JP2013215579A - 容器蓋の放射線ベースの消毒装置および方法 - Google Patents

容器蓋の放射線ベースの消毒装置および方法 Download PDF

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Abstract

【課題】容器蓋の周壁と内面との両方を適切に消毒にする。
【解決手段】蓋消毒装置(1)は、搬送経路に沿って容器蓋(10)を個々に搬送する搬送機構(2)と、搬送機構(2)による容器蓋(10)の搬送中に容器蓋(10)を照射して容器蓋(10)を消毒する照射機構(4)と、容器蓋(10)を消毒している時間、内部で容器蓋(10)が搬送されるクリーンルーム(30)とを有する。蓋消毒装置(1)は、容器蓋(10)を搬送機構(2)によって搬送している時間、回転軸の周りに容器蓋(10)を回転させる回転機構(22、23、24、26)を有し、照射機構(4)は、照射機構(4)から射出された放射が容器蓋(10)の外周壁(10a)および容器蓋(10)の内部領域(10b)の両方に当たるように、容器蓋(10)の搬送経路に対して配置され、照射機構(4)は、2つの異なる放射方向から容器蓋(10)を照射する。
【選択図】図1

Description

本発明は、容器蓋の放射線ベースの消毒装置および方法に関する。
容器蓋の消毒の様々な方法が知られている。たとえば過酸化水素などの化学媒体を用いて密閉容器を消毒することが知られている。しかし、場合によってはこのように化学物質を使用しないで済ますことが必要であった。
放射線を用いて容器蓋を消毒する装置および方法が知られている。以下では、放射線は、詳細には、電荷担体の放射、たとえば電子として理解される。一方、放射線は、たとえば、紫外線、放射性物質の放射線、X線など、異なるタイプの放射線であってもよい。
容器蓋を消毒する装置および方法が知られている(たとえば、特許文献1参照)。この場合、容器蓋は転動しながら搬送経路に沿って導かれ、転動移動中に電子放射によって照射される。
この場合の2つの電子放射ユニットは、消毒される容器蓋に関して対向して配置されている。したがって、この装置は、蓋の内底領域およびその反対側の外面も消毒することができる。このようにして、この内面は、この場合、蓋が装置の中を転動する向きに関係なく消毒することができる。それにも拘らず、この装置は、容器蓋の外周領域を適切に消毒することができない。
同様に、電子放射を用いた容器蓋の消毒のための消毒装置が開示されている(たとえば特許文献2参照)。この場合、容器蓋は事前に設定された経路に沿って搬送され、それによって、容器蓋が放射を通り抜ける。この装置では、容器蓋を回転させ、電子照射機器によって照射することが可能である。
同様に、特許文献3にも、蓋の消毒用の装置が記載されている。この装置では、容器蓋は、異なる速度で移動することができる2つのコンベヤベルトの間を搬送され、それによって、容器蓋を回転させる。この装置の場合、容器蓋の周縁面の消毒は困難を伴う。
国際公開第2010/128532号 特開2007−76730号公報 特開2002−128030号公報
したがって、本発明の目的は、蓋の周壁の消毒およびこれら容器蓋の内面の消毒を共に可能にする容器蓋を消毒する装置および方法を提供することである。下記では、内面は、詳細には、容器の開口にねじ止めされる蓋の領域であるとして理解されたい。
これらの目的は、本発明に従い独立請求項の主題によって達成される。有利な実施形態およびさらに別の発展形態が従属請求項の主題を形成する。
本発明による容器蓋用の蓋消毒装置は、事前設定された搬送経路に沿って容器蓋を個々に搬送する搬送機構を有する。この場合、この搬送機構は、搬送機構を駆動する駆動機構を有する。さらに、装置は、容器蓋を消毒する放射を発生し、容器蓋を搬送機構によって搬送中に放射によって容器蓋に作用する照射機構を有する。さらに、装置は、少なくとも容器蓋を消毒している時間、容器蓋がその内部で搬送されるクリーンルームを有する。
本発明によれば、蓋消毒手段は、少なくとも容器蓋を搬送機構によって搬送している時間、事前設定された回転軸の周りに容器蓋を回転させる回転機構を有し、照射機構は、照射機構から射出された放射が容器蓋の外周壁および容器蓋の内部領域の両方に当たるように、容器蓋の搬送経路に対して配置されている。
