JP2013210069A - 無限軌道駆動装置のシール構造 - Google Patents

無限軌道駆動装置のシール構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2013210069A
JP2013210069A JP2012081561A JP2012081561A JP2013210069A JP 2013210069 A JP2013210069 A JP 2013210069A JP 2012081561 A JP2012081561 A JP 2012081561A JP 2012081561 A JP2012081561 A JP 2012081561A JP 2013210069 A JP2013210069 A JP 2013210069A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seal
rotating
endless track
wall portion
fixed housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012081561A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5894835B2 (ja
Inventor
Yoshiichi Hirota
芳一 廣田
Chikashi Imoto
智可至 井元
Kazumi Ito
和巳 伊藤
Junichiro Sugimoto
潤一郎 杉本
Kaori Kawabata
香織 川畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYB Corp
Original Assignee
KYB Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KYB Corp filed Critical KYB Corp
Priority to JP2012081561A priority Critical patent/JP5894835B2/ja
Publication of JP2013210069A publication Critical patent/JP2013210069A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5894835B2 publication Critical patent/JP5894835B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Sealing Of Bearings (AREA)
  • Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)

Abstract

【課題】泥等が装置内に入ることを抑制する無限軌道駆動装置のシール構造を提供する。
【解決手段】車両の無限軌道帯を駆動する回転ケーシング20と固定ハウジング10との間に環状のシール間隙30が開口する無限軌道駆動装置1のシール構造であって、シール間隙30が開口する回転ケーシング20の外壁部22と固定ハウジング10の外壁部12との間を遮蔽するリング状のワイパシール40を備え、このワイパシール40は、回転ケーシング20の外壁部22に取り付けられるシール取付部49と、固定ハウジング10の外壁部12に摺接するシール摺接部47と、を有する構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両の無限軌道駆動装置内を密封するシール構造に関するものである。
例えば油圧ショベル等の無限軌道車両は、土木工事現場等でぬかるんだ泥の上を走行するような場合に、無限軌道帯を駆動する無限軌道駆動装置が泥にまみれて回転作動することがある。このような無限軌道駆動装置には、泥等の異物が侵入することを防止するシール構造として、車両に取り付けられる固定ハウジングと無限軌道帯を駆動する回転ケーシングとの間にラビリンスシール及びフローティングシールを備えるものがある(特許文献1参照)。
この種のラビリンスシールは、フローティングシールのまわりに画成されるクランク状に曲折した断面形状の隙間を有し、泥等の異物がフローティングシールのまわりに侵入することを防止するようになっている。
フローティングシールは、固定ハウジングと回転ケーシングの内壁面の間に、一対のOリングを介して装着される一対の金属製シールリングを備え、各Oリングに押される各シールリングが互いに摺接する。これにより、装置内の潤滑油が外部に漏出しないように密封するとともに、外部から異物が装置内に侵入することを防止するようになっている。
特開2001−248735号公報
