JP2013213709A - 材料試験機 - Google Patents

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【課題】 多量の試験片について材料試験を行う際に、設定した数の試験片に対する材料試験が終了するまで、試験片の回収動作を確実に行うことができる材料試験機を提供することを目的とする。
【解決手段】 第1把持部57は、試験片TPへの把持力を解放する廃棄位置に移動し、第2把持部67は、第1把持部57の鉛直上方に移動する。第2回収部においては、さらにスライド機構により、可動部72に連結された第2回転モータ64、第2アーム66および第2把持部67を一体的に直線移動させる。これにより、第2把持部67を第1回収部51における試験片TPの廃棄位置とは水平方向において異なる廃棄位置に移動させている。
【選択図】 図5

Description

この発明は、試験終了後の試験片を回収して廃棄する試験片回収装置を備えた材料試験機に関する。
鉄鋼材料や合成樹脂材料などの品質評価のための材料試験において、試験に供される試験片を、試験位置に供給するところから、試験終了後に回収するに至るまで、機械動作により自動的に行うことにより、複数の試験片を連続して試験することができる材料試験機が知られている(特許文献1参照)。特許文献1に記載された材料試験機では、上つかみ具と下つかみ具とに把持させた状態で試験片に引張負荷を与える引張試験が終了し、破断した試験片を、先端に回収チャックが配設された回収アームと、回収アームを旋回させる回転シリンダとを備えた試験片回収装置によりつかみ具から回収している。そして、試験片を把持した回収チャックを、回収アームを旋回させて回収箱の上方に移動させたときに、回収チャックの把持力を解放することにより、試験片を回収箱に垂直落下させて廃棄している。
特開2000−39386号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたような試験片回収装置では、回収アームの旋回角度に制約があり、試験後の試験片を把持する回収チャックと回収箱との位置関係から、回収箱の底における破断試験片の落下位置は常に同じ位置となってしまう。このため、回収箱自体の容積は、試験後の試験片を回収するのに十分な大きさであっても、回収箱に投下された試験片は、回収箱の底面全体に均一に広がることはなく、一つの山として積み上げられることになる。こうして試験後の試験片が、回収箱の高さを超えて積み上げられると、回収アームの動作の妨げとなる。そうすると、試験後の試験片の回収ができなくなり、予め設定した数の試験片への材料試験が完了する前に、装置全体の動作が停止することになる。
この発明は上記課題を解決するためになされたものであり、多量の試験片について材料試験を行う際に、設定した数の試験片に対する材料試験が終了するまで、試験片の回収動作を確実に行うことができる材料試験機を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、試験片を試験位置に供給する試験片供給装置と、上つかみ具と下つかみ具とに両端を把持させた試験片に負荷を与える負荷機構と、試験後の試験片を回収する試験片回収装置とを備えた材料試験機において、前記試験片回収装置は、前記下つかみ具に把持されている試験後の試験片を把持する第1把持部と、前記第1把持部を支持する第1アームと、前記第1アームを旋回させることにより前記第1把持部が試験片を把持して前記下つかみ具から試験片を回収する回収位置と、前記第1把持部による試験片への把持力を解放して試験片を廃棄する廃棄位置と、の間で前記第1把持部を移動させる第1移動機構と、を有する第1回収手段と、前記第1回収手段の上方に配設され、前記上つかみ具に把持されている試験後の試験片を把持する第2把持部と、前記第2把持部を支持する第2アームと、前記第2アームを旋回および直線移動させることにより前記第2把持部が試験片を把持して前記上つかみ具から試験片を回収する回収位置と、前記第2支持部による試験片への把持力を解放して試験片を廃棄する前記第1回収手段における試験片の廃棄位置とは水平方向において異なる廃棄位置と、の間で前記第2把持部を移動させる第2移動機構と、を有する第2回収手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記第1移動機構は、回転軸により前記第1アームを軸支する第1回転モータであり、前記第2移動機構は、回転軸により前記第2アームを軸支する第2回転モータと、該第2回転モータに連結されたスライド機構とから成る。