JP2013199776A - ダンパーの締め付け装置及びこの装置を用いたダンパーの取り付け方法 - Google Patents

ダンパーの締め付け装置及びこの装置を用いたダンパーの取り付け方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ダンパーの仮セット作業が容易で、かつ、ボルトの孔合わせが確実で容易にできるダンパーの締付装置とこの装置を用いたダンパーの取り付け方法を提供する。
【解決手段】橋構造物11と重量物10との間に、衝撃を吸収するためのダンパーの取り付け方法において、前記ダンパー12を構造物11と重量物10の間に仮セットし、ダンパー12の一端部を予め固定し、他端部を隙間26をもって臨ませるステップ1と、前記隙間26のある側に貫通孔付きジャッキ28を設置し、テーパーねじ31を取り付けるステップ2と、貫通孔付きジャッキ28を駆動して隙間なく密着し、前記貫通孔付きジャッキ28のない取り付け孔29と30にボルト15で固定するステップ3と、前記貫通孔付きジャッキ28とテーパーねじ31を撤去した取り付け孔29と30との間にボルト15を差し込んで固定するステップ4とからなる。
【選択図】図5

Description

本発明は、橋脚などの構造物と橋桁などの重量物との間に衝撃吸収のためにダンパーを取り付けるときのダンパーの締め付け装置及びこの装置を用いたダンパーの取り付け方法に関するものである。
橋脚などの構造物11と橋桁などの重量物10との間には、ダンパー12が取り付けられる(特許文献1)。
この特許文献1によれば、図8に示すように、構造物11の上に支承シュー14を介在して重量物10を取り付けた場合において、構造物11と重量物10との間には、車両による振動や地震による振動などの衝撃を吸収するために、ダンパー12が構造物11側のブラケット13と重量物10との間にボルト15で取り付けられる。
ダンパー12は、垂直方向に限らず、水平方向、斜め方向など、目的に応じて適宜の方向に取り付けられる。
このようなダンパー12の取り付けに関しては、特許文献1には詳細が記載されていないが、従来の一般的な方法は、重量物10の取り付け面とブラケット13の取り付け面との間を予め正確に測定し、ダンパー12の両端の取り付け面間の距離が前記取り付け間隔よりもわずかに(例えば3〜5mm程度)短くなるようにダンパー12の長さを工場出荷時に調整しておく。
現場では、重量物10の取り付け面とブラケット13の取り付け面との間にダンパー12を仮セットし、最初に重量物10の取り付け面とブラケット13の取り付け面のいずれか一方、例えばブラケット13の上面にダンパー12の下端部をボルト15で固定し、次いで重量物10の取り付け面とダンパー12の上端部の取り付け面の間にボルト15を通し、このボルト15を手で回してダンパー12を隙間分だけ伸ばして重量物10の下面に密着させて固定する。ダンパーを伸び縮みさせるには、大きな力が必要である。
特開2005−299078号公報。
このような従来一般の取り付け方法では、ボルト15を手で回してダンパー12を伸ばす為には大きな力でダンパー12の他方の端部を密着させなければならないので、仮セット時にダンパー12を密着させる隙間はできるだけ小さいことが望まれる。
しかし、この隙間が小さいと、重量物10の取り付け面とブラケット13の取り付け面との間にダンパー12をセットする際に、取り付け面にわずかに凹凸があったり、傾いていたりすると、仮セットができないか、極めて困難な作業になる。また、仮セット後の取り付けには複数本のボルト15を使用するが、その孔合わせ作業が困難になる。
逆に、隙間を大きく取ると、仮セットは容易になるが、ボルト15の手動による締め付けでダンパー12を伸ばすには大きな力が必要となり、密着させることは不可能になるなどの問題点があった。
