JP2013210004A - 変位依存型可変減衰ダンパ - Google Patents

変位依存型可変減衰ダンパ Download PDF

Info

Publication number
JP2013210004A
JP2013210004A JP2012078747A JP2012078747A JP2013210004A JP 2013210004 A JP2013210004 A JP 2013210004A JP 2012078747 A JP2012078747 A JP 2012078747A JP 2012078747 A JP2012078747 A JP 2012078747A JP 2013210004 A JP2013210004 A JP 2013210004A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluid chamber
cylinder
piston
displacement
oil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012078747A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Yamada
聖治 山田
Takeji Shizume
武治 鎭目
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SIZUMETEC KK
Railway Technical Research Institute
Original Assignee
SIZUMETEC KK
Railway Technical Research Institute
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SIZUMETEC KK, Railway Technical Research Institute filed Critical SIZUMETEC KK
Priority to JP2012078747A priority Critical patent/JP2013210004A/ja
Publication of JP2013210004A publication Critical patent/JP2013210004A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】効率的な応答低減効果を達成する変位依存型可変減衰ダンパを提供する。
【解決手段】粘性流体が充填された流体室(111)を有するシリンダ(11)と、シリンダ(11)の流体室(111)を第1の流体室(111a)と第2の流体室(111b)とに仕切ると共に流体室(111)内で軸方向に移動可能のピストン(12)と、第1の流体室(111a)と第2の流体室(111b)とを連絡すると共に粘性流体に対する抵抗要素(113a、114a、121c、122c)を有する連絡通路(113、114、121、122)と、ピストン(12)を流体室(M1)の中立点(M1)へ向けて付勢する剛性要素(15)を有し、抵抗要素(113a、114a、121c、122c)と剛性要素(15)とは変位に依存した可変粘性減衰を規定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、建築構造物の耐震補強に用いる変位依存型可変減衰ダンパに関する。
建築構造物は、地震や大風などの外乱によって大きな被害を受ける可能性を有する。これらの外乱による振動エネルギーを吸収・消費するために、様々な制振ダンパが開発されている。特に、パッシブ型のダンパ(例えば、オイルダンパ、粘弾性ダンパ、鋼材ダンパなど)は豊富な種類や性能を有し、既に多くの実建築構造物に適用されている。一方で、アクティブ制御、あるいはセミアクティブ制御などのコンピュータ制御を伴うことで、性能を高めるダンパの研究・開発がなされているものの、その実用例は比較的少ない。
特開2003−227243号公報
しかし、パッシブダンパはコンピュータ制御を必要としないが、ダンパが発揮できる性能を外乱に応じて任意に変更することは容易ではない。一方、アクティブ制御あるいはセミアクティブ制御を組み入れたダンパは、履歴特性や抵抗力をある程度任意に発生させるので、外乱の特性(大きさや周波数特性など)に応じた制御効果を発生することができる。ただし、アクティブ制御は、地震のように瞬間的に大きな作用力が発生する場合の機械的対応に困難である。また、セミアクティブ制御の必要な制御力は小さく、瞬間的な作用力の発生は問題を有しない。しかし、セミアクティブ制御は、コンピュータ制御を伴うため、コンピュータのメンテナンスを必要とする。
そこで、本発明の目的は、効率的な応答低減効果を達成する変位依存型可変減衰ダンパを提供することにある。
以下、符号を付して本発明の特徴を説明する。なお、符号は参照のためであり、本発明を実施形態に限定するものでない。
