JP2013208942A - 格納式荷受台昇降装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】格納動作にあたって引き込み動作時の荷受台の高さ位置のばらつきを抑えて落下防止部材をスムーズに対向状態に移行させることができる格納式荷受台昇降装置を提供する。
【解決手段】荷受台5を車枠1の下部に引き込んで格納する格納式荷受台昇降装置4において、車枠1の下部に取り付けたガイドレール8と、このガイドレール8に沿って走行可能なスライダ9と、このスライダ9と荷受台5とを連結するアーム17−19と、アーム17−19を駆動して荷受台5を昇降させるリフトシリンダ20と、スライダ9を駆動して荷受台5をスライダ9とともにガイドレール8に沿って移動させるスライドシリンダ14と、荷受台5が上昇してガイドレール8に接触したことを認識したとき、操作の有無に関わらずスライドシリンダ14に動作指令をして強制的に荷受台5を格納位置まで引き込む制御装置45とを備える。
【選択図】図9

Description

本発明は、車両の荷台に対する荷物等の積み下ろし作業を支援する格納式荷受台昇降装置に関する。
荷受台昇降装置とは、車両の荷台床面高さと地面高さとの間で荷受台を昇降させ、車両の荷台に対する荷物等の積み下ろし作業を支援するものである。荷受台昇降装置の中には、荷役作業時の位置よりも前方に荷受台をスライドさせて車枠の下部に格納する格納式のものがある(特許文献1等参照)。
特開2005−238982号公報
ところで、上記従来技術では荷受台が折り畳み式になっていて、荷受台を格納する際には荷受台の先部側部材が基部側部材の上部に折り重ねられる。そして、荷受台を所定位置まで上昇させた後、荷受台を前進させて車枠の下部に引き込むようになっている。先部側部材の裏面(格納姿勢時の荷受台の上面)には断面コの字型の落下防止部材が前後に延在しており、荷受台を車枠の下部に引き入れる際、落下防止部材の内側にガイドレール側の相手材(断面I型のガイドレールの下フランジ)が入り込む。つまり、ガイドレール側の相手材と落下防止部材とで荷受台の下方向の動きを規制することにより、リフトシリンダの圧油のリーク等に起因して生じ得る格納時の荷受台の不測の下降を抑制している。
しかしながら、上記従来技術においては次のような課題が存在する。
すなわち、格納動作にあたっては、荷受台が所定位置まで上昇したことが検出器で検出されたら引き込み動作(前進動作)に動作を切り換える構成であるところ、動作が上昇から引き込みに切り換わる時点では荷受台の上下方向の可動域が規制される訳でもなく、引き込み動作時の荷受台の高さは、上記検出器により荷受台が所定高さまで上昇したことが検出されてから実際に引き込み動作に動作が切り換わるまでの反応時間内に荷受台が上昇した高さで決まる。
このとき、シリンダの圧油は気温等によって粘度が変動するため、荷受台の昇降動作や前後移動の速度は気温等によって変動し得る。動作速度が変動すると、同じシーケンス下でも、格納動作にあたって荷受台が所定位置まで上昇したことを検出して引き込みに動作が切り換わる際、前進する荷受台の高さ位置にばらつきが生じ、落下防止部材がスムーズに入らないことがあり得る。
本発明は上記の事情に鑑みなされたもので、格納動作にあたって引き込み動作時の荷受台の高さ位置のばらつきを抑えて落下防止部材をスムーズに対向状態に移行させることができる格納式荷受台昇降装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1の発明は、荷受台を車枠の下部に引き込んで格納する格納式荷受台昇降装置において、前記車枠の下部に取り付けたガイドレールと、このガイドレールに沿って走行可能なスライダと、このスライダと前記荷受台とを連結するアームと、このアームを駆動して前記荷受台を昇降させるリフトシリンダと、前記スライダを駆動して前記荷受台を前記スライダとともに前記ガイドレールに沿って移動させるスライドシリンダと、前記荷受台が上昇して前記ガイドレールに接触したことを認識したとき、操作装置からの前記スライドシリンダの動作を指示する信号の有無に関わらず、前記荷受台を格納位置まで引き込むように前記スライドシリンダの動作指令をする制御装置とを備えたことを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明において、前記制御装置は、接地した前記荷受台を所定距離上昇させる第1の上昇動作と、この第1の上昇動作の実行後、前記荷受台を前進させて前記車枠の下部に引き込む第1の引き込み動作と、この第1の引き込み動作の実行後、前記荷受台をさらに上昇させて前記ガイドレールに押し付ける第2の上昇動作とが実行されるように前記操作装置からの信号に従って前記リフトシリンダ又は前記スライドシリンダの動作指令をし、前記第2の上昇動作が実行されて前記荷受台が前記ガイドレールに接触したことを認識したとき、第2の引き込み動作として、前記操作装置からの前記スライドシリンダの動作を指示する信号の有無に関わらず、前記荷受台をさらに前進させて格納位置に移動させるように前記スライドシリンダの動作指令をすることを特徴とする。
第3の発明は、第2の発明において、前記ガイドレールに前記荷受台が押し付けられたことを検出する押圧センサを備え、この押圧センサの検出信号を基に前記ガイドレールに前記荷受台が接触したことを認識したら、前記制御装置は、前記第2の上昇動作から前記第2の引き込み動作に前記荷受台の動作を切り換えることを特徴とする。
第4の発明は、第2又は第3の発明において、油圧ポンプと、この油圧ポンプから前記リフトシリンダへの圧油の流れを制御するリフトシリンダ用制御弁と、前記油圧ポンプの吐出管路の圧油の最大値を規定するメインリリーフ弁と、前記吐出管路の圧油の最大値を前記メインリリーフ弁のリリーフ圧よりも低い値に規定するサブリリーフ弁と、このサブリリーフ弁への圧油の流れを連通又は遮断する切換弁とを備え、前記制御装置は、前記第2の上昇動作の実行時、前記切換弁を開放して前記リフトシリンダの回路の最大圧力を前記メインリリーフ弁によるリリーフ圧から前記サブリリーフ弁によるリリーフ圧に切り換えることを特徴とする。
第5の発明は、第1−第4のいずれかの発明において、前記操作装置は、前記スライドシリンダの動作の停止を指示する停止スイッチを備えていることを特徴とする。
本発明によれば、格納動作にあたって引き込み動作時の荷受台の高さ位置のばらつきを抑えて落下防止部材をスムーズに対向状態に移行させることができる。
