JP2013207792A - サーバ装置、コンテンツ再生端末、コンテンツ再生システム、コンテンツ再生方法及びプログラム - Google Patents

サーバ装置、コンテンツ再生端末、コンテンツ再生システム、コンテンツ再生方法及びプログラム Download PDF

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徹 海和
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Abstract

【課題】比較的に簡単な作業により複数のユーザが同一コンテンツを同時に視聴する。
【解決手段】サーバ装置20は、複数の番組から構成される番組表に基づいて、予め定められた関係を有する関連番組を特定する関連番組特定部21a、関連番組のうち、一の番組のコンテンツを放送後に再生する予定時刻を、関連番組のうちの他の番組の放送時刻を基に求める再生スケジュール決定部21b、コンテンツ再生端末10から受け取る、一の番組のコンテンツを特定するコンテンツ情報に基づいて、再生スケジュール決定部21bにより求められた予定時刻を表す再生スケジュール情報をコンテンツ再生端末10に提供する再生スケジュール情報提供部21cを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、サーバ装置、コンテンツ再生端末、コンテンツ再生システム、コンテンツ再生方法及びプログラムに関する。
ニュース、ドラマ、音楽等の様々な放送番組コンテンツの録画予約を行う情報(録画予約情報)を、事前に登録された複数のコンテンツ再生端末により構成されるグループ内で共有するシステムが特許文献1に開示されている。
このシステムでは、グループ内で共有される録画予約情報によって、各コンテンツ再生端末に同一の放送番組コンテンツが記録される。また、このシステムでは、グループ内の一のコンテンツ再生端末が記録済みの放送番組コンテンツを再生するとき、そのコンテンツ再生端末は、他のコンテンツ再生端末との間で同期処理を行い、各コンテンツ再生端末は、同じ放送番組コンテンツを同時に再生する。これにより、グループに属する各ユーザは、同一コンテンツを同時に視聴することができる。
特開2010−62963号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたシステムでは、いつ、どのコンテンツが再生されるのかをユーザ間で決定して把握しておかなければならず、複数のユーザが同一コンテンツを同時に視聴するための作業が繁雑で使い勝手が悪いという問題があった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、比較的に簡単な作業により複数のユーザが同一コンテンツを同時に視聴できる、サーバ装置、コンテンツ再生端末、コンテンツ再生システム、コンテンツ再生方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の観点に係るサーバ装置は、
複数の番組から構成される番組表に基づいて、予め定められた関係を有する関連番組を特定する関連番組特定部と、
前記関連番組特定部により特定された前記関連番組のうち、一の番組のコンテンツを放送後に再生する予定時刻を、前記関連番組のうちの他の番組の放送時刻を基に求める再生スケジュール決定部と、
コンテンツ再生端末から受け取る、前記一の番組のコンテンツを特定するコンテンツ情報に基づいて、前記再生スケジュール決定部により求められた前記予定時刻を表す再生スケジュール情報を前記コンテンツ再生端末に提供する再生スケジュール情報提供部と、を備えることを特徴とする。
サーバ装置において、前記再生スケジュール決定部により求められた前記予定時刻に、前記一の番組のコンテンツを再生する前記コンテンツ再生端末がコメントを共有するための接続先を設定する接続先設定部を備えても良い。
サーバ装置において、前記再生スケジュール決定部により求められた前記予定時刻に、前記一の番組のコンテンツを再生する各コンテンツ再生端末からコメントを受け取り、受け取った前記コメントを前記接続先設定部により設定された前記接続先に記録し、前記接続先に記録された前記コメントを、前記接続先に接続された各コンテンツ再生端末に提供するコメント処理部を備えても良い。
サーバ装置において、前記コンテンツ情報には、前記コンテンツの放送時刻を表す放送時刻情報が含まれ、前記再生スケジュール情報提供部は、前記放送時刻情報により表される前記コンテンツの放送時刻と、前記再生スケジュール情報により表される前記コンテンツを再生する予定時刻とを基に、前記再生スケジュール情報を前記コンテンツ再生端末に提供しても良い。
サーバ装置において、前記再生スケジュール情報提供部は、前記放送時刻情報により表される前記コンテンツの放送時刻を基に、前記コンテンツが放送前か放送後かを判別し、放送前であると判別した場合に前記放送時刻以降の前記予定時刻を表す前記再生スケジュール情報を前記コンテンツ再生端末に提供し、放送後であると判別した場合に現在時刻以降の前記予定時刻を表す前記再生スケジュール情報を前記コンテンツ再生端末に提供しても良い。
サーバ装置において、前記予め定められた関係は、内容が同一で放送時刻の異なる関係であり、前記関連番組特定部は、異なる地域の放送番組情報を基に、内容が同一で放送時刻の異なる複数の番組を前記関連番組として特定しても良い。
サーバ装置において、前記予め定められた関係は、周期的に放送される番組であり、前記関連番組特定部は、前記放送番組情報を基に、前記周期的に放送される番組を前記関連番組として特定しても良い。
サーバ装置において、番組には属性情報が付与されており、前記予め定められた関係は、属性情報が一致する番組であり、前記関連番組特定部は、前記放送番組情報を基に、前記属性情報が一致する番組を前記関連番組として特定しても良い。
本発明の第2の観点に係るコンテンツ再生端末は、
端末間で同時に再生する放送後の番組のコンテンツ及び前記コンテンツを再生する予定時刻を表す再生スケジュール情報が記録されたサーバ装置に、前記コンテンツを特定するコンテンツ情報を送信し、前記コンテンツに対応する前記再生スケジュール情報を前記サーバ装置から取得する再生スケジュール情報取得部と、
前記再生スケジュール情報取得部が取得した前記再生スケジュール情報により表される前記コンテンツを再生する予定時刻に基づいて、前記コンテンツを再生予約する再生予約設定部と、
前記再生予約設定部により再生予約された前記コンテンツを前記予定時刻に基づいて再生する再生制御部と、を備えることを特徴とする。
コンテンツ再生端末において、前記再生制御部により再生される前記予定時刻に基づいて、他の端末との間でコメントを共有するための接続先に接続する通信制御部を備えても良い。
コンテンツ再生端末において、前記コンテンツを記憶するコンテンツ記憶部と、複数の番組から構成される番組表を表す放送番組情報を記憶する放送番組情報記憶部と、を備え、前記再生スケジュール情報取得部は、前記コンテンツ記憶部に記録された前記コンテンツを特定するコンテンツ情報を、予め設定されたタイミングで前記サーバ装置に送信し、前記サーバ装置から取得した前記コンテンツに対応する前記再生スケジュール情報を前記放送番組情報に追加し、前記再生予約設定部は、前記放送番組情報に追加された前記再生スケジュール情報から選択された再生スケジュール情報により表される前記コンテンツを再生する予定時刻に基づいて前記コンテンツを再生予約しても良い。
コンテンツ再生端末において、前記コンテンツを記憶するコンテンツ記憶部と、複数の番組から構成される番組表を表す放送番組情報を記憶する放送番組情報記憶部と、を備え、前記再生スケジュール情報取得部は、前記コンテンツ記憶部に記録された前記コンテンツから選択された一のコンテンツを特定するコンテンツ情報を前記サーバ装置に送信し、前記サーバ装置から取得した前記一のコンテンツに対応する前記再生スケジュール情報を前記放送番組情報に追加し、前記再生予約設定部は、前記放送番組情報に追加された前記再生スケジュール情報から前記一のコンテンツの再生予約を行う再生スケジュール情報を選択し、選択された前記再生スケジュール情報により表される前記予定時刻に基づいて前記一のコンテンツを再生予約しても良い。
コンテンツ再生端末において、前記再生スケジュール情報取得部は、前記放送番組情報記憶部に記録された前記放送番組情報から選択された一のコンテンツを特定するコンテンツ情報を前記サーバ装置に送信し、前記サーバ装置から取得した前記一のコンテンツに対応する前記再生スケジュール情報を前記放送番組情報に追加し、前記再生予約設定部は、前記放送番組情報に追加された前記再生スケジュール情報から前記一のコンテンツの再生予約を行う再生スケジュール情報を選択し、選択された前記再生スケジュール情報により表される前記予定時刻に基づいて前記一のコンテンツを再生予約するとともに、前記コンテンツの録画予約を行っても良い。
