JP2013216105A - インクジェット装飾材 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来のインクジェット画像では表現できなかった意匠性や美観を備え、金属光沢と融合した立体感があって芸術的にも価値のあるインクジェット画像を再現可能なメディアとなるインクジェット装飾材を得る。
【解決手段】基材11上に形成された金属層12の表面には坪量を3g/m2 以上50g/m2 以下とした繊維質シート13が貼合接着剤14を介して積層形成され、繊維質シート13の表面にインク受理層15が積層形成され、繊維質シート13を構成する繊維16の少なくとも一部は、単繊維繊度が0.5dtex以上30.0dtex以下の繊維であり、繊維質シート13の何れの縦横それぞれ50mmの単位矩形面積(2500mm2 )内にも直径5mm以下の内接円24が周縁繊維26に接して収まる隙間17が形成され、隙間17に対応する位置に、金属層12の表面を視認可能な透光部25を有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、壁面装飾やポスター等に用いられ、コンピュータに読み取られた原画を再現するインクジェット手法を利用しつつ金属光沢を表現したメディアとしてのインクジェット装飾材に関するものである。
従来、インクジェットプリンタによってインクを印捺(塗着)して画像(以下、インクジェット画像と言う。)を再現するために使用されるインクジェット用の素材としては、特許文献1に記載された水性インクを用いて記録画像を形成するインクジェット記録用紙が知られている。
このインクジェット記録用紙は、(A)短繊維を絡み合せた不織布状物を加熱加圧して得た坪量が12〜80g/m2 の不織布シート、または該不織布状物に熱可塑性樹脂粉末を散布および/または熱可塑性樹脂シートを積層し、次いでこれを加熱加圧一体化した坪量が60〜200g/m2 の繊維補強不織布シートを裏面層とし、この不織布シートの表面に接着剤を用いて、クラーク剛度(S値)が縦方向8〜300、横方向8〜300であり、肉厚20〜300μmの耐水性の延伸樹脂フイルム(B)を貼合して積層構造の支持体とし、この支持体の延伸樹脂フイルム層(B)側にピグメントを主成分とするインク受理層(C)を設けてなる。
特開平9−254535号公報
しかしながら、上述した特許文献1のインクジェット記録用紙は、不織布や樹脂フイルムを支持体として用いるのみで、他のインクジェット印刷物との意匠性や美感の違いは、インクジェット画像そのものの図柄や、彩色性によってでしか表現することが出来なかった。
そこで本発明は、従来のインクジェット画像では表現できなかった意匠性や美観、つまり、金属光沢と融合し、立体感があって芸術的にも価値のあるインクジェット画像を再現可能なインクジェット装飾材を得ることを目的とする。
本発明に係るインクジェット装飾材22は、基材11上に形成された金属層12の表面には坪量を3g/m2 以上50g/m2 以下とした繊維質シート13が貼合接着剤14を介して積層形成されており、前記繊維質シート13の表面にはインク受理層15が形成されていて、前記繊維質シート13を構成する繊維16の少なくとも一部は、単繊維繊度が0.5dtex以上30.0dtex以下の繊維であり、前記繊維質シート13の何れの縦横それぞれ50mmの単位矩形面積(2500mm2 )内にも直径Dが5mm以下で且つ繊維質シート13の何れの縦横それぞれ50mmの単位矩形面内の円24が少なくとも4本の周縁繊維26に内から接して収まる隙間17が形成されていて、この隙間17に対応する位置に、前記金属層12の表面が露出した又は金属層12の表面まで光が透過する透光部25を有していることを第1の特徴とする。
本発明に係るインクジェット装飾材22の第2の特徴は、上記第1の特徴に加えて、前記繊維質シート13を構成する繊維16は、単繊維繊度が0.5dtex以上30.0dtex以下である繊維以外の繊維も含む点にある。
本発明に係るインクジェット装飾材22の第3の特徴は、上記第1又は2の特徴に加えて、前記繊維質シート13は、縦横50mmの単位矩形面積(2500mm2 )内に分布する透光部25の分布密度が多い光輝部18と、縦横50mmの単位矩形面積(2500mm2 )内に分布する透光部25の分布密度が少ない漏光部19を有している点にある。
