JP2013219506A - 撮像装置、その制御方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の撮像装置で連動撮影を行う場合に、その結果得られた画像の関連を容易に識別できるようにする。
【解決手段】ネットワーク接続処理が終了した後、マスターカメラ109は、新規フォルダ作成通知をスレーブカメラ107、108に通知する。その後、マスターカメラ109、スレーブカメラ107、108は、連動撮影で撮影される画像ファイルを保存するための新規フォルダを作成する。例えばマスターカメラ109は、スレーブカメラ107、108からフォルダの番号を受信し、自身の有するフォルダの番号と比較して、1番大きな番号をインクリメントした番号を、カメラ107、108、109で作成する新規フォルダの番号として決定する。各カメラ107〜10は、共通のフォルダの番号の新規フォルダに、末尾「1」から始まる連番を含むファイル名で画像ファイルを生成して記録する。
【選択図】図3
【解決手段】ネットワーク接続処理が終了した後、マスターカメラ109は、新規フォルダ作成通知をスレーブカメラ107、108に通知する。その後、マスターカメラ109、スレーブカメラ107、108は、連動撮影で撮影される画像ファイルを保存するための新規フォルダを作成する。例えばマスターカメラ109は、スレーブカメラ107、108からフォルダの番号を受信し、自身の有するフォルダの番号と比較して、1番大きな番号をインクリメントした番号を、カメラ107、108、109で作成する新規フォルダの番号として決定する。各カメラ107〜10は、共通のフォルダの番号の新規フォルダに、末尾「1」から始まる連番を含むファイル名で画像ファイルを生成して記録する。
【選択図】図3
Description
本発明は、複数の撮像装置が連動して撮影を行う撮影システム、それに用いられる撮像装置、その制御方法及びプログラムに関する。
近年、複数のカメラが連動して撮影を行う連動撮影システムが知られている。そこで問題となるのは、連動撮影を行うことで得られた複数の画像の管理方法である。連動撮影の際に複数のファイルを管理する方法として、互いに重複しないファイル名が付与されるよう、サーバーがファイル名を管理する技術が知られている(特許文献1)。
しかしながら、特許文献1の技術では、重複しないファイル名を付与することは可能であるものの、複数のカメラで連動撮影を行う場合に、その結果得られた画像の関連を容易に識別することができない。
本発明は上記のような点に鑑みてなされたものであり、複数の撮像装置で連動撮影を行う場合に、その結果得られた画像の関連を容易に識別できるようにすることを目的とする。
本発明の撮像装置は、複数の撮像装置が連動して撮影を行う連動撮影の際にマスターとなる撮像装置であって、連動撮影のためのネットワークを確立した後、スレーブとなる撮像装置に新規フォルダ作成通知を行うとともに、当該連動撮影で撮影される画像ファイルを保存するための新規フォルダを作成することを特徴とする。
本発明によれば、複数の撮像装置で連動撮影を行う場合に、各撮像装置が当該連動撮影で撮影される画像ファイルを保存するための新規フォルダを作成するので、連動撮影で得られた画像の関連を容易に識別することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1(a)は、実施形態に係る撮像装置の一例であるカメラ100の構成を示す図である。
撮像部101は、CMOSやCCD等の撮像素子、レンズ、シャッター等、画像を撮影して画像データを生成し、画像ファイルを生成する部分である。
記録部102は、撮像部101で生成された画像データの一次保存や生成された画像ファイルを内部メモリやCFカード等の着脱可能なメモリに記録する。ファイル名は連番を含むように命名されて、画像ファイルが記録される。
操作部103は、撮影のためのレリーズ釦、カメラのパラメータを設定するための釦等を含み、表示部104に画像データを表示させる操作、表示させた画像ファイルを消去する操作等を制御する。
表示部104は、画像ファイルの表示、ライブビュー表示、カメラのパラメータを設定するためのメニュー表示、現在のカメラ設定状況の表示等を行う。
通信部105は、有線LAN、無線LAN、Bluetooth(登録商標)等の通信機能を持ち、他の通信可能な機器との接続を行う。本実施形態では、カメラ同士を無線LANで接続することに使用される。
制御部106は、各部からの入力信号やプログラムに従って、カメラ100の各部を制御する。
(第1の実施形態)
図1(a)は、実施形態に係る撮像装置の一例であるカメラ100の構成を示す図である。
撮像部101は、CMOSやCCD等の撮像素子、レンズ、シャッター等、画像を撮影して画像データを生成し、画像ファイルを生成する部分である。
記録部102は、撮像部101で生成された画像データの一次保存や生成された画像ファイルを内部メモリやCFカード等の着脱可能なメモリに記録する。ファイル名は連番を含むように命名されて、画像ファイルが記録される。
操作部103は、撮影のためのレリーズ釦、カメラのパラメータを設定するための釦等を含み、表示部104に画像データを表示させる操作、表示させた画像ファイルを消去する操作等を制御する。
表示部104は、画像ファイルの表示、ライブビュー表示、カメラのパラメータを設定するためのメニュー表示、現在のカメラ設定状況の表示等を行う。
通信部105は、有線LAN、無線LAN、Bluetooth(登録商標)等の通信機能を持ち、他の通信可能な機器との接続を行う。本実施形態では、カメラ同士を無線LANで接続することに使用される。
制御部106は、各部からの入力信号やプログラムに従って、カメラ100の各部を制御する。
図1(b)は、実施形態に係る連動撮影システムの概要を示す図である。本実施形態における連動撮影とは、複数のカメラ107、108、109間で通信し、複数のカメラ107、108、109が連動して撮影を行う動作をいう。各カメラ107、108、109にはマスター、スレーブという役割を設定し、撮影指示を送信するカメラをマスターカメラ、マスターカメラからの撮影指示に従って撮影を行うカメラをスレーブカメラとする。
以下、カメラ107〜109の接続について説明する。カメラ107〜109の構成はいずれも図1(a)で説明した構成となっている。