本発明によれば、照射機構は、さらに、2つの異なる方向から容器蓋を照射する。電荷担体、特に電子などによる物体の照射の場合はとりわけ、厳密な物理的放射方向は示されないが、それでも照射方向は、詳細には、電荷担体が、消毒される容器に平均的に当たる方向であるとして理解されたい。それは、電荷担体発生機構の出口窓に実質的に直角な方向であることが好ましい。さらに、放射方向は、好ましくは、放射機構から容器蓋へ延在する幾何学的方向である。
このために、照射機構は、容器蓋が好ましくは多様な方向から同時に照射されるように配置された複数の放射手段または放射機構を有し得る。この場合、これら2つの方向間の角度は、好ましくは30°より大きく、好ましくは45°より大きく、好ましくは60°より大きく、好ましくは80°より大きい。他方、方向間の前述の角度は、好ましくは180°より小さく、好ましくは150°より小さく、特に好ましくは120°より小さく、特に好ましい態様では100°より小さい。これら2つの方向間の角度は、好ましくは、この場合、容器蓋の搬送経路に直角である平面内で定義される。このように、2つの方向が、互いに対向していないことが有利である。この照射は、特に上記の容器蓋の回転と相俟って、以後は簡単に単に蓋とも呼称されるが、本質的に容器蓋の全領域が確実に前述の照射による作用を受けるようにすることができる。
したがって、本発明によれば、照射を、容器蓋の内部領域および外周壁を共に消毒し、また、特に好ましい態様では、外底領域も消毒するように配置することが提案される。
照射機構が電子放射手段であり、すなわち、照射機構は、電子の発生機構、ならびに、有利には容器蓋の方向に電子を加速する加速機構も有することが有利である。この場合、この加速機構は、電荷担体、特に電子を、たとえば100〜200keVの範囲のエネルギーレベルまで加速することができる。
さらに有利な実施形態の場合、照射機構は、事前に設定された第1の方向で容器蓋上に放射を導く第1の照射機構と、第1の方向とは異なる事前に設定された第2の方向で容器蓋上に放射を導く第2の放射機構とを有する。この設計に関し、したがって、好ましくは互いに独立に制御することができる2つの放射機構が設けられる。
特に、それぞれの放射機構と蓋との幾何学的連結線の方向は、この場合異なる。
さらに有利な実施形態の場合、照射機構が、事前に設定された第1の方向で容器蓋上に放射を導く第1の放射機構と、第1の放射機構から射出された放射の一部分を容器蓋上へ方向転換する放射方向転換機構とを有し、詳細には、それにより2つの放射が異なる方向で容器蓋に当たるようにする。この場合、たとえば金(またはそれぞれ金コーティングを有する)などの原子的に高密度の材料による複数の反射シートが、このタイプの放射機構として可能である。
したがって、上記の能動的搬送機構は、容器蓋がたとえば搬送チャネルに沿って移動するだけではなく、能動的に駆動されることを意味するものと理解される。従来技術から知られるさらに別の方法の場合、照射中、容器蓋は、その構成に基づいて蓋の搬送方向を事前に設定すると共に、その傾斜に基づいて前進させる蓋チャネル内に存在する。このタイプのチャネルは、可能な限り多くの放射が蓋に当たるように、この場合しばしば開放される。
それにも拘らず、蓋が制御式に回転せず、能動的に動かされないので、この場合、陰影作用を防止することができない。チャネルは、短いチャネル部分で片側を開放することができるが、蓋を確実に案内するために、蓋の外形の少なくとも4分の3は取り囲まれている必要がある。従来技術では、蓋同士の分離は、たとえばスターホイールによって実施され、それによって、各蓋は、個々に摺動してチャンバに入る。速度は、入口と出口との時間の差によって監視され知ることができる。しかし、速度を能動的に操作することは不可能である。
さらに、従来技術では、捕捉される欠陥のある蓋のために生じ得る損傷を克服することは困難である。処理チャンバは、発生するX線のために複雑に遮蔽されている。この場合、損傷を克服するために迅速に対処することは不可能なことが多い。さらに、たとえば欠陥のある蓋を取り除くのに有利であり得る選別装置もまた、従来技術では通常設けられていない。これら欠点は、処理チャンバ内部の能動的搬送システム、また、容器蓋の能動的分離ならびに搬送および移動システムの使用によって少なくとも大幅に克服される。
さらに別の有利な実施形態の場合、容器蓋が搬送機構内で分離して、すなわち容器蓋が搬送中互いに接触しないように、到着することを確実にする分離機構を有する。
