JP2013218124A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013218124A
JP2013218124A JP2012088869A JP2012088869A JP2013218124A JP 2013218124 A JP2013218124 A JP 2013218124A JP 2012088869 A JP2012088869 A JP 2012088869A JP 2012088869 A JP2012088869 A JP 2012088869A JP 2013218124 A JP2013218124 A JP 2013218124A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulating film
terminal
ito
liquid crystal
display device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012088869A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5951329B2 (ja
Inventor
Yukihiro Nagami
幸弘 長三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Display Inc
Original Assignee
Japan Display Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Display Inc filed Critical Japan Display Inc
Priority to JP2012088869A priority Critical patent/JP5951329B2/ja
Priority to US13/849,566 priority patent/US9595641B2/en
Publication of JP2013218124A publication Critical patent/JP2013218124A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5951329B2 publication Critical patent/JP5951329B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L33/00Semiconductor devices with at least one potential-jump barrier or surface barrier specially adapted for light emission; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof
    • H01L33/36Semiconductor devices with at least one potential-jump barrier or surface barrier specially adapted for light emission; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof characterised by the electrodes
    • H01L33/40Materials therefor
    • H01L33/42Transparent materials
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/13Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
    • G02F1/133Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
    • G02F1/1333Constructional arrangements; Manufacturing methods
    • G02F1/1345Conductors connecting electrodes to cell terminals
    • G02F1/13458Terminal pads

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)

Abstract

【課題】IPS方式の液晶表示装置において、端子部に導電粒子によって傷が発生することに起因して端子部金属が腐食することを防止する。
【解決手段】端子金属1012の上に、第1の絶縁膜102と第2の絶縁膜106が形成され、第1の絶縁膜102と第2の絶縁膜106にコンタクトホール121が形成され、コンタクトホール121と第2の絶縁膜106の上に第1のITO1081が形成された端子を有し、導電粒子170を有するASCを介して他の回路と接続する液晶表示装置であって、コンタクトホール121の内部に第1の絶縁膜102の上に第2のITO1101が積層され、この上に第1のITO1081が積層された領域を有し、コンタクトホール121における端子金属1012と第1のITO1081とが接触する部分の幅sは、導電粒子170の径をdとした場合、s<dであることを特徴とする液晶表示装置。
【選択図】図4