本発明に係るインクジェット装飾材22の第4の特徴は、上記第1〜3の何れかの特徴に加えて、前記貼合接着剤14の坪量が乾燥状態で3g/m2 以上50g/m2 以下であり、前記インク受理層15の坪量が乾燥状態で3g/m2 以上55g/m2 以下である点にある。
本発明に係るインクジェット装飾材22の第5の特徴は、上記第1〜4の何れかの特徴に加えて、前記インク受理層15の表面にはインクジェットプリンタからの水性インクによるインクジェット画像21が印捺され、前記インクジェット画像21の印捺後でも、前記繊維質シート13の隙間17に対応する位置に、前記金属層12の表面が露出した又は金属層12の表面まで光が透過する透光部25を有している点にある。
本発明に係るインクジェット装飾材22の第6の特徴は、上記第1〜5の何れかの特徴に加えて、前記基材11は、ベース紙であり、前記金属層12は、金属箔であり、前記ベース紙と金属箔とは、裏打接着剤23を介して積層形成されている点にある。
本発明に係るインクジェット装飾材22の第7の特徴は、上記第1〜6の何れかの特徴に加えて、前記繊維質シート13を構成する繊維16は、繊維長2mm以上の繊維を含む比率が80質量%以上である点にある。
これらの特徴により、本発明に係るインクジェット装飾材22は、基材11上に形成された金属層12の表面に坪量を3g/m2 以上50g/m2 以下とした繊維質シート13を貼合接着剤14を介して積層形成し、繊維質シート13の表面にインク受理層15を積層形成し、繊維質シート13を構成する繊維16の少なくとも一部は、単繊維繊度が0.5dtex以上30.0dtex以下の繊維であり、繊維質シート13の何れの縦横それぞれ50mmの単位矩形面積内にも直径Dが5mm以下の円24が周縁繊維26に接して収まる繊維間の隙間17が形成され、隙間17に対応する位置に、金属層12の表面を視認可能な透光部25を有していることで、インクジェット装飾材22の装飾面において、適度な大きさの隙間17(透光部25)を満遍なく配置できると同時に、配置した透光部25から金属層12の金属光沢が視認でき、印捺(塗着)されるインクジェット画像21と相まって、従来にはない全く新しい美感を備えた装飾面が形成できる。
尚、本発明における繊維質シート13とは、不織布、織布、編布等の布帛や、パルプ繊維シート等を言う。
又、繊維質シート13を構成する繊維16は、単繊維繊度が0.5dtex以上30.0dtex以下である繊維以外の繊維も含むことで、インクジェット装飾材22の装飾面の中で、透光部25以外の繊維16が重なり合った緻密な部分(以下、繊維緻密部20と言う。)の割合を多くし、この繊維緻密部20に印捺されるインクジェット画像21のアクセントとして、透光部25からの金属光沢が逆に映えることとなる。
更に、縦横50mmの単位矩形面積内に分布する透光部25の分布密度が多く、その透光部25の介在する隙間17に内から接する円24の直径Dが比較的大きく、繊維緻密部20が少ない光輝部18と、縦横50mmの単位矩形面積内に分布する透光部25の分布密度が少なく、その透光部25の介在する隙間17に内から接する円24の直径Dが比較的小さく、繊維緻密部20の多い漏光部19を繊維質シート13に設けることで、インクジェット装飾材22の装飾面に凹凸を付けることが出来ると同時に、この繊維緻密部20が少ない光輝部18は、その周辺の繊維緻密部20が多い漏光部19よりも凹んでいることから、この凹み(表面凹凸)と金属光沢、そして印捺されるインクジェット画像21と融合させた新規な装飾面を形成することが出来る。
貼合接着剤14の坪量を乾燥状態で3g/m2 以上50g/m2 以下とすることで、繊維質シート13を金属層12上に確り固定すると同時に、塗布した貼合接着剤14の中に繊維質シート13の繊維16が沈み込むことがなく、繊維緻密部20が多い漏光部19の中にも透光部25が確実に形成される。
更に、インク受理層15の坪量を乾燥状態で3g/m2 以上55g/m2 以下とすることで、インクジェットプリンタからのインクを、インク受理層15表面で確り保持して、インク滲みをなくすと共に、インク受理層15が厚過ぎてインクが深く入り込むことや、インクがインク受理層15表面で見え難くなることがない。
