれぞれのインジケータを分析することと、前記それぞれのインジケータに少なくとも部分的に基づいて前記分析されたデータ内でステータス情報の位置を特定することと、
を備える、C1に記載の方法。
[C11]
前記位置を特定することは、前記トリガイベントに続くそれぞれの通信チャネルを介して行われる第1の送信中に送信されるように指示されたそれぞれのデータ要素を備えたインジケータを分析することをさらに備える、
C10に記載の方法。
[C12]
前記構成することは、データ要素内の所定のビット位置におけるビットを、前記データ要素がステータス情報を備えることを判断すると第1の値に設定し、または前記データ要素がステータス情報を備えないことを判断すると第2の値に設定することを備える、
C10に記載の方法。
[C13]
前記位置を特定することは、ステータス情報が存在する通信チャネルのリストを識別することと、前記識別されたリストに少なくとも部分的に基づいてそれぞれの通信チャネルに関連するステータス情報の位置を特定することと、を備え、
前記送信することは、それぞれのリストされたステータス情報を、前記ステータス情報が存在する1つまたは複数の通信チャネルを介して送信することを備える、
C1に記載の方法。
[C14]
前記ステータス情報の送信より前にステータス情報が望まれない少なくとも1つのアプリケーションに対応するステータス情報を廃棄することをさらに備える、
C1に記載の方法。
[C15]
前記方法は、ワイヤレス通信ネットワーク中のアクセスポイントによって実行される、
C1に記載の方法。
[C16]
前記方法は、ユーザ機器ユニット(UE)によって実行される、
C1に記載の方法。
[C17]
1つまたは複数の無線ベアラに関係するデータと、ステータスメッセージまたはデータのうちの少なくとも1つを備える、前記1つまたは複数の無線ベアラに関連するそれぞれの情報とを記憶するメモリと、
前記1つまたは複数の無線ベアラに関連する前記情報のうち、それぞれのステータスメッセージを識別し、前記それぞれのステータスメッセージが前記1つまたは複数の無線ベアラに関連するデータより前に送信されるように、前記ステータスメッセージに優先順位を付けるように構成されたプロセッサと、
を備えるワイヤレス通信装置。
[C18]
前記ステータスメッセージは、それぞれの無線ベアラに関連するPDCP(Packet Data Convergence Protocol)ステータスメッセージを備える、
C17に記載のワイヤレス通信装置。
[C19]
前記プロセッサは、ワイヤレス通信システムにおけるそれぞれのセル間のハンドオーバ中にそれぞれのステータスメッセージを送信するようにさらに構成された、
C17に記載のワイヤレス通信装置。
[C20]
前記ステータスメッセージは、肯定応答(ACK)情報または否定ACK(NACK)情報のうちの少なくとも1つを備える無線リンク制御(RLC)メッセージを備える、
C17に記載のワイヤレス通信装置。
[C21]
前記プロセッサは、前記ワイヤレス通信装置とワイヤレス通信ネットワークまたはユーザ機器ユニット(UE)のうちの少なくとも1つとの間の通信セッション中に、それぞれのステータスメッセージを送信するようにさらに構成された、
C17に記載のワイヤレス通信装置。
[C22]
前記メモリは、それぞれのデータ要素に関連する1つまたは複数のデータ無線ベアラ(DRB)と、それぞれのステータスメッセージに関連する1つまたは複数のステータス無線ベアラとに関係するデータをさらに記憶し、
前記プロセッサは、それぞれのステータス無線ベアラに関連するステータスメッセージが前記1つまたは複数のDRBに関連するデータより前に送信されるように、それぞれの無線ベアラに優先順位を付けるようにさらに構成された、
C17に記載のワイヤレス通信装置。
[C23]
前記1つまたは複数のステータス無線ベアラは、複数のDRBのためのステータスメッセージに関連する共通のステータス無線ベアラを備える、
C22に記載のワイヤレス通信装置。
[C24]
前記1つまたは複数のステータス無線ベアラは、対応するDRBにそれぞれ関連するステータス無線ベアラのセットを備える、
C22に記載のワイヤレス通信装置。
[C25]
それぞれのデータ要素とステータスメッセージとが、前記それぞれのデータ要素と前記ステータスメッセージとを識別するインジケータを備え、前記プロセッサは、少なくとも部分的に、前記1つまたは複数の無線ベアラに関連するそれぞれのデータ要素とステータスメッセージとに関連するインジケータを分析することによって、前記1つまたは複数の無線ベアラに関連する前記情報のうち、それぞれのステータスメッセージを識別するようにさらに構成された、
C17に記載のワイヤレス通信装置。
[C26]
