JP2013203148A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents
電動パワーステアリング装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013203148A JP2013203148A JP2012072065A JP2012072065A JP2013203148A JP 2013203148 A JP2013203148 A JP 2013203148A JP 2012072065 A JP2012072065 A JP 2012072065A JP 2012072065 A JP2012072065 A JP 2012072065A JP 2013203148 A JP2013203148 A JP 2013203148A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- worm
- shaft
- connecting portion
- motor
- inner race
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Power Steering Mechanism (AREA)
- Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
Abstract
【課題】ウォームホイールに対するウォームシャフトの傾きを許容し、ウォームホイールに対するウォームシャフトの移動を許容し、ウォームシャフトおよびモーターシャフトの連結部における接触音の発生を抑制することが可能な電動パワーステアリング装置を提供する。
【解決手段】電動パワーステアリング装置は、電動モーター、減速機、軸継手50、および第2弾性体を有する。軸継手50は、インナーレース45、アウターレース26、伝達体52、および第1弾性体51を有する。第1弾性体51は、アウターレース26のばね嵌込部26Aに取り付けられる。伝達体52は、インナーレース45およびアウターレース26の間に配置される。伝達体52は、インナーレース45およびアウターレース26に対する回転方向Rへの移動が第1弾性体51により規制される。伝達体52は、インナーレース45に対する軸方向Zへの移動が許容される。
【選択図】図3
【解決手段】電動パワーステアリング装置は、電動モーター、減速機、軸継手50、および第2弾性体を有する。軸継手50は、インナーレース45、アウターレース26、伝達体52、および第1弾性体51を有する。第1弾性体51は、アウターレース26のばね嵌込部26Aに取り付けられる。伝達体52は、インナーレース45およびアウターレース26の間に配置される。伝達体52は、インナーレース45およびアウターレース26に対する回転方向Rへの移動が第1弾性体51により規制される。伝達体52は、インナーレース45に対する軸方向Zへの移動が許容される。
【選択図】図3
Description
本発明は、ウォームシャフトの先端部をウォームホイールに向けて押す力を同先端部に付与する電動パワーステアリング装置に関する。
特許文献1の電動パワーステアリング装置(100)は、電動モーター(10)、ウォーム軸(2)、ウォームホイール(4)、および弾性部材(6)を有する。電動モーター(10)のモーター軸(10a)は、先端部分において外周側に雄スプライン部(10b)を有する。ウォーム軸(2)には、電動モーター(10)に近い方の端部である軸受支持部(2b)において内周側に雌スプライン部(18a)を有する結合部材(18)が固定されている。モーター軸(10a)およびウォーム軸(2)は、雄スプライン部(10b)および雌スプライン部(18a)の噛み合わせにより互いに連結されている。
また上記電動パワーステアリング装置(100)においては、弾性部材(6)がウォームホイール(4)に向けて作用する力をウォーム軸(2)の電動モーター(10)から遠い方の端部である軸受支持部(2b)に付与している。このため、ウォーム軸(2)のギアがウォームホイール(4)のギアに押し付けられることにより、ウォーム軸(2)およびウォームホイール(4)のバックラッシュが小さくなる。
上記電動パワーステアリング装置(100)においては、弾性部材(6)からウォーム軸(2)に付与された力によりウォーム軸(2)をウォームホイール(4)に対して傾斜させるため、スプライン部分において大きなクリアランスが必要となる。このため、モーター軸(10a)が回転するとき、スプライン結合部において雄スプライン部(10b)および雌スプライン部(18a)の接触音が生じるおそれがある。
本発明は、上記課題を解決するため、ウォームホイールに対するウォームシャフトの傾きを許容し、ウォームホイールに対するウォームシャフトの移動を許容し、ウォームシャフトおよびモーターシャフトの連結部における接触音の発生を抑制することが可能な電動パワーステアリング装置を提供することを目的とする。
(1)第1の手段は、請求項1に記載の発明すなわち、モーターシャフトを有し、前記モーターシャフトが先端部分においてモーター連結部を有する電動モーターと、ウォームシャフトおよびウォームホイールを有し、前記ウォームシャフトが前記モーター連結部に連結されるウォーム連結部を有する減速機と、前記ウォーム連結部および前記モーター連結部の一方と一体的に回転するインナーレース、前記ウォーム連結部および前記モーター連結部の他方と一体的に回転するアウターレース、前記インナーレースおよび前記アウターレースの間に配置されて前記インナーレースおよび前記アウターレースの間で回転を伝達する伝達体、および前記伝達体を前記インナーレースまたは前記アウターレースに向けて押す力を前記伝達体に付与する第1弾性体を有し、前記伝達体が前記インナーレースおよび前記アウターレースの少なくとも一方に対して軸方向へ移動することが可能な構成を有する軸継手と、前記ウォームホイールに向けて作用する力を前記ウォームシャフトにおける前記ウォーム連結部とは反対側の端部であるウォーム先端部に付与する第2弾性体とを有する電動パワーステアリング装置であることを要旨とする。