そして、インク受理層15の表面にインクジェットプリンタを用いて水性インクでインクジェット画像21を印捺し、インクジェット画像21を印捺した後でも、前記透光部25を設けることとすれば、インクジェットプリンタが、サーマル式とピエゾ式等であっても印捺できると共に、印捺したインクジェット画像21と金属光沢とを調和させることで、従来のような、図柄や彩色性以外の違いを持たせることが可能となる。
更に、基材11をベース紙とし、金属層12をベース紙で裏打ちされた金属箔によって形成することで、インクジェット装飾材22自体に可撓性をもたせ、曲面などに対しても貼付できるようになり、壁面装飾や、ポスター、ラベルなど様々な用途に使用し易くなる。
又、繊維質シート13を構成する繊維16を、繊維長2mm以上の繊維を含む比率が80質量%以上とすることで、繊維質シート13の装飾面において、繊維の密度にバラツキが生じ易くなり、透光部25が確り形成される。
基材上に形成された金属層の表面に坪量3g/m2 以上50g/m2 以下の繊維質シートが接着剤を介して積層形成され、繊維質シートの表面にインク受理層が積層形成され、繊維質シートを構成する繊維の少なくとも一部を、単繊維繊度が0.5dtex以上30.0dtex以下の繊維で構成し、繊維質シートの何れの縦横それぞれ50mmの単位矩形面積(2500mm2 )内にも直径が5mm以下の円が周縁繊維に接して収まる繊維間の隙間が形成され、この隙間に対応する位置に、金属層の表面を視認可能な透光部を有することで、印捺される水性インクと相まって、金属層の金属光沢と表面凹凸が調和し、芸術的にも価値のあるインクジェット画像を再現することが可能となる。
本発明に係るインクジェット装飾材の斜視図であり、その一部を円で囲んで拡大して図示している。 本発明に係るインクジェット装飾材の拡大断面図である。
上述した目的を達成するために、本発明に係るインクジェット装飾材22は、基材11、金属層12、繊維質シート13、貼合接着剤14(接着層)、インク受理層15を順次積層して形成されており、この積層した順に説明する。
本発明における基材11としては、上質紙、グラシン紙、キャスト紙、コーテッド紙などの通常の天然パルプ紙が、ベース紙として使用される。これらは白色でも、着色されていても良い。
又、基材11は、ベース紙だけに限らず、合成繊維あるいは合成樹脂フィルムを擬紙化したいわゆる合成紙、繊維構造体(織布、編布、不織布)、ガラスファイバーシートなど無機質シート、合成樹脂フィルム、ガラス、金属面、板あるいは合板、積層板などでもプリンターで搬送可能であり記録できる可撓性、折り曲げ適性などを有する範囲であれば特に問題なく、壁紙の裏打紙も基材11として使用できる。これらは着色されていても何等差し支えない。
本発明における金属層12は、ベース紙等の基材11で裏打ちされた金属箔であっても良く、この金属箔に用いられる金属は、アルミニウム、金、銀、銅、クロム、インジウム、錫など特に制限はない。
金属箔(金属層12)の厚みは、特に制限するものではないが、5〜20μm程度が、プリンター搬送性に問題を起こさず好ましい。又、視認できる側の金属箔の上面は、より金属光沢がある面の方が、繊維質シート13、インク受理層14及びインクジェット画像に覆われた部分との差異が鮮明となるため、更に好ましい。
尚、金属箔として、特にアルミニウム箔はその取り扱いの容易さ、表面の安定性の点から好ましく、更に、銀色以外に、金色、銅色、白金色等の着色層を設けることにより多種類のカラーバリエーションをつけても良い。
又、本発明の金属層12を、金属蒸着層としても良く、この金属蒸着層を設ける場合の蒸着方法は、例えば真空タンクを10-4Torr程度以上の高真空とした後、高純度のアルミニウム、ニッケル、亜鉛、銅、銀、金等の金属をルツボ中で加熱溶融して蒸発させると金属微粒子が合成樹脂層に付着凝集し、金属蒸着膜を形成する方法である。
金属としては、その安定性、見栄えよりアルミニウムが好ましく用いられ、金属蒸着膜の厚さは、一般的には50〜5000オングストロームである。
基材11に直接金属蒸着を施す場合は、裏打接着剤23は不要となるが、金属蒸着層の接着力を強めるために、アンカリング剤による表面処理が基材11に施される。
金属蒸着層(金属層12)は、予め離形性シートに積層形成し、その離形性シートから基材11に転写されたものであっても良い。
本発明における繊維質シート13としては、不織布、織布(織物)、編布(編物)等の布帛だけに留まらず、パルプ、レーヨン等で構成された繊維シート、繊維ウェブ等のことを言う。