本発明の第3の観点に係るコンテンツ再生システムは、
コンテンツを再生するコンテンツ再生端末と、前記コンテンツ再生端末と通信を行うサーバ装置とを備えたコンテンツ再生システムであって、
前記サーバ装置は、
複数の番組から構成される番組表に基づいて、予め定められた関係を有する関連番組を特定する関連番組特定部と、
前記関連番組特定部により特定された前記関連番組のうち、一の番組のコンテンツを放送後に再生する予定時刻を、前記関連番組のうちの他の番組の放送時刻を基に求める再生スケジュール決定部と、
前記コンテンツ再生端末から受け取る、前記一の番組のコンテンツを特定するコンテンツ情報に基づいて、前記再生スケジュール決定部により求められた前記予定時刻を表す再生スケジュール情報を前記コンテンツ再生端末に提供する再生スケジュール情報提供部と、を備え、
前記コンテンツ再生端末は、
前記サーバ装置に前記コンテンツを特定するコンテンツ情報を送信し、前記コンテンツに対応する前記再生スケジュール情報を前記サーバ装置から取得する再生スケジュール情報取得部と、
前記再生スケジュール情報取得部が取得した前記再生スケジュール情報により表される前記コンテンツを再生する予定時刻に基づいて、前記コンテンツを再生予約する再生予約設定部と、
前記再生予約設定部により再生予約された前記コンテンツを前記予定時刻に基づいて再生する再生制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明の第4の観点に係るコンテンツ再生方法は、
コンテンツを再生するコンテンツ再生端末と、前記コンテンツ再生端末と通信を行うサーバ装置とを用いたコンテンツ再生方法であって、
前記サーバ装置が、複数の番組から構成される番組表に基づいて、予め定められた関係を有する関連番組を特定する関連番組特定ステップと、
前記サーバ装置が、前記関連番組特定ステップで特定された前記関連番組のうち、一の番組のコンテンツを放送後に再生する予定時刻を、前記関連番組のうちの他の番組の放送時刻を基に求める再生スケジュール決定ステップと、
前記サーバ装置が、前記コンテンツ再生端末から受け取る、前記一の番組のコンテンツを特定するコンテンツ情報に基づいて、前記再生スケジュール決定ステップで求められた前記予定時刻を表す再生スケジュール情報を前記コンテンツ再生端末に提供する再生スケジュール情報提供ステップと、
前記コンテンツ再生端末が、前記サーバ装置に前記コンテンツを特定するコンテンツ情報を送信し、前記コンテンツに対応する前記再生スケジュール情報を前記サーバ装置から取得する再生スケジュール情報取得ステップと、
前記コンテンツ再生端末が、前記再生スケジュール情報取得ステップで取得した前記再生スケジュール情報により表される前記コンテンツを再生する予定時刻に基づいて、前記コンテンツを再生予約する再生予約設定ステップと、
前記コンテンツ再生端末が、前記再生予約設定ステップで再生予約された前記コンテンツを前記予定時刻に基づいて再生する再生制御ステップと、を有することを特徴とする。
本発明の第5の観点に係るプログラムは、
コンピュータを、
複数の番組から構成される番組表に基づいて、予め定められた関係を有する関連番組を特定する関連番組特定部、
前記関連番組特定部により特定された前記関連番組のうち、一の番組のコンテンツを放送後に再生する予定時刻を、前記関連番組のうちの他の番組の放送時刻を基に求める再生スケジュール決定部、
コンテンツ再生端末から受け取る、前記一の番組のコンテンツを特定するコンテンツ情報に基づいて、前記再生スケジュール決定部により求められた前記予定時刻を表す再生スケジュール情報を前記コンテンツ再生端末に提供する再生スケジュール情報提供部、として機能させることを特徴とする。
本発明の第6の観点に係るプログラムは、
コンピュータを、
端末間で同時に再生する放送後の番組のコンテンツ及び前記コンテンツを再生する予定時刻を表す再生スケジュール情報が記録されたサーバ装置に、前記コンテンツを特定するコンテンツ情報を送信し、前記コンテンツに対応する前記再生スケジュール情報を前記サーバ装置から取得する再生スケジュール情報取得部、
前記再生スケジュール情報取得部が取得した前記再生スケジュール情報により表される前記コンテンツを再生する予定時刻に基づいて、前記コンテンツを再生予約する再生予約設定部、
前記再生予約設定部により再生予約された前記コンテンツを前記予定時刻に基づいて再生する再生制御部、として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、比較的に簡単な作業により複数のユーザが同一コンテンツを同時に視聴できる。
本発明の第1及び第2の実施形態に係るコンテンツ再生システムの構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るサーバ装置の構成を示すブロック図である。 図2に示したサーバ装置が記憶する放送番組情報の構成を示す図である。 図2に示したサーバ装置が記憶する再生スケジュール情報の構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るコンテンツ再生端末の構成を示すブロック図である。 図5に示したコンテンツ再生端末が記憶するコンテンツの属性情報の構成を示す図である。 図5に示したコンテンツ再生端末が記憶する再生スケジュール情報の構成を示す図である。 図5に示したコンテンツ再生端末が記憶する再生予約情報の構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るサーバ装置が行う再生スケジュール情報記録処理のフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係るコンテンツ再生端末が行う再生スケジュール情報取得処理のフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係るサーバ装置が行う再生スケジュール情報提供処理のフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係るコンテンツ再生端末が行う再生予約設定処理のフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係るコンテンツ再生端末が行う再生制御処理のフローチャートである。 コンテンツの再生予約を設定する画面の表示例を示す図である。 再生スケジュールを選択する画面の表示例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る関連番組のコンテンツの他の例を示す図である。 (a)は、図16に示した関連番組のコンテンツの属性情報から生成される再生スケジュール情報の構成を示す図である。(b)は、図16に示した関連番組のコンテンツの属性情報から生成される(a)とは異なる再生スケジュール情報の構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係るサーバ装置の構成を示すブロック図である。 図18に示したサーバ装置が記憶するコメントの構成を示す図である。 図18に示したサーバ装置が記憶する再生スケジュール情報の構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係るコンテンツ再生端末の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係るサーバ装置が行うコメント共有処理のフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係るコンテンツ再生端末が行う再生制御処理のフローチャートである。 (a)は、再生表示領域とコメント表示領域とを区分けした表示例を示す図である。(b)は、再生表示領域とコメント表示領域とを重畳させた表示例を示す図である。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態について図面を参照して説明する。はじめに、図1を参照して、本実施形態に係るコンテンツ再生システム1を説明する。
コンテンツ再生システム1は、コンテンツ再生端末10と、サーバ装置20とを備える。コンテンツ再生端末10及びサーバ装置20は、ネットワークNを介して通信を行う。ネットワークNは、例えばインターネットであり、インターネットへの接続手段は、有線および無線の何れでも良い。また、コンテンツは、放送局BSから放送されるニュース、ドラマ、音楽等の放送番組コンテンツ(以下、コンテンツという)である。