本発明の特徴に係わる変位依存型可変減衰ダンパ(10)は、粘性流体が充填された流体室(111)を有するシリンダ(11)と、シリンダ(11)の流体室(111)を第1の流体室(111a)と第2の流体室(111b)とに仕切ると共に流体室(111)内で軸方向に移動可能のピストン(12)と、第1の流体室(111a)と第2の流体室(111b)とを連絡すると共に粘性流体に対する抵抗要素(113a、114a、121c、122c)を有する連絡通路(113、114、121、122)と、ピストン(12)を流体室(M1)の中立点(M1)へ向けて付勢する剛性要素(15)を有し、抵抗要素(113a、114a、121c、122c)と剛性要素(15)とは変位に依存した可変粘性減衰を規定する。
以上の特徴において、シリンダ(11)は第1の流体室(111a)および第2の流体室(111b)の内壁の少なくとも一方に規定されると共に軸方向に延びる溝(115、116)を有し、連絡通路(113、114、121、122)は、ピストン(12)に規定されると共に並列に配置され、溝(115、116)と連絡するための複数の分岐通路(121b、122b)を有する。
同ダンパ(10)は、ピストン(12)に固定されたピストンロッド(14)と、シリンダ(11)に固定された筒体(13)とを有し、ピストンロッド(14)はシリンダ(11)を貫通すると共に筒体(13)の中へ突出し、剛性要素(15)は、筒体(13)内のピストンロッド(14)と筒体(13)とに取り付けられた。
本発明の変位依存型可変減衰ダンパは、機械的に作用し、外乱の特性に関係なくエネルギーを吸収するので、効率的な応答低減効果を達成する。
第1の実施形態に係る変位依存型可変減衰ダンパを備えた橋上駅を示す概要図である。 図1に示す変位依存型可変減衰ダンパを示す概要図である。 図2に示す変位依存型可変減衰ダンパの動作を示す概要図である。 図2に示すスプリング群の作用を説明する図である。 図2に示す変位依存型可変減衰ダンパの作用を説明する図である。 図2に示す変位依存型可変減衰ダンパの作用原理の説明図である。 図2に示す変位依存型可変減衰ダンパを備えた高架駅の上家を示す概要図である。
以下、図面を参照して実施の形態を詳細に説明する。
第1の実施形態
図1に示すように、橋上駅100は、鉛直方向に延びる柱101、101と、柱101、101同士を連結する梁102、102と、列車T1が停車するホーム103と、柱101、101と梁102とに連結した変位依存型可変減衰ダンパ10、10を有する。
図2に示すように、各変位依存型可変減衰ダンパ10は、シリンダ11と、シリンダ11内に配置されたピストン12と、シリンダ11から軸方向に延びる筒体13と、ピストン12に固定されたピストンロッド14と、ピストンロッド14と筒体13とに取り付けられた剛性要素としてのスプリング群15と、ピストンロッド14に固定されたブッシュ16と、筒体13の端に固定されたブッシュ17と、ピストンロッド14に付与したマークを有する。
シリンダ11は、粘性流体としてのオイルが充填される。シリンダ11は、ピストン12が配置された流体室としてのオイル室111を規定する。オイル室111は、ピストン12によって第1の流体室としての第1のオイル室111aと第2の流体室としての第2のオイル室111bとに仕切られる。
シリンダ11は、第1のオイル室111aと第2のオイル室111bとを連絡する第1の連絡通路113および第2の連絡通路114を有する。第1の連絡通路113は、流入口の近くにオリフィス113aを有し、流出口の近くに一方向弁113bを有する。一方向弁113bは、第2のオイル室111bから第1のオイル室111aへのオイルの流動を許容し、第1のオイル室111aから第2のオイル室111bへのオイルの流動を阻止する。
第2の連絡通路114は流入口の近くにオリフィス114aを有し、流出口の近くに一方向弁114bを有する。一方向弁114bは、第1のオイル室111aから第2のオイル室111bへのオイルの流動を許容し、第2のオイル室111bから第1のオイル室111aへのオイルの流動を阻止する。
ピストン12の変位速度が小さく、第1の連絡通路113、第2の連絡通路114を通過するオイルの流量が小さい場合、オリフィス113a、114aは、小流量のオイルの通過を許容する。ピストン12の変位速度が大きく、第1の連絡通路113、第2の連絡通路114を通過するオイルの流量が大きい場合、オリフィス113a、114aは抵抗要素として機能する。
シリンダ11は、第1のオイル室111a側の内壁に規定され、軸方向へ延びる第1の溝115を有する。シリンダ11は、第2のオイル室111b側の内壁に規定され、軸方向へ延びる第2の溝116を有する。
