JP2013208714A - スプレー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】金型成型面の形状に対応してスプレーノズルの噴射方向を変更制御可能にし、スプレーノズルで成型面全体への離型剤等の均一な噴射塗布を可能する。
【解決手段】ワーク成形用の金型成型面Q1,Q2に離型剤を塗布する例えば1つもしくは一対にしてのスプレーノズル14a,14bを備え、制御機構6により回転制御可能なサーボモータ・パルスモータ・空気圧モータのいずれかによる駆動源3と、駆動源3の回転運動を往復直線運動に変換するようアームボックス2に格納した偏心カム8、ジョイント部材9、駆動アーム10、第1揺動アーム12、第2揺動アーム13によるクランク機構Vと、クランク機構Vの往復直線運動をスプレーノズル14a,14bの揺動運動に変換するようアームボックス2の先端両側面に設けた各ノズル用軸受17によってスプレーノズル14a,14bを揺動可能に支承して成る揺動機構Wとを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ワーク成形用の金型成型面に対する離型剤等のスプレーノズルの噴射方向を適宜変更でき、またその変更・停止・範囲制御を迅速に精度良く遂行できようにすることで、例えば1つもしくは一対のスプレーノズルであっても金型成型面に満遍なく噴射、塗布でき、ダイカスト作業における前処理工程の効率化を図れるスプレー装置に関する。
従来、金型への離型剤等の塗布は、金型成型面に合わせてその全域に対応するよう噴射方向が固定された複数のスプレーノズルで行われている。すなわち、従来のスプレー装置には金型成型面の形状に合わせてそれぞれが所定方向に向けられた多数のスプレーノズルがアームの両側に取り付けられており、制御装置によるアームの進退運動制御及び離型剤等の噴射制御等を行っている。
特になし
このような、従来のスプレー装置によると、離型剤等の吹き付けは所定時間、多数のスプレーノズルから離型剤等を同時に噴射させているので、離型剤等同士が相互干渉を起こして離型剤等の大部分が塗布したい金型成型面に到着せずに飛散してしまい、離型剤等を無駄にしてしまうだけでなく、そのために金型成型面の全面に均一に十分に離型剤等を塗布できないものとなる。しかもこのようにスプレーノズルの個数が増加すると、その保守・点検はスプレーノズルそれぞれに対しても必要であるから、それは複雑で面倒なものとなる。特に、雄雌両金型の狭い開き寸法の中で離型剤等を塗布したい成型面に向けて多数のスプレーノズルを最適な角度に傾けて設定配置することは、スプレーノズルそれぞれの噴射力の調整と共に極めて面倒である。
そこで、本発明は叙上のような従来存した諸事情に鑑み創出されたもので、例えば1つもしくは一対のスプレーノズルであっても成型面全体への離型剤等の均一な噴射塗布が可能となるよう金型成型面の形状に対応してスプレーノズルの噴射方向を適宜に変更でき、しかもその変更、任位置での停止、噴射範囲の選定等の制御を進退動、回転動との組合せによって迅速に精度良く遂行でき、金型の成型面に対する適確な噴射塗布を可能にしたスプレー装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、後述する発明を実施するための形態における使用符号を付記して説明すると、本発明にあっては、ワーク成形用の雄雌金型P1,P2の成型面Q1,Q2に離型剤を塗布するスプレーノズル14a,14bを、例えばこれが1つもしくは一対にすることで備え、制御機構6により回転制御される駆動源3と、駆動源3の回転運動を往復直線運動に変換するクランク機構Vと、クランク機構Vの往復直線運動をスプレーノズル14a,14bの揺動運動に変換する揺動機構Wとを備えて成ることを特徴とするスプレー装置1である。
クランク機構Vは、駆動源3の駆動出力軸7に接続された偏心カム8と、偏心カム8の偏心軸8aにジョイント部材9を介して接続されて往復直線運動する駆動アーム10と、駆動アーム10先端の第1支軸10bに対となって枢着された第1揺動アーム12および第2揺動アーム13とを備え、前記スプレーノズル14a,14bが、両揺動アーム12,13それぞれの先端の第2支軸12a,13aに枢着されて成るものとすることができる。
