JP2013208912A - 流体噴射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ノズルから流体が適切に噴射されない問題が生じにくい流体噴射装置を提供する。
【解決手段】ノズル44を備え、ノズル44から媒体に流体を噴射するためのヘッドと、異物Dを捕獲する異物捕獲ユニット70と、を有する。異物捕獲ユニット70は、異物捕獲部72と帯電部74とから構成され、帯電部74は、異物捕獲部72を異物Dの極性とは逆の極性に帯電させる部材であり、異物捕獲部72は帯電部74と擦れ合うことで負の極性に摩擦帯電し、正の極性に帯電した異物Dを捕獲する。
【選択図】図2

Description

本発明は、流体噴射装置に関する。特に、媒体に流体を噴射するためのヘッドを有する流体噴射装置に関する。
媒体に流体を噴射するためのヘッドを有する流体噴射装置は、既によく知られている。このような流体噴射装置としては、媒体の一例としての紙に流体の一例としてのインクを噴射するためのヘッドを有するインクジェットプリンターを挙げることができる。そして、このようなインクジェットプリンターにおいては、例えば、ヘッドが、搬送中の紙に対してノズルからインクを噴射することによって、媒体にドットを形成し、画像を媒体に印刷する。
特開平10−147035号公報
ところで、上記インクジェットプリンターの使用を継続すると、媒体にドットが形成されない現象(いわゆる、ドット抜け)が生じる場合がある。そして、このドット抜けは、ヘッドのノズルからインクが適切に噴射されない状態である。このことから、ノズルからインクが適切に噴射されないかかる問題を極力回避するための方策が要請されていた。
この原因としては様々な理由があるが、本発明の発明者は、異物がヘッドのノズルに付着することによることが主な原因であることを突き止めた。例えば、一般家庭のように埃が舞いやすい環境で、普通紙のような紙粉の多い媒体を用いた場合、A4の普通紙を300枚印刷するとドット抜けを発生する場合がある。しかし、同じインクジェットプリンターを、クリーンルームのように埃が少なく、フィルムのように紙粉を発生しない媒体を用いた場合、A4のフィルムを30000枚印刷してもドット抜けは発生しない。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ノズルから流体が適切に噴射されない問題が生じにくい流体噴射装置を実現することにある。
主たる本発明は、ノズルを備え、該ノズルから媒体に流体を噴射するためのヘッドと、
電界を利用して異物を捕獲する異物捕獲部と、
を有し、
媒体を前記ヘッドと対向する位置へ送るための送りローラーと、該送りローラーを覆うローラーカバーと、を備え、
前記異物捕獲部は、前記ローラーカバーに設けられており、
前記異物を前記異物捕獲部へ向かわせるための電界を前記異物捕獲部と前記送りローラーとの間に生じさせる電界発生部を備えることを特徴とする流体噴射装置である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
第一実施形態に係るプリンター1のブロック図である。 第一実施形態に係るプリンター1の要部構成を示した模式図である。 第二実施形態に係るプリンター1の要部構成を示した模式図である。 第三実施形態に係るプリンター1の要部構成を示した模式図である。 第四実施形態に係るプリンター1のブロック図である。 第四実施形態に係るプリンター1の要部構成を示した模式図である。 第五実施形態に係るプリンター1の要部構成を示した模式図である。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも次のことが明らかにされる。
ノズルを備え、該ノズルから媒体に流体を噴射するためのヘッドと、
静電気又は電界を利用して異物を捕獲する異物捕獲部と、
を有することを特徴とする流体噴射装置。