本発明は、ダンパーの仮セット作業が容易で、かつ、ボルトの孔合わせが確実で容易にできるダンパーの締め付け装置及びこの装置を用いたダンパーの取り付け方法を提供するものである。
本発明によるダンパーの締め付け装置は、構造物11と重量物10との間に、衝撃を吸収するためのダンパー12を締め付ける装置であって、前記ダンパー12を構造物11と重量物10の間に仮セットし、ダンパー12の一端部を構造物11と重量物10のいずれか一方に固定的に取り付けるとともに、ダンパー12の他端部を構造物11と重量物10のいずれか他方の取り付け面25に隙間26をもって臨ませ、前記隙間26をもって臨ませられたダンパー12の他端部の取り付け孔29と、構造物11と重量物10のいずれか他方の取り付け面に設けた取り付け孔30とのいずれか一方に臨ませて貫通孔付きジャッキ28を設置し、この貫通孔付きジャッキ28を取り付けた反対側の取り付け孔29から貫通孔付きジャッキ28を貫通してテーパーねじ31を取り付け、前記貫通孔付きジャッキ28を駆動してダンパー12の他端部を構造物11と重量物10のいずれか他方の取り付け面に密着してなることを特徴とする。
本発明によるダンパーの取り付け方法は、橋構造物11と重量物10との間に、衝撃を吸収するためのダンパー12を取り付けるためのダンパーの取り付け方法において、
前記ダンパー12を構造物11と重量物10の間に仮セットし、ダンパー12の一端部を構造物11と重量物10のいずれか一方に固定的に取り付けるとともに、ダンパー12の他端部を構造物11と重量物10のいずれか他方の取り付け面25に隙間26をもって臨ませるステップ1と、
前記隙間26をもって臨ませられたダンパー12の他端部の取り付け孔29と、構造物11と重量物10のいずれか他方の取り付け面25に設けた取り付け孔30とのいずれか一方に臨ませて貫通孔付きジャッキ28を設置し、この貫通孔付きジャッキ28を取り付けた反対側の取り付け孔29から貫通孔付きジャッキ28を貫通してテーパーねじ31を取り付けるステップ2と、
貫通孔付きジャッキ28を駆動してダンパー12の他端部を構造物11と重量物10のいずれか他方の取り付け面25に密着し、前記貫通孔付きジャッキ28の設置していない取り付け孔29と取り付け孔30との間にボルト15を差し込んで固定するステップ3と、
前記貫通孔付きジャッキ28とテーパーねじ31を撤去し、撤去した取り付け孔29と取り付け孔30との間にボルト15を差し込んで固定するステップ4と
からなる。
本発明は、上述のような装置及び作業ステップとしたので、ダンパーの他端部と構造物と重量物のいずれかの取り付け面との間に取り付け作業を円滑にできる大きな隙間をとることができる。そのため、作業能率が高まる。また、テーパーねじを使用したので、ダンパー側と構造物又は重量物側の取り付け孔に位置ずれがあっても締め付けの過程で一致させることができる。
また、ダンパーの両端のダンパー側クレビスに、それぞれ構造物とブラケット連結するための取り付け用クレビスを回動自在にクレビスピンで取り付け、このダンパー側クレビスと取り付け用クレビスの連結部に臨ませてクレビス転倒防止金具を設けて取り付け用クレビスの回動を防止するものを用いることにより、ダンパーの取り付け方法をより確実にできる。
ステップ2は、ダンパーを連結するための複数個穿設した取り付け孔に、2個以上の貫通孔付きジャッキを離して設置するようにしたことにより、複数個穿設した取り付け孔位置をより正確に合わせることができる。