上記発明の軸継手は、インナーレース、アウターレース、および伝達体を有するため、モーター連結部およびウォーム連結部の一方の回転を他方に伝達することができる。また軸継手は、モーターシャフトに対してウォームシャフトを傾斜させることができる。このため、第2弾性体からウォーム先端部に付与される力により、ウォームシャフトのギアがウォームホイールに押し付けられる。このため、ウォームシャフトおよびウォームホイールのバックラッシュが小さくなる。
また軸継手は、インナーレースおよびアウターレースの少なくとも一方に対する軸方向への伝達体の移動が可能な構成を有する。このため、ウォームシャフトに軸方向の力が作用するとき、ウォームシャフトがウォームホイールに対して軸方向へ移動することができる。このため、ウォームシャフトを回転させるときにウォームシャフトに作用する抵抗が小さくなる。
また軸継手は、伝達体をインナーレースまたはアウターレースに向けて押す力を伝達体に付与する第1弾性体を有する。このため、周方向においてインナーレース、アウターレース、および伝達体の相対的な移動が生じにくい。すなわち、軸継手において異音が発生しにくい。
このように、上記発明の電動パワーステアリング装置によれば、ウォームホイールに対するウォームシャフトの傾きを許容し、ウォームホイールに対するウォームシャフトの移動を許容し、ウォームシャフトおよびモーターシャフトの連結部における接触音の発生を抑制することができる。
(2)第2の手段は、請求項2に記載の発明すなわち、前記インナーレースおよび前記アウターレースの少なくとも一方は、軸方向に延びる溝を有し、前記軸継手は、前記伝達体としてボールを有し、前記伝達体は、前記溝に嵌め込まれ、前記溝は、軸方向の端部において円弧形状の案内部分を有する請求項1に記載の電動パワーステアリング装置であることを要旨とする。
上記発明の軸継手においては、ウォームシャフトに軸方向の力が作用するとき、ボールがインナーレースおよびアウターレースの間においてころがる。このため、ウォームシャフトがウォームホイールに対して軸方向へ移動するときの抵抗が小さくなる。また軸継手は、溝の軸方向の端部に案内部分を有するため、インナーレースおよびアウターレースの軸方向の相対移動にともない伝達体を溝の軸方向の中間部分に案内することができる。
(3)第3の手段は、請求項3に記載の発明すなわち、前記伝達体は、前記第1弾性体に対して2点で接触することにより、前記インナーレースおよび前記アウターレースに対する周方向の一方および他方への移動が規制される請求項1または2に記載の電動パワーステアリング装置であることを要旨とする。
上記発明の軸継手においては、インナーレースおよびアウターレースに対する周方向への伝達体の移動が第1弾性体により規制される。このため、インナーレースおよびアウターレースの一方が回転しはじめるとき、伝達体のがたつきによる接触音が生じることが抑制される。
(4)第4の手段は、請求項4に記載の発明すなわち、前記軸継手は、前記第1弾性体として板ばねを有する請求項1〜3のいずれか一項に記載の電動パワーステアリング装置であることを要旨とする。
(5)第5の手段は、請求項5に記載の発明すなわち、前記軸継手は、前記ウォーム連結部および前記モーター連結部の一方である前記モーター連結部と一体的に回転する前記アウターレース、および前記ウォーム連結部および前記モーター連結部の他方である前記ウォーム連結部と一体的に回転する前記インナーレースを有する請求項1〜4のいずれか一項に記載の電動パワーステアリング装置であることを要旨とする。
本発明は、ウォームホイールに対するウォームシャフトの傾きを許容し、ウォームホイールに対するウォームシャフトの移動を許容し、ウォームシャフトおよびモーターシャフトの連結部における接触音の発生を抑制することが可能な電動パワーステアリング装置を提供する。
図1を参照して、電動パワーステアリング装置1の構成について説明する。
電動パワーステアリング装置1は、ステアリングホイール2、前輪3、ステアリング装置10、アシスト装置20、減速機30、および軸継手50を有する。
電動パワーステアリング装置1は、ステアリングホイール2、前輪3、ステアリング装置10、アシスト装置20、減速機30、および軸継手50を有する。
ステアリングホイール2は、ステアリング装置10のコラムシャフト12にトルクを伝達する。ステアリング装置10は、前輪3の転舵角を変更する。アシスト装置20は、コラムシャフト12にトルクを付与する。減速機30は、電動モーター21の回転をコラムシャフト12に伝達する。電動パワーステアリング装置1は、コラムシャフト12に入力される操舵トルクおよび走行速度に応じてアシスト装置20の電動モーター21を制御する。
ステアリング装置10は、ステアリングシャフト11、ラックアンドピニオン機構15、およびラックシャフト16を有する。ステアリングシャフト11は、コラムシャフト12、コラムシャフト12とともに回転するインターミディエイトシャフト13、およびインターミディエイトシャフト13とともに回転するピニオンシャフト14を有する。ラックアンドピニオン機構15は、ピニオンシャフト14に連結される。ラックシャフト16は、ラックアンドピニオン機構15および前輪3に連結されて、前輪3の転舵角を変更する。