かかる流体噴射装置によれば、異物捕獲部が、静電気又は電界を利用して異物を捕獲するため、効果的な異物の捕獲が実現される。そのため、ヘッドへ付着する異物の量が顕著に減少することにより、ノズルが異物により詰まるという事象が発生しにくくなり、ノズルから流体が適切に噴射されない問題が生じにくい流体噴射装置が実現されることとなる。
また、前記異物捕獲部は、静電気を利用して異物を捕獲し、
流体噴射装置本体、及び、前記ヘッドを支持し該ヘッドと共に該流体噴射装置本体に対して移動可能なキャリッジ、を備え、
前記異物捕獲部は、前記キャリッジに設けられており、
前記流体噴射装置本体には、前記異物捕獲部を前記異物の極性とは逆の極性に摩擦帯電させるための帯電部が設けられており、
前記異物捕獲部は、前記帯電部に接触した状態で前記キャリッジの移動に伴って前記帯電部に対して移動し、
前記帯電部は、該移動の際に、前記異物捕獲部を前記逆の極性に摩擦帯電させることとしてもよい。
かかる場合には、異物捕獲部の摩擦帯電をキャリッジの移動を利用して簡易に実現することが可能となる。
また、前記異物捕獲部は、静電気を利用して異物を捕獲し、
流体噴射装置本体、及び、前記ヘッドを支持し該ヘッドと共に該流体噴射装置本体に対して移動可能なキャリッジ、を備え、
前記異物捕獲部は、前記流体噴射装置本体に設けられており、
前記キャリッジには、前記異物捕獲部を前記異物の極性とは逆の極性に摩擦帯電させるための帯電部が設けられており、
前記帯電部は、前記異物捕獲部に接触した状態で前記キャリッジの移動に伴って該異物捕獲部に対して移動することにより、該異物捕獲部を前記逆の極性に摩擦帯電させることとしてもよい。
かかる場合には、異物捕獲部の摩擦帯電をキャリッジの移動を利用して簡易に実現することが可能となる。
また、前記異物捕獲部は、静電気を利用して異物を捕獲し、
前記ヘッドを支持し該ヘッドと共に移動可能なキャリッジと、媒体を前記ヘッドと対向する位置へ送るための送りローラーと、該送りローラーを覆うローラーカバーと、を備え、
前記異物捕獲部は、前記ローラーカバーに設けられており、
前記キャリッジには、前記異物捕獲部を前記異物の極性とは逆の極性に摩擦帯電させるための帯電部が設けられており、
前記帯電部は、前記異物捕獲部に接触した状態で前記キャリッジの移動に伴って該異物捕獲部に対して移動することにより、該異物捕獲部を前記逆の極性に摩擦帯電させることとしてもよい。
かかる場合には、異物捕獲部の摩擦帯電をキャリッジの移動を利用して簡易に実現することが可能となる。また、異物としての紙粉がヘッドに付着することが適切に抑制される。
また、前記異物捕獲部は、電界を利用して異物を捕獲し、
媒体を前記ヘッドと対向する位置へ送るための送りローラーと、該送りローラーを覆うローラーカバーと、を備え、
前記異物捕獲部は、前記ローラーカバーに設けられており、
前記異物を前記異物捕獲部へ向かわせるための電界を前記異物捕獲部と前記送りローラーとの間に生じさせる電界発生部を備えることとしてもよい。
かかる場合には、異物としての紙粉がヘッドに付着することが適切に抑制される。
また、前記異物捕獲部により捕獲された前記異物を回収するための回収部を備え、
前記送りローラーは、前記媒体を送るために回転する際に気流を発生させることにより、前記異物を前記異物捕獲部から前記回収部へ移動させることとしてもよい。
かかる場合には、簡易な方法で異物捕獲部から異物が回収される。
===第一実施形態に係るプリンター1について===
図1は、第一実施形態に係る流体噴射装置の一例としてのインクジェットプリンター(以下、プリンター1ともいう)のブロック図である。図2は、第一実施形態に係るプリンター1の要部構成を示した模式図である。
プリンター1は、搬送ユニット20、ヘッドユニット40、異物捕獲ユニット70、検出器群50、及びコントローラー60を有する。外部装置であるコンピュータ110から印刷データを受信したプリンター1は、コントローラー60によって各ユニット(搬送ユニット20、ヘッドユニット40)を制御する。コントローラー60は、コンピュータ110から受信した印刷データに基づいて、各ユニットを制御し、紙Sに画像を印刷する。プリンター1内の状況は検出器群50によって監視されており、検出器群50は、検出結果をコントローラー60に出力する。コントローラー60は、検出器群50から出力された検出結果に基づいて、各ユニットを制御する。