しかしながら、このような従来の無限軌道駆動装置のシール構造にあっては、軸受けのガタ等によって回転ケーシングが固定ハウジングに対して偏心し、フローティングシールが介装される回転ケーシング及び固定ハウジングの間隔が回転周方向について増減するため、フローティングシールによって泥等の異物の侵入を防止することが難しいという問題点があった。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、泥等がラビリンスシールに入ることを抑制する無限軌道駆動装置のシール構造を提供することを目的とする。
本発明は、車両の無限軌道帯を駆動する回転ケーシングと固定ハウジングとの間に環状のシール間隙が開口する無限軌道駆動装置のシール構造であって、シール間隙が開口する回転ケーシングの外壁部と固定ハウジングの外壁部との間を遮蔽するリング状のワイパシールを備え、このワイパシールは、回転ケーシングの外壁部と固定ハウジングの外壁部との一方に取り付けられるシール取付部と、回転ケーシングの外壁部と固定ハウジングの外壁部との他方に摺接するシール摺接部と、を有することを特徴とする。
本発明では、回転ケーシングが回転して無限軌道帯を駆動する車両の走行時に、ワイパシールが固定ハウジングの外壁部または回転ケーシングの外壁部に摺接してシール間隙を遮蔽することにより、泥等がシール間隙を通って装置内に入ることを抑制できる。
本発明の実施形態に係る無限軌道駆動装置の断面図である。 シール構造の断面図である。 ワイパシールの断面図である。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、例えば油圧ショベル等のクローラ式車両に設けられる無限軌道駆動装置1のシール構造を示す断面図である。無限軌道駆動装置1は、固定ハウジング10に対して回転作動する回転ケーシング(ハブ)20を備え、この回転ケーシング20に図示しないスプロケット(クローラホイール)が連結される。回転ケーシング20が回転作動することにより、スプロケットに噛み合う図示しない無限軌道帯(クローラベルト)が循環して、車両が走行するようになっている。
固定ハウジング10は、図示しない車両フレームに連結される。固定ハウジング10の内部には、油圧モータ2が設けられる。この油圧モータ2は、例えば斜板式ピストンモータが用いられ、図示しない油圧源から供給される作動油によって回転軸Oを中心として回転作動する。
回転ケーシング20は、固定ハウジング10に対してベアリング3を介して回転可能に支持される。回転ケーシング20は、回転軸Oを中心として回転作動する。
回転ケーシング20の内部には、図示しない減速ギア機構5が設けられる。この減速ギア機構5は、油圧モータ2の出力回転を減速して回転ケーシング20に伝達する。回転ケーシング20の内側には減速ギア機構5を収容するギア室9が画成される。
円筒状の回転ケーシング20には、その外壁部22から環状に突出する回転フランジ部25が形成される。この回転フランジ部25は、回転軸Oと直交方向に延びる回転フランジ端面26を有し、この回転フランジ端面26に開口する複数のネジ孔39が形成される。前記したスプロケット(クローラホイール)は、回転フランジ端面26に当接するように組み付けられ、ネジ孔39に螺合するボルト(図示せず)を介して回転フランジ部25に締結され、回転ケーシング20と共に回転作動する。
固定ハウジング10と回転ケーシング20の間には、シール間隙30が設けられる。固定ハウジング10には、回転軸Oに直交する固定シール壁面11が形成される。回転ケーシング20には、回転軸Oに直交する回転シール壁面21が形成される。シール間隙30は、固定シール壁面11と回転シール壁面21の間に、回転軸Oの直交方向に延びるスリット状に画成される。
なお、シール間隙30は、上述した構成に限らず、クランク状に曲折した断面形状を有するラビリンスシールを構成してもよい。
シール間隙30が開口する固定ハウジング10の外壁部12と回転ケーシング20の外壁部22の間には、リング状のワイパシール40が介装される。
ワイパシール40は、回転ケーシング20の外壁部22に取り付けられるシール取付部49と、固定ハウジング10の外壁部12に摺接するシール摺接部47と、を有する。
固定ハウジング10の外壁部12には、シール摺接部47を摺接させるスライド面13が回転軸Oを中心とする円筒面状に形成される。スライド面13は機械加工によって所定の表面粗度となるように形成される。
固定ハウジング10の外壁部12には、スライド面13に連接して回転フランジ部25から離れる方向(図1にて左方向)に延びるテーパ状の傾斜外壁面14が形成される。この傾斜外壁面14は、スライド面13から遠ざかるのに伴って回転軸Oに近づく方向に傾斜している。
回転フランジ部25は、前述したようにスプロケットが取り付けられる回転フランジ端面26と、この回転フランジ端面26の背後に延びる回転フランジ背面27と、回転フランジ背面27に対して環状に窪む回転フランジ凹部28と、を有する。回転フランジ凹部28とスライド面13との間に環状のスペースが設けられ、このスペースにワイパシール40が介装される。