ここで、繊維質シート13として、不織布を用いる場合について述べると、不織布には大別して、湿式不織布、又はステッチボンド方式、スパンボンド方式、メルトブローン方式、サーマルボンド方式等による乾式不織布、或いは湿式不織布又は乾式不織布を用いたニードルパンチ不織布、スパンレース不織布等がある。延伸されたポリオレフィンの割繊維やポリエステル長繊維などを、メッシュ状に積層させた積層布でも良い。
又、繊維質シート13として、織布を用いる場合は、平織で薄手のオーガンジーや、平織地に横畝のある薄いタフタ等が好ましく、その繊維16は、絹に限定されることなく、下記に示すポリエステル等の合成繊維でも良い。その他、繊維質シート13としては、薄く十分な透光性のあるシフォンや、レース編みであるチュールを用いても良い。
更には、パルプによって構成される繊維質シート13は、洋紙として市販されているものであっても良いし、楮や三叉よって構成される繊維質シート13は、和紙として市販されているものであっても良い。
繊維質シート13を構成する繊維16の繊維長は、特に限定されるものではないが、繊維長2mm以上の繊維の比率が80質量%以上となるように繊維質シート13を構成することが好ましい。
これは、繊維長2mm以下の短繊維のみで繊維質シート13を構成すると、繊維の密度が均一でバラツキがなくなり、地合いが良くなることで、装飾面が一様で繊維間の隙間や表面凹凸が乏しくなったり、透光部25や従来にはない美感を備え難くなる。
繊維質シート13の坪量を、3g/m2 以上50g/m2 以下と適度な量にすることで、金属層12上に接着した繊維質シート13に視認できる隙間17が点在することとなる。
これは、坪量が50g/m2 を越えると、繊維質シート13にほとんど隙間17が形成されず、インクジェット画像21の印捺後に、金属光沢を視認できないためである。
又、坪量が3g/m2 より少なく、いわゆる極細繊維によって構成されれば、金属層12の光沢面の大部分が露出することとなって、インク受理層14部分も小さくなり、印捺品質が下がると共に、アルカリ割繊等の別工程を余計に加えて極細繊維としなければならず、作業効率が低下し、経済性に劣る。
尚、繊維質シート13の坪量を、好ましくは10g/m2 以上45g/m2 以下とし、更に好ましくは10g/m2 以上40g/m2 以下とすれば良い。
因に、繊維長が2〜5mmのパルプ繊維に成る一般市販のトイレットペーパの坪量は概して25g/m2 であり、表裏を透視可能な無数の隙間17が均等に分布しているが、繊維長がエンドレスの合成繊維(フィラメント)のサーマルボンド方式に成る合成紙の中には、その坪量が25g/m2 前後であっても合成繊維(フィラメント)が緻密に密着してプラスチックフィルムの観を呈し、表裏を透視可能な隙間が合成繊維(フィラメント)間に視認されないものもある。
本発明において、繊維質シート13を『何れの縦横それぞれ50mmの単位矩形面積(2500mm2 )内にも直径Dが5mm以下で且つ繊維質シート13の何れの縦横それぞれ50mmの単位矩形面内の円24が少なくとも4本の周縁繊維26に内から接して収まる隙間17が形成されている』と規定していることは、そのように坪量が25g/m2 前後であっても繊維間に表裏を透視可能な隙間17が視認されないものは、本発明に言う繊維質シートから除外されることを意味する。
繊維質シート13を構成する繊維16については、基本的には、繊維16の単繊維繊度を、0.5dtex以上30.0dtex以下としている。
例えば、繊維16の単繊維繊度が0.5dtex未満となると、繊維質シート13に積層形成する接着層14に沈み込んだり、インク受理層15に埋め込まれたりして、繊維質シート13の繊維16そのものや隙間17が埋没してしまい、透光部25や表面凹凸がなくなる。
一方、単繊維繊度が30.0dtexを越えた太い繊維となると、繊維質シート13の坪量の値が同じでも、繊維16間の隙間17が大きくなり過ぎて、例えば、縦横50mmの単位矩形面積(2500mm2 )内に分布する隙間17の周縁の周縁繊維26に接して隙間17に収まるべき円24が大きくなり、適度な金属光沢をインクジェット装飾材22に持たせ難くなる。
