JP2013201393A - 光直接増幅器 - Google Patents

光直接増幅器 Download PDF

Info

Publication number
JP2013201393A
JP2013201393A JP2012070325A JP2012070325A JP2013201393A JP 2013201393 A JP2013201393 A JP 2013201393A JP 2012070325 A JP2012070325 A JP 2012070325A JP 2012070325 A JP2012070325 A JP 2012070325A JP 2013201393 A JP2013201393 A JP 2013201393A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
signal
signal light
wavelength
photoelectric conversion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012070325A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Hamada
聡 濱田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2012070325A priority Critical patent/JP2013201393A/ja
Publication of JP2013201393A publication Critical patent/JP2013201393A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Lasers (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

【課題】光直接増幅器による長距離の伝送を行った場合における、光直接増幅器の入力モニタ特性劣化に依存しない利得一定制御構成を提供する。
【解決手段】エルビウム添加光ファイバアンプで増幅された信号光を分岐し、分岐された信号光から、第一の波長成分の光と第二の波長成分の光とを抽出する。その第一の波長成分の光と第二の波長成分の光を受光して光電変換した電気信号に基づいて、第一の波長の光に対応する第1信号光レベルと第二の波長の光に対応する第2信号光レベルとを検出する。その第1信号光レベルと第2信号光レベルとの比に基づいて利得平坦性(利得の偏差)を計算し、利得平坦性に基づいて、エルビウム添加光ファイバアンプの利得を計算し、利得が一定となるように励起光源の励起光を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、光直接増幅器に関する。
近年基幹系の光伝送においては、信号の高速化や波長多重方式などによる大容量化と共に、長距離化の要請が高まっている。長距離光伝送を適切に行なう技術が知られている(例えば、特許文献1〜4参照)。
特許文献1には、入力ポートに接続された入力側光ファイバ伝送路から送出された信号光を光増幅して増幅信号光を出力ポートに接続された出力側光ファイバ伝送路に送出する光伝送装置に関する技術が記載されている。特許文献2には、入力光が微弱な場合でも暗電流に影響されず正確な入力光レベルをモニタすることができる光増幅装置が記載されている。特許文献3には、光受信器での安定した信号受信を可能とする光ファイバ増幅器が記載されている。特許文献4には、波長多重光を増幅するときに、複数の波長成分の光レベルを等化するとともに光出力レベルを一定にする光等化増幅器が記載されている。
上述のような、光直接増幅器では、入力光のレベルを検出することで、利得を一定に保つための制御を行っている。また、検出したその入力光のレベルに基づいて、入力光が低下した際に光サージなどを避けるためのシャットダウン動作を行っている。
特開2001−223646号公報 特開2009−238792号公報 特開平09−185092号公報 特開平09−211507号公報
入力光のレベルを検出して、利得を一定に保つ光直接増幅器では、伝送距離が長距離化して入力信号光が微弱になった場合に、正確なレベル測定が不可能となるという問題があった。光直接増幅器による長距離の伝送を行った場合における、光直接増幅器の入力モニタ特性劣化に依存しない利得一定制御構成を提供する。