搬送ユニット20は、媒体の一例としての紙Sを後述するヘッド42と対向する位置へ送るためのものである。この搬送ユニット20は、紙Sを保持する紙保持部21と、紙保持部21に保持されている紙Sをヘッド42と対向する位置へ送る(給紙する)ための送りローラーの一例としての給紙ローラー24と、印刷中の紙Sを支持するためのプラテン22と、紙Sをプリンターの外部に排出するための不図示の排紙ローラーとを有する。
なお、図2に示すように、給紙ローラー24は、前記紙Sが搬送される搬送方向において、前記紙保持部21と前記プラテン22との間に(換言すれば、前記紙保持部21と前記ヘッド42との間に)設けられており、一対のローラー、すなわち、不図示の駆動源から駆動力を受けて回転する駆動ローラー24aと駆動ローラー24aに従動する従動ローラー24bとを有している。また、従動ローラー24bは、駆動ローラー24aよりも上方に位置し、従動ローラー24bの方が、駆動ローラー24aよりも、ヘッド42や後述するキャリッジ48から、より近い位置に位置している。
ヘッドユニット40は、紙Sに流体の一例としてのインク(インクとは、水性インク及び油性インクの双方を含む概念である。本実施の形態においては、水性インク)を噴射するためのものである。このヘッドユニット40は、ヘッド42とキャリッジ48とを有する。
キャリッジ48は、ヘッド42を移動方向(図2において、紙面を貫く方向)に移動させるためのものである。すなわち、キャリッジ48は、ヘッド42を支持し該ヘッド42と共に流体噴射装置本体の一例としてのプリンター本体3(ここで、プリンター本体3とは、プリンター1のキャリッジ48以外の部分であって、移動しない部分のことをいう)に対して移動方向に移動可能となっている。なお、キャリッジ48は、不図示の駆動源によって駆動され、また、インクを収容するためのインクカートリッジ(不図示)を備えている。
ヘッド42は、複数のノズル44(なお、図2においては、図示の都合上、ノズル44が一つのみ表されている)をノズル面46に備え、該ノズル44から紙Sにインクを噴射する。ヘッド42は、キャリッジ48に設けられており、キャリッジ48が移動方向に移動すると、ヘッド42も移動方向に移動する。そして、ヘッド42が移動方向に移動中にインクを断続的に噴射することによって、移動方向に沿ったドットライン(ラスタライン)が紙に形成される。
コントローラー60は、プリンターの制御を行うための制御ユニット(制御部)である。コントローラー60は、インターフェース部61と、CPU62と、メモリ63と、ユニット制御回路64とを有する。インターフェース部61は、外部装置であるコンピュータ110とプリンター1との間でデータの送受信を行う。CPU62は、プリンター全体の制御を行うための演算処理装置である。メモリ63は、CPU62のプログラムを格納する領域や作業領域等を確保するためのものであり、揮発性のメモリであるRAM、不揮発性のメモリであるEEPROM等の記憶素子を有する。CPU62は、メモリ63に格納されているプログラムに従って、ユニット制御回路64を介して各ユニットを制御する。