コンテンツ再生端末10は、放送局BSから放送されるコンテンツを記録し、記録されたコンテンツを再生する端末である。コンテンツ再生端末10は、例えばHDD(Hard Disk Drive)レコーダや録画機能付きテレビ、PC(Personal Computer)などの各種ネットワーク対応端末である。コンテンツ再生端末10は、再生対象として選択されたコンテンツを、設定された時刻に再生する機能(再生予約機能)を有する。コンテンツ再生端末10は、そのコンテンツ再生端末10が属する地域の放送局BSから送信される放送信号を受信する。例えば、地域Aに属するコンテンツ再生端末10は、その地域Aの放送局BS1からの放送信号を受信する。一方、地域Bに属するコンテンツ再生端末10は、放送局BS2からの放送信号を受信する。放送信号には、放送対象のコンテンツ、複数のコンテンツから構成される番組表を表す放送番組情報(EPG:Electronic Program Guide)が含まれる。
サーバ装置20は、各地域の放送局(ここでは放送局BS1及びBS2)の放送番組情報を取得する。異なる地域の各放送局BSは、同じ内容のコンテンツを異なる時刻に放送することがある。サーバ装置20は、このような関係を有するコンテンツの放送時刻を基に、ある地域において放送されたコンテンツについて、複数のコンテンツ再生端末10の間で同時に再生する予定時刻(再生スケジュール)を求める。サーバ装置20は、このスケジュールを表す情報(再生スケジュール情報)をコンテンツ再生端末10に提供する。例えば、ある番組aが、地域Aでは20:00〜21:00に放送され、地域Bでは22:00〜23:00に放送される場合において、地域Aに属する各コンテンツ再生端末10が、地域Bで放送される番組aの放送時刻を基に、番組aのコンテンツを22:00から再生できるようにする。このようにして、各コンテンツ再生端末10は、サーバ装置20から提供される再生スケジュール情報に基づいて、同じコンテンツを同じ時刻に再生(同時再生)することができる。
図1に示したサーバ装置20の構成について、図2を参照して説明する。サーバ装置20は、制御部21と、記憶部22と、通信部23とを備える。
制御部21は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、CPUのメインメモリとして機能するRAM(Random Access Memory)、タイマ等から構成される。なお、制御部21は、一部がASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の専用回路から構成されてもよい。制御部21は、サーバ装置20全体を制御する。また、制御部21は、記憶部22に記録されたプログラムを実行することにより、関連番組特定部21a、再生スケジュール決定部21b、再生スケジュール情報提供部21cとして機能する。各部21a〜21cは、後述の各種処理を行う。
記憶部22は、例えば、ROM(Read Only Memory)やフラッシュメモリ、HDD等の記憶装置から構成される。記憶部22は、制御部21が各種処理を行うために使用する各種プログラム及びデータ、制御部21が各種処理を行うことにより生成又は取得した各種データを記憶する。記憶部22は、プログラム記憶部22aと、放送番組情報記憶部22bと、再生スケジュール情報記憶部22cとを備える。
プログラム記憶部22aは、各種プログラムを記憶する。プログラム記憶部22aには、制御部21の実行によって、制御部21を、関連番組特定部21a、再生スケジュール決定部21b、再生スケジュール情報提供部21cとして機能させるプログラムが記録されている。
放送番組情報記憶部22bは、例えば図3に示すように、各地域の放送局BSの放送番組情報を記憶する。放送番組情報には、放送番組を構成する複数のコンテンツの属性情報(以下、コンテンツ属性情報という)が含まれる。コンテンツ属性情報は、コンテンツを一意に識別するID、コンテンツのタイトル、コンテンツが放送される地域、コンテンツを放送する放送局、コンテンツの放送時刻、コンテンツが属するジャンル、出演者、番組時間等の属性を有する。
再生スケジュール情報記憶部22cは、放送後のコンテンツを再生する再生スケジュール(再生時刻)を表す再生スケジュール情報を記憶する。再生スケジュール情報は、例えば図4に示すように、コンテンツのID、タイトル、再生スケジュール等の属性を有する。再生スケジュールは、放送番組情報記憶部22bに記録された複数のコンテンツ属性情報に基づいて、再生スケジュール決定部21bが行う後述の処理によって決定される。
通信部23は、例えば、ネットワークアダプタ等の通信インタフェース装置から構成される。通信部23は、制御部21の制御のもと、コンテンツ再生端末10、放送局BSとの間で通信を行う。なお、通信部23は、コンテンツ再生端末10以外のネットワーク内機器とも通信可能である。
次に、図1に示したコンテンツ再生端末10の構成について、図5を参照して説明する。コンテンツ再生端末10は、制御部11と、記憶部12と、放送受信部13と、操作部14と、表示部15と、サーバ通信部16とを備える。
制御部11は、例えば、CPU、CPUのメインメモリとして機能するRAM、タイマ等から構成される。なお、制御部11は、一部がASIC等の専用回路から構成されてもよい。制御部11は、コンテンツ再生端末10全体を制御する。また、制御部11は、記憶部12に記録されたプログラムを実行することにより、再生スケジュール情報取得部11a、再生予約設定部11b、再生制御部11cとして機能する。各部11a〜11cは、後述の各種処理を行う。
記憶部12は、例えば、ROMやフラッシュメモリ、HDD等の記憶装置から構成される。記憶部12は、制御部11が各種処理を行うために使用する各種プログラム及びデータ、制御部11が各種処理を行うことにより生成又は取得した各種データ、放送を受信することによって得られたコンテンツ等を記憶する。記憶部12は、プログラム記憶部12aと、コンテンツ記憶部12bと、放送番組情報記憶部12cと、再生予約情報記憶部12dとを備える。
プログラム記憶部12aは、各種プログラムを記憶する。プログラム記憶部12aには、制御部11の実行によって、制御部11を、再生スケジュール情報取得部11a、再生予約設定部11b、再生制御部11cとして機能させるプログラムが記録されている。
コンテンツ記憶部12bは、放送局BSから放送されたコンテンツを記憶する。コンテンツは、放送前に録画予約または放送中に録画指示がされることにより、コンテンツ記憶部12bに記録される。コンテンツは、コンテンツの実体であるメディアデータとコンテンツの属性情報とを有する。コンテンツ属性情報は、例えば図6に示すように、コンテンツのID、コンテンツのタイトル、コンテンツが放送される地域、コンテンツを放送する放送局、コンテンツの放送時刻、コンテンツが属するジャンル、出演者、番組時間等の属性を有する。
放送番組情報記憶部12cは、放送局BSから受信した放送信号に含まれる放送番組情報を記憶する。放送番組情報には、放送番組を構成する複数のコンテンツの属性情報が含まれる。また、放送番組情報記憶部12cは、サーバ装置20から取得した各再生スケジュール情報を記憶する。例えば図7に示す各再生スケジュール情報をサーバ装置20から取得した場合、各再生スケジュール情報が放送番組情報記憶部12cに記録される。
再生予約情報記憶部12dは、放送番組情報に追加された再生スケジュール情報の中からユーザによって選択、設定されたものを再生予約情報として記憶する。再生予約情報は、例えば図8に示すように、再生スケジュール情報と同じ構成を有する。この再生予約情報により表される再生スケジュールの時刻に基づいて、再生制御部11cはコンテンツを再生する制御を行う。
放送受信部13は、アンテナ、チューナ、放送信号処理部から構成される。放送信号処理部は、制御部11の制御のもと、放送局BSからの放送信号から各種情報(コンテンツ、放送番組情報)を抽出し、抽出した各種情報を制御部11に供給する。
操作部14は、コンテンツ再生端末10に各種指示を与え、また文字等の入力操作を行うユーザインタフェース装置(操作ボタン、リモコン装置等)から構成される。操作部14は、ユーザの各種操作を受け付け、受け付けた各種操作にそれぞれ対応する操作信号を制御部11に供給する。
表示部15は、例えば、液晶表示装置、有機EL(Electro Luminescence)表示装置等から構成される。表示部15は、制御部11から供給される各種画像データ(メディアデータ)に基づいて各種画像を出力する。なお、表示部15は、コンテンツ再生端末10内部に設けられても、コンテンツ再生端末10外部に設けられてもよい。