本発明の一実施の形態に係る格納式荷受台昇降装置を搭載した車両の全体構造を表す側面図である。 本発明の一実施の形態に係る格納式荷受台昇降装置の詳細構造を表す斜視図であって荷受台を格納した状態を表している。 本発明の一実施の形態に係る格納式荷受台昇降装置の詳細構造を表す斜視図であって荷受台を展開した状態を表している。 本発明の一実施の形態に係る格納式荷受台昇降装置の荷受台格納時におけるガイドレールの後端近傍の拡大図である。 本発明の一実施の形態に係る格納式荷受台昇降装置に備えられた油圧駆動装置の一構成例を表す油圧回路図である。 本発明の一実施の形態に係る格納式荷受台昇降装置に備えられた制御装置の一構成例を周辺機器と併せて表す機能ブロック図である。 本発明の一実施の形態に係る格納式荷受台昇降装置に備えられた制御装置による荷受台の展開動作の制御手順を表したフローチャートである。 本発明の一実施の形態に係る格納式荷受台昇降装置における展開動作中の荷受台の状態と入出力信号の入り切りとの関係について表形式でまとめた模式図である。 本発明の一実施の形態に係る格納式荷受台昇降装置に備えられた制御装置による荷受台の格納動作の制御手順を表したフローチャートである。 本発明の一実施の形態に係る格納式荷受台昇降装置における格納動作中の荷受台の状態と入出力信号の入り切りとの関係について表形式でまとめた模式図である。
以下に図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の一実施の形態に係る格納式荷受台昇降装置を搭載した車両の全体構造を表す側面図である。本願明細書においては、図1の左右を車両の前後とする。
図1に示した車両は、車枠1と、車枠1の前方に設けた運転室2と、車枠1上に搭載した荷台3と、車枠1の下側後部に設けた格納式の格納式荷受台昇降装置4とを備えている。この格納式荷受台昇降装置4は、例えば走行運転時には荷受台5を折り畳んで車枠1の下部側に格納する一方、荷役作業(荷台3に対する荷物の積み下ろし作業)時には荷受台5を後方に引き出して展開し、荷台3の床面高さと地面高さとの間で昇降させて荷役作業を支援する。
図2及び図3は格納式荷受台昇降装置4の詳細構造を表す斜視図で、図2は荷受台5を格納した状態、図3は荷受台5を展開した状態を表している。
図2及び図3に示したように、格納式荷受台昇降装置4は、荷物を積載する上記の荷受台(プラットフォーム)5と、荷受台5等を前後方向に移動させるスライド駆動部6と、荷受台5を昇降させる昇降駆動部7とを備えている。
スライド駆動部6は、左右一対のガイドレール8、左右のスライダ9、連結部材10、左右のブラケット部11、左右の支持フレーム13(図3参照)、支持ローラ12、及び左右のスライドシリンダ14を備えている。左右一対のガイドレール8は、車枠1の下側後部に前後方向に延在するように取り付けてある。左右のスライダ9は、左右のガイドレール8にそれぞれ係合支持されていて、ガイドレール8に沿って走行可能である。連結部材10は、左右のスライダ9に装架してある。左右のブラケット部11は、連結部材10におけるスライダ9の外側に設けてある。左右の支持フレーム13は、スライダ9の後方に突出させて設けられている。支持ローラ12は、支持フレーム13の先端に設けられていて、格納及び展開の際に荷受台5が当該支持ローラ12に転接する。左右のスライドシリンダ14は、ガイドレール8及びスライダ9に対して両端が固定関係にあり、その伸縮動作に伴って左右のスライダ9が前後に移動し、そして、スライダ9と一体となって連結部材10、ブラケット部11、支持フレーム13、支持ローラ12及び荷受台5がガイドレール8に沿って前後に移動する。
このとき、ガイドレール8には、後端センサ15と中間センサ16(ともに図6参照)が設けられている。ガイドレール8には、スライダ9の前後方向の移動範囲を規制する前後のストッパ(図示せず)が設けられている。後端センサ15は、スライダ9が後側ストッパに当接した位置(以下「後端位置」)にあるかどうかを検出する検出手段である。中間センサ16は、スライダ9が前側ストッパに当接した位置(以下「前端位置」)と後端位置との間の設定位置(以下「中間位置」)にあるかどうかを検出する検出手段である。これらセンサ15,16には例えば近接センサやリミットスイッチを用いることができる。
昇降駆動部7は、第1アーム(チルトアーム)17、第2アーム(リフトアーム)18、第3アーム(コンプレッションアーム)19及びリフトシリンダ20をそれぞれ左右一対備えている。第1アーム17は、上端部がブラケット部11に回動可能に連結してある。第2アーム18は、前端部が第1アーム17に後端部が荷受台5にそれぞれ回動可能に連結してある。第3アーム19は、前端部がブラケット部11に後端部が荷受台5にそれぞれ回動可能に連結してある。リフトシリンダ20は、ロッド側が第1アーム17の下端部にボトム側が第2アーム18にそれぞれ回動可能に連結してある。第2アーム18及び第3アーム19はスライダ9に対して荷受台5を昇降可能に連結する平行リンクを形成し、この平行リンクがリフトシリンダ20の伸縮駆動に伴って上下に回動駆動することで荷受台5が水平姿勢を保って昇降する。
荷受台5は、上記昇降駆動部7に支持された荷受台基端部21と、荷受台基端部21にヒンジ22を介し回動可能に連結された荷受台本体部23と、荷受台本体部23にヒンジ24を介し回動可能に連結された荷受台先端部25と、後述するパット80とを備えている。ヒンジ22は、両端が荷受台基端部21及び荷受台本体部23の上面近傍にそれぞれピン(図示せず)を介し回動可能に連結されており、荷受台基端部21に対する荷受台本体部23の回動機構が、ヒンジ22を介する二重関節構造となっている。同様に、ヒンジ24は、両端が荷受台本体部23及び荷受台先端部25の上面近傍にそれぞれピン(図示せず)を介し回動可能に連結されており、荷受台本体部23に対する荷受台先端部25の回動機構が、ヒンジ24を介する二重関節構造となっている。荷受台本体部23及び荷受台先端部25は、それぞれ展開状態から上方に回動して折り重ねられる。
このとき、図2及び図3には図示していないが、荷受台基端部21と荷受台本体部23を連結するヒンジ22には、荷受台5が「中間高さ」にあるか否かの判断の基礎となる値として格納動作中の荷受台5の姿勢(折り畳み状態)を検出するゲートセンサ56(図6参照)が設けられている。このゲートセンサ56には、ヒンジ22の荷受台基端部21に対する角度を検出する角度センサを用いることができる。
