JP2013216112A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】耐カット性を低下させることなく、凹部の表面積を増しタイヤサイド部の耐久性を向上することのできる空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】タイヤサイド部の冷却効率を向上するために少なくとも一方のタイヤサイド部に、複数の凹部10が配置されているとともに、当該凹部10の内表面に少なくとも1本の溝部11が配置されており、溝部11は、その長手方向の長さL1が、その短手方向の幅W1に対して2倍以上に形成され、凹部10の表面積が溝部11により増大するため、タイヤサイド部の放熱性が向上し、耐久性を向上することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、空気入りタイヤに関し、さらに詳しくは、タイヤサイド部の発熱に伴う耐久性を向上する空気入りタイヤに関するものである。
空気入りタイヤのタイヤサイド部は、タイヤ径方向の変形が集中して高温になり、これに伴いゴム材の劣化を促進させるため、耐久性に多大な影響を与える。
そして、従来、例えば、特許文献1に記載の空気入りタイヤ(空気入りラジアルタイヤ)は、タイヤ損傷防止機能を維持しながら、発熱に伴う耐久性の低下を抑制するため、タイヤ最大幅のタイヤ径方向上方域のバットレス部に、タイヤ周方向に延びる凸状のプロテクタを形成し、このプロテクタの表面に多数の半球状または半楕円球状の窪みを形成することが示されている。さらに、この空気入りタイヤは、窪みの内面に、窪みの半径の1/5〜2/3の半径を有する小窪みを形成することで、放熱効果の向上を図っている。
特開2006−256433号公報
上述した特許文献1に記載の空気入りタイヤのように、窪みのような凹部の内面に小窪みを設けると凹部の表面積が増すために放熱効果が向上することは知られている。しかし、小窪みにより凹部の表面積が増すことは局所的にゴムゲージが薄くなることで、応力集中により耐カット性が低下するおそれがある。このため、耐カット性を低下させることなく、凹部の表面積を増すための工夫が望まれている。
この発明は、上記に鑑みてなされたものであって、凹部の表面積を適宜増すことでタイヤサイド部の耐久性を向上することのできる空気入りタイヤを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の空気入りタイヤは、少なくとも一方のタイヤサイド部に、複数の凹部が配置されているとともに、当該凹部の内表面に少なくとも1本の溝部が配置されており、前記溝部は、その長手方向の長さL1が、その短手方向の幅W1に対して2倍以上に形成されていることを特徴とする。
この空気入りタイヤによれば、凹部の表面積が溝部により増大するため、タイヤサイド部の冷却効率が向上する。この結果、タイヤサイド部の放熱性が向上し、耐久性を向上することができる。なお、溝部の長さL1と幅W1との関係が2倍未満の場合、2倍以上と同等に凹部の表面積を増大させるためには溝深さを増すことになり、溝部に応力集中が生じて耐カット性が低下するおそれがある。本発明の空気入りタイヤによれば、溝部の長さL1が幅W1に対して2倍以上に形成されているため、耐カット性の低下を抑える。
また、本発明の空気入りタイヤでは、前記溝部は、前記凹部内の表面積を10[%]以上75[%]以下の範囲で増大させることを特徴とする。
凹部内の表面積の増大率が10[%]以上であれば、耐久性を向上するための冷却効果を十分に得ることができる。一方、凹部内の表面積の増大率を75[%]以下にすると、溝部への応力集中を抑えて耐カット性が低下する事態を抑制することができる。
また、本発明の空気入りタイヤでは、前記溝部は、その短手方向の幅W1が、前記凹部の最大開口幅W2に対し、0.02≦W1/W2≦0.50の範囲で形成されていることを特徴とする。
凹部の最大開口幅W2に対して溝部の幅W1が0.02以上であれば、耐久性を向上するための冷却効果を十分に得ることができる。一方、凹部の最大開口幅W2に対して溝部の幅W1を0.50以下とすると、溝部への応力集中を抑えて耐カット性が低下する事態を抑制することができる。
また、本発明の空気入りタイヤでは、前記凹部は、その開口部が円形状または楕円形状に形成されていることを特徴とする。