逆に言えば、繊維16の単繊維繊度を、0.5dtex以上30.0dtex以下としつつ、繊維質シート13における縦横50mmの単位矩形面積(2500mm2 )内に直径Dが5mm以下の円24が周縁の繊維26に内から接して収まる隙間17を有するような繊維質シート13であれば、印捺されるインクジェット画像21と相まって、金属層12の金属光沢と繊維質シート13の表面の凹凸が調和した装飾面を形成することが可能となる。
尚、繊維質シート13の繊維16の単繊維繊度は、基本的には、0.5dtex以上30.0dtex以下の範囲であるが、様々な方向にくねる繊維を水の流れを生かし装飾とした雲龍模様状の装飾面を形成するために、あえてごく一部に、単繊維繊度が30.0dtexを越える繊維や、0.5dtex未満の繊維を入れても構わない。
つまり、繊維質シート13を構成する繊維16は、大部分が、単繊維繊度を0.5dtex以上30.0dtex以下とする繊維であるものの、それ以外(つまり、単繊維繊度を0.5dtex以上30.0dtex以下とする繊維以外)の導電性繊維や抗菌性繊維、消臭性繊維等の機能性繊維や色彩、表面光沢、断面形状、捲縮(クリンプ)度合い等の外観の異なる装飾性繊維を含むこととしても良い。
又、繊維質シート13を構成する繊維の種類としては、ポリエステル系繊維、ポリオレフィン系繊維、ポリアクリロニトリル系繊維、ポリビニルアルコール系繊維、ナイロン繊維、ウレタン繊維などの有機合成繊維、又、ビスコースレーヨンやリオセルなどの再生繊維や半合成繊維、木綿、カボック綿、ケナフ、パルプ、楮、三叉などの天然植物繊維などが挙げられる。
例えば、ポリエステル系繊維とは、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、これらポリマーの変性ポリマーなどのホモポリマーおよびコポリマーからなる繊維を用いることが出来る。
本発明における貼合接着剤14(接着層)は、一般的なアクリル樹脂、天然及び合成ゴム、スチレン/ブタジエン共重合体、ポリ酢酸ビニル、酢酸ビニル/エチレン共重合体、デンプン、シリコーン系化合物、ニカワ、カゼイン、ポリビニルアルコール、ポリウレタン、ポリウレタン等の樹脂を単独で、あるいは溶液、水溶液、エマルジョンの形で用いることが出来る。好ましくは、合成樹脂が用いられる。
又、貼合接着剤14の坪量は、固形分(乾燥状態)で、3g/m2 以上50g/m2 以下の範囲であれば、繊維質シート13を金属層12の表面に確りと接着できると同時に、不織不布13の繊維16が貼合接着層(14)に埋没することもない。
このように所定の坪量で貼合接着剤14を塗布する際には、ロールコータやナイフコータ、グラビアコータ等の塗布手段が用いられる。
又、貼合接着剤14の坪量は、より好ましくは、乾燥状態で15g/m2 以上45g/m2 以下、更に好ましくは乾燥状態で15g/m2 以上40g/m2 以下であるが、たとえ比較的に坪量が低かったとしても、樹脂を発泡(フロス)させることによって、坪ごとの貼合接着剤14の塗膜の厚みを均一に揃え、十分な接着力が得られると共に、泡が弾けた後は、貼合接着剤14の厚みムラも小さくなる。
本発明のインク受理層15の成分には、カチオン性染料定着剤を含有することが出来る。カチオン性染料定着剤としては2級アミン、3級アミン、4級アンモニウム塩などが挙げられる。
更に、インク受理層15で用いられる接着剤としては、例えば、澱粉、ポリビニルアルコール、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース等の水溶性糊剤、酢酸ビニル、スチレン−ブタジエン共重合体、アクリル酸エステル及びメタクリル酸エステルの重合体又は共重合体、エチレン酢酸ビニル共重合体等のビニル系重合体ラテックス等の合成樹脂系接着剤等が使用される。
尚、インク受理層15中には、界面活性剤や多孔性合成非晶質シリカ、多孔性炭酸マグネシウム、多孔性アルミナなどの白色顔料を含有させていても良い。
インク受理層15の坪量は、固形分(乾燥状態)で3g/m2 以上55g/m2 以下(湿重量では100g/m2 以上120g/m2 以下)の範囲であれば良く、好ましくは、20g/m2 以上50g/m2 、更に好ましくは20g/m2 以上45g/m2 以下である。又、インク受理層15の塗布にも、同様に、ロールコータや、グラビアコータ等の塗布手段が用いられる。
尚、坪量が少な過ぎて、インク吸収能の低下によるにじみが発生し、印字品位が低下する。又、インク受理層15の坪量が、上記範囲より多すぎても、インク受理層15が厚くなり、裁断面からのフィラーの粉落ちが発生したり、インク受理層15が厚過ぎることで、繊維質シート13の繊維16や隙間17の埋没が起こる。