上記の課題を解決するために、エルビウム添加光ファイバアンプで増幅された信号光を分岐し、分岐された信号光から、第一の波長成分の光と第二の波長成分の光とを抽出する。その第一の波長成分の光と第二の波長成分の光を受光して光電変換した電気信号に基づいて、第一の波長の光に対応する第1信号光レベルと第二の波長の光に対応する第2信号光レベルとを検出する。その第1信号光レベルと第2信号光レベルとの比に基づいて利得平坦性(利得の偏差)を計算し、利得平坦性に基づいて、エルビウム添加光ファイバアンプの利得を計算し、利得が一定となるように励起光源の励起光を制御する。
より具体的には、エルビウム添加光ファイバアンプ(EDF)と、励起用光源と、第1分岐カプラと、波長成分抽出部と、光電変換部と、出力光検出回路と、出力光レベル平坦性計算回路と、利得一定制御回路とを具備する光直接増幅器を構成する。励起用光源は、エルビウム添加光ファイバアンプに励起光を供給する。第1分岐カプラは、エルビウム添加光ファイバで増幅された信号光を分岐する。波長成分抽出部は、分岐された信号光から、第一の波長成分の光と第二の波長成分の光とを抽出する。光電変換部は、第一の波長成分の光と第二の波長成分の光を受光して光電変換する。出力光検出回路は、光電変換部から供給される電気信号に基づいて、第一の波長の光に対応する第1信号光レベルと第二の波長の光に対応する第2信号光レベルとを検出する。出力光レベル平坦性計算回路第1信号光レベルと第2信号光レベルとの比に基づいて利得平坦性(利得の偏差)を計算する。利得一定制御回路は、利得平坦性に基づいて、エルビウム添加光ファイバアンプの利得を計算し、利得が一定となるように励起光源の励起光を制御する。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、光直接増幅器による長距離の伝送を行った場合における、光直接増幅器の入力モニタ特性劣化に依存しない利得一定制御構成を提供することが可能となる。また、本願の技術を適用することによって、雑音特性を改善することが可能となる。また、本願の技術を適用することによって、入力段でのモニタを行わずに信号の検出を行うことが可能となる。
図1は、本願の第1実施形態の光直接増幅器1の構成を例示するブロック図である。 図2は、本発明の第2実施形態の光直接増幅器1の構成を例示するブロック図である。 図3は、本発明の第3実施形態の光直接増幅器1の構成を例示するブロック図である。 図4は、本発明の第4実施形態の光直接増幅器1の構成を例示するブロック図である。 図5は、比較例の光直接増幅器の構成を示すブロック図である。
[第1実施形態]
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、実施の形態を説明するための図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
図1は、本願の第1実施形態の光直接増幅器1の構成を例示するブロック図である。第1実施形態の光直接増幅器1は、図2に本発明の構成を示す。エルビウム添加光ファイバアンプ(EDF)5と、そのエルビウム添加光ファイバアンプ(EDF)5を励起する励起光を生成する励起用光源7と、その励起光をエルビウム添加光ファイバアンプ(EDF)5の出力に供給するWDMカプラ6を備えている。
また、本実施形態の光直接増幅器1は、第1分岐カプラ8と、波長成分抽出部2と、光電変換部3と、出力光レベル検出回路14と、出力光レベル平坦性計算回路15と、利得一定制御回路13を備えている。
第1分岐カプラ8は、エルビウム添加光ファイバアンプ(EDF)5で増幅された信号光を分岐する。波長成分抽出部2は、第1分岐カプラ8によって分岐されたエルビウム添加光ファイバアンプ(EDF)5の出力である信号光から、第一の波長成分の光と第二の波長成分の光とを抽出する。光電変換部3は、上述の第一の波長成分の光と第二の波長成分の光を受光して光電変換する。換言すると、その波長成分抽出部2と光電変換部3によって、増幅された第一の波長の信号光をモニタし、また、増幅された第二の波長の信号光をモニタしている。
図2に示されているように、第1実施形態の光直接増幅器1において、波長成分抽出部2は、第2分岐カプラ9と第2信号光分離用フィルタ10と第1信号光分離用フィルタ16とを備えている。第2分岐カプラ9は、第1分岐カプラ8で分岐した信号光とプローブ光をさらに分岐する。第2信号光分離用フィルタ10は、第2分岐カプラ9の一方の出力光の第一の波長成分のみを透過させる。第1信号光分離用フィルタ16は、第2分岐カプラ9の他方の出力から信号光の第二波長成分のみを透過させる。
