JP2013204481A - エンジンの暖機装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 エンジンの暖機装置は、エンジン1内に設けられてエンジン内の各部に潤滑油を供給する主潤滑油通路6と、この主潤滑油通路から分岐されてクランクシャフトの軸受部4に潤滑油を供給するメインオイルホール7と、オイルパン3内の潤滑油を上記主潤滑油通路に圧送する主オイルポンプ5と、上記潤滑油を加熱するヒータ11とを備えている。上記ヒータ11はリザーバタンク10内の潤滑油を加熱するようになっており、この潤滑油は補助オイルポンプ12によりバイパス通路13を介してメインオイルホール7に供給されて上記軸受部4に圧送されるようになっている。
【効果】 ヒータ11はリザーバタンク10内の潤滑油を加熱するようになっているので、オイルパン3内の潤滑油をする場合に比較して、速やかに軸受部4を昇温させることができる。
【選択図】 図1
【効果】 ヒータ11はリザーバタンク10内の潤滑油を加熱するようになっているので、オイルパン3内の潤滑油をする場合に比較して、速やかに軸受部4を昇温させることができる。
【選択図】 図1
Description
本発明はエンジンの暖機装置に関し、より詳しくは、ヒータによって潤滑油を加熱することによりエンジンを速やかに暖機できるようにしたエンジンの暖機装置に関する。
従来、エンジンの暖機装置として、エンジン内に設けられてエンジン内の各部に潤滑油を供給する主潤滑油通路と、この主潤滑油通路から分岐されてクランクシャフトの軸受部に潤滑油を供給するメインオイルホールと、オイルパン内の潤滑油を上記主潤滑油通路に圧送する主オイルポンプと、上記オイルパン内の潤滑油を加熱するヒータとを備えたものが知られている(特許文献1)。
このエンジンの暖機装置においては、上記ヒータによって加熱された潤滑油は主オイルポンプにより主潤滑油通路からメインオイルホールを介してクランクシャフトの軸受部に供給されるようになっており、その軸受部を昇温させて摺動部分の摩擦を低減させるようにしている。そしてクランクシャフトの軸受部に供給されてその部分を昇温させた潤滑油は、その後、オイルパンに戻されるようになっている。
このエンジンの暖機装置においては、上記ヒータによって加熱された潤滑油は主オイルポンプにより主潤滑油通路からメインオイルホールを介してクランクシャフトの軸受部に供給されるようになっており、その軸受部を昇温させて摺動部分の摩擦を低減させるようにしている。そしてクランクシャフトの軸受部に供給されてその部分を昇温させた潤滑油は、その後、オイルパンに戻されるようになっている。
上述した従来のエンジンの暖機装置においては、オイルパン内の潤滑油を加熱するようになっているが、オイルパンには相対的に大量の潤滑油が貯溜されているので、クランクシャフトの軸受部を所要温度まで昇温させるのに相対的に長い時間が掛かることになる。
したがって従来の暖機装置においては、暖機が完了するまでの間のフリクションロスが大きくなり、ひいてはエンジンの燃費が低下するという欠点があった。
本発明はそのような事情に鑑み、速やかにクランクシャフトの軸受部を昇温させることができるようにして、暖機時のフリクションロスの低減と燃費の向上とを図ることができるようにしたエンジンの暖機装置を提供するものである。
したがって従来の暖機装置においては、暖機が完了するまでの間のフリクションロスが大きくなり、ひいてはエンジンの燃費が低下するという欠点があった。
本発明はそのような事情に鑑み、速やかにクランクシャフトの軸受部を昇温させることができるようにして、暖機時のフリクションロスの低減と燃費の向上とを図ることができるようにしたエンジンの暖機装置を提供するものである。
すなわち本発明は、エンジン内に設けられてエンジン内の各部に潤滑油を供給する主潤滑油通路と、この主潤滑油通路から分岐されてクランクシャフトの軸受部に潤滑油を供給するメインオイルホールと、オイルパン内の潤滑油を上記主潤滑油通路に圧送する主オイルポンプと、上記潤滑油を加熱するヒータとを備えたエンジンの暖機装置において、
上記潤滑油を貯溜するリザーバタンクと、このリザーバタンク内の潤滑油を加熱する上記ヒータと、上記リザーバタンクとメインオイルホールとを連通するバイパス通路と、上記リザーバタンク内の潤滑油を上記バイパス通路とメインオイルホールとを介してクランクシャフトの軸受部に圧送する補助オイルポンプとを設けたことを特徴とするものである。
上記潤滑油を貯溜するリザーバタンクと、このリザーバタンク内の潤滑油を加熱する上記ヒータと、上記リザーバタンクとメインオイルホールとを連通するバイパス通路と、上記リザーバタンク内の潤滑油を上記バイパス通路とメインオイルホールとを介してクランクシャフトの軸受部に圧送する補助オイルポンプとを設けたことを特徴とするものである。