ユーザはカメラ109の操作部103を操作して表示部104にメニューを表示させ、カメラ109をマスターカメラに設定する。この操作に応じて、カメラ109はスレーブカメラの接続待ち状態に移行する。
次に、ユーザはカメラ107、カメラ108の操作部103を操作してスレーブカメラに設定し、マスターカメラ109への接続を指示する。この操作により、マスターカメラ109への接続要求が送信される。
スレーブカメラ107、108から接続要求を受信したマスターカメラ109は、表示部104に、接続要求を受信したスレーブカメラの台数を表示する。ユーザはスレーブカメラの台数を確認し、操作部103を操作して接続指示を行う。この操作により、マスターカメラ109からスレーブカメラ107、108への接続指示が送信される。
マスターカメラ109から接続指示を受信したスレーブカメラ107、108は、マスターカメラ109と無線接続のためのパラメータ交換を行い、無線LANのアドホックモードでネットワークを確立する。
この段階で、カメラ109はマスターカメラ、カメラ107、カメラ108はスレーブカメラとして設定され、マスターカメラ109からの撮影指示に従ってスレーブカメラ107、108が撮影を行う連動撮影が可能となる。
ユーザはカメラ109の操作部103を操作して表示部104にメニューを表示させ、カメラ109をマスターカメラに設定する。この操作に応じて、カメラ109はスレーブカメラの接続待ち状態に移行する。
次に、ユーザはカメラ107、カメラ108の操作部103を操作してスレーブカメラに設定し、マスターカメラ109への接続を指示する。この操作により、マスターカメラ109への接続要求が送信される。
スレーブカメラ107、108から接続要求を受信したマスターカメラ109は、表示部104に、接続要求を受信したスレーブカメラの台数を表示する。ユーザはスレーブカメラの台数を確認し、操作部103を操作して接続指示を行う。この操作により、マスターカメラ109からスレーブカメラ107、108への接続指示が送信される。
マスターカメラ109から接続指示を受信したスレーブカメラ107、108は、マスターカメラ109と無線接続のためのパラメータ交換を行い、無線LANのアドホックモードでネットワークを確立する。
この段階で、カメラ109はマスターカメラ、カメラ107、カメラ108はスレーブカメラとして設定され、マスターカメラ109からの撮影指示に従ってスレーブカメラ107、108が撮影を行う連動撮影が可能となる。
まず、理解を容易にするために、一般的なファイル管理方法を用いたケースについて説明する。図2(a)、(b)は、一般的なファイル管理方法を用いたケースにおける、連動撮影の際に作成されるファイル構成である。201はマスターカメラ109のファイル構成の例を、202はスレーブカメラ107のファイル構成の例を、203はスレーブカメラ108のファイル構成の例を示す。
図2(a)は、連動撮影を行う前のファイル構成を示す。マスターカメラ109のファイル構成201では、DCIMフォルダの下にIMG123フォルダがあり、その下に画像ファイル「IMG_0010.JPG」が保存されている。スレーブカメラ107のファイル構成202では、DCIMフォルダの下にIMG100フォルダがあり、その下に「IMG_0612.JPG」が保存されている。スレーブカメラ108のファイル構成203では、DCIMフォルダの下にIMG810フォルダがあり、その下に「IMG_0002.JPG」が保存されている。
図2(a)は、連動撮影を行う前のファイル構成を示す。マスターカメラ109のファイル構成201では、DCIMフォルダの下にIMG123フォルダがあり、その下に画像ファイル「IMG_0010.JPG」が保存されている。スレーブカメラ107のファイル構成202では、DCIMフォルダの下にIMG100フォルダがあり、その下に「IMG_0612.JPG」が保存されている。スレーブカメラ108のファイル構成203では、DCIMフォルダの下にIMG810フォルダがあり、その下に「IMG_0002.JPG」が保存されている。
この状態で、連動撮影を行った後のファイル構成を図2(b)に示す。連動撮影が行われると、マスターカメラ109は、IMG123フォルダ下に「IMG_0011.JPG」を作成する。マスターカメラ109から撮影指示を受信したスレーブカメラ107、108は、それぞれIMG100フォルダ、IMG810フォルダに「IMG_0613.JPG」、「IMG_0003.JPG」を作成する。
この場合、マスターカメラ109の「IMG_0011.JPG」、スレーブカメラ107の「IMG_0613.JPG」、スレーブカメラ108の「IMG_0003.JPG」は一連の連動撮影で得られた関連性の高い画像である。しかしながら、一旦各カメラ107、108、109のファイル構成で保存されてしまうと、どの画像同士が一連の連動撮影で得られたものであるかをユーザが識別するのは困難である。この問題は、連動撮影した画像ファイルが多くなるほど顕著になる。
この場合、マスターカメラ109の「IMG_0011.JPG」、スレーブカメラ107の「IMG_0613.JPG」、スレーブカメラ108の「IMG_0003.JPG」は一連の連動撮影で得られた関連性の高い画像である。しかしながら、一旦各カメラ107、108、109のファイル構成で保存されてしまうと、どの画像同士が一連の連動撮影で得られたものであるかをユーザが識別するのは困難である。この問題は、連動撮影した画像ファイルが多くなるほど顕著になる。
ここまで、一般的なファイル管理方法を用いたケースを想定して説明した。前述したように、一般的なファイル管理方法では、連動撮影で得られた画像の関連を容易に識別することが困難である。
そこで、連動撮影で得られた画像の関連をユーザが容易に把握できるようにする。
図3は、本実施形態に係る連動撮影システムにおける連動撮影処理の流れを示すフローチャートである。図3(a)はマスターカメラ109の動作を、図3(b)はスレーブカメラ107、108の動作を示す。
マスターカメラ109、スレーブカメラ107、108で連動撮影を行うためのネットワーク接続処理を行う(ステップS300、S311)。この処理は前述したため、ここでは説明を省略する。
そこで、連動撮影で得られた画像の関連をユーザが容易に把握できるようにする。
図3は、本実施形態に係る連動撮影システムにおける連動撮影処理の流れを示すフローチャートである。図3(a)はマスターカメラ109の動作を、図3(b)はスレーブカメラ107、108の動作を示す。