本発明によるダンパーの取り付け方法の一実施例を示すもので、ステップ1の説明図である。 本発明によるダンパーの取り付け方法のステップ2の説明図で、(a)は、正面から見た図1の拡大図、(b)は、(a)の側面図である。 本発明によるダンパーの取り付け方法のステップ3の説明図である。 本発明によるダンパーの取り付け方法のステップ4の説明図である。 本発明によるダンパーの締め付け装置に使用されるボルト15の詳細を説明する一部切り欠いた拡大図である。 ダンパー12の平面図である。 本発明によるダンパーの取り付け方法の実施例2の説明図である。 従来のダンパーの取り付け方法の説明図である。
本発明によるダンパーの締め付け装置は、構造物11と重量物10との間に、衝撃を吸収するためのダンパー12を締め付ける装置であって、前記ダンパー12を構造物11と重量物10の間に仮セットし、ダンパー12の一端部を構造物11と重量物10のいずれか一方に固定的に取り付けるとともに、ダンパー12の他端部を構造物11と重量物10のいずれか他方の取り付け面25に隙間26をもって臨ませ、前記隙間26をもって臨ませられたダンパー12の他端部の取り付け孔29と、構造物11と重量物10のいずれか他方の取り付け面に設けた取り付け孔30とのいずれか一方に臨ませて貫通孔付きジャッキ28を設置し、この貫通孔付きジャッキ28を取り付けた反対側の取り付け孔29から貫通孔付きジャッキ28を貫通してテーパーねじ31を取り付け、前記貫通孔付きジャッキ28を駆動してダンパー12の他端部を構造物11と重量物10のいずれか他方の取り付け面に密着してなることを特徴とする。
本発明によるダンパーの取り付け方法は、橋構造物11と重量物10との間に、衝撃を吸収するためのダンパー12を取り付けるためのダンパーの取り付け方法において、
前記ダンパー12を構造物11と重量物10の間に仮セットし、ダンパー12の一端部を構造物11と重量物10のいずれか一方に固定的に取り付けるとともに、ダンパー12の他端部を構造物11と重量物10のいずれか他方の取り付け面25に隙間26をもって臨ませるステップ1と、
前記隙間26をもって臨ませられたダンパー12の他端部の取り付け孔29と、構造物11と重量物10のいずれか他方の取り付け面25に設けた取り付け孔30とのいずれか一方に臨ませて貫通孔付きジャッキ28を設置し、この貫通孔付きジャッキ28の反対側から前記取り付け孔29と取り付け孔30と貫通孔付きジャッキ28を貫通してテーパーねじ31を取り付けるステップ2と、
貫通孔付きジャッキ28を駆動してダンパー12の他端部を構造物11と重量物10のいずれか他方の取り付け面25に密着し、前記貫通孔付きジャッキ28の設置していない取り付け孔29と取り付け孔30との間にボルト15を差し込んで固定するステップ3と、
前記貫通孔付きジャッキ28とテーパーねじ31を撤去し、撤去した取り付け孔29と取り付け孔30との間にボルト15を差し込んで固定するステップ4と
からなる。
ダンパー12の両端のダンパー側クレビス19に、それぞれ構造物11とブラケット13に連結するための取り付け用クレビス21を回動自在にクレビスピン27で取り付け、このダンパー側クレビス19と取り付け用クレビス21の連結部に臨ませて吊り下げワイヤ34を設けて取り付け用クレビス21の回動を防止するものを用いることにより、作業性をより向上できる。
ステップ2は、ダンパー12を連結するための複数個穿設した取り付け孔29に、2個以上の貫通孔付きジャッキ28を離して設置することにより、数個の取り付け孔29の位置合わせがより正確になる。
本発明によるダンパーの締付装置とこの装置を用いたダンパーの取り付け方法を図面に基づき説明する。
図1において、橋脚などの構造物11の上に橋桁などの重量物10が支承シュー等を介して設けられ、この重量物10の下面には、ブラケット13が取り付けられており、このブラケット13の垂直な取り付け面25と構造物11の垂直な取り付け面39との間にダンパー12を取り付けるものとする。
前記ダンパー12の両端のダンパー側クレビス19と20には、それぞれ取り付け用クレビス21と22がクレビスピン27によって回動自在に連結されている。