容器蓋を、少なくとも搬送機構によって搬送している時間、事前に設定された回転軸の周りに回転させる上記の回転機構は、同様に、異なる様式で設計することができる。このようにして、たとえば、個々の連行手段を用いて搬送経路に沿って容器蓋を搬送することが可能になり、その場合、これら連行手段が搬送手段上に配置されていることが有利であり、その搬送手段は、特に好ましい態様では、ベルトやチェーンなどの直線的搬送手段である。この場合、容器蓋を1行程スターホイールによって離隔し、それら連行手段へ個々に移動させることが可能になる。
この場合、容器蓋を、水平経路上で、または「直立して」それぞれ移動させることが有利である。
さらに別の有利な実施形態の場合、したがって、少なくとも容器蓋が消毒されている時間、搬送機構が容器蓋の対称軸を消毒放射の照射方向に対して斜めに向けて容器蓋を搬送するように、搬送機構が設計されている。この場合、容器蓋自体を水平面に対して傾いて搬送することが可能であると共に、他方で、容器蓋自体は水平または垂直面内で搬送し、放射機構がそれら面に対して斜めに照射を放射することも可能である。
この斜めの設定の結果として、詳細には容器蓋の回転運動によって、照射機構により蓋の全ての内部および外部領域を消毒し、または照射することが可能になる。
さらに有利な実施形態の場合、搬送機構は、容器蓋を搬送している間、容器蓋を少なくとも部分的にそれらの底領域で支持する支持部材を有する。このようにして、たとえば、容器蓋を、一方の側ではその周壁の領域で支持し、他方の側ではその底領域で支持し、その上で、連行手段によって移動させることが可能になる。
さらに別の有利な実施形態では、搬送機構が、容器蓋を搬送している間、容器蓋にそれらの外壁、好ましくはそれらの周壁の領域上で接触する第1の接触機構を有する。さらに、搬送機構が、容器蓋を搬送している間、容器蓋にそれらの外壁、好ましくはそれらの周壁の領域、または外底領域上で接触する第2の接触機構を有することが有利である。2つの接触機構が容器蓋にそれらの外底領域で接触し、容器蓋の回転がたとえばこれら接触機構間の相対速度によって行われることも可能である。
蓋が、互いに離れて配置され、0°または180°とは異なる角度で配置された2つの面上、詳細には、2つの面または領域(これら領域が事実上または実質的に線であることも可能である)上で回転機構またはこの回転機構の接触要素によって接触されることが有利である。前述の面または領域が互いに実質的に直角であることが有利である。このようにして、容器蓋の外壁および底領域、さらには実質的に互いに直角に配置された外壁の2つの領域で、接触することが可能になる。ただし、接触領域が容器蓋の外壁領域であり、すなわち、詳細には、閉じる容器に接触しない領域であることが有利である。
容器蓋の周壁の2つの領域に接触した場合、これらの領域での周壁に対する接線が、30°〜150°、好ましくは60°〜120°、好ましくは80°〜100°、特に好ましくは互いに約90°の角度であることが望ましい。
この場合、第1の接触機構と容器蓋の外面または周壁との間の摩擦係数が、第2の接触機構と容器蓋の外面または周壁との間の摩擦係数とは異なることが有利である。このようにして、事前に設定された回転軸の周りに容器蓋の制御された回転を生じることができる。この回転軸が容器蓋の底領域に対して直角で、特に好ましい態様では、前述の周壁にも平行に延在することが有利である。
そこで、たとえば、支持領域、すなわち第1の接触機構が、たとえば蓋の外側の逆形状の溝に対応する鋸歯状面を有することが可能である。このようにして、蓋が、支持領域と噛合し、定められた態様で転動して行くことになる。
上記の容器蓋の斜めの設定および後ろへ傾こうとする傾向の結果として、開放された前側の案内を省くことも可能になり、このようにして、照射が、障害なしに特に蓋の内側に達することができる。さらに、上記の容器蓋の斜めの設定または傾斜角度を変化させ、それによって、様々な照射角度を達成することが可能になる。したがってこの実施形態の場合、容器蓋は、前述の回転軸の周りに回転させられるだけでなく、搬送経路に沿ったその傾斜も同様に変化させられる。
このようにして、容器蓋上に導かれる照射の上記放射方向は、このように搬送経路に沿っても変化させられる。例として、それによって、垂直照射が容器蓋のシールリップの深さに達する働きをすることができ、斜めの照射がより良好にねじの領域に達することができる。さらに、容器蓋が、その搬送経路の一部分のみに沿って上記回転軸に関して回転させられ、他の領域では単に搬送されるだけにすることもできる。
したがって、装置が、その搬送路に対して容器蓋の傾斜を変える傾斜変更機構を有することが有利である。