アシスト装置20は、コラムシャフト12にトルクを付与する電動モーター21を有する。電動モーター21は、電動モーター21のローター(図示略)と一体的に回転するモーターシャフト22を有する。モーターシャフト22は、シャフト本体23、およびモーターシャフト22の先端部分に減速機30と接続されるモーター連結部24(図2参照)を有する。
図2を参照して、減速機30の構成について説明する。なお、減速機30およびその周辺の装置の方向を、下記(A)〜(C)のように定義する。
(A)モーターシャフト22の回転方向を「回転方向R」とする。回転方向Rにおいて、図2中の奥側から手前側に向かう方向を「第1回転方向RA」とする。また、図2中の手前側から奥側に向かう方向を「第2回転方向RB」とする。
(B)モーターシャフト22の軸方向を「軸方向Z」とする。軸方向Zにおいて、ウォームシャフト40側から電動モーター21側に向かう方向を「第1軸方向ZA」とする。また、電動モーター21側からウォームシャフト40側に向かう方向を「第2軸方向ZB」とする。
(C)軸方向Zと直交する方向を「軸直方向W」とする。軸直方向Wにおいて、ウォームホイール32側からウォームシャフト40側に向かう方向を「第1軸直方向WA」とする。また、軸直方向Wにおいて、ウォームシャフト40側からウォームホイール32側に向かう方向を「第2軸直方向WB」とする。
(A)モーターシャフト22の回転方向を「回転方向R」とする。回転方向Rにおいて、図2中の奥側から手前側に向かう方向を「第1回転方向RA」とする。また、図2中の手前側から奥側に向かう方向を「第2回転方向RB」とする。
(B)モーターシャフト22の軸方向を「軸方向Z」とする。軸方向Zにおいて、ウォームシャフト40側から電動モーター21側に向かう方向を「第1軸方向ZA」とする。また、電動モーター21側からウォームシャフト40側に向かう方向を「第2軸方向ZB」とする。
(C)軸方向Zと直交する方向を「軸直方向W」とする。軸直方向Wにおいて、ウォームホイール32側からウォームシャフト40側に向かう方向を「第1軸直方向WA」とする。また、軸直方向Wにおいて、ウォームシャフト40側からウォームホイール32側に向かう方向を「第2軸直方向WB」とする。
減速機30は、ハウジング31、ウォームホイール32、ウォームシャフト40、第2弾性体35としてのゴム、第1軸受33、および第2軸受34を有する。ウォームシャフト40は、ウォームシャフト本体41、第1軸方向ZA側の端部のウォーム先端部42、および第2軸方向ZB側の端部のウォーム連結部43を有する。
ハウジング31は、ハウジング31内に形成される収容空間31Aに、ウォームホイール32およびウォームシャフト40を収容する。ウォームホイール32は、ウォームシャフト40に噛み合う。また、ウォームシャフト40の回転をコラムシャフト12に伝達する。ウォームシャフト40は、モーターシャフト22に接続されるウォーム連結部43、およびウォーム連結部43とは反対側の端部であるウォーム先端部42を有する。ウォームシャフト40は、モーターシャフト22と一体的に回転する。
第1軸受33は、ウォームシャフト40のウォーム先端部42を支持する。第2軸受34は、ウォームシャフト40のウォーム連結部43とモーターシャフト22との接続部分である軸継手50を支持する。第2弾性体35は、第1軸受33の外周に配置される。第2弾性体35は、ウォームシャフト40をウォームホイール32に押し付ける。
図3を参照して、軸継手50の構成について説明する。
軸継手50は、モーター連結部24、ウォーム連結部43、第1弾性体51としての板ばね、および伝達体52としてのボールにより構成される。
軸継手50は、モーター連結部24、ウォーム連結部43、第1弾性体51としての板ばね、および伝達体52としてのボールにより構成される。
図3(a)に示されるように、モーター連結部24は、連結部本体25およびアウターレースを有する。連結部本体25は、内部に収容空間25Aを備える四角柱形状を有する。収容空間25Aのウォームシャフト40側の端部は、開放されている。ウォーム連結部43は、収容空間25Aに収容される。
アウターレース26は、連結部本体25のうちの軸直方向Wにおいてウォーム連結部43と対向する部分として構成される。図3(b)に示されるように、アウターレース26は、軸直方向Wに沿う断面が外面および内面が四角形の筒状部材として構成される。アウターレース26は、その内面に回転方向Rにおいて互いに対向する部分に2つのばね嵌込部26Aが形成される。図3(a)に示されるように、ばね嵌込部26Aは、軸方向Zに沿って伸びる溝として形成される。ばね嵌込部26Aのウォームシャフト40側の端部は、アウターレース26の端部と一致する。すなわち、ばね嵌込部26Aは、ウォームシャフト40側に端面を形成しない。
ウォーム連結部43は、連結部本体44およびインナーレースを有する。連結部本体44は、四角柱の形状を有する。インナーレース45は、連結部本体44のうちのアウターレース26と対向する部分として構成される。インナーレース45は、四角柱の形状を有する。インナーレース45は、その外面において互いに対向する位置に2つの溝45Aが形成される。溝45Aは、軸方向Zに沿って伸びる溝として形成される。溝45Aの軸方向Zの両端部は、伝達体52を溝45Aの中間部分に案内する案内部分として円弧形状を有する。伝達体52は、ボールであるため、伝達体52が軸方向Zに沿って移動するとき、伝達体52は、円弧形状の端部を滑り、溝45Aの中間部分に位置しやすくなる。