凹部の開口部に角が無い形態であれば、当該角への応力集中を回避して耐カット性が低下する事態を抑制することができる。また、円形状のように開口部の径が均一な形態とすることで、径方向での応力集中を均等に分散させることができるため、耐カット性が低下する事態をより抑制することができる。
また、本発明の空気入りタイヤでは、前記溝部は、前記凹部の開口部形状に沿って配置されていることを特徴とする。
溝部が凹部の開口部形状に沿って配置されていると、溝部への局所的な応力集中が抑えられるので、局所的な変形による発熱を抑制し、冷却効果が向上する。この結果、タイヤサイド部の放熱性がより向上し、耐久性をより向上することができる。
また、本発明の空気入りタイヤでは、前記凹部は、リムチェックラインからタイヤ径方向外側のタイヤ断面高さの50[%]の範囲に配置されていることを特徴とする。
発熱が高い傾向にあるリム回りのクッションゴム周辺に凹部を設けることが、タイヤサイド部の放熱性をより向上し、耐久性をより向上するうえで好ましい。
また、本発明の空気入りタイヤでは、前記凹部は、その最大開口幅W2が、タイヤ径方向の位置で異なることを特徴とする。
タイヤサイド部では、タイヤ径方向において、ゴムゲージ(ゴム材の厚さ)が異なり、当該ゴムゲージが比較的大きい(比較的発熱の多い)部分の凹部について、ゴムゲージが比較的小さい(比較的発熱の少ない)部分の凹部に対して最大開口幅W2を大きくする。このように、発熱の異なる部分に適した最大開口幅W2の凹部を配置することで、タイヤサイド部の放熱性がより向上し、耐久性をより向上することができる。しかも、当該ゴムゲージが比較的小さい部分の凹部について、ゴムゲージが比較的大きい部分の凹部に対して開口幅W2を小さくする。このため、ゴムゲージを必要以上に小さく(薄く)なることを抑えて、タイヤ剛性の低下を抑制することができる。
また、本発明の空気入りタイヤでは、前記溝部は、その短手方向の幅W1が、前記凹部のタイヤ径方向の位置に応じて異なることを特徴とする。
タイヤサイド部では、タイヤ径方向において、ゴムゲージ(ゴム材の厚さ)が異なり、当該ゴムゲージが比較的大きい(比較的発熱の多い)部分の溝部について、ゴムゲージが比較的小さい(比較的発熱の少ない)部分の溝部に対して幅W1を大きくする。このように、発熱の異なる部分に適した幅W1の溝部を配置することで、タイヤサイド部の放熱性がより向上し、耐久性をより向上することができる。しかも、当該ゴムゲージが比較的小さい部分の溝部について、ゴムゲージが比較的大きい部分の溝部に対して幅W1を小さくする。このため、ゴムゲージを必要以上に小さく(薄く)なることを抑えて、タイヤ剛性の低下を抑制することができる。
また、本発明の空気入りタイヤでは、前記凹部は、少なくとも車両装着時の車両内側に配置されていることを特徴とする。
車両内側のタイヤサイド部は、車両側の構造に覆われる部分であり、車両外側よりも雰囲気温度が高くなる傾向であり、熱劣化が発生しやすい。このため、凹部を車両内側に配置することで、車両内側のタイヤサイド部の放熱性が向上して熱劣化を抑制し、耐久性を向上することができる。
また、本発明の空気入りタイヤは、重荷重用空気入りタイヤに適用されることを特徴とする。
重荷重用空気入りタイヤでは、タイヤサイド部のゴムゲージが比較的大きいため、発熱の影響が大きく、耐久性が重要視される。したがって、重荷重用空気入りタイヤに適用することで、タイヤサイド部の放熱性を向上させて耐久性を向上する効果を顕著に得ることができる。
本発明に係る空気入りタイヤは、タイヤサイド部の耐久性を向上することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る空気入りタイヤの子午断面図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る空気入りタイヤをタイヤ幅方向から視た一部外観図である。 図3は、凹部を開口部側から視た平面図である。 図4は、図3におけるA−A断面図である。 図5は、溝部の例の側断面図である。 図6は、溝部の例の側断面図である。 図7は、溝部の例を開口部側から視た平面図である。 図8は、他の例の凹部を開口部側から視た平面図である。 図9は、他の例の凹部を開口部側から視た平面図である。 図10は、他の例の凹部の側断面図である。 図11は、他の例の凹部の側断面図である。 図12は、他の例の凹部の側断面図である。 図13は、他の例の凹部の側断面図である。 図14は、他の例の凹部を開口部側から視た平面図である。 図15は、他の例の凹部を開口部側から視た平面図である。 図16は、他の例の凹部を開口部側から視た平面図である。 図17は、他の例の凹部を開口部側から視た平面図である。 図18は、凹部の一部側断面図である。 図19は、凹部のタイヤ径方向配置の例の説明図である。 図20は、溝部のタイヤ径方向配置の例の説明図である。 図21は、本発明の実施例に係る空気入りタイヤの性能試験の結果を示す図表である。 図22は、本発明の実施例に係る空気入りタイヤの性能試験の結果を示す図表である。