第1実施形態の光直接増幅器1において、光電変換部3は、第1フォトダイオード12と第2フォトダイオード11とを備えている。第1フォトダイオード12は、第2信号光分離用フィルタ10から供給される光を受光して光電変換する。第2フォトダイオード11は、第1信号光分離用フィルタ16から供給される光を受光して光電変換する。
出力光レベル検出回路14は、第1フォトダイオード12が光電変換することによって生成される電気信号に基づいて、第一の波長の光の信号光レベルを検出する。同様に、出力光レベル検出回路14は、第2フォトダイオード11が光電変換することによって生成される電気信号に基づいて、第一の波長の光の信号光レベルを検出する。出力光レベル平坦性計算回路15は、それぞれの信号光レベルの差分から、利得平坦性を計算する。
利得一定制御回路13は、この利得平坦性が最小となるように、エルビウム添加光ファイバアンプ(EDF)5を利得一定に制御する。愚弟的には、エルビウム添加光ファイバアンプ(EDF)5の利得を計算し、利得が一定となるように励起用光源7を制御する。
本実施形態の光直接増幅器1では、エルビウム添加光ファイバアンプ(EDF)5の利得を測定するために第一の信号光波長と第二の信号波長との利得平坦性を使用する。まず、増幅された出力光の一部を第1分岐カプラ8で分岐する。さらに、第1分岐カプラ8の出力を第2分岐カプラ9で分岐して信号光の第一の波長成分を第2信号光分離用フィルタ10で分離する。その信号光の第一の波長成分を第1フォトダイオード12で光電変換する。また、第1分岐カプラ8の出力を第2分岐カプラ9で分岐して信号光の第二の波長成分を第1信号光分離用フィルタ16で分離する。その信号光の第二の波長成分を第2フォトダイオード11で光電変換する。
第一の波長成分を第1フォトダイオード12で光電変換することによって得られた、第一の信号光出力レベルと、第二の波長成分を第2フォトダイオード11で光電変換することによって得られた、第二の信号光出力レベルとの比から、出力光レベル平坦性計算回路15により利得平坦性(利得の偏差)を計算する。この利得平坦性(利得の偏差)が最小となるように、利得一定制御回路13で励起用光源7を制御する。
本実施形態の光直接増幅器1は、この構成・動作により、入力信号光レベルに依存せず、利得の平坦性(傾斜)を最小とすることにより利得一定制御を実現するため、入力信号光が微弱な場合でも暗電流に影響されない正確な利得一定制御を実現することが出来ると共に入力光レベルを分岐しないためにNF(noise figure:雑音指数)を改善することが可能となる。
[第2実施形態]
以下に、本発明の第2実施形態について説明を行なう。図2は、本発明の第2実施形態の光直接増幅器1の構成を例示するブロック図である。図2に示されているように、第2実施形態の光直接増幅器1は、上述の第1の実施形態の光直接増幅器1に、さらに、第3分岐カプラ28と、第3フォトダイオード21と、出力光レベル検出回路22と、入力光レベル計算回路23とを備えている。第2実施形態の光直接増幅器1は、第3分岐カプラ28によって出力信号光の一部を分岐し、第3フォトダイオード21に供給する。
第3フォトダイオード21は、受光した光を光電変換して、損変換結果を出力光レベル検出回路22に供給する。出力光レベル検出回路22では、出力信号光レベルを検出して、検出結果を入力光レベル計算回路23に供給する。入力光レベル計算回路23は、出力信号光レベルから、利得を減じることにより、入力レベルを算出することが可能となる。これによりエルビウム添加光ファイバアンプ(EDF)5の入力側に入力をモニタする機能を設けることなく、入力レベルを算出することが可能となる。
[第3実施形態]
以下に、本発明の第3実施形態について説明を行なう。図3は、本発明の第3実施形態の光直接増幅器1の構成を例示するブロック図である。第3実施形態の光直接増幅器1において、波長成分抽出部2には、信号光分離用可変波長フィルタ31が設けられている。信号光分離用可変波長フィルタ31は、第1分岐カプラ8から供給される光の透過帯域の中心波長を制御することができるフィルタである。