マスターカメラ109、スレーブカメラ107、108で連動撮影を行うためのネットワーク接続処理を行う(ステップS300、S311)。この処理は前述したため、ここでは説明を省略する。
ネットワーク接続処理が終了した後、マスターカメラ109は、新規フォルダ作成通知をスレーブカメラ107、108に通知する(ステップS301)。
スレーブカメラ107、108は、新規フォルダ作成通知を受信したら(ステップS312)、マスターカメラ109に新規フォルダ作成通知の受信完了を通知する(ステップS313)。その後、スレーブカメラ107、108は、新規フォルダを作成する(ステップS314)。この新規フォルダ作成の処理の詳細は後述する。
マスターカメラ109は、スレーブカメラ107、108から新規フォルダ作成通知受信完了通知を受信すると(ステップS302)、自身も新規フォルダを作成する(ステップS303)。この新規フォルダ作成の処理の詳細は後述する。
スレーブカメラ107、108は、新規フォルダ作成通知を受信したら(ステップS312)、マスターカメラ109に新規フォルダ作成通知の受信完了を通知する(ステップS313)。その後、スレーブカメラ107、108は、新規フォルダを作成する(ステップS314)。この新規フォルダ作成の処理の詳細は後述する。
マスターカメラ109は、スレーブカメラ107、108から新規フォルダ作成通知受信完了通知を受信すると(ステップS302)、自身も新規フォルダを作成する(ステップS303)。この新規フォルダ作成の処理の詳細は後述する。
その後、ユーザ操作等によりマスターカメラ109において連動撮影を指示するための操作が行われたと判断すると(ステップS304)、マスターカメラ109は、スレーブカメラ107、108に撮影指示を送信する(ステップS305)。
撮影指示の送信と並行して、マスターカメラ109は、連動撮影を行い(ステップS306)、ステップS303において作成した新規フォルダ内に末尾「1」から始まる連番を含むファイル名で画像ファイルを作成して記録する(ステップS307)。このようにすることで、新規フォルダ内には連動撮影で得られた画像データが連番で保存されるようになる。
スレーブカメラ107、108は、マスターカメラから撮影指示を受信すると(ステップS315)、それぞれ連動撮影を行う(ステップS316)。その後、スレーブカメラ107、108は、それぞれステップS314において作成した新規フォルダ内に末尾「1」から始まる連番を含むファイル名で画像ファイルを作成して記録する(ステップS317)。このようにすることで、新規フォルダ内には連動撮影で得られた画像データが連番で保存されるようになる。
撮影指示の送信と並行して、マスターカメラ109は、連動撮影を行い(ステップS306)、ステップS303において作成した新規フォルダ内に末尾「1」から始まる連番を含むファイル名で画像ファイルを作成して記録する(ステップS307)。このようにすることで、新規フォルダ内には連動撮影で得られた画像データが連番で保存されるようになる。
スレーブカメラ107、108は、マスターカメラから撮影指示を受信すると(ステップS315)、それぞれ連動撮影を行う(ステップS316)。その後、スレーブカメラ107、108は、それぞれステップS314において作成した新規フォルダ内に末尾「1」から始まる連番を含むファイル名で画像ファイルを作成して記録する(ステップS317)。このようにすることで、新規フォルダ内には連動撮影で得られた画像データが連番で保存されるようになる。
なお、新規フォルダの作成タイミングは連動撮影の動作前として説明したが、連動撮影の動作後としてもよい。例えばマスターカメラ109、スレーブカメラ107、108は、画像ファイルを生成して記録する際に(ステップS307、S317)、新規フォルダを作成してもよい。新規フォルダの作成は、新規フォルダ作成通知を送受信した1回のみ行うように内部制御される。
次に、図4を参照して、図3のステップS303、S314の新規フォルダ作成処理について詳しく説明する。図4(a)はマスターカメラ109の動作を、図3(b)はスレーブカメラ107、108の動作を示す。
マスターカメラ109は、スレーブカメラ107、108からフォルダ情報であるフォルダの番号の受信を待つ(ステップS401、S402)。
スレーブカメラ107、108は、マスターカメラ109に対して、現在自身が有するフォルダの番号を通知する(ステップS410)。この場合に、スレーブカメラ107、108は、DCIMフォルダの下位層にある全てのフォルダの番号を通知してもよいし、そのうち最も大きな番号を通知してもよい。
マスターカメラ109は、スレーブカメラ107、108からフォルダ情報であるフォルダの番号の受信を待つ(ステップS401、S402)。
スレーブカメラ107、108は、マスターカメラ109に対して、現在自身が有するフォルダの番号を通知する(ステップS410)。この場合に、スレーブカメラ107、108は、DCIMフォルダの下位層にある全てのフォルダの番号を通知してもよいし、そのうち最も大きな番号を通知してもよい。
マスターカメラ109は、全てのスレーブカメラ107、108からフォルダの番号を受信したら(ステップS402)、新規フォルダの番号を決定する(ステップS403)。ここでは、自身の有するフォルダの番号とスレーブカメラ107、108から受信したフォルダの番号とを比較する。そして、1番大きな番号、本例の場合はスレーブカメラ108の「810」を抽出し、その番号をインクリメントした番号を新規フォルダの番号として決定する。
新規フォルダの番号の決定後、マスターカメラ109は、新規フォルダ作成指示と新規フォルダの番号をスレーブカメラ107、108に通知する(ステップS404)。
スレーブカメラ107、108は、マスターカメラ109から新規フォルダ作成指示と新規フォルダの番号を受信後(ステップS412)、それぞれ受信したフォルダの番号で新規フォルダを作成する(ステップS413)。
マスターカメラ109は、全てのスレーブカメラ107、108に新規フォルダ作成通知とフォルダの番号の通知を行った後(ステップS405)、スレーブカメラ107、108に通知したフォルダの番号で新規フォルダを作成する(ステップS406)。