以下に、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、この実施の形態の構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。また、この実施の形態に記載された複数の変形例は、当業者自明の範囲内にて任意に組み合わせが可能である。
図1は、本実施の形態に係る空気入りタイヤの子午断面図である。以下の説明において、タイヤ径方向とは、空気入りタイヤ1の回転軸(図示せず)と直交する方向をいい、タイヤ径方向内側とはタイヤ径方向において回転軸に向かう側、タイヤ径方向外側とはタイヤ径方向において回転軸から離れる側をいう。また、タイヤ周方向とは、前記回転軸を中心軸とする周り方向をいう。また、タイヤ幅方向とは、前記回転軸と平行な方向をいい、タイヤ幅方向内側とはタイヤ幅方向においてタイヤ赤道面(タイヤ赤道線)CLに向かう側、タイヤ幅方向外側とはタイヤ幅方向においてタイヤ赤道面CLから離れる側をいう。タイヤ赤道面CLとは、空気入りタイヤ1の前記回転軸に直交するとともに、空気入りタイヤ1のタイヤ幅の中心を通る平面である。タイヤ幅は、タイヤ幅方向の外側に位置する部分同士のタイヤ幅方向における幅、つまり、タイヤ幅方向においてタイヤ赤道面CLから最も離れている部分間の距離である。タイヤ赤道線とは、タイヤ赤道面CL上にあって空気入りタイヤ1のタイヤ周方向に沿う線をいう。本実施の形態では、タイヤ赤道線にタイヤ赤道面と同じ符号「CL」を付す。
図1に示すように、本実施の形態にかかる空気入りタイヤ1は、トレッド部2と、そのタイヤ幅方向両外側のショルダー部3と、各ショルダー部3から順次連続するサイドウォール部4およびビード部5とを有している。また、この空気入りタイヤ1は、カーカス層6と、ベルト層7とを含み構成されている。
トレッド部2は、ゴム材(トレッドゴム)からなり、空気入りタイヤ1のタイヤ径方向の最も外側で露出し、その表面が空気入りタイヤ1の輪郭となる。トレッド部2の外周表面、つまり、走行時に路面と接触する踏面には、トレッド面21が形成されている。トレッド面21は、タイヤ周方向に沿って延び、タイヤ赤道線CLと平行なストレート主溝である複数(本実施の形態では4本)の主溝22が設けられている。そして、トレッド面21は、これら複数の主溝22により、タイヤ周方向に沿って延び、タイヤ赤道線CLと平行なリブ状の陸部23が複数形成されている。また、図には明示しないが、トレッド面21は、各陸部23において、主溝22に交差するラグ溝が設けられている。陸部23は、ラグ溝によってタイヤ周方向で複数に分割されている。また、ラグ溝は、トレッド部2のタイヤ幅方向最外側でタイヤ幅方向外側に開口して形成されている。なお、ラグ溝は、主溝22に連通している形態、または主溝22に連通していない形態の何れであってもよい。
ショルダー部3は、トレッド部2のタイヤ幅方向両外側の部位である。また、サイドウォール部4は、空気入りタイヤ1におけるタイヤ幅方向の最も外側に露出したものである。また、ビード部5は、ビードコア51とビードフィラー52とを有する。ビードコア51は、スチールワイヤであるビードワイヤをリング状に巻くことにより形成されている。ビードフィラー52は、カーカス層6のタイヤ幅方向端部がビードコア51の位置でタイヤ幅方向外側に折り返されることにより形成された空間に配置されるゴム材である。
カーカス層6は、各タイヤ幅方向端部が、一対のビードコア51でタイヤ幅方向内側からタイヤ幅方向外側に折り返され、かつタイヤ周方向にトロイド状に掛け回されてタイヤの骨格を構成するものである。このカーカス層6は、タイヤ周方向に対する角度がタイヤ子午線方向に沿いつつタイヤ周方向にある角度を持って複数並設されたカーカスコード(図示せず)が、コートゴムで被覆されたものである。カーカスコードは、スチールまたは有機繊維(ポリエステルやレーヨンやナイロンなど)からなる。