Description

本発明は,液晶表示装置に係り,特に端子部の接続の信頼性を向上させた液晶表示装置に関する。
液晶表示装置では画素電極および薄膜トランジスタ(TFT)等がマトリクス状に形成されたTFT基板と、TFT基板に対向して、TFT基板の画素電極と対応する場所にブラックマトリクスあるいはオーバーコート膜等が形成された対向基板が設置され、TFT基板と対向基板の間に液晶が挟持されている。そして液晶分子による光の透過率を画素毎に制御することによって画像を形成している。
液晶表示装置はフラットで軽量であることから、TV等の大型表示装置から、携帯電話やDSC(Digital Still Camera)等、色々な分野で用途が広がっている。一方、液晶表示装置では視野角特性が問題である。視野角特性は、画面を正面から見た場合と、斜め方向から見た場合に、輝度が変化したり、色度が変化したりする現象である。視野角特性は、液晶分子を水平方向の電界によって動作させるIPS(In Plane Switching)方式が優れた特性を有している。
TFT基板と対向基板で形成される液晶表示パネルには、TFT基板に形成された端子部から走査信号、映像信号、コモン電圧等が供給される。端子部には、走査線、映像信号、コモン配線等と接続する引き出し線が延在しているが、これらの配線は金属によって形成されている。これらの配線は、ゲート絶縁膜、無機パッシベーション膜等によって保護されているが、端子部においては、フレキシブル配線基板等と接続するために、コンタクトホールが形成され、金属膜が露出する。
金属膜は、水分等によって腐食したり、酸素によって酸化して絶縁物になったりするので、これを防止するために、導電性金属酸化物であるITO(Indium Tin Oxide)等によって覆って、金属を保護している。
しかし、製造条件あるいは使用条件によっては、ITOと金属膜間の抵抗が大きくなり、導通不良を起こしうる。「特許文献1」には、端子金属とフレキシブル配線基板等の外部端子との接続部分にITOを使用せず、酸化シリコンあるいは窒化シリコン等の絶縁膜を金属端子の上に形成し、この絶縁膜に複数のコンタクトホールを形成して、外部端子との接続を取る構成が記載されている。そして、「特許文献1」では、端子部とフレキシブル配線基板等の接続は、ASC(Anisotropic Conductive Film)を用いて、これを熱圧着することで接続している。
特開2004−361443号公報
表示領域からの引き出し線によって延在した金属配線が端子部となる部分は、ゲート絶縁膜、無機パッシベーション膜等の絶縁膜が除去されてコンタクトホールが形成されている。端子部の金属膜を保護するために、端子部の金属を、ITO等の金属酸化物導電膜によって覆っている。この金属酸化物に傷やクラックが発生すると、この部分から水分や酸素が侵入して金属膜を腐食させたり、酸化させたりする。
「特許文献1」では、ITOと金属膜との間に形成される絶縁性の不純物によって接続不良が生ずることを防止するために、絶縁膜に複数のコンタクトホールを形成することによって接続を確保する構成が記載されている。この構成は、端子部の絶縁膜に複数のコンタクトホールを形成したあと、直ちに、フレキシブル配線基板等の外部回路と接続する場合はよいが、コンタクトホール形成後、外部回路との接続までに長時間かかると、コンタクトホール部分において、露出した金属膜が酸化あるいは腐食するという問題が生ずる。
一方、従来のように、端子部の金属膜の上をITO等によって覆う場合は、ITO等に欠陥があって、水分や酸素が下層の金属膜まで浸入すると金属膜が腐食したり酸化したりして、端子部の抵抗が大きくなるという問題を生ずる。
端子部と、フレキシブル配線基板等の外部回路との接続は、ASCを端子とフレキシブル配線基板等の外部端子との間に挟み、熱圧着によって接続する方法が取られる。ASCは、樹脂フィルムと樹脂フィルム中に分散された3μm〜5μmの導電粒子によって構成されている。ASCを端子と外部回路の端子との間で熱圧着すると、導電粒子が端子と外部端子を接続することになる。
導電粒子は、プラスチック粒子に金属メッキが施されたものである。熱圧着するときに、この導電粒子が端子部に熱とともに押し付けられるので、端子部のITO、および、その下の金属膜に傷を生じさせやすい。ITOおよび金属膜に傷が発生するとこの部分において、金属膜等が腐食あるいは酸化して導通不良を引き起こす。このような問題は、フレキシブル配線基板等の外部端子と接続する部分のみでなく、ドライバIC等と接続する端子部についても同様である。
図14は、従来例における端子構造と端子配列を示す平面図である。図14は、端子配置がいわゆる千鳥状になっている。このような端子配置は、ICドライバと接続する端子に多く用いられる。図14において、表示領域からゲート線引出し線1011が延在し、このゲート線引出し線1101が端子部120において広がって、端子金属1102を形成している。
端子金属1102の上において、ゲート絶縁膜あるいは無機パッシベーション膜等による保護用絶縁膜に対してコンタクトホール121が形成されている。コンタクトホール121およびその周辺部を覆って、端子金属1012を外部雰囲気から保護するために、コモン電極等と同時に形成されるITO1081が形成されている。
図15は図14のD−D断面図である。図15において、TFT基板の上にゲート線引出し線1011が広くなった端子金属1012存在している。ゲート線引出し線1011はSiOあるいはSiN等によって形成されるゲート絶縁膜102および、SiN等によって形成される無機パッシベーション膜106によって保護されているが、端子部120においては導通をとるために、これらの絶縁膜は除去されてコンタクトホール121が形成されている。コンタクトホール121およびその周辺部は、ITO1081によっておおわれている。
図15において、端子120とIC等の外部回路とはASCによって接続されている。図15においては、ASCの樹脂フィルムは省略され、導電粒子170のみが記載されている。また、IC側の端子も省略されている。図15において、端子金属1012の上に形成されたITO1081とは、導電粒子170がコンタクトホール121内に存在して導通を取っている。導電粒子170は、熱圧着によって樹脂とともに、端子部120に接着するが、圧着した時に、導電粒子170によってITO1081あるいは端子金属1012に傷が発生する場合が多い。このような傷が発生すると、端子金属1012が水分によって腐食されたり、酸素によって酸化されて導通不良になったりする場合がある。
このような現象は、接続の信頼性を損ねる。本発明の課題は、上記のようなASCを用いて端子部を外部回路と接続する場合に、ITOあるいは、端子金属に傷が発生して導通不良を引き起こす現象を防止し、信頼性の高い液晶表示装置を実現することである。
本発明は上記課題を克服するものであり、具体的な手段のうち主なものは次のとおりである。