揺動機構Wは、前記偏心カム8、駆動アーム10、第1揺動アーム12、第2揺動アーム13それぞれを格納したアームボックス2の先端両側面に設けられた各ノズル用軸受17によって前記スプレーノズル14a,14bが揺動可能に支承されて成るものとすることができる。
駆動源3は、サーボモータ・パルスモータ・空気圧モータのいずれかであるものとすることができる。
スプレーノズル14a,14bは、噴射口20側に近いノズル側面に設けられた離型剤供給部21と、噴射口20側から離れたノズル側面に設けられた空気圧供給部22とをそれぞれ各別に制御可能となるように備えたものとすることができる。
アームボックス2は、ロボットアームRAの先端に取り付けられているものとすることができる。
以上のように構成された本発明に係るスプレー装置1にあって、クランク機構Vは、制御機構6による駆動源3の回転制御に伴い駆動アーム10、第1揺動アーム12、第2揺動アーム13それぞれを往復直線運動させる。
揺動機構Wは、両揺動アーム12,13それぞれの先端の第2支軸12a,13aを作用点とし且つアームボックス2のノズル用軸受17を揺動支点として例えば1つもしくは一対のスプレーノズル14a,14bをアームボックス2に対して同時に揺動させる。
サーボモータ・パルスモータ・空気圧モータのいずれかである駆動源3は、サーボ機構・パルス変調・空気圧制御による制御機構6により、偏心カム8、ジョイント部材9、駆動アーム10、第1揺動アーム12、第2揺動アーム13それぞれを介してスプレーノズル14a,14bの離型剤噴出方向および揺動速度を制御させ、またその任位置での停止、噴射範囲の調整・設定の制御と共に能率的な作業を実現させる。
離型剤供給部21と空気圧供給部22とを各別に制御可能となるように備えたスプレーノズル14a,14bは、離型剤供給部21と空気圧供給部22とを各別に制御することで、空気圧のみによる雄雌金型P1,P2の成型面Q1,Q2の清掃と、離型剤の空気圧による噴射による雄雌金型P1,P2の成型面Q1,Q2への離型剤塗布とを個別に行わせる。
ロボットアームRAの先端に取り付けられているアームボックス2は、雄雌金型P1,P2の成型面Q1,Q2に対しスプレーノズル14a,14bのロボットアームRA軸方向に沿っての進退移動およびロボットアームRAの軸廻りの回転を可能にさせる。
本発明は上記のように構成されているため、雄雌金型P1,P2の成型面Q1,Q2の形状に対応してスプレーノズル14a,14bの噴射方向を種々な方向に変更させることができ、任位置での噴射の停止、噴射範囲の調整・設定と共に進退動、回転動との組合せによって1つもしくは一対のスプレーノズル14a,14bであっても成型面Q1,Q2全体への離型剤等の均一な噴射塗布が可能となる。
すなわち、これは本発明に係るスプレー装置1が、ワーク成形用の雄雌金型P1,P2の成型面Q1,Q2に離型剤を塗布するスプレーノズル14a,14bを備え、制御機構6により回転制御される駆動源3と、駆動源3の回転運動を往復直線運動に変換するクランク機構Vと、クランク機構Vの往復直線運動をスプレーノズル14a,14bの揺動運動に変換する揺動機構Wとを備えて成るので、1つもしくは一対のスプレーノズル14a,14bであっても成型面Q1,Q2全体への離型剤等の均一な噴射塗布を可能にしている。
クランク機構Vは、駆動源3の駆動出力軸7に接続された偏心カム8と、偏心カム8の偏心軸8aにジョイント部材9を介して接続されて往復直線運動する駆動アーム10と、駆動アーム10先端の第1支軸10bに対となって枢着された第1揺動アーム12および第2揺動アーム13とを備え、前記スプレーノズル14a,14bが、両揺動アーム12,13それぞれの先端の第2支軸12a,13aに枢着されて成り、さらに、揺動機構Wは、前記偏心カム8、駆動アーム10、第1揺動アーム12、第2揺動アーム13それぞれを格納したアームボックス2の先端両側面に設けられた各ノズル用軸受17によって前記スプレーノズル14a,14bが揺動可能に支承されて成る。これによって、第2支軸12a,13aを作用点とし且つノズル用軸受17を揺動支点としてスプレーノズル14a,14bがアームボックス2に対して同時に且つ広角度で揺動可能となるから、一対のスプレーノズル14a,14bでもって成型面Q1,Q2全体に対する離型剤等の均一な塗布作業が容易に行える。
