JP2013207704A - オーディオ信号再生装置 - Google Patents

オーディオ信号再生装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013207704A
JP2013207704A JP2012077170A JP2012077170A JP2013207704A JP 2013207704 A JP2013207704 A JP 2013207704A JP 2012077170 A JP2012077170 A JP 2012077170A JP 2012077170 A JP2012077170 A JP 2012077170A JP 2013207704 A JP2013207704 A JP 2013207704A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gain
harmonic
audio signal
signal
band
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012077170A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Yamazaki
貴司 山崎
Masaru Kimura
勝 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2012077170A priority Critical patent/JP2013207704A/ja
Publication of JP2013207704A publication Critical patent/JP2013207704A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)

Abstract

【課題】スピーカ出力音の歪みを抑制し、且つ低音感を維持した音を再生するオーディオ信号再生装置を提供する。
【解決手段】入力されたオーディオ信号を帯域毎に帯域別ゲインを用いてゲイン調整を行う帯域別ゲイン調整部3と、オーディオ信号から低音成分信号の高調波成分信号を取得する高調波生成部1と、高調波生成部1が取得した高調波成分信号に高調波ゲインを乗算し、ゲイン調整を行う乗算器2と、オーディオ信号の再生音量に応じて、帯域別ゲインおよび高調波ゲインの値を算出するゲイン制御部7とを備えた。
【選択図】図1