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記第2移動機構は、前記第2把持部を、前記第2アームを軸支する第2回転モータを駆動して試験片を廃棄する廃棄位置の上方に配置された前記第1把持部の鉛直上方に移動させた後に、前記第2回転モータに連結されたスライド機構の駆動により、前記第2把持部を前記第1回収手段における試験片の廃棄位置の鉛直上方とは水平方向に異なる廃棄位置に移動させる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記第2回収手段は、前記第1アームまたは前記第1把持部の上面を払拭する払拭部材を備える。
請求項1に記載の発明によれば、第2回収手段は、上つかみ具から試験後の試験片を回収する第2回収手段における試験片の廃棄位置が、第1回収手段における試験片の廃棄位置とは鉛直方向において異なる位置となるように、第2把持部を移動させる第2移動機構を有することから、廃棄された試験片が、回収箱の中で一山に積み上がることにより回収動作の障害となることがなく、多量の試験片について材料試験を行う際に、設定した数の試験片に対する材料試験が終了するまで、試験片の回収動作を確実に行うことができる。
請求項2および請求項3に記載の発明によれば、第2移動機構は、第2回転モータとスライド機構とにより構成されることから、簡易な構成でありながら、第2把持部を第1回収手段における試験片の廃棄位置の鉛直上方とは異なる廃棄位置に移動させることが可能となる。
請求項4に記載の発明によれば、第2回収手段は、第1アームまたは第1把持部の上面を払拭する払拭部材を備えることから、第2回収手段により上つかみ具から回収されるべき試験片が第1回収手段における第1アームや第1把持部に引っかかっても、払拭部材により払拭して取り除くことが可能となる。
この発明に係る材料試験機の正面概要図である。 試験片回収装置50の要部を示す概要図である。 試験片回収装置50の要部を示す側面概要図である。 第2回収部61により上つかみ具14から試験片TPを回収する様子を模式的に示す説明図である。 第1回収部51および第2回収部61による試験片TPの廃棄動作を示す側面概要図である。 他の実施形態に係る第1回収部51および第2回収部61による試験片TPの廃棄動作を示す側面概要図である。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、この発明に係る材料試験機の正面概要図である。
この材料試験機は、試験機本体1と試験片供給装置2および試験片回収装置50から構成され、試験片供給装置2に収容されたプラスチックなどの複数の試験片TPを、1片ずつ試験機本体1に配置し、試験後の試験片を回収箱21に廃棄するまでを、機械動作により自動的に行うものである。
試験機本体1の基台18には、一対のフレーム12が立設されており、フレーム12内には、図示しない駆動機構により同期して回転する一対のねじ棹が配設されている。ねじ棹にはクロスヘッド11に内設されたナットが螺合しており、ねじ棹の回転によりクロスヘッド11は昇降する。このクロスヘッド11の昇降動作は、試験機本体1に接続された制御回路17により制御される。
この試験機本体1においては、クロスヘッド11に試験力を検出するロードセル16を介して上つかみ具14が連結され、基台18に下つかみ具15が配設されており、上つかみ具14と下つかみ具15とにより両端を把持した試験片TPに対して、クロスヘッド11を上昇させることにより、引張試験を行う構成となっている。
試験片供給装置2は、試験に供する複数の試験片TPを収容するとともに、試験片TPを1片ずつ、例えば、試験片TPを吸着パッドにより吸着保持する搬送ロボットなどの搬送機構(図示せず)により、試験機本体1の上つかみ具14および下つかみ具15による試験片TPの把持位置へと搬送する。
試験片TPが上つかみ具14および下つかみ具15により把持されると、試験機本体1においては、制御回路17の制御によりクロスヘッド11が上昇し、試験片TPに引張負荷が加えられる。その時の試験力は、クロスヘッド11に配設されたロードセル16により検出され、その検出信号は、制御回路17に送られる。