スレーブカメラ107、108は、マスターカメラ109から新規フォルダ作成指示と新規フォルダの番号を受信後(ステップS412)、それぞれ受信したフォルダの番号で新規フォルダを作成する(ステップS413)。
マスターカメラ109は、全てのスレーブカメラ107、108に新規フォルダ作成通知とフォルダの番号の通知を行った後(ステップS405)、スレーブカメラ107、108に通知したフォルダの番号で新規フォルダを作成する(ステップS406)。
図5を参照して、本実施形態における連動撮影を行った場合のファイル構成を説明する。なお、連動撮影前は図2(a)の状態であったものとする。
連動撮影のためのネットワーク接続処理を終了すると、スレーブカメラ107、108は、それぞれ自身のフォルダの番号をマスターカメラ109に通知する(ステップS410)。本例においては、スレーブカメラ107は「100」を、スレーブカメラ108は「810」を通知する。
マスターカメラ109は、スレーブカメラ107、108からフォルダの番号を受信したら(ステップS402)、自身のフォルダの番号「123」とスレーブカメラ107、108から受信したフォルダの番号「100」、「810」とを比較する。そして、1番大きな番号「810」をインクリメントした「811」を新規フォルダの番号として決定する(ステップS403)。
新規フォルダの番号の決定後、マスターカメラ109は、新規フォルダ作成指示と新規フォルダの番号「811」をスレーブカメラ107、108に通知する(ステップS404)。
このようにすることで、図5に示すように、各カメラ107、108、109に新規フォルダ「IMG811」が作成される。
新規フォルダ作成後、連動撮影が行われると、各カメラ107、108、109は、新規フォルダ「IMG811」に、末尾「1」から始まる連番を含むファイル名で画像ファイルを生成して記録する(ステップS307、S317)。
連動撮影のためのネットワーク接続処理を終了すると、スレーブカメラ107、108は、それぞれ自身のフォルダの番号をマスターカメラ109に通知する(ステップS410)。本例においては、スレーブカメラ107は「100」を、スレーブカメラ108は「810」を通知する。
マスターカメラ109は、スレーブカメラ107、108からフォルダの番号を受信したら(ステップS402)、自身のフォルダの番号「123」とスレーブカメラ107、108から受信したフォルダの番号「100」、「810」とを比較する。そして、1番大きな番号「810」をインクリメントした「811」を新規フォルダの番号として決定する(ステップS403)。
新規フォルダの番号の決定後、マスターカメラ109は、新規フォルダ作成指示と新規フォルダの番号「811」をスレーブカメラ107、108に通知する(ステップS404)。
このようにすることで、図5に示すように、各カメラ107、108、109に新規フォルダ「IMG811」が作成される。
新規フォルダ作成後、連動撮影が行われると、各カメラ107、108、109は、新規フォルダ「IMG811」に、末尾「1」から始まる連番を含むファイル名で画像ファイルを生成して記録する(ステップS307、S317)。
以上のように、連動撮影を行う場合、マスターカメラ109とスレーブカメラ107、108とが共通のフォルダの番号の新規フォルダを作成し、末尾「1」から始まる連番を含むファイル名で画像ファイルを生成して記録する。これにより、連動撮影で得られた画像の関連を容易に識別することができる。
(第2の実施形態)
以下、第2の実施形態について説明する。なお、カメラ及び連動撮影システムの構成は第1の実施形態と同様であり、以下では、共通部分については説明を省略し、本実施形態に特有の部分を中心に説明する。
第1の実施形態では、新規フォルダの番号を共通のものとすることにより連動撮影で得られた画像データを識別可能とした。それに対して、第2の実施形態では、連動撮影で得られた画像データを識別可能なように画像ファイルを命名するようにしている。
以下、第2の実施形態について説明する。なお、カメラ及び連動撮影システムの構成は第1の実施形態と同様であり、以下では、共通部分については説明を省略し、本実施形態に特有の部分を中心に説明する。
第1の実施形態では、新規フォルダの番号を共通のものとすることにより連動撮影で得られた画像データを識別可能とした。それに対して、第2の実施形態では、連動撮影で得られた画像データを識別可能なように画像ファイルを命名するようにしている。
図6は、本実施形態に係る連動撮影システムにおける連動撮影処理の流れを示すフローチャートである。図3(a)はマスターカメラ109の動作を、図3(b)はスレーブカメラ107、108の動作を示す。
マスターカメラ109、スレーブカメラ107、108で連動撮影を行うためのネットワーク接続処理を行う(ステップS600、S611)。これは、図3のステップS300、S311と同様の処理である。その後、スレーブカメラ107、108は、マスターカメラ109からの通知の受信待ち状態になる(ステップS612)。
マスターカメラ109、スレーブカメラ107、108で連動撮影を行うためのネットワーク接続処理を行う(ステップS600、S611)。これは、図3のステップS300、S311と同様の処理である。その後、スレーブカメラ107、108は、マスターカメラ109からの通知の受信待ち状態になる(ステップS612)。
ネットワーク接続処理が終了した後、マスターカメラ109は、新規フォルダ名を決定する(ステップS601)。第1の実施形態では、スレーブカメラ107、108から受信した情報を考慮して新規フォルダの番号を決定していたのに対し、本実施形態では、まずマスターカメラ109が通常撮影のときと同じルールで新規フォルダの番号を決定する。すなわち、自身のフォルダの番号をインクリメントした番号を新規フォルダの番号として決定する。なお、他のルールで新規フォルダ名を決定してもよく、その場合はそのフォルダ名を新規フォルダ名とする。
新規フォルダの番号の決定後、マスターカメラ109は、新規フォルダ作成通知と新規フォルダ名(もしくは新規フォルダの番号のみ)をスレーブカメラ107、108に通知する(ステップS602)。
スレーブカメラ107、108は、マスターカメラ109から新規フォルダ作成通知と新規フォルダ名を受信したら、マスターカメラ109に新規フォルダ作成通知の受信完了を通知する(ステップS613)。その後、スレーブカメラ107、108は、新規フォルダを作成する(ステップS614)。ここでも、スレーブカメラ107、108はそれぞれ通常撮影のときと同じルールで新規フォルダの番号を決定する。すなわち、自身のフォルダの番号をインクリメントした番号を新規フォルダの番号として決定する。