異物捕獲ユニット70は、異物を捕獲するためのものである。ここで、異物とは、紙粉や環境異物(埃など)である。前述したとおり、プリンター1の使用を継続すると、紙Sにドットが形成されない現象(いわゆる、ドット抜け)が生じる場合があり、このドット抜けは、異物がノズルに付着することによりノズル44からインクが適切に噴射されないことに起因して発生する。そして、このノズル44からインクが適切に噴射されない問題を解決するために、本実施の形態においては、異物捕獲ユニット70を設けている。つまり、異物捕獲ユニット70を設けて、異物捕獲ユニット70により異物Dが捕獲されれば、ヘッド42(ノズル面46)へ付着する異物Dの量が減少することとなる。そして、このことにより、ノズル44が異物Dにより詰まるという事象が発生しにくくなり、前記問題を解決することができる。以下、異物捕獲ユニット70について詳細に説明する。なお、異物捕獲ユニット70は、異物Dが正又は負の極性に帯電しているという特性を利用して、異物Dの捕獲を行うが(詳細については後述する)、以下では、異物Dが正の極性に帯電しているという前提の下で、説明を行う。
異物捕獲ユニット70は、異物捕獲部72と帯電部74とを有している。
異物捕獲部72は、静電気(換言すれば、摩擦帯電)を利用して異物Dを捕獲する部材である。より具体的には、異物捕獲部72は、後述する帯電部74と擦れ合うことで負の極性に摩擦帯電しており、このことにより正の極性に帯電した異物Dを捕獲する(捕獲の様子が、図2に示されている)。
異物捕獲部72は、例えばポリエステル等の樹脂製の部材である。この異物捕獲部72は、キャリッジ48に設けられており、異物捕獲部72の前記移動方向(図2において、紙面を貫く方向)における長さは、キャリッジ48の前記移動方向における長さと略同じとなっている。また、当該異物捕獲部72は、前記搬送方向(図2において、左右方向)において、前記ヘッド42と隣り合う位置に位置しており、異物捕獲部72の方が、ヘッド42よりも、前述した給紙ローラー24から、より近い位置に位置している。
帯電部74は、異物捕獲部72を前記異物Dの極性(本実施の形態においては、正)とは逆の極性(本実施の形態においては、負)に摩擦帯電させる部材である。この帯電部74は、例えばナイロン製のブラシである。帯電部74は、前記プリンター本体3(本実施の形態においては、プリンター本体3に設けられたキャリッジ支持部3a)に設けられており、ブラシの先が異物捕獲部72の方を向いた状態で該異物捕獲部72に接触している。
そして、前述したとおり、異物捕獲部72は、キャリッジ48に設けられているため、印刷実行の際などに、帯電部74に接触した状態でキャリッジ48の移動に伴って帯電部74に対して移動する。すると、ナイロンからなる帯電部74とポリエステルからなる異物捕獲部72とが擦れ合うこととなり、帯電列に係る関係(すなわち、帯電列において、ナイロンは正極性側、ポリエステルは負極性側、に位置する)から、帯電部74が正の極性に帯電する一方で異物捕獲部72が負の極性に帯電することとなる。すなわち、帯電部74は、異物捕獲部72の移動の際に、異物捕獲部72を負の極性に摩擦帯電させることとなる。そして、異物捕獲部72は負の極性に帯電していることから、正の極性に帯電した異物Dを捕獲する機能を発揮する。
このように、本実施の形態に係る異物捕獲部72は、静電気を利用して異物Dを捕獲するため、効果的な異物Dの捕獲が実現されることとなる。そのため、ヘッド42(ノズル面46)へ付着する異物Dの量が顕著に減少することにより、ノズル44が異物Dにより詰まるという事象が発生しにくくなり、ノズル44からインクが適切に噴射されない問題が生じにくいプリンター1が実現されることとなる。
また、本実施の形態においては、異物捕獲部72がキャリッジ48に、帯電部74がプリンター本体3に、それぞれ設けられており、異物捕獲部72は、帯電部74に接触した状態でキャリッジ48の移動に伴って帯電部74に対して移動し、帯電部74は、該移動の際に、異物捕獲部72を前記逆の極性(負の極性)に摩擦帯電させるという構成を有することとしたため、異物捕獲部72の摩擦帯電をキャリッジ48の移動を利用して簡易に実現することが可能となる。