なお、操作部14と表示部15とは、タッチパネルから構成されても良い。タッチパネルは、所定の操作を受け付ける画面を表示すると共に、ユーザが画面に接触した位置に対応する操作信号を制御部11に供給する。
サーバ通信部16は、例えば、ネットワークアダプタ等の通信インタフェース装置から構成される。サーバ通信部16は、制御部11の制御のもと、サーバ装置20との間で通信を行う。なお、サーバ通信部16は、サーバ装置20以外のネットワーク内機器とも通信可能である。
次に、上記構成を有するコンテンツ再生システム1の動作を説明する。
コンテンツ再生システム1において、サーバ装置20は、地域毎の放送番組情報を取得し、取得した放送番組情報に基づいて、コンテンツの放送後に複数のコンテンツ再生端末10の間で同じコンテンツを同時に再生する再生スケジュールを求める。
各コンテンツ再生端末10は、サーバ装置20と通信を行い、コンテンツ再生端末10に記録されたコンテンツの属性情報をサーバ装置20に送信し、これに対応する再生スケジュールをサーバ装置20から取得する。各コンテンツ再生端末10は、サーバ装置20から取得した再生スケジュールに基づいてコンテンツの再生予約を設定し、再生スケジュールの時刻に基づいて、同じコンテンツを一斉に再生する。このようにして複数のコンテンツ再生端末10の間でコンテンツの同時再生を実現する。
例えば、地域Aに属するコンテンツ再生端末10に記録された(図1に示す放送局BS1から既に放送済みである)コンテンツaと同じものが、後日に地域Bに属する放送局BS2から放送される場合、サーバ装置20には、コンテンツaが放送局BS2から放送される時刻に基づいてコンテンツを再生するスケジュール(再生時刻)を求める。地域Aに属するコンテンツ再生端末10は、サーバ装置20からコンテンツaに対応する再生スケジュール情報を取得し、これに従ってコンテンツaの再生予約を行う。これにより、同じ再生スケジュール情報に基づいてコンテンツaの再生予約を行った各コンテンツ再生端末10はコンテンツaの同時再生を行う。
次に、上記動作を実現するコンテンツ再生端末10及びサーバ装置20が行う処理を説明する。
サーバ装置20の電源がオンになったとき、制御部21は、プログラム記憶部22aからプログラムを読み出して実行する。これにより、制御部21は、関連番組特定部21a、再生スケジュール決定部21b、再生スケジュール情報提供部21cとして機能し、各部21a〜21cは、電源がオフになるまで、以下の各種処理を繰り返し行う。
(1)各地域の放送局から受け取った放送番組情報を基に、異なる地域で異なる時間に放送される内容が同じコンテンツ(関連番組)の再生スケジュールを決定する再生スケジュール情報記録処理。
(2)コンテンツ再生端末10から再生スケジュール情報の問い合わせを受け付け、再生スケジュール情報を問い合わせ元のコンテンツ再生端末10に提供する再生スケジュール情報提供処理。
一方、コンテンツ再生端末10の電源がオンになったとき、制御部11は、プログラム記憶部12aからプログラムを読み出して実行する。これにより、制御部11は、再生スケジュール情報取得部11a、再生予約設定部11b、再生制御部11cとして機能し、各部11a〜11cは、電源がオフになるまで、以下の各種処理を繰り返し行う。
(1)コンテンツ記憶部12bに記録されたコンテンツに対応する再生スケジュール情報をサーバ装置20から取得する再生スケジュール情報取得処理。
(2)サーバ装置20から取得した再生スケジュール情報に基づいて、コンテンツの再生予約を行う再生予約設定処理。
(3)再生スケジュールの時刻の到来に従って、再生予約されたコンテンツを再生する再生制御処理。
図9を参照して、サーバ装置20が行う再生スケジュール情報記録処理を説明する。
関連番組特定部21aは、例えば、新たな放送番組情報を取得する等、再生スケジュールを求める条件として予め設定されたタイミングが到来するまで待機し(ステップS211;NO)、そのタイミングが到来したと判別した場合(ステップS211;YES)、放送番組情報記憶部22bに記録された各地域の放送番組情報(複数のコンテンツ属性情報)を読み出す。関連番組特定部21aは、読み出した放送番組情報から、タイトルが一致し、地域及び放送時刻が一致しないコンテンツを関連番組のコンテンツとして特定する(ステップS212)。例えば、図3に示すように、タイトルが「番組J」であるコンテンツは3つあり、これらのコンテンツは、それぞれ地域及び放送時刻が一致しない。この場合、これらのコンテンツは関連番組のコンテンツとして特定される。
再生スケジュール決定部21bは、関連番組特定部21aにより関連番組のコンテンツが特定されなかったと判別した場合(ステップS213;NO)、再生スケジュール情報記録処理を終了する。
一方、再生スケジュール決定部21bは、関連番組特定部21aにより関連番組のコンテンツが特定されたと判別した場合(ステップS213;YES)、再生スケジュールを求める(ステップS214)。再生スケジュールは、関連番組のコンテンツの放送時刻を基に求められる。ここで、コンテンツの再生予約はそのコンテンツの放送後に行われるので、関連番組のコンテンツのうち、最も先に放送されるコンテンツの放送時刻は再生スケジュールとして求められない。例えば、図3に示すタイトルが「番組J」の3つの関連番組のコンテンツ属性情報のうち、「11月11日19:00」は最も先に放送される放送時刻を表しているので、それ以外の放送時刻「11月14日23:00」、「11月15日23:00」が再生スケジュールとして求められる。
再生スケジュール決定部21bは、求めた再生スケジュールを表す再生スケジュール情報を生成し、これを再生スケジュール情報記憶部22cに記録する(ステップS215)。再生スケジュール決定部21bは、ステップS212において特定された関連番組のコンテンツが他にあるか否かを判別し(ステップS216)、関連番組のコンテンツが他にあると判別した場合(ステップS216;YES)は、ステップS214に戻って同じ処理を行う。例えば、図3に示すタイトルが「番組J」である関連番組のコンテンツについてステップS215の処理を行った後、再生スケジュール決定部21bは、タイトルが「番組K」である関連番組のコンテンツについてステップS214の処理を行う。
一方、再生スケジュール決定部21bは、関連番組のコンテンツが他にないと判別した場合(ステップS216;NO)、再生スケジュール情報記録処理を終了する。
次に図10を参照して、コンテンツ再生端末10が行う再生スケジュール情報取得処理を説明する。
再生スケジュール情報取得部11aは、新たなコンテンツがコンテンツ記憶部12bに記録される毎、一定時間毎等、再生スケジュール情報を取得する条件として予め設定されたタイミングが到来するまで待機し(ステップS111;NO)、そのタイミングが到来したと判別した場合(ステップS111;YES)、コンテンツ記憶部12bに記録された全てのコンテンツの属性情報をサーバ装置20に送信する(ステップS112)。ここで送信するコンテンツの属性情報は、前回の送信時に送信したコンテンツの属性情報との差分であってもよい。これにより再生スケジュール情報をサーバ装置20に問い合わせる。例えば、図6に示したコンテンツ記憶部12bに3つのコンテンツが記録されていた場合、これに対応する全てのコンテンツの属性情報をサーバ装置20に送信する。その後、再生スケジュール情報取得部11aは、サーバ装置20からの応答があるまで待機状態となる(ステップS113;NO)。
ここで図11を参照して、サーバ装置20が行う再生スケジュール情報提供処理を説明する。
再生スケジュール情報提供部21cは、コンテンツ再生端末10から再生スケジュール情報の問い合わせがあったか否かを判別し(ステップS221)、問い合わせがあるまで待機する(ステップS221;NO)。再生スケジュール情報提供部21cは、再生スケジュール情報の問い合わせがあったと判別した場合(ステップS221;YES)、その問い合わせと共に受信したコンテンツの属性情報に基づいて再生スケジュール情報を検索する(ステップS222)。
具体的には、再生スケジュール情報提供部21cは、コンテンツ再生端末10から受信したコンテンツの属性情報毎に、再生スケジュール情報記憶部22cに記録された再生スケジュール情報の中から、タイトルが一致し、再生スケジュールが放送日時以降である再生スケジュール情報を検索する。再生スケジュール情報提供部21cは、該当する再生スケジュール情報を再生スケジュール情報記憶部22cから読み出す(ステップS223)。例えば、コンテンツの属性情報により表されるタイトルが「番組J」で、放送時刻が「11月11日19:00」である場合、再生スケジュール情報提供部21cは、図4に示す再生スケジュール情報の中から、タイトルが「番組J」で、再生スケジュールが「11月14日23:00」、「11月15日23:00」である2つの再生スケジュール情報を再生スケジュール情報記憶部22cから読み出す。
