JP2013217605A - 監視ロボット、温湿度監視方法および温湿度監視プログラム - Google Patents

監視ロボット、温湿度監視方法および温湿度監視プログラム Download PDF

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【課題】任意の移動地点において測定した温度や湿度とともに、その温度や湿度が快適であるか否かを使用者に通知することができる監視ロボット、監視ロボットにおける温湿度監視方法および温湿度監視プログラムを提供する。
【解決手段】予め定められた任意の地点にロボット本体を移動させる移動制御部201と、予め定められた任意の地点における温度と湿度のいずれか一方または両方を測定する測定部202と、温度と湿度の快適範囲を示す快適範囲情報を格納するメモリ203と、快適範囲情報をもとに、測定部202の測定結果である温湿度データが快適範囲内にあるか否かを判定する判定部204と、温湿度データと判定部204による判定結果とを使用者に通知する通知部205とを備える。
【選択図】図7

Description

本発明は、任意の地点における温度や湿度を監視する監視ロボット、監視ロボットにおける温湿度監視方法および温湿度監視プログラムに関する。
一般家庭において、冬の乾燥した時期に暖房器具による温度調節や加湿器による加湿を行うことが多い。しかし、エアコン、空気清浄器、加湿器等の温度や湿度(以下、温湿度という。)を調節する器具は一般的に据置型である。そのため、部屋の温湿度は、風向きや部屋の構造などにより、必ずしも一定ではなく、場所によってバラつきが発生することがある。温湿度にバラつきが発生すると、使用者は、部屋の温度調節を効率的に行えなくなる。また、部屋の窓ガラスやアルミサッシ部分においては、温度差などにより結露が生じることがある。
各種センサを含み、温度、湿度、床の汚れ、空気の汚れなどの環境状況を検出し、検出した結果が設定した条件(設定温度、設定湿度、汚れ設定値、臭い設定値など)と異なる場合に、環境状況を調整するための電気機器を制御するロボットがある(例えば、特許文献1参照。)。
所定の空間内で計測されたセンサ情報をもとに、予め設定された条件が満たされたか否かを判定し、判定結果に応じて空調制御などの生活支援サービスを実行するシステムがある(例えば、特許文献2参照。)。特許文献2に記載されているシステムは、例えば、「部屋が設定温度より暑い」という条件を満たしたときに、「エアコンをつける」などの空調制御を実行する。また、当該システムは、対話ロボットを介して、使用者に対してサービスの実行を通知する。
特開2007−147217号公報 特開2007−323233号公報
特許文献1に記載されているロボットは、検出した環境状況を使用者に通知していない。そのため、使用者は、部屋の温湿度を把握することができない。
特許文献2に記載されているシステムは、部屋の各場所における温湿度を計測していない。従って、使用者は、部屋の各場所における温湿度のばらつき具合を把握することができない。そのため、使用者は、部屋の窓際などにおける温湿度を調節することができず、窓ガラスやアルミサッシ部分における結露を防止できない可能性がある。
そこで、本発明は、任意の移動地点において測定した温度や湿度とともに、その温度や湿度が快適であるか否かを使用者に通知することができる監視ロボット、監視ロボットにおける温湿度監視方法および温湿度監視プログラムを提供することを目的とする。
本発明による監視ロボットは、予め定められた任意の地点にロボット本体を移動させる移動制御部と、予め定められた任意の地点における温度と湿度のいずれか一方または両方を測定する測定部と、温度と湿度の快適範囲を示す快適範囲情報を格納するメモリと、快適範囲情報をもとに、測定部の測定結果である温湿度データが快適範囲内にあるか否かを判定する判定部と、温湿度データと判定部による判定結果とを使用者に通知する通知部とを備えたことを特徴とする。
本発明による温湿度監視方法は、監視ロボットにおける温湿度監視方法であって、予め定められた任意の地点にロボット本体を移動させ、予め定められた任意の地点における温度と湿度のいずれか一方または両方を測定し、温度と湿度の快適範囲を示す快適範囲情報をもとに、測定結果である温湿度データが快適範囲内にあるか否かを判定し、温湿度データと判定結果とを使用者に通知することを特徴とする。