それぞれのインジケータは、データ要素またはステータスメッセージ内の所定のビット位置をあらかじめ定義された値に設定することによって前記データ要素または前記ステータスメッセージに対して設定され、前記あらかじめ定義された値は、データ要素を示す第1の値またはステータスメッセージを示す第2の値である、
C25に記載のワイヤレス通信装置。
[C27]
前記メモリは、ステータスメッセージが位置を特定される無線ベアラのセットに関係するデータをさらに記憶し、前記プロセッサは、無線ベアラの前記セット中の前記無線ベアラ上に位置を特定されたそれぞれのステータスメッセージに優先順位を付けるようにさらに構成された、
C17に記載のワイヤレス通信装置。
[C28]
前記プロセッサは、ステータスメッセージがユーティリティのしきい値レベルを下回っていることが判断されるそれぞれの適用例に関係するステータスメッセージを廃棄するようにさらに構成された、
C17に記載のワイヤレス通信装置。
[C29]
前記ワイヤレス通信装置は、ノードBである、
C17に記載のワイヤレス通信装置。
[C30]
前記ワイヤレス通信装置は、ワイヤレス端末である、
C17に記載のワイヤレス通信装置。
[C31]
ワイヤレス通信システムにおいて動作可能な装置であって、
1つまたは複数の論理チャネルを介して送信すべき情報を識別するための手段と、
前記識別された情報をステータスシグナリングとデータとに分類するための手段と、
ステータス送信のためのトリガイベントを検出すると、ステータスシグナリングとして分類された情報がデータとして分類された情報より前に送信されるように、前記識別された情報に優先レベルを割り当てるための手段と、
を備える装置。
[C32]
前記ステータスシグナリングは、それぞれの論理チャネルに関連する1つまたは複数のPDCP(Packet Data Convergence Protocol)ステータスメッセージを備える、
C31に記載の装置。
[C33]
前記ステータスシグナリングは、肯定応答(ACK)情報または否定ACK(NACK)情報のうちの少なくとも1つを備える1つまたは複数の無線リンク制御(RLC)メッセージを備える、
C31に記載の装置。
[C34]
前記トリガイベントは、ワイヤレス通信システムにおけるそれぞれのセル間のハンドオーバ、あるいは前記装置とワイヤレス通信ネットワークまたはモバイル端末のうちの少なくとも1つとの間の通信セッションのうちの少なくとも1つに関連する、
C31に記載の装置。
[C35]
前記識別するための手段は、その上に待ち行列に入れられたそれぞれのデータを有する1つまたは複数のデータ無線ベアラ(DRB)と、その上に待ち行列に入れられたステータスシグナリングを有する1つまたは複数のステータス無線ベアラとを備える無線ベアラのセットを識別するための手段を備え、
前記割り当てるための手段は、ステータス送信のためのトリガイベントを検出すると、前記1つまたは複数のステータス無線ベアラ上の待ち行列に入れられたステータスシグナリングが、前記1つまたは複数のDRB上の待ち行列に入れられたデータより前に送信されるように、無線ベアラの前記セットに優先レベルを割り当てるための手段を備える、
C31に記載の装置。
[C36]
前記1つまたは複数のステータス無線ベアラは、その上に待ち行列に入れられた複数のDRBに関連するステータスシグナリングを有する共通のステータス無線ベアラを備える、
C35に記載の装置。
[C37]
前記1つまたは複数のステータス無線ベアラは、それぞれのDRBに対応するステータス無線ベアラのセットを備え、前記ステータス無線ベアラは、その上に待ち行列に入れられたそれらのそれぞれの対応するDRBに関連するステータスシグナリングを有する、
C35に記載の装置。
[C38]
前記分類するための手段は、
前記識別された情報に関連する、ステータスシグナリングインジケータまたはデータインジケータのうちの1つまたは複数を備えるそれぞれのインジケータを識別するための手段と、
少なくとも部分的に、ステータスシグナリングインジケータに関連する識別された情報をステータスシグナリングとして分類することと、データインジケータに関連する識別された情報をデータとして分類することとによって、前記識別された情報をステータスシグナリングとデータとに分類するための手段と、
を備える、C31に記載の装置。
[C39]
前記識別された情報に関連する前記それぞれのインジケータは、前記識別された情報内の所定のビット位置に位置を特定されたあらかじめ定義されたビット値を備え、前記あらかじめ定義されたビット値は、ステータスシグナリング指示を与える第1のビット値、またはデータ指示を与える第2のビット値である、
C38に記載の装置。
[C40]
前記分類するための手段は、
ステータスシグナリングが存在する論理チャネルのリストを維持するための手段と、