その後、再生スケジュール情報提供部21cは、コンテンツの属性情報毎に検索して読み出した再生スケジュール情報を、問い合わせ元のコンテンツ再生端末10に送信する(ステップS224)。以上により、再生スケジュール情報提供処理は終了する。
図10に戻り、コンテンツ再生端末10の再生スケジュール情報取得部11aは、サーバ装置20から応答があった場合(ステップS113;YES)、再生スケジュール情報を取得したか否かを判別する(ステップS114)。再生スケジュール情報取得部11aは、再生スケジュール情報を取得しなかったと判別した場合(ステップS114;NO)、放送番組情報記憶部12cを更新せずに再生スケジュール情報取得処理を終了する。
一方、再生スケジュール情報取得部11aは、再生スケジュール情報を取得したと判別した場合は(ステップS114;YES)、取得した再生スケジュール情報を放送番組情報記憶部12cに追加する(ステップS115)。これにより、放送番組情報記憶部12cには、放送番組を構成する複数の番組の他、コンテンツ記憶部12bに記録された放送後のコンテンツに対応する再生スケジュールが記録される。以上により、再生スケジュール情報取得処理は終了する。
次に図12を参照して、コンテンツ再生端末10が行う再生予約設定処理を説明する。
ユーザが操作部14を用いて放送番組情報記憶部12cに記録された放送番組情報を読み出す操作を行うと、表示部15には、例えば現在日時の時間帯を含む番組表が表示される。また、表示部15には、その時間帯に対応する再生スケジュール情報(コンテンツのタイトル、再生スケジュール(予定日時)等)も表示される。また、表示部15には、現在日時以外の日時を指定する項目も表示され、ユーザが操作部14を用いてその項目を指定する操作を行うと、指定された日時の時間帯を含む番組表、及び、その時間帯に対応する再生スケジュール情報が表示される。
再生予約設定部11bは、ユーザが操作部14を用いて表示部15に表示された再生スケジュール情報を選択する操作を受け付け(ステップS121;NO)、その操作がされた場合(ステップS121;YES)、選択された再生スケジュール情報により表される再生スケジュールに基づいてコンテンツを再生予約する(ステップS122)。例えば、図14に示すように、11月14日の20時から23時の時間帯の番組表が表示部15に表示されている場合において、ユーザの操作に従って、タイトルが「番組J」で、再生スケジュールが「11月14日23:00」を表す再生スケジュール情報が選択された場合、再生予約設定部11bは、選択された再生スケジュール情報を再生予約情報とし、これを再生予約情報記憶部12dに記録する。これによりコンテンツの再生予約が行われる。以上により、再生予約設定処理は終了する。
次に図13を参照して、コンテンツ再生端末10が行う再生制御処理を説明する。
再生制御部11cは、再生スケジュールの時刻が到来したか否かを、現在日時を基に判別する(ステップS131)。例えば、再生予約した前述のコンテンツの再生スケジュールは「11月14日23:00」であり、この時刻が到来したとき、再生制御部11cは、再生スケジュールの時刻が到来したと判別する。
再生制御部11cは、再生スケジュールの時刻が到来したと判別した場合は(ステップS131;YES)、その再生スケジュール情報に含まれるコンテンツを識別する情報(コンテンツID)に基づいて再生対象のコンテンツ(ここでは「番組J」のコンテンツ)をコンテンツ記憶部12bから読み出し、コンテンツの再生を開始する(ステップS132)。これにより、同じ再生スケジュール情報に基づいてコンテンツの再生予約を行った(再生予約情報を記録した)各コンテンツ再生端末10は、同一コンテンツを一斉に再生する。
その後、再生制御部11cは、再生中のコンテンツについて、所定のタイミングまたはコンテンツの属性情報により表される番組時間等に基づいて、再生中のコンテンツの再生が終了したか否かを判別し(ステップS133)、コンテンツの再生が終了したと判別されるまで(ステップS133;YES)、コンテンツを再生し続ける。なお、再生制御部11cは、ユーザによるコンテンツの再生を停止する操作が行われた場合もコンテンツの再生が終了したと判別する。以上により、再生制御処理は終了する。
以上、説明したように、本実施形態に係るコンテンツ再生システム1によれば、サーバ装置20は、複数の番組から構成される番組表に基づいて、放送後のコンテンツを再生する再生スケジュールを求め、各コンテンツ再生端末10から受け取るコンテンツの属性情報に基づいて、そのコンテンツに対応する再生スケジュール情報を提供できる。一方、各コンテンツ再生端末10は、自身の端末に記録されたコンテンツに対応する再生スケジュール情報をサーバ装置20から取得し、取得した再生スケジュール情報に基づいてコンテンツの再生予約ができる。これにより、比較的に簡単な作業により複数のユーザが同一コンテンツを同時に視聴でき、各ユーザは、同じコンテンツを再生しているという共通の意識を持つことができる。
コンテンツ再生端末10は、サーバ装置20から取得した再生スケジュール情報を放送番組情報に追加することにより、ユーザは、録画したコンテンツに対応する再生スケジュールを番組表内で確認でき、これにより、録画したコンテンツを再生しないまま死蔵させてしまうことを防ぐことができる。
なお、コンテンツ再生端末10は、録画した全てのコンテンツに対応する再生スケジュール情報を取得する他、ユーザの操作に基づいて選択されたコンテンツに対応する再生スケジュール情報をサーバ装置20から取得しても良い。この場合の一例を以下に説明する。
例えば、図6に示したコンテンツ記憶部12bに記録されたコンテンツの中から、「番組J」のコンテンツがユーザによって選択された場合、再生スケジュール情報取得部11aは、このコンテンツの属性情報をサーバ装置20に送信する。
サーバ装置20の再生スケジュール情報提供部21cは、コンテンツ再生端末10から受信したコンテンツの属性情報に基づいて、図4に示す再生スケジュール情報の中から、タイトルが「番組J」で、再生スケジュールが「11月14日23:00」、「11月15日23:00」である2つの再生スケジュール情報を再生スケジュール情報記憶部22cから読み出し、これらを要求元のコンテンツ再生端末10に送信する。
コンテンツ再生端末10の再生スケジュール情報取得部11aは、サーバ装置20から取得した再生スケジュール情報を、図15に示すように、表示部15に表示する。ユーザは、選択したコンテンツの再生スケジュールの候補を確認し、その候補の中から再生スケジュールを選択する操作を行う。この操作に基づいて、再生予約設定部11bはコンテンツの再生予約を行う。例えば、ユーザが表示部15に表示された候補の中から「11月14日23:00」の再生スケジュールを選択した場合、再生予約設定部11bは、選択された再生スケジュールを表す再生スケジュール情報を再生予約情報とし、これを再生予約情報記憶部12dに記録する。これによりコンテンツの再生予約が設定される。また、再生予約設定部11bは、選択された再生スケジュール情報を放送番組情報記憶部12cに追加する。その後、ユーザは、選択した再生スケジュールを含む時間帯の放送番組情報を読み出す操作を行うと、表示部15には、その時間帯の番組表と、ユーザによって選択されたコンテンツの再生スケジュール情報が表示され、ユーザは、自身が選択したコンテンツに対応する再生スケジュールを確認できる。以上のようにして、コンテンツ再生端末10は、ユーザが選択したコンテンツに対応する再生スケジュール情報をサーバ装置20から取得し、取得した再生スケジュール情報に基づいて、選択したコンテンツの再生予約を行っても良い。
また、コンテンツ再生端末10は、ユーザの操作に基づいて、放送番組情報記憶部12cに記録された放送番組情報から再生対象のコンテンツを選択し、選択されたコンテンツに対応する再生スケジュール情報をサーバ装置20から取得しても良い。この場合も、再生スケジュール情報取得部11aは、選択されたコンテンツの属性情報をサーバ装置20に送信し、サーバ装置20から再生スケジュールの候補を取得する。一方、サーバ装置20の再生スケジュール情報提供部21cは、コンテンツ再生端末10から受け取ったコンテンツの属性情報により表されるコンテンツの放送時刻に基づいて、ユーザによって選択されたコンテンツが放送前のものか放送後のものかを判別する。再生スケジュール情報提供部21cは、選択されたコンテンツが放送前であると判別した場合には、放送時刻以降の再生スケジュールを表す再生スケジュール情報をコンテンツ再生端末10に提供する。一方、再生スケジュール情報提供部21cは、選択されたコンテンツが放送後であると判別した場合には、現在時刻以降の再生スケジュールを表す再生スケジュール情報をコンテンツ再生端末10に提供する。