上記構成によれば、上記ヒータはリザーバタンク内の潤滑油を加熱すればよいのでオイルパン内の潤滑油を加熱する場合に比較して効率的に潤滑油を加熱することができ、従来に比較して速やかに軸受部を昇温させることができる。したがって、速やかに暖機時におけるフリクションロスを低減させることができるので、燃費の良好なエンジンを提供することができる。
以下図示実施例について本発明を説明すると、図1において、エンジン1は、従来周知のようにシリンダヘッド2や図示しないシリンダブロックを備えており、このシリンダブロックの下部にクランクケースが連結されるとともに、さらにクランクケースの下部にオイルパン3が連結されている。そしてこのオイルパン3内に潤滑油としてのエンジンオイルが貯溜されている。
上記クランクケースとシリンダブロックとによってクランクシャフトの軸受部4が軸支されており、オイルパン3内の潤滑油は、上記クランクシャフトの回転に連動して駆動される主オイルポンプ5によって主潤滑油通路6に圧送され、この主潤滑油通路6から分岐されたメインオイルホール7を介して上記クランクシャフトの軸受部4に供給されるようになっている。
また上記主潤滑油通路6に圧送された潤滑油の一部は上記シリンダヘッド2側にも供給され、図示しないカムシャフトやバルブなどを潤滑した後、シリンダヘッド2から落下して上記オイルパン3内に戻されるようになっている。
また上記主潤滑油通路6に圧送された潤滑油の一部は上記シリンダヘッド2側にも供給され、図示しないカムシャフトやバルブなどを潤滑した後、シリンダヘッド2から落下して上記オイルパン3内に戻されるようになっている。
本実施例においては、上記クランクケースの内部に、上記シリンダヘッド2から落下してオイルパン3に戻される潤滑油の一部をその途中でキャッチするリザーバタンク10を設けてある。
上記シリンダヘッド2から落下する潤滑油の一部はリザーバタンク10にキャッチされ、該リザーバタンク10内が潤滑油で満たされると、余剰の潤滑油は該リザーバタンク10から溢れて上記オイルパン3内に落下されて戻されるようになっている。
上記シリンダヘッド2から落下する潤滑油の一部はリザーバタンク10にキャッチされ、該リザーバタンク10内が潤滑油で満たされると、余剰の潤滑油は該リザーバタンク10から溢れて上記オイルパン3内に落下されて戻されるようになっている。
上記リザーバタンク10にはヒータ11を設けてあり、このヒータ11によってリザーバタンク10内の潤滑油を加熱することができるようにしてある。
そしてリザーバタンク10の底部に、上記クランクケースの内部に設けた補助オイルポンプ12の吸入口12aを連通させてあり、該補助オイルポンプ12の吐出口12bは、上記メインオイルホール7に連通させたバイパス通路13に接続してある。
そしてリザーバタンク10の底部に、上記クランクケースの内部に設けた補助オイルポンプ12の吸入口12aを連通させてあり、該補助オイルポンプ12の吐出口12bは、上記メインオイルホール7に連通させたバイパス通路13に接続してある。
上記補助オイルポンプ12は図示しないモータによって駆動されるようになっており、このモータの運転と上記ヒータ11への通電とは制御装置14によって制御されるようになっている。そして上記制御装置14によりモータを介して補助オイルポンプ12が駆動された際には、上記ヒータ11によって加熱されたリザーバタンク10内の潤滑油を上記バイパス通路13およびメインオイルホール7を介してクランクシャフトの軸受部4に供給することができるようになっている。
このとき、上記主潤滑油通路6とメインオイルホール7との分岐点Aと、上記バイパス通路13とメインオイルホール7との合流点Bとの間に、合流点Bから分岐点A側への潤滑油の逆流を阻止する逆流防止弁15を設けてあり、この逆流防止弁15により上記バイパス通路13からメインオイルホール7に供給された潤滑油が主潤滑油通路6側に逃げるのを防止するようにしてある。
このとき、上記主潤滑油通路6とメインオイルホール7との分岐点Aと、上記バイパス通路13とメインオイルホール7との合流点Bとの間に、合流点Bから分岐点A側への潤滑油の逆流を阻止する逆流防止弁15を設けてあり、この逆流防止弁15により上記バイパス通路13からメインオイルホール7に供給された潤滑油が主潤滑油通路6側に逃げるのを防止するようにしてある。
さらに、上記リザーバタンク10には、その内部の潤滑油の温度を検出する温度検出器17と、該リザーバタンク10内の潤滑油量を検出する油量検出器18とを設けてあり、これら検出器17、18からの信号は上記制御装置14に入力されるようになっている。