試験片TPが破断すると、制御回路17の制御によりクロスヘッド11の上昇が停止し、引張試験は終了する。しかる後、上つかみ具14および下つかみ具15に把持されたままとなっている破断した試験後の試験片TPは、試験片回収装置50により回収され、回収箱21に廃棄される。
試験片回収装置50は、図1に示す試験機本体1の背面側に配設されており、下つかみ具15に把持された試験片TPを回収するための第1回収部51と、上つかみ具14に把持された試験片TPを回収するための第2回収部61とを備える。
図2は、試験片回収装置50の要部を示す概要図であり、図3は、その側面概要図である。なお、図2は、図1の試験機本体1の背面側から、試験片回収装置50を見た図である。そして、図2および図3では、後述する第1回収部51における第1把持部57と第2回収部61における第2把持部67とが、それぞれ、下つかみ具15、上つかみ具14に把持された試験後の試験片TPを第1把持部57および第2把持部67に把持させて回収する回収位置に配置されている状態を示している。
第1回収部51は、支持部材52、53を介して、基台18に接続されている。また、第1回収部51は、下つかみ具15に把持されている試験片TPを把持して回収するための第1把持部57と、第1把持部57を支持する第1アーム56と、第1アーム56を旋回させる第1移動機構としての第1回転モータ54を備える。第1把持部57は、第1アーム56の先端部に配設され、第1把持部57に内設されたエアシリンダにより開閉可能な一対のフィンガー58を有する。
第1アーム56の第1把持部57が配設されている側とは逆側の端部は、第1回転モータ54の回転軸55に固定されている。これにより、第1アーム56は、第1回転モータ54の回転により旋回し、試験片TPを把持した第1把持部57を、回収箱21の上方である試験片TPの廃棄位置まで移動させる。
第2回収部61は、支持部材62を介して、フレーム12に接続されている。支持部材62は、クロスヘッド11の昇降により上つかみ具14による試験片TPの把持位置が移動するのに合わせて、第2回収部61を移動させる昇降移動機構(図示せず)を備えている。また、第2回収部61は、上つかみ具14に把持されている試験片TPを把持して回収するための第2把持部67と、第2把持部67を支持する第2アーム66と、第1アーム66を旋回させる第2回転モータ64と、これらを直線的に移動させるスライド機構70を備える。
第2把持部67は、第2アーム66の先端部に配設され、第2把持部67に内設されたエアシリンダにより開閉可能な一対のフィンガー68を有する。第2アーム66の第2把持部67が配設されている側とは逆側の端部は、第2回転モータ64の回転軸65に固定されている。これにより、第2アーム66は、第2回転モータ64の回転により旋回し、試験片TPを把持した第2把持部67を、第1アーム56の旋回により試験片TPの廃棄位置まで移動した第1把持部57の鉛直上方に移動させる。
スライド機構70は、2本のレールが配設された可動部72と、レールと係合するブロックが配設された係合部71とを有する。可動部72は、第2回転モータ64に連結部材73を介して連結されており、係合部71は、支持部材62に連結されている。そして、可動部72は、図示を省略したエアシリンダ等の駆動により、図1および図2における紙面に垂直な方向であって、図3における紙面左右方向に移動可能に構成されている。これにより、第2把持部57は、試験片TPを把持した状態で、第2回転モータ64の回転により旋回するとともに、スライド機構70により直線移動する。なお、第2回転モータ64とスライド機構70は、この発明の第2移動機構を構成する。
次に、以上のように構成された材料試験機において、試験終了後の試験片TPの回収動作について説明する。図4は、第2回収部61により上つかみ具14から試験片TPを回収する様子を模式的に示す説明図である。図4(a)は、試験片回収動作が実行される前の状態、図4(b)は、試験片TPの回収動作が実行され、第2アーム66を旋回させて、一対のフィンガー68により試験片TPが把持される回収位置に移動した状態、図4(c)は、回収位置から第2アーム66を旋回させて、上つかみ具14から試験片TPを取り出した状態、図4(d)は、第2アーム66等を直線移動させた状態を図示している。なお、図4は、上つかみ具14および第2回収部61を、底面側から見た図である。また、図5は、第1回収部51および第2回収部61による試験片TPの廃棄動作を示す側面概要図である。