本発明による温湿度監視プログラムは、監視ロボットにおける温湿度監視プログラムであって、コンピュータに、予め定められた任意の地点にロボット本体を移動させる処理と、予め定められた任意の地点における温度と湿度のいずれか一方または両方を測定する処理と、温度と湿度の快適範囲を示す快適範囲情報をもとに、測定結果である温湿度データが快適範囲内にあるか否かを判定する処理と、温湿度データと判定結果とを使用者に通知する処理とを実行させることを特徴とする。
本発明によれば、任意の移動地点において測定した温度や湿度とともに、その温度や湿度が快適であるか否かを使用者に通知することができる。
本発明による監視ロボットを含む温湿度監視システムの第1の実施形態の構成を示すブロック図である。 本発明による監視ロボットの第1の実施形態の構成を示すブロック図である。 温湿度快適ゾーンの一例を示す説明図である。 使用者が携帯する無線端末の構成の一例を示すブロック図である。 本発明による監視ロボットの第2の実施形態の構成を示すブロック図である。 快適ゾーンの設定パターンの一例を示す説明図である。 本発明による監視ロボットの主要部を示すブロック図である。
実施形態1.
以下、本発明の第1の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明による監視ロボットを含む温湿度監視システムの第1の実施形態の構成を示すブロック図である。
温湿度監視システムは、本発明による監視ロボット(ロボット100)と、無線端末12とを含む。
図1には、ロボット100の外観の一例が示されている。ロボット100は、頭部110と、胴体部120とを備える。
ロボット100は、図1に示すように、制御部1と、温湿度センサ部2と、駆動部3と、モータ4と、車輪5と、D/A変換部6と、増幅部(以下、アンプ部という。)7と、スピーカ8と、記憶装置9と、無線部10と、超音波センサ部11とを含む。本実施形態では、各部は、胴体部120に配置される。
温湿度センサ部2は、温度および湿度を測定する。温湿度センサ部2は、測定結果を示すアナログデータを送信する。
超音波センサ部11は、ロボット100の進行方向の障害物を検出する。超音波センサ部11は、検出結果を示すアナログデータを送信する。
制御部1は、温湿度センサ部2や超音波センサ部11からアナログデータを受信する。制御部1は、受信したアナログデータを増幅およびA/D変換し、変換後のデータを処理する。また、制御部1は、変換後のデータにもとづいて、駆動部3、D/A変換部6、無線部10などに命令やデータを出力する。
制御部1は、記憶装置9に対して、データの読み出しおよび書き込みを行う。
駆動部3は、制御部1によって制御される。
モータ4は、駆動部3によって制御される。
車輪5は、モータ4に接続される。
なお、駆動部3、モータ4および車輪5は、本発明とは直接関係しないので、また、それらの構成は当業者にとってよく知られているので、詳細な説明は省略する。
D/A変換部6は、制御部1から入力した音声データをアナログデータに変換する。
アンプ部7は、D/A変換部6から入力したアナログデータを増幅する。
スピーカ8は、アンプ部7から入力したアナログデータを音声として出力する。
記憶装置9は、例えば、ハードディスクである。記憶装置9は、音声データおよび自律行動プログラムを記憶する。
無線部10は、制御部1から入力したデジタルデータを無線で送信する。
図2は、本発明による監視ロボットの第1の実施形態の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、制御部1は、マイクロコンピュータ(以下、マイコンという。)1−1と、メモリ1−2と、アンプ部1−3と、A/D変換部1−4とを含む。温湿度センサ部2は、温度センサ2−1と、湿度センサ2−2とを含む。無線部10は、無線モジュール10−1と、アンテナ10−2とを含む。
アンプ部1−3は、温湿度センサ部2および超音波センサ部11からアナログデータを受信し、振幅を増幅する。
A/D変換部1−4は、アンプ部1−3から入力したアナログデータをデジタルデータに変換し、数値化する。以下、温湿度センサ部2から受信したアナログデータをデジタル変換したデータを、温湿度データという。また、超音波センサ部11から受信したアナログデータをデジタル変換したデータを、検出通知データという。