前記維持されたリストに少なくとも部分的に基づいて、それぞれの識別された情報をステータスシグナリングとして分類するための手段と、
を備える、C31に記載の装置。
[C41]
前記装置は、ノードBまたはユーザ機器ユニット(UE)のうちの1つまたは複数である、
C31に記載の装置。
[C42]
コンピュータに、1つまたは複数の無線ベアラと、前記1つまたは複数の無線ベアラ上の待ち行列に入れられたそれぞれの情報および1つまたは複数の無線ベアラを識別するためのコードと、なお、前記情報は、ステータスメッセージまたはデータのうちの少なくとも1つを備える、
コンピュータに、前記1つまたは複数の無線ベアラ上の待ち行列に入れられた前記情報のうち、それぞれのステータスメッセージを識別させるためのコードと、
コンピュータに、前記ステータスメッセージが前記1つまたは複数の無線ベアラ上の待ち行列に入れられたデータより前に送信されるように、前記それぞれのステータスメッセージに優先順位を付けさせるためのコードと、
を備える、コンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品。
[C43]
前記ステータスメッセージは、それぞれの無線ベアラに関連し、PDCP(Packet Data Convergence Protocol)ステータスメッセージまたは無線リンク制御(RLC)肯定応答(ACK)メッセージのうちの少なくとも1つを備える、
C42に記載のコンピュータプログラム製品。
[C44]
コンピュータに優先順位を付けさせるための前記コードは、コンピュータに、ワイヤレス通信システムにおけるそれぞれのセル間のハンドオーバ、またはワイヤレス通信ネットワークと前記ワイヤレス通信ネットワークによってサービスされるユーザ機器ユニット(UE)との間の通信セッションのうちの少なくとも1つに関連するステータスメッセージの送信に関して、前記それぞれのステータスメッセージに優先順位を付けさせるためのコードを備える、
C42に記載のコンピュータプログラム製品。
[C45]
コンピュータに1つまたは複数の無線ベアラを識別させるための前記コードは、コンピュータに、それぞれのデータが待ち行列に入れられる1つまたは複数のデータ無線ベアラ(DRB)と、それぞれのステータスメッセージが待ち行列に入れられた1つまたは複数のステータス無線ベアラとを識別させるためのコードを備え、
コンピュータに優先順位を付けさせるためのコードは、コンピュータに、前記1つまたは複数のステータス無線ベアラ上の待ち行列に入れられたステータスメッセージが、前記1つまたは複数のDRB上の待ち行列に入れられたデータより前に送信されるように、前記1つまたは複数のステータス無線ベアラ上の待ち行列に入れられた前記ステータスメッセージに優先順位を付けさせるためのコードを備える、
C42に記載のコンピュータプログラム製品。
[C46]
前記1つまたは複数のステータス無線ベアラは、複数のDRBに関連するステータスメッセージが待ち行列に入れられた共通のステータス無線ベアラを備える、
C45に記載のコンピュータプログラム製品。
[C47]
前記1つまたは複数のステータス無線ベアラは、それぞれのDRBに対応し、前記それぞれ対応するDRBに関連するステータスメッセージが待ち行列に入れられたステータス無線ベアラのセットを備える、
C45に記載のコンピュータプログラム製品。
[C48]
コンピュータにそれぞれのステータスメッセージを識別させるための前記コードは、
コンピュータに、前記1つまたは複数の無線ベアラ上の待ち行列に入れられた前記情報に関連する、ステータスメッセージインジケータまたはデータインジケータのうちの1つまたは複数を備えるそれぞれのインジケータを識別させるためのコードと、
コンピュータに、少なくとも部分的に、前記1つまたは複数の無線ベアラ上の待ち行列に入れられたステータスメッセージインジケータに関連する情報を識別することによって、それぞれのステータスメッセージを識別させるためのコードと、
を備える、C42に記載のコンピュータプログラム製品。
[C49]
コンピュータにそれぞれのインジケータを識別させるための前記コードは、
コンピュータに、前記1つまたは複数の無線ベアラ上の待ち行列に入れられたそれぞれの情報内の所定のビット位置を分析させるためのコードと、
コンピュータに、前記所定のビット位置において第1の値を有する情報をステータスメッセージとして識別させるためのコードと、
コンピュータに、前記所定のビット位置において第2の値を有する情報をデータとして識別させるためのコードと、
を備える、C48に記載のコンピュータプログラム製品。
[C50]
コンピュータにそれぞれのステータスメッセージを識別させるための前記コードは、
コンピュータに、ステータスメッセージが待ち行列に入れられた無線ベアラのセットを維持させるためのコードと、