ここで、ガイドレール8に対するスライダ9の位置について、「前端位置」「中間位置」「後端位置」を前述の通り定義した。ここでは、以下の説明のために、荷受台5の位置について、これら「前端位置」「中間位置」「後端位置」を用いて次のように定義しておく。まず、スライダ9が前端位置にあって荷受台5がガイドレール8に接触しているとき、この状態を荷受台5が「格納位置」にあるという。次に、スライダ9が後端位置にあって荷受台5が接地しているとき、この状態を荷受台5が「接地位置」にあるという。そして、格納位置にある荷受台5の高さを「格納高さ」、接地位置にある荷受台5の高さを「接地高さ」と定義すると、格納高さと接地高さの間において設定した高さが、前述した「中間高さ」である。
前述したようにヒンジ22は二重関節構造であるため、荷受台本体部23を荷受台基端部21に折り重ねる際、荷受台本体部23がヒンジ22に対して90度回動した後、ヒンジ22が荷受台本体部23に拘束されて荷受台基端部21に対して回動し始め、最終的に荷受台本体部23と荷受台基端部21の互いの荷受面が対向する。作業後に荷受台5を格納する際には、後述するように荷受台先端部25及び荷受台本体部23を折り畳んで支持ローラ12に立て掛けた状態でリフトアーム18を上昇させるが、荷受台5が接地して支持ローラ12に掛かっている状態では荷受台基端部21に対するヒンジ22の起き上がり角度(水平に対するヒンジ22の角度R(図3参照))は90度に満たない。荷受台5が展開しているときの荷受台基端部21に対するヒンジ22の角度を0(ゼロ)、接地位置で支持ローラ12に荷受台本体部23を立て掛けた際の荷受台基端部21に対するヒンジ22の角度をα(0<α<90°)とした場合、ゲートセンサ56は、荷受台基端部21に対するヒンジ22の角度Rが設定角度β(α<β≦90°)となったときに検出信号を出力するように設定されている。設定角度βは、例えば格納動作時において荷受台5が接地位置から上昇し始めて前述した中間高さに達したときのヒンジ22の角度Rであり、角度Rが設定角度βになったときには荷受台5は地面から離れる。
スライド駆動部6のブラケット部11の左端部には前出のスライドシリンダ14及びリフトシリンダ20を駆動するための油圧駆動装置(パワーユニット)26が、右端部には格納式荷受台昇降装置4を操作するための荷台外側操作装置27(図2及び図3中にスイッチボックスのみ図示、詳細は後述)が、それぞれ設けられている。
図4は荷受台格納時のガイドレール8の後端近傍の拡大図である。
図4では、左側のガイドレール8の後端近傍を表している。この図に示すように、ガイドレール8及び荷受台5には、荷受台5の不測の落下を抑制する落下防止部材75が備えられている。この落下防止部材75は、ガイドレール8の側面にボルト等で取り付けた第1係合部材76と、荷受台本体部23の裏面(格納時に上を向く面)にボルト等で取り付けた第2係合部材77とを備えている。第1係合部材76は第2係合部材77側(図4では右側)に向かって延びるフランジ78を有しており、第2係合部材77は第1係合部材76側(図4では左側)に向かって延びるフランジ79を有している。第2係合部材77は格納動作時の荷受台5の移動に伴って前後に移動する。本願明細書では、フランジ78,79が上下に対向した状態を「対向状態」、第2係合部材77が後方に移動してフランジ78,79の位置がずれた状態を「非対向状態」とする。対向状態では、仮にリフトシリンダ20に圧油のリークが生じたとしても、フランジ79がフランジ78に接触して係合するので荷受台5の下降が抑制される。格納式荷受台昇降装置4の製作誤差を考慮する必要がなければ、対向するフランジ78,79の間の間隙は、フランジ78に対してフランジ79が移動するときに両者が擦れない程度に確保されていれば足りるが、実際には製作誤差を考慮してそれよりも大きく確保することが好ましい。
また、前述したように、荷受台5はパッド80を備えている。このパッド80は、荷受台本体部23の裏面(格納時に上を向く面)に設けられており、例えば樹脂で形成されている。荷受台5が格納高さにあるとき、このパッド80はガイドレール8の下面に接触する。ガイドレール8に対するパッド80の接触面の大きさは、接触面圧が過度に高くならない程度に確保されていれば十分であって過度に広く取る必要はない。パッド80の厚みは、ガイドレール8にパッド80が接触した状態において、対向するフランジ78,79の間に前述した間隙が確保される程度に設定されている。
また、ガイドレール8の上下の面には、スライダ9をガイドする突起部8a,8bがガイドレール8の延在方向に延在している。突起部8a,8bの断面は先端に向かって幅が狭まる三角形状をしており、パッド80には、下側の突起部8bに合わせてV字状に形成された溝(図示せず)が形成されている。すなわち、パッド80がガイドレール8に当たったときには、ガイドレール8の下側の突起部8bがパッド80の溝に入って荷受台5の左右方向への動きが拘束されるとともに、パッド80の溝と突起部8bとが位置決め用のガイドの機能を果たすようになっている。
図5は油圧駆動装置26の一構成例を表す油圧回路図である。
この図5において、油圧駆動装置26は、電動モータ28、電動モータ28によって駆動される油圧ポンプ29、油圧ポンプ29の吸込側に設けたオイルタンク30、油圧ポンプ29の吐出管路29aの圧油をリフトシリンダ20に供給する圧油供給通路31、圧油供給通路31の流れを連通又は遮断する上昇動作用制御弁32、圧油供給通路31における上昇動作用制御弁32の下流側から分岐してオイルタンク30に接続する圧油戻し通路33、圧油戻し通路33の流れを連通又は遮断する下降動作用制御弁34、下降動作用制御弁34の下流側に設けた流量制御弁35、油圧ポンプ29の吐出圧の最大値を規定するメインリリーフ弁36、及び電動モータ28とバッテリ(図示せず)との間に介設したコンダクタリレー37を備えている。本実施の形態では、上昇動作用制御弁32と下降動作用制御弁34が、油圧ポンプ29からリフトシリンダ20への圧油の流れを制御するリフトシリンダ用制御弁を構成する。
例えば、荷役動作又は格納動作における荷受台5の上昇動作時には、後述する無線操作装置46等からの操作信号に応じて制御装置45から出力される指令信号に従って、コンダクタリレー37のコイル37aに通電されて通常開き状態の接点37bが閉じ、接点37bを介してバッテリから電動モータ28に給電されて油圧ポンプ29が駆動する。同時に、上昇動作用制御弁32のソレノイド部32aに駆動指令信号が入力され、上昇動作用制御弁32が図5中左側の連通位置に切換わる。このとき、下降動作用制御弁34は図5中下側の遮断位置であるから、油圧ポンプ29からの圧油が圧油供給通路31を介しリフトシリンダ20のボトム側に供給され、リフトシリンダ20が伸長し、荷受台5が上昇する。