上述の第1実施形態では、信号光を第2分岐カプラ9で分岐して第一の波長成分と第二の波長成分をそれぞれ第2信号光分離用フィルタ10および第1信号光分離用フィルタ16で透過させていた。信号光分離用可変波長フィルタ31は、第1分岐カプラ8から供給される光の透過帯域の中心波長を制御する。その信号光分離用可変波長フィルタ31によって、例えば、第一の波長成分と第二の波長成分を抽出して、第1フォトダイオード12で光電変換を行ない、変換結果を出力光レベル検出回路14供給する。出力光レベル検出回路14は、信号光波長に対して利得平坦性を計算する。信号光分離用可変波長フィルタ31は、透過帯域の中心波長を制御することができる。したがって、信号光分離用可変波長フィルタ31によって波長域に渡ってスイープして、任意の信号光波長に対して利得平坦性を計算することも可能である。
[第4実施形態]
以下に、本発明の第4実施形態について説明を行なう。図4は、本発明の第4実施形態の光直接増幅器1の構成を例示するブロック図である。図4に示されているように、第4実施形態の光直接増幅器1は、上述の第3の実施形態の光直接増幅器1に、さらに、第3分岐カプラ28と、第3フォトダイオード21と、出力光レベル検出回路22と、入力光レベル計算回路23とを備えている。
第4実施形態の光直接増幅器1は、出力光レベル検出回路22によって出力信号光の一部を分岐し、第3フォトダイオード21に供給する。第3フォトダイオード21は、受光した光を光電変換して、損変換結果を出力光レベル検出回路22に供給する。出力光レベル検出回路22では、出力信号光レベルを検出して、検出結果を入力光レベル計算回路23に供給する。入力光レベル計算回路23は、出力信号光レベルから、利得を減じることにより、入力レベルを算出することが可能となる。これによりエルビウム添加光ファイバアンプ(EDF)5の入力側に入力をモニタする機能を設けることなく、入力レベルを算出することが可能となる。
[比較例]
以下に、本願発明の比較例について、説明を行なう。図5は、エルビウム添加光ファイバアンプ(EDF)105の入力側に、入力光のレベルを検出する機能を備えた光直接増幅器の構成を示すブロック図である。図5の光直接増幅器は、入力信号光の一部を分岐するための分岐用光カプラ101と、分岐した信号光の一部を受光し、電気信号に変換するフォトダイオード102と、変換された電気信号を処理し、入力信号光のレベルを検出する入力光レベル検出回路103を備えている。
また、その光直接増幅器は、エルビウム添加光ファイバアンプ(EDF)105で増幅された信号光を分岐する分岐カプラ108とフォトダイオード111を備えている。フォトダイオード111は、分岐カプラ108から供給される光を受光し、電気信号に変換する。また、その光直接増幅器は、利得一定制御回路113と、励起光源107と、励起光源107からの光を受けるWDM(Wavelength Division Multiplexing:波長分割多重方式)カプラ106を備えている。利得一定制御回路113は、入力光レベル検出回路103の出力とフォトダイオード111の出力とに基づいて、エルビウム添加光ファイバアンプ(EDF)105の利得が一定となるように励起光源107を制御する。
比較例に例示する光直接増幅器では、光直接増幅器の入力信号光の一部を分岐用光カプラ101で分岐し、分岐した入力信号光の一部をフォトダイオード102で受光して光電変換している。そして、入力光レベル検出回路103により入力光レベルをモニタしている。この光直接増幅器では、光直接増幅器に入力される入力信号光のレベルを、エルビウム添加光ファイバアンプ(EDF)105の入力側で直接モニタすることにより、精度の高いレベル監視が可能となる。
しかしながら、長距離伝送を行った場合、伝送路損失が増大して入力信号光が微弱となる。その微弱な入力信号光に対して、フォトダイオードの暗電流が入力光モニタの精度およびこのモニタ値を使用する利得一定制御の精度を制限する要因となることがあった。比較例の光直接増幅器の構成では入力信号を10dB程度の分岐カプラで分離する必要がある。そのためフォトダイオード102に入力される信号光の一部は、−50dBm程度になり光電流は暗電流と同程度の数nA程度となる。
このため、入力光モニタのモニタ精度が劣化し、この誤差量はフォトダイオードの個体差や周囲温度などの影響で変化することとなる。また、入力光モニタの精度を改善するためにモニタ側への入力光の分岐比率を高めると、信号ラインへの分岐カプラの損失が増大し、雑音特性を劣化させる要因にもなっていた。フォトダイオード102への入力信号光のレベルを高くするために分岐用光カプラ101の分岐比を10dBよりも下げてモニタ側への分岐量を増加させると、エルビウム添加光ファイバアンプ(EDF)105への入力信号光レベルが低くなり、雑音指数が劣化することになる。