コンピュータに、維持されたリストによって示される1つまたは複数の無線ベアラ上の待ち行列に入れられたステータスメッセージを識別させるためのコードと、
を備える、C42に記載のコンピュータプログラム製品。

Claims (43)

  1. ワイヤレス通信システムにおけるハンドオーバ動作を管理する方法であって、前記方法は、ネットワークデバイスが実行し、前記方法は、
    1つまたは複数の通信チャネルを介して送信すべきデータを識別することと、
    前記識別されたデータの中の、それぞれの通信チャネルに関連するステータス情報の位置を特定することと、
    前記位置を特定されたステータス情報が送信されるようになるトリガイベントを検出することと、ここで、前記トリガイベントは、ハンドオーバ完了メッセージの送信を備える、
    それぞれの識別されたデータを、前記データをステータス情報または残りの識別されたデータとして識別するインジケータを用いて、構成することと、ここで、前記位置を特定することは、前記識別されたデータのうちの少なくとも一部分を提供されたそれぞれのインジケータを分析することと、前記それぞれのインジケータに少なくとも部分的に基づいて、前記分析されたデータ内でのステータス情報の位置を特定することとを備える、
    前記トリガイベントを検出した後の最初の送信において、前記位置を特定されたステータス情報を送信することと、ここで、前記最初の送信は、残りの識別されたデータのうちの少なくとも一部分の送信より前に行われる、
    を備える方法。
  2. 前記位置を特定されたステータス情報は、それぞれの通信チャネルに関連する1つまたは複数のパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)ステータスメッセージを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記送信することは、前記最初の送信において、それぞれのパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)ステータスメッセージを送信することを備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記ステータス情報は、肯定応答(ACK)情報または否定ACK(NACK)情報のうちの少なくとも1つを備える1つまたは複数の無線リンク制御(RLC)メッセージを備える、請求項1に記載の方法。
  5. 前記検出することは、ワイヤレス通信ネットワークと前記ワイヤレス通信ネットワークによってサービスされるユーザとの間の通信セッションに関連するトリガイベントを検出することを備える、請求項4に記載の方法。
  6. 前記方法は、ステータス情報に対応する少なくとも1つの送信待ち行列と、それぞれの通信チャネルを介して送信すべき残りの識別されたデータに対応するそれぞれの送信待ち行列とを備える送信待ち行列のセットを識別することをさらに備え、
    前記位置を特定することは、位置を特定されたステータス情報を、ステータス情報に対応する少なくとも1つの送信待ち行列に配置することをさらに備え、
    前記送信することは、残りの識別されたデータに対応するそれぞれの送信待ち行列に関連する情報の送信より前に、前記ステータス情報に対応する少なくとも1つの送信待ち行列に配置された情報を送信することを備える、
    請求項1に記載の方法。
  7. 前記送信待ち行列のセットを識別することは、複数の通信チャネルを介して送信すべきステータス情報に対応する共通の送信待ち行列を識別することを備える、請求項6に記載の方法。
  8. 前記送信待ち行列のセットを識別することは、残りの識別されたデータのためのそれぞれの送信待ち行列に関連するステータス情報に対応する送信待ち行列のセットを識別することを備える、請求項6に記載の方法。
  9. 前記位置を特定することは、前記トリガイベントに続くそれぞれの通信チャネルを介して行われる最初の送信中に送信されるように指示されたそれぞれのデータ要素を提供されたインジケータを分析することをさらに備える、請求項に記載の方法。
  10. 前記構成することは、データ要素がステータス情報を備えていると判断すると、前記データ要素内の所定のビット位置におけるビットを第1の値に設定すること、または、前記データ要素がステータス情報を備えていないと判断すると、前記ビットを第2の値に設定することを備える、請求項に記載の方法。
  11. 前記位置を特定することは、ステータス情報が存在する通信チャネルのリストを識別することと、前記識別されたリストに少なくとも部分的に基づいてそれぞれの通信チャネルに関連するステータス情報の位置を特定することと、を備え、