また、本実施の形態においては、異物捕獲部72の方が、ヘッド42よりも、前述した給紙ローラー24から、より近い位置に位置することとした。すなわち、異物捕獲部72を、前記搬送方向において、ヘッド42から見て給紙ローラー24が位置する側と位置しない側のうちの前者側に設けたため、異物Dのうちの紙粉がヘッド42(ノズル面46)に付着する量を効果的に減少させることが可能となる。すなわち、給紙ローラー24により紙Sが送られると、紙Sと給紙ローラー24との間に摩擦が生ずることにより、紙粉が紙Sから分離して顕著に発生する傾向にある。したがって、上述した位置に異物捕獲部72を設ければ、紙粉がヘッド42(ノズル面46)に付着することを適切に抑制することができる。なお、異物Dのうちの埃などの環境異物も紙Sとともに移動してヘッド42に付着することが多い。このため、本実施の形態においては、紙粉だけでなく埃がヘッド42(ノズル面46)に付着することも抑制することができる。
また、上記においては、異物Dが正の極性に帯電していることとして説明を行ったが、異物Dが負の極性に帯電している場合もある。そして、負の極性に帯電している場合には、上記例とは異なり、異物捕獲部72を帯電列において正極性側に位置する材料、帯電部74を帯電列において負極性側に位置する材料とすればよい。すなわち、プリンター1の設計の際には、最も発生し得る異物Dは何であり、それがどちらの極性に帯電するものであるかを把握し、これに応じて異物捕獲部72及び帯電部74の材料を選定するのが望ましい。
===プリンター1の変形例(第二実施形態乃至第五実施形態)について===
次に、上述したプリンター1の変形例について、4つの例(第二実施形態乃至第五実施形態とする)を挙げて説明する。
図3は、第二実施形態に係るプリンター1の要部構成を示した模式図である。第二実施形態は、異物捕獲部72が静電気を利用して異物Dを捕獲する点、さらに、異物捕獲部72が、帯電部74と擦れ合うことで負の極性に摩擦帯電しており、このことにより正の極性に帯電した異物Dを捕獲する点については、第一実施形態と同様である。しかしながら、第一実施形態においては、異物捕獲部72が、(移動しない)帯電部74に接触した状態で該帯電部74に対して移動することにより、摩擦帯電が成されるのに対し、第二実施形態においては、帯電部74の方が、(移動しない)異物捕獲部72に接触した状態で該異物捕獲部72に対して移動することにより、摩擦帯電が成される(この点が、第一実施形態との主たる相違点である)。
より具体的に説明すると、第二実施形態に係る異物捕獲部72は、前記プリンター本体3(本実施の形態においては、プリンター本体3に設けられたキャリッジ支持部3a)に設けられており、異物捕獲部72の前記移動方向(図3において、紙面を貫く方向)における長さは、キャリッジ48の前記移動方向における長さと略同じとなっている。また、当該異物捕獲部72は、前記搬送方向(図3において、左右方向)において、前記ヘッド42と後述する帯電部74を挟んで隣り合う位置に位置しており、異物捕獲部72の方が、ヘッド42よりも、前述した給紙ローラー24から、より近い位置に位置している。
帯電部74は、キャリッジ48に設けられており、ブラシの先が異物捕獲部72の方を向いた状態で該異物捕獲部72に接触している。そして、帯電部74は、キャリッジ48に設けられているため、印刷実行の際などに、異物捕獲部72に接触した状態でキャリッジ48の移動に伴って異物捕獲部72に対して移動する。すると、ナイロンからなる帯電部74とポリエステルからなる異物捕獲部72とが擦れ合うこととなり、帯電列に係る関係(すなわち、帯電列において、ナイロンは正極性側、ポリエステルは負極性側、に位置する)から、帯電部74が正の極性に帯電する一方で異物捕獲部72が負の極性に帯電することとなる。すなわち、帯電部74は、異物捕獲部72に接触した状態でキャリッジ48の移動に伴って異物捕獲部72に対して移動することにより、異物捕獲部72を負の極性に摩擦帯電させることとなる。そして、異物捕獲部72は負の極性に帯電していることから、正の極性に帯電した異物Dを捕獲する機能を発揮する。