Description

この発明は、オーディオ信号の再生技術に関し、特に低音成分の再生品質を向上させるオーディオ信号再生装置に関するものである。
オーディオ信号再生装置において、再生音量を上げていくと、スピーカの再生限界を超えてスピーカの出力音が歪みやすくなり、再生音質が劣化する場合がある。
オーディオ信号再生装置の音量上昇時におけるスピーカの出力音の歪みを軽減する技術として、例えば特許文献1には、再生装置の設定音量に応じて入力信号の低音成分および高音成分のゲインをコントロールする音声出力制御装置が開示されている。
特許文献1に開示された音声出力制御装置は、入力信号の低音成分と高音成分の音圧を調整するゲイン調整部と、オーディオ信号再生装置の設定音量を判定し、判定結果に応じて上記ゲイン調整部のゲイン設定値を変更するゲイン制御部から構成されている。これより、オーディオ信号再生装置で設定した音量ではスピーカの再生限界を超えてしまい、スピーカの出力音が歪むと判断した場合には、上記ゲイン調整部において入力信号の低音成分と高音成分を抑制するようなゲインを設定し、スピーカの出力音を歪みにくくしている。
特開平11−27069号公報
しかしながら、上述した特許文献1に開示された技術では、音量が上がるにつれ、低音成分の音圧が抑制されるため、スピーカ出力音が歪みにくくなるが、その一方で低音感が減った印象をユーザに与えるという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、スピーカ出力音の歪みを抑制し、且つ低音感を維持した音を再生するオーディオ信号再生装置を提供することを目的とする。
この発明に係るオーディオ信号再生装置は、入力されたオーディオ信号を帯域毎に帯域別ゲインを用いてゲイン調整を行う帯域別ゲイン調整部と、オーディオ信号から低音成分信号の高調波成分信号を取得する高調波取得部と、高調波取得部が取得した高調波成分信号に高調波ゲインを乗算し、ゲイン調整を行う乗算器と、オーディオ信号の再生音量に応じて、帯域別ゲインおよび高調波ゲインの値を算出するゲイン制御部とを備えるものである。
この発明によれば、再生音量が大きい場合に、出力信号の低音成分を抑制してスピーカの歪みを軽減すると共に、低音成分を擬似的に再生して低音感を維持することができる。
実施の形態1によるオーディオ信号再生装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態1によるオーディオ信号再生装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態1によるオーディオ信号再生装置の出力信号の音圧特性を示す図である。 実施の形態2によるオーディオ信号再生装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態2によるオーディオ信号再生装置の動作を示すフローチャートである。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるオーディオ信号再生装置の構成を示すブロック図である。
オーディオ信号再生装置100は、入力信号であるオーディオ信号からその入力信号に含まれる低音成分信号の高調波成分信号を生成する高調波生成部(高調波取得部)1、高調波生成部1より生成された高調波成分信号のゲイン調整を行う乗算器2、入力信号を帯域ごとにゲイン調整して帯域別ゲイン調整信号を生成する帯域別ゲイン調整部3、乗算器2でゲイン調整された高調波成分信号と帯域別ゲイン調整部3より出力された帯域別ゲイン調整信号を加算し、効果付与信号を生成する加算器4、効果付与信号のゲイン調整を行う乗算器5、再生装置の設定音量を表す音量情報を取得する音量情報取得部6、音量情報に応じて、乗算器2および帯域別ゲイン調整部3でゲイン調整するゲインを算出するゲイン制御部7と、乗算器5で乗算するゲインを算出する音量制御部8から構成される。
次に、オーディオ信号再生装置100の動作について説明する。
図2は、この発明の実施の形態1によるオーディオ信号再生装置の動作を示すフローチャートである。
高調波生成部1は、入力信号であるオーディオ信号からその入力信号に含まれる低音成分信号の高調波成分信号を生成し、乗算器2に出力する(ステップST1)。高調波生成部1の高調波成分信号の生成方法としては、入力信号よりスピーカ(不図示)の最低共振周波数以下の低音成分信号を抽出し、その高調波成分をピークホールド、全波整流、半波整流などの波形変形や、低音成分信号のn回乗算(nは整数)、分周などで生成し、奇数次高調波成分および偶数次高調波成分の両方を生成するものであればよい。また、入力信号にスピーカの最低共振周波数以下の低音成分の高調波成分が含まれている場合には、その高調波成分を抽出して高調波成分信号とする方法を用いてもよい。