駆動源3は、サーボモータ・パルスモータ・空気圧モータのいずれかであるので、雄雌金型P1,P2の成型面Q1,Q2の形状に対応したスプレーノズル14a,14bの噴射方向の制御をサーボ機構・パルス変調・空気圧制御による簡易な制御機構6によって容易に行うことができ、しかもこれら制御機構6によって駆動源3が回転制御されるから、スプレーノズル14a,14bの揺動速度、その任位置での停止、噴射範囲等を金型温度やワーク肉厚に応じて容易に可変することができる。
スプレーノズル14a,14bは、噴射口20側に近いノズル側面に設けられた離型剤供給部21と、噴射口20側から離れたノズル側面に設けられた空気圧供給部22とをそれぞれ各別に制御可能となるように備えているので、空気圧供給部22のみを制御することで、成型面Q1,Q2に付着した夾雑物、汚染物等を、スプレーノズル14a,14bからの空気圧のみの噴射によって容易に除去することができる。また、この清掃後には、空気圧供給部22と離型剤供給部21とを同時に制御することで、スプレーノズル14a,14bからの離型剤の空気圧による強制噴射が可能となり、雄雌金型P1,P2の成型面Q1,Q2に対する清掃作業と離型剤塗布作業とが一対のスプレーノズル14a,14bによって容易に行える。これによってダイカスト作業における前処理工程の効率化を図ることができる。
アームボックス2は、ロボットアームRAの先端に取り付けられているので、金型成型面Q1,Q2に対しスプレーノズル14a,14bのロボットアームRA軸方向に沿っての進退移動およびロボットアームRAの軸廻りに沿う回転・揺動が可能となり、雄雌金型P1,P2の成型面Q1,Q2全体への空気圧による清掃および離型剤の均一な噴射塗布が効率良く行える。そればかりでなく、スプレーノズル14a,14bの任位置での停止、噴射範囲の調整・設定との組合せによる制御でより一層精度が高い噴射塗布を実現できる。
尚、上記の課題を解決するための手段、発明の効果の項それぞれにおいて付記した符号は、図面中に記載した構成各部を示す部分との参照を容易にするために付したもので、図面中の符号によって示された構造・形状に本発明が限定されるものではない。
本発明を実施するための一形態におけるスプレー装置の一部を断面で示した平面図である。 同じくクランク機構の一例を示す側面図である。 同じくスプレーノズルを揺動させるための揺動機構の一例を示す拡大された平断面図である。 同じくロボットアーム先端に取り付けたスプレー装置の使用状態を示す平面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の一形態を詳細に説明すると、図において示される符号1は、本発明に係るスプレー装置であり、このスプレー装置1を構成する筒状のアームボックス2の後端は例えば所定のロボットアームRAの先端に取り付けられること等で連結保持されている。
図1に示すように、アームボックス2の内部には、後述する偏心カム8、ジョイント部材9、駆動アーム10、第1揺動アーム12、第2揺動アーム13それぞれが格納されており、アームボックス2の先端側の左右両側面には、後述する少なくとも1つもしくは一対のスプレーノズル14a,14bが揺動可能に支承されている。
そして、図4に示すように、ロボットアームRAによる自動遠隔操作によって、ダイカストの互いに離間した例えば凸状の可動雄金型P1および凹状の固定雌金型P2の間に、アームボックス2のスプレーノズル14a,14b側が導入され、当該スプレーノズル14a,14bによって両金型P1,P2の成型面Q1,Q2に離型剤を塗布し、また所定圧のエアーを噴射供給して清掃するものである。
図1に示すように、アームボックス2の後端側面には例えばサーボモータ・パルスモータ・空気圧モータ等の駆動源3が配装されており、この駆動源3は、第1ケーブルK1によってコネクタ4が連結され、このコネクタ4は電源5の接続端子(図示省略)に接続されている。また、この駆動源3は、第2ケーブルK2によってサーボ機構・パルス発信機構・空圧機構等の制御機構6に接続されている。駆動源3はこの制御機構6によって駆動回転数・速度が制御される。