本発明では、ダンパー12の仮セットが容易に行えるように、ブラケット13の取り付け面25から構造物11の取り付け面39までの距離に対し、ダンパー12の取り付け用クレビス21と22の取り付け面24までの長さが十分な隙間26を有するようにダンパー12が調整される。具体的には、取り付け用クレビス21の取り付け面24とブラケット13の取り付け面25との隙間26が、30〜40mm程度となるように、ダンパーを縮めておく。
以上のような構成による本発明のダンパーの取り付け方法を各ステップ順に説明する。
ステップ1(図1)
このステップでは、ダンパー12が構造物11の取り付け面39とブラケット13の取り付け面25の間に、重量物10の下面の2本の吊り下げワイヤ34にて吊り下げる。吊り下げられたダンパー12は、吊り下げワイヤ34のチェンブロックで一方の取り付け用クレビス22を構造物11のアンカーボルト23に合わせ、かつ、他方の取り付け用クレビス21の取り付け孔29と、ブラケット13側の取り付け孔30に合わせて仮セットする。このとき、隙間26は十分な間隔を有するので、ダンパー12は円滑に持ち上げられ、仮セットが容易に行われる。
ダンパー12の取り付け用クレビス22と21は、クレビスピン27によりダンパー側クレビス20と19に連結されているため、ダンパー12を水平にして持ち上げると、取り付け用クレビス22と21が傾くので、ダンパー12の軸線と一致するようにダンパー側クレビス20と19の外周に図2(a)で2点鎖線で示すようなクレビス転倒防止金具35を嵌め込んでおくことが好ましい。
ダンパー12を取り付け場所に仮セットしたら、一方の取り付け用クレビス22をアンカーボルト23で取り付け面39に密着固定する。
ステップ2(図2(a)(b)、図5、図6)
このステップでは、他方の取り付け用クレビス21のフランジに設けた縦4個で2列の取り付け孔29をブラケット13側の取り付け孔30に略一致させ、図2(b)に示すように、左上と左下、右上と右下の4箇所に取り付け用クレビス21のフランジ側から支圧プレート36とワッシャ37を介在してテーパーねじ31を差し込む。テーパーねじ31は、途中がテーパーになっているので、取り付け孔29と取り付け孔30とにわずかな位置ずれがあっても容易に差し込むことができる。テーパーねじ31のブラケット13のフランジから突出した部分に、中心に孔のあいたセンターホールジャッキ(登録商標)といわれる貫通孔付きジャッキ28を差し込み、この貫通孔付きジャッキ28からさらに突出した部分に支持板32を取り付け、ナット33で保持する。4本のテーパーねじ31に同様に貫通孔付きジャッキ28を取り付け、ナット33で保持する。
なお、この例では、互いに離れた角の4箇所に貫通孔付きジャッキ28を取り付けたが、左上と右下又は左下と右上などのように対角線上の2箇所であってもよい。
ステップ3(図3)
このステップでは、ポンプ42から4台の貫通孔付きジャッキ28に圧油を送り、シリンダ40からラム41を伸ばす。すると、貫通孔付きジャッキ28とテーパーねじ31の頭部38の間に圧縮力が作用し、ダンパー12が伸びてダンパー12側の取り付け用クレビス21が引きこまれ、隙間26を次第に狭め、ブラケット13の取り付け面25に密着する。このステップ3では、テーパーねじ31を用いているので、取り付け用クレビス21側の取り付け孔29とブラケット13側の取り付け孔30との間にわずかな位置ずれがあったとしても取り付け用クレビス21が密着するまでの移動時に位置が修正されて一致する。なお、例えば、ダンパー12が100トン用であれば、取り付け用クレビス21を伸ばして引き込む力は、約10分の1の10トン程度で可能である。