このように、第二実施形態においても、第一実施形態と同様、静電気を利用して異物Dを捕獲するため、ノズル44からインクが適切に噴射されない問題が生じにくいプリンター1が実現されることとなる。また、異物捕獲部72がプリンター本体3に、帯電部74がキャリッジ48に、それぞれ設けられており、帯電部74は、異物捕獲部72に接触した状態でキャリッジ48の移動に伴って異物捕獲部72に対して移動することにより、異物捕獲部72を前記逆の極性(負の極性)に摩擦帯電させるという構成を有することとしたため、異物捕獲部72の摩擦帯電をキャリッジ48の移動を利用して簡易に実現することが可能となる。
図4は、第三実施形態に係るプリンター1の要部構成を示した模式図である。第三実施形態は、異物捕獲部72が静電気を利用して異物Dを捕獲する点、異物捕獲部72が、帯電部74と擦れ合うことで負の極性に摩擦帯電しており、このことにより正の極性に帯電した異物Dを捕獲する点、さらに、帯電部74が、キャリッジ48に設けられており、異物捕獲部72に接触した状態でキャリッジ48の移動に伴って異物捕獲部72に対して移動することにより、異物捕獲部72を前記逆の極性(負の極性)に摩擦帯電させる点については、第二実施形態と同様である。しかしながら、第二実施形態においては、異物捕獲部72が、キャリッジ支持部3aに設けられているのに対し、第三実施形態においては、異物捕獲部72が、ローラーカバー202に設けられている(この点が、第二実施形態との主たる相違点である)。
より具体的に説明すると、第三実施形態に係るプリンター1には、給紙ローラー24を覆うローラーカバー202が備えられている。このローラーカバー202は、ヘッド42と給紙ローラー24との間に位置している。また、ローラーカバー202は、給紙ローラー24を、図4において上方かつ右方から覆うような形態で設けられている(すなわち、ヘッド42から給紙ローラー24を隠すように設けられている)。
そして、異物捕獲部72は、ローラーカバー202に設けられており(本実施の形態においては、ローラーカバー202自体が異物捕獲部72となっている)、異物捕獲部72の前記移動方向(図4において、紙面を貫く方向)における長さは、キャリッジ48の前記移動方向における長さと略同じとなっている。また、当該異物捕獲部72は、前記搬送方向(図4において、左右方向)において、前記ヘッド42と隣り合う位置に位置しており、異物捕獲部72の方が、ヘッド42よりも、前述した給紙ローラー24から、より近い位置に位置している。
帯電部74は、キャリッジ48に設けられており、ブラシの先が異物捕獲部72の方を向いた状態で該異物捕獲部72に接触している。そして、帯電部74は、キャリッジ48に設けられているため、印刷実行の際などに、異物捕獲部72に接触した状態でキャリッジ48の移動に伴って異物捕獲部72に対して移動する。すると、ナイロンからなる帯電部74とポリエステルからなる異物捕獲部72とが擦れ合うこととなり、帯電列に係る関係(すなわち、帯電列において、ナイロンは正極性側、ポリエステルは負極性側、に位置する)から、帯電部74が正の極性に帯電する一方で異物捕獲部72が負の極性に帯電することとなる。すなわち、帯電部74は、異物捕獲部72に接触した状態でキャリッジ48の移動に伴って異物捕獲部72に対して移動することにより、異物捕獲部72を負の極性に摩擦帯電させることとなる。そして、異物捕獲部72は負の極性に帯電していることから、正の極性に帯電した異物Dを捕獲する機能を発揮する。
このように、第三実施形態においても、第二実施形態と同様、静電気を利用して異物Dを捕獲するため、ノズル44からインクが適切に噴射されない問題が生じにくいプリンター1が実現されることとなる。また、異物捕獲部72がローラーカバー202に、帯電部74がキャリッジ48に、それぞれ設けられており、帯電部74は、異物捕獲部72に接触した状態でキャリッジ48の移動に伴って異物捕獲部72に対して移動することにより、異物捕獲部72を前記逆の極性(負の極性)に摩擦帯電させるという構成を有することとしたため、異物捕獲部72の摩擦帯電をキャリッジ48の移動を利用して簡易に実現することが可能となる。また、異物捕獲部72をローラーカバー202に設けることとしたため、異物Dのうちの紙粉がヘッド42(ノズル面46)に付着する量を効果的に減少させることが可能となる。すなわち、給紙ローラー24により紙Sが送られると、紙Sと給紙ローラー24との間に摩擦が生ずることにより、紙粉が紙から分離して顕著に発生する傾向にある。したがって、上述した位置に異物捕獲部72を設ければ、紙粉がヘッド42(ノズル面46)に付着することを適切に抑制することができる。