一方、荷役動作又は展開動作における荷受台5の下降動作時には、無線操作装置46等からの操作信号に応じて制御装置45から出力される指令信号に従って接点37bが開き、電動モータ28及び油圧ポンプ29が停止するとともに、上昇動作用制御弁32が図5中右側の遮断位置になる。同時に、下降動作用制御弁34のソレノイド部34aに駆動指令信号が入力され、下降動作用制御弁34が図5中上側の連通位置に切換わる。これにより、リフトシリンダ20のボトム側が圧油戻し通路33を介しオイルタンク30に連通し、荷受台5が自重で下降する。
また、油圧駆動装置26は、油圧ポンプ29の吐出管路29aから分岐してスライドシリンダ14のロッド側に接続する圧油供給通路38、圧油供給通路38に設けた絞り弁39及び逆止弁40、圧油供給通路38から分岐してスライドシリンダ14のボトム側に接続する圧油供給通路41、圧油供給通路41の流れを連通又は遮断する後進動作用制御弁42、後進動作用制御弁42の下流側で圧油供給通路41から分岐してオイルタンク30に接した圧油戻し通路43、及び圧油戻し通路43の流れを連通又は遮断する前進動作用制御弁44を備えている。
例えば、展開動作における荷受台5のスライド動作時には、後述する無線操作装置46等からの操作信号に応じて制御装置45から出力される指令信号に従って、コンダクタリレー37の接点37bが閉じて電動モータ28及び油圧ポンプ29が駆動し、同時に後進動作用制御弁42のソレノイド部42aに駆動指令信号が入力され、後進動作用制御弁42が図5中上側の連通位置に切換わる。このとき、前進動作用制御弁44は図5中下側の遮断位置であるから、油圧ポンプ29からの圧油が圧油供給通路41を介しスライドシリンダ14のボトム側に供給され、ロッド側との受圧面積差によってスライドシリンダ14が伸長方向に駆動し、荷受台5等が後方にスライドする。
一方、格納動作における荷受台5のスライド動作時には、後述する無線操作装置46等からの操作信号に応じて制御装置45から出力される指令信号に従って、コンダクタリレー37の接点37bが閉じて電動モータ28及び油圧ポンプ29が駆動し、同時に前進動作用制御弁44のソレノイド部44aに駆動指令信号が入力され、前進動作用制御弁44が図5中上側の連通位置に切換わる。このとき、後進動作用制御弁42は図5中下側の遮断位置であるから、油圧ポンプ29からの圧油が圧油供給通路38を介しスライドシリンダ14のロッド側に供給され、スライドシリンダ14のボトム側からの圧油が圧油戻し通路43を介してオイルタンク30に流出する。この結果、スライドシリンダ14が縮短方向に駆動し、荷受台5等が前方にスライドする。
なお、スライダ9が後端位置にある状態で荷受台5を昇降させるため、リフトシリンダ20を伸長させる間、後進動作用制御弁42を連通位置に切換えてスライダ9を既述した後側ストッパに押し付けるように構成することもできる。また、荷受台5の下降時も油圧ポンプ29を駆動し、後進動作用制御弁42のボトム側に圧油を供給して、スライダ9を後端位置に付勢するように構成することもできる。また、スライダ9の後進時に瞬間的に前進動作用制御弁44を連通位置に切換え、スライドシリンダ14を圧抜きするように構成することもできる。
本実施の形態においては、メインリリーフ弁36よりも下流側で後進動作用制御弁42及び前進動作用制御弁44よりも上流側の位置において吐出管路29aから分岐して圧油戻し通路43に接続したバイパス通路71を有しており、このバイパス通路71に、サブリリーフ弁73と切換弁72とを設けている。切換弁72は、そのソレノイド駆動部72aへの駆動信号によって切り換えポジションが連通位置(図中上側の位置)又は遮断位置(図中下側の位置)に切り換わり、その切り換えポジションによってサブリリーフ弁73への圧油の流れを連通又は遮断する。切換弁72はサブリリーフ弁73の上流側に設けているが、下流側に設けても良い。サブリリーフ弁73は、そのリリーフ圧(例えば6MPa程度)がメインリリーフ弁36のリリーフ圧(例えば20MPa程度)よりも低く設定してあり、切換弁72が連通位置に切り換わって吐出管路29aに接続した際には、吐出管路29aの圧油の最大値をメインリリーフ弁36のリリーフ圧よりも低い値に規定する。
また、油圧ポンプ29の吐出管路29aには、ガイドレール8に荷受台5のパッド80が押し付けられたことを検出する押圧センサとして圧力センサ74が設けられている。すなわち、リフトシリンダ20が伸張してガイドレール8のパッド80に荷受台5が接触したら吐出管路29aの圧力が上昇することから、圧力センサ74の検出値に閾値(設定値)を設けておき、当該検出値が閾値を超えたらガイドレール8に荷受台5が接触したと判定することができる。
図6は格納式荷受台昇降装置4に備えられた制御装置の一構成例を周辺機器と併せて表す機能ブロック図である。
図6において、スライダ9が後端位置にあることを検出する後端センサ15と、荷受台5が上記中間高さにあることを検出するゲートセンサ56と、スライダ9が上記中間位置にあることを検出する中間センサ16と、本格納式荷受台昇降装置4に対する操作信号を有線出力する荷台外側操作装置27と、車両側(又はパワーユニット26内)に設けた制御装置45と、本格納式荷受台昇降装置4に対する操作信号を無線出力する携帯可能な無線操作装置(リモコン)46とが設けられている。制御装置45は、格納式荷受台昇降装置4の電源(バッテリ)57に電源スイッチ58を介して接続しており、電源スイッチ58によって制御装置45の電源の入り切りが切り換えられる。電源スイッチ58は例えば車両の運転室2内或いはパワーユニット26等に設置することができる。
荷台外側操作装置27は、例えば、押しボタン式の上げ動作スイッチ47A及び下げ動作スイッチ47Bを備えたペンダント操作方式のものであり、上げ動作スイッチ47A又は下げ動作スイッチ47Bの操作に応じた操作信号を制御装置45にケーブル等を介して出力する。
無線操作装置46は、押しボタン式の上げ動作スイッチ48A、下げ動作スイッチ48B及び電源スイッチ48Cと、動作スイッチ48A又は48BのON・OFF状態等のシリアルデータを生成し、このシリアルデータを無線信号として送信する送信部49とを備えている。勿論、運転室2や荷台3の中等、任意の場所に保管しておくこともできる。