ベルト層7は、例えば、4層のベルト71,72,73、74を積層した多層構造をなし、トレッド部2においてカーカス層6の外周であるタイヤ径方向外側に配置され、カーカス層6をタイヤ周方向に覆うものである。ベルト71,72,73、74は、タイヤ周方向に対して所定の角度で複数並設されたコード(図示せず)が、コートゴムで被覆されたものである。コードは、スチールまたは有機繊維(ポリエステルやレーヨンやナイロンなど)からなる。
なお、図1においては、重荷重用空気入りタイヤを示している。これに限らず、本実施の形態の空気入りタイヤは、乗用車用空気入りタイヤであってもよい。
図2は、本実施の形態に係る空気入りタイヤをタイヤ幅方向から視た一部外観図である。上述のように構成された空気入りタイヤ1は、図2に示すように、少なくとも一方のタイヤサイド部Sにおいて、当該タイヤサイド部Sの表面より窪む凹部10が複数形成されている。
ここで、タイヤサイド部Sとは、図1において、トレッド部2の接地端Tからタイヤ幅方向外側であってリムチェックラインLからタイヤ径方向外側の範囲で一様に連続する面をいう。また、接地端Tとは、空気入りタイヤ1を正規リムにリム組みし、かつ正規内圧を充填するとともに正規荷重の70%をかけたとき、この空気入りタイヤ1のトレッド部2のトレッド面21が路面と接地する領域において、タイヤ幅方向の両最外端をいい、タイヤ周方向に連続する。また、リムチェックラインLとは、タイヤのリム組みが正常に行われているか否かを確認するためのラインであり、一般には、ビード部5の表側面において、リムフランジよりもタイヤ径方向外側であってリムフランジ近傍となる部分に沿ってタイヤ周方向に連続する環状の凸線として示されている。
なお、正規リムとは、JATMAで規定する「標準リム」、TRAで規定する「Design Rim」、あるいは、ETRTOで規定する「Measuring Rim」である。また、正規内圧とは、JATMAで規定する「最高空気圧」、TRAで規定する「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」に記載の最大値、あるいはETRTOで規定する「INFLATION PRESSURES」である。また、正規荷重とは、JATMAで規定する「最大負荷能力」、TRAで規定する「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」に記載の最大値、あるいはETRTOで規定する「LOAD CAPACITY」である。
凹部10は、タイヤサイド部Sの表面に開口する開口部の開口形状が、円形状、楕円形状、長円形状、多角形状などに形成されている(図2では、円形状の開口形状として示す)。開口形状に角部があると応力集中が生じ耐カット性が低下するおそれがあり、応力集中を抑えるため、開口形状は、円形状、楕円形状、長円形状とするか、または角部を円弧形状や面取形状とすることが好ましい。また、凹部10は、断面形状が、半円形状、半楕円形状、半長円形状、すり鉢形状、または矩形状などに形成されている。断面形状に角部があると応力集中が生じるおそれがあり、応力集中を抑えるため、断面形状は、半円形状、半楕円形状、半長円形状とするか、角部を円弧形状や面取形状とすることが好ましい。
また、凹部10は、図2に示すようにタイヤ周方向とタイヤ径方向とで等間隔に配置されており、かつタイヤ径方向に沿って配置されていてもよい。また、凹部10は、開口形状や断面形状の異なるものが混在して配置されていてもよい。また、凹部10は、千鳥状に配置されていてもよく、四角形または三角形を基準とするように配置されていてもよい。
なお、凹部10は、その開口部とタイヤサイド部Sの表面との境となる部分(開口縁)が角として形成されていてもよいが、角部があると応力集中が生じるおそれがあり、応力集中を抑えるため、当該部分を円弧形状または面取形状として形成されていることが好ましい。
図3は、凹部を開口部側から視た平面図であり、図4は、図3におけるA−A断面図であり、図5および図6は、溝部の例の側断面図であり、図7は、溝部の例を開口部側から視た平面図である。