(1)TFTと画素電極がマトリクス状に形成された表示領域と端子領域を有するTFT基板の端子領域に形成された端子部金属の上に、第1の絶縁膜と第2の絶縁膜が形成され、前記第1の絶縁膜と前記第2の絶縁膜にコンタクトホールが形成され、前記コンタクトホールと前記第2の絶縁膜の上に第1のITOが形成された端子を有し、導電粒子を有するASCを介して他の回路と接続する液晶表示装置であって、前記コンタクトホールの内部に前記第1の絶縁膜の上に第2のITOが積層され、この上に第1のITOが積層された領域を有し、前記コンタクトホールにおける前記端子部金属と前記第1のITOとが接触する部分の幅sは、前記導電粒子の径をdとした場合、s<dであることを特徴とする液晶表示装置。
(2)TFTと画素電極がマトリクス状に形成された表示領域と端子領域を有するTFT基板の端子領域に形成された端子部金属の上に、第1の絶縁膜と第2の絶縁膜と第3の絶縁膜が形成され、前記第1の絶縁膜と前記第2と前記第3の絶縁膜にコンタクトホールが形成され、前記コンタクトホールと前記第3の絶縁膜の上に第1のITOが形成された端子を有し、導電粒子を有するASCを介して他の回路と接続する液晶表示装置であって、前記コンタクトホールの内部に前記第1の絶縁膜、前記第2の絶縁膜、第2のITOがこの順で積層され、前記第2のITOの上に第1のITOが積層された領域を有し、前記コンタクトホールにおける前記端子部金属と前記第1のITOとが接触する部分の幅sは、前記導電粒子の径をdとした場合、s<dであることを特徴とする液晶表示装置。
(3)TFTと画素電極がマトリクス状に形成された表示領域と端子領域を有するTFT基板の端子領域において、第1の絶縁膜の上に端子部金属が形成され、前記端子部金属の上に第2の絶縁膜と第3の絶縁膜が形成され、前記第2の絶縁膜と前記第3の絶縁膜にコンタクトホールが形成され、前記コンタクトホールと前記第3の絶縁膜の上に第1のITOが形成された端子を有し、導電粒子を有するASCを介して他の回路と接続する液晶表示装置であって、前記コンタクトホールの内部に前記第2の絶縁膜の上に第2のITOが積層され、この上に第1のITOが積層された領域を有し、前記コンタクトホールにおける前記端子部金属と前記第1のITOとが接触する部分の幅sは、前記導電粒子の径をdとした場合、s<dであることを特徴とする液晶表示装置。
本発明によれば、端子部の金属と直接接着する部分のITOに、ASCの導電粒子による傷が発生しないので、端子部の金属が腐食したり酸化したりする現象を防止することが出来る。したがって端子部の導通を安定して確保することが出来、信頼性の高い液晶表示装置を実現することが出来る。
本発明が適用される液晶表示装置の平面図である。 実施例1の表示領域の断面図である。 実施例1の第1の形態による端子部の平面図である。 図3のA−A断面図である。 実施例1の第2の形態による端子部の平面図である。 図5のB−B断面図である。 実施例1の第3の形態による端子部の平面図である。 図7のC−C断面図である。 実施例2の表示領域の断面図である。 実施例2の第1の形態による端子部の平面図である。 実施例2の第2の形態による端子部の平面図である。 実施例2の第3の形態による端子部の平面図である。 実施例2の第4の形態による端子部の平面図である。 従来例による端子部の平面図である。 図14のD−D断面図である。
以下に実施例を用いて本発明の内容を詳細に説明する。
図1は本発明が適用される液晶表示装置の例である。図1は例えば、携帯電話等に使用される液晶表示装置である。図1における表示領域160において、TFTや画素電極を有する画素がマトリクス状に形成されたTFT基板100にシール材150を介してカラーフィルタ等を有する対向基板200が接着している。TFT基板100と対向電極200との間には、図示しない液晶層が挟持されている。
TFT基板100は対向基板200よりも大きく形成されており、TFT基板100が1枚となっている部分は、ドライバIC等を接続するIC用端子120、外部回路と接続するフレキシブル配線基板端子130等が形成される端子領域となっている。ICドライバ用端子120もフレキシブル配線基板用端子130も同様な問題点をもっており、同様な手段によって課題を解決することが出来る。以後、ICドライバ用端子120を例にとって説明するが、フレキシブル配線基板用端子130についても同様に適用することが出来る。以後の説明では、ICドライバ用端子120を単に端子と呼ぶ。
図2は本実施例が適用される、いわゆるIPS−LITEと呼ばれる液晶表示装置の断面図である。図2において、ガラスで形成されたTFT基板100の上にゲート電極101が形成されている。ゲート電極101は、電気抵抗を小さくするために、2層構造になっている。下層はAlを主体とする合金であり、上層はMoを主体とした合金である。Alを主体とする合金はAl成分が90%以上を占め、Moを主体とする合金とは、Moが90%以上を占める合金である。本実施例では、下層はAlCuであり、上層はMoCrである。成分は、例えば、AlCuにおいてCuが0.5%、MoCrにおいてCrが2.5%である。この他の、下層を形成するAl合金としてはAlNd、上層を構成する金属としては、MoW等がある。
ゲート電極101と同じ材料は、ゲート線引出し線1011および端子金属1012として使用される。端子金属1012を構成するAlCuもAlNdも水分によって腐食する。したがって、端子部120において、保護するITOに傷やクラックがあるとその部分からAl合金が腐食することになる。
ゲート電極101の上にはゲート絶縁膜102が形成されている。ゲート絶縁膜102の上にはa−Siによる半導体層103が形成され、半導体層103の上にはドレイン電極104およびソース電極105が形成されている。ドレイン電極104とソース電極105の間にチャンネル部が形成されており、これによってTFTが形成される。このタイプのTFTは、ゲート電極101が半導体層103の下側にあるので、ボトムゲートタイプのTFTと呼ばれている。ソース電極105は画素電極110の領域に延在し、透明電極であるITOによって形成された画素電極110と接続する。図2において画素電極110は平面ベタで形成されている。
図2において、画素電極110と画素電極110の間にはドレイン電極104と同時に形成される映像信号線104が存在している。映像信号線104、ドレイン電極104、ソース電極105、および、図示しないドレイン線引出し線は同じ工程で同時に形成される。なお、ドレイン線引出し線は、表示領域内の映像信号線104またはドレイン線104を端子と接続する配線である。ドレイン電極104、ドレイン線引出し線等は、MoCr、MoW、Al合金等で形成される。映像信号線104等の抵抗を小さくする必要がある場合は、Al合金が使用される。