ブラケット13に取り付け用クレビス21が密着したら貫通孔付きジャッキ28の取り付けていない箇所に取り付け用クレビス21の取り付け孔29側からブラケット13の取り付け孔30にボルト15を差し込み、ブラケット13側からナットを嵌め込み仮固定する。
ステップ4(図4)
このステップでは、ポンプ42から4台の貫通孔付きジャッキ28への圧油を解除し、ラム41を縮め支持板32を外し、貫通孔付きジャッキ28からテーパーねじ31を引き抜き、貫通孔付きジャッキ28を撤去する。
このテーパーねじ31の引き抜いた箇所にボルト15を取り付け用クレビス21側の取り付け孔29側からブラケット13側の取り付け孔30に通してナットで固定する。
全て固定した後、吊り下げワイヤ34,クレビス転倒防止金具35等を撤去して取り付け作業を終了する。
前記実施例では、水平に取り付ける方法について述べたが、垂直方向、斜め方向などであってもそのまま利用できる。
前記実施例では、貫通孔付きジャッキ28をブラケット13側に取り付けた例を示したが、取り付け用クレビス21側に取り付けるようにしてもよい。
前記実施例では、構造物11と重量物10の間に1個のダンパー12を取り付けたが、図7に示すように、複数箇所に取り付けてもよい。また、複数箇所に取り付けるときは、衝撃の吸収方向により異ならせた方向に取り付けるようにしてもよい。
10…重量物、11…構造物、12…ダンパー、13…ブラケット、14…支承シュー、15…ボルト、16…カバー、19…ダンパー側クレビス、20…ダンパー側クレビス、21…取り付け用クレビス、22…取り付け用クレビス、23…アンカーボルト、24…取り付け面、25…取り付け面、26…隙間、27…クレビスピン、28…貫通孔付きジャッキ、29…取り付け孔、30…取り付け孔、31…テーパーねじ、32…支持板、33…ナット、34…吊り下げワイヤ、35…クレビス転倒防止金具、36…支圧プレート、37…ワッシャ、38…頭部、39…取り付け面、40…シリンダ、41…ラム、42…ポンプ。

Claims (7)

  1. 橋構造物と重量物との間に、衝撃を吸収するためのダンパーを締め付ける装置であって、前記ダンパーを構造物と重量物の間に仮セットし、ダンパーの一端部を構造物と重量物のいずれか一方に固定的に取り付けるとともに、ダンパーの他端部を構造物と重量物のいずれか他方の取り付け面に隙間をもって臨ませ、前記隙間をもって臨ませられたダンパーの他端部の取り付け孔と、構造物と重量物のいずれか他方の取り付け面に設けた取り付け孔とのいずれか一方に臨ませて貫通孔付きジャッキを設置し、この貫通孔付きジャッキを取り付けた反対側の取り付け孔から貫通孔付きジャッキを貫通してテーパーねじを取り付け、前記貫通孔付きジャッキを駆動してダンパーの他端部を構造物と重量物のいずれか他方の取り付け面に密着してなることを特徴とするダンパーの締め付け装置。
  2. 橋構造物と重量物のブラケットとの間に、衝撃を吸収するためのダンパーを締め付ける装置であって、前記ダンパーを構造物とブラケットの間に仮セットし、ダンパーの一端部の取り付け用クレビスを構造物の取り付け面に固定的に取り付けるとともに、ダンパーの他端部の取り付け用クレビスをブラケットの取り付け面に隙間をもって臨ませ、前記ブラケットに設けられた取り付け孔に臨ませて貫通孔付きジャッキを設置し、前記ダンパーの他端部の取り付け用クレビスに設けられた取り付け孔から前記ブラケット側の取り付け孔と貫通孔付きジャッキを貫通してテーパーねじを取り付け、前記貫通孔付きジャッキを駆動してダンパーの他端部をブラケットの取り付け面に密着してなることを特徴とするダンパーの締め付け装置。
  3. 橋構造物と重量物との間に、衝撃を吸収するためのダンパーを取り付けるためのダンパーの取り付け方法において、
    前記ダンパーを構造物と重量物の間に仮セットし、ダンパーの一端部を構造物と重量物のいずれか一方に固定的に取り付けるとともに、ダンパーの他端部を構造物と重量物のいずれか他方の取り付け面に隙間をもって臨ませるステップ1と、