ワイパシール40は、外部に面する部位として、回転フランジ背面27からスライド面13に渡って延びるシール傾斜部40Aを有する。このシール傾斜部40Aは、回転フランジ背面27から遠ざかるのに伴ってスライド面13(回転軸O)に近づく方向に傾斜している。
回転フランジ凹部28には、ワイパシール40が取り付けられる取付座29が形成される。この取付座29は、回転軸Oを中心とする円筒面状に形成され、固定ハウジング10のスライド面13に平行に対峙する。回転フランジ凹部28は、円筒面状の取付座29とスライド面13によって画成される。回転フランジ凹部28にシール間隙30の開口端30Aが開口している。
シール取付部49は金属環50を備え、この金属環50が回転フランジ凹部28の取付座29に圧入して取り付けられる。
図2に示すように、ワイパシール40は、回転ケーシング20の外壁部22に取り付けられるシール取付部49と、固定ハウジング10の外壁部12に摺接する第一リップ部41及び第二リップ部42と、を有する。
図3に示すように、シール取付部49の金属環50は、回転軸Oを中心とする円筒状に延びる円筒部51と、この円筒部51の一端から径方向内側に延びる環状のフランジ部52と、を有する、断面L字形に形成される。金属環50は、例えば鋼板をプレス成形して形成される。
ワイパシール40は、シール摺接部47として、前記した第一リップ部41及び第二リップ部42がウレタン材等の弾性材料によって金属環50の一部を覆うように一体的に成形される。
第一リップ部41は、金属環50のフランジ部52から回転フランジ凹部28に対して離れる方向(図1〜3において左方向)に延びる。第一リップ部41は、そのリップ先端部41Aがスライド面13に摺接し、泥等の異物を遮蔽する。
第二リップ部42は、金属環50のフランジ部52から回転フランジ凹部28の内側に入り込む方向(図1〜3において右方向)に延びる。第二リップ部42は、そのリップ先端部42Aがスライド面13に摺接して両者間を密封し、ギア室9の潤滑油が洩れ出さないようにする。
第一リップ部41及び第二リップ部42の外周部には、環状溝41B、42Bがそれぞれ形成され、この環状溝41B、42Bにスプリング61、62がそれぞれ嵌め込まれる。スプリング61、62は、金属製のコイルスプリングを環状に形成したものであり、第一リップ部41及び第二リップ部42を縮径方向に付勢する。
無限軌道駆動装置1の組み立て時に、ワイパシール40を回転ケーシング20に組み付けた後、固定ハウジング10にワイパシール40と回転ケーシング20を一緒に組み付ける。なお、これに限らず、固定ハウジング10に回転ケーシング20に組み付けた後に、ワイパシール40を固定ハウジング10と回転ケーシング20の間に組み付けてもよい。また、ワイパシール40を交換する場合に、固定ハウジング10に回転ケーシング20を分解することなく、固定ハウジング10と回転ケーシング20の間からワイパシール40を外し、新しいワイパシール40を両者の間に組み付けることができる。
以下、無限軌道駆動装置1の動作について説明する。
車両の走行時に、無限軌道駆動装置1は油圧モータ2が回転ケーシング20を回転作動させ、回転ケーシング20と共に回転するスプロケットに噛み合う図示しない無限軌道帯(クローラベルト)を循環させる。例えば土木工事現場等で車両がぬかるんだ泥の上を走行するような場合に、無限軌道帯が泥にめり込みながら循環し、無限軌道駆動装置1も泥にまみれて作動する。このような作動時に、無限軌道駆動装置1はワイパシール40によってシール間隙30に泥等の異物が侵入することが防止されるとともに、シール間隙30の開口端30Aが密封される。
上記の無限軌道駆動装置1の作動時に、第一リップ部41は、その弾性復元力とスプリング61の付勢力によってそのリップ先端部41Aがスライド面13に押し付けられて摺接することにより、リップ先端部41Aとスライド面13との間に侵入しようとする泥等の異物を遮蔽する。
一方、第二リップ部42は、その弾性復元力とスプリング62の付勢力によってそのリップ先端部42Aがスライド面13に押し付けられて摺接することにより、リップ先端部42Aとスライド面13との間を密封し、ギア室9の潤滑油が外部に洩れ出さないように封止される。
上記無限軌道駆動装置1の作動時に、ベアリング3のガタ等によって固定ハウジング10に対して回転ケーシング20が回転径方向に変位するが、ワイパシール40は第一リップ部41と第二リップ部42がこの変位に追従して弾性変形し、スライド面13と間に隙間が空くことがなく、密封性が維持される。
第一リップ部41及び第二リップ部42がそれぞれスライド面13に押し付けられる力は、第一リップ部41及び第二リップ部42の弾性復元力とスプリング61、62の付勢力とによって適度に調節されため、第一リップ部41及び第二リップ部42とスライド面13との間に生じる摩擦力が小さく抑えられる。これにより、摩擦熱によってワイパシール40や無限軌道駆動装置1内の潤滑油やシール材が過熱されることを防止し、これらの寿命延長がはかれる。また、無限軌道駆動装置1の摩擦損失を低減して車両の燃費低減がはかれる。
