JP2013198805A - 携帯型超音波診断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
操作性に優れたコンパクトな携帯型超音波診断装置を提供する。
【解決手段】
上面に操作部配置面を備えた本体筺体を備えた携帯型超音波診断装置において、前記操作部配置面には、トラックボールを備えた第1操作群が配置され、かつ、当該トラックボールの中心位置から外側に行くに従って立ち上がる湾曲面または傾斜面が形成され、前記湾曲面または傾斜面に前記操作群のスイッチを配置している。
【選択図】図7

Description

本発明は、携帯型の超音波診断装置に係り、特に、操作性に優れたコンパクトな携帯型超音波診断装置に関するものである。
従来の超音波診断装置は、移動可能な台車に各種装置を搭載したワゴンタイプが主流であるが、可搬性に優れた携帯型超音波診断装置が知られている。この携帯型超音波診断装置は、薄型の本体筺体に対して表示装置を備えた蓋筺体を折りたたみ可能とするノートタイプがある。本体筺体の上面には操作部配置が形成され、この操作部配置を、表示装置を内面に備えた蓋筺体で覆うことで、この表示装置と操作部配置面を2つの筺体内に内在させて、可搬性に優れた形態としている。また、薄型の本体筺体の手前には、この本体筺体と一体形成される固定ハンドルを設け、この固定ハンドルを介して、可搬性を一層向上させている。
一方、操作部配置面には、手前側には、診断時に使用するトラックボールを主体とする第1操作群とその後方に配置される文字入力を可能とするキーボードを主体とする第2操作群が設けられているので、超音波診断の操作に加えて情報処理装置としての操作も可能である。
意匠登録第1283739号の登録公報 米国登録意匠第550366S号の登録公報 米国登録意匠第538432S号の登録公報
前記従来の携帯型超音波診断装置は、本体筺体の上面に形成される操作部配置面を平坦なフラット面とし、その手前にトラックボールを主体とする第1操作群を配置し、その後方に配置される文字入力を可能とするキーボードを主体とする第2操作群を配置している。すなわち、操作スイッチ類が1つの操作部配置面にコンパクトにまとめられている。しかし、トラックボールは、マウスのように広い操作面を必要としないので、携帯型超音波診断装置に最適な座標指示装置と言える半面、トラックボールの上端が操作部配置から大きく飛び出すという課題がある。また、携帯型超音波診断装置では、調整スイッチとしてロータリーつまみがしばしば作用される。このため、携帯型超音波診断装置では、操作部配置面から大きく飛び出したトラックボールやロータリーつまみが操作部配置面から大きく突出するため、小型化に大きな支障をきたしている。しかも、これらトラックボールやロータリーつまみは、使用頻度の観点から、操作部配置面の手前側に配置される。このため、その後方に配置するキーボードの操作の際に、これらトラックボールやロータリーつまみが邪魔になるため、操作する操作者に手を浮かして入力するなどの無理な操作姿勢を強いていた。
また、携帯型超音波診断装置では、探触子をコネクタを本体筺体に取り付ける必要があるが、このコネクタが大きいため、本体筺体の薄型化の障害の1つともなっている。
そこで、本発明の目的は、操作性に優れたコンパクトな携帯型超音波診断装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明では、上面に操作部配置面を備えた本体筺体を備えた携帯型超音波診断装置において、前記操作部配置面には、トラックボールを備えた第1操作群が配置され、かつ、当該トラックボールの中心位置から外側に行くに従って立ち上がる湾曲面または傾斜面が形成され、前記湾曲面または傾斜面に前記操作群のスイッチを配置したものである。
この発明によれば、視認性や操作性に優れたコンパクトな携帯型超音波診断装置を提供することができる。
第1実施例に係る携帯型超音波診断装置の部品展開図である。 第1実施例に係る携帯型超音波診断装置の装置ブロック図である。 第1実施例に係る携帯型超音波診断装置の内部実装を示す断面図である。 第1実施例に係る携帯型超音波診断装置の外観斜視図である。 第1実施例に係る携帯型超音波診断装置の側面図である。 第1実施例に係る携帯型超音波診断装置の使用説明図である。 第2実施例に係る携帯型超音波診断装置の部品展開図である。 第2実施例に係る携帯型超音波診断装置の内部実装を示す断面図である。
以下、図1から図8を参照して、この発明に係る携帯型超音波診断装置の実施例を詳細に説明する。ここで、図1から図6が第1実施例に係る携帯型超音波診断装置、図7と図8が第2実施例に係る携帯型超音波診断装置を示している。なお、同様な部位や矢印などは同一符号をもって示し、重複した説明を省略する。