図3および図4に示すように、凹部10は、その内表面に少なくとも1本の溝部11が配置されている。図3および図4に示す溝部11は、開口部の開口形状が円形状で断面形状が楕円形状の凹部10に対し、当該凹部10の開口部の形状に沿って円をなすように形成されて、かつ3重に形成されている。そして、溝部11は、その長手方向の長さL1が、その短手方向の幅W1に対して2倍以上に形成されている。
ここで、溝部11の長さL1は、図5および図6に示すように、溝部11の最大深さの位置Dを通過する長さとする。また、溝部11の幅W1は、図7に示すように、溝部11の最大幅とする。すなわち、溝部11の幅W1は図7に示すように変化してもよい。
なお、溝部11は、断面形状が、半円形状、半楕円形状、半長円形状、すり鉢形状、または矩形状などに形成されている。断面形状に角部があると応力集中が生じるおそれがあり、当該応力集中を抑えるため、断面形状は、半円形状、半楕円形状、半長円形状とするか、角部を円弧形状や面取形状とすることが好ましい。また、溝部11は、その開口部と凹部10の内表面との境となる部分(開口縁)が角として形成されていてもよいが、角部があると応力集中が生じるおそれがあり、応力集中を抑えるため、当該部分を円弧形状または面取形状として形成されていることが好ましい。また、溝部11は、長さL1が幅W1に対して2倍以上に形成されていれば、凹部10の内表面に開口する開口部の開口形状に限定はなく、楕円形状、長円形状などに形成されていてもよい。開口形状に角部があると応力集中が生じるおそれがあり、応力集中を抑えるため、開口形状は、楕円形状、長円形状とするか、または角部を円弧形状や面取形状とすることが好ましい。
ここで、凹部10や溝部11の形態について補足する。図8および図9は、他の例の凹部を開口部側から視た平面図であり、図10〜図13は、他の例の凹部の側断面図であり、図14〜図17は、他の例の凹部を開口部側から視た平面図である。
図8において、凹部10は、開口部の開口形状が楕円形状に形成され、溝部11は、当該凹部10の開口部の形状に沿って楕円形状をなすように形成されて、かつ3重に形成されている。また、図9において、凹部10は、開口部の開口形状が矩形状(長方形状)に形成され、溝部11は、当該凹部10の開口部の形状に沿って矩形状(長方形状)をなすように形成されて、かつ3重に形成されている。なお、溝部11は、図8および図9において、断続して形成されていてもよい。
図10において、凹部10は、断面形状が半楕円形状に形成され、溝部11は、断面形状が三角形状に形成されている。また、図11において、凹部10は、断面形状が矩形状に形成され、溝部11は断面形状が半円形状に形成されている。また、図12において、凹部10は、断面形状が台形状に形成され、溝部11は、断面形状が半円形状に形成されている。また、図13において、凹部10は、断面形状が三角形状に形成され、溝部11は、断面形状が半円形状に形成されている。
図14において、凹部10は、開口部の開口形状が円形状に形成され、溝部11は、当該凹部10の開口部の形状に沿って渦巻形状をなすように1つ形成されている。また、図15において、凹部10は、開口部の開口形状が円形状に形成され、溝部11は、直線状に8つ設けられて凹部10の中心を通過するように交差して形成されている。また、図16において、凹部10は、開口部の開口形状が円形状に形成され、溝部11は、当該凹部10の開口部の形状に沿ってC字形状をなすように2つ形成されている。また、図17において、凹部10は、開口部の開口形状が円形状に形成され、溝部11は、直線状かつ平行に5つ設けられている。なお、溝部11は、図14〜図17において、断続して形成されていてもよい。
このように、本実施の形態の空気入りタイヤ1は、少なくとも一方のタイヤサイド部Sに、複数の凹部10が配置されているとともに、当該凹部10の内表面に少なくとも1本の溝部11が配置されており、前記溝部11は、その長手方向の長さL1が、その短手方向の幅W1に対して2倍以上に形成されている。
この空気入りタイヤ1によれば、凹部10の表面積が溝部11により増大するため、タイヤサイド部Sの冷却効率が向上する。この結果、タイヤサイド部Sの放熱性が向上し、耐久性を向上することが可能になる。なお、溝部11の長さL1と幅W1との関係が2倍未満の場合、2倍以上と同等に凹部10の表面積を増大させるためには溝深さを増すことになり、溝部11に応力集中が生じて耐カット性が低下するおそれがある。本実施の形態の空気入りタイヤ1によれば、溝部11の長さL1が幅W1に対して2倍以上に形成されているため、耐カット性の低下を抑えることが可能である。