マスターカメラ109は、スレーブカメラ107、108から新規フォルダ作成通知受信完了通知を受信すると(ステップS603)、自身もステップS601で決定した新規フォルダ名で新規フォルダを作成する(ステップS604)。
スレーブカメラ107、108は、マスターカメラ109から新規フォルダ作成通知と新規フォルダ名を受信したら、マスターカメラ109に新規フォルダ作成通知の受信完了を通知する(ステップS613)。その後、スレーブカメラ107、108は、新規フォルダを作成する(ステップS614)。ここでも、スレーブカメラ107、108はそれぞれ通常撮影のときと同じルールで新規フォルダの番号を決定する。すなわち、自身のフォルダの番号をインクリメントした番号を新規フォルダの番号として決定する。
マスターカメラ109は、スレーブカメラ107、108から新規フォルダ作成通知受信完了通知を受信すると(ステップS603)、自身もステップS601で決定した新規フォルダ名で新規フォルダを作成する(ステップS604)。
その後の連動撮影に関するステップS605〜S607、S615、S616の処理は、図3のステップS304〜S306、S315、S316の処理と同様であるから、ここでは説明を省略する。
マスターカメラ109は、ステップS604において作成した新規フォルダ内に末尾「1」から始まる連番を含むファイル名で画像ファイルを作成して記録する(ステップS608)。
スレーブカメラ107、108は、それぞれステップS614において作成した新規フォルダ内に、マスターカメラ109から受信した新規フォルダの番号と末尾「1」から始まる連番とを含むファイル名で画像ファイルを作成して記録する(ステップS617)。
マスターカメラ109は、ステップS604において作成した新規フォルダ内に末尾「1」から始まる連番を含むファイル名で画像ファイルを作成して記録する(ステップS608)。
スレーブカメラ107、108は、それぞれステップS614において作成した新規フォルダ内に、マスターカメラ109から受信した新規フォルダの番号と末尾「1」から始まる連番とを含むファイル名で画像ファイルを作成して記録する(ステップS617)。
図7を参照して、本実施形態における連動撮影を行った場合のファイル構成を説明する。なお、連動撮影前は図2(a)の状態であったものとする。
連動撮影のためのネットワーク接続処理を終了すると、マスターカメラ109は、新規フォルダ名を決定する(ステップS601)。マスターカメラ109は、現在の最大の番号を有するフォルダである「IMG123」の番号をインクリメントして「IMG124」とする(ステップS601)。そして、マスターカメラ109は、スレーブカメラ107、108に新規フォルダ作成通知と新規フォルダの番号「124」を通知する(ステップS602)。
スレーブカメラ107、108は、前記通知を受信し、受信完了をマスターカメラ109に通知する(ステップ613)。そして、スレーブカメラ107、108は、それぞれ新規フォルダ「IMG101」、「IMG811」を作成する(ステップS614)。それぞれ、既存のフォルダの最大番号をインクリメントしたフォルダ名である。
新規フォルダ作成後、連動撮影が行われると、マスターカメラ109は、新規フォルダ「IMG124」に、末尾「1」から始まる連番を含むファイル名で「IMG_0001.JPG」、「IMG_0002.JPG」・・・と画像ファイルを作成する(ステップS608)。また、スレーブカメラ107、108は、それぞれ新規フォルダ「IMG101」、「IMG811」に、マスターカメラ109から受信した新規フォルダの番号「124」と末尾「1」から始まる連番とを含むファイル名で「124_0001.JPG」、「124_0002.JPG」・・・と画像ファイルを作成する(ステップS617)。
連動撮影のためのネットワーク接続処理を終了すると、マスターカメラ109は、新規フォルダ名を決定する(ステップS601)。マスターカメラ109は、現在の最大の番号を有するフォルダである「IMG123」の番号をインクリメントして「IMG124」とする(ステップS601)。そして、マスターカメラ109は、スレーブカメラ107、108に新規フォルダ作成通知と新規フォルダの番号「124」を通知する(ステップS602)。
スレーブカメラ107、108は、前記通知を受信し、受信完了をマスターカメラ109に通知する(ステップ613)。そして、スレーブカメラ107、108は、それぞれ新規フォルダ「IMG101」、「IMG811」を作成する(ステップS614)。それぞれ、既存のフォルダの最大番号をインクリメントしたフォルダ名である。
新規フォルダ作成後、連動撮影が行われると、マスターカメラ109は、新規フォルダ「IMG124」に、末尾「1」から始まる連番を含むファイル名で「IMG_0001.JPG」、「IMG_0002.JPG」・・・と画像ファイルを作成する(ステップS608)。また、スレーブカメラ107、108は、それぞれ新規フォルダ「IMG101」、「IMG811」に、マスターカメラ109から受信した新規フォルダの番号「124」と末尾「1」から始まる連番とを含むファイル名で「124_0001.JPG」、「124_0002.JPG」・・・と画像ファイルを作成する(ステップS617)。
以上のように、連動撮影したマスターカメラ109の画像ファイルと関連するスレーブカメラ107、108の画像ファイルを見たい場合、マスターカメラ109において連動撮影に利用された新規フォルダの番号を含むファイル名の画像ファイルを探せばよい。これにより、連動撮影で得られた画像の関連を容易に識別することができる。
(第3の実施形態)
以下、第3の実施形態について説明する。なお、カメラ及び連動撮影システムの構成は第1の実施形態と同様であり、以下では、共通部分については説明を省略し、本実施形態に特有の部分を中心に説明する。
第3の実施形態では、連動撮影で生成された画像ファイルが削除された場合の画像ファイルの命名について説明する。
以下、第3の実施形態について説明する。なお、カメラ及び連動撮影システムの構成は第1の実施形態と同様であり、以下では、共通部分については説明を省略し、本実施形態に特有の部分を中心に説明する。