繊維質シート13の坪量・単繊維繊度や隙間17、貼合接着剤14(接着層)の坪量、インク受理層15の坪量を、上述したような適切な値とすることによって、繊維質シート13の上に塗布される貼合接着剤14(接着層)や、更にその上に積層形成されるインク受理層15も、繊維質シート13の繊維緻密部20と透光部25による起伏、或いは、光輝部18と漏光部19による光沢差に合わせて、変化に富む外観を呈することになる。
ここで、この透光部25について詳解すれば、透光部25の表面では、その周辺の金属層12の表面を覆っている繊維緻密部20よりも貼合接着剤14(接着層)の厚みが薄くなっており、その透光部25の表面での貼合接着剤14(接着層)の薄さは、貼合接着剤の接着層(14)及びインク受理層15を透過して、金属層12の表面が視認できる程度である。
逆に言えば、貼合接着剤14やインク受理剤(15)は、その貼合接着剤の接着層(14)及びインク受理層15が一定の薄さになれば光を通し得る素材であり、この貼合接着剤の接着層(14)及びインク受理層15の薄さは、貼合接着剤14やインク受理剤(15)に配合される顔料、染料等で決まる。
従って、この透光部25によって、インクジェットプリンタを用いて画像を印捺した後であっても、貼合接着剤の接着層(14)及びインク受理層15を透過して、金属層12の表面が視認可能となり、適度に抑えた金属光沢を視認できる。
又、繊維質シート13、貼合接着層(14)及びインク受理層15の透光部25は、上述したように、周辺の繊維16が重なり合った繊維緻密部20よりも凹んでおり、この凹みによって、インクジェット装飾材22の表面(装飾面)に微小な凹凸を形成し、従来にはなかった新たな質感を与えることが出来る。
尚、このような表面凹凸は、繊維16が重なり合った繊維緻密部20が、積層形成されるインク受理層15やインクジェット画像21(画像層)越えてインクジェット装飾材22の表面まで到達することで、形成されても良い。
又、本発明に係るインクジェット装飾材22は、塗布された貼合接着剤14やインク受理層15等が表面張力によって滴状となったり、グラビアコータのように網点(凹凸)のある塗布手段で塗布されることによって、繊維質シート13の隙間17から金属層12の表面が露出した部分(つまり、金属層12上に、繊維質シート13や貼合接着剤14、インク受理層15、インクが存在しない部分)があっても良い。
この場合、本発明における透光部25は、この金属層12の表面が露出した部分となる。
本発明におけるインクジェットプリンタ用のインクとは、溶媒が水である水性インクや、溶媒がエタノールやアセトンなど水溶性(常温で乾燥する沸点の低い)有機溶剤である速乾性インク、溶媒が常温で蒸発しない有機溶剤である油性インク、紫外線照射で硬化するUVインク等がある。
尚、油性インクやUVインクの場合は、インク受理層15が特になくとも良い。
インクの着色剤としては、大きくは、染料と顔料に分けられ、染料としては、直接染料、酸性染料、塩基性染料などが挙げられる。顔料としては、無機顔料と有機顔料に分かれるが、無機顔料としては、亜鉛華、二酸化チタン等の白色顔料、鉛丹、酸化鉄赤等の赤色顔料、黄鉛、亜鉛黄等の黄色顔料、ウルトラマリン青、プロシア青等の青色顔料、カーボンブラックである黒色顔料などがある。
又、有機顔料としては、アゾ顔料、多環顔料、レーキ顔料等がある。その他のインクの添加剤としては、例えば、pH調節剤、金属封鎖剤、防カビ剤、粘度調整剤、表面張力調整剤、湿潤剤、界面活性剤、および防錆剤などが挙げられる。
本発明においては、主に水性インクを用いて、インクジェットプリンタでインクジェット画像21を、インク受理層15の表面上に印捺(塗着)する。印捺されたインクは、インク受理層15の厚み内で定着するため、インクを印捺しても、形成されていた透光部25が、インクに埋没することはない。
よって、インクジェット画像21の印捺後であっても、当然に、繊維質シート13の隙間17に対応する位置に、金属層12の表面を視認可能な透光部25が設けられることとなる。
尚、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではない。インクジェット装飾材22の各構成又は全体の構造、形状、寸法などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することが出来る。