上記のように、2つの射出器または放射機構を設けることが可能であり、1つを蓋の内側用に使用し、1つを蓋の外側用に使用する。この場合、既知のシステムとは対照的に、これら機構は、有利には、互いに対向させずにある角度で配置され、その角度は、対向とは異なり、互いに有利には30°〜150°、有利には60°〜120°、有利には75°〜105°、特に好ましい態様では約90°である。
上記の放射方向転換機構は、たとえば、内部処理に関する射出器からの、蓋の近くを通る放射を、蓋の後ろ側をそれによって消毒することができるように散乱し反射する効果を有する散乱板または反射器であり得る。
さらに、消毒機構が、いわゆる放射線中断の検出機構を有することも可能である。詳細には、電子を照射する場合、いわゆるアークの結果として、電子放射が短時間中断することが起こり得る。この場合、消毒も阻害される。この場合、制御機構が、このタイプの中断が発生したら容器蓋の搬送を停止するように、搬送機構を制御することが可能である。このようにして、容器蓋が処理されないままになり、または意図するより短い時間で処理されることを防止することが可能になる。さらに、放射機構を再起動する際に容器蓋を過剰処理する恐れがある場合、たとえば容器蓋を搬送機構から降ろすために、搬送機構が、搬送経路とは逆の方向、すなわち後方に容器蓋を搬送することも可能である。
さらに別の有利な実施形態の場合には、装置は、個々の容器蓋をそれによって搬送経路から分け出すことができる放出機構を有する。この態様では、たとえば、欠陥のある容器蓋、またはさらに低過ぎるまたは高過ぎる放射線量によって作用された容器蓋までも分け出すことができる。
上記の第2の接触機構は、たとえば可動摺動体または連行手段であり得、第1の接触機構は、たとえば静止プレートであり得る。したがって、特に好ましい態様では、2つの接触機構の1つが静止するように配置され、他方が移動可能であるように配置されることが有利である。結果として、容器蓋の処理速度は、駆動機構の制御手段によって操作しまたは変化させることができる。
一方で、容器蓋を、少なくとも一度、異なる速度で移動する2つの搬送ベルトを用いて搬送することも可能である。
本発明は、さらに容器蓋を消毒する方法に関し、その方法では、容器蓋が、事前設定された搬送経路に沿って、少なくともその搬送が行われている時間、相互に接触しないように搬送機構を用いて搬送される。この場合、容器蓋は、少なくともその搬送されている時間、少なくとも1つの照射機構による消毒照射によって照射される。
本発明によれば、容器蓋は、少なくとも容器蓋が消毒されている時間、事前設定された回転軸の周りに回転させられ、この場合、容器蓋の周壁、詳細には外側周壁、および容器蓋の内部領域が共に、照射機構によって照射される。
特に、容器蓋は、電荷担体によって照射され、すなわちより正確に言えば、電荷担体による作用を受ける。これらの電荷担体は、特に、電子である。
さらに別の有利な実施形態の場合は、容器蓋の底領域もまた、少なくとも一度、照射される。
容器蓋は、少なくともそれが消毒されている時間、クリーンルームの中を搬送されることが有利である。この場合、このクリーンルームは、たとえば消毒空気による作用下におくことができ、有利には周囲から隔離される。クリーンルームが、電子のガス分子との相互作用をそれによって可能な限り低く保つために、たとえば窒素またはヘリウムなどの消毒不活性化ガスによる作用下にあることは特に有利である。
容器蓋が少なくとも2つの異なる放射方向から照射されることが有利である。容器蓋がプラスチック材の蓋であることが有利である。それらは、電荷担体による作用を受けるのに特に適する。
さらに別の有利な方法では、容器蓋同士が特に消毒前に分離される。
本発明は、さらに、上に詳述されたタイプの蓋消毒装置を有する容器処理プラントに関する。蓋消毒装置の下流、蓋の搬送方向に、このプラントは、容器を蓋によって閉じる閉蓋機構を有する。この場合、この閉蓋機構もクリーンルームの内部に配置されることが有利である。
容器処理プラントが、閉じられる容器を消毒する消毒機構を有することが好ましく、この消毒機構が、放射、特に電子放射によって、少なくとも1つの容器の壁、好ましくは少なくとも1つの容器の内壁に作用することが有利である。
さらに別の利点および実施形態が、添付図面から明らかになる。
