JP2013214205A - 鉄鋼製品の識別管理方法、識別情報付き鉄鋼製品の製造方法及び鉄鋼製品の識別管理システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】鉄鋼製品SPの識別管理方法は、読み取り器HTが、ラベル生成装置14により生成され鉄鋼製品SPに貼付されたラベルの第1のバーコードに記録されたラベル情報と、ステンシルシート生成装置16により生成されたステンシルシートの第2のバーコードに記録されたステンシル情報とを照合する第1の照合工程S12と、第1の照合工程S12にて、ラベルとステンシルシートとが対応すると判断した後に、ステンシルシートを用いて、鉄鋼製品SPに第2のバーコードに対応する第3のバーコードを表示するバーコード表示工程S13とを含む。
【選択図】図7
Description
この束振り替り異材を防止する方法においては、ラベル(工程ラベル)を用いて鋼材の束の識別管理がなされている。
本発明は、鉄鋼製品を識別管理し、予め決められた鉄鋼製品以外の鉄鋼製品が出荷される可能性が低減された鉄鋼製品の識別管理方法、識別情報付き鉄鋼製品の製造方法及び鉄鋼製品の識別管理システムを提供することを目的とする。
前記管理装置に接続され、少なくとも前記識別情報の一部を含むラベル情報が記録された第1のバーコードが表示されたラベルを生成するラベル生成装置と、
前記管理装置に接続され、前記ラベル情報の少なくとも一部を含むステンシル情報が記録された第2のバーコードが形成されたステンシルシートを生成するステンシルシート生成装置と、
前記管理装置に接続され、前記第1及び第2のバーコードの情報を読み取る読み取り器とを備えた鉄鋼製品の識別管理システムを使用した鉄鋼製品の識別管理方法において、
前記読み取り器が、前記ラベル生成装置により生成され前記鉄鋼製品に貼付された前記ラベルのラベル情報を読み取る第1のラベル情報読取工程と、
前記読み取り器が、前記ステンシルシート生成装置により生成された前記ステンシルシートのステンシル情報を読み取るステンシル情報読取工程と、
前記読み取り器が、前記第1のラベル情報読取工程にて読み取った前記ラベル情報と前記ステンシル情報読取工程にて読み取った前記ステンシル情報とを照合する第1の照合工程と、
前記第1の照合工程にて、前記ラベルと前記ステンシルシートとが対応すると判断した後に、前記ステンシルシートを用いて、前記鉄鋼製品に前記第2のバーコードに対応する第3のバーコードを表示させるバーコード表示工程とを含む。
前記鉄鋼製品の識別管理システムが、前記管理装置に接続され、前記ラベル情報の少なくとも一部を含む出荷指示情報が記録された第4のバーコードが表示された出荷指示書を生成する出荷指示書生成装置を更に備え、
前記読み取り器が、前記出荷指示書生成装置により生成された前記出荷指示書の出荷指示情報を読み取る出荷指示情報読取工程と、
前記読み取り器が、前記鉄鋼製品に貼付された前記ラベルのラベル情報を読み取る第2のラベル情報読取工程と、
前記読み取り器が、前記第2のラベル情報読取工程にて読み取った前記ラベル情報と前記出荷指示情報読取工程にて読み取った前記出荷指示情報とを照合する第2の照合工程とを更に含むことができる。
前記読み取り器が、前記第3のバーコードに記録された情報を読み取るバーコード読取工程を更に含み、
前記第2の照合工程にて、前記読み取り器が、前記バーコード読取工程にて読み取った前記情報と前記出荷指示情報読取工程にて読み取った前記出荷指示情報とを照合することができる。
前記ラベルは矩形状であり、
前記第1のバーコードが、前記ラベルの対角上に2箇所表示されていることが好ましい。
前記第1のバーコードは、2次元バーコードであることが好ましい。
前記ステンシルシートの材質は、非金属であり、
該ステンシルシートには、前記第2のバーコードに加え、予め決められた文字が形成されていることが好ましい。
前記鉄鋼製品を、スパイラル溶接鋼管とすることができる。
前記ラベルが、前記スパイラル溶接鋼管の内周面に貼付されることが好ましい。
前記鉄鋼製品製造装置によって製造された前記鉄鋼製品を識別するための識別情報を管理する管理装置と、