    前記送信することは、リストにされたそれぞれのステータス情報を、前記ステータス情報が存在する1つまたは複数の通信チャネルを介して送信することを備える、
    請求項1に記載の方法。
  12. 前記ステータス情報の送信より前にステータス情報が望まれない少なくとも1つのアプリケーションに対応するステータス情報を廃棄することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  13. 前記ネットワークデバイスは、ワイヤレス通信ネットワーク中のアクセスポイントである、請求項1に記載の方法。
  14. 前記ネットワークデバイスは、ユーザ機器ユニット(UE)である、請求項1に記載の方法。
  15. メモリであって、
    1つまたは複数の無線ベアラに関係するデータと、
    前記1つまたは複数の無線ベアラに関連するそれぞれの情報と
    を記憶するメモリと、ここで、前記情報は、ステータスメッセージまたはデータのうちの少なくとも1つを備える、
    プロセッサであって、
    前記1つまたは複数の無線ベアラに関連する前記情報の中のそれぞれのステータスメッセージを識別し、
    前記それぞれのステータスメッセージに、前記ステータスメッセージがトリガイベントの検出に続く最初の送信において送信されるように、優先順位を付け、ここで、前記最初の送信は、前記1つまたは複数の無線ベアラに関連するデータを送信するより前に行われ、前記トリガイベントは、ハンドオーバ完了メッセージの送信を備え、それぞれのデータ要素とステータスメッセージとが、前記それぞれのデータ要素と前記ステータスメッセージとを識別するインジケータを備える、
    少なくとも部分的に、前記1つまたは複数の無線ベアラに関連するそれぞれのデータ要素とステータスメッセージとに関連するインジケータを分析することによって、前記1つまたは複数の無線ベアラに関連する前記情報の中のそれぞれのステータスメッセージを識別する、
    ように構成されたプロセッサと を備えるワイヤレス通信装置。
  16. 前記ステータスメッセージは、それぞれの無線ベアラに関連するパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)ステータスメッセージを備える、請求項15に記載のワイヤレス通信装置。
  17. 前記ステータスメッセージは、肯定応答(ACK)情報または否定ACK(NACK)情報のうちの少なくとも1つを備える無線リンク制御(RLC)メッセージを備える、請求項15に記載のワイヤレス通信装置。
  18. 前記プロセッサは、前記ワイヤレス通信装置と、ワイヤレス通信ネットワークまたはユーザ機器ユニット(UE)のうちの少なくとも1つとの間の通信セッション中に、それぞれのステータスメッセージを送信するようにさらに構成された、請求項15に記載のワイヤレス通信装置。
  19. 前記メモリは、それぞれのデータ要素に関連する1つまたは複数のデータ無線ベアラ(DRB)と、それぞれのステータスメッセージに関連する1つまたは複数のステータス無線ベアラとに関係するデータをさらに記憶し、
    前記プロセッサは、それぞれのステータス無線ベアラに関連するステータスメッセージが前記1つまたは複数のDRBに関連するデータより前に送信されるように、それぞれの無線ベアラに送信優先順位を付けるようにさらに構成された、
    請求項15に記載のワイヤレス通信装置。
  20. 前記1つまたは複数のステータス無線ベアラは、複数のDRBのためのステータスメッセージに関連する共通のステータス無線ベアラを備える、請求項19に記載のワイヤレス通信装置。
  21. 前記1つまたは複数のステータス無線ベアラは、対応するDRBにそれぞれ関連するステータス無線ベアラのセットを備える、請求項19に記載のワイヤレス通信装置。
  22. それぞれのインジケータは、データ要素またはステータスメッセージのために、前記データ要素または前記ステータスメッセージ内の所定のビット位置をあらかじめ定義された値に設定することによって設定され、
    前記あらかじめ定義された値は、データ要素を示す第1の値またはステータスメッセージを示す第2の値である、
    請求項15に記載のワイヤレス通信装置。
  23. 前記メモリは、ステータスメッセージが位置を特定される無線ベアラのセットに関係するデータをさらに記憶し、
    前記プロセッサは、前記無線ベアラのセット中の前記無線ベアラ上に位置を特定されたそれぞれのステータスメッセージに優先順位を付けるようにさらに構成された、
    請求項15に記載のワイヤレス通信装置。
  24. 前記プロセッサは、ステータスメッセージがユーティリティのしきい値レベルを下回っていると判断されたそれぞれのアプリケーションに関係するステータスメッセージを廃棄するようにさらに構成された、請求項15に記載のワイヤレス通信装置。