また、本実施の形態の空気入りタイヤ1では、溝部11は、凹部10内の表面積を10[%]以上75[%]以下の範囲で増大させることが好ましい。例えば、図18の凹部の一部側断面図に示すように、凹部10は、開口形状が円形状であり(図3参照)、断面形状が半円形状に形成されている。また、図18において、溝部11は、凹部10の開口形状に沿って円形状で多重に形成され(図3参照)、断面形状が円形の一部をなしている。そして、図18(a)では、溝部11がない形態に対して凹部10内の表面積を10[%]増大させた形態を示す。また、図18(b)では、溝部11がない形態に対して凹部10内の表面積を30[%]増大させた形態を示す。また、図18(c)では、溝部11がない形態に対して凹部10内の表面積を50[%]増大させた形態を示す。また、図18(d)では、溝部11がない形態に対して凹部10内の表面積を75[%]増大させた形態を示す。
凹部10内の表面積の増大率が10[%]以上であれば、耐久性を向上するための冷却効果を十分に得ることが可能である。一方、凹部10内の表面積の増大率が75[%]以下にすると、溝部11への応力集中を抑えて耐カット性が低下する事態を抑制することが可能である。なお、凹部10の開口部と、溝部11の開口部とが(一致しない)重ならないことが、耐カット性が低下する事態を抑制するうえで好ましい。なお、溝部11への応力集中をより抑えて耐カット性が低下する事態をより抑制するため、溝部11は、凹部10内の表面積を25[%]以上50[%]以下の範囲で増大させることが好ましい。
また、本実施の形態の空気入りタイヤ1では、溝部11は、その短手方向の幅W1が、凹部10の最大開口幅W2(図4参照)に対し、0.02≦W1/W2≦0.50の範囲で形成されていることが好ましい。
凹部10の最大開口幅W2に対して溝部11の幅W1が0.02以上であれば、耐久性を向上するための冷却効果を十分に得ることが可能である。一方、凹部10の最大開口幅W2に対して溝部11の幅W1を0.50以下とすると、溝部11への応力集中を抑えて耐カット性が低下する事態を抑制することが可能である。なお、耐久性を向上するための冷却効果をより十分に得るため、溝部11は、幅W1が凹部10の開口幅W2に対し、0.05≦W1/W2≦0.20の範囲で形成されていることが好ましい。
また、本実施の形態の空気入りタイヤ1では、凹部10は、その開口部が円形状または楕円形状に形成されていることが好ましい。
凹部10の開口部に角が無い形態であれば、当該角への応力集中を回避して耐カット性が低下する事態を抑制することが可能である。また、円形状のように開口部の径が均一な形態とすることで、径方向での応力集中を均等に分散させることができるため、耐カット性が低下する事態をより抑制することが可能である。なお、凹部10の開口部に角が無い形態として、開口部が多角形を基に角部が円弧形状であっても、同様に、角への応力集中を回避して耐カット性が低下する事態を抑制することが可能である。また、正多角形であれば、開口部の径がほぼ均一な形態となり、径方向での応力集中を均等に分散させることができるため、耐カット性が低下する事態をより抑制することが可能である。
また、本実施の形態の空気入りタイヤ1では、溝部11は、凹部10の開口部形状に沿って配置されていることが好ましい。
溝部11が凹部10の開口部形状に沿って配置されていると、溝部11への局所的な応力集中が抑えられるので、局所的な変形による発熱を抑制し、冷却効果が向上する。この結果、タイヤサイド部Sの放熱性がより向上し、耐久性をより向上することが可能になる。
また、本実施の形態の空気入りタイヤ1では、凹部10は、図1に示すように、リムチェックラインLからタイヤ径方向外側のタイヤ断面高さH1の50[%]の範囲H2に配置されていることが好ましい。
タイヤ断面高さH1は、正規リムにリム組みし、正規内圧の5[%]の内圧とした場合での、ビード部5のタイヤ径方向内端(リムベース位置)からタイヤ径方向最外側のトレッド面21(クラウンセンター)までのタイヤ径方向に沿ったタイヤの高さをいう。発熱が高い傾向にあるリム回りのクッションゴム周辺に凹部10を設けることが、タイヤサイド部Sの放熱性をより向上し、耐久性をより向上するうえで好ましい。なお、さらに放熱性を向上し、耐久性を向上するため、凹部10は、リムチェックラインLからタイヤ径方向外側のタイヤ断面高さH1の35[%]の範囲に配置されていることが好ましい。