第1弾性体51は、ばね嵌込部26Aの全体にわたり嵌め込まれている。図3(b)に示されるように、第1弾性体51は、モーター連結部24の径方向に沿う断面がV字形状を有する。伝達体52は、第1弾性体51のV字形状の谷間、および溝45Aに挟まれる。伝達体52は、第1回転方向RA側の一点である第1接触部分52Aにおいて第1弾性体51と接触する。また、伝達体52は、第2回転方向RB側の一点である第2接触部分52Bにおいて第1弾性体51と接触する。すなわち、伝達体52は、第1接触部分52Aおよび第2接触部分52Bの2点で第1弾性体51と接触する。
軸継手50は、モーター連結部24およびウォーム連結部43に対して以下の動作を許容する。すなわち、軸継手50は、モーター連結部24およびウォーム連結部43の一体的な回転、ウォーム連結部43のモーター連結部24に対する軸方向Zへの移動、およびウォームシャフト40の回転中心軸CWのモーターシャフト22の回転中心軸CMに対する傾きを許容する。
モーター連結部24およびウォーム連結部43が一体的に回転するときの軸継手50の動作について説明する。
モーターシャフト22が第1回転方向RAに回転するとき、第1弾性体51と第1接触部分52Aとの接触を介して伝達体52がアウターレース26と一体的に回転する。伝達体52の回転は、第1弾性体51と溝45Aとの接触を介してインナーレース45を第1回転方向RAに回転させる。
モーターシャフト22が第1回転方向RAに回転するとき、第1弾性体51と第1接触部分52Aとの接触を介して伝達体52がアウターレース26と一体的に回転する。伝達体52の回転は、第1弾性体51と溝45Aとの接触を介してインナーレース45を第1回転方向RAに回転させる。
モーターシャフト22が第2回転方向RBに回転するとき、第1弾性体51と第2接触部分52Bとの接触を介して伝達体52がアウターレース26と一体的に回転する。伝達体52の回転は、第1弾性体51と溝45Aとの接触を介してインナーレース45を第2回転方向RBに回転させる。
ウォーム連結部43がモーター連結部24に対して軸方向Zへの移動するときの軸継手50の動作について説明する。
ウォームシャフト40は、ウォームシャフト40が回転するとき、ウォームシャフト40にウォームホイール32(図2参照)に対して、第1軸方向ZAおよび第2軸方向ZBに移動する。ウォームシャフト40に、第1軸方向ZAおよび第2軸方向ZBの一方に移動する力が作用するとき、伝達体52は、第1弾性体51に押し付けられているため、アウターレース26に対して軸方向Zに移動し難い。一方、伝達体52は、溝45Aの内部を転がりながら移動することができるため、インナーレース45に対して軸方向Zに移動しやすい。
ウォームシャフト40は、ウォームシャフト40が回転するとき、ウォームシャフト40にウォームホイール32(図2参照)に対して、第1軸方向ZAおよび第2軸方向ZBに移動する。ウォームシャフト40に、第1軸方向ZAおよび第2軸方向ZBの一方に移動する力が作用するとき、伝達体52は、第1弾性体51に押し付けられているため、アウターレース26に対して軸方向Zに移動し難い。一方、伝達体52は、溝45Aの内部を転がりながら移動することができるため、インナーレース45に対して軸方向Zに移動しやすい。
図4(a)に示されるように、ウォームシャフト40に第1軸方向ZAに移動する力が作用するとき、ウォームシャフト40は、伝達体52と一体的にモーターシャフト22に対して第1軸方向ZAに移動する。すなわち、ウォームシャフト40は、ウォームホイール32に対して第1軸方向ZAに移動する。
図4(b)に示されるように、ウォームシャフト40に第2軸方向ZBに移動する力が作用するとき、ウォームシャフト40は、伝達体52と一体的にモーターシャフト22に対して第2軸方向ZBに移動する。すなわち、ウォームシャフト40は、ウォームホイール32に対して第2軸方向ZBに移動する。
ウォームシャフト40の回転中心軸CWがモーターシャフト22の回転中心軸CMに対して傾くときの軸継手50の動作について説明する。
ウォームシャフト40が回転したとき、ウォームシャフト40は軸直方向Wに移動する。図2に示されるように、ウォームシャフト40は、ウォーム先端部42において、第2弾性体35によりウォームホイール32に押し付けられている。このため、ウォームシャフト40には、軸方向Zに対して傾く力が作用する。
ウォームシャフト40が回転したとき、ウォームシャフト40は軸直方向Wに移動する。図2に示されるように、ウォームシャフト40は、ウォーム先端部42において、第2弾性体35によりウォームホイール32に押し付けられている。このため、ウォームシャフト40には、軸方向Zに対して傾く力が作用する。
図5(a)示されるように、ウォーム先端部42がウォーム連結部43よりも第2軸直方向WB側に移動するとき、伝達体52は、第1弾性体51に押し付けられながら溝45A内を移動する。すなわち、ウォームシャフト40の回転中心軸CWに沿う方向において第1軸直方向WA側の伝達体52および第2軸直方向WB側の伝達体52のウォームシャフト40に対する位置が変更される。これにより、モーター連結部24内の収容空間25Aにおいて、ウォーム連結部43の第2軸方向ZB側の部分が第1軸方向ZA側の部分よりも第2軸直方向WB側に傾く。