第3の実施形態では、連動撮影で生成された画像ファイルが削除された場合の画像ファイルの命名について説明する。
本実施形態は、第1の実施形態と同様に、連動撮影において新規フォルダの番号を共通のものとする。その結果、図5に示すようなファイル構成が得られる。
連動撮影に使用される新規フォルダは、カメラ107、108、109で共通のIMG811フォルダであり、連動撮影により4枚の画像が撮影されているとする。すなわち、各カメラ107、108、109のファイル構成202、203、201で、それぞれIMG811フォルダ内の「IMG_0001.JPG」から「IMG_0004.JPG」までである。
連動撮影に使用される新規フォルダは、カメラ107、108、109で共通のIMG811フォルダであり、連動撮影により4枚の画像が撮影されているとする。すなわち、各カメラ107、108、109のファイル構成202、203、201で、それぞれIMG811フォルダ内の「IMG_0001.JPG」から「IMG_0004.JPG」までである。
図5に示すように、ユーザがスレーブカメラ107のファイル構成202から画像ファイル「IMG_0004.JPG」501を削除したとする。通常は削除された番号が次の撮影で使用されるので、次の連動撮影で撮影されたファイル名は、マスターカメラ109では「IMG_0005.JPG」、スレーブカメラ107では「IMG_0004.FPG」、スレーブカメラ108では「IMG_0005.JPG」となる。
しかしながら、画像ファイルの番号がずれると、連番を含むファイル名からマスターカメラ109の画像ファイルとスレーブカメラ107、108の画像ファイルとの関連を識別しにくくなる。
そこで、新規フォルダ(IMG811フォルダ)に保存した画像ファイルが削除された場合、その削除された画像ファイルの番号は当該連動撮影中には再利用せず、次の番号を連番の番号としてファイル名に含むようにする。すなわち、図5に示すように、マスターカメラ109、スレーブカメラ107、108の画像ファイルのファイル名はいずれも「IMG_0005.JPG」となる。これにより、マスターカメラ109の画像ファイルとスレーブカメラ107、108の画像ファイルとの関連性を保つ。
なお、連動撮影から抜けた場合は、通常通り削除された連番の番号も使用してファイル名を作成するように切り替える。
そこで、新規フォルダ(IMG811フォルダ)に保存した画像ファイルが削除された場合、その削除された画像ファイルの番号は当該連動撮影中には再利用せず、次の番号を連番の番号としてファイル名に含むようにする。すなわち、図5に示すように、マスターカメラ109、スレーブカメラ107、108の画像ファイルのファイル名はいずれも「IMG_0005.JPG」となる。これにより、マスターカメラ109の画像ファイルとスレーブカメラ107、108の画像ファイルとの関連性を保つ。
なお、連動撮影から抜けた場合は、通常通り削除された連番の番号も使用してファイル名を作成するように切り替える。
(第4の実施形態)
以下、第4の実施形態について説明する。なお、カメラ及び連動撮影システムの構成は第1の実施形態と同様であり、以下では、共通部分については説明を省略し、本実施形態に特有の部分を中心に説明する。
第4の実施形態では、連動撮影中にスレーブカメラ107、108でローカルレリーズを行った場合の画像ファイルの命名について説明する。
以下、第4の実施形態について説明する。なお、カメラ及び連動撮影システムの構成は第1の実施形態と同様であり、以下では、共通部分については説明を省略し、本実施形態に特有の部分を中心に説明する。
第4の実施形態では、連動撮影中にスレーブカメラ107、108でローカルレリーズを行った場合の画像ファイルの命名について説明する。
本実施形態は、第2の実施形態と同様に、連動撮影において、スレーブカメラ107、18で、マスターカメラ109の新規フォルダの番号を含むようにファイル名が与えられるものとする。その結果、図7に示すようなファイル構成が得られる。
連動撮影に使用されるフォルダは、マスターカメラ109ではIMG124フォルダ、スレーブカメラ107ではIMG101フォルダ、スレーブカメラ108ではIMG811フォルダである。連動撮影により、マスターカメラ109では「IMG_0001.JPG」から「IMG_0005.JPG」の画像ファイルがあり、スレーブカメラ107、108ではマスターカメラ109の新規フォルダの番号と連番とを含むファイル名の「124_0001.JPG」から「124_0005.JPG」の画像ファイルがあるとする。
連動撮影に使用されるフォルダは、マスターカメラ109ではIMG124フォルダ、スレーブカメラ107ではIMG101フォルダ、スレーブカメラ108ではIMG811フォルダである。連動撮影により、マスターカメラ109では「IMG_0001.JPG」から「IMG_0005.JPG」の画像ファイルがあり、スレーブカメラ107、108ではマスターカメラ109の新規フォルダの番号と連番とを含むファイル名の「124_0001.JPG」から「124_0005.JPG」の画像ファイルがあるとする。
その後、例えばスレーブカメラ107の撮影釦を押下することでローカルレリーズを行うと、スレーブカメラ107から他のカメラ、ここではマスターカメラ109とスレーブカメラ108に対してローカルレリーズ発生通知を通知する。ローカルレリーズ発生通知を受信したマスターカメラ109とスレーブカメラ108は、連番の番号をレリーズ通知の数だけインクリメントし、次の連動撮影で得られる画像ファイルの連番の番号としてファイル名に使用する。これにより、マスターカメラ109とスレーブカメラ107、108とで連動撮影して作成された画像ファイルに連番を含むファイル名をつけることで容易に関連を識別することができる。
また、ローカル撮影された画像のファイル名は「IMG_0006.JPG」701のように連動撮影モードを抜けたときの通常の画像ファイルの命名規則に沿って作成される。これにより、連動撮影での画像ファイルかローカル撮影での画像ファイルかが目視で見分けることが可能となる。
なお、第1の実施形態と同様に、連動撮影において新規フォルダの番号を共通のものとする場合、例えば連動撮影中にスレーブカメラ107でローカルレリーズを行った場合、スレーブカメラ107は、新規にIMG812というフォルダを作成して画像ファイルを作成するようにしてもよい。マスターカメラ109からの撮影指示による連動撮影においては、IMG811に連番を含むファイル名で画像ファイルを生成して記録する。