前記管理装置に接続され、少なくとも前記識別情報の一部を含むラベル情報が記録された第1のバーコードが表示されたラベルを生成するラベル生成装置と、
前記管理装置に接続され、前記ラベル情報の少なくとも一部を含むステンシル情報が記録された第2のバーコードが形成されたステンシルシートを生成するステンシルシート生成装置と、
前記管理装置に接続され、前記第1及び第2のバーコードの情報を読み取る読み取り器とを備えた識別情報付き鉄鋼製品の製造システムを使用した識別情報付き鉄鋼製品の製造方法において、
前記鉄鋼製品製造装置が、前記鉄鋼製品を製造する鉄鋼製品製造工程と、
前記読み取り器が、前記鉄鋼製品製造工程にて製造された前記鉄鋼製品に貼付された前記ラベルのラベル情報を読み取る第1のラベル情報読取工程と、
前記読み取り器が、前記ステンシルシート生成装置により生成された前記ステンシルシートのステンシル情報を読み取るステンシル情報読取工程と、
前記読み取り器が、前記第1のラベル情報読取工程にて読み取った前記ラベル情報と前記ステンシル情報読取工程にて読み取った前記ステンシル情報とを照合する第1の照合工程と、
前記第1の照合工程にて、前記ラベルと前記ステンシルシートとが対応すると判断した後に、前記ステンシルシートを用いて、前記鉄鋼製品に前記第2のバーコードに対応する第3のバーコードを表示させるバーコード表示工程とを含む。
前記管理装置に接続され、少なくとも前記識別情報の一部を含むラベル情報が記録された第1のバーコードが表示されたラベルを生成するラベル生成装置と、
前記管理装置に接続され、前記ラベル情報の少なくとも一部を含むステンシル情報が記録された第2のバーコードが形成されたステンシルシートを生成するステンシルシート生成装置と、
前記管理装置に接続され、前記第1及び第2のバーコードの情報を読み取り、該第1及び第2のバーコードの情報を照合する読み取り器とを備える。
これら管理装置12、ラベル生成装置14、ステンシルシート生成装置16、バーコードリーダHT、出荷指示書生成装置18、及びプロセス制御装置22は、ネットワークに接続されている。
なお、スパイラル溶接鋼管SPは、鉄鋼製品の一例である。スパイラル溶接鋼管SPは、図6に示すスパイラル溶接鋼管製造装置(鉄鋼製品製造装置の一例)21によって製造される。スパイラル溶接鋼管SPは、他の鉄鋼製品と同様に、内径、外径、長さ、肉厚等の識別が重要である。また、スパイラル溶接鋼管SPは、種々のアクセサリー(例えば、継手や吊り金具)が取り付けられる場合がある。一般に、それぞれのアクセサリーには、多様な寸法が指定されることから、識別すべき種類が極めて多い。
識別情報は、図2(A)に示すように、スパイラル溶接鋼管SPに関する複数の情報(識別情報P、Q、R・・・)を含んでいる。
識別情報Pは、例えば、製造される各スパイラル溶接鋼管SPによって異なる現品番号(図3に示すラベルに表示されたパイプ番号)であり、複数桁の数字である。識別情報Qは、例えば、製造指示に関する情報である。識別情報Rは、例えば、製造番号である。識別情報P、Q、R・・・のうちの一つを、出荷指示に関する情報とすることも可能である。
識別情報は、必ずしも複数の情報を含んでいなくてもよい。これら識別情報P、Q、R・・・に基づいて、生成される各スパイラル溶接鋼管SPが識別される。
ラベル生成装置14は、ラベルを貼付するための作業場所に配置されている。ラベルは、製造ロットの分、事前に準備されている。
ステンシルシートには、予め決められた情報(例えば、規格によって規定された情報)を示す文字と、1次元バーコード(第2のバーコードの一例)とが形成されている。ステンシルシートには、下部の左右2箇所に1次元バーコードが形成されている。これら1次元バーコードは、いずれも同一のバーコードである。この1次元バーコードには、管理装置12が管理する識別情報の一部である識別情報P及び識別情報Qがステンシル情報(図2(C)参照)として記録されている。
なお、1次元バーコードは、前述のように2箇所ではなく、1箇所にのみ設けられていてもよい。