また、本実施の形態の空気入りタイヤ1では、凹部10は、その最大開口幅W2が、タイヤ径方向の位置で異なることが好ましい。
具体的には、図19の凹部のタイヤ径方向配置の例の説明図に示すように、複数(図19では4つ)の凹部10がタイヤ径方向で開口幅W2が漸次異なっている。タイヤサイド部Sでは、タイヤ径方向において、ゴムゲージ(ゴム材の厚さ)が異なり、当該ゴムゲージが比較的大きい(比較的発熱の多い)部分の凹部10について、ゴムゲージが比較的小さい(比較的発熱の少ない)部分の凹部10に対して開口幅W2を大きくする。このように、発熱の異なる部分に適した開口幅W2の凹部10を配置することで、タイヤサイド部Sの放熱性がより向上し、耐久性をより向上することが可能になる。しかも、当該ゴムゲージが比較的小さい部分の凹部10について、ゴムゲージが比較的大きい部分の凹部10に対して開口幅W2を小さくする。このため、ゴムゲージを必要以上に小さく(薄く)なることを抑えて、タイヤ剛性の低下を抑制することが可能になる。
また、本実施の形態の空気入りタイヤ1では、溝部11は、その短手方向の幅W1が、凹部10のタイヤ径方向の位置に応じて異なることが好ましい。
具体的には、図20の凹部のタイヤ径方向配置の例の説明図に示すように、開口幅の同じ複数(図20では4つ)の凹部10がタイヤ径方向に設けられ、タイヤ径方向で溝部11の幅W1が漸次異なっている。タイヤサイド部Sでは、タイヤ径方向において、ゴムゲージ(ゴム材の厚さ)が異なり、当該ゴムゲージが比較的大きい(比較的発熱の多い)部分の溝部11について、ゴムゲージが比較的小さい(比較的発熱の少ない)部分の溝部11に対して幅W1を大きくする。このように、発熱の異なる部分に適した幅W1の溝部11を配置することで、タイヤサイド部Sの放熱性がより向上し、耐久性をより向上することが可能になる。しかも、当該ゴムゲージが比較的小さい部分の溝部11について、ゴムゲージが比較的大きい部分の溝部11に対して幅W1を小さくする。このため、ゴムゲージを必要以上に小さく(薄く)なることを抑えて、タイヤ剛性の低下を抑制することが可能になる。
また、本実施の形態の空気入りタイヤ1では、凹部10は、少なくとも車両装着時の車両内側に配置されていることが好ましい。
この場合の空気入りタイヤ1は、車両(図示せず)に装着した場合、タイヤ幅方向において、車両の内側および外側に対する向きが指定されている。向きの指定は、図には明示しないが、例えば、サイドウォール部4に設けられた指標により示される。そして、車両に装着した場合に車両の内側に向く側を車両内側、車両の外側に向く側を車両外側という。なお、車両内側および車両外側の指定は、車両に装着した場合に限らない。例えば、リム組みした場合に、タイヤ幅方向において、車両の内側および外側に対するリムの向きが決まっている。このため、空気入りタイヤ1は、リム組みした場合、タイヤ幅方向において、車両の内側(車両内側)および外側(車両外側)に対する向きが指定される。
車両内側のタイヤサイド部Sは、車両側の構造に覆われる部分であり、車両外側よりも雰囲気温度が高くなる傾向であり、熱劣化が発生しやすい。このため、凹部10を車両内側に配置することで、車両内側のタイヤサイド部Sの放熱性が向上して熱劣化を抑制し、耐久性を向上することが可能になる。
また、本実施の形態の空気入りタイヤ1は、重荷重用空気入りタイヤに適用されることが好ましい。
重荷重用空気入りタイヤでは、タイヤサイド部Sのゴムゲージが比較的大きいため、発熱の影響が大きく、耐久性が重要視される。したがって、本実施の形態の空気入りタイヤ1を重荷重用空気入りタイヤに適用することで、タイヤサイド部Sの放熱性を向上させて耐久性を向上する効果を顕著に得ることが可能になる。
本実施例では、条件が異なる複数種類の空気入りタイヤについて、耐久性に関する性能試験が行われた(図21および図22参照)。
性能試験は、図21について、タイヤサイズ195/85R16の空気入りタイヤを、正規リムにリム組みし、周辺温度が一定になるように制御された環境において、ドラム径1701[mm]のドラム試験機にて、内圧を正規内圧の75[%]にインフレートし、速度81[km/h]で、荷重を正規荷重の150[%]の条件で、空気入りタイヤが破損するまで試験を行ない、破損したときの走行距離を測定した。この耐久性の試験では、従来例を基準(100)とした指数評価が行われる。この評価は、数値が大きいほど耐久性に優れている。