  25. 前記ワイヤレス通信装置は、ノードBである、請求項15に記載のワイヤレス通信装置。
  26. 前記ワイヤレス通信装置は、ワイヤレス端末である、請求項15に記載のワイヤレス通信装置。
  27. ワイヤレス通信システムにおいて動作可能な装置であって、
    1つまたは複数の論理チャネルを介して送信すべき情報を識別するための手段と、
    前記識別された情報をステータスシグナリングとデータとに分類するための手段と、ここで、前記分類するための手段は、
    前記識別された情報に関連するそれぞれのインジケータを識別するための手段と、ここで、前記インジケータは、ステータスシグナリングインジケータまたはデータインジケータのうちの1つまたは複数を備える、
    少なくとも部分的に、ステータスシグナリングインジケータに関連する識別された情報をステータスシグナリングとして分類することと、データインジケータに関連する識別された情報をデータとして分類することとによって、前記識別された情報をステータスシグナリングとデータとに分類するための手段と
    を備える、
    ステータスシグナリングとして分類された情報がステータス送信のためのトリガイベントの検出に続く最初の送信において送信されるように、前記識別された情報に優先レベルを割り当てるための手段と、ここで、前記最初の送信は、データとして分類された情報より前に行われ、前記トリガイベントは、ハンドオーバ完了メッセージの送信を備える、
    を備える、装置。
  28. 前記ステータスシグナリングは、それぞれの論理チャネルに関連する1つまたは複数のパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)ステータスメッセージを備える、請求項27に記載の装置。
  29. 前記ステータスシグナリングは、肯定応答(ACK)情報または否定ACK(NACK)情報のうちの少なくとも1つを備える1つまたは複数の無線リンク制御(RLC)メッセージを備える、請求項27に記載の装置。
  30. 前記識別するための手段は、その上に待ち行列に入れられたそれぞれのデータを有する1つまたは複数のデータ無線ベアラ(DRB)と、その上に待ち行列に入れられたそれぞれのステータスシグナリングを有する1つまたは複数のステータス無線ベアラとを備える無線ベアラのセットを識別するための手段を備え、
    前記割り当てるための手段は、前記ステータス送信のためのトリガイベントを検出すると、前記1つまたは複数のステータス無線ベアラ上の待ち行列に入れられたステータスシグナリングが、前記1つまたは複数のDRB上の待ち行列に入れられたデータより前に送信されるように、前記無線ベアラのセットに優先レベルを割り当てるための手段を備える、
    請求項27に記載の装置。
  31. 前記1つまたは複数のステータス無線ベアラは、その上に待ち行列に入れられた複数のDRBに関連するステータスシグナリングを有する共通のステータス無線ベアラを備える、請求項30に記載の装置。
  32. 前記1つまたは複数のステータス無線ベアラは、それぞれのDRBに対応するステータス無線ベアラのセットを備え、前記ステータス無線ベアラは、その上に待ち行列に入れられたそれらのそれぞれの対応するDRBに関連するステータスシグナリングを有する、請求項30に記載の装置。
  33. 前記識別された情報に関連する前記それぞれのインジケータは、前記識別された情報内の所定のビット位置に位置を特定されたあらかじめ定義されたビット値を備え、
    前記あらかじめ定義されたビット値は、ステータスシグナリング指示を提供する第1のビット値、またはデータ指示を提供する第2のビット値である、
    請求項27に記載の装置。
  34. 前記分類するための手段は、
    ステータスシグナリングが存在する論理チャネルのリストを維持するための手段と、
    前記維持されたリストに少なくとも部分的に基づいて、それぞれの識別された情報をステータスシグナリングとして分類するための手段と
    を備える、請求項27に記載の装置。
  35. 前記装置は、ノードBまたはユーザ機器ユニット(UE)のうちの1つである、請求項27に記載の装置。
  36. コンピュータに、1つまたは複数の無線ベアラと、前記1つまたは複数の無線ベアラ上の待ち行列に入れられたそれぞれの情報とを識別させるためのコードと、なお、前記情報は、ステータスメッセージまたはデータのうちの少なくとも1つを備える、
    コンピュータに、前記1つまたは複数の無線ベアラ上の待ち行列に入れられた前記情報の中のそれぞれのステータスメッセージを識別させるためのコードと、ここで、前記コンピュータにそれぞれのステータスメッセージを識別させるためのコードは、