ステンシルシートをスパイラル溶接鋼管SPの内周面に載せ、上から塗料を吹き付けることによって、予め決められた情報を示す文字及びステンシルシートに形成された1次元バーコードに対応する1次元バーコード(第3のバーコードの一例)がスパイラル溶接鋼管SPの内周面に転写(ステンシル表示)される。
ステンシルシート生成装置16は、ステンシル表示するための作業場所に配置されている。ステンシルシートは製造ロットの分、事前に準備されている。
バーコードリーダHTに、情報を作業者に表示するための表示部32と、ネットワークにワイヤレス接続するための無線通信部(不図示)とが設けられている。バーコードリーダHTは、管理装置12に接続されている。バーコードリーダHTは、作業性を考慮して、ハンディタイプが好ましい。
現品識別機能は、1)ラベルに表示された2次元バーコード、2)ステンシルシートに形成された1次元バーコード、3)及びステンシルシートによってスパイラル溶接鋼管SPにステンシル表示された1次元バーコードを読み取って、各バーコードに記録された情報を表示部32に表示する機能である。
照合機能は、異なる場所にそれぞれ表示されたバーコードを読み取り、読み取ったバーコードに記録された情報を照合し、これらバーコードが対応するか否かを判断する機能である。
出荷指示書には、図5に示すように、右上に、管理装置12が管理する識別情報の一部である識別情報Q及び識別情報Rが出荷指示情報(図2(D)参照)として記録された2次元バーコード(第4のバーコードの一例)が表示されている。
図6に示すように、鉄鋼製品製造工程として、スパイラル溶接鋼管製造装置21が、コイルから鋼帯を引き出し、鋼帯を螺旋状に成形しながら鋼帯の両端部を溶接し、スパイラル溶接鋼管SPを製造する。製造されるスパイラル溶接鋼管SPは、プロセス制御装置22によって、管理されている。
以降、スパイラル溶接鋼管SPの識別管理方法として、次の工程が実行される。
作業者が、製造されたスパイラル溶接鋼管SPの内周面に対応するラベルを貼付する。なお、ラベルがスパイラル溶接鋼管SPの内周面に貼付されることにより、例えばラベルが風雨等により汚損され、ラベルの文字又はバーコードが読み取れなくなる可能性が低減される。
製造されたスパイラル溶接鋼管SPに対応するラベルは、プロセス制御装置22によって管理されている。
図示しない貼付装置がラベルを貼付することもできる。
スパイラル溶接鋼管SPの端面を切削する。
作業者が、スパイラル溶接鋼管SPについて、予め決められた検査を実施する。
検査が実施された後、工程E11〜E13のいずれかの工程が実施される。
スパイラル溶接鋼管SPに予め決められた加工が実施される。予め決められた加工とは、例えば、倍尺切断、中継、及び2次加工である。
ここで、ラベルには、2次元バーコードが2箇所表示されているので、一方の2次元バーコードが溶接熱によって焼損し、読み取れなくなった場合であっても、他方の2次元バーコードを読み取ることができる。また、2次元バーコードは、ラベルの対角上に表示されているので、全て焼損してしまう可能性が低減される。
作業者がバーコードリーダHTを用いて、貼付されたラベルのラベル情報(2次元バーコード)を読み取る。
作業者が、バーコードリーダHTを用いて、ステンシルシートのステンシル情報(1次元バーコード)を読み取る。なお、第1のラベル情報読取工程とステンシル情報読取工程の実行順序は任意でよい。
読み取ったラベル情報とステンシル情報とを照合する。詳細には、ラベル情報が含む識別情報P及び識別情報Qと、ステンシル情報が含む識別情報P及び識別情報Qとを照合する。
照合の結果、バーコードリーダHTが、ラベルとステンシルシートとが対応するものであると判断した場合には、その後、作業者はそのステンシルシートを用いて、各スパイラル溶接鋼管SPの内周面に文字及び1次元バーコードが第3のバーコードとしてステンシル表示する(ステンシルを転写する)。
本工程E12は、特に加工が必要ない場合に実施される。前述の第1のラベル情報読取工程S11a、ステンシル情報読取工程S11b、第1の照合工程S12、及びバーコード表示工程S13が実行される。
予め決められた塗覆装がなされる。塗覆装がなされた後、前述の第1のラベル情報読取工程S11a、ステンシル情報読取工程S11b、第1の照合工程S12、及びバーコード表示工程S13が実行される。