無限軌道駆動装置1が上記のように土砂や泥水等が存在する環境で使用される場合に、固定ハウジング10の外壁部12と回転ケーシング20の外壁部22に泥等が付着することがある。このような場合に、固定ハウジング10の外壁部12に付着した泥等は、回転ケーシング20の外壁部22に付着して回転ケーシング20と共に回転する泥等に押されると、回転フランジ背面27から傾斜して延びるシール傾斜部40A及び固定ハウジング10の傾斜外壁部13に沿ってシール間隙30の開口端30Aから遠ざかる方向(図1、2において左方向)に移動する。これにより、固定ハウジング10の外壁部12に付着した泥等は、シール間隙30に向かう方向(図1、2において右方向)に移動することが抑えられ、第一リップ部41の内側に入り込んでシール間隙30に入ることが抑制される。
以上の実施形態によれば、以下に示す作用効果を奏する。
〔1〕車両の無限軌道帯を駆動する回転ケーシング20と固定ハウジング10との間に環状のシール間隙30が開口する無限軌道駆動装置1のシール構造であって、シール間隙30が開口する回転ケーシング20の外壁部22と固定ハウジング10の外壁部12との間を遮蔽するリング状のワイパシール40を備え、このワイパシール40は、回転ケーシング20の外壁部22に取り付けられるシール取付部49と、固定ハウジング10の外壁部12に摺接するシール摺接部47と、を有するため、回転ケーシング20が回転して無限軌道帯を駆動する車両の走行時に、ワイパシール40が固定ハウジング10の外壁部12に摺接してシール間隙30を遮蔽することにより、泥等がシール間隙30を通って無限軌道駆動装置1内に入ることを抑制できる。
〔2〕シール摺接部47は、回転フランジ凹部28から外側に突出する方向に延びる第一リップ部41を有するため、第一リップ部41がスライド面13に摺接することによって泥等の異物がシール間隙30に向かわないように遮蔽される。
〔3〕シール摺接部47は、回転フランジ凹部の内側に向けて延びる第二リップ部42と、を有するため、第二リップ部42がスライド面13に摺接することによって回転ケーシング20内(ギア室9)の潤滑油が外部に洩れ出さないように封止される。
〔4〕回転ケーシング20の外壁部22から環状に突出する回転フランジ部25を備え、この回転フランジ部25には、シール間隙30の開口端30Aに対峙して環状に窪む回転フランジ凹部28が形成され、この回転フランジ凹部28には、シール取付部49が取り付けられる取付座29が形成され、固定ハウジング10の外壁部12には、シール摺接部47が摺接するスライド面13が形成されるため、ワイパシール40が回転フランジ凹部28に収容され、ワイパシール40を収容するスペースによって無限軌道駆動装置1が大型化することを抑えられる。さらに、ワイパシール40を回転フランジ凹部28から取り外して交換することができる。
〔5〕回転フランジ部25は、無限軌道帯を駆動するスプロケットが取り付けられる回転フランジ端面26と、この回転フランジ端面26の背後に延びる回転フランジ背面27と、回転フランジ背面27に対して環状に窪む回転フランジ凹部28と、を有し、ワイパシール40は、回転フランジ背面27からスライド面13に渡って延びるシール傾斜部40Aを有するため、固定ハウジング10の外壁部12に付着した泥等が、回転フランジ背面27から傾斜して延びるシール傾斜部40Aに沿って移動し、シール摺接部47の内側に入り込んでシール間隙30に入ることが抑制される。
なお、上述した構成に限らず、シール摺接部47は、回転フランジ凹部の内側に向けて延びる第二リップ部42を廃止し、回転フランジ凹部28から外側に突出する方向に延びる第一リップ部41のみを有する構成とし、シール間隙30に別のシール機構(図示せず)を介装してもよい。
また、固定ハウジング10の外壁部12にワイパシールのシール取付部(図示せず)が取り付けられる取付座が形成され、回転ケーシング20の外壁部22にシール摺接部47が摺接するスライド面(図示せず)が形成される構成としてもよい。この場合に、ワイパシールは、固定ハウジング10に取り付けられ、回転する回転ケーシング20の外壁部22に摺接してシール間隙30を遮蔽する。
本発明は上記の実施形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなしうることは明白である。
本発明の無限軌道駆動装置のシール構造は、無限軌道帯(履帯)を循環して走行する例えば油圧ショベル等の建設機械や他の車両に利用できる。
1 無限軌道駆動装置
10 固定ハウジング
12 外壁部
13 スライド面
20 回転ケーシング
22 外壁部
25 回転フランジ部
26 回転フランジ端面
27 回転フランジ背面
28 回転フランジ凹部
29 取付座
30 シール間隙
30A 開口端
40 ワイパシール
40A シール傾斜部
41 第一リップ部
42 第二リップ部
47 シール摺接部
49 シール取付部