    コンピュータに、前記1つまたは複数の無線ベアラ上の待ち行列に入れられた前記情報に関連するそれぞれのインジケータを識別させるためのコードと、ここで、前記インジケータは、ステータスメッセージインジケータまたはデータインジケータのうちの1つまたは複数を備える、
    コンピュータに、少なくとも部分的に、前記1つまたは複数の無線ベアラ上の待ち行列に入れられたステータスメッセージインジケータに関連する情報を識別することによって、それぞれのステータスメッセージを識別させるためのコードと
    を備える、
    コンピュータに、前記それぞれのステータスメッセージに、前記ステータスメッセージがトリガイベントの検出に続く最初の送信において送信されるように、優先順位を付けさせるためのコードと、なお、前記最初の送信は、前記1つまたは複数の無線ベアラ上の待ち行列に入れられたデータを送信するよりも前に行われ、前記トリガイベントは、ハンドオーバ完了メッセージの送信を備える、
    を記憶したコンピュータプログラムを備えるコンピュータ可読記憶媒体。
  37. 前記ステータスメッセージは、それぞれの無線ベアラに関連し、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)ステータスメッセージ、または無線リンク制御(RLC)肯定応答(ACK)メッセージのうちの少なくとも1つを備える、請求項36に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  38. 前記コンピュータに優先順位を付けさせるためのコードは、コンピュータに、ワイヤレス通信システムにおけるそれぞれのセル間のハンドオーバ、またはワイヤレス通信ネットワークと前記ワイヤレス通信ネットワークによってサービスされるユーザ機器ユニット(UE)との間の通信セッションのうちの少なくとも1つに関連するステータスメッセージの送信に関して、前記それぞれのステータスメッセージに優先順位を付けさせるためのコードを備える、
    請求項36に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  39. 前記コンピュータに1つまたは複数の無線ベアラを識別させるためのコードは、コンピュータに、それぞれのデータが待ち行列に入れられた1つまたは複数のデータ無線ベアラ(DRB)と、それぞれのステータスメッセージが待ち行列に入れられた1つまたは複数のステータス無線ベアラとを識別させるためのコードを備える、請求項36に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  40. 前記1つまたは複数のステータス無線ベアラは、複数のDRBに関連するステータスメッセージが待ち行列に入れられた共通のステータス無線ベアラを備える、請求項39に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  41. 前記1つまたは複数のステータス無線ベアラは、それぞれのDRBに対応し、前記それぞれ対応するDRBに関連するステータスメッセージが待ち行列に入れられたステータス無線ベアラのセットを備える、請求項39に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  42. 前記コンピュータにそれぞれのインジケータを識別させるためのコードは、
    コンピュータに、前記1つまたは複数の無線ベアラ上の待ち行列に入れられたそれぞれの情報内の所定のビット位置を分析させるためのコードと、
    コンピュータに、前記所定のビット位置における第1の値を有する情報をステータスメッセージとして識別させるためのコードと、
    コンピュータに、前記所定のビット位置における第2の値を有する情報をデータとして識別させるためのコードと
    を備える、請求項36に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  43. 前記コンピュータにそれぞれのステータスメッセージを識別させるためのコードは、
    コンピュータに、ステータスメッセージが待ち行列に入れられた無線ベアラのセットを維持させるためのコードと、
    コンピュータに、前記維持されたセットによって示された1つまたは複数の無線ベアラ上の待ち行列に入れられたステータスメッセージを識別させるためのコードと
    を備える、請求項36に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
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