JP2013208855A - 機能性フィルムの製造方法、及びその製造装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
送出し機32から支持体12を送り出し、支持体12上の一方面上にコーティング膜用の塗布液を塗布手段26により塗布し、塗布液を加熱手段28で乾燥し、又は/及び塗布液をUV照射装置30により硬化することによりコーティング膜を形成し、支持体12を冷却ローラ31により冷却し、コーティング膜上に、張力調整ローラ33により張力を調整してラミネートフィルム82を貼り付け、ラミネートフィルム82を貼り付けた支持体12を取り機34でロール状に巻き取る。
【選択図】 図2
Description
好ましくは、ラミネートフィルムを貼り付ける工程と支持体をロールに巻き取る工程との間に支持体の温度を維持する工程をさらに有する。
好ましくは、ラミネートフィルムを貼り付ける工程において、ラミネートフィルムのコーティング膜への貼り付けを支持体の一方面からサポートローラにより行う。
ラミネートフィルム82の収縮は、支持体12の温度とラミネートフィルム82の貼り付け張力と関係が有ることを発明者らは見出した。支持体12の温度が高い状態で、ラミネートフィルム82に張力をかけながら支持体12に貼り合わせると、ラミネートフィルム82の伸び量は大きくなる。一方で、低温時のラミネートフィルム82の収縮量が大きくなることがわかった。そのため搬送中にラミネートフィルム82の温度が低下しラミネートフィルム82の収縮量が大きくなることで搬送不良カが発生することがわかった。そこで、式(1)の範囲とすることにより、効果的にラミネートフィルム82の収縮の防止、支持体12の弛みを防止できることを見出した。
支持体12の温度を維持することで、ラミネートフィルム82が弛むのを抑制できる。これにより故障が発生するのを効果的の防止することができる。温度維持手段として温調ローラ37を示したが、支持体12の温度を維持できることができれば、その手段は問わない。例えば、コーティング膜成膜装置22が設置される室内の温度を制御することで、支持体12の温度を維持することができる。
Claims (11)
- 支持体を送り出す工程と、
前記支持体上の一方面上にコーティング膜用の塗布液を塗布し、前記塗布液を乾燥し、又は/及び前記塗布液を硬化することによりコーティング膜を形成する工程と、
前記支持体を冷却する工程と、
前記コーティング膜上に、張力を調整してラミネートフィルムを貼り付ける工程と、
前記ラミネートフィルムを貼り付けた前記支持体をロールに巻き取る工程と、を有する機能性フィルムの製造方法。 - 前記ラミネートフィルムを貼り付ける工程において、前記支持体は20℃以上40℃以下の温度を有する請求項1記載の機能性フィルムの製造方法。
- 前記支持体の冷却が、空冷又は冷却ロールにより行われる請求項1又は2記載の機能性フィルムの製造方法。
- 前記ラミネートフィルムを貼り付ける工程において、前記ラミネートフィルムを貼り付けるときの前記支持体の温度T0(℃)とし、前記ラミネートフィルムの張力をF(N/m)としたときに下記式(1)を満たす請求項1から3のいずれか1項に記載の機能性フィルムの製造方法。
T0×F<3000・・・(1) - 前記ラミネートフィルムを貼り付ける工程と前記支持体をロールに巻き取る工程との間に前記支持体の温度を維持する工程をさらに有する請求項1から4のいずれか1項に記載の機能性フィルムの製造方法。
- 前記支持体の温度を維持する工程において、前記ラミネートフィルムを貼り付けるときの前記支持体の温度T0(℃)とし、ロールに巻き取られるまでの前記支持体の温度をT1(℃)としたとき下記式(2)を満たす請求項5記載の機能性フィルムの製造方法。
T0−T1<20・・・(2) - 前記ラミネートフィルムを貼り付ける工程において、前記ラミネートフィルムの前記コーティング膜への貼り付けを前記支持体の一方面からサポートローラにより行う請求項1から5のいずれか1項に記載の機能性フィルムの製造方法。
- 前記サポートローラは100mm以上の直径を有し、前記サポートローラと前記ラミネートフィルムとの接触長は80mm以上である請求項6記載の機能性フィルムの製造方法。
- 前記ラミネートフィルムには、前記コーティング膜に対して1N/m以上5N/m以下の剥離力になる粘着材が使用される請求項1から7のいずれか1項に記載の機能性フィルムの製造方法。
- 巻き取られた前記ロールから前記ラミネートフィルムを貼り付けた前記支持体を送り出し、前記ラミネートフィルムを剥離した後、前記コーティング膜上に無機膜を成膜する工程と、をさらに有する機能性フィルムの製造方法。
- 支持体を送り出す手段と、
前記支持体上の一方面上にコーティング膜用の塗布液を塗布する手段、
前記塗布液を乾燥し、又は/及び塗布液を硬化することによりコーティング膜を形成する手段と、
前記支持体を冷却する手段と、
前記コーティング膜上に、張力を調整してラミネートフィルムを貼り付ける手段と、
前記ラミネートフィルムを貼り付けた前記支持体をロールに巻き取る手段と、を有する機能性フィルムの製造装置。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20160127079A (ko) | 2014-03-31 | 2016-11-02 | 코니카 미놀타 가부시키가이샤 | 가스 배리어성 필름 및 그 제조 방법과, 이것을 사용한 전자 디바이스 및 그 제조 방법 |
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