乗算器2は、ステップST1において、高調波生成部1より出力された高調波成分信号にゲイン制御部7より出力された高調波ゲインを乗算し、加算器4へ出力する(ステップST2)。帯域別ゲイン調整部3は、入力信号をゲイン制御部7から出力される帯域別ゲインでゲイン調整し、その結果生成される帯域別ゲイン調整信号を加算器4へ出力する(ステップST3)。ここで、帯域別ゲイン調整は、おもに音量が上がった際に、スピーカ出力音の歪みを軽減させるための処理で、その方法は、ローパスフィルタ、ハイパスフィルタ、バンドパスフィルタで帯域分割後にそれぞれの帯域ごとにゲイン調整するものや、シェルビングフィルタを用いて低音成分や高音成分の音圧を抑制するものである。
加算器4は、ステップST2で出力されたゲイン調整した高調波成分信号とステップST3で出力された帯域別ゲイン調整信号を加算して効果付与信号を生成し、乗算器5へ出力する(ステップST4)。乗算器5は、ステップST4で出力された効果付与信号を、音量制御部8から出力された音量ゲインでゲイン調整し、その調整結果を出力信号として出力し(ステップST5)、処理を終了する。
なお、図2のフローチャートに示した動作とは別に、音量情報取得部6、ゲイン制御部7および音量制御部8は以下の動作を行っている。
音量情報取得部6は、あらかじめ設定された間隔で、オーディオ信号再生装置100で設定される音量情報を取得し、ゲイン制御部7および音量制御部8へ出力する。ゲイン制御部7は、音量情報取得部6から出力された音量情報に基づいて、乗算器2でゲイン調整する高調波成分信号の高調波ゲインを算出すると共に、帯域別ゲイン調整部3でゲイン調整する帯域別ゲインを算出する。帯域別ゲインは、おもに、オーディオ信号再生装置100の音量が大きくなった際にスピーカ出力音の歪みを軽減させるもので、例えばスピーカの最低共振周波数以下の低音成分信号の音圧を抑制する。また、高調波ゲインは、高調波成分信号の付加強度を変更するもので、帯域別ゲインで低音成分信号の音圧を抑制した分をその高調波成分信号で補う。音量制御部8は、音量情報取得部6から出力された音量情報に基づいて、音量ゲインを算出する。
図3は、この発明の実施の形態1によるオーディオ信号再生装置の出力信号の音圧特性を示す図である。図3に示す音圧特性のイメージ図に基づいて、帯域別ゲインと高調波ゲインの設定イメージについて説明する。図3において、横軸は周波数[Hz]、縦軸は音圧[dB]を表す。
帯域別ゲインと高調波ゲインを設定する上で基準とする音量を基準音量とし、基準音量における帯域別ゲインおよび高調波ゲインはそれぞれ0dBであり、且つ、音圧特性はフラットであるとする。音量が基準音量より大きい場合は、帯域別ゲインを小さくして低音成分信号の音圧を抑制すると共に、高調波ゲインを大きくして低音成分信号の抑制分を高調波成分信号で補い、低音感を維持させるために、高調波成分信号の音圧を増幅させる。
一方、音量が基準音量より小さい場合には、人間の耳の特性として小音量ほど低音の感度が悪くなるため、帯域別ゲインを大きくする。この場合の高調波ゲインは−∞dBとする。
このように、ゲイン制御部7は、音量情報取得部6が取得した音量情報を参照し、設定された音量が基準音量である、基準音量より大きいか、あるいは基準音量より小さいかに応じて高調波ゲインおよび帯域別ゲインを算出する。そのため、乗算器2および帯域別ゲイン調整部3は、基準音量より大きいか、小さいかに応じて高調波成分信号へのゲインの乗算、または入力信号のゲイン調整を行うことができ、出力音の歪みおよび低音感の減少を抑制することができる。
以上のように、この実施の形態1によれば、音量情報に基づいて高調波ゲインと帯域別ゲインを算出するゲイン制御部7と、高調波成分信号に算出された高調波ゲインを乗算する乗算器2と、入力信号を算出された帯域別ゲインでゲイン調整する帯域別ゲイン調整部3とを備えるように構成したので、オーディオ信号再生装置100の音量が基準音量より大きい場合には、スピーカからの出力信号の低音成分が抑制されてスピーカの出力音の歪みを軽減することができる。また、低音成分の抑制分をその高調波成分で補うため、スピーカでの再生が困難な低音成分を擬似的に再生し、低音感を維持することができる。
実施の形態2.
図4は、この発明の実施の形態2によるオーディオ信号再生装置の構成を示すブロック図である。上述した実施の形態1では入力信号を高調波生成部1に入力する構成を示したが、この実施の形態2のオーディオ信号再生装置100´は、帯域別ゲイン調整部11内の帯域分割処理部12から出力される低音成分信号を高調波生成部15に入力する構成を有している。なお以下では、実施の形態1によるオーディオ信号再生装置100の構成要素と同一または相当する部分には、実施の形態1で使用した符号と同一の符号を付して説明を省略または簡略化する。
帯域別ゲイン調整部11は、入力信号であるオーディオ信号を高音成分信号と低音成分信号に帯域分割する帯域分割処理部12、低音成分信号のゲイン調整を行う乗算器(第1の乗算器)13、高音成分信号とゲイン調整した低音成分信号を加算して帯域別ゲイン調整信号を出力する加算器14より構成される。
高調波生成部15は、帯域分割処理部12から出力される低音成分信号の高調波成分信号を生成する。