メモリ1−2は、温湿度快適ゾーンに関するデータ(以下、快適範囲情報という。)を保持する。温湿度快適ゾーンは、快適な温湿度の範囲である。図3は、温湿度快適ゾーンの一例を示す説明図である。
マイコン1−1は、A/D変換部1−4から入力したデジタルデータを処理する。
マイコン1−1は、A/D変換部1−4から入力したデジタルデータが温湿度データである場合は、温湿度データとメモリ1−2に格納されている設定データとを比較し、温湿度データと比較結果とを含む音声データをD/A変換部6に出力する。また、マイコン1−1は、温湿度データを無線部10に出力する。
マイコン1−1は、A/D変換部1−4から入力したデジタルデータが検出通知データである場合は、超音波センサ部11が障害物を検出したと判断し、駆動部3に、ロボット100の移動方向を変更するための制御用信号を出力する。
温度センサ2−1は、温度を感知するセンサである。
湿度センサ2−2は、湿度を感知するセンサである。
無線モジュール10−1は、入力されたデジタルデータを搬送波と組合せて変調、増幅して出力する。
アンテナ10−2は、入力されたデータを電磁波として空中に放射する。
図4は、使用者が携帯する無線端末の構成の一例を示すブロック図である。
図4に示すように、無線端末12は、アンテナ12−1と、無線モジュール12−2と、マイコン12−3と、液晶コントローラ部12−4と、液晶ディスプレイ12−5とを含む。
アンテナ12−1は、ロボット100の無線部10から無線で送信されたデジタルデータを受信する。
無線モジュール12−2は、アンテナ12−1が受信したデジタルデータを復調して出力する。
マイコン12−3は、無線モジュール12−2から入力したデジタルデータを処理し、液晶コントローラ部12−4を制御する。
液晶コントローラ部12−4は、マイコン12−3から入力した信号にもとづいて、液晶ディスプレイ12−5に表示データを送信する。
液晶ディスプレイ12−5は、液晶コントローラ12−4から入力した表示データを画面に表示する。
なお、無線端末12は、液晶ディスプレイ以外の表示装置を備えていてもよい。
次に、本実施形態の動作を説明する。
まず、ロボット100が自律的に移動する場合の動作を説明する。
ロボット100のマイコン1−1は、ロボット100の起動時などに、記憶装置9にインストールされた自律行動プログラムを読み込む。マイコン1−1は、読み込んだ自律行動プログラムに従って、LV−CMOS(Low Voltage−Complementary Metal Oxide Semiconductor)レベルの制御用信号を駆動部3に出力する。
駆動部3は、入力された制御用信号をもとに、モータ4を駆動するためのパルスを出力する。
モータ4は、入力されたパルスに応じて、接続された車輪5を回転させて、ロボット100を移動させる。
このように、マイコン1−1は、自律行動プログラムに従って、温湿度を測定するために任意の場所でロボット100を停止させたり、測定が完了するとロボット100を再び移動させたりする。マイコン1−1は、例えば、任意の各場所に対して数分または数十分間隔でロボット100を巡回させる。それにより、ロボット100は、各場所の温湿度を定期的に監視することができる。
次に、ロボット100が温湿度を感知し使用者に通知する場合の動作を説明する。
温度センサ2−1は、感知した温度をアナログ信号としてアンプ部1−3に出力する。湿度センサ2−2は、感知した湿度をアナログ信号としてアンプ部1−3に出力する。
アンプ部1−3は、入力されたアナログ信号を、振幅を増幅してA/D変換部1−4に出力する。
A/D変換部1−4は、入力されたアナログ信号をデジタル信号に変換し、マイコン1−1に変換後の信号、つまり、温湿度データを出力する。本実施形態では、A/D変換部1−4は、アナログ信号を8ビットのデジタル信号に変換する。
マイコン1−1は、A/D変換部1−4から温湿度データが入力されると、メモリ1−2に格納されている快適範囲情報を参照する。そして、マイコン1−1は、快適範囲情報が示す温湿度快適ゾーンと温湿度データとを比較し、温湿度状況を判定する。具体的には、現在の温湿度が温湿度快適ゾーン内にあるかどうかを判定する。