また制御装置14にはタイマー19が設けられており、このタイマー19は図示しないエンジンキーがオンとなってからの経過時間を計測することができるようになっている。
また制御装置14にはタイマー19が設けられており、このタイマー19は図示しないエンジンキーがオンとなってからの経過時間を計測することができるようになっている。
以上の構成において、上記リザーバタンク10内には、既に前回のエンジンの運転によって所要量の潤滑油が貯溜されている。
この状態からエンジンキーがオンとなり、エンジンが作動されて暖機が開始されると、クランクシャフトの回転に連動して主オイルポンプ5が起動され、オイルパン3内の潤滑油は主オイルポンプ5によって主潤滑油通路6を介してシリンダヘッド2へ供給されるとともに、メインオイルホール7を介してクランクシャフトの軸受部4に供給されるようになる。
この状態からエンジンキーがオンとなり、エンジンが作動されて暖機が開始されると、クランクシャフトの回転に連動して主オイルポンプ5が起動され、オイルパン3内の潤滑油は主オイルポンプ5によって主潤滑油通路6を介してシリンダヘッド2へ供給されるとともに、メインオイルホール7を介してクランクシャフトの軸受部4に供給されるようになる。
上記エンジンキーがオンとなると、制御装置14は上記温度検出器17と油量検出器18からの信号を入力し、リザーバタンク10内の潤滑油の温度が所定値以下であり、かつリザーバタンク10内の潤滑油の油量が所定値以上であることを確認すると、ヒータ11に通電してリザーバタンク10内の潤滑油を加熱する。
またこれと同時に、上記制御装置14は補助オイルポンプ12を起動して、上記ヒータ11によって加熱された潤滑油をバイパス通路13に向けて圧送し、該バイパス通路13からメインオイルホール7を介してクランクシャフトの軸受部4に供給する。
またこれと同時に、上記制御装置14は補助オイルポンプ12を起動して、上記ヒータ11によって加熱された潤滑油をバイパス通路13に向けて圧送し、該バイパス通路13からメインオイルホール7を介してクランクシャフトの軸受部4に供給する。
このように、本実施例においてはリザーバタンク10内で加熱された潤滑油をバイパス通路13およびメインオイルホール7を介してクランクシャフトの軸受部4に供給するようにしているので、従来のようにオイルパン3内の潤滑油を加熱するようにした場合に比較して、効率よく潤滑油を加熱することができる。したがって高温の潤滑油を軸受部4に供給して速やかに軸受部4の温度を昇温させることができる。
これにより速やかに暖機時におけるフリクションロスを低減させて、燃費の良好なエンジンを提供することができる。
これにより速やかに暖機時におけるフリクションロスを低減させて、燃費の良好なエンジンを提供することができる。
上記制御装置14は、上記温度検出器17からの信号によりリザーバタンク10内の潤滑油の温度が所定値以上となったことを検出したらヒータ11への通電を停止するが、補助オイルポンプ12の運転は継続させる。
そして上記制御装置14は、上記タイマー19によりエンジンキーがオンとなってからの経過時間が予め定めた所定時間を超えたことが検出されたら、補助オイルポンプ12の運転を停止させて暖機運転を完了する。
そして上記制御装置14は、上記タイマー19によりエンジンキーがオンとなってからの経過時間が予め定めた所定時間を超えたことが検出されたら、補助オイルポンプ12の運転を停止させて暖機運転を完了する。
ところで制御装置14は、ヒータ11への通電と補助オイルポンプ12の運転中に、上記油量検出器18からの信号によりリザーバタンク10内の潤滑油の油量が所定値以下となったことを検出したら、補助オイルポンプ12の運転を停止させるとともに、ヒータ11への通電を停止させる。
この場合には、上記タイマー19によりエンジンキーがオンとなってからの経過時間が予め定めた所定時間を超えていない場合であって、油量検出器18からの信号によりリザーバタンク10内の潤滑油の油量が所定値以上となったことが検出されたら、制御装置14は上述した暖機運転を再開させるようになる。
この場合には、上記タイマー19によりエンジンキーがオンとなってからの経過時間が予め定めた所定時間を超えていない場合であって、油量検出器18からの信号によりリザーバタンク10内の潤滑油の油量が所定値以上となったことが検出されたら、制御装置14は上述した暖機運転を再開させるようになる。
図2は本発明の第2実施例を示すもので、本実施例ではリザーバタンクを密封型のリザーバタンク30としてあり、その内部に上記ヒータ11を設けてある。