図5(b)示されるように、ウォーム先端部42がウォーム連結部43よりも第1軸直方向WA側に移動するとき、伝達体52は、第1弾性体51に押し付けられながら溝45A内を移動する。すなわち、ウォームシャフト40の回転中心軸CWに沿う方向において第1軸直方向WA側の伝達体52および第2軸直方向WB側の伝達体52のウォームシャフト40に対する位置が変更される。これにより、モーター連結部24内の収容空間25Aにおいて、ウォーム連結部43の第2軸方向ZB側の部分が第1軸方向ZA側の部分よりも第1軸直方向WA側に傾く。
図2を参照して、軸継手50の組み付け方法について説明する。
軸継手50は、下記の(工程A)〜(工程C)の順で組み付けられる。
(工程A)ばね嵌込部26Aに第1弾性体51を嵌め込む。
(工程B)溝45Aに伝達体52を配置する。
(工程C)溝45Aに伝達体52を配置した状態で、インナーレース45をアウターレース26に挿入する。
(工程D)ウォームシャフト40を、モーターシャフト22に対して軸方向Zに複数回往復移動させ、伝達体52を溝45Aの中間部分に移動させる。
軸継手50は、下記の(工程A)〜(工程C)の順で組み付けられる。
(工程A)ばね嵌込部26Aに第1弾性体51を嵌め込む。
(工程B)溝45Aに伝達体52を配置する。
(工程C)溝45Aに伝達体52を配置した状態で、インナーレース45をアウターレース26に挿入する。
(工程D)ウォームシャフト40を、モーターシャフト22に対して軸方向Zに複数回往復移動させ、伝達体52を溝45Aの中間部分に移動させる。
本実施形態の電動パワーステアリング装置1は、以下の効果を奏する。
(1)電動パワーステアリング装置1は、電動モーター21と、減速機30と、軸継手50とを有する。電動モーター21は、先端部分においてモーター連結部24を有するモーターシャフト22を有する。減速機30は、ウォームシャフト40およびウォームホイール32を有する。ウォームシャフト40は、モーター連結部24に連結されるウォーム連結部43を有する。
(1)電動パワーステアリング装置1は、電動モーター21と、減速機30と、軸継手50とを有する。電動モーター21は、先端部分においてモーター連結部24を有するモーターシャフト22を有する。減速機30は、ウォームシャフト40およびウォームホイール32を有する。ウォームシャフト40は、モーター連結部24に連結されるウォーム連結部43を有する。
軸継手50は、インナーレース45、アウターレース26、伝達体52、および第1弾性体51を有する。インナーレース45は、ウォーム連結部43と一体的に回転する。アウターレース26ハ、モーター連結部24と一体的に回転する。伝達体52は、インナーレース45およびアウターレース26の間に配置される。伝達体52は、インナーレース45およびアウターレース26の間で回転を伝達する。第1弾性体51は、伝達体52をアウターレース26に向けて押す力を伝達体52に付与する。軸継手50は、伝達体52がインナーレース45に対して軸方向Zへ移動することが可能な構成を有する。
軸継手50は、インナーレース45、アウターレース26、および伝達体52を有するため、モーター連結部24の回転をウォーム連結部43に伝達することができる。また軸継手50は、モーターシャフト22に対してウォームシャフト40を傾斜させることができる。このため、第2弾性体35からウォーム先端部42に付与される力により、ウォームシャフト40のギアがウォームホイール32に押し付けられる。このため、ウォームシャフト40およびウォームホイール32のバックラッシュが小さくなる。
また軸継手50は、インナーレース45に対する軸方向Zへの伝達体52の移動が可能な構成を有する。このため、ウォームシャフト40に軸方向Zの力が作用するとき、ウォームシャフト40がウォームホイール32に対して軸方向Zへ移動することができる。このため、ウォームシャフト40を回転させるときにウォームシャフト40に作用する抵抗が小さくなる。
また軸継手50は、伝達体52をインナーレース45またはアウターレース26に向けて押す力を伝達体52に付与する第1弾性体51を有する。このため、周方向、すなわち第1回転方向RAおよび第2回転方向RBへのインナーレース45、アウターレース26、および伝達体52の相対的な移動が生じにくい。すなわち、軸継手50において異音が発生しにくい。
このように、電動パワーステアリング装置1によれば、ウォームホイール32に対するウォームシャフト40の傾きを許容し、ウォームホイール32に対するウォームシャフト40の移動を許容し、ウォームシャフト40およびモーターシャフト22の連結部における接触音の発生を抑制することができる。
(2)インナーレース45は、軸方向Zに延びる溝45Aを有する。軸継手50は、伝達体52としてボールを有する。伝達体52は、溝45Aに嵌め込まれる。
軸継手50においては、ウォームシャフト40に軸方向Zの力が作用するとき、ボールがインナーレース45およびアウターレース26の間においてころがる。このため、ウォームシャフト40がウォームホイール32に対して軸方向Zへ移動するときの抵抗が小さくなる。
軸継手50においては、ウォームシャフト40に軸方向Zの力が作用するとき、ボールがインナーレース45およびアウターレース26の間においてころがる。このため、ウォームシャフト40がウォームホイール32に対して軸方向Zへ移動するときの抵抗が小さくなる。
(3)溝45Aは、軸方向Zの端部において円弧形状の案内部分を有する。このため、インナーレース45およびアウターレース26の軸方向Zの相対移動にともない伝達体52としてのボールを溝45Aの軸方向Zの中間部分に案内することができる。