そして、コンテンツ再生端末10の再生スケジュール情報取得部11aは、サーバ装置20から取得した再生スケジュール情報を表示部15に表示する。再生予約設定部11bは、ユーザの操作に基づいて、表示部15に表示された再生スケジュール情報の中から選択された一の再生スケジュール情報に基づいて、コンテンツの再生予約及び録画予約を行う。これにより、選択されたコンテンツの放送時刻が到来したときに、そのコンテンツはコンテンツ記憶部12bに記録され、再生予約の時刻が到来したときに再生される。
また、コンテンツ再生端末10の再生スケジュール情報取得部11aは、コンテンツ記憶部12bまたは放送番組情報記憶部12cから1以上のコンテンツを同時再生対象のコンテンツとして選択する操作を受け付け、それぞれに対応する再生スケジュール情報をサーバ装置20から一括で取得するようにしても良い。
また、上記実施形態では、サーバ装置20の関連番組特定部21aは、異なる地域の放送番組情報を基に、タイトルが一致し、地域及び放送時刻が一致しないコンテンツを関連番組のコンテンツとして特定したが、他の態様によって関連番組のコンテンツを特定しても良い。
例えば、関連番組特定部21aは、毎週、平日等、周期的に連続するコンテンツを関連番組のコンテンツとして特定しても良い。具体的には、図16に示すように、関連番組特定部21aは、コンテンツの属性情報に含まれるタイトル、ジャンル、放送時刻等に基づいて連続番組を特定し、この連続番組を関連番組のコンテンツとして特定できる。再生スケジュール決定部21bは、上記実施形態と同様にして、例えば、図17(a)に示すように、最も先に放送されるコンテンツ以外のコンテンツの放送時刻に基づいて再生スケジュールを求める。この再生スケジュールに基づいてコンテンツの再生予約を行った各コンテンツ再生端末10は、連続番組のコンテンツが放送局BSから放送される時に、前回放送された番組コンテンツを同時に再生できる。なお、再生スケジュールは、図17(b)に示すように、最も先に放送されるコンテンツ以外のコンテンツの放送時刻が到来する直前の時刻に基づいて求めても良い。これにより、この再生スケジュールに基づいてコンテンツの再生予約を行った各コンテンツ再生端末10は、連続番組のコンテンツが放送局BSから放送される前(例えば1時間前)に、前回放送された番組コンテンツを同時に再生できる。
また、サーバ装置20の関連番組特定部21aは、ジャンルが一致するコンテンツを関連番組のコンテンツとして特定し、再生スケジュール決定部21bは、この関連番組のコンテンツの放送時刻に基づいて再生スケジュールを求めても良い。この再生スケジュールに基づいてコンテンツの再生予約を行った各コンテンツ再生端末10は、ジャンルが互いに一致するコンテンツを同時に再生できる。
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態について図面を参照して説明する。なお、第1の実施形態において説明した構成及び処理と同一のものについては説明を省略する。第2の実施形態に係るコンテンツ再生システム1は、複数のコンテンツ再生端末10がそれぞれ同一のコンテンツを同時に再生する際に、サーバ装置20によって設定される接続先を介して、各ユーザの間でコメントを共有できるコメント共有サービスを提供する。
サーバ装置20は、図18に示すように、第1の実施形態で説明した構成に加えて、制御部21に接続先設定部21d、コメント処理部21eを備え、記憶部22にコメント記憶部22dを備える。
接続先設定部21d及びコメント処理部21eは、制御部21がプログラム記憶部22aに記録されたプログラムを実行することにより機能し、後述の処理を行う。
コメント記憶部22dは、接続先設定部21dにより設定される接続先、および接続先へのコメントデータ等を記憶する。接続先には各コンテンツ再生端末10から送信されるコメントが順次記録される。コメント記憶部22dに記録されたコメントは、例えばhtml(Hyper Text Markup Language)形式の情報として、その一覧が各コンテンツ再生端末10に提供される。コメントは、例えば図19に示すように、コメント情報、投稿時刻情報、ユーザ識別情報から構成される。コメント情報はコメントの文字列(テキスト)である。投稿時刻情報は、コメントが投稿された時刻を表す情報である。ユーザ識別情報は、コメントを投稿したユーザを識別する情報である。ユーザ識別情報には、例えば、コンテンツ再生システム1を利用する際に事前に登録されたユーザID、コンテンツ再生端末10を識別する端末ID等がある。
また、再生スケジュール情報記憶部22cに記録された再生スケジュール情報は、図20に示すように、接続先情報を有する。接続先情報は、接続先設定部21dにより設定される接続先を表す情報であり、例えばURL(Uniform Resource Locator)等である。
一方、コンテンツ再生端末10は、図21に示すように、第1の実施形態で説明した構成に加えて、制御部11に通信制御部11dを備える。通信制御部11dは、制御部11がプログラム記憶部12aに記録されたプログラムを実行することにより機能し、後述の処理を行う。
また、再生スケジュール情報取得部11aは、サーバ装置20から接続先情報を有する再生スケジュール情報を取得し、これを放送番組情報記憶部12cに記録する。
次に、上記構成を有するコンテンツ再生システム1の動作を説明する。
サーバ装置20は、再生スケジュール情報記録処理、再生スケジュール情報提供処理、及びコメント共有処理を行う。
再生スケジュール情報記録処理では、再生スケジュール決定部21bは、第1の実施形態と同様、関連番組特定部21aが特定した関連番組のコンテンツの放送時刻を基に、放送後のコンテンツを再生する再生スケジュールを求める。また、接続先設定部21dは、再生スケジュール決定部21bにより求められた再生スケジュールに対応する接続先をコメント記憶部22d内に設定する。また、接続先設定部21dは、設定された接続先の記憶場所を表す接続先情報を生成する。接続先情報は、例えば、サーバ装置20の記憶場所を表すドメインURLと、コンテンツのタイトルと、再生スケジュールとを組み合わせた文字列をURL変換(URLエンコード)することにより生成される。再生スケジュール決定部21bは、再生スケジュールと、接続先設定部21dにより生成された接続先情報とを表す再生スケジュール情報を生成し、これを図20に示すように、再生スケジュール情報記憶部22cに記録する。
再生スケジュール情報提供処理では、再生スケジュール情報提供部21cは、第1の実施形態と同様、コンテンツ再生端末10から受け取ったコンテンツの属性情報に対応する再生スケジュール情報をコンテンツ再生端末10に送信する。これにより、コンテンツ再生端末10の再生スケジュール情報取得部11aは、接続先情報を有する再生スケジュール情報を取得する。
次に、コメント共有処理について、図22を参照して説明する。コメント処理部21eは、再生スケジュール情報記憶部22cに記録された再生スケジュール情報に基づいて、再生スケジュールの時刻が到来したか否かを、現在日時を基に判別する(ステップS241)。例えば、「11月14日23:00」の再生スケジュールを表す再生スケジュール情報が記録されていた場合、コメント処理部21eは、この時刻に再生スケジュールが到来したと判別する(ステップS241;YES)。このとき、コメント処理部21eは、再生スケジュール情報に対応する接続先へのコメントの投稿(記録)を許可し(ステップS242)、コメントの投稿及び閲覧を可能とさせる。
その後、コメント処理部21eは、コメントの投稿が許可された接続先に接続する各コンテンツ再生端末10からコメントが投稿されたと判別した場合(ステップS243;YES)、投稿されたコメントを接続先に順次記録し、記録されたコメントの一覧を各コンテンツ再生端末10に提供する(ステップS244)。
そして、コメント処理部21eは、再生スケジュール情報に含まれる放送時間(番組時間)に基づいて、コンテンツの再生が終了したと判別するまでコメントの受け付け及びコメントの一覧の提供を行い(ステップS245;NO)、コンテンツの再生が終了した場合(ステップS245;YES)、コメント共有処理を終了する。つまり、この場合に、同時再生したコンテンツのコメント共有サービスの提供が終了する。
一方、コンテンツ再生端末10は、再生スケジュール情報取得処理、再生予約設定処理、及び再生制御処理を行う。
再生スケジュール情報取得処理及び再生予約設定処理は、第1の実施形態と同様にして行う。なお、再生スケジュール情報取得処理において、再生スケジュール情報取得部11aがサーバ装置20から取得する再生スケジュール情報には接続先情報が含まれる。