    前記隙間をもって臨ませられたダンパーの他端部の取り付け孔と、構造物と重量物のいずれか他方の取り付け面に設けた取り付け孔とのいずれか一方に臨ませて貫通孔付きジャッキを設置し、この貫通孔付きジャッキを取り付けた反対側の取り付け孔から貫通孔付きジャッキを貫通してテーパーねじを取り付けるステップ2と、
    貫通孔付きジャッキを駆動してダンパーの他端部を構造物と重量物のいずれか他方の取り付け面に密着し、前記貫通孔付きジャッキの設置していない取り付け孔にボルトを差し込んで固定するステップ3と、
    前記貫通孔付きジャッキとテーパーねじを撤去し、撤去した取り付け孔にボルトを差し込んで固定するステップ4と
    からなることを特徴とするダンパーの取り付け方法。
  4. 橋構造物と重量物のブラケットとの間に、衝撃を吸収するためのダンパーを取り付けるためのダンパーの取り付け方法において、
    前記ダンパーを構造物とブラケットの間に仮セットし、ダンパーの一端部の取り付け用クレビスを構造物の取り付け面に固定的に取り付けるとともに、ダンパーの他端部の取り付け用クレビスをブラケットの取り付け面に隙間をもって臨ませるステップ1と、
    前記ブラケットに設けられた取り付け孔に臨ませて貫通孔付きジャッキを設置し、前記ダンパーの他端部の取り付け用クレビスに設けられた取り付け孔から前記ブラケット側の取り付け孔と貫通孔付きジャッキを貫通してテーパーねじを取り付けるステップ2と、
    前記貫通孔付きジャッキを駆動してダンパーの他端部をブラケットの取り付け面に密着させ、前記貫通孔付きジャッキの設置していない取り付け孔にボルトを差し込んで固定するステップ3と、
    前記貫通孔付きジャッキとテーパーねじを撤去し、撤去した取り付け孔にボルトを差し込んで固定するステップ4と
    からなることを特徴とするダンパーの取り付け方法。
  5. 橋構造物と重量物のブラケットとの間に、衝撃を吸収するためのダンパーを取り付けるためのダンパーの取り付け方法において、
    前記ダンパーを構造物とブラケットの間に仮セットし、ダンパーの一端部の取り付け用クレビスを構造物の取り付け面に固定的に取り付けるとともに、ダンパーの他端部の取り付け用クレビスをブラケットの取り付け面に隙間をもって臨ませるステップ1と、
    前記ダンパーの取り付け用クレビスに設けられた取り付け孔に臨ませて貫通孔付きジャッキを設置し、前記ブラケットに設けられた取り付け孔から前記ダンパー側の取り付け孔と貫通孔付きジャッキを貫通してテーパーねじを取り付けるステップ2と、
    前記貫通孔付きジャッキを駆動してダンパーの他端部をブラケットの取り付け面に密着させ、前記貫通孔付きジャッキの設置していない取り付け孔にボルトを差し込んで固定するステップ3と、
    前記貫通孔付きジャッキとテーパーねじを撤去し、撤去した取り付け孔にボルトを差し込んで固定するステップ4と
    からなることを特徴とするダンパーの取り付け方法。
  6. ダンパーの両端のダンパー側クレビスに、それぞれ構造物とブラケットに連結するための取り付け用クレビスをクレビスピンで回動自在に取り付け、このダンパー側クレビスと取り付け用クレビスの連結部に臨ませてクレビス転倒防止金具を設けて取り付け用クレビスの回動を防止するものからなることを特徴とする請求項3、4又は5記載のダンパーの取り付け方法。
  7. ステップ2は、ダンパーを連結するための複数個穿設した取り付け孔に、2個以上の貫通孔付きジャッキを互いに離して設置するようにしたことを特徴とする請求項3、4、5又は6記載のダンパーの取り付け方法。
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