TFT、画素電極110等を覆って無機パッシベーション膜106が形成されている。無機パッシベーション膜106の上には、スリット112を有するコモン電極108が形成されている。コモン電極108は、ITOによって全面ベタで形成され、画素電極110と対向する部分にはスリット112が形成されている。画素電極110にTFTを介して映像信号が印加されると、コモン電極108との間にスリット112を通して電気力線が発生し、液晶分子301を回転させて、液晶層300の透過率を変化させ、画像を形成する。図1におけるTはTFT領域、Sはソース電極領域、Pは画素電極領域、Dは映像信号線領域である。
図2において、液晶層300を挟み、TFT基板100と対向して対向基板200が配置している、対向基板200には、カラーフィルタ201あるいはブラックマトリクス202が形成され、その上にオーバーコート膜203が形成れている。オーバーコート膜203の上には配向膜113が形成されている。図2はIPSなので、対向基板200の内側には電極は形成されていない。
図3は、本発明の第1の実施例の第1の形態を示す端子部の平面図である。図3において、端子120はいわゆる千鳥状に配置している。端子120には、表示領域からゲート線引出し線1011が延在し、端子部において幅が広くなって端子金属1012を形成している。端子部全体は、コモン電極108と同じ工程によって形成されたITO1081によって覆われている。
端子金属1012の多くの部分もゲート絶縁膜102および無機パッシベーション膜106からなる保護膜によって覆われている。端子部の1部にはコンタクトホール121が形成され、この部分でICと接続する。コンタクトホール121の内側には、ゲート絶縁膜102、画素電極110と同時に形成された画素電極ITO1101、コモン電極と同時に形成されたコモン電極ITO1081が積層された島状領域が形成されている。これが、本発明の特徴である。
図4は図3のA−A断面図である。図3において、TFT基板100の上には、表示領域から延在してきたゲート線引出し線1011が広がって端子金属1012が形成されている。端子金属1012の上にはゲート絶縁膜102と無機パッシベーション膜106が積層して形成されている。無機パッシベーション膜106とゲート絶縁膜102を一括エッチングしてコンタクトホール121を形成している。その上を端子部全体にコモン電極108と同時に形成されたコモン電極ITO1081が覆っている。
図4において、コンタクトホール121の中央部には、ゲート絶縁膜102、画素電極ITO1101が積層され、その上にコモン電極ITO1081が形成されている。このような構造とするプロセスは次のとおりである。すなわち、ゲート絶縁膜102を形成し、その上にITOによって画素電極110を形成するときに、この画素電極ITO1101を端子部のゲート絶縁膜102の上に一部残す。その後、無機パッシベーション膜106を形成し、さらに、端子部のコンタクトホール121を形成するために、無機パッシベーション膜106とゲート絶縁膜102を一括エッチングする。この時、画素電極ITO1101が残った部分は、これがレジストとなって、画素電極ITO1101の下のゲート絶縁膜102はエッチングされずに島状に残る。
そうすると、このコモン電極ITO1081が実際に端子金属1012と接続する部分は、図4に示す幅sの領域のみとなる。この幅sの領域は、図3に示すように、島状領域を囲むように形成されている。このような端子部に対してASCによってICを接続する場合は、樹脂中に分散させた導電粒子170によって導通が取られる。この導電粒子170の径dをコンタクトホール121の下部の幅sよりも大きくすることによって、導電粒子70がコンタクトホール121の底面に接触することを防止することが出来る。
図4のような構成であれば、導電粒子170が端子金属1012とコモン電極ITO108との積層部分を押すということは無いので、この部分における端子金属1012とITO1081の傷あるいはクラックを防止することが出来る。コンタクトホール121の底面において、このような傷あるいはクラックを防止することが出来れば、端子金属1012の腐食あるいは酸化を防止することが出来、端子部120における電気的接続は安定して確保することが出来る。因みに、導電粒子170の径は3〜5μmであるから、コンタクトホール121の底部の径sはこれよりも小さくする必要がある。
図4において、導電粒子170は、コンタクトホール121にも存在するし、ゲート絶縁膜102と無機パッシベーション膜106の積層膜上にも存在する。いずれの箇所においてもASCによるICとの導通を確保するこことが出来る。ただし、端子部120においては、導電粒子170は、端子金属1012とコモン電極ITO1081とが直接積層した部分には接触していない。
図5および図6は本実施例の第2の形態を示す図であり、図5はその平面図、図6はその断面図である。図5において、端子部120には、島状の領域を有するコンタクトホール121が2個形成されている他は、第1の形態を示す図3と同様である。図5において、内部に島状の領域を有するコンタクトホール121が縦方向に並列して2個形成されている。各々のコンタクトホール121の働きは同じである。
図6は、図5のB−B断面図である。図5において、中央に島状部分を有するコンタクトホール121が2個並列して形成されている。島状部分は、図4と同様、ゲート絶縁膜102の上に画素電極ITO1101が形成された部分である。形成方法は、実施形態1で説明したのと同様であるが、画素電極ITO1101を端子部120に2箇所形成する点が異なるだけである。したがって、図4の構成とは、画素電極110を形成するときのフォトマスクが異なるだけでプロセスは同じである。
図6において、導電粒子170がコンタクトホール121の部分に存在している状態が示されている。コンタクトホール121の底面の径sは導電粒子170の径dよりも小さいので、導電粒子170がコンタクトホール121の底面と接触することはない。したがって、導電粒子170が、コンタクトホール121の底面において、コモン電極ITO1081と端子金属1012が積層された部分においてITO1081あるいは端子金属1012を傷つけたり、クラックを生じさせたりすることは無い。
本実施形態は、コンタクトホール121が2箇所に形成されているので、端子部120における接触抵抗を小さくすることが出来るという特徴がある。図5および図6は、コンタクトホール121が2箇所に形成されている例であるが、端子部120の大きさによっては、2個以上の複数個コンタクトホール121を形成することも出来る。
図7および図8は本実施例の第3の形態を示す図であり、図7はその平面図、図8はその断面図である。図7において、端子部120には、島状の領域を有するコンタクトホール121が1個形成されていることは、第1の形態と同様であるが、実施形態1を示す図3と比較してコンタクトホール121の径が大きく、かつ、内部に形成された島状領域も大きい。その他の構成は図3と同様でありコンタクトホール121の働きも同様である。
図8は、図7のC−C断面図である。図8において、中央に縦長の島状部分を有する縦長のコンタクトホール121が形成されている。島状部分は、図4と同様、ゲート絶縁膜102の上に画素電極ITO1101が形成された部分である。形成方法は、実施形態1で説明したのと同様である。