図5は、第四実施形態に係るプリンター1のブロック図である。図6は、第四実施形態に係るプリンター1の要部構成を示した模式図である。第四実施形態は、異物捕獲部72がローラーカバー202に設けられている点については、第三実施形態と同様である。しかしながら、第三実施形態においては、異物捕獲部72が静電気を利用して異物を捕獲するのに対し、第四実施形態においては、異物捕獲部72が電界を利用して異物を捕獲する(この点が、第三実施形態との主たる相違点である)。なお、以下においては(第四及び第五実施形態においては)、第一乃至第三実施形態とは異なり、異物Dが負の極性に帯電しているという前提の下で、説明を行う。
より具体的に説明すると、第四実施形態に係るプリンター1には、帯電部74の代わりに電界発生部204が備えられている。この電界発生部204は、異物Dを異物捕獲部72へ向かわせるための電界を異物捕獲部72と給紙ローラー24との間に生じさせる。より具体的には、給紙ローラー24が接地された状態で異物捕獲部72(具体的には、異物捕獲部72に接する電極206)に約600Vの電圧を印加し、異物捕獲部72、給紙ローラー24間に電位差を発生させ、前記電界を生じさせる。そして、かかる電界により、異物捕獲部72は負の極性に帯電した異物Dを捕獲する機能を発揮する。
このように、第四実施形態に係る異物捕獲部72は、電界を利用して異物Dを捕獲するため、効果的な異物Dの捕獲が実現されることとなる。そのため、ヘッド42(ノズル面46)へ付着する異物Dの量が顕著に減少することにより、ノズル44が異物Dにより詰まるという事象が発生しにくくなり、ノズル44からインクが適切に噴射されない問題が生じにくいプリンター1が実現されることとなる。
また、異物捕獲部72をローラーカバー202に設けることとしたため、異物Dのうちの紙粉がヘッド42(ノズル面46)に付着する量を効果的に減少させることが可能となる。すなわち、給紙ローラー24により紙Sが送られると、紙Sと給紙ローラー24との間に摩擦が生ずることにより、紙粉が紙から分離して顕著に発生する傾向にある。したがって、上述した位置に異物捕獲部72を設ければ、紙粉がヘッド42(ノズル面46)に付着することを適切に抑制することができる。
なお、上記においては、異物Dが負の極性に帯電していることとして説明を行ったが、異物Dが正の極性に帯電している場合には、異物捕獲部72の電位の方がローラーカバー202の電位よりも低くなるように、電圧の印加を行えばよい。
図7は、第五実施形態に係るプリンター1の要部構成を示した模式図である。第五実施形態は、第四実施形態に、異物捕獲部72により捕獲された異物Dを回収するための回収部208を追加したものである。
この回収部208は、搬送方向において、異物捕獲部72(ローラーカバー202)から見て、ヘッド42とは反対側に備えられている。また、回収部208は、前記キャリッジ支持部3aの下方に設けられている。
そして、給紙ローラー24(本実施の形態においては、従動ローラー24bの方)が、紙Sを送るために回転する際に気流を発生させることにより、異物Dを異物捕獲部72から回収部208へ移動させるようになっている。すなわち、図7に示すように、回収部208は、異物捕獲部72(ローラーカバー202)のうち、従動ローラー24bの回転方向上流側に対応する上流側対応部分210と回転方向下流側に対応する下流側対応部分212のうちの後者側に、備えられている。そのため、従動ローラー24bが回転すると、当該回転により従動ローラー24bと異物捕獲部72(ローラーカバー202)との間に発生する気流により、異物捕獲部72に付着していた異物Dが回収部208へ移動することとなる。