制御装置45は、後端センサ15、中間センサ16、ゲートセンサ56及び圧力センサ74からの検出信号、荷台外側操作装置27からの操作信号を入力する入力部50と、無線操作装置46からの無線操作信号を受信する受信部(入力部)51と、制御プログラム(例えばシーケンス制御やタイマ制御等に基づいたプログラム)や制御閾値を記憶した記憶部(メモリ)52と、この記憶部52に記憶された制御プログラムに従って演算処理を実行しシリンダ14,20の動作を指示する指令信号等を生成する演算部(CPU)53と、この演算部53で生成した指令信号を各制御弁32,34,42,44,72のソレノイド部32a,34a,42a,44a,72aやコンダクタリレー37に適宜出力する出力部54とを備えている。
続いて格納式荷受台昇降装置4の動作を説明する。
1.展開動作
図7は制御装置45による荷受台5の格納動作の制御手順を表したフローチャート、図8は格納動作中の格納式荷受台昇降装置4の状態と入出力信号の入り切りとの関係について表形式でまとめた模式図である。
これらの図に示したように、格納式荷受台昇降装置4の展開動作中、制御装置45は、第1の引き出し動作、第1の下降動作、第2の引き出し動作、第2の下降動作といったように、格納位置から接地位置までステップ状に荷受台5が移動するようにリフトシリンダ20及びスライドシリンダ14の動作を指示する。すなわち、図1に矢印で示した格納動作と反対の動作を指令する。具体的には、第1の引き出し動作は、格納位置から中間位置まで荷受台5を引き出し、対向状態にある落下防止部材75を非対向状態にする動作である。第1の下降動作は、中間位置まで引き出した荷受台5を中間高さまで下降させる動作である。第2の引き出し動作は、中間高さで荷受台5を後端位置まで引き出す動作である。第2の下降動作は、後端位置で荷受台5を中間高さから下降させて接地させる動作である。詳しくは以下の通りである。
(1)第1の引き出し動作
ここでは、図7のステップ101−103の手順と図8の最上段の「第1の引出」の図示を併せて参照する。
制御装置45は、操作装置27又は47の下げ操作スイッチ47B又は48Bの操作信号が入力されたかどうかを判断する(ステップ101)。操作信号が入力された場合には、コンダクタリレー37(図5参照)に通電して油圧ポンプ29を駆動するとともに、スライドシリンダ14の伸長指令を出力してスライダ9を前端位置から後進させ(ステップ102)、操作信号の入力がない場合にはステップ101を繰り返して操作信号の入力を待つ。このとき、後進動作用制御弁42を開くと同時に、下降動作用制御弁34及び前進動作用制御弁44を極短時間(それぞれ80ms,500ms等)だけ開き、荷受台5とガイドレール8との摩擦を抑制するとともに、スライドシリンダ14の圧抜きを実行することが好ましい。スライダ9の後進中には、スライダ9が中間位置に達したかどうかを中間センサ16の信号を基に判定する(ステップ103)。中間センサ16の信号がOFFでスライダ9が中間位置に達するまでは、ステップ101−103の手順を繰り返し、下げ動作スイッチ47B又は48Bが操作されている間だけスライダ9を後進させ、操作が解除された場合には停止させる。
(2)第1の下降動作
ここでは、図7のステップ103−106の手順と図8の2段目の「第1の下降」の図示を併せて参照する。
スライダ9が後進するうちに中間センサ16からの検出信号が入力され、ステップ103においてスライダ9が中間位置に達したことを認識したら、制御装置45は、後進動作用制御弁42を閉じてスライダ9の後進動作を停止させる。そして、下げ操作スイッチ47B又は48Bの操作信号が入力されたかどうかを判断し(ステップ104)、操作信号が入力された場合には、油圧ポンプ29を停止させるとともに下降動作用制御弁34を開けて荷受台5を下降させ(ステップ105)、操作信号の入力がない場合にはステップ104を繰り返して操作信号の入力を待つ。荷受台5の下降中には、荷受台5が中間高さまで下降したかどうかをゲートセンサ56の信号を基に判定する(ステップ106)。ゲートセンサ56の信号がOFFで荷受台5が中間高さまで下降していない間は、ステップ104−106の手順を繰り返し、下げ動作スイッチ47B又は48Bが操作されている間だけ荷受台5を下降させ、操作が解除された場合には停止させる。
(3)第2の引き出し動作
ここでは、図7のステップ106−109の手順と図8の3段目の「第2の引出」の図示を併せて参照する。
荷受台3が下降するうちにゲートセンサ56からの検出信号が入力され、ステップ106において荷受台5が中間高さまで下降したことを認識したら、制御装置45は、下降動作用制御弁34を閉じて荷受台5の下降動作を停止させる。そして、下げ操作スイッチ47B又は48Bの操作信号が入力されたかどうかを判断し(ステップ107)、操作信号が入力された場合には、油圧ポンプ29を駆動するとともに後進動作用制御弁42を開けて再びスライダ9を後進させ(ステップ108)、操作信号の入力がない場合にはステップ107を繰り返して操作信号の入力を待つ。スライダ9の後進中には、スライダ9が後端位置に達したかどうかを後端センサ15の信号を基に判定する(ステップ109)。後端センサ15の信号がOFFでスライダ9が後端位置に達するまでは、ステップ107−109の手順を繰り返し、下げ動作スイッチ47B又は48Bが操作されている間だけスライダ9を後進させ、操作が解除された場合には停止させる。
(4)第2の下降動作
ここでは、図7のステップ109−114の手順と図8の下2段の「第2の下降」及び「接地」の図示を併せて参照する。
スライダ9が後進するうちに後端センサ15からの検出信号が入力され、ステップ109においてスライダ9が後端位置に達したことを認識したら、制御装置45は、後進動作用制御弁42を閉じてスライダ9の後進動作を停止させる。そして、下げ操作スイッチ47B又は48Bの操作信号が入力されたかどうかを判断し(ステップ110)、操作信号が入力された場合には、油圧ポンプ29を停止させるとともに下降動作用制御弁34を開けて荷受台5を再び下降させる(ステップ111)。この下降動作は、下げ操作スイッチ47B又は48Bから操作信号が入力されている間継続され(ステップ112)、荷受台5が接地して操作者が下降操作を止めたら荷受台5を停止させる(ステップ113)。荷受台5が接地したら、操作者は荷受台本体部23を引いて水平に展開し、荷役作業ができる状態にする(ステップ114)。これにより荷受台5の展開作業は完了し、その後、操作装置27又は46を操作することで荷受台5を昇降させることができる。
2.格納動作
図9は制御装置45による荷受台5の格納動作の制御手順を表したフローチャート、図10は格納動作中の格納式荷受台昇降装置4の状態と入出力信号の入り切りとの関係について表形式でまとめた模式図である。