マイコン1−1は、判定結果に基づき、音声データを記憶装置9から読み込む。具体的には、マイコン1−1は、温湿度と併せて、当該温湿度が快適ゾーン内または快適ゾーン外にあることを通知するための音声データを記憶装置9から読み込む。マイコン1−1は、読み込んだ音声データをD/A変換部6に出力する。
D/A変換部6は、入力された音声データをアナログデータに変換し、アンプ部7に出力する。アンプ部7は、入力されたアナログデータを増幅し、スピーカ8へ出力する。スピーカ8は、増幅されたアナログデータを音声として出力する。
また、マイコン1−1は、A/D変換部1−4から入力した温湿度データを無線モジュール10−1へ出力する。このとき、マイコン1−1は、温湿度データと併せて、温湿度状況を示すデジタルデータを無線モジュール10−1に出力するようにしてもよい。
無線モジュール10−1は、入力されたデジタルデータを搬送波と組合せて変調および増幅してアンテナ10−2に出力する。
アンテナ10−2は、入力されたデータを電磁波として空中に放射する。
次に、使用者が携帯する無線端末12の受信動作を説明する。
アンテナ12−1は、ロボット100のアンテナ10−2から放射された電磁波を受信し、変調された搬送波データを、無線モジュール12−2に出力する。
無線モジュール12−2は、入力された搬送波データを復調し、デジタルデータとしてマイコン12−3に出力する。
マイコン12−3は、入力されたデジタルデータを処理し、LV−CMOSレベルの制御信号、アドレス信号、データ信号を、液晶コントローラ12−4に出力する。
液晶コントローラ12−4は、入力された信号に応じて、LV−CMOSレベルのクロック、同期信号、RGBデータを、液晶ディスプレイ12−5に出力する。
液晶ディスプレイ12−5は、入力されたデータをもとに、温湿度データを画面に表示する。
以上に説明したように、本実施形態では、ロボット100が、部屋の任意の地点における温湿度を測定し、温湿度を使用者に通知する。それにより、使用者は、部屋の各場所における温湿度を把握することでき、各場所における温度差を認識することができる。従って、使用者は、部屋の各場所における温湿度のばらつき具合を考慮した効率的な温度調節をすることができる。そのため、部屋の窓ガラスやアルミサッシ部分における結露の発生などを防止することができ、使用者は、部屋を快適な状態に保つことができる。
また、本実施形態では、ロボット100が、部屋の任意の場所を自律的に巡回して、各場所における温湿度を測定し、使用者に温湿度および温湿度状況を通知している。それにより、使用者は、ロボット100の通知に応じて実施した温度調節などにより、各場所の温湿度が改善されたかどうかを認識することができる。従って、より効率的な温度調節が可能となる。そのため、使用者は、部屋をより快適な状態に保つことができる。
なお、ロボット100がタイマ機能を備え、マイコン1−1が、自律行動プログラムに従って、当該タイマ機能を用いてロボット100を自動起動、自動停止、自律走行させるようにしてもよい。そのような形態によれば、自律行動プログラムに予め設定した自動起動、自動停止、自律走行の設定時間にもとづいて、ロボット100を自律行動させることができる。
また、自律行動プログラムを使用者が任意に変更できるようにしてもよい。そのような形態によれば、例えば、ロボット100を特定の場所に限定して移動させることができる。それにより、使用者は、特定の場所のみの温度調節をすることができる。
また、本実施形態では、温湿度センサ部2が、温度センサ2−1と湿度センサ2−2の両方を含む場合について説明したが、温湿度センサ部2は、温度センサ2−1または湿度センサ2−2のいずれか一方を含んでいても良い。その場合には、マイコン1−1は、温度または湿度のどちらか一方が温湿度快適ゾーン内にあるかどうかを判定するようにすればよい。また、ロボット100は、温度、湿度以外の情報を監視するようにしてもよい。
また、本実施形態では、ロボット100がスピーカ8を備え、スピーカ8を介して使用者に温湿度および温湿度状況を通知する場合について説明したが、ロボット100は、その他の装置、例えば、液晶ディスプレイなどの表示装置を介して通知するようにしてもよい。
また、本実施形態では、無線端末12が液晶ディスプレイ12−5を備え、液晶ディスプレイ12−5を介して使用者に温湿度を通知する場合について説明したが、無線端末12はその他の装置、例えば、スピーカなどを介して通知するようにしてもよい。
実施形態2.