本実施形態の光直接増幅器1では、微弱な入力信号光を直接モニタするのではなく、第一の信号光波長と第二の信号波長との出力レベルの比から利得平坦性(利得の偏差)を計算し、この偏差に基づいて利得一定制御を行う。そのため入力モニタでの暗電流等の影響を受けずに精度の高い利得一定制御が可能となる。また、入力部の合波カプラの信号ラインの損失が抑えられることから、光直接増幅器の雑音指数を改善することが可能となる。
以上、本願発明の実施の形態を具体的に説明した。本願発明は上述の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
1…光直接増幅器
2…波長成分抽出部
3…光電変換部
5…エルビウム添加光ファイバアンプ(EDF)
6…WDMカプラ
7…励起用光源
8…第1分岐カプラ
9…第2分岐カプラ
10…第2信号光分離用フィルタ
11…第2フォトダイオード
12…第1フォトダイオード
13…利得一定制御回路
14…出力光レベル検出回路
15…出力光レベル平坦性計算回路
16…第1信号光分離用フィルタ
21…第3フォトダイオード
22…出力光レベル検出回路
23…入力光レベル計算回路
28…第3分岐カプラ
31…信号光分離用可変波長フィルタ
101…分岐用光カプラ
102…フォトダイオード
103…入力光レベル検出回路
105…エルビウム添加光ファイバアンプ(EDF)
106…WDMカプラ
107…励起光源
108…分岐カプラ
111…フォトダイオード
113…利得一定制御回路

Claims (8)

  1. エルビウム添加光ファイバアンプ(EDF)と、
    前記エルビウム添加光ファイバアンプに励起光を供給する励起用光源と、
    前記エルビウム添加光ファイバアンプで増幅された信号光を分岐する第1分岐カプラと、
    前記分岐された前記信号光から、第一の波長成分の光と第二の波長成分の光とを抽出する波長成分抽出部と、
    前記第一の波長成分の光と前記第二の波長成分の光を受光して光電変換する光電変換部と、
    前記光電変換部から供給される電気信号に基づいて、前記第一の波長の光に対応する第1信号光レベルと前記第二の波長の光に対応する第2信号光レベルとを検出する出力光検出回路と、
    前記第1信号光レベルと前記第2信号光レベルとの比に基づいて利得平坦性(利得の偏差)を計算する出力光レベル平坦性計算回路と、
    前記利得平坦性に基づいて、エルビウム添加光ファイバアンプの利得を計算し、前記利得が一定となるように前記励起光源の前記励起光を制御する利得一定制御回路と
    を具備する
    光直接増幅器。
  2. 請求項1に記載の光直接増幅器において、
    前記波長成分抽出部は、
    前記分岐された前記信号光をさらに分岐する第2分岐カプラと、
    前記第2分岐カプラの一方の出力光から前記信号光の第一の波長成分のみを透過させる第1信号光分離用フィルタと
    前記第1分岐カプラの他方の出力から前記信号光の第二の波長成分のみを透過させる第2信号光分離用フィルタと
    を備え、
    前記光電変換部は、
    前記第1信号光分離用フィルタから供給される光を電気信号に変換して第1光電変換信号を出力する第1フォトダイオードと、
    前記第2信号光分離用フィルタから供給される光を電気信号に変換して第2光電変換信号を出力する第2フォトダイオードと
    を備え、
    前記出力光検出回路は、
    第1光電変換信号に基づいて前記第1信号光レベルを検出し、前記第2光電変換信号に基づいて前記第2信号光レベルを検出する
    光直接増幅器。
  3. 請求項1に記載の光直接増幅器において、
    前記波長成分抽出部は、
    透信号光分離用可変波長フィルタを備え、
    前記信号光分離用可変波長フィルタは、
    過帯域の中心波長を制御して前記分岐された前記信号光から、第一の波長成分の光と第二の波長成分の光とを抽出し、
    前記光電変換部は、
    前記信号光分離用可変波長フィルタから供給される光を電気信号に変換して第1光電変換信号と第2光電変換信号を出力する
    光直接増幅器。
  4. 請求項2または3に記載の光直接増幅器において、さらに、
    前記第1分岐カプラの後段に設けられ、前記第1分岐カプラから出力される前記信号光の一部を分岐する第3分岐カプラと、
    前記第3分岐カプラによって分岐された前記信号光を電気信号に変換して第1光電変換信号を出力する第3フォトダイオードと、
    前記第3フォトダイオードから出力される前記第1光電変換信号に基づいて出力信号光レベルを検出する出力光レベル検出回路と、