(4)伝達体52は、第1弾性体51に対して2点で接触することにより、インナーレース45およびアウターレース26に対する周方向、すなわち第1回転方向RAおよび第2回転方向RBへの移動が規制される。このため、インナーレース45およびアウターレース26の一方が回転しはじめるとき、伝達体52のがたつきによる接触音が生じることが抑制される。
(5)ばね嵌込部26Aは、嵌め込まれる第1弾性体51が弾性を有するため、溝45Aと比較してクリアランスの精度を低くすることができる。軸継手50は、アウターレース26の内面と比較して加工しやすいインナーレース45の外面に溝45Aが形成され、アウターレース26の内面にばね嵌込部26Aが形成される。このため、アウターレース26の内面に溝が形成され、インナーレース45の外面にばね嵌込部が形成される構成と比較して、軸継手50を製造しやすい。
本発明は、上記実施形態以外の実施形態を含む。以下、本発明のその他の実施形態としての上記実施形態の変形例を示す。なお、以下の各変形例は、互いに組み合わせることもできる。
・実施形態の軸継手50は、伝達体52としてのボールを有する。一方、変形例の軸継手50は、伝達体52としてのボールに替えて円柱体を有する。円柱体は、円柱体の軸方向がウォームシャフト40の軸方向と直交する方向に配置される。また、伝達体52としてのボールに替えて溝45Aとの間の摩擦が小さい直方体を採用することもできる。要するに、溝45A内を軸方向に移動することのできる伝達体52であれば、伝達体52の具体的な構造は実施形態の構造に限られない。
・実施形態の軸継手50は、溝45Aの端部により伝達体52の移動範囲を規制する構造を有する。一方、変形例の軸継手50は、溝45Aの端部に替えてインナーレース45とは別体に形成されるストッパーにより伝達体52の移動範囲を規制する構造を有する。ストッパーは、インナーレース45の外面に固定されてインナーレース45から突出する構造を有する。
・実施形態の軸継手50は、インナーレース45に溝45Aを有し、アウターレース26にばね嵌込部26Aを有する。一方、変形例の軸継手50は、インナーレース45にばね嵌込部を有し、アウターレース26に溝45Aに相当する構造を有する。なお、この場合、第1弾性体51は、インナーレース45のばね嵌込部に嵌め込まれる。
・実施形態のモーター連結部24は、アウターレース26を有し、ウォーム連結部43は、インナーレース45を有する。一方、変形例のモーター連結部24は、インナーレースを有し、ウォーム連結部43は、アウターレースを有する。すなわち、モーター連結部24のインナーレースが、ウォーム連結部43のアウターレース内に形成される収容空間に収納される。
・実施形態の軸継手50は、2個の伝達体52を有する。一方、変形例の軸継手50は、伝達体52を1個または3個以上有する。伝達体52を1個または3個以上有する場合、ばね嵌込部26A、溝45A、および第1弾性体51の数および配置は、伝達体52の数および配置に合わせて変更される。
・実施形態のインナーレース45は、回転方向Rに沿う外面が四角形状を有する。一方、変形例のインナーレース45は、回転方向Rに沿う外面が円形状を有する。
・実施形態のアウターレース26は、回転方向Rに沿う外面が四角形状を有する。一方、変形例のアウターレース26は、回転方向Rに沿う外面が円形状を有する。
・実施形態のアウターレース26は、回転方向Rに沿う外面が四角形状を有する。一方、変形例のアウターレース26は、回転方向Rに沿う外面が円形状を有する。
・実施形態の軸継手50は、第1弾性体51としての金属材料から形成される板ばねを有する。一方、変形例の軸継手50は、第1弾性体51として樹脂部材から形成される弾性体を有する。第1弾性体51を樹脂材料から形成する場合、樹脂材料に、剛性を高めるコーティング加工を施すこともできる。
・実施形態の軸継手50は、第1弾性体51としての板ばねを有する。一方、変形例の軸継手50は、第1弾性体51としてのコイルばねを有する。コイルばねは、ばね嵌込部26AのV字状の底面に配置される。伝達体52は、コイルばねと一点で接触する。
・実施形態の軸継手50は、モーターシャフト22と一体的に形成されるモーター連結部24を有する。一方、変形例の軸継手50は、モーターシャフト22と別体のモーター連結部を有する。この場合、モーター連結部は、モーターシャフト22に固定される。
・実施形態の軸継手50は、連結部本体25の連結部本体44と対向する部分がアウターレース26として形成される。一方、変形例の軸継手50は、連結部本体25とアウターレース26とが別体として構成される。この場合、アウターレース26は、連結部本体25に接続される。
・実施形態の軸継手50は、ウォームシャフト40と一体的に形成されるウォーム連結部43を有する。一方、変形例の軸継手50は、ウォームシャフト40と別体のウォーム連結部を有する。この場合、ウォーム連結部は、ウォームシャフト40に固定される。
・実施形態の軸継手50は、連結部本体44の外面がインナーレース45として形成される。一方、変形例の軸継手50は、連結部本体44とインナーレース45とが別体として構成される。この場合、インナーレース45は、連結部本体44に嵌め込まれる。
1…電動パワーステアリング装置、21…電動モーター、22…モーターシャフト、24…モーター連結部、26…アウターレース、30…減速機、32…ウォームホイール、35…第2弾性体、40…ウォームシャフト、42…ウォーム先端部、43…ウォーム連結部、45…インナーレース、45A…溝、50…軸継手、51…第1弾性体(板ばね)、52…伝達体(ボール)。