基材11上で積層形成された金属層12の表面には、繊維質シート13を積層する前に、その表面光沢を隠蔽して損なわない限り、何らかの画像を印捺したり、着色し、或いは、エンボス加工を施すことも出来る。
上述したような繊維質シート13の坪量・単繊維繊度、隙間17の言及に加えて、繊維質シート13においては、繊維16の部分と、その間の隙間17の部分との割合が所定の範囲内にあることにも着目する。
具体的には、下記の式(1)で表される繊維16の充填率が2〜40%、好ましくは、9〜20%である。
Figure 2013216105
インクジェット画像21の印捺前の本発明に係るインクジェット装飾材22(図2)は、インクジェットプリンタに通すことなく水彩画や油絵を描写する画布として利用することも出来る。
11 基材(ベース紙)
12 金属層(金属箔)
13 繊維質シート
14 貼合接着剤
15 インク受理層
16 繊維
17 繊維質シートの隙間
18 光輝部
19 漏光部
20 繊維緻密部
21 インクジェット画像
22 インクジェット装飾材
23 裏打接着剤
24 円
25 透光部
26 周縁繊維
本発明に係るインクジェット装飾材22は、基材11上に形成された金属層12の表面には坪量を3g/m2 以上50g/m2 以下とした繊維質シート13が貼合接着剤14を介して積層形成されており、前記繊維質シート13の表面にはインク受理層15が形成されていて、前記繊維質シート13を構成する繊維16の少なくとも一部は、単繊維繊度が0.5dtex以上30.0dtex以下の繊維であり、前記繊維質シート13隙間17が形成されていて、この隙間17に対応する位置に、前記金属層12の表面が露出した又は金属層12の表面まで光が透過する透光部25を有していることを第1の特徴とする。
本発明に係るインクジェット装飾材22の第2の特徴は、上記第1の特徴に加えて、前記繊維質シート13を構成する繊維16は、単繊維繊度が0.5dtex以上30.0dtex以下である繊維以外の繊維も含み、前記繊維質シート13は、縦横50mmの単位矩形面積(2500mm 2 )内に分布する透光部25の分布密度が多い光輝部18と、縦横50mmの単位矩形面積(2500mm 2 )内に分布する透光部25の分布密度が少ない漏光部19を有し、前記貼合接着剤14の坪量が乾燥状態で3g/m 2 以上50g/m 2 以下であり、前記インク受理層15の坪量が乾燥状態で3g/m 2 以上55g/m 2 以下であり、前記インク受理層15の表面にはインクジェットプリンタからの水性インクによるインクジェット画像21が印捺され、前記インクジェット画像21の印捺後でも、前記繊維質シート13の隙間17に対応する位置に、前記金属層12の表面が露出した又は金属層12の表面まで光が透過する透光部25を有し、前記基材11は、ベース紙であり、前記金属層12は、金属箔であり、前記ベース紙と金属箔とは、裏打接着剤23を介して積層形成され、前記繊維質シート13を構成する繊維16は、繊維長2mm以上の繊維を含む比率が80質量%以上である点にある。
これらの特徴により、本発明に係るインクジェット装飾材22は、基材11上に形成された金属層12の表面に坪量を3g/m2 以上50g/m2 以下とした繊維質シート13を貼合接着剤14を介して積層形成し、繊維質シート13の表面にインク受理層15を積層形成し、繊維質シート13を構成する繊維16の少なくとも一部は、単繊維繊度が0.5dtex以上30.0dtex以下の繊維であり、繊維質シート13隙間17が形成され、隙間17に対応する位置に、金属層12の表面を視認可能な透光部25を有していることで、インクジェット装飾材22の装飾面において、適度な大きさの隙間17(透光部25)を満遍なく配置できると同時に、配置した透光部25から金属層12の金属光沢が視認でき、印捺(塗着)されるインクジェット画像21と相まって、従来にはない全く新しい美感を備えた装飾面が形成できる。
尚、本発明における繊維質シート13とは、不織布、織布、編布等の布帛や、パルプ繊維シート等を言う。