図8において、導電粒子170がコンタクトホール121の部分に存在している状態が示されている。コンタクトホール121の底面の径sは導電粒子170の径dよりも小さいので、導電粒子170がコンタクトホール121の底面と接触することはない。したがって、導電粒子170が、コンタクトホール121の底面において、コモン電極ITO1081と端子金属1012が積層された部分におけるITO1081あるいは端子金属1012を傷つけたり、クラックを生じさせたりすることは無い。
本実施形態は、図7に示すように、縦長の島状領域を囲むコンタクトホール121の長さが図3に示す実施例形態1の場合よりも大きいので、端子部における接触抵抗を小さくすることが出来るという特徴がある。
実施例1は、いわゆるIPS−LITEと呼ばれるIPS方式の液晶表示装置の端子部に対して本発明を適用した例である。本発明は、IPS−LITE方式の液晶表示装置にのみ適用できるのではなく、他のIPS方式、例えば、IPSPROと呼ばれる液晶表示装置に対しても適用することが出来る。図9はIPSPROと呼ばれるIPS方式液晶表示装置の表示領域の断面図である。
図9の構造は、簡単に言えば、平面ベタで形成されたコモン電極108の上に絶縁膜109を挟んで櫛歯状の画素電極110が形成されている。そして、画素電極110とコモン電極108の間の電圧によって液晶分子301を回転させることによって画素毎に液晶層300の光の透過率を制御することにより画像を形成するものである。
図9において、ガラスで形成されたTFT基板100の上に、ゲート電極101が形成されている。ゲート電極101は走査線、ゲート線引出し線1011あるいは端子金属1012と同時に形成されている。ゲート電極101はAl合金層の上にキャップ層であるMo合金が積層されている。Al合金層としては、AlNd合金あるいはAlCu合金等が使用され、Mo合金としては、MoCrあるいはMoW等が使用される。ゲート電極101は、TFT基板の端部付近にまで延在し、ゲート線引出し線1011あるいは端子金属1012を形成する。
ゲート電極101を覆ってゲート絶縁膜102がSiNによって形成されている。ゲート絶縁膜102は端子部を保護するために、シール部の外側にまで形成されている。ゲート絶縁膜102の上に、ゲート電極101と対向する位置に半導体層103がa−Si膜によって形成されている。a−Si膜はTFTのチャネル部を形成するが、チャネル部を挟んでa−Si膜上にドレイン電極104とソース電極105が形成される。
ドレイン電極104は映像信号線が兼用し、ソース電極105は画素電極110と接続される。ドレイン電極104もソース電極105も同層で同時に形成される。図9において、ドレイン電極104あるいはソース電極105は単層で描かれているが、本実施例では、Al合金層を挟んで、上層にキャップ層、下層にベース層を有する3層構造である。なお、ドレイン電極104、ソース電極105あるいは映像信号線等はAl合金層とキャップ層の2層構造の場合がある。あるいは、映像信号線等は1層の場合もあり、この場合は、例えば、MoCr合金、MoW合金等が使用される。
映像信号線等は、シール部を経てTFT基板100の端部付近まで延在してドレイン層引出し線および端子金属を形成する場合がある。この場合の端子はドレイン端子という。
TFTを覆って無機パッシベーション膜106がSiNによって形成される。無機パッシベーション膜106はTFTの、特にチャネル部を不純物401から保護する。無機パッシベーション膜106は端子部120を保護するために、シール部の外側にまで延在し、引出し線1041および端子金属1012等を保護する。
無機パッシベーション膜106の上には有機パッシベーション膜107が形成される。有機パッシベーション膜107はTFTの保護と同時に表面を平坦化する役割も有するので、厚く形成される。厚さは1μmから4μmである。有機パッシベーション膜は感光性樹脂で形成され、レジストを用いずに、パターニングすることが出来る。
有機パッシベーション膜107の上にはコモン電極108が形成される。コモン電極108は透明導電膜であるITOを表示領域全体にスパッタリングすることによって形成される。コモン電極108を全面にスパッタリングによって形成した後、画素電極110とソース電極105を導通するためのスルーホール111部だけはコモン電極108をエッチングによって除去する。
コモン電極108を覆って層間絶縁膜109がSiNによって形成される。層間絶縁膜109が形成された後、エッチングによってスルーホール111を形成する。この層間絶縁膜109をレジストにして無機パッシベーション膜106をエッチングしてスルーホール111を形成する。その後、層間絶縁膜109およびスルーホール111を覆って画素電極110となるITOをスパッタリングによって形成する。スパッタリングしたITOをパターニングして画素電極110を形成する。画素電極110となるITOはスルーホール111にも被着される。スルーホール111において、TFTから延在してきたソース電極105と画素電極110が導通し、映像信号が画素電極110に供給されることになる。
画素電極110の上には液晶分子301を配向させるための配向膜113が形成されている。図9において、液晶層300を挟んで対向基板200が設置されている。対向基板200の内側には、カラー表示するためのカラーフィルタ201が形成され、カラーフィルタ201とカラーフィルタ201の間にはブラックマトリクス202が形成されている。ブラックマトリクス202はコントラストを向上させるためであるが、TFTに対する遮光膜としての役割も有している。カラーフィルタ201およびブラックマトリクス202を覆ってオーバーコート膜203が形成されている。オーバーコート膜203は表面の凹凸を緩和させるためである。オーバーコート膜203の上には、液晶の初期配向を決めるための配向膜113が形成されている。
以上で説明した構成とは逆に、IPSでは、平面ベタで形成された画素電極110の上に層間絶縁膜109を挟んで櫛歯状のコモン電極108が形成されている構成の場合もある。この場合も端子部に形成されるITOは同様であり、名前が異なるだけであるので、以下の説明は、図9で説明した構造を基に行う。
図10は、本実施例における第1の実施形態を示す断面図である。本実施例における第1の形態を示す端子部の平面図は図3と同様である。図10は図3のA−A断面に相当する本実施形態による断面図である。図10において、TFT基板100の上にゲート線引出し線1011の幅が広がった端子金属1012が形成され、その上にゲート絶縁膜102、その上に無機パッシベーション膜106、その上に層間絶縁膜109が積層されている。図9に示す有機パッシベーション膜107は形成されていない。有機パッシベーション膜107は、図1におけるシール材150の内部にのみ形成されている。