このように、本実施の形態においては、スパイラル溶接鋼管SPに貼付されたラベルに表示された2次元バーコードをバーコードリーダHTを用いて読み取るので、作業者による読み間違いが抑制される。
また、スパイラル溶接鋼管SPにラベルによる識別情報とステンシル表示による識別情報が付されているので、例えばラベルを剥がした場合や、ラベルの汚損、焼損又は脱落によって識別情報が読み取れなくなった場合でも、ステンシル表示により識別情報を認識し、スパイラル溶接鋼管SPを識別管理できる。
また、工程E11〜E13においては、ラベルの識別情報とステンシルシートの識別情報との対応がバーコードリーダHTによって確認されるので、誤ったステンシルシートが選択される可能性が低減される。
作業者が、バーコードリーダHTを用いて、出荷指示書の出荷指示情報(2次元バーコード)を読み取る。
作業者がバーコードリーダHTを用いて、貼付されたラベルのラベル情報(2次元バーコード)を読み取る。
なお、第2のラベル情報読取工程と出荷指示情報読取工程の実行順序は任意でよい。
第2のラベル情報読取工程S21bにおいて、バーコードリーダHTが、ラベル情報(ラベルの2次元バーコード)を読み取れた場合には、第2の照合工程S23に進む。
第2のラベル情報読取工程S21bにおいて、例えば、ラベルの脱落やラベルの汚損等の理由によって、バーコードリーダHTが、ラベル情報(ラベルの2次元バーコード)を読み取れなかった場合には、バーコード読取工程S21cに進む。
作業者が、バーコードリーダHTを用いて、ステンシル表示による1次元バーコードを読み取る。
バーコードリーダHTが、ラベルから読み取ったラベル情報又は1次元バーコードから読み取った情報と出荷指示情報とを照合する。詳細には、ラベル情報又は1次元バーコードの情報が含む識別情報Qと、出荷指示情報が含む識別情報Qとを照合する。なお、識別情報Qに加え、識別情報Pについて照合してもよい。また、識別情報Pについてのみ照合してもよい。
Claims (10)
- 鉄鋼製品を識別するための識別情報を管理する管理装置と、
前記管理装置に接続され、少なくとも前記識別情報の一部を含むラベル情報が記録された第1のバーコードが表示されたラベルを生成するラベル生成装置と、
前記管理装置に接続され、前記ラベル情報の少なくとも一部を含むステンシル情報が記録された第2のバーコードが形成されたステンシルシートを生成するステンシルシート生成装置と、
前記管理装置に接続され、前記第1及び第2のバーコードの情報を読み取る読み取り器とを備えた鉄鋼製品の識別管理システムを使用した鉄鋼製品の識別管理方法において、
前記読み取り器が、前記ラベル生成装置により生成され前記鉄鋼製品に貼付された前記ラベルのラベル情報を読み取る第1のラベル情報読取工程と、
前記読み取り器が、前記ステンシルシート生成装置により生成された前記ステンシルシートのステンシル情報を読み取るステンシル情報読取工程と、
前記読み取り器が、前記第1のラベル情報読取工程にて読み取った前記ラベル情報と前記ステンシル情報読取工程にて読み取った前記ステンシル情報とを照合する第1の照合工程と、
前記第1の照合工程にて、前記ラベルと前記ステンシルシートとが対応すると判断した後に、前記ステンシルシートを用いて、前記鉄鋼製品に前記第2のバーコードに対応する第3のバーコードを表示させるバーコード表示工程とを含むことを特徴とする鉄鋼製品の識別管理方法。 - 請求項1記載の鉄鋼製品の識別管理方法において、
前記鉄鋼製品の識別管理システムが、前記管理装置に接続され、前記ラベル情報の少なくとも一部を含む出荷指示情報が記録された第4のバーコードが表示された出荷指示書を生成する出荷指示書生成装置を更に備え、
前記読み取り器が、前記出荷指示書生成装置により生成された前記出荷指示書の出荷指示情報を読み取る出荷指示情報読取工程と、
前記読み取り器が、前記鉄鋼製品に貼付された前記ラベルのラベル情報を読み取る第2のラベル情報読取工程と、