ピストン12は、シリンダ11の内壁に接し、摺動可能である。ピストン12は、第1のオイル室111aと第2の溝116とを連絡する第3の連絡通路121と、第2のオイル室111bと第1の溝115とを連絡する第4の連絡通路122を有する。第3の連絡通路121は、一方向弁121aを有し、これは、第2の溝116から第1のオイル室111aへのオイルの流動を許容し、第1のオイル室111aから第2の溝116へのオイルの流動を阻止する。第3の連絡通路121は、軸方向に並列に配置された複数の分岐通路121bを有する。分岐通路121bのそれぞれは、オリフィス121cを有する。第4の連絡通路122は、一方向弁122aを有し、これは、第1の溝115から第2のオイル室111bへのオイルの流動を許容し、第2のオイル室111bから第1の溝115へのオイルの流動を阻止する。第4の連絡通路122は、軸方向に並列に配置された複数の分岐通路122bを有する。分岐通路122bのそれぞれは、オリフィス122cを有する。
中空の筒体13は、シリンダ11から軸方向へ延び、ピストンロッド14の先端部分を収容するピストンロッド収容室131を規定する。ピストンロッド14はシリンダ11を貫通すると共に筒体13のピストンロッド収容室131の中へ突出する。
マーク18は、例えば、「上」のような文字、符号、しるし、標章、図案である。マーク18は、シリンダ11に対するピストン12を回転方向に位置決めするために用いられる。すなわち、シリンダ11の所定の位置にマーク18を位置合わせすることにより、シリンダ11の第1の溝115、第2の溝116およびピストン12の分岐通路121b、122bの位置は互いに一致し、連絡する。
スプリング群15は、ピストンロッド14に長手に沿って配置される。スプリング群15は、互いに直列に連結された第1のスプリング15aおよび第2のスプリング15bと、第1のスプリング15aおよび第2のスプリング15bの間に介在するブラケット15cを有する。第1のスプリング15aは筒体13の内壁とブラケット15cに固定される。第2のスプリング15bはシリンダ11の外壁とブラケット15cに固定される。ブラケット15cはピストンロッド14の先端に固定される。
第1のスプリング15aおよび第2のスプリング15bは、例えば、同じバネ定数を有する。図4において、第1のスプリング15aは、ピストン12が同ダンパ10の最大伸長位置(第2図中右側)にあるとき伸縮のない中立状態に設定される一方、ピストン12が同ダンパ10の最大短縮位置(第2図中左側)にあるとき最大圧縮状態に設定する。第2のスプリング15bは、ピストン12が同ダンパ10の最大伸長位置にあるとき最大圧縮状態に設定される一方、ピストン12が同ダンパ10の最大短縮位置にあるとき伸縮のない中立状態に設定される。第1および第2のスプリング15a、15bは、ピストン12がシリンダ11内で中立位置M1にあるとき、同じ長さ分圧縮された状態にあり、ピストンロッド14に加わるそれぞれの力は相殺される。すなわち、第1のスプリング15aは、第1の流体室111aから第2の流体室111bへピストン12を付勢し、第2のスプリング15bは、第2の流体室111bから第1の流体室111aへピストン12を付勢し、第1のスプリング15aおよび第2のスプリング15bは組み合わされて流体室111の中立点M1にピストン12を付勢する。この結果、スプリング群15は、オイル室111の中立点M1へピストン12を付勢する合成スプリングとなる。
なお、スプリング群15は第1のオイル室111a、または、第2のオイル室111bに配置されてもよい。スプリング群15はピストンロッド室131内でピストンロッド14とシリンダ11とに取り付けられる他、第1のオイル室111a、または、第2のオイル室111b内で、まだ、ピストン12とシリンダ11、又は、ピストンロッド14とシリンダ11に取り付けてもよい。また、スプリング群15は、シリンダ11の外側でブッシュ16と、シリンダ11の外壁、筒体13の外壁、又はブッシュ17とに取り付けてもよい。また、スプリング群15の代わりに単独で剛性要素を有する機構を用いてもよい。
次に、変位依存型可変減衰ダンパ10の作用を説明する。
図5はピストン12の変位と同ダンパ10の抵抗力との履歴特性H1、H2、H3を示す。同ダンパ10は、中立点M1でオリフィスの流量を調整する機構によって変位に依存して粘性減衰係数を可変とするオイルダンパと剛性要素とを組み合わせたものである。ピストン12が中立点M1に戻る方向へ移動する場合、同ダンパ10は、通常のオイルダンパと同様に挙動する。一方、ピストン12が中立点M1から離れる方向へ移動する場合、同ダンパ10は、可変減衰による負剛性を持つ挙動となる。
詳細には、図2において、ピストン12が短縮側または伸長側の最大変位点から中立点M1へ向けて戻る場合、同ダンパ10は、通常のオイルダンパと同様に挙動する。ピストン12が中立点M1から短縮側または伸長側へ向けて移動する場合、ピストン12に対する抵抗力は、負剛性を持つ挙動となる。すなわち、図5に示す変位−抵抗力の履歴特性H1、H2、H3は、図6(A)に示すオイルダンパの履歴特性に図6(B)の剛性要素としてのバネの履歴特性を重ね合わせた図6(C)に示す履歴特性である。
次に、変位依存型可変減衰ダンパ10の使用方法を説明する。