    出力信号光レベルから前記利得を減じることにより、入力レベルを算出する入力光レベル計算回路と
    を具備する
    光直接増幅器。
  5. 励起用光源から励起光を供給してエルビウム添加光ファイバアンプの信号光を増幅することと、
    増幅された前記信号光を第1分岐カプラで分岐することと、
    前記分岐された前記信号光から、第一の波長成分の光と第二の波長成分の光とを抽出することと、
    抽出された前記第一の波長成分の光と前記第二の波長成分の光を光電変換して電気信号を生成することと、
    前記電気信号に基づいて、前記第一の波長の光に対応する第1信号光レベルと前記第二の波長の光に対応する第2信号光レベルとを検出することと、
    前記第1信号光レベルと前記第2信号光レベルとの比に基づいて利得平坦性(利得の偏差)を計算することと、
    前記利得平坦性に基づいて、エルビウム添加光ファイバアンプの利得を計算し、前記利得が一定となるように前記励起光源の前記励起光を制御することと
    を具備する
    光直接増幅方法。
  6. 請求項5に記載の光直接増幅方法において、
    前記抽出することは、
    前記分岐された前記信号光をさらに第2分岐カプラで分岐することと、
    分岐された一方の出力光から前記信号光の第一の波長成分のみを第1信号光分離用フィルタに透過させることと
    分岐された他方の出力から前記信号光の第二の波長成分のみを第2信号光分離用フィルタに透過させることと
    を含み
    前記電気信号を生成することは、
    前記第1信号光分離用フィルタから供給される光を電気信号に変換して第1光電変換信号を出力することと、
    前記第2信号光分離用フィルタから供給される光を電気信号に変換して第2光電変換信号を出力することと、
    を含み、
    前記検出することは、
    第1光電変換信号に基づいて前記第1信号光レベルを検出し、前記第2光電変換信号に基づいて前記第2信号光レベルを検出すること
    を含む
    光直接増幅方法。
  7. 請求項6に記載の光直接増幅方法おいて、
    前記抽出することは、
    過帯域の中心波長を制御して前記分岐された前記信号光から、第一の波長成分の光と第二の波長成分の光と透信号光分離用可変波長フィルタで抽出することを含み、
    前記電気信号を生成することは、
    前記信号光分離用可変波長フィルタから供給される光を電気信号に変換して第1光電変換信号と第2光電変換信号を出力することを含む
    光直接増幅方法。
  8. 請求項5または6に記載の光直接増幅方法において、さらに、
    前記第1分岐カプラで分岐された前記信号光の一部をさらに、第3分岐カプラで分岐することと、
    前記第3分岐カプラによって分岐された前記信号光を電気信号に変換して第1光電変換信号を出力することと、
    前記第1光電変換信号に基づいて出力信号光レベルを検出することと、
    出力信号光レベルから前記利得を減じることにより、入力レベルを算出することと
    を具備する
    光直接増幅方法。
JP2012070325A 2012-03-26 2012-03-26 光直接増幅器 Pending JP2013201393A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012070325A JP2013201393A (ja) 2012-03-26 2012-03-26 光直接増幅器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012070325A JP2013201393A (ja) 2012-03-26 2012-03-26 光直接増幅器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013201393A true JP2013201393A (ja) 2013-10-03

Family

ID=49521350

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012070325A Pending JP2013201393A (ja) 2012-03-26 2012-03-26 光直接増幅器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013201393A (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0915093A (ja) * 1995-06-28 1997-01-17 Fujitsu Ltd 光増幅装置の光モニタ方法及び光モニタ機能付き光増幅装置