図2に示すように、駆動源3の駆動出力軸7は、アームボックス2の内部に導入されてその先端に偏心カム8が固着されている。この偏心カム8の偏心軸8aにはジョイント部材9の後端軸孔9aが枢着され、ジョイント部材9の先端軸孔9bに、駆動アーム10の後端軸部10aが枢着されている。この駆動アーム10は、アームボックス2内部に前後方向に沿って固定された筒状の軸受11に挿入されて前後方向にスライド可能となっている。そして、駆動アーム10の先端側面に形成した第1支軸10bに、第1揺動アーム12および第2揺動アーム13それぞれの軸孔12b,13bが対となって枢着されることで、両揺動アーム12,13は第1支軸10bを支点として共に揺動自在となって前方に向けて延設される。
図3に示すように、第1揺動アーム12の先端に形成した第2支軸12aに、スプレーノズル14a後端に凹設された凹溝15aが枢着されている。同様にして第2揺動アーム13の先端に形成した第2支軸13aに、スプレーノズル14b後端に凹設された凹溝15bが枢着されている。これら偏心カム8、ジョイント部材9とによって、駆動アーム10、第1揺動アーム12、第2揺動アーム13それぞれを前後方向に往復直進運動させるクランク機構Vを構成している。
図4に示すように、アームボックス2の先端における左右両側面には、開口部16が形成され、この開口部16には円筒状のノズル用軸受17が固着されている。そして、このノズル用軸受17の筒内部には、内周面が円弧凹状となった上下一対の支持部18が一体形成され、スプレーノズル14aの凹溝15a寄り側面に前後一対となって一体形成されている外周面円弧凸状の突起19がこの支持部18に前後揺動可能となるように支承されている。これらノズル用軸受17、支持部18、突起19によってスプレーノズル14a,14bそれぞれを同時に前後揺動させる揺動機構Wを構成している。
スプレーノズル14a,14bの噴射口20寄り側のノズル側面には、不図示の離型剤供給タンクから離型剤供給パイプ21aを介して接続された離型剤供給部21が各別に設けられ、噴射口20から離れたノズル用軸受17寄り側のノズル側面には、不図示の空気ポンプに空気供給パイプ22aを介して接続された空気圧供給部22が各別に設けられている。これら離型剤供給部21、空気圧供給部22それぞれは、各別に選択して噴射できるように制御されている。
すなわち、金型成型面Q1,Q2の清掃時においては各別の空気圧供給部22よりスプレーノズル14a,14b内にそれぞれエアーを送り、各噴射口20からエアーのみをも金型成型面Q1,Q2に向けて噴射可能にしている。
また、離型剤噴霧時においては各別の離型剤供給部21よりスプレーノズル14a,14b内に離型剤をそれぞれ送り込み、同時に各別の空気圧供給部22よりスプレーノズル14a,14b内にそれぞれエアーを送り込んで、このエアーの圧力で離型剤を各噴射口20から金型成型面Q1,Q2に向けて噴霧可能にしている。
尚、スプレーノズル14a,14bは対状に設けられている場合として図示されているが、いずれか一方であっても、また複数に配置して設けることであっても良く、いずれも任意に選定できる。
次に、以上のように構成された形態についての使用の一例について説明すると、先ず、図4に示すように、スプレー装置1は、これのアームボックス2後端によってロボットアームRA先端に取り付けられる。駆動源3のケーブルK1先端のコネクタ4を電源5に接続し、駆動源3をケーブルK2を介して制御機構6に接続しておく。また、不図示の離型剤供給タンクに離型剤供給パイプ21aを介してスプレーノズル14a,14bの離型剤供給部21を接続し、不図示の空気ポンプに空気供給パイプ22aを介してスプレーノズル14a,14bの空気圧供給部22を接続する。
ロボットアームRAの自動遠隔操作によって、ダイカストの互いに離間した凸状の可動雄金型P1および凹状の固定雌金型P2の間に、アームボックス2のスプレーノズル14a,14b側を例えば上方あるいは側方から導入し位置決めする(図4中、矢印A−A′で示す前後直進方向)。