図10において、層間絶縁膜109、無機パッシベーション膜106、ゲート絶縁膜102を一括エッチングしてコンタクトホール121を形成している。その上の端子部全体を画素電極と同時に形成された画素電極ITO1101が覆っている。図10において、コンタクトホール121の中央部には、ゲート絶縁膜102、無機パッシベーション膜106、コモン電極ITO1081が積層された島状領域が形成され、その上に画素電極ITO1101が形成されている。
このような構造とするプロセスは次のとおりである。すなわち、図9に示す表示領域と同様、ゲート絶縁膜102および無機パッシベーション膜106を積層して形成する。その後、表示領域において形成される有機パッシベーション膜107はシール材150の外側では除去する。その後、ITOによってコモン電極108を形成するときに、このコモン電極ITO1081を端子部の無機パッシベーション膜106の上に一部残す。
その後、端子部のコンタクトホール121を形成するために、層間絶縁膜109、無機パッシベーション膜106、ゲート絶縁膜102を一括エッチングする。この時、コモン電極ITO1081が残った部分は、これがレジストとなって、コモン電極ITO1081の下の無機パッシベーション膜106とゲート絶縁膜102はエッチングされずに島状に残る。
そうすると、画素電極ITO1101が実際に端子金属1012と接続する部分は、図10に示す幅sの領域のみとなる。この幅sの領域は、図3に示すように、島状領域を囲むように形成されている。このような端子部に対してASCによってICを接続する場合は、樹脂中に分散させた導電粒子170によって導通が取られる。この導電粒子170の径dをスルーホール121の下部の幅sよりも大きくすることによって、導電粒子170がスルーホール121の底面に接触することを防止することが出来る。このような構成による本実施形態による効果は、図4において説明したのと同様なので、説明を省略する。
図11は本実施例における第2の実施形態を示す断面図である。本実施例における第2の形態を示す端子部の平面図は図5と同様である。図11は図5のB−B断面に相当する本実施形態による断面図である。図11の構成は、端子部に2個のコンタクトホール121が形成されている点を除けば、図10の構成と同じである。すなわち、本実施形態においても、端子部金属と画素電極ITO1101が積層されている部分には、導電粒子170は接触していないので、この部分において、端子金属1012あるいは画素電極ITO1101に傷が発生したり、クラックが発生したりすることはない。したがって、端子金属1012が腐食、あるいは、酸化するという事態は防止することが出来、接続の信頼性を保つことが出来る。
また、本実施形態によれば、スルーホール121が2個存在しているので、端子部120の接触抵抗を小さくすることが出来る点は実施例1における実施形態2と同様である。図5および図11は、コンタクトホール121が2箇所に形成されている例であるが、端子部の大きさによっては、2個以上の複数個コンタクトホール121を形成することも出来る。
図12は、本実施例における第3の実施形態を示す断面図である。本実施例における第3の形態を示す端子部の平面図は図7と同様である。図12は図7のC−C断面に相当する本実施形態による断面図である。図12の構成は、端子部に縦長のスルーホール121が形成され、その内部に縦長の島状領域が形成されていることを除けば、本実施例の実施形態1と同様である。
すなわち、本実施形態においても、端子部金属1012と画素電極ITO1101が積層されている部分には、導電粒子170は接触していないので、この部分において、端子金属1012あるいは画素電極ITO1101に傷が発生する、あるいは、クラックが発生するということは無い。したがって、端子金属1012が腐食、あるいは、酸化するという事態は防止することが出来るので、接続の信頼性を保つことが出来る。
本実施形態では、コンタクトホール121の長さを大きくし、コンタクトホール121の面積を大きくできるので、端子部120の接触抵抗を小さくすることが出来る。
図13は、本発明による第4の実施形態を示す断面図であり、端子部金属にドレイン引出し線を使用した場合である。本実施形態の平面図は、図3と同様であり、図13は図3のA−A断面に相当する断面図である。図13において、TFT基板100の上にゲート絶縁膜102が形成され、ゲート絶縁膜102の上にドレイン引出し線の幅が大きくなったドレイン端子金属1042が形成されている。本実施例における、この場合のドレイン端子金属1042は、Al合金層を挟んで、上層にキャップ層、下層にベース層を有する3層構造である。Al合金層は、AlNdまたはAlCu合金である。キャップ層およびベース層はMoCr合金あるいはMoW合金である。
このように、ドレイン端子金属1042にAlが含まれていると、ドレイン端子金属1042を覆う画素電極ITO1101等に傷あるいはクラック等が生じているとその部分から水分あるいは酸素が侵入し、Al合金が腐食され、端子部120における接続不良が発生する。
本実施形態では、スルーホール121内に島状領域を形成することによって、ドレイン端子金属1042と画素電極ITO1101とが積層する部分の径sを小さくすることによって、導電粒子170がドレイン端子金属1042と画素電極ITO1101とが積層する部分に接触することを防止し、ドレイン端子金属1042とこの部分のITOとに傷が発生したり、クラックが生じたりすることを防止する。これによってドレイン端子金属1042の腐食あるいは酸化を防止し、端子部120の信頼性を確保することが出来る。
ドレイン引出し線を用いた端子構造は、この他に、平面図として図5あるいは図7の構造のような構成が存在する。このような構成は、図11の断面図および図12の断面図において、ゲート絶縁膜102の上にドレイン引出し線が広くなった端子部金属1042が形成されている他は、図11および図12と同様なので、図示と説明を省略する。
以上の説明では、端子はIC用端子として説明したが、フレキシブル配線基板用端子の場合も同様にして適用することが出来る。
100…TFT基板、 101…ゲート電極、 102…ゲート絶縁膜、 103…半導体層、 104…ドレイン電極、 105…ソース電極、 106…無機パッシベーション膜、 107…有機パッシベーション膜、 108…コモン電極、 109…層間絶縁膜、 110…画素電極、 111…スルーホール、 112…スリット、 113…配向膜、 120…IC用端子、 121…コンタクトホール、 130…フレキシブル配線基板用端子、 150…シール材、 160…表示領域、 170…導電粒子、 200…対向基板、 201…カラーフィルタ、 202…ブラックマトリクス、 202…オーバーコート膜、 300…液晶層、 301…液晶分子、 1011…ゲート線引出し線、 1012…端子金属、 1041…ドレイン引出し線、 1042…端子金属、 1081…コモン電極ITO、 1101…画素電極ITO