Claims (5)

  1. 車両の無限軌道帯を駆動する回転ケーシングと固定ハウジングとの間に環状のシール間隙が開口する無限軌道駆動装置のシール構造であって、
    前記シール間隙が開口する前記回転ケーシングの外壁部と前記固定ハウジングの外壁部との間を遮蔽するリング状のワイパシールを備え、
    前記ワイパシールは、
    前記回転ケーシングの外壁部と前記固定ハウジングの外壁部との一方に取り付けられるシール取付部と、
    前記回転ケーシングの外壁部と前記固定ハウジングの外壁部との他方に摺接するシール摺接部と、を有することを特徴とする無限軌道駆動装置のシール構造。
  2. 前記回転ケーシングの外壁部から環状に突出する回転フランジ部を備え、
    前記回転フランジ部には、前記シール間隙の開口端に対峙して環状に窪む回転フランジ凹部が形成され、
    前記シール摺接部は、前記回転フランジ凹部から外側に突出する方向に延びる第一リップ部41を有することを特徴とする請求項1に記載の無限軌道駆動装置のシール構造。
  3. 前記回転ケーシングの外壁部から環状に突出する回転フランジ部を備え、
    前記回転フランジ部には、前記シール間隙の開口端に対峙して環状に窪む回転フランジ凹部が形成され、
    前記シール摺接部は、前記回転フランジ凹部の内側に向けて延びる第二リップ部を有することを特徴とする請求項1または2に記載の無限軌道駆動装置のシール構造。
  4. 前記回転ケーシングの外壁部から環状に突出する回転フランジ部を備え、
    前記回転フランジ部には、前記シール間隙の開口端に対峙して環状に窪む回転フランジ凹部が形成され、
    前記回転フランジ凹部には、前記シール取付部が取り付けられる取付座が形成され、
    前記固定ハウジングの外壁部には、前記シール摺接部が摺接するスライド面が形成されることを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の無限軌道駆動装置のシール構造。
  5. 前記回転フランジ部は、
    前記無限軌道帯を駆動するスプロケットが取り付けられる回転フランジ端面と、
    前記回転フランジ端面の背後に延びる回転フランジ背面と、
    前記回転フランジ背面に対して環状に窪む回転フランジ凹部と、を有し、
    前記ワイパシールは、前記回転フランジ背面から前記スライド面に渡って延びるシール傾斜部を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載の無限軌道駆動装置のシール構造。
JP2012081561A 2012-03-30 2012-03-30 無限軌道駆動装置のシール構造 Active JP5894835B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012081561A JP5894835B2 (ja) 2012-03-30 2012-03-30 無限軌道駆動装置のシール構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012081561A JP5894835B2 (ja) 2012-03-30 2012-03-30 無限軌道駆動装置のシール構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013210069A true JP2013210069A (ja) 2013-10-10
JP5894835B2 JP5894835B2 (ja) 2016-03-30

Family

ID=49528069

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012081561A Active JP5894835B2 (ja) 2012-03-30 2012-03-30 無限軌道駆動装置のシール構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5894835B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107745754A (zh) * 2017-11-09 2018-03-02 徐工集团工程机械有限公司 高可靠性导向轮结构及挖掘机
KR20180111511A (ko) * 2017-03-31 2018-10-11 스미토모 겐키 가부시키가이샤 쇼벨
CN113682389A (zh) * 2021-09-23 2021-11-23 三一重机有限公司 一种支重轮及工程机械