上記リザーバタンク30は供給管31を介して上記オイルパン3に連通させてあり、かつ該供給管31に、上記リザーバタンク30からオイルパン3への潤滑油の逆流を阻止する逆流防止弁32を設けてある。そして上記補助オイルポンプ12の吸入口12aを上記リザーバタンク30の上部に連通させてある。
その他の構成は第1実施例と同様に構成してあり、第1実施例と同一若しくは相当部分には第1実施例と同一の符号を付して示してある。
上記リザーバタンク30は供給管31を介して上記オイルパン3に連通させてあり、かつ該供給管31に、上記リザーバタンク30からオイルパン3への潤滑油の逆流を阻止する逆流防止弁32を設けてある。そして上記補助オイルポンプ12の吸入口12aを上記リザーバタンク30の上部に連通させてある。
その他の構成は第1実施例と同様に構成してあり、第1実施例と同一若しくは相当部分には第1実施例と同一の符号を付して示してある。
本実施例においては、密封型のリザーバタンク30内に予め潤滑油が充満されており、該リザーバタンク30内の潤滑油は、エンジンの暖機時には、ヒータ11によって加熱され、補助オイルポンプ12によってバイパス通路13およびメインオイルホール7を介してクランクシャフトの軸受部4に供給されるようになる。他方、リザーバタンク30内の潤滑油が補助オイルポンプ12の吸入口12aに吸入されると、それに伴なってオイルパン3内の潤滑油が供給管31を介してリザーバタンク30内に補充されるようになる。
そして補助オイルポンプ12の停止時には、リザーバタンク30内に充満された潤滑油は逆流防止弁32によって該リザーバタンク30からオイルパン3への逆流が阻止されているので、リザーバタンク30内に充満された状態に維持されることになる。
本実施例においては、第1実施例のようにリザーバタンク10によってシリンダヘッド2から落下する潤滑油の一部をキャッチする必要がないので、その設置位置を自由に設定することができる。
そして補助オイルポンプ12の停止時には、リザーバタンク30内に充満された潤滑油は逆流防止弁32によって該リザーバタンク30からオイルパン3への逆流が阻止されているので、リザーバタンク30内に充満された状態に維持されることになる。
本実施例においては、第1実施例のようにリザーバタンク10によってシリンダヘッド2から落下する潤滑油の一部をキャッチする必要がないので、その設置位置を自由に設定することができる。
図3は本発明の第3実施例を示すもので、本実施例におけるリザーバタンク40は、上記オイルパン3内の一部に断熱材41によって区画形成してある。この断熱材41によって例えば直方体に形成されたリザーバタンク40はその上方が開放されており、シリンダヘッド2から落下する潤滑油をキャッチすることができるようになっている。
また本実施例においては、上記実施例の逆流防止弁15の代わりに流路切換弁42を設けてある。この流路切換弁42は、上記バイパス通路13とメインオイルホール7との合流点Bに設けてあり、バイパス通路13からの潤滑油とメインオイルホール7からの潤滑油とのいずれか一方を上記クランクシャフトの軸受部4に供給することができるようになっている。
また本実施例においては、上記実施例の逆流防止弁15の代わりに流路切換弁42を設けてある。この流路切換弁42は、上記バイパス通路13とメインオイルホール7との合流点Bに設けてあり、バイパス通路13からの潤滑油とメインオイルホール7からの潤滑油とのいずれか一方を上記クランクシャフトの軸受部4に供給することができるようになっている。
上記流路切換弁42は上述した制御装置14によって制御されるようになっており、該制御装置14は補助オイルポンプ12を起動している際には補助オイルポンプ12からの潤滑油を軸受部4に供給させ、補助オイルポンプ12を停止させている際には主オイルポンプ5からの潤滑油を軸受部4に供給させるように、流路切換弁42の流路を切り換えるようになっている。
その他の構成は第1実施例と同様に構成してあり、第1実施例と同一若しくは相当部分には第1実施例と同一の符号を付して示してある。
本実施例においても、上述した実施例と同様な作用効果を得ることができる。
その他の構成は第1実施例と同様に構成してあり、第1実施例と同一若しくは相当部分には第1実施例と同一の符号を付して示してある。
本実施例においても、上述した実施例と同様な作用効果を得ることができる。
なお、上記いずれの実施例においても、逆流防止弁15と流路切換弁42とのいずれか一方を備えていれば良く、或いは両方を省略しても良い。
1 エンジン 2 シリンダヘッド
3 オイルパン 4 軸受部
5 主オイルポンプ 6 主潤滑油通路
7 メインオイルホール 10、30、40 リザーバタンク
11 ヒータ 12 補助オイルポンプ
12a 吸入口 12b 吐出口
13 バイパス通路 14 制御装置
15、32 逆流防止弁 17 温度検出器