Claims (5)
- モーターシャフトを有し、前記モーターシャフトが先端部分においてモーター連結部を有する電動モーターと、
ウォームシャフトおよびウォームホイールを有し、前記ウォームシャフトが前記モーター連結部に連結されるウォーム連結部を有する減速機と、
前記ウォーム連結部および前記モーター連結部の一方と一体的に回転するインナーレース、前記ウォーム連結部および前記モーター連結部の他方と一体的に回転するアウターレース、前記インナーレースおよび前記アウターレースの間に配置されて前記インナーレースおよび前記アウターレースの間で回転を伝達する伝達体、および前記伝達体を前記インナーレースまたは前記アウターレースに向けて押す力を前記伝達体に付与する第1弾性体を有し、前記伝達体が前記インナーレースおよび前記アウターレースの少なくとも一方に対して軸方向へ移動することが可能な構成を有する軸継手と、
前記ウォームホイールに向けて作用する力を前記ウォームシャフトにおける前記ウォーム連結部とは反対側の端部であるウォーム先端部に付与する第2弾性体と
を有する電動パワーステアリング装置。 - 前記インナーレースおよび前記アウターレースの少なくとも一方は、軸方向に延びる溝を有し、
前記軸継手は、前記伝達体としてボールを有し、
前記伝達体は、前記溝に嵌め込まれ、
前記溝は、軸方向の端部において円弧形状の案内部分を有する
請求項1に記載の電動パワーステアリング装置。 - 前記伝達体は、前記第1弾性体に対して2点で接触することにより、前記インナーレースおよび前記アウターレースに対する周方向の一方および他方への移動が規制される
請求項1または2に記載の電動パワーステアリング装置。 - 前記軸継手は、前記第1弾性体として板ばねを有する
請求項1〜3のいずれか一項に記載の電動パワーステアリング装置。 - 前記軸継手は、前記ウォーム連結部および前記モーター連結部の一方である前記モーター連結部と一体的に回転する前記アウターレース、および前記ウォーム連結部および前記モーター連結部の他方である前記ウォーム連結部と一体的に回転する前記インナーレースを有する
請求項1〜4のいずれか一項に記載の電動パワーステアリング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012072065A JP2013203148A (ja) | 2012-03-27 | 2012-03-27 | 電動パワーステアリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012072065A JP2013203148A (ja) | 2012-03-27 | 2012-03-27 | 電動パワーステアリング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013203148A true JP2013203148A (ja) | 2013-10-07 |
Family
ID=49522739
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012072065A Pending JP2013203148A (ja) | 2012-03-27 | 2012-03-27 | 電動パワーステアリング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013203148A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20170005321A (ko) * | 2015-07-03 | 2017-01-12 | 남양공업주식회사 | 전동조향장치용 모터 |
KR20180096172A (ko) * | 2017-02-20 | 2018-08-29 | 현대모비스 주식회사 | 전동식 조향장치 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004284411A (ja) * | 2003-03-19 | 2004-10-14 | Toyoda Mach Works Ltd | 減速比可変式動力舵取り装置 |
JP2004284505A (ja) * | 2003-03-24 | 2004-10-14 | Koyo Seiko Co Ltd | 電動パワーステアリング装置 |
JP2005212623A (ja) * | 2004-01-29 | 2005-08-11 | Favess Co Ltd | 電動パワーステアリング装置 |
WO2007077695A1 (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Asa Electronics Industry Co., Ltd. | ジョイント |
JP2009156402A (ja) * | 2007-12-27 | 2009-07-16 | Ntn Corp | 摺動式等速自在継手 |
JP2009190519A (ja) * | 2008-02-13 | 2009-08-27 | Nsk Ltd | 電動パワーステアリング装置 |
-
2012
- 2012-03-27 JP JP2012072065A patent/JP2013203148A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004284411A (ja) * | 2003-03-19 | 2004-10-14 | Toyoda Mach Works Ltd | 減速比可変式動力舵取り装置 |