これらの図に示したように、格納式荷受台昇降装置4の格納動作中、制御装置45は、荷受台5がガイドレール8に接触したことを認識したら、操作装置27又は46からのスライドシリンダ14の動作を指示する信号、すなわち上げ動作スイッチ47A又は48Aの操作信号の有無に関係なく荷受台5を格納位置まで引き込むようにスライドシリンダ14の動作を指令し、第2係合部材77を第1係合部材76に対向させる。具体的には、第1の上昇動作、第1の引き込み動作、第2の上昇動作、第2の引き込み動作といったように、接地位置から格納位置までステップ状に荷受台5を移動させる。第1の上昇動作は、スライダ9が後端位置にある状態のまま接地した荷受台5を中間高さまで上昇させて地面から浮上させる動作である。第1の引き込み動作は、荷受台5を中間高さで保持したままスライダ9を中間位置まで前進させて荷受台5を車枠1の下部に引き込む動作である。第2の上昇動作は、スライダ9が中間位置にある状態のまま荷受台5を格納高さまで上昇させてガイドレール8に押し付ける動作である。第2の引き込み動作は、荷受台5を格納高さで保持したままスライダ9を前端位置まで前進させて荷受台5を格納位置に引き込み、落下防止部材75を対向状態に移行させる動作である。詳しくは以下の通りである。
(1)第1の上昇動作
ここでは、図9のステップ201−204の手順と図10の上2段の「接地」及び「第1の上昇」の図示を併せて参照する。
荷受台5を格納する場合、接地位置において荷受台本体部23を支持ローラ12に立て掛け(ステップ201)、操作装置27又は46の上げ動作スイッチ47A又は48Aを押す。制御装置45は、上げ操作スイッチ47A又は48Aの操作信号が入力されたかどうかを判断しており(ステップ202)、操作信号が入力された場合には、コンダクタリレー37(図5参照)に通電して油圧ポンプ29を駆動するとともに、上昇動作用制御弁32を開いて荷受台5を上昇させる(ステップ203)。このとき、上昇動作用制御弁32とともに後進動作用制御弁42が開かれており、スライダ9が後端位置にある状態のまま荷受台5が接地位置から上昇する。操作信号の入力がない場合にはステップ202を繰り返して操作信号の入力を待つ。荷受台5の上昇中には、荷受台5が中間高さに達したかどうか、具体的には荷受台5(のヒンジ22)の角度が前述した設定角度βに達したかどうかをゲートセンサ56の信号を基に判定する(ステップ204)。荷受台5が中間高さに達するまでは、ステップ202−204の手順を繰り返し、上げ動作スイッチ47A又は48Aが操作されている間だけ荷受台5を上昇させ、操作が解除された場合には停止させる。
(2)第1の引き込み動作
ここでは、図9のステップ204−207の手順と図10の3段目の「第1の引込」の図示を併せて参照する。
荷受台3が上昇するうちにゲートセンサ56からの検出信号が入力され、ステップ204において荷受台5が中間高さに達して格納動作に入ったことが認識されたら、制御装置45は、上昇動作用制御弁32を閉じて荷受台5の上昇動作を停止させる。そして、上げ操作スイッチ47A又は48Aの操作信号が入力されたかどうかを判断し(ステップ205)、操作信号が入力された場合には、前進動作用制御弁44を開いて、荷受台5を中間高さで保持したままスライダ9を前進させる(ステップ206)。このとき、前進動作用制御弁44を開くと同時に後進動作用制御弁42、下降動作用制御弁34及び切換弁72を僅かな時間(例えば500ms)だけ開いてスライドシリンダ14及びリフトシリンダ20の圧抜きを実行すると良い。操作信号の入力がない場合にはステップ205を繰り返して操作信号の入力を待つ。スライダ9の前進中には、スライダ9が中間位置に達したかどうかを中間センサ16の信号を基に判定する(ステップ207)。中間センサ16の信号がOFFでスライダ9が中間位置に達するまでは、ステップ205−207の手順を繰り返し、上げ動作スイッチ47A又は48Aが操作されている間だけスライダ9を前進させ、操作が解除された場合には停止させる。
(3)第2の上昇動作
ここでは、図9のステップ207−211の手順と図10の4段目の「第2の上昇」の図示を併せて参照する。
スライダ9が前進するうちに中間センサ16からの検出信号が入力され、ステップ207においてスライダ9が中間位置に達したことを認識したら、制御装置45は、前進動作用制御弁44を閉じてスライダ9の前進動作を停止させるとともに、切換弁72を連通位置に切り換えて油圧回路のリリーフ圧をサブリリーフ弁73による低リリーフ圧に切り換える(ステップ208)。その後、上げ操作スイッチ47A又は48Aの操作信号が入力されたかどうかを判断し(ステップ209)、操作信号が入力された場合には上昇動作用制御弁32を開けて、スライダ9が中間位置にある状態のまま荷受台5を再び上昇させ(ステップ210)、操作信号の入力がない場合にはステップ209を繰り返して操作信号の入力を待つ。この荷受台5の再上昇を開始する際、上昇再開時点でリリーフ圧がサブリリーフ弁73によるリリーフ圧に厳密に低下しきっていることは問われず、回路的にサブリリーフ弁73が作動し得る状態に切り換わっていれば良い。或いは、タイミングの誤差で、荷受台5の再上昇がリリーフ弁の切り換えから遅れる場合もあり得るが、荷受台5が上昇仕切るまでにサブリリーフ弁73が作動し得る状態になっていれば良い。
荷受台5の上昇中には、荷受台5が格納高さに達したかどうかを圧力センサ74の信号を基に判定する(ステップ211)。圧力センサ74の信号がOFFで荷受台5が格納高さに達するまでは、ステップ209−211の手順を繰り返し、上げ動作スイッチ47A又は48Aが操作されている間だけ荷受台5を上昇させ、操作が解除された場合には停止させる。
(4)第2の引き込み動作
ここでは、図9のステップ211−215の手順と図10の最下段の「第2の引込」の図示を併せて参照する。
荷受台5が上昇するうちに圧力センサ74からの検出信号が入力され、この検出信号が所定圧力(例えば40MPa)以上の接触圧力であることを認識した場合、制御装置45は、ステップ211において荷受台5(のパッド80)がガイドレール8に接触し、格納位置の高さに達したことを認識する。荷受台5がガイドレール8に接触したことを認識したら、制御装置45は、上昇用制御弁32を閉じて荷受台5の上昇動作を停止させ(ステップ212)、ガイドレール8に荷受台5が接触したことをトリガとして、荷受台5を格納高さで保持したままスライダ9を前進させる。