本発明による装置の部分図である。 さらに別の実施形態での本発明による装置の部分図である。 さらに別の実施形態での本発明による装置の部分図である。 本発明による装置のさらに別の部分図である。 消毒手法を説明する概略図である。 蓋の搬送経路に沿った、本発明による装置の図である。 本発明による装置のさらに別の実施形態を示す図である。 本発明による装置のさらに別の図である。 本発明による装置のさらに別の図である。 本発明による装置のさらに別の実施形態の図である。 本発明による装置のさらに別の実施形態の図である。 本発明による装置を説明する概略図である。 本発明による装置を説明する概略図である。 本発明による装置を説明する概略図である。 本発明による装置を説明する概略図である。 本発明を説明する概略図である。 本発明を説明する概略図である。 本発明を説明する概略図である。
図1は、本発明による装置1を第1の実施形態で示す。この場合、2を付された搬送機構が全体として示され、その装置は、容器蓋10を搬送する。この実施形態では、容器蓋10は、この場合は実質的に直立して水平ベルト上で移動する。参照番号52は、容器蓋を搬送機構2へ個々に供給することができる単一行程ホイールを示す。この場合、容器蓋10は、固定式に配置されたレール54に沿って移動する。
参照番号22は、この場合、循環するコンベヤベルトを示し、その上に、この場合、複数の第2の接触機構26が固定して配置されている。このようにして、第2の接触機構は、コンベヤベルト22と合体して移動し、したがって、部分的に、容器蓋10の搬送経路の方向にも移動する。
参照番号42は、容器蓋を電子によって照射する第1の照射機構を示す。参照番号44は、容器蓋を照射する対応する第2の照射機構を示す。参照番号47は、容器蓋10の照射に使用される電子を発生する電子発生機構を示す。このようにして、この実施形態では、容器蓋は、2方向から、すなわち第1の放射機構42および第2の放射機構44によって、電子を用いて照射される。これら2つの放射機構は一体となって、容器蓋照射用の照射機構4を形成する。
照射機構は、有利には、この場合、電荷担体発生機構、ならびに、このように生成され、特に電子である電荷担体を加速する加速機構も有する。
図2は、本発明による装置をさらに別の実施形態で示す。この場合、上記の単一行程ホイール52が再び設けられている。ここでの基本的な違いは、この場合には、1つだけの放射機構42が設けられているが、それに加えて、第1の放射要素42から到達した放射の少なくとも一部分を反射し、それを容器蓋10に再び向ける反射要素または放射方向転換機構46が設けられていることである。このようにして、容器蓋が、この実施形態でも2方向から照射される。
この場合、蓋の内面、すなわち閉じる容器に直接接触する側より消毒に関して重要度の低い容器蓋の外側または裏側に、反射要素が放射を導く点で有利である。
参照番号30は、容器蓋がその中で消毒されるクリーンルームを大略概略的に示す。このクリーンルームは、この場合、ハウジング31によって(非消毒)環境から隔離することができる。この場合、このクリーンルーム30を図に示されているより小さく選択し、クリーンルームがたとえばチャネルの様式で搬送機構2を囲むことも可能であり、その場合、放射発生機構がクリーンルームの外側に配置されることが有利であり、かつ/または放射機構42および44がそれぞれ好ましくはハウジング31の一部分を形成することが望ましい。他方において、このクリーンルームが、容器蓋10の移動方向に、消毒装置1に関して下流にさらに延在し、消毒された容器蓋によって容器を閉じる蓋閉機構がその中に配置されているクリーンルームに直接結合されることが有利である。容器蓋は、たとえば別の機構によってクリーンルーム30に供給することができる。消毒ガス状媒体(たとえば消毒空気)が、特に大気圧より僅かに高い圧力で、クリーンルーム30内に存在することが有利である。
図3は、本発明による装置のさらに別の実施形態を示す。この実施形態では、2つの放射機構42および44が再び設けられているが、それに加えて、2つの別々の、または独立した放射発生機構47、48がさらに設けられている。搬送機構2の設計もまたより詳細に図3に示されている。この場合その側方縁部で容器に接触する第1の接触機構26が、ここでは明瞭である。さらに、静止状態に固定または配置され、容器蓋がそれに対して転動して行くレールからなる第2の接触機構24が設けられている。
この場合、レール24と容器蓋10との間の摩擦係数が、第2の接触機構26または連行手段26それぞれと容器蓋との間の摩擦抵抗より大きい。このようにして、容器蓋を搬送経路Pに沿って移動させるだけではなく、容器蓋の蓋面に対して直角な回転軸周りに回転させることが可能になる。このようにして、蓋10の完全な照射が可能になる。