JP2004284505A (ja) * | 2003-03-24 | 2004-10-14 | Koyo Seiko Co Ltd | 電動パワーステアリング装置 |
JP2005212623A (ja) * | 2004-01-29 | 2005-08-11 | Favess Co Ltd | 電動パワーステアリング装置 |
WO2007077695A1 (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Asa Electronics Industry Co., Ltd. | ジョイント |
JP2009156402A (ja) * | 2007-12-27 | 2009-07-16 | Ntn Corp | 摺動式等速自在継手 |
JP2009190519A (ja) * | 2008-02-13 | 2009-08-27 | Nsk Ltd | 電動パワーステアリング装置 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20170005321A (ko) * | 2015-07-03 | 2017-01-12 | 남양공업주식회사 | 전동조향장치용 모터 |
KR102291100B1 (ko) | 2015-07-03 | 2021-08-23 | 남양넥스모 주식회사 | 전동조향장치용 모터 |
KR20180096172A (ko) * | 2017-02-20 | 2018-08-29 | 현대모비스 주식회사 | 전동식 조향장치 |
KR102600301B1 (ko) * | 2017-02-20 | 2023-11-09 | 현대모비스 주식회사 | 전동식 조향장치 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN107031700B (zh) | 转向装置 | |
EP3141456B1 (en) | Steering system | |
JPWO2004052712A1 (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
US20180195602A1 (en) | Worm reducer | |
JP5454371B2 (ja) | ラックピニオン式ステアリングギヤユニット及びその製造方法 | |
JP2010047106A (ja) | 電動式パワーステアリング装置 | |
US10053140B2 (en) | Tilting structure of electrically powered steering apparatus and electrically powered steering apparatus comprising same | |
JP2008174024A (ja) | 電動式パワーステアリング装置 | |
JP2008173993A (ja) | 電動式パワーステアリング装置 | |
JP2013203148A (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
JP3765276B2 (ja) | 電動式パワーステアリング装置 | |
JP2013210005A (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
JP2013184502A (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
JP2000355278A (ja) | ステアリング用ボールねじおよびこのステアリング用ボールねじを用いたパワーステアリング装置 | |
JP2013006470A (ja) | ステアリング装置 | |
JP2011093485A (ja) | 電動式パワーステアリング装置 | |
JP2010125544A (ja) | ロータリテーブル装置 | |
US10059365B2 (en) | Tilting structure of electric power steering apparatus and electric power steering apparatus including same | |
JP4930771B2 (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
JP2013177069A (ja) | ラックガイド機構、およびこの機構を有する車両用操舵装置 | |
JP2012112471A (ja) | 軸継手及び電動パワーステアリング装置 | |
JP2018161931A (ja) | 操舵装置 | |
WO2023276598A1 (ja) | ウォーム減速機 | |
JP2008069793A (ja) | 電動リニアアクチュエータ | |
JP5309670B2 (ja) | 電動式パワーステアリング装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150218 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20151225 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160105 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20160510 |