また、性能試験は、図22について、タイヤサイズ11R22.5の重荷重用空気入りタイヤを、正規リムにリム組みし、周辺温度が一定になるように制御された環境において、ドラム径1701[mm]のドラム試験機にて、内圧を正規内圧の75[%]にインフレートし、速度45[km/h]で、荷重を正規荷重の150[%]の条件で、重荷重用空気入りタイヤが破損するまで試験を行ない、破損したときの走行距離を測定した。この耐久性の試験では、従来例を基準(100)とした指数評価が行われる。この評価は、数値が大きいほど耐久性に優れている。
図21および図22において、従来例1,2、比較例1,2、および実施例1〜実施例12の空気入りタイヤは、タイヤサイド部に凹部を有している。そして、従来例1,2の空気入りタイヤは、凹部の内表面に溝部を有していない。また、比較例1,2の空気入りタイヤは、溝部を有しているが、L1/W1が規定の範囲ではない。
一方、実施例1〜実施例12の空気入りタイヤは、L1/W1を規定の範囲とした溝部を有している。そして、実施例1(実施例7)の空気入りタイヤは、凹部の開口部形状が正方形である。また、実施例2(実施例8)および実施例3(実施例9)の空気入りタイヤは、凹部および溝部が図17に示す形態である。また、実施例4(実施例10)の空気入りタイヤは、凹部および溝部が図15に示す形態である。また、実施例5(実施例11)および実施例6(実施例12)の空気入りタイヤは、凹部および溝部が図3に示す形態である。
そして、図21および図22の試験結果に示すように、実施例1〜実施例12の空気入りタイヤは、耐久性に優れ、タイヤサイド部の耐久性が向上されていることが分かる。
1 空気入りタイヤ
10 凹部
11 溝部
L リムチェックライン
S タイヤサイド部
T 接地端
L1 溝部の長手方向の長さ
W1 溝部の短手方向幅
W2 凹部の最大開口幅

Claims (10)

  1. 少なくとも一方のタイヤサイド部に、複数の凹部が配置されているとともに、当該凹部の内表面に少なくとも1本の溝部が配置されており、前記溝部は、その長手方向の長さL1が、その短手方向の幅W1に対して2倍以上に形成されていることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記溝部は、前記凹部内の表面積を10[%]以上75[%]以下の範囲で増大させることを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記溝部は、その短手方向の幅W1が、前記凹部の最大開口幅W2に対し、0.02≦W1/W2≦0.50の範囲で形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記凹部は、その開口部が円形状または楕円形状に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記溝部は、前記凹部の開口部形状に沿って配置されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記凹部は、リムチェックラインからタイヤ径方向外側のタイヤ断面高さの50[%]の範囲に配置されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記凹部は、その最大開口幅W2が、タイヤ径方向の位置で異なることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の空気入りタイヤ。
  8. 前記溝部は、その短手方向の幅W1が、前記凹部のタイヤ径方向の位置に応じて異なることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の空気入りタイヤ。
  9. 前記凹部は、少なくとも車両装着時の車両内側に配置されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の空気入りタイヤ。
  10. 重荷重用空気入りタイヤに適用されることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一つに記載の空気入りタイヤ。
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