参照番号74は、コンベヤベルト22を駆動する駆動歯車を示し、参照番号76は、モータなどの駆動機構を示す。参照番号45は、放射発生機構48で発生した電子放射をそこを通して発射することができる出口窓を示す。これは、たとえばチタニウムの窓でもよい。この点で、この場合電子が放射に含まれているが、たとえばUV放射またはX線放射などの異なるタイプの放射を放射として使用することも可能であることが言及されるべきである。参照文字Pは、容器蓋の搬送経路を示す。
図4は、本発明による装置のさらに別の実施形態を示す。この実施形態の場合、第2の放射機構42は設けられず、したがって、放射機構44から発射された放射を容器蓋上へ方向転換する上記の反射要素46が設けられている。
図5は、容器蓋の照射を示す。容器蓋が2つの方向の放射(放射方向S1および放射方向S2)によって作用されることが明らかである。この場合、この実施形態では2つの放射方向S1およびS2は、実質的に互いに直角である。さらに、上記のように、容器蓋10が回転し、その結果、全体として、搬送経路Pに沿って搬送する間に容器蓋の完全な照射が可能になる。
図6は、本発明による装置のさらに別の実施形態を示す。この場合もまた、2つの放射機構42および44が設けられる。容器蓋は、たとえば供給チャネルなどの供給機構62を用いて装置へ供給され、蓋は、同様にチャネル64であり得る除去機構を用いて再び取り除かれる。
図7はさらに別の設計を示し、その場合、この実施形態でもまた、1つだけの放射機構42、ならびに、放射、詳細には蓋に直接当たらなかった放射を容器蓋10に方向転換する反射要素46が設けられている。さらに、コンベヤベルト22が、ここでも明らかである。
図8は、本発明による装置の概略図である。図7では、放射機構42は斜めに設置されており、容器蓋は垂直に搬送されているが、図8に示される実施形態の場合は、放射機構42は水平に配向され、すなわち放射方向S1はこの場合先ず実質的に垂直方向に延出する。放射の一部分が、反射要素46を用いてさらに方向転換(S2)される。参照番号66は、搬送面67を保持する保持機構(静止状態に配置された)を示し、搬送面67に対して容器蓋が摺動する。この搬送面67は、この場合、それを通して蓋を照射することができる複数の開口(図示せず)を備える。このようにして、図8に示される実施形態の場合もまた、容器蓋10の完全な照射が可能である。
図9に示される実施形態の場合、2つの放射機構42、44が設けられ、この場合それらが互いに直角の角度で容器蓋を照射する。ただし、放射方向S1とS2とは必ずしも直角である必要はなく、それとは異なる角度、たとえば60°〜120°でもよいことが指摘されるべきである。
図10aおよび10bは、本発明による装置のさらに別の設計を示す。図10aに示される実施形態の場合、搬送経路Pに沿って容器蓋を搬送する第2のコンベヤベルト23に加えてさらに第1のコンベヤベルト22が設けられる。この実施形態では、2つの放射機構42および44が、容器蓋10を全面から一様に照射することができるように対向して配向されている。蓋が互いに僅かな間隔でその上を搬送されるコンベヤベルト22および同じくコンベヤベルト23も、この場合水平に延在する。さらに、コンベヤベルトは、複数の開口を有し、たとえばメッシュの粗いコンベヤベルトの形態で設計され、それによって、蓋を下からも照射することができる。上側では、容器蓋10は、少しも陰にならず、すなわち、この場合、容器蓋10は、それぞれの場合、その開口が上方、すなわち放射機構42の方向に向くようにコンベヤベルト22、23上に配置される。
容器蓋の裏側が陰になるのを最小限に抑えるために、コンベヤベルトまたはコンベヤチェーンはそれぞれ、上記のように、可能な限り大きい網幅またはメッシュ幅を有するハイグレードのスチールマットを有するチェーンの形態で好ましくは設計される。さらに、容器蓋10はその搬送中に、たとえば2つのコンベヤベルト22と23とが互いに異なる速度で移動することによって、回転することが可能である。
図10bは、コンベヤベルト22が、さらに、この場合にはコンベヤベルト23とは異なって傾斜するさらに別の実施形態を示す。ここでは、コンベヤベルト22を駆動するたとえば方向転換ローラなどの駆動機構82が傾斜していることが明らかである。このようにして、放射が、この場合にもまた斜めに個々の容器蓋10に当たる。参照番号84は、容器蓋10が下へ落ちないように、それらを支持する搬送ウェブを示す。さらに、以下に説明されるように、容器蓋の回転を、この場合にも上記の接触機構と同様に働くこのウェブによって達成することができる。このようにして、容器蓋の完全な照射が可能になる。