更に、縦横50mmの単位矩形面積内に分布する透光部25の分布密度が多く、繊維緻密部20が少ない光輝部18と、縦横50mmの単位矩形面積内に分布する透光部25の分布密度が少なく、繊維緻密部20の多い漏光部19を繊維質シート13に設けることで、インクジェット装飾材22の装飾面に凹凸を付けることが出来ると同時に、この繊維緻密部20が少ない光輝部18は、その周辺の繊維緻密部20が多い漏光部19よりも凹んでいることから、この凹み(表面凹凸)と金属光沢、そして印捺されるインクジェット画像21と融合させた新規な装飾面を形成することが出来る。
基材上に形成された金属層の表面に坪量3g/m2 以上50g/m2 以下の繊維質シートが接着剤を介して積層形成され、繊維質シートの表面にインク受理層が積層形成され、繊維質シートを構成する繊維の少なくとも一部を、単繊維繊度が0.5dtex以上30.0dtex以下の繊維で構成し、繊維質シート繊維間の隙間が形成され、この隙間に対応する位置に、金属層の表面を視認可能な透光部を有することで、印捺される水性インクと相まって、金属層の金属光沢と表面凹凸が調和し、芸術的にも価値のあるインクジェット画像を再現することが可能となる。

Claims (7)

  1. 基材(11)上に形成された金属層(12)の表面には坪量を3g/m2 以上50g/m2 以下とした繊維質シート(13)が貼合接着剤(14)を介して積層形成されており、前記繊維質シート(13)の表面にはインク受理層(15)が形成されていて、
    前記繊維質シート(13)を構成する繊維(16)の少なくとも一部は、単繊維繊度が0.5dtex以上30.0dtex以下の繊維であり、
    前記繊維質シート(13)の何れの縦横それぞれ50mmの単位矩形面積(2500mm2 )内にも直径(D)が5mm以下で且つ繊維質シート(13)の何れの縦横それぞれ50mmの単位矩形面内の円(24)が少なくとも4本の周縁繊維(26)に内から接して収まる隙間(17)が形成されていて、
    この隙間(17)に対応する位置に、前記金属層(12)の表面が露出した又は金属層(12)の表面まで光が透過する透光部(25)を有していることを特徴とするインクジェット装飾材。
  2. 前記繊維質シート(13)を構成する繊維(16)は、単繊維繊度が0.5dtex以上30.0dtex以下である繊維以外の繊維も含むことを特徴とする請求項1に記載のインクジェット装飾材。
  3. 前記繊維質シート(13)は、縦横50mmの単位矩形面積(2500mm2 )内に分布する透光部(25)の分布密度が多い光輝部(18)と、縦横50mmの単位矩形面積(2500mm2 )内に分布する透光部(25)の分布密度が少ない漏光部(19)を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載のインクジェット装飾材。
  4. 前記貼合接着剤(14)の坪量が乾燥状態で3g/m2 以上50g/m2 以下であり、
    前記インク受理層(15)の坪量が乾燥状態で3g/m2 以上55g/m2 以下であることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のインクジェット装飾材。
  5. 前記インク受理層(15)の表面にはインクジェットプリンタからの水性インクによるインクジェット画像(21)が印捺され、
    前記インクジェット画像(21)の印捺後でも、前記繊維質シート(13)の隙間(17)に対応する位置に、前記金属層(12)の表面が露出した又は金属層(12)の表面まで光が透過する透光部(25)を有していることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のインクジェット装飾材。
  6. 前記基材(11)は、ベース紙であり、
    前記金属層(12)は、金属箔であり、
    前記ベース紙と金属箔とは、裏打接着剤(23)を介して積層形成されていることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載のインクジェット装飾材。
  7. 前記繊維質シート(13)を構成する繊維(16)は、繊維長2mm以上の繊維を含む比率が80質量%以上であることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載のインクジェット装飾材。
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