引張試験終了後の試験片TPは、その中央部で引きちぎられた破断片となり、上つかみ具14と下つかみ具15のそれぞれに把持されている。まず、第2回収部61においては、第2回転モータ64の駆動により回転軸65を回転させ、図4(a)に示す位置から図(b)に示す位置に第2アーム66を旋回させる。これにより、開いた状態の一対のフィンガー68を、その間に上つかみ具14に把持されている試験片TPが配置される位置に移動させる。図4(b)に示す状態で、エアシリンダにより一対のフィンガー68を閉じて試験片TPを一対のフィンガー68により挟み、上つかみ具14による試験片TPの把持を解除する。しかる後、図4(c)に示すように、一対のフィンガー68によって試験片TPが挟まれている状態で、第2アーム66を旋回させる。これにより、試験片TPが上つかみ具14から取り外される。この時、試験片TPは、図5に示す、第1回収部51における廃棄位置の鉛直上方の位置に配置される。
第2アーム66の旋回の後に、さらに、図4(d)および図5に二点鎖線の仮想線で示す位置まで、上述したスライド機構70により第2アーム66を直線移動させ、一対のフィンガー68およびこれに把持された試験片TPを、第2回収部61における試験片TPの廃棄位置にまで移動させる。そして、一対のフィンガー68による上つかみ具14から取り外した試験片TPへの把持力を解放することにより、試験片TPを回収箱21に投下し、上つかみ具14からの試験片TPの回収が完了する。
すなわち、スライド機構70は、第2アーム66を旋回させて第1回収部51における試験片の廃棄位置の鉛直上方に移動させた第2把持部67を、さらに、第1回収部51における試験片TPの廃棄位置の鉛直上方とは水平方向に異なる位置にまで直線移動させる。この第1回収部51における試験片TPの廃棄位置の鉛直上方とは水平方向に異なる位置は、第2回収部61における、回収箱21の上方の試験片TPの廃棄位置である。
一方で、第1回収部51による下つかみ具15からの試験片TPの回収は、図4(a)から(c)を参照して説明した第2回収部61の動作と同様の動作により行われる。なお、第1回収部51においては、図4(c)に示す位置に一対のフィンガー58が移動した時に、この一対のフィンガー58による下つかみ具15から回収した試験片TPへの把持力を解放する。これにより、試験片TPを回収箱21に投下し、下つかみ具15からの試験片TPの回収が完了する。
この実施形態においては、第1回収部51における第1アーム56、第1回転モータ54、第1把持部57のぞれぞれは、第2回収部61における第2アーム66、第2回転モータ65、第2把持部67のそれぞれと同形の部材から構成されている。また、第1回収部51と第2回収部61とは、第1回転モータ54の回転軸55と第2回転モータ64の回転軸65の中心線が一致するように上下に配置され、第1アーム56と第2アーム66の旋回角度は同じ角度である。このため、第1アーム56と第2アーム66を、図4(b)に示す試験片TPの回収位置から、図4(c)に示す位置に旋回させると、図5に示すように、第1把持部57は、試験片TPへの把持力を解放する廃棄位置に移動し、第2把持部67は、第1把持部57の鉛直上方に移動する。第2回収部61においては、さらにスライド機構70により、可動部72に連結された第2回転モータ64、第2アーム66および第2把持部67を一体的に直線移動させる。これにより、第2把持部67を、第1回収部51における試験片TPの廃棄位置とは水平方向において異なる廃棄位置に移動させている。
図5に示すように、回収箱21において第1回収部51により回収された試験片TPが落下する位置と、第2回収部61により回収された試験片TPが落下する位置とは異なることになり、試験片TPが、回収箱21の中で一つの山に積み重なることはない。したがって、予め設定しておいた数の試験片TPへの引張試験が終了する前に、回収箱21より高い位置に積み上がった試験後の試験片TPにより、第1アーム56の旋回動作が妨げられことはなく、設定した数の試験片に対する試験が終了するまで、試験片TPの回収動作を確実に続行することができる。
次に、この発明の他の実施形態について説明する。図6は、他の実施形態に係る第1回収部51および第2回収部61による試験片TPの廃棄動作を示す側面概要図である。なお、上述した実施形態と同一の部材については、同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