第1のコンベヤベルト23に対する第2のコンベヤベルト22の傾斜角度は、10°〜60°、好ましくは10°〜40°、好ましくは10°〜30°の範囲にあることが有利である。参照番号72は供給ベルトを示す。
図11a〜11dは、容器蓋10の回転を達成する様々な実施形態を示す。図11aに示され、図10bに示された実施形態に類似した実施形態の場合、この場合には静止状態で配置された第1の接触機構24が設けられ、それに対して容器蓋10が転動して行く。この場合には、容器蓋10は、コンベヤベルト22を用いて搬送され、図示のように、容器蓋の回転軸Dの周りで回転する。
図11bに示された実施形態の場合、静止状態で配置することができる支持面25が、容器蓋に対して設けられる。さらに、容器蓋10を移動させ、それによってそれらを回転させる第2の接触機構26が設けられる。
図11cは、容器蓋を搬送するさらに別の実施形態を示す。この場合、容器蓋10の外壁10aが、内面または内部領域10bと共に再び示されている。この場合、容器蓋10は、水平経路上を直立して移動し、すなわち、接触面は、この場合に容器蓋10の外面の溝と互いに係合する溝27を有する。この場合、容器蓋10は、接触面と噛合し、したがって、定められた態様で転動して行くことができる。上記のように、容器蓋は、さらに、蓋内への斜めの放射を達成するために、斜めに設定することができる。
蓋を斜めに設定することによって、蓋が後ろへ傾こうとする傾向にも対応することができる。さらに、容器蓋を僅かに上方へ搬送することも可能であり、その結果、前方からのガイドを省くことが可能になり、したがって、放射がこのようにして障害物なしに蓋の内部に達することができる。さらに、搬送中に蓋の傾斜角度を、たとえば60°から0°、すなわち水平状態まで、変化させることが可能であり、それによって、たとえばシールリップの深い部分に達するための垂直照射、ならびにまた(内側の)ねじの面により良好に達することができるための斜めの設定など、このようにして様々な照射角度を達成できる。
図11dは、容器蓋10を同様に回転させるさらに別の実施形態を示す。この場合、蓋10は、異なる速度で移動する2つのコンベヤベルト22、23上で移動する。このようにして、容器蓋10のその回転軸Dの周りの回転が行われる。
さらに、異なる速度で走行する2つのベルトを用いて、蓋同士の分離を行うことも可能である。このように、より速く走行する運送ベルトと共に、より遅い供給ベルトを設けることができ、それによって、容器蓋間の距離が増加する。
本発明による手法により、容器蓋10の搬送が、蓋の形に関係なく達成される。従来技術とは対照的に、精密に速度を制御し監視することも可能である。さらに、それぞれ容器蓋の上側への遮蔽作用または陰影作用を完全に防止することもでき、下側への陰影作用を制限することもできる。
図12a〜12cは、再度容器蓋10の照射を示すための概略図である。この場合、参照番号10cは容器蓋の下側外底領域を示し、参照番号10bは蓋の内底領域を示し、参照番号10aは容器蓋10の外壁を示し、参照番号10dはねじ部分を示す。図12aに示された実施形態の場合、垂直照射が行われ、図12bに示された実施形態の場合、60°で照射が行われている。図12cに示された実施形態の場合、2つの方向の照射が実現されている。
本出願人は、本出願書類に開示された全ての特徴を、それらが、単独にであれ、組合せてであれ、いずれにしても従来技術に比較して新規である限り、本発明の本質であるとして主張する権利を留保する。
1 装置
2 搬送機構
4 照射機構
10 容器蓋
10a 容器蓋10の周壁
10b 容器蓋10の内部領域、内底領域
10c 容器蓋10の外底領域
10d 容器蓋10のねじ
22、23 搬送ベルト
24 第1の接触機構
25 支持面
26 第2の接触機構
27 溝
30 クリーンルーム
31 クリーンルームのハウジング
42 第1の放射機構
44 第2の放射機構
45 出口窓
46 放射方向転換機構、反射要素
47、48 電子発生機構
52 単一行程ホイール
54 レール
62 供給機構
64 除去機構
66 保持機構
67 搬送面
72 供給ベルト
74 駆動歯車
76 駆動機構
82 駆動機構
84 搬送ウェブ
D 回転軸
P 搬送経路