そして、最初に両金型P1,P2の各成型面Q1,Q2の清掃を行っておく。すなわち、各別の空気圧供給部22よりスプレーノズル14a,14b内にそれぞれエアーを送り、各噴射口20からエアーのみを各成型面Q1,Q2に向けて噴射することで、各成型面Q1,Q2に付着していた夾雑物・汚染物を除去しておく。
各成型面Q1,Q2への離型剤の塗布に際し、各別の離型剤供給部21よりスプレーノズル14a,14b内に離型剤をそれぞれ送り込み、同時に各別の空気圧供給部22よりスプレーノズル14a,14b内にそれぞれエアーを送り込んで、このエアーの圧力で離型剤を各噴射口20から金型成型面Q1,Q2に向けて噴霧させる。
このとき、制御機構6によって駆動源3の回転数を制御し、上記したクランク機構Vを構成する偏心カム8、ジョイント部材9、駆動アーム10、第1揺動アーム12、第2揺動アーム13それぞれを連動させることで、スプレーノズル14a,14bの揺動速度および離型剤の前後噴出方向が制御されるものである(図4中、前後揺動方向(矢印C−C′方向))。
これと同時に、ロボットアームRAの自動遠隔操作によって、スプレー装置1のアームボックス2全体をロボットアームRAのアーム方向を軸にして左右方向に回転させる(図4中、水平回転方向(矢印B−B′方向))。
こうして、ロボットアームRA自体の前後あるいは左右等の方向に沿う直進運動、回転運動と共に、前後・水平揺動運動を同時に行う左右一対のスプレーノズル14a,14bによって、両金型P1,P2の成型面Q1,Q2の全域にわたって離型剤が均一に塗布されることとなる。また、これらの直進動、回転動、揺動と共に任位置での停止、さらには噴射範囲の調整・設定その他によって金型成型面Q1,Q2に対する好適な噴射、塗布が行える。
K1,K2…ケーブル P1…可動雄金型
P2…固定雌金型 Q1,Q2…成型面
RA…ロボットアーム V…クランク機構
W…揺動機構
1…スプレー装置 2…アームボックス
3…駆動源 4…コネクタ
5…電源 6…制御機構
7…駆動出力軸 8…偏心カム
8a…偏心軸 9…ジョイント部材
9a…後端軸孔 9b…先端軸孔
10…駆動アーム 10a…後端軸部
10b…第1支軸 11…軸受
12…第1揺動アーム 12a,13a…第2支軸
12b…軸孔 13…第2揺動アーム
13a…第2支軸 13b…軸孔
14a,14b…スプレーノズル 15a,15b…凹溝
16…開口部 17…ノズル用軸受
18…支持部 19…突起
20…噴射口 21…離型剤供給部
21a…離型剤供給パイプ 22…空気圧供給部
22a…空気供給パイプ

Claims (7)

  1. ワーク成形用の金型成型面に離型剤を塗布するスプレーノズルを備え、制御機構により回転制御される駆動源と、駆動源の回転運動を往復直線運動に変換するクランク機構と、クランク機構の往復直線運動をスプレーノズルの揺動運動に変換する揺動機構とを備えて成ることを特徴とするスプレー装置。
  2. スプレーノズルは、1つもしくは一対にして配置してある請求項1記載のスプレー装置。
  3. クランク機構は、駆動源の駆動出力軸に接続された偏心カムと、偏心カムの偏心軸にジョイント部材を介して接続されて往復直線運動する駆動アームと、駆動アーム先端の第1支軸に対となって枢着された第1揺動アームおよび第2揺動アームとを備え、前記スプレーノズルが、両揺動アームそれぞれの先端の第2支軸に枢着されて成る請求項1または2記載のスプレー装置。
  4. 揺動機構は、前記偏心カム、駆動アーム、第1揺動アーム、第2揺動アームそれぞれを格納したアームボックスの先端両側面に設けられた各ノズル用軸受によって前記スプレーノズルが揺動可能に支承されて成る請求項3記載のスプレー装置。
  5. 駆動源は、サーボモータ・パルスモータ・空気圧モータのいずれかである請求項1乃至4のいずれか記載のスプレー装置。
  6. スプレーノズルは、噴射口側に近いノズル側面に設けられた離型剤供給部と、噴射口側から離れたノズル側面に設けられた空気圧供給部とをそれぞれ各別に制御可能となるように備えている請求項1乃至5のいずれか記載のスプレー装置。
  7. アームボックスは、ロボットアームの先端に取り付けられている請求項4乃至6のいずれか記載のスプレー装置。
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