前記読み取り器が、前記第2のラベル情報読取工程にて読み取った前記ラベル情報と前記出荷指示情報読取工程にて読み取った前記出荷指示情報とを照合する第2の照合工程とを更に含むことを特徴とする鉄鋼製品の識別管理方法。 - 請求項2記載の鉄鋼製品の識別管理方法において、
前記読み取り器が、前記第3のバーコードに記録された情報を読み取るバーコード読取工程を更に含み、
前記第2の照合工程にて、前記読み取り器が、前記バーコード読取工程にて読み取った前記情報と前記出荷指示情報読取工程にて読み取った前記出荷指示情報とを照合することを特徴とする鉄鋼製品の識別管理方法。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の鉄鋼製品の識別管理方法において、
前記ラベルは矩形状であり、
前記第1のバーコードが、前記ラベルの対角上に2箇所表示されていることを特徴とする鉄鋼製品の識別管理方法。 - 請求項4記載の鉄鋼製品の識別管理方法において、
前記第1のバーコードは、2次元バーコードであることを特徴とする鉄鋼製品の識別管理方法。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載の鉄鋼製品の識別管理方法において、
前記ステンシルシートの材質は、非金属であり、
該ステンシルシートには、前記第2のバーコードに加え、予め決められた文字が形成されていることを特徴とする鉄鋼製品の識別管理方法。 - 請求項1〜6のいずれか1項に記載の鉄鋼製品の識別管理方法において、
前記鉄鋼製品が、スパイラル溶接鋼管であることを特徴とする鉄鋼製品の識別管理方法。 - 請求項7記載の鉄鋼製品の識別管理方法において、
前記ラベルが、前記スパイラル溶接鋼管の内周面に貼付されることを特徴とする鉄鋼製品の識別管理方法。 - 鉄鋼製品を製造する鉄鋼製品製造装置と、
前記鉄鋼製品製造装置によって製造された前記鉄鋼製品を識別するための識別情報を管理する管理装置と、
前記管理装置に接続され、少なくとも前記識別情報の一部を含むラベル情報が記録された第1のバーコードが表示されたラベルを生成するラベル生成装置と、
前記管理装置に接続され、前記ラベル情報の少なくとも一部を含むステンシル情報が記録された第2のバーコードが形成されたステンシルシートを生成するステンシルシート生成装置と、
前記管理装置に接続され、前記第1及び第2のバーコードの情報を読み取る読み取り器とを備えた識別情報付き鉄鋼製品の製造システムを使用した識別情報付き鉄鋼製品の製造方法において、
前記鉄鋼製品製造装置が、前記鉄鋼製品を製造する鉄鋼製品製造工程と、
前記読み取り器が、前記鉄鋼製品製造工程にて製造された前記鉄鋼製品に貼付された前記ラベルのラベル情報を読み取る第1のラベル情報読取工程と、
前記読み取り器が、前記ステンシルシート生成装置により生成された前記ステンシルシートのステンシル情報を読み取るステンシル情報読取工程と、
前記読み取り器が、前記第1のラベル情報読取工程にて読み取った前記ラベル情報と前記ステンシル情報読取工程にて読み取った前記ステンシル情報とを照合する第1の照合工程と、
前記第1の照合工程にて、前記ラベルと前記ステンシルシートとが対応すると判断した後に、前記ステンシルシートを用いて、前記鉄鋼製品に前記第2のバーコードに対応する第3のバーコードを表示させるバーコード表示工程とを含むことを特徴とする識別情報付き鉄鋼製品の製造方法。 - 鉄鋼製品製造装置によって製造された鉄鋼製品を識別するための識別情報を管理する管理装置を備えた鉄鋼製品の識別管理システムにおいて、
前記管理装置に接続され、少なくとも前記識別情報の一部を含むラベル情報が記録された第1のバーコードが表示されたラベルを生成するラベル生成装置と、
前記管理装置に接続され、前記ラベル情報の少なくとも一部を含むステンシル情報が記録された第2のバーコードが形成されたステンシルシートを生成するステンシルシート生成装置と、
前記管理装置に接続され、前記第1及び第2のバーコードの情報を読み取り、該第1及び第2のバーコードの情報を照合する読み取り器とを備えたことを特徴とする鉄鋼製品の識別管理システム。
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