このように、第五実施形態に係るプリンター1は、異物捕獲部72により捕獲された異物Dを回収するための回収部208を備え、給紙ローラー24は、紙Sを送るために回転する際に気流を発生させることにより、異物Dを異物捕獲部72から回収部208へ移動させるという構成を有することとしたため、簡易な方法で異物捕獲部72から異物Dが回収されることとなる。
===その他の実施の形態===
以上、上記実施の形態に基づき本発明に係る流体噴射装置を説明したが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはもちろんである。
また、上記実施の形態においては、流体噴射装置をインクジェットプリンターに具体化したが、この限りではなく、インク以外の他の液体(液体以外にも、機能材料の粒子が分散されている液状体、ジェルのような流状体を含む)や液体以外の流体(流体として流して噴射できる固体など)を噴射したり吐出したりする流体噴射装置に具体化することもできる。例えば、液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ及び面発光ディスプレイの製造などに用いられる電極材や色材などの材料を分散または溶解のかたちで含む液状体を吐出する液状体噴射装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する液体噴射装置、精密ピペットとして用いられ試料となる液体を噴射する液体噴射装置であってもよい。さらに、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する液体噴射装置、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に噴射する液体噴射装置、基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を噴射する液体噴射装置、ジェルを噴射する流状体噴射装置、トナーなどの粉体を例とする固体を噴射する粉体噴射式記録装置であってもよい。そして、これらのうちいずれか一種の噴射装置に本発明を適用することができる。
1 プリンター、3 プリンター本体、3a キャリッジ支持部、20 搬送ユニット、21 紙保持部、22 プラテン、24 給紙ローラー、24a 駆動ローラー、24b 従動ローラー、40 ヘッドユニット、42 ヘッド、44 ノズル、46 ノズル面、48 キャリッジ、50 検出器群、60 コントローラー、61 インターフェース部、62 CPU、63 メモリ、64 ユニット制御回路、70 異物捕獲ユニット、72 異物捕獲部、74 帯電部、110 コンピュータ、202 ローラーカバー、204 電界発生部、206 電極、208 回収部、210 上流側対応部分、212 下流側対応部分、S 紙、D 異物

Claims (2)

  1. ノズルを備え、該ノズルから媒体に流体を噴射するためのヘッドと、
    電界を利用して異物を捕獲する異物捕獲部と、
    を有し、
    媒体を前記ヘッドと対向する位置へ送るための送りローラーと、該送りローラーを覆うローラーカバーと、を備え、
    前記異物捕獲部は、前記ローラーカバーに設けられており、
    前記異物を前記異物捕獲部へ向かわせるための電界を前記異物捕獲部と前記送りローラーとの間に生じさせる電界発生部を備えることを特徴とする流体噴射装置。
  2. 請求項1に記載の流体噴射装置において、
    前記異物捕獲部により捕獲された前記異物を回収するための回収部を備え、
    前記送りローラーは、前記媒体を送るために回転する際に気流を発生させることにより、前記異物を前記異物捕獲部から前記回収部へ移動させることを特徴とする流体噴射装置。
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