S1、S2 放射方向

Claims (10)

  1. 事前設定された搬送経路(P)に沿って容器蓋(10)を個々に搬送する搬送機構(2)と、
    前記搬送機構(2)用の駆動機構(76)と、
    前記容器蓋(10)を消毒する放射を発生し、前記容器蓋を前記搬送機構(2)によって搬送中に前記放射を前記容器蓋(10)に作用させる照射機構(4)と、
    少なくとも前記容器蓋を消毒している時間、前記容器蓋(10)がその内部で搬送されるクリーンルーム(30)とを有する前記容器蓋(10)用の蓋消毒装置(1)であって、
    少なくとも前記容器蓋を前記搬送機構(2)によって搬送している時間、事前設定された回転軸(D)の周りに前記容器蓋を回転させる回転機構(22、23、24、26)を有し、
    前記照射機構(4)は、前記照射機構から射出された前記放射が前記容器蓋(10)の外周壁(10a)および前記容器蓋(10)の内部領域(10b)の両方に当たるように、前記容器蓋(10)の前記搬送経路(P)に対して配置され、
    前記照射機構(4)は、少なくとも2つの異なる放射方向(S1、S2)から前記容器蓋(10)を照射することを特徴とする蓋消毒装置(1)。
  2. 前記照射機構(4)は、
    事前に設定された第1の方向(S1)で前記容器蓋(10)上に放射を導く第1の照射機構(42)と、
    前記第1の方向とは異なる事前に設定された第2の方向(S2)で前記容器蓋(10)上に放射を導く第2の放射機構(44)とを有することを特徴とする請求項1に記載の蓋消毒装置(1)。
  3. 前記照射機構(4)は、
    事前に設定された第1の方向で前記容器蓋上に放射を導く第1の放射機構(42)と、
    前記第1の放射機構(42)から射出された前記放射の一部分を前記容器蓋(10)上へ方向転換する放射方向転換機構(46)とを有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の蓋消毒装置(1)。
  4. 少なくとも前記容器蓋が消毒されている時間、前記搬送機構が前記容器蓋(10)の対称軸(D)を前記消毒放射の照射方向(S1、S2)に対して斜めに向けて前記容器蓋(10)を搬送するように、前記搬送機構(2)が設計されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の蓋消毒装置(1)。
  5. 前記搬送機構(2)は、前記容器蓋を搬送している間、前記容器蓋を少なくとも部分的にそれらの前記底領域(10c)で支持する支持部材を有することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の蓋消毒装置(1)。
  6. 前記搬送機構(2)は、前記容器蓋を搬送している間、前記容器蓋(10)にそれらの外壁、特にそれらの周壁(10a)の領域上で接触する第1の接触機構(24)を有することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の蓋消毒装置(1)。
  7. 前記搬送機構(2)は、前記容器蓋を搬送している間、前記容器蓋(10)にそれらの外壁、特にそれらの周壁(10a)の領域上で接触する第2の接触機構(26)を有することを特徴とする請求項6に記載の蓋消毒装置(1)。
  8. 前記第1の接触機構(24)と前記容器蓋(10)の前記外壁(10a)との間の摩擦係数は、前記第2の接触機構(26)と前記容器蓋(10)の前記外壁(10a、10c)との間の摩擦係数と異なることを特徴とする請求項7に記載の蓋消毒装置(1)。
  9. 容器蓋(10)が、事前設定された搬送経路(P)に沿って、少なくともその搬送が行われている時間、相互に接触しないように搬送機構(2)を用いて搬送され、
    前記容器蓋(10)が、少なくとも前記搬送が行われている時間、少なくとも1つの照射機構(4)により消毒照射が照射される、前記容器蓋(10)を消毒する方法であって、
    前記容器蓋(10)は、少なくとも前記容器蓋が消毒されている時間、事前設定された回転軸の周りに回転させられ、前記容器蓋(10)の周壁(10a)および前記容器蓋の内部領域が共に、前記照射機構(4)によって照射されることを特徴とする方法。
  10. 前記容器蓋(10)の底領域(10c)は、少なくとも一度照射されることを特徴とする請求項9に記載の方法。
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