再生制御処理では、第1の実施形態と同様にコンテンツの再生制御を行う他、サーバ装置20により設定された接続先に接続する制御を行う。以下、再生制御処理について、図23を参照して説明する。
再生制御部11cによって、再生スケジュールの時刻が到来したと判別された場合(ステップS141;YES)、通信制御部11dは、その再生スケジュールを表す再生予約情報(再生スケジュール情報)に含まれる接続先情報(URL)を指定する。これにより、通信制御部11dは、サーバ装置20により設定された接続先に接続する(ステップS142)。例えば、再生スケジュールが「11月14日23:00」であった場合、通信制御部11dは、この時刻の到来に従って、再生予約情報に含まれる接続先情報を指定し、サーバ装置20により設定された接続先に接続する。
このとき再生制御部11cは、例えば、図24(a)に示すように、再生対象のコンテンツが表示されるコンテンツ再生表示領域、コンテンツ再生端末10のユーザによって投稿されるコメントを入力するコメント入力領域、各コンテンツ再生端末10のユーザによって投稿されたコメントの一覧を表示するコメント表示領域等を有する画面(コメント共有画面)を表示部15に表示する(ステップS143)。表示部15の画面には、サーバ装置20から提供される情報に基づいて、共通の接続先に接続している参加人数を表す参加人数情報が表示される。なお、コンテンツ再生表示領域とコメント表示領域とは、図24(b)に示すように、重複する態様としても良い。
通信制御部11dは、ユーザが操作部14を介してコメントを投稿する操作を行うと(ステップS145;YES)、表示部15に表示されたコメント入力領域に入力されたコメント情報と、投稿時刻情報と、ユーザ識別情報とを含むコメントを接続先に送信する(ステップS146)。また、通信制御部11dは、接続先にコメント情報が記録されるたびにサーバ装置20から送信されるコメントの一覧を受け取り、これを表示部15に表示されたコメント表示領域に表示する。
その後、コンテンツの再生が終了した場合に(ステップS147;YES)、通信制御部11dは、サーバ装置20との通信を終了して、サーバ装置20が提供するコメント共有サービスの利用を終了する。以上により、再生制御処理は終了する。
以上、説明したように、本実施形態に係るコンテンツ再生システム1によれば、再生スケジュール情報に基づいて複数のコンテンツ再生端末10がそれぞれ同一のコンテンツを同時に再生する際に、サーバ装置20により設定された接続先を介して、各ユーザの間でコメントを共有できる。これにより、コンテンツが放送される放送時刻以外で、複数のユーザの間で同一コンテンツを視聴しながら、リアルタイム感覚でコメントを共有でき、コンテンツ再生の楽しみが広がる。
また、本実施形態では、サーバ装置20内にコンテンツ再生端末10からのコメントを記憶する接続先を設定したが、これをサーバ装置20外に設定しても良い。
また、サーバ装置20において設定される接続先を表す接続先情報(URL)は、所定のルールに従って、コンテンツ再生端末10において生成されても良い。例えば、再生予約設定部11bは、ネットワークN上のサーバ装置20の記憶場所を表すドメインURLと、再生予約情報(再生スケジュール情報)に含まれるコンテンツのタイトルと、コンテンツの再生スケジュールの時刻とを組み合わせた文字列をURL変換(URLエンコード)することにより接続先情報を生成し、サーバ装置20から取得した再生スケジュール情報に付加しても良い。この場合、サーバ装置20の接続先設定部21dは、接続先情報を生成しなくても良い。
また、コンテンツ再生端末10が接続先を利用できる期間については、サーバ装置20において適宜に設定できる。例えば、再生スケジュールの時刻が到来する10分前から接続先への接続を許可することや、コンテンツの再生が終了した後、3日後に接続先への接続を拒否する等、適宜に設定でき、これを基に、サーバ装置20のコメント処理部21eは、接続先への接続の可否を判別しても良い。
なお、本発明に係るコンテンツ再生端末10及びサーバ装置20は、それぞれ、通常のコンピュータにより実現できる。この場合、上記の実施形態で説明した、プログラムは、コンピュータにより実行される。また、コンピュータは、プログラムに従って、それぞれ、上記の実施形態で説明した動作を行う。また、プログラムは、持ち運び可能な記録媒体等に記録されたものでもよい。持ち運び可能な記録媒体には、例えば、CD−ROM、DVD−ROM、BD−ROM等がある。また、プログラムは、持ち運び可能な記録媒体から各種読取装置を介して、コンテンツ再生端末10及びサーバ装置20にそれぞれインストールされたものでも良い。さらに、プログラムは、インターネット等を介して、コンテンツ再生端末10及びサーバ装置20にそれぞれダウンロード及びインストールされたものでもよい。また、プログラムは、コンテンツ再生端末10、サーバ装置20と通信可能なサーバ等の記憶装置に格納されたものでも良い。
その他、本発明は、上記実施形態の説明及び図面によって限定されるものではなく、上記実施形態及び図面に適宜変更等を加えることは可能である。
1 コンテンツ再生システム
10 コンテンツ再生端末
11 制御部
11a 再生スケジュール情報取得部
11b 再生予約設定部
11c 再生制御部
11d 通信制御部
12 記憶部
12a プログラム記憶部
12b コンテンツ記憶部
12c 放送番組情報記憶部
12d 再生予約情報記憶部
13 放送受信部
14 操作部
15 表示部
16 サーバ通信部
20 サーバ装置
21 制御部
21a 関連番組特定部
21b 再生スケジュール決定部
21c 再生スケジュール情報提供部
21d 接続先設定部
21e コメント処理部
22 記憶部
22a プログラム記憶部
22b 放送番組情報記憶部
22c 再生スケジュール情報記憶部
22d コメント記憶部
23 通信部
BS 放送局
N ネットワーク

Claims (17)

  1. 複数の番組から構成される番組表に基づいて、予め定められた関係を有する関連番組を特定する関連番組特定部と、
    前記関連番組特定部により特定された前記関連番組のうち、一の番組のコンテンツを放送後に再生する予定時刻を、前記関連番組のうちの他の番組の放送時刻を基に求める再生スケジュール決定部と、
    コンテンツ再生端末から受け取る、前記一の番組のコンテンツを特定するコンテンツ情報に基づいて、前記再生スケジュール決定部により求められた前記予定時刻を表す再生スケジュール情報を前記コンテンツ再生端末に提供する再生スケジュール情報提供部と、を備える、
    ことを特徴とするサーバ装置。
  2. 前記再生スケジュール決定部により求められた前記予定時刻に、前記一の番組のコンテンツを再生する前記コンテンツ再生端末がコメントを共有するための接続先を設定する接続先設定部を備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載のサーバ装置。
  3. 前記再生スケジュール決定部により求められた前記予定時刻に、前記一の番組のコンテンツを再生する各コンテンツ再生端末からコメントを受け取り、受け取った前記コメントを前記接続先設定部により設定された前記接続先に記録し、前記接続先に記録された前記コメントを、前記接続先に接続された各コンテンツ再生端末に提供するコメント処理部、を備える、
    ことを特徴とする請求項2に記載のサーバ装置。
  4. 前記コンテンツ情報には、前記コンテンツの放送時刻を表す放送時刻情報が含まれ、
    前記再生スケジュール情報提供部は、前記放送時刻情報により表される前記コンテンツの放送時刻と、前記再生スケジュール情報により表される前記コンテンツを再生する予定時刻とを基に、前記再生スケジュール情報を前記コンテンツ再生端末に提供する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のサーバ装置。
  5. 前記再生スケジュール情報提供部は、前記放送時刻情報により表される前記コンテンツの放送時刻を基に、前記コンテンツが放送前か放送後かを判別し、放送前であると判別した場合に前記放送時刻以降の前記予定時刻を表す前記再生スケジュール情報を前記コンテンツ再生端末に提供し、放送後であると判別した場合に現在時刻以降の前記予定時刻を表す前記再生スケジュール情報を前記コンテンツ再生端末に提供する、
    ことを特徴とする請求項4に記載のサーバ装置。
  6. 前記予め定められた関係は、内容が同一で放送時刻の異なる関係であり、
    前記関連番組特定部は、異なる地域の放送番組情報を基に、内容が同一で放送時刻の異なる複数の番組を前記関連番組として特定する、
    ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載のサーバ装置。