Claims (8)

  1. TFTと画素電極がマトリクス状に形成された表示領域と端子領域を有するTFT基板の端子領域に形成された端子部金属の上に、第1の絶縁膜と第2の絶縁膜が形成され、前記第1の絶縁膜と前記第2の絶縁膜にコンタクトホールが形成され、前記コンタクトホールと前記第2の絶縁膜の上に第1のITOが形成された端子を有し、導電粒子を有するASCを介して他の回路と接続する液晶表示装置であって、
    前記コンタクトホールの内部に前記第1の絶縁膜の上に第2のITOが積層され、この上に第1のITOが積層された領域を有し、
    前記コンタクトホールにおける前記端子部金属と前記第1のITOとが接触する部分の幅sは、前記導電粒子の径をdとした場合、s<dであることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 前記液晶表示装置はIPS方式の液晶表示装置であり、
    前記端子部金属はゲート電極と同時に形成され、前記第1の絶縁膜はゲート絶縁膜であり、前記第2の絶縁膜は無機パッシベーション膜であり、前記第1のITOはコモン電極と同時に形成され、前記第2のITOは画素電極と同時に形成されたものであることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記コンタクトホールは、前記端子部金属の上に複数個形成されていることを特徴する請求項2に記載の液晶表示装置。
  4. TFTと画素電極がマトリクス状に形成された表示領域と端子領域を有するTFT基板の端子領域に形成された端子部金属の上に、第1の絶縁膜と第2の絶縁膜と第3の絶縁膜が形成され、前記第1の絶縁膜と前記第2と前記第3の絶縁膜にコンタクトホールが形成され、前記コンタクトホールと前記第3の絶縁膜の上に第1のITOが形成された端子を有し、導電粒子を有するASCを介して他の回路と接続する液晶表示装置であって、
    前記コンタクトホールの内部に前記第1の絶縁膜、前記第2の絶縁膜、第2のITOがこの順で積層され、前記第2のITOの上に第1のITOが積層された領域を有し、
    前記コンタクトホールにおける前記端子部金属と前記第1のITOとが接触する部分の幅sは、前記導電粒子の径をdとした場合、s<dであることを特徴とする液晶表示装置。
  5. 前記液晶表示装置はIPS方式の液晶表示装置であり、
    前記端子部金属はゲート電極と同時に形成され、前記第1の絶縁膜はゲート絶縁膜であり、前記第2の絶縁膜は無機パッシベーション膜であり、前記第3の絶縁膜は層間絶縁膜であり、前記第1のITOは画素電極またはコモン電極と同時に形成されたものであり、前記第2のITOは、前記画素電極あるいは前記コモン電極のうちの、前記第1のITOとは異なる電極で形成されたものであることを特徴とする請求項4に記載の液晶表示装置。
  6. 前記コンタクトホールは、前記端子部金属の上に複数個形成されていることを特徴する請求項5に記載の液晶表示装置。
  7. TFTと画素電極がマトリクス状に形成された表示領域と端子領域を有するTFT基板の端子領域において、第1の絶縁膜の上に端子部金属が形成され、
    前記端子部金属の上に第2の絶縁膜と第3の絶縁膜が形成され、前記第2の絶縁膜と前記第3の絶縁膜にコンタクトホールが形成され、前記コンタクトホールと前記第3の絶縁膜の上に第1のITOが形成された端子を有し、導電粒子を有するASCを介して他の回路と接続する液晶表示装置であって、
    前記コンタクトホールの内部に前記第2の絶縁膜の上に第2のITOが積層され、この上に第1のITOが積層された領域を有し、
    前記コンタクトホールにおける前記端子部金属と前記第1のITOとが接触する部分の幅sは、前記導電粒子の径をdとした場合、s<dであることを特徴とする液晶表示装置。
  8. 前記液晶表示装置はIPS方式の液晶表示装置であり、
    前記第1の絶縁膜はゲート絶縁膜であり、前記端子部金属はドレイン電極と同時に形成され、前記第2の絶縁膜は無機パッシベーション膜であり、前記第3の絶縁膜は層間絶縁膜であり、前記第1のITOは画素電極またはコモン電極と同時に形成されたものであり、前記第2のITOは、前記画素電極あるいは前記コモン電極のうちの、前記第1のITOとは異なる電極で形成されたものであることを特徴とする請求項7に記載の液晶表示装置。
JP2012088869A 2012-04-10 2012-04-10 液晶表示装置 Active JP5951329B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012088869A JP5951329B2 (ja) 2012-04-10 2012-04-10 液晶表示装置
US13/849,566 US9595641B2 (en) 2012-04-10 2013-03-25 Liquid crystal display device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012088869A JP5951329B2 (ja) 2012-04-10 2012-04-10 液晶表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013218124A true JP2013218124A (ja) 2013-10-24
JP5951329B2 JP5951329B2 (ja) 2016-07-13