(第5の実施形態)
以下、第5の実施形態について説明する。なお、カメラ及び連動撮影システムの構成は第1の実施形態と同様であり、以下では、共通部分については説明を省略し、本実施形態に特有の部分を中心に説明する。
第5の実施形態では、連動撮影でマスターカメラ109とスレーブカメラ107、108とで、単写撮影、連写撮影といったドライブモードが違う場合の画像ファイルの命名について説明する。
以下、第5の実施形態について説明する。なお、カメラ及び連動撮影システムの構成は第1の実施形態と同様であり、以下では、共通部分については説明を省略し、本実施形態に特有の部分を中心に説明する。
第5の実施形態では、連動撮影でマスターカメラ109とスレーブカメラ107、108とで、単写撮影、連写撮影といったドライブモードが違う場合の画像ファイルの命名について説明する。
本実施形態は、第1の実施形態と同様に、連動撮影において新規フォルダの番号を共通のものとする。その結果、図8に示すようなファイル構成が得られる。連動撮影に使用される新規フォルダは、カメラ107、108、109で共通のIMG811フォルダである。
ここで、マスターカメラ109とスレーブカメラ108は単写撮影の設定であり、スレーブカメラ107は連写撮影の設定となっているとする。この場合、マスターカメラ109のシャッタースピードによって、撮影指示を受けたスレーブカメラ107は複数枚の撮影を行うことができる。
マスターカメラ109のファイル構成201の「IMG_0001.JPG」は、マスターカメラ109で単写撮影したときの画像ファイルである。この撮影と連動したスレーブカメラ107の画像ファイルは「IMG_0001.JPG」、「IMG_0001_1.JPG」、「IMG_0001_2.JPG」、「IMG_0001_3.JPG」である。すなわち、マスターカメラ109の一回の撮影で、スレーブカメラ107は4枚の撮影を行った。連動撮影モードでの連写撮影においては、連番を含むファイルの番号の連番はインクリメントせずに、別の番号又は文字列を連写用に割り振る。本実施形態では、サフィックスの番号を付けてファイル名としての連番0001はそのままで、サフィックス_1、_2、_3をつけることでファイルを区別する。
ここで、マスターカメラ109とスレーブカメラ108は単写撮影の設定であり、スレーブカメラ107は連写撮影の設定となっているとする。この場合、マスターカメラ109のシャッタースピードによって、撮影指示を受けたスレーブカメラ107は複数枚の撮影を行うことができる。
マスターカメラ109のファイル構成201の「IMG_0001.JPG」は、マスターカメラ109で単写撮影したときの画像ファイルである。この撮影と連動したスレーブカメラ107の画像ファイルは「IMG_0001.JPG」、「IMG_0001_1.JPG」、「IMG_0001_2.JPG」、「IMG_0001_3.JPG」である。すなわち、マスターカメラ109の一回の撮影で、スレーブカメラ107は4枚の撮影を行った。連動撮影モードでの連写撮影においては、連番を含むファイルの番号の連番はインクリメントせずに、別の番号又は文字列を連写用に割り振る。本実施形態では、サフィックスの番号を付けてファイル名としての連番0001はそのままで、サフィックス_1、_2、_3をつけることでファイルを区別する。
次に、マスターカメラ109で撮影をした場合、スレーブカメラ107の連番を含むファイル名の番号は0002を使用する。これにより、マスターカメラ109、スレーブカメラ107、108のファイル名はIMG_0002.JPGとなり、連動撮影した画像ファイルの関連が保たれる。
図9にスレーブカメラ107の背面を示す。表示部104に画像を表示している。画像901は太枠になっており、この画像には連写した別の画像があることを示している。この表示は色を変えてもアイコン等でも良い。
画像901にフォーカスをし、所定の釦907を押下すると、連写した関連ファイルを表示する画面に遷移し、画像902、903、904、905を表示する。画像901が「IMG_0001.JPG」、画像901を指定して関連する画像ファイルを表示したときの画像902が「IMG_0001.JPG」、画像903が「IMG_0001_1.JPG」、画像904が「IMG_0001_2.JPG」、画像905が「IMG_0001_3.JPG」となる。
画像901にフォーカスをし、所定の釦907を押下すると、連写した関連ファイルを表示する画面に遷移し、画像902、903、904、905を表示する。画像901が「IMG_0001.JPG」、画像901を指定して関連する画像ファイルを表示したときの画像902が「IMG_0001.JPG」、画像903が「IMG_0001_1.JPG」、画像904が「IMG_0001_2.JPG」、画像905が「IMG_0001_3.JPG」となる。
以上のように、単写撮影、連写撮影といったドライブモードが異なる連動撮影においても、連番を含むファイル名で画像ファイルを命名することで、連動撮影されたマスターカメラ109の画像ファイルとスレーブカメラ107、108の画像ファイルの関連をユーザが容易に識別することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。すなわち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。すなわち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
Claims (14)
- 複数の撮像装置が連動して撮影を行う連動撮影の際にマスターとなる撮像装置であって、
連動撮影のためのネットワークを確立した後、スレーブとなる撮像装置に新規フォルダ作成通知を行うとともに、当該連動撮影で撮影される画像ファイルを保存するための新規フォルダを作成することを特徴とする撮像装置。 - 前記スレーブとなる撮像装置からフォルダ情報を受信し、その受信したフォルダ情報と自身のフォルダ情報とに基づいて前記新規フォルダのフォルダ名を決定し、そのフォルダ名を前記スレーブとなる撮像装置に通知することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 前記新規フォルダのフォルダ名を通常撮影のときと同じルールで決定し、そのフォルダ名を前記スレーブとなる撮像装置に通知することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 複数の撮像装置が連動して撮影を行う連動撮影の際にスレーブとなる撮像装置であって、