図1に示す橋上駅100が、例えば、地震によって揺れた場合、同ダンパ10、10は伸縮して、橋上駅100の柱101、101および梁102の振動を減衰させる。
図2において、ダンパ10が柱101および梁102の間で中立状態から短縮される場合、ピストン12はピストンロッド14によってオイル室111で中立点M1から図の左方向へ移動しようとする。
このとき、第1のオイル室111aのオイルは、ピストン12の圧力によって第2の連絡通路114を通って第2のオイル室111bへ流入し、ピストン12の移動を許容する。また、第4の連絡通路122は、分岐回路122bオリフィス122cを経由して第1の溝115から第2のオイル室111bへのオイルの移動を許容する。さらに、ピストン12が左方向へ移動するにつれて、連絡する分岐回路122bの数が増加するので、オイルの流量は増加し、ピストン12に対する抵抗力を小さくする。
一方、図3に示すように、ピストン12はオイル室111内で図の左方向へ移動するにつれて、スプリング群15の第1のスプリング15aは圧縮する一方第2のスプリング15bは伸長し、スプリング群15の弾性力による抵抗力は大きくなる。その結果、第2の連絡通路114のオリフィス114a、第4の連絡通路122のオリフィス122c、および、スプリング群15による抵抗力は変位に依存した可変粘性減衰による挙動を示す(図5に示すグラフの第3象限を参照)。
次に、図3に示す同ダンパ10が短縮状態から伸長される場合、ピストン12は中立点M1へ向けて右方向へ移動する。
第2のオイル室111bのオイルは第1の連絡通路113を通って第1のオイル室へ流入する。第2の連絡通路114の一方向弁114bは第2のオイル室111bから第1のオイル室111aへのオイルの流通を止める。第3の連絡通路121の全ての分岐通路121bはオイル室111の内壁によって閉じている。また、第4の連絡通路122のオイルの流通は一方向弁122aによって止められている。よって、同ダンパ10の粘性減衰係数は、第1の連絡通路113のオリフィス113aおよびスプリング群15によって設定される。
次に、図2において、同ダンパ10が中立状態から伸長される場合、ピストン12はピストンロッド14によってオイル室111で中立地点M1から右方向へ移動しようとする。
このとき、第2のオイル室111bのオイルは、ピストン12によって第1の連絡通路113を通って第1のオイル室111aへ流入し、ピストン12の移動を許容する。また、第3の連絡通路121は、分岐回路121bオリフィス121cを経由して第2の溝116から第1のオイル室111aへのオイルの移動を許容する。さらに、ピストン12が右方向へ移動するにつれて、連絡する分岐回路121bの数が増加するので、オイルの流量は増加し、ピストン12に対する抵抗力を小さくする。一方、ピストン12がオイル室111で右方向へ移動するにつれて、スプリング群15の第1のスプリング15aは伸長する一方第2のスプリング15bは圧縮し、スプリング群15の弾性力による抵抗力は大きくなる。その結果、第1の連絡通路113のオリフィス113a、第3の連絡通路121のオリフィス121cおよびスプリング群15による抵抗力は負剛性を持つ挙動となる(図5に示すグラフの第1象限を参照)。
以上の実施形態によれば、変位依存型可変減衰ダンパ10は、機械的に作用し、外乱の特性に関係なくエネルギー吸収を行うことができるので、効率的な応答低減効果を達成する。また、第1、3象限では、ダンパの軸力を制限するようにできるので、ダンパが取り付けられた柱や梁への荷重を抑制することができる。
なお、本発明は本実施形態に限定されず、また、各実施形態は発明の趣旨を変更しない範囲で変更、修正可能である。図7に示すように、変位依存型可変減衰ダンパ10は、高架駅201の上家202に適用してもよい。また、変位依存型可変減衰ダンパ10は、駅構造物以外の一般の建築建造物にも適用してもよい。
10 変位依存型可変減衰ダンパ
11 シリンダ
12 ピストン
13 筒体
14 ピストンロッド
15 スプリング群
15a 第1のスプリング
15b 第2のスプリング
111 オイル室
113 第1の連絡通路
113a オリフィス
113b 一方向弁
114 第2の連絡通路
114a オリフィス
114b 一方向弁
115 第1の溝
116 第2の溝
121 第3の連絡通路
121a 一方向弁
121b 分岐通路
121c オリフィス
122 第4の連絡通路
122a 一方向弁
122b 分岐通路
122c オリフィス

Claims (3)

  1. 粘性流体が充填された流体室を有するシリンダと、
    シリンダの流体室を第1の流体室と第2の流体室とに仕切ると共に流体室内で軸方向に移動可能のピストンと、
    第1の流体室と第2の流体室とを連絡すると共に粘性流体に対する抵抗要素を有する連絡通路と、
    ピストンを流体室の中立点へ向けて付勢する剛性要素を有し、
    抵抗要素と剛性要素とは変位に依存した可変粘性減衰を規定する、
    変位依存型可変減衰ダンパ。