Family

ID=49291588

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012088869A Active JP5951329B2 (ja) 2012-04-10 2012-04-10 液晶表示装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9595641B2 (ja)
JP (1) JP5951329B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10923553B2 (en) * 2017-09-26 2021-02-16 Sharp Kabushiki Kaisha Display device
KR102426595B1 (ko) 2017-10-26 2022-07-28 삼성디스플레이 주식회사 액정 표시 장치
CN113156722A (zh) * 2021-04-02 2021-07-23 Tcl华星光电技术有限公司 液晶显示面板及其制备方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003131253A (ja) * 2001-10-19 2003-05-08 Samsung Electronics Co Ltd 表示基板及びこれを有する液晶表示装置
JP2009053658A (ja) * 2007-08-01 2009-03-12 Epson Imaging Devices Corp 液晶表示パネル、その製造方法
JP2011100995A (ja) * 2009-10-09 2011-05-19 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004361443A (ja) 2003-06-02 2004-12-24 Advanced Display Inc 表示装置および表示装置の製造方法
JP5389672B2 (ja) * 2008-01-21 2014-01-15 ゴールドチャームリミテッド 表示装置
CN101576693B (zh) * 2008-05-09 2011-04-20 群康科技(深圳)有限公司 液晶显示面板及其制造方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003131253A (ja) * 2001-10-19 2003-05-08 Samsung Electronics Co Ltd 表示基板及びこれを有する液晶表示装置
JP2009053658A (ja) * 2007-08-01 2009-03-12 Epson Imaging Devices Corp 液晶表示パネル、その製造方法
JP2011100995A (ja) * 2009-10-09 2011-05-19 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20130264573A1 (en) 2013-10-10
JP5951329B2 (ja) 2016-07-13
US9595641B2 (en) 2017-03-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10656479B2 (en) Display device
JP5394655B2 (ja) 液晶表示装置
CN106886104B (zh) 液晶显示装置
JP5318302B2 (ja) 表示装置
JP5192941B2 (ja) 液晶表示装置
US9703156B2 (en) Liquid crystal display device
US20210382358A1 (en) Liquid crystal display device
US10288959B2 (en) Display device comprising first and second oxide conductive films that cover a terminal wire
JP2012073341A (ja) 液晶表示装置
JP2014095795A (ja) 液晶表示装置およびその製造方法
JP2013218126A (ja) 表示装置
JP5951329B2 (ja) 液晶表示装置
JP7274627B2 (ja) 表示装置
JP5687778B2 (ja) 液晶表示装置
JP7027470B2 (ja) 表示装置
JP5456919B2 (ja) 液晶表示装置
WO2021065506A1 (ja) 半導体装置
JP5814617B2 (ja) 液晶表示装置
JP5714679B2 (ja) 液晶表示装置
JP2013109122A (ja) 液晶表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150309

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151027

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151028

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160202

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160401

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160510

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160608

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5951329

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250