このスライダ9の再前進動作は、格納動作時にガイドレール8に荷受台5が接触したことを認識した場合に制御装置45によって自動的に指令される動作であり、制御装置45は、操作装置27又は46の操作の有無に関係なく前進動作用制御弁44を開いてスライダ9を前進させる(ステップ212)。このとき、前進動作用制御弁44を開いた時点から僅か(例えば500ms)に遅れて切換弁72を閉じ、油圧回路のリリーフ圧をメインリリーフ弁36によるリリーフ圧に復帰させる(ステップ213)。再前進動作の開始時点にガイドレール8に対する荷受台5の接触圧力を弱めておくためである。制御装置45は、設定時間だけスライダ9を前進させたら、前進動作用制御弁44を閉じてスライダ9の前進動作を停止させる(ステップ214)。この前進動作をする設定時間とは、作動油の粘度の変動を考慮しても中間位置から前端位置までスライダ9が移動するのに十分な時間である。この前進動作の過程で落下防止部材75が非対向状態から対向状態に移行し、荷受台5が格納位置に移行して落下が防止された姿勢となる。こうして荷受台5を格納位置まで前進させた後、制御装置45は油圧ポンプ29を停止させ、電源が切られたかどうかを判定し(ステップ215)、電源OFFを確認して図9の手順を終了する。
以上、本実施の形態によれば、上記のように、荷受台5を格納位置に移行させる際に第2の上昇動作を経ることによって荷受台5をガイドレール8に押し当てるので、最終的に落下防止部材75を対向状態に移行させる段階では荷受台5とガイドレール8との間にはガタツキがない。したがって、圧油の粘度によるシリンダ14,20の動作速度の変動に影響されず、格納動作にあたって第2の引き込み動作時の荷受台5の高さ位置のばらつきを抑えることができ、精度良く格納位置の高さで荷受台5を前進させることによって落下防止部材75をスムーズに対向状態に移行させることができる。さらに、落下防止部材75を対向状態に移行させる際の荷受台5の高さ位置のばらつきを抑えられるので、落下防止部材75のフランジ78,79の間の間隙を小さく設定することができ、リフトシリンダ20の圧油のリークが生じた場合に許容される荷受台5の下降幅を極僅かな距離に抑えることができる。
特に本実施の形態では、圧力センサ74を用いてガイドレール8に荷受台5が接触したことを認識してから最終的な第2の引き込み動作に移行するので、より確実に格納位置の高さで荷受台5を前進させることができる。
このとき、格納動作における第2の引き込み動作は、最終的に落下防止部材75を対向状態に移行させるための工程であるため、その引込み距離は僅かで足りる。具体的には、第1係合部材76及び第2係合部材77のフランジ78,79の互いの対向面の前後方向の長さ、例えば5−10cm程度で足りる。従来、本実施の形態のように、第1の引き込み動作、第1の上昇動作、第2の上昇動作、第2の引き込み動作を経て荷受台を格納位置に移動させる製品は存在せず、一般には格納位置の高さまで荷受台を上昇させてから格納位置まで引き込むという2段階の格納動作に操作者側は慣れている。そのため、本実施の形態のようなステップ状の格納動作を新たに導入する場合、第2の引き込み動作を操作者の操作に任せる構成とすると、第2の引き込み動作のストロークによっては第2の上昇動作を終えた時点で格納動作が完了したかのように見えてしまい、操作者が第2の引き込み動作を操作し忘れる恐れがある。第2の引き込み動作を操作し忘れてしまうと、落下防止の姿勢に円滑に移行させられるという前述した効果を損ない得る。
本実施の形態は、このような潜在的な課題にまで配慮されている。すなわち、ステップ状に荷受台5を格納するに当たって、ガイドレール8に荷受台5が接触して最終的に荷受台5を格納位置に移動させる段階になったら、格納動作をマニュアル運転から自動運転に切り換えて強制的に格納動作を完了させるようにしてある。これにより、落下防止の姿勢に円滑に移行させられる前述した効果を確実に享受することができる。
加えて、前述したように、第2の上昇動作中に油圧回路のリリーフ圧をサブリリーフ弁73による低リリーフ圧に下げることにより、荷受台5とガイドレール8との間に作用する押圧力が過大になることはなく、第2の前進動作時にはガイドレール8にパッド80を軽く摺動させて荷受台5を前進させることができる。また、荷受台5のガイドレール8に対する接触圧力を抑えることができるので、ガイドレール8や荷受台5に作用する応力を十分に抑えることができ、普段の運用において荷受台5の格納動作を繰り返し行っても装置の構成部品への負荷は少なく、装置の短命化を抑制することもできる。
なお、第1の上昇動作から第1の引き込み動作に動作を切り換える荷受台5の「中間高さ」、及び第1の引き込み動作から第2の上昇動作に動作を切り換えるスライダ9の「中間位置」について精度は要求されない。したがって、シリンダ14,20の動作速度の変動によってこれら動作切り換えの高さ方向又は前後方向の位置にばらつきが生じても問題はない。このことに鑑みれば、最終的に第2の引き込み動作の際にガイドレール8に荷受台5が接触していれば良いので、本実施の形態のように、センサ15,16,56,74を用いて第1の上昇動作、第1の引き込み動作、第2の上昇動作、第2の引き込み動作と動作を切り換えていく構成に限らず、センサを用いずに一定の軌跡を辿って接地位置から格納位置まで荷受台5を移動させる構成とすることもできる。このような構成でも、第2の上昇動作で確実にガイドレール8に荷受台5が接触するように、発生し得るシリンダ14,20の動作速度のばらつきを考慮して第1及び第2の上昇動作の上昇幅を大きめに設定すれば良い。上昇幅が大きくても、サブリリーフ弁73によるリリーフ圧に切り換えることによってガイドレール8と荷受台5との接触圧力が必要以上に上昇することはない。この場合には、センサ類の削減によりハード構成の簡素化に加え、製作コストも抑えられる。
また、例えば落下防止部材を対向状態に移行させる際の荷受台の高さ位置のばらつきを抑える代わりに、何らかの可動機構を落下防止部材に付加してそのばらつきを許容するような構成も考えられるが、可動機構を付加した場合には、長期に亘る使用に伴って錆や磨耗が生じた場合に可動機構の動作品質が劣化し、動作がスムーズにいかなくなる恐れがある。それに対し、本実施の形態の場合、落下防止部材75は簡素な構成の固定式の部材であるため、落下防止部材75自体の経年変化によって落下防止部材75の動作、例えば対向状態又は非対向状態への移行動作がスムーズに行われなくなるようなこともない。