以下、本発明の第2の実施形態を図面を参照して説明する。
図5は、本発明による監視ロボットの第2の実施形態の構成を示すブロック図である。
図5に示すように、第2の実施形態における監視ロボットは、第1の実施形態の構成に加えて、温湿度設定部13を備える。
温度設定部13は、温湿度快適ゾーンの設定パターンを選択する。温度設定部13は、例えば、操作部(図示せず)を介して入力された使用者の指示に応じて、温湿度快適ゾーンの設定パターンを選択する。温度設定部13は、選択した設定パターンの識別番号を示すデジタルデータを出力する。
図6は、温湿度快適ゾーンの設定パターンの一例を示す説明図である。図6における「パターン」は、設定パターンの識別番号を表す。メモリ1−2は、図6に示すように、使用者の年齢や使用場所、季節などに応じた設定パターンを格納する。具体的には、メモリ1−2は、各設定パターンに対応する快適範囲情報を格納する。
マイコン1−1は、温度設定部13が入力したデジタルデータ(識別番号)をもとに、メモリ1−2に格納された快適範囲情報を参照する。具体的には、マイコン1−1は、識別番号に対応する快適範囲情報を参照する。マイコン1−1は、当該快適範囲情報が示す温湿度快適ゾーンと、A/D変換部1−4から入力した温湿度データとを比較することで、温度および湿度が温湿度快適ゾーン内にあるかどうかを判定する。
以降、マイコン1−1は、判定結果に基づき、第1の実施形態と同様の処理を行う。
本実施形態によれば、温湿度快適ゾーンを、使用者の年齢や使用場所、季節によって変更することができる。そのため、本実施形態は、子供からお年寄りまで家族で暮らしている家などにおいて温度または湿度を調節する場合に、特に有効である。
図7は、本発明による監視ロボットの主要部を示すブロック図である。図7に示すように、監視ロボット(図1に示すロボット100に相当。)は、予め定められた任意の地点にロボット本体を移動させる移動制御部201(図1に示すロボット100における制御部1、駆動部3、モータ4および車輪5に相当。)と、予め定められた任意の地点における温度と湿度のいずれか一方または両方を測定する測定部202(図1に示すロボット100における制御部1および温湿度センサ部2に相当。)と、温度と湿度の快適範囲を示す快適範囲情報を格納するメモリ203(図2に示す制御部1におけるメモリ1−2に相当。)と、快適範囲情報をもとに、測定部202の測定結果である温湿度データが快適範囲内にあるか否かを判定する判定部204(図2に示す制御部1におけるマイコン1−1に相当。)と、温湿度データと判定部204による判定結果とを使用者に通知する通知部205(図1に示すロボット100におけるD/A変換部6、アンプ部7およびスピーカ8、並びに、無線部10に相当。)とを備える。
上記の実施形態には、以下のような監視ロボットも開示されている。
(1)通知部205が、温湿度データと判定結果とを音声として出力する監視ロボット。
そのような構成によれば、監視ロボットの周囲にいる使用者に温湿度データと判定結果とを音声により認識させることができる。
(2)通知部205は、温湿度データを表示可能な通信端末(図1に示す無線端末12に相当。)に、温湿度データを送信する監視ロボット。
そのような構成によれば、使用者が監視ロボットから離れた場所にいる場合であっても、使用者は、通信端末を携帯することにより、温湿度データなどの情報を入手することができる。
(3)メモリ203は、快適範囲情報を複数格納し、判定部204は、使用者からの指示に応じて、メモリ203に格納された複数の快適範囲情報のうちのいずれか1つを選択し、選択した快適範囲情報をもとに、温湿度データが快適範囲内にあるか否かを判定する監視ロボット。