ゲイン制御部7´は、音量情報取得部6が取得した音量情報に応じて、乗算器(第2の乗算器)2でゲイン調整する高音成分ゲインを算出し、乗算器13でゲイン調整する低音成分ゲインを算出する。低音成分ゲインは、音量が基準音量より大きく設定される場合に、スピーカの出力音の歪みが軽減するように低音成分信号のゲインを小さく設定し、低音成分信号の音圧を抑制する。高調波ゲインは、上述した実施の形態1と同様であり、高調波成分信号の付加強度を変更するもので、帯域別ゲインで低音成分信号の音圧を抑制した分をその高調波成分信号で補う。
次に、オーディオ信号再生装置100´の動作について説明する。
図5は、この発明の実施の形態2によるオーディオ信号再生装置の動作を示すフローチャートである。
帯域別ゲイン調整部11は、入力信号であるオーディオ信号を帯域分割処理部12に入力する(ステップST11)。帯域分割処理部12は、ステップST11で入力された入力信号を高音成分信号と低音成分信号に帯域分割し、高音成分信号を加算器14に出力し、低音成分信号を乗算器13および高調波生成部15に出力する(ステップST12)。ここで、帯域分割処理部12による帯域分割処理は、スピーカの最低共振周波数をカットオフ周波数として低音成分信号と高音成分信号に分割する。
乗算器13は、ステップST12で出力された低音成分信号を、ゲイン制御部7´から出力された低音成分ゲインでゲイン調整し、生成された低音成分信号を加算器14に出力する(ステップST13)。
加算器14は、ステップST12で出力された高音成分信号と、ステップST13で出力されたゲイン調整した低音成分信号を加算し、その加算結果である帯域別ゲイン調整信号を加算部4に出力する(ステップST14)。
高調波生成部15は、ステップST12で出力された低音成分信号の高調波成分信号を生成して乗算器2へ出力する(ステップST15)。高調波成分信号の生成方法としては、入力信号よりスピーカの最低共振周波数以下の低音成分信号を抽出し、その高調波成分をピークホールド、全波整流、半波整流などの波形変形や、低音成分信号のn回乗算(nは整数)、分周などで生成し、奇数次高調波成分および偶数次高調波成分の両方を生成するものであればよい。
乗算器2は、ステップST15において、高調波生成部15より出力された高調波成分信号にゲイン制御部7´より出力された高調波ゲインを乗算し、加算器4へ出力する(ステップST16)。加算器4は、ステップST14で出力された帯域別ゲイン調整信号と、ステップST16で生成された高調波成分信号を加算して効果付与信号を生成し、乗算器5へ出力する(ステップST17)。乗算器5は、ステップST17で出力された効果付与信号を、音量制御部8から出力された音量ゲインでゲイン調整し、その調整結果を出力信号として出力し(ステップST18)、処理を終了する。
また、実施の形態1と同様に、図2のフローチャートに示した動作とは別に、音量情報取得部6、ゲイン制御部7´および音量制御部8は以下の動作を行っている。
音量情報取得部6は、あらかじめ設定された間隔で、オーディオ信号再生装置100´で設定される音量情報を取得し、ゲイン制御部7´および音量制御部8へ出力する。ゲイン制御部7´は、音量情報取得部6から出力された音量情報に基づいて、乗算器2でゲイン調整する高調波成分信号の高調波ゲインを算出すると共に、乗算器13でゲイン調整する低音成分ゲインを算出する。音量制御部8は、音量情報取得部6から出力された音量情報に基づいて、音量ゲインを算出する。
このように、ゲイン制御部7´は、音量情報取得部6が取得した音量情報を参照し、設定された音量が基準音量である、基準音量より大きいか、あるいは基準音量より小さいかに応じて高調波ゲインおよび低音成分ゲインを算出する。そのため、乗算器2および乗算器13は、基準音量より大きいか、小さいかに応じて高調波成分信号へのゲインの乗算、または入力信号の低音成分信号のゲイン調整を行うことができ、出力音の歪みおよび低音間の減少を抑制することができる。
以上のように、この実施の形態2では、音量情報に基づいて高調波ゲインと低音成分ゲインを算出するゲイン制御部7´と、高調波生成部15で生成された高調波成分信号の高調波ゲインによるゲイン調整を行う乗算器2と、低音成分ゲインによる帯域別ゲイン調整信号の生成を行う帯域別ゲイン調整部11とを備えるように構成したので、オーディオ信号再生装置100´の音量が大きい場合には、出力信号の低音成分を抑制し、スピーカの出力音の歪みを軽減することができる。また、低音成分の抑制分をその高調波成分で補うため、スピーカでの再生が困難な低音成分を擬似的に再生し、低音感を維持することができる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1,15 高調波生成部、2,5,13 乗算器、3,11 帯域別ゲイン調整部、4,14 加算器、6 音量情報取得部、7,7´ ゲイン制御部、8 音量制御部、12 帯域分割処理部、100,100´ オーディオ信号再生装置。