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7945021B2 (en) 2002-12-18 2011-05-17 Varian Medical Systems, Inc. Multi-mode cone beam CT radiotherapy simulator and treatment machine with a flat panel imager
US7880154B2 (en) 2005-07-25 2011-02-01 Karl Otto Methods and apparatus for the planning and delivery of radiation treatments
US9339243B2 (en) 2006-04-14 2016-05-17 William Beaumont Hospital Image guided radiotherapy with dual source and dual detector arrays tetrahedron beam computed tomography
USRE46953E1 (en) 2007-04-20 2018-07-17 University Of Maryland, Baltimore Single-arc dose painting for precision radiation therapy
US8670523B2 (en) 2010-01-05 2014-03-11 William Beaumont Hospital Intensity modulated arc therapy with continuous couch rotation/shift and simultaneous cone beam imaging
JP5805757B2 (ja) 2010-06-22 2015-11-04 オットー カール 放射線量を推定し、推定された放射線量を操作するためのシステムおよび方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH068173U (ja) * 1992-07-07 1994-02-01 株式会社東洋社 装軌式作業車における走行スプロケツトホイールの軸受装置
JP2003314699A (ja) * 2002-04-25 2003-11-06 Komatsu Ltd リップを有するリング状シールの交換装置
WO2011125761A1 (ja) * 2010-04-07 2011-10-13 株式会社小松製作所 転輪装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH068173U (ja) * 1992-07-07 1994-02-01 株式会社東洋社 装軌式作業車における走行スプロケツトホイールの軸受装置
JP2003314699A (ja) * 2002-04-25 2003-11-06 Komatsu Ltd リップを有するリング状シールの交換装置
WO2011125761A1 (ja) * 2010-04-07 2011-10-13 株式会社小松製作所 転輪装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180111511A (ko) * 2017-03-31 2018-10-11 스미토모 겐키 가부시키가이샤 쇼벨
KR102448045B1 (ko) * 2017-03-31 2022-09-26 스미토모 겐키 가부시키가이샤 쇼벨
CN107745754A (zh) * 2017-11-09 2018-03-02 徐工集团工程机械有限公司 高可靠性导向轮结构及挖掘机
CN107745754B (zh) * 2017-11-09 2023-08-01 江苏徐工工程机械研究院有限公司 高可靠性导向轮结构及挖掘机
CN113682389A (zh) * 2021-09-23 2021-11-23 三一重机有限公司 一种支重轮及工程机械

Also Published As

Publication number Publication date
JP5894835B2 (ja) 2016-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5894835B2 (ja) 無限軌道駆動装置のシール構造
EP2787256B1 (en) Seal structure for endless track drive device
JP6293444B2 (ja) 転がり軸受の密封装置
USRE45491E1 (en) Sprocket hub mounted guard
CN109690153B (zh) 工程机械的行驶装置
JP5894836B2 (ja) 無限軌道駆動装置のシール構造
JP6385904B2 (ja) 装軌式車両
JP5982153B2 (ja) 無限軌道駆動装置のシール構造
JP5845129B2 (ja) 無限軌道駆動装置のシール構造
JP5982154B2 (ja) 無限軌道駆動装置のシール構造
JP5871696B2 (ja) 無限軌道駆動装置のシール構造
JP5903304B2 (ja) 無限軌道駆動装置のシール構造
JP5860747B2 (ja) 無限軌道駆動装置のシール構造
CN109844375B (zh) 变速器及具备变速器的驱动装置
JP2017116055A (ja) 変速機及び変速機を備えた駆動装置
JP2017215002A (ja) 走行用減速機およびそのハウジング
JP2017180511A (ja) 変速機及び変速機を備えた駆動装置
JP6833437B2 (ja) シール構造体
JP2018200080A (ja) メカニカルシール装置
JP2006316916A (ja) 走行モータの土砂侵入防止用ラビリンスシール
JP2017141936A (ja) 変速機及び変速機を備えた駆動装置
JP6857082B2 (ja) メカニカルシール装置
JP2009150475A (ja) 減速装置
JP2008075851A (ja) ホイール駆動装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141119

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150716

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150728

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150928

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160209

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160229

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5894835

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350