そのような構成によれば、温湿度快適ゾーンを、使用者の年齢や使用場所、季節によって変更することができる。従って、使用者の年齢や使用場所、季節などに応じた温湿度状況の判定が可能となる。
1 制御部
1−1、12−3 マイコン
1−2 メモリ
1−3 アンプ部
1−4 A/D変換部
2 温湿度センサ部
2−1 温度センサ
2−2 湿度センサ
3 駆動部
4 モータ
5 車輪
6 D/A変換部
7 アンプ部
8 スピーカ
9 記憶装置
10 無線部
10−1、12−2 無線モジュール
10−2、12−1 アンテナ
11 超音波センサ部
12 無線端末
12−4 液晶コントローラ部
12−5 液晶ディスプレイ
13 温湿度設定部
100 ロボット
110 頭部
120 胴体部
201 移動制御部
202 測定部
203 メモリ
204 判定部
205 通知部

Claims (8)

  1. 予め定められた任意の地点にロボット本体を移動させる移動制御部と、
    予め定められた任意の地点における温度と湿度のいずれか一方または両方を測定する測定部と、
    温度と湿度の快適範囲を示す快適範囲情報を格納するメモリと、
    前記快適範囲情報をもとに、前記測定部の測定結果である温湿度データが前記快適範囲内にあるか否かを判定する判定部と、
    前記温湿度データと前記判定部による判定結果とを使用者に通知する通知部とを備えた
    ことを特徴とする監視ロボット。
  2. 通知部は、温湿度データと判定結果とを音声として出力する
    請求項1に記載の監視ロボット。
  3. 通知部は、温湿度データを表示可能な通信端末に、温湿度データを送信する
    請求項1または請求項2に記載の監視ロボット。
  4. メモリは、快適範囲情報を複数格納し、
    判定部は、使用者からの指示に応じて、前記メモリに格納された複数の快適範囲情報のうちのいずれか1つを選択し、選択した快適範囲情報をもとに、温湿度データが快適範囲内にあるか否かを判定する
    請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載の監視ロボット。
  5. 監視ロボットにおける温湿度監視方法であって、
    予め定められた任意の地点にロボット本体を移動させ、
    予め定められた任意の地点における温度と湿度のいずれか一方または両方を測定し、
    温度と湿度の快適範囲を示す快適範囲情報をもとに、測定結果である温湿度データが前記快適範囲内にあるか否かを判定し、
    前記温湿度データと判定結果とを使用者に通知する
    ことを特徴とする温湿度監視方法。
  6. 使用者からの指示に応じて、メモリに格納された複数の快適範囲情報のうちのいずれか1つを選択し、選択した快適範囲情をもとに、温湿度データが快適範囲内にあるか否かを判定する
    請求項5に記載の温湿度監視方法。
  7. 監視ロボットにおける温湿度監視プログラムであって、
    コンピュータに、
    予め定められた任意の地点にロボット本体を移動させる処理と、
    予め定められた任意の地点における温度と湿度のいずれか一方または両方を測定する処理と、
    温度と湿度の快適範囲を示す快適範囲情報をもとに、測定結果である温湿度データが前記快適範囲内にあるか否かを判定する処理と、
    前記温湿度データと判定結果とを使用者に通知する処理とを実行させる
    ための温湿度監視プログラム。
  8. コンピュータに、
    使用者からの指示に応じて、メモリに格納された複数の快適範囲情報のうちのいずれか1つを選択し、選択した快適範囲情をもとに、温湿度データが快適範囲内にあるか否かを判定する処理を実行させる
    請求項7に記載の温湿度監視プログラム。
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