連動撮影のためのネットワークを確立した後、マスターとなる撮像装置から新規フォルダ作成通知を受信し、当該連動撮影で撮影される画像ファイルを保存するための新規フォルダを作成することを特徴とする撮像装置。 - 前記マスターとなる撮像装置に自身のフォルダ情報を送信し、その後に前記マスターとなる撮像装置から通知されるフォルダ名を、前記新規フォルダのフォルダ名とすることを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
- 前記新規フォルダのフォルダ名を通常撮影のときと同じルールで決定し、前記新規フォルダに保存する当該連動撮影で撮影された画像ファイルのファイル名に、前記マスターとなる撮像装置から通知されたフォルダ名を含めることを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
- 前記新規フォルダに保存する画像ファイルのファイル名に、当該連動撮影中の一回の撮影ごとに変わる番号を含めることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記新規フォルダに保存した画像ファイルが削除された場合、その削除された画像ファイルの番号は当該連動撮影中には再利用しないことを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
- 当該連動撮影中の一回の撮影で複数の画像ファイルを生成する場合、前記複数の画像ファイルのファイル名に前記番号を含めるとともに、前記番号は変えずに別の番号又は文字列を含めることを特徴とする請求項7又は8に記載の撮像装置。
- 複数の撮像装置が連動して撮影を行う撮影システムであって、
連動撮影のためのネットワークを確立した後、複数の撮像装置の中のマスターとなる撮像装置がスレーブとなる撮像装置に新規フォルダ作成通知を行い、前記マスターとなる撮像装置及び前記スレーブとなる撮像装置が、当該連動撮影で撮影される画像ファイルを保存するための新規フォルダを作成することを特徴とする撮影システム。 - 複数の撮像装置が連動して撮影を行う連動撮影の際にマスターとなる撮像装置の制御方法であって、
連動撮影のためのネットワークを確立した後、スレーブとなる撮像装置に新規フォルダ作成通知を行うとともに、当該連動撮影で撮影される画像ファイルを保存するための新規フォルダを作成するステップを有することを特徴とする撮像装置の制御方法。 - 複数の撮像装置が連動して撮影を行う連動撮影の際にスレーブとなる撮像装置の制御方法であって、
連動撮影のためのネットワークを確立した後、マスターとなる撮像装置から新規フォルダ作成通知を受信して、当該連動撮影で撮影される画像ファイルを保存するための新規フォルダを作成するステップを有することを特徴とする撮像装置の制御方法。 - 複数の撮像装置が連動して撮影を行う連動撮影の際にマスターとなる撮像装置を制御するためのプログラムであって、
連動撮影のためのネットワークを確立した後、スレーブとなる撮像装置に新規フォルダ作成通知を行うとともに、当該連動撮影で撮影される画像ファイルを保存するための新規フォルダを作成する処理をコンピュータに実行させるためのプログラム。 - 複数の撮像装置が連動して撮影を行う連動撮影の際にスレーブとなる撮像装置を制御するためのプログラムであって、
連動撮影のためのネットワークを確立した後、マスターとなる撮像装置から新規フォルダ作成通知を受信して、当該連動撮影で撮影される画像ファイルを保存するための新規フォルダを作成する処理をコンピュータに実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012087650A JP2013219506A (ja) | 2012-04-06 | 2012-04-06 | 撮像装置、その制御方法及びプログラム |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012087650A JP2013219506A (ja) | 2012-04-06 | 2012-04-06 | 撮像装置、その制御方法及びプログラム |
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ID=49591166
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JP2012087650A Pending JP2013219506A (ja) | 2012-04-06 | 2012-04-06 | 撮像装置、その制御方法及びプログラム |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2013219506A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20160088210A1 (en) * | 2014-09-24 | 2016-03-24 | Casio Computer Co., Ltd. | Photographing control apparatus that controls synchronous photographing by plurality of image capture apparatus |
JP2016066900A (ja) * | 2014-09-24 | 2016-04-28 | カシオ計算機株式会社 | 撮影制御装置、撮影制御方法及びプログラム |
JP7483394B2 (ja) | 2020-02-03 | 2024-05-15 | キヤノン株式会社 | 通信装置、通信装置の制御方法、及びプログラム |
-
2012
- 2012-04-06 JP JP2012087650A patent/JP2013219506A/ja active Pending
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