この実施形態においては、第2回収部61において、払拭部材69をさらに備える。この払拭部材69は、第1アーム56や第1把持部57の上面に引っかかり、第1把持部57による試験片TPへの把持力が解放されているにもかかわらず回収箱21の中に落下しなかった試験片TPを掃き落とすためのものである。
払拭部材69は、図6に示すように、第2アーム66に配設され、先端が第1アーム56および第1把持部57の上面に達する箒様部材である。この払拭部材69は、第1回転モータ54および第2回転モータ64の駆動により、図6に実線で示す位置に、第1把持部57および第2把持部67が配置された後に、第2回収部61におけるスライド機構70により、可動部72、第2モータ64、第2アーム66および第2把持部68が、図6に2点鎖線で示す位置に直線移動するときに、第1アーム56および第1把持部57の上面を払拭する。
なお、払拭部材69の配設位置は、図6に示す態様に限定されるものではなく、第2モータ64の回転軸65や第2把持部67に配設してもよい。試験片TPの材質によっては、引張試験により試験片TPが伸びてしまい、破断片の伸びた部分が重力によって下方に垂れ下がる。このため、一対のフィンガー58を開いて第1把持部57による試験片TPへの把持力を解放しても、伸びた試験片TPがフィンガー58に引っかかり、回収箱21に落下しないことがある。このような場合には、払拭部材69を第2把持部68のフィンガー68の突出面に配設することにより、一対のフィンガー58に引っかかった試験片TPをより確実に掃き落とすことができる。
1 試験機本体
2 試験片供給装置
11 クロスヘッド
12 フレーム
14 上つかみ具
15 下つかみ具
16 ロードセル
17 制御回路
18 基台
50 試験片回収装置
51 第1回収部
52 支持部材
53 支持部材
54 第1回転モータ
55 回転軸
56 第1アーム
57 第1把持部
58 フィンガー
61 第2回収部
62 支持部材
64 第2回転モータ
65 回転軸
66 第2アーム
67 第2把持部
68 フィンガー
69 払拭部材
71 係合部
72 可動部
73 連結部
TP 試験片

Claims (4)

  1. 試験片を試験位置に供給する試験片供給装置と、上つかみ具と下つかみ具とに両端を把持させた試験片に負荷を与える負荷機構と、試験後の試験片を回収する試験片回収装置とを備えた材料試験機において、
    前記試験片回収装置は、
    前記下つかみ具に把持されている試験後の試験片を把持する第1把持部と、
    前記第1把持部を支持する第1アームと、
    前記第1アームを旋回させることにより前記第1把持部が試験片を把持して前記下つかみ具から試験片を回収する回収位置と、前記第1把持部による試験片への把持力を解放して試験片を廃棄する廃棄位置と、の間で前記第1把持部を移動させる第1移動機構と、
    を有する第1回収手段と、
    前記第1回収手段の上方に配設され、前記上つかみ具に把持されている試験後の試験片を把持する第2把持部と、
    前記第2把持部を支持する第2アームと、
    前記第2アームを旋回および直線移動させることにより前記第2把持部が試験片を把持して前記上つかみ具から試験片を回収する回収位置と、前記第2支持部による試験片への把持力を解放して試験片を廃棄する前記第1回収手段における試験片の廃棄位置とは水平方向において異なる廃棄位置と、の間で前記第2把持部を移動させる第2移動機構と、
    を有する第2回収手段と、
    を備えることを特徴とする材料試験機。
  2. 請求項1に記載の材料試験機において、
    前記第1移動機構は、回転軸により前記第1アームを軸支する第1回転モータであり、
    前記第2移動機構は、回転軸により前記第2アームを軸支する第2回転モータと、該第2回転モータに連結されたスライド機構とから成る材料試験機。
  3. 請求項2に記載の材料試験機において、
    前記第2移動機構は、前記第2把持部を、前記第2アームを軸支する第2回転モータを駆動して試験片を廃棄する廃棄位置の上方に配置された前記第1把持部の鉛直上方に移動させた後に、前記第2回転モータに連結されたスライド機構の駆動により、前記第2把持部を前記第1回収手段における試験片の廃棄位置の鉛直上方とは水平方向に異なる廃棄位置に移動させる材料試験機。
  4. 請求項3に記載の材料試験機において、
    前記第2回収手段は、前記第1アームまたは前記第1把持部の上面を払拭する払拭部材を備える材料試験機。
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