  2. 前記シリンダは第1の流体室および第2の流体室の内壁の少なくとも一方に規定されると共に軸方向に延びる溝を有し、
    前記連絡通路は、ピストンに規定されると共に並列に配置され、前記溝と連絡するための複数の分岐通路を有する、
    請求項1に記載の変位依存型可変減衰ダンパ。
  3. ピストンに固定されたピストンロッドと、シリンダに固定された筒体とを有し、
    ピストンロッドはシリンダを貫通すると共に筒体の中へ突出し、
    前記剛性要素は、筒体内のピストンロッドと筒体とに取り付けられた、
    請求項1又は請求項2に記載の変位依存型可変減衰ダンパ。
JP2012078747A 2012-03-30 2012-03-30 変位依存型可変減衰ダンパ Pending JP2013210004A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012078747A JP2013210004A (ja) 2012-03-30 2012-03-30 変位依存型可変減衰ダンパ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012078747A JP2013210004A (ja) 2012-03-30 2012-03-30 変位依存型可変減衰ダンパ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013210004A true JP2013210004A (ja) 2013-10-10

Family

ID=49528017

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012078747A Pending JP2013210004A (ja) 2012-03-30 2012-03-30 変位依存型可変減衰ダンパ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013210004A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103526690A (zh) * 2013-10-23 2014-01-22 东南大学 一种用于桥梁结构减震控制的锁定装置
JP2015203452A (ja) * 2014-04-14 2015-11-16 清水建設株式会社 振動低減装置及び免震構造物
JP2016053404A (ja) * 2014-09-04 2016-04-14 清水建設株式会社 振動低減装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103526690A (zh) * 2013-10-23 2014-01-22 东南大学 一种用于桥梁结构减震控制的锁定装置
JP2015203452A (ja) * 2014-04-14 2015-11-16 清水建設株式会社 振動低減装置及び免震構造物
JP2016053404A (ja) * 2014-09-04 2016-04-14 清水建設株式会社 振動低減装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9540807B2 (en) Structure vibration control device
CN104379961B (zh) 减震器
JP5620596B1 (ja) 構造物の制振装置
CN108894347B (zh) 一种半主动磁流变智能调谐减振装置
CN103032504B (zh) 一种基于薄壁小孔节流的倒置式双出杆斜拉索油阻尼器
JP6385121B2 (ja) 回転マスダンパー
JP2013210004A (ja) 変位依存型可変減衰ダンパ
JP2017053135A (ja) 建物の制振構造
JP6116988B2 (ja) 制振サポート及び制振装置
JP2015113846A (ja) 構造物用制振ダンパー
JP4901896B2 (ja) 油圧ダンパ
JP5870138B2 (ja) ハードニング油圧回路を搭載した速度制限機能付き油圧ダンパ
JP4182200B2 (ja) 油圧式ダンパ
JP2014095454A (ja) 緩衝器
JP5874336B2 (ja) 制振装置
JP6894769B2 (ja) 免震用ダンパ
JP2014062578A (ja) 油圧式ダンパ
JP5644240B2 (ja) ダンパ装置
JP5341546B2 (ja) 免震構造、免震構造の設計方法、及び建築物
CN105546016A (zh) 一种类半主动控制的被动减振器
CN204025513U (zh) 一种新型耐强冲击长周期缓冲器
JP2018150952A (ja) 圧力緩衝装置
KR20090020763A (ko) 구조물의 진동을 감소시키기 위한 복합 감쇠기
JP2017026096A (ja) オイルダンパー
JP6613182B2 (ja) 油圧装置、油圧ダンパ、制震構造及び免震構造