JP2001036174A (ja) * 1999-07-22 2001-02-09 Hitachi Ltd 光増幅装置
JP2001223646A (ja) * 2000-02-07 2001-08-17 Nec Corp 光増幅中継器とこれを用いた光伝送装置
JP2001268014A (ja) * 2000-03-15 2001-09-28 Nec Corp ブロック利得等化器
JP2009238792A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Nec Corp 光増幅装置および入力光レベル計算方法ならびに光増幅器制御装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0915093A (ja) * 1995-06-28 1997-01-17 Fujitsu Ltd 光増幅装置の光モニタ方法及び光モニタ機能付き光増幅装置
JP2001036174A (ja) * 1999-07-22 2001-02-09 Hitachi Ltd 光増幅装置
JP2001223646A (ja) * 2000-02-07 2001-08-17 Nec Corp 光増幅中継器とこれを用いた光伝送装置
JP2001268014A (ja) * 2000-03-15 2001-09-28 Nec Corp ブロック利得等化器
JP2009238792A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Nec Corp 光増幅装置および入力光レベル計算方法ならびに光増幅器制御装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11632180B2 (en) Coherent optical receiver device and coherent optical receiving method
JP5686142B2 (ja) コヒーレント光受信装置およびコヒーレント光受信方法
CN113746550A (zh) 光接收装置
JP2008252233A (ja) 光信号入力の有無を検出する信号入力検出装置
JP2017017605A (ja) 伝送路損失測定装置、伝送路損失測定方法、及び、光伝送システム
JP2007081405A (ja) チャンネル出力平坦化機能を有する光増幅装置
JP2012165127A (ja) 光受信モジュール
JP5211796B2 (ja) 光増幅装置および入力光レベル計算方法ならびに光増幅器制御装置
JP6303222B2 (ja) 光受信器および光受信モジュール
JP2013201393A (ja) 光直接増幅器
JP5266785B2 (ja) 光検出装置および光検出方法
JP2010154446A (ja) 光受信モジュール
JP3940926B2 (ja) 波長多重光増幅装置
JP6132595B2 (ja) ラマン増幅器、光中継装置、光通信システム、ラマン増幅制御方法及びプログラム
JP3994394B2 (ja) 波長多重光増幅装置
JP2015097302A (ja) 光増幅装置、光通信システムおよび光増幅方法
JP5920194B2 (ja) 光伝送装置および利得制御方法
JP5387148B2 (ja) A/d変換誤差抑圧制御装置及びa/d変換誤差抑圧制御方法並びにプログラム
JP2012110042A (ja) 光信号入力の有無を検出する信号入力検出装置
JP2009290570A (ja) 光増幅伝送システムおよび利得測定方法
JP2010268056A (ja) 光受信モジュール
JP2010166000A (ja) 光増幅装置および制御方法ならびに制御プログラム
JP2012009528A (ja) 光ファイバ増幅装置および充電方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150212

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151201

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20160323