  7. 前記予め定められた関係は、周期的に放送される番組であり、
    前記関連番組特定部は、前記放送番組情報を基に、前記周期的に放送される番組を前記関連番組として特定する、
    ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載のサーバ装置。
  8. 番組には属性情報が付与されており、前記予め定められた関係は、属性情報が一致する番組であり、
    前記関連番組特定部は、前記放送番組情報を基に、前記属性情報が一致する番組を前記関連番組として特定する、
    ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載のサーバ装置。
  9. 端末間で同時に再生する放送後の番組のコンテンツ及び前記コンテンツを再生する予定時刻を表す再生スケジュール情報が記録されたサーバ装置に、前記コンテンツを特定するコンテンツ情報を送信し、前記コンテンツに対応する前記再生スケジュール情報を前記サーバ装置から取得する再生スケジュール情報取得部と、
    前記再生スケジュール情報取得部が取得した前記再生スケジュール情報により表される前記コンテンツを再生する予定時刻に基づいて、前記コンテンツを再生予約する再生予約設定部と、
    前記再生予約設定部により再生予約された前記コンテンツを前記予定時刻に基づいて再生する再生制御部と、を備える、
    ことを特徴とするコンテンツ再生端末。
  10. 前記再生制御部により再生される前記予定時刻に基づいて、他の端末との間でコメントを共有するための接続先に接続する通信制御部を備える、
    ことを特徴とする請求項9に記載のコンテンツ再生端末。
  11. 前記コンテンツを記憶するコンテンツ記憶部と、
    複数の番組から構成される番組表を表す放送番組情報を記憶する放送番組情報記憶部と、を備え、
    前記再生スケジュール情報取得部は、前記コンテンツ記憶部に記録された前記コンテンツを特定するコンテンツ情報を、予め設定されたタイミングで前記サーバ装置に送信し、前記サーバ装置から取得した前記コンテンツに対応する前記再生スケジュール情報を前記放送番組情報に追加し、
    前記再生予約設定部は、前記放送番組情報に追加された前記再生スケジュール情報の中から選択された再生スケジュール情報により表される前記コンテンツを再生する予定時刻に基づいて前記コンテンツを再生予約する、
    ことを特徴とする請求項9または10に記載のコンテンツ再生端末。
  12. 前記コンテンツを記憶するコンテンツ記憶部と、
    複数の番組から構成される番組表を表す放送番組情報を記憶する放送番組情報記憶部と、を備え、
    前記再生スケジュール情報取得部は、前記コンテンツ記憶部に記録された前記コンテンツから選択された一のコンテンツを特定するコンテンツ情報を前記サーバ装置に送信し、前記サーバ装置から取得した前記一のコンテンツに対応する前記再生スケジュール情報を前記放送番組情報に追加し、
    前記再生予約設定部は、前記放送番組情報に追加された前記再生スケジュール情報から前記一のコンテンツの再生予約を行う再生スケジュール情報を選択し、選択された前記再生スケジュール情報により表される前記予定時刻に基づいて前記一のコンテンツを再生予約する、
    ことを特徴とする請求項9または10に記載のコンテンツ再生端末。
  13. 前記再生スケジュール情報取得部は、前記放送番組情報記憶部に記録された前記放送番組情報から選択された一のコンテンツを特定するコンテンツ情報を前記サーバ装置に送信し、前記サーバ装置から取得した前記一のコンテンツに対応する前記再生スケジュール情報を前記放送番組情報に追加し、
    前記再生予約設定部は、前記放送番組情報に追加された前記再生スケジュール情報から前記一のコンテンツの再生予約を行う再生スケジュール情報を選択し、選択された前記再生スケジュール情報により表される前記予定時刻に基づいて前記一のコンテンツを再生予約するとともに、前記コンテンツの録画予約を行う、
    ことを特徴とする請求項12に記載のコンテンツ再生端末。
  14. コンテンツを再生するコンテンツ再生端末と、前記コンテンツ再生端末と通信を行うサーバ装置とを備えたコンテンツ再生システムであって、
    前記サーバ装置は、
    複数の番組から構成される番組表に基づいて、予め定められた関係を有する関連番組を特定する関連番組特定部と、
    前記関連番組特定部により特定された前記関連番組のうち、一の番組のコンテンツを放送後に再生する予定時刻を、前記関連番組のうちの他の番組の放送時刻を基に求める再生スケジュール決定部と、
    前記コンテンツ再生端末から受け取る、前記一の番組のコンテンツを特定するコンテンツ情報に基づいて、前記再生スケジュール決定部により求められた前記予定時刻を表す再生スケジュール情報を前記コンテンツ再生端末に提供する再生スケジュール情報提供部と、を備え、
    前記コンテンツ再生端末は、
    前記サーバ装置に前記コンテンツを特定するコンテンツ情報を送信し、前記コンテンツに対応する前記再生スケジュール情報を前記サーバ装置から取得する再生スケジュール情報取得部と、
    前記再生スケジュール情報取得部が取得した前記再生スケジュール情報により表される前記コンテンツを再生する予定時刻に基づいて、前記コンテンツを再生予約する再生予約設定部と、
    前記再生予約設定部により再生予約された前記コンテンツを前記予定時刻に基づいて再生する再生制御部と、を備える、
    ことを特徴とするコンテンツ再生システム。
  15. コンテンツを再生するコンテンツ再生端末と、前記コンテンツ再生端末と通信を行うサーバ装置とを用いたコンテンツ再生方法であって、
    前記サーバ装置が、複数の番組から構成される番組表に基づいて、予め定められた関係を有する関連番組を特定する関連番組特定ステップと、
    前記サーバ装置が、前記関連番組特定ステップで特定された前記関連番組のうち、一の番組のコンテンツを放送後に再生する予定時刻を、前記関連番組のうちの他の番組の放送時刻を基に求める再生スケジュール決定ステップと、
    前記サーバ装置が、前記コンテンツ再生端末から受け取る、前記一の番組のコンテンツを特定するコンテンツ情報に基づいて、前記再生スケジュール決定ステップで求められた前記予定時刻を表す再生スケジュール情報を前記コンテンツ再生端末に提供する再生スケジュール情報提供ステップと、
    前記コンテンツ再生端末が、前記サーバ装置に前記コンテンツを特定するコンテンツ情報を送信し、前記コンテンツに対応する前記再生スケジュール情報を前記サーバ装置から取得する再生スケジュール情報取得ステップと、
    前記コンテンツ再生端末が、前記再生スケジュール情報取得ステップで取得した前記再生スケジュール情報により表される前記コンテンツを再生する予定時刻に基づいて、前記コンテンツを再生予約する再生予約設定ステップと、
    前記コンテンツ再生端末が、前記再生予約設定ステップで再生予約された前記コンテンツを前記予定時刻に基づいて再生する再生制御ステップと、を有する、
    ことを特徴とするコンテンツ再生方法。
  16. コンピュータを、
    複数の番組から構成される番組表に基づいて、予め定められた関係を有する関連番組を特定する関連番組特定部、
    前記関連番組特定部により特定された前記関連番組のうち、一の番組のコンテンツを放送後に再生する予定時刻を、前記関連番組のうちの他の番組の放送時刻を基に求める再生スケジュール決定部、
    コンテンツ再生端末から受け取る、前記一の番組のコンテンツを特定するコンテンツ情報に基づいて、前記再生スケジュール決定部により求められた前記予定時刻を表す再生スケジュール情報を前記コンテンツ再生端末に提供する再生スケジュール情報提供部、として機能させる、
    ことを特徴とするプログラム。
  17. コンピュータを、
    端末間で同時に再生する放送後の番組のコンテンツ及び前記コンテンツを再生する予定時刻を表す再生スケジュール情報が記録されたサーバ装置に、前記コンテンツを特定するコンテンツ情報を送信し、前記コンテンツに対応する前記再生スケジュール情報を前記サーバ装置から取得する再生スケジュール情報取得部、
    前記再生スケジュール情報取得部が取得した前記再生スケジュール情報により表される前記コンテンツを再生する予定時刻に基づいて、前記コンテンツを再生予約する再生予約設定部、
    前記再生予約設定部により再生予約された前記コンテンツを前記予定時刻に基づいて再生する再生制御部、として機能させる、
    ことを特徴とするプログラム。
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