Claims (6)

  1. 入力されたオーディオ信号を帯域毎に帯域別ゲインを用いてゲイン調整を行う帯域別ゲイン調整部と、
    前記オーディオ信号から低音成分信号の高調波成分信号を取得する高調波取得部と、
    前記高調波取得部が取得した高調波成分信号に高調波ゲインを乗算し、ゲイン調整を行う乗算器と、
    前記オーディオ信号の再生音量に応じて、前記帯域別ゲインおよび前記高調波ゲインの値を算出するゲイン制御部とを備えたオーディオ信号再生装置。
  2. 前記高調波取得部は、前記オーディオ信号再生時の最低共振周波数以下の低音成分信号を抽出し、抽出した低音成分信号の高調波成分信号を生成することを特徴とする請求項1記載のオーディオ信号再生装置。
  3. 前記高調波取得部は、前記オーディオ信号再生時の最低共振周波数以下の低音成分信号の高調波成分信号を抽出することを特徴とする請求項1記載のオーディオ信号再生装置。
  4. 前記ゲイン制御部は、前記オーディオ信号の再生音量があらかじめ設定した基準音量よりも大きい場合に、前記オーディオ信号の低音成分信号を抑制する前記帯域別ゲインの値を算出し、且つ前記帯域別ゲインより抑制される低音成分信号を補う高調波成分信号を増加させる前記高調波ゲインの値を算出することを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載のオーディオ信号再生装置。
  5. 入力されたオーディオ信号の再生時の最低共振周波数に基づいて、前記オーディオ信号を低音成分信号と高音成分信号とに分割する帯域分割処理部と、前記帯域分割処理部が分割した低音成分信号に低音成分ゲインを乗算し、ゲイン調整を行う第1の乗算器とを備えた帯域別ゲイン調整部と、
    前記帯域分割処理部が分割した低音成分信号から高調波成分信号を生成する高調波生成部と、
    前記高調波生成部が生成した高調波成分信号に高調波ゲインを乗算し、ゲイン調整を行う第2の乗算器と、
    前記オーディオ信号の再生音量に応じて、前記低音成分ゲインおよび前記高調波ゲインの値を算出するゲイン制御部とを備えたオーディオ信号再生装置。
  6. 前記ゲイン制御部は、前記オーディオ信号の再生音量があらかじめ設定した基準音量よりも大きい場合に、前記オーディオ信号の低音成分信号を抑制する前記低音成分ゲインの値を算出し、当該低音成分ゲインにより抑制される低音成分信号を補う高調波成分を増加させる前記高調波ゲインの値を算出することを特徴とする請求項5記載のオーディオ信号再生装置。
JP2012077170A 2012-03-29 2012-03-29 オーディオ信号再生装置 Pending JP2013207704A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012077170A JP2013207704A (ja) 2012-03-29 2012-03-29 オーディオ信号再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012077170A JP2013207704A (ja) 2012-03-29 2012-03-29 オーディオ信号再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013207704A true JP2013207704A (ja) 2013-10-07

Family

ID=49526356

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012077170A Pending JP2013207704A (ja) 2012-03-29 2012-03-29 オーディオ信号再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013207704A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009055079A (ja) * 2007-08-23 2009-03-12 Sony Corp 信号処理装置、信号処理方法、プログラム
JP2011114772A (ja) * 2009-11-30 2011-06-09 Mitsubishi Electric Corp オーディオ信号再生装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009055079A (ja) * 2007-08-23 2009-03-12 Sony Corp 信号処理装置、信号処理方法、プログラム
JP2011114772A (ja) * 2009-11-30 2011-06-09 Mitsubishi Electric Corp オーディオ信号再生装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10750278B2 (en) Adaptive bass processing system
US9729969B2 (en) System and method for bass enhancement
JP4747835B2 (ja) オーディオ再生の効果付加方法およびその装置
US11102577B2 (en) Stereo virtual bass enhancement
US11109155B2 (en) Bass enhancement
US9552826B2 (en) Frequency characteristic modification device
JP5340121B2 (ja) オーディオ信号再生装置
JP5046786B2 (ja) 擬似重低音生成装置
EP3603106B1 (en) Dynamically extending loudspeaker capabilities
JP4368917B2 (ja) 音響再生装置
JP2013207704A (ja) オーディオ信号再生装置
US20230217166A1 (en) Bass enhancement for loudspeakers
JP6155132B2 (ja) 低域補完装置および低域補完方法
JP5375861B2 (ja) オーディオ再生の効果付加方法およびその装置
JP5715910B2 (ja) ダイナミックレンジ拡張装置
JP5611029B2 (ja) 音響装置及び出力音制御方法
JP6213701B1 (ja) 音響信号処理装置
JP2009200777A (ja) オーディオ信号の利得制御装置および利得制御方法
KR101636801B1 (ko) 어레이 스피커를 이용하여 음원을 포커싱하는 음원 포커싱장치 및 방법
JP2008219844A (ja) 高効率低音強調技術
WO2017056216A1 (ja) 音声信号生成装置、音声信号生成方法、及び、プログラム
JP2014175715A (ja) 音響再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141111

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150415

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150421

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20150818