また、本実施の形態においては、第1の上昇動作、第1の引き込み動作、第2の上昇動作、第2の引き込み動作という手順で荷受台5を格納する場合を例に挙げて説明したが、本発明の本質は荷受台5をガイドレール8に接触させた状態で引き込んで第2係合部材77を第1係合部材76に対向させることにあり、荷受台5がガイドレール8に接触するまでの手順(荷受台5の動作経路)については特に限定されない。例としては、まず接地状態のまま荷受台5を短い距離(例えばそのまま上昇させればパッド80がガイドレール8の後端部近傍に当たる位置まで)前方に引き込み、その後荷受台5を上昇させてガイドレール8に接触させ、さらに格納位置まで引き込むという、引き込み、上昇、引き込みの格納動作を採用することもできる。この場合、荷受台5が接地した状態での引き込み動作を容易化する上では、必要に応じて荷受台5の接地部にローラを設けることもできる。或いは、まず接地位置から微小距離だけ荷受台5を引き込んでから中間高さまで上昇させた後、中間位置まで引き込んでから上昇させてガイドレール8に接触させ、ガイドレール8に接触した状態で荷受台5を最終的に格納位置まで引き込むという、引き込み、上昇、引き込み、上昇、引き込みという格納動作を採用することもできる。さらには、引き出し動作や下降動作を途中に組み入れた格納動作とすることも必要であれば可能である。また、格納動作初期状態における接地位置から格納位置に至るまでの引き込み動作や上昇動作の各動作のストロークについても種々設定変更が許容される。例えば、上昇と引き込みの動作を多数回(例えば3回以上)繰り返すような場合、各上昇動作のストロークや各引き込み動作のストロークを等距離に設定することもできれば、不揃いに設定することもできる。
また、本実施の形態では、荷受台を車枠の下部に格納する格納式荷受台昇降装置を適用対象とした場合を例に挙げて説明したが、この種の格納式荷受台昇降装置には、車枠の下部に格納する格納姿勢の他、荷受台を荷台の後部に起立させた格納姿勢を選択することができるものも存在する。本実施の形態は、このような複数の格納姿勢を採用する種の格納式荷受台昇降装置であっても、荷受台を車枠の下部に格納する際に適用することができ、同様の効果を得ることができる。
さらに、上記では第2の上昇動作から第2の引き込み動作に移行したら自動的に荷受台5が格納位置に移動する場合を説明したが、この自動動作(第2の引き込み動作)を途中で停止させられるようにすることもできる。この場合、例えば操作装置27又は46に第2の引き込み動作の停止を指示する停止スイッチ47D又は48D(図6参照)を備え、停止スイッチ47D又は48Dの操作信号に応じて、スライドシリンダ14の停止を指令する信号が制御装置45から前進動作用制御弁44に出力され、前進動作用制御弁44が閉じる構成とすることで実現することができる。
1 車枠
4 格納式荷受台昇降装置
5 荷受台
8 ガイドレール
9 スライダ
14 スライドシリンダ
17 第1アーム(チルトアーム)
18 第2アーム(リフトアーム)
19 第3アーム(コンプレッションアーム)
20 リフトシリンダ
29 油圧ポンプ
29a 吐出管路
32 上昇動作用制御弁(リフトシリンダ用制御弁)
34 下降動作用制御弁(リフトシリンダ用制御弁)
36 メインリリーフ弁
45 制御装置
72 切換弁
73 サブリリーフ弁
74 圧力センサ(押圧センサ)

Claims (5)

  1. 荷受台を車枠の下部に引き込んで格納する格納式荷受台昇降装置において、
    前記車枠の下部に取り付けたガイドレールと、
    このガイドレールに沿って走行可能なスライダと、
    このスライダと前記荷受台とを連結するアームと、
    このアームを駆動して前記荷受台を昇降させるリフトシリンダと、
    前記スライダを駆動して前記荷受台を前記スライダとともに前記ガイドレールに沿って移動させるスライドシリンダと、
    前記荷受台が上昇して前記ガイドレールに接触したことを認識したとき、操作装置からの前記スライドシリンダの動作を指示する信号の有無に関わらず、前記荷受台を格納位置まで引き込むように前記スライドシリンダの動作指令をする制御装置と
    を備えたことを特徴とする格納式荷受台昇降装置。
  2. 請求項1の格納式荷受台昇降装置において、
    前記制御装置は、
    接地した前記荷受台を所定距離上昇させる第1の上昇動作と、
    この第1の上昇動作の実行後、前記荷受台を前進させて前記車枠の下部に引き込む第1の引き込み動作と、
    この第1の引き込み動作の実行後、前記荷受台をさらに上昇させて前記ガイドレールに押し付ける第2の上昇動作と
    が実行されるように前記操作装置からの信号に従って前記リフトシリンダ又は前記スライドシリンダの動作指令をし、
    前記第2の上昇動作が実行されて前記荷受台が前記ガイドレールに接触したことを認識したとき、第2の引き込み動作として、前記操作装置からの前記スライドシリンダの動作を指示する信号の有無に関わらず、前記荷受台をさらに前進させて格納位置に移動させるように前記スライドシリンダの動作指令をする
    ことを特徴とする格納式荷受台昇降装置。
  3. 請求項2の格納式荷受台昇降装置において、
    前記ガイドレールに前記荷受台が押し付けられたことを検出する押圧センサを備え、
    この押圧センサの検出信号を基に前記ガイドレールに前記荷受台が接触したことを認識したら、前記制御装置は、前記第2の上昇動作から前記第2の引き込み動作に前記荷受台の動作を切り換える
    ことを特徴とする格納式荷受台昇降装置。
  4. 請求項2又は3の格納式荷受台昇降装置において、
    油圧ポンプと、
    この油圧ポンプから前記リフトシリンダへの圧油の流れを制御するリフトシリンダ用制御弁と、
    前記油圧ポンプの吐出管路の圧油の最大値を規定するメインリリーフ弁と、
    前記吐出管路の圧油の最大値を前記メインリリーフ弁のリリーフ圧よりも低い値に規定するサブリリーフ弁と、
    このサブリリーフ弁への圧油の流れを連通又は遮断する切換弁とを備え、
    前記制御装置は、前記第2の上昇動作の実行時、前記切換弁を開放して前記リフトシリンダの回路の最大圧力を前記メインリリーフ弁によるリリーフ圧から前記サブリリーフ弁によるリリーフ圧に切り換える
    ことを特徴とする格納式荷受台昇降装置。
  5. 請求項1−4のいずれかの格納式荷受台昇降装置において、前記操作装置は、前記スライドシリンダの動作の停止を指示する停止スイッチを備えていることを特徴とする格納式荷受台昇降装置。
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