18 油量検出器 19 タイマー
31 供給管 41 断熱材
42 流路切換弁 A 分岐点
B 合流点
3 オイルパン 4 軸受部
5 主オイルポンプ 6 主潤滑油通路
7 メインオイルホール 10、30、40 リザーバタンク
11 ヒータ 12 補助オイルポンプ
12a 吸入口 12b 吐出口
13 バイパス通路 14 制御装置
15、32 逆流防止弁 17 温度検出器
18 油量検出器 19 タイマー
31 供給管 41 断熱材
42 流路切換弁 A 分岐点
B 合流点
Claims (6)
- エンジン内に設けられてエンジン内の各部に潤滑油を供給する主潤滑油通路と、この主潤滑油通路から分岐されてクランクシャフトの軸受部に潤滑油を供給するメインオイルホールと、オイルパン内の潤滑油を上記主潤滑油通路に圧送する主オイルポンプと、上記潤滑油を加熱するヒータとを備えたエンジンの暖機装置において、
上記潤滑油を貯溜するリザーバタンクと、このリザーバタンク内の潤滑油を加熱する上記ヒータと、上記リザーバタンクとメインオイルホールとを連通するバイパス通路と、上記リザーバタンク内の潤滑油を上記バイパス通路とメインオイルホールとを介してクランクシャフトの軸受部に圧送する補助オイルポンプとを設けたことを特徴とするエンジンの暖機装置。 - 上記主オイルポンプによって主潤滑油通路に圧送された潤滑油の一部は、シリンダヘッドから落下して上記オイルパンに戻されるようになっており、上記リザーバタンクは潤滑油がオイルパンに落下される途中で該潤滑油をキャッチするようになっていることを特徴とする請求項1に記載のエンジンの暖機装置。
- 上記リザーバタンクは密封型のリザーバタンクであって、該リザーバタンクは供給管を介して上記オイルパンに連通されており、かつ該供給管に、上記リザーバタンクからオイルパンへの潤滑油の逆流を阻止する逆流防止弁が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のエンジンの暖機装置。
- 上記リザーバタンクは、上記オイルパン内の一部に断熱材によって区画形成されていることを特徴とする請求項1に記載のエンジンの暖機装置。
- 上記主潤滑油通路とメインオイルホールとの分岐点と、上記バイパス通路とメインオイルホールとの合流点との間に、合流点から分岐点への潤滑油の逆流を阻止する逆流防止弁が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のエンジンの暖機装置。
- 上記バイパス通路とメインオイルホールとの合流点に、バイパス通路からの潤滑油とメインオイルホールからの潤滑油とのいずれか一方を上記クランクシャフトの軸受部に供給する流路切換弁が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のエンジンの暖機装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012072997A JP2013204481A (ja) | 2012-03-28 | 2012-03-28 | エンジンの暖機装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Family Applications (1)
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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EP3409911A1 (en) * | 2017-05-31 | 2018-12-05 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Oil circulation system of internal combustion engine |
CN108979782A (zh) * | 2017-05-31 | 2018-12-11 | 丰田自动车株式会社 | 内燃机的油循环装置 |
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JP7489130B2 (ja) | 2020-02-27 | 2024-05-23 | チョル ジョン,ヒョン | 内燃機関、産業設備に用いられる予熱、潤滑及び冷却のためのオイル循環システム |
-
2012
- 2012-03-28 JP JP2012072997A patent/JP2013204481A/ja active Pending
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