図1から図6は、第1実施例に係る携帯型超音波診断装置を示すものである。ここで、図1が携帯型超音波診断装置の部品展開図である。図2は携帯型超音波診断装置の装置ブロック図である。図3は携帯型超音波診断装置の内部実装を示す断面図である。図4は携帯型超音波診断装置の外観斜視図である。図5は携帯型超音波診断装置の側面図である。図6は携帯型超音波診断装置の使用説明図である。
先ず、図1を参照して、この実施例に係る携帯型超音波診断装置の概略構造を説明する。図1において、符号1で総括的に示す携帯型超音波診断装置は、上面に操作部配置面101を備えた薄型の本体筺体100と、薄型の表示装置(モニタ装置)201を備えた蓋筺体200と、本体筺体100の後部と蓋筺体200の一端を連結し、操作部配置面101と表示装置201とを隠蔽するように折りたたみ可能とする連結部10とを備えている。
本体筺体100は、樹脂材料で形成される下ケース111と、樹脂材料で形成される上ケース112とで、内部実装品を包含することで、薄い扁平な形態としている。この実施例では、携帯性を良好にするために、本体筺体100の前部を前方に延長して形成し、その延長した部分に開口部113を形成することで握り部114を構成したハンドル115を形成している。もちろん、このハンドル115は本体筺体100と一体形成することに限定されるものではなく、本体筐体100に折りたたみ可能、あるいは、スライド収納可能とする構造でも良い。また、このハンドル115を設けることに限定されるものではない。
一方、蓋筺体200は、液晶の表示装置201を内蔵させた薄い板状の形状としている。この蓋筺体200は、本体筺体100の上面に形成される操作部配置面101を覆う大きさを備えており、その一端を本体筺体100の後部の両側に設けられる一対の連結部10を介して折りたたみ可能に連結される。
この構造によれば、蓋筺体200を折りたたむことで、操作部配置面101と表示装置201を2つの筺体(100、200)内に隠蔽することができるので、携帯性が良好である。また、この折りたたんだ形態では、ハンドル115が露出しているので、このハンドル115の握り部114を保持して搬送することができる。一方、蓋筺体200を開放した状態では、図1に示すように、操作部配置面101の後方に表示装置201が立ち姿勢で保持されるので、表示装置201に表示される情報を確認しながら操作することができる。
そして、この携帯型超音波診断装置1の特徴の1つは、第1操作群230は第2操作群260よりも低い位置に配置されていることである。その一例としては、操作部配置面101を前後に段差をつけて形成し、前部の一段低い前部配置面102にトラックボール231を備えた第1操作群230を配置し、後部の一段高い後部配置面103に文字入力可能なキーボード261を含む第2操作群260を配置した点にある。
具体的には、前部配置面102と後部配置面103との間に形成される段差部104を介して、操作部配置面101を前後に分割し、前部の低い前部配置面102に上方に突出するトラックボール231やロータリスイッチ232を備えた第1操作群230を配置し、後部の一段高い後部配置面103にキーボード261を備えた第2操作群260を配置している。
このように第1操作群230は第2操作群260よりも低い位置に配置することで、キーボード等の第2操作群の操作を実行する際に、トラックボール231等の第1操作群230の操作部材を誤って触れてしまうことによる誤操作を防止できる。このとき第1操作群230の操作部材の内、最も高さを有する操作部材(たとえば、トラックボール231等)の高さよりも段差部の高さを高く構成することで、さらに効果的に誤操作を防止できる。
また、この携帯型超音波診断装置1の特徴の他の1つは、前記2段の操作部配置面101を実現するために、第1操作群230の下方の本体筺体100内に第1操作群基板20を配置し、第2操作群260の下方の本体筺体100内には、制御部(図2参照)を含むメイン基板30と、このメイン基板30の後方に配置されるバッテリ部40と、このバッテリ部40とメイン基板30の片側に配置される探触子コネクタ部50と、メイン基板30とバッテリ部40の上方に配置される第2操作群基板60とを備えるようにする。ここで、この実施例では、第2操作群基板60を、メイン基板30の上方に配置されるキーボード基板61と、このキーボード基板61の両側に配置される第1サブ基板62と第2サブ基板63と、バッテリ部40の上方に配置される第3サブ基板64とで構成する。そして、この実施例では、凹凸の少ないスイッチ類を第1サブ基板62と第2サブ基板63と第3サブ基板64に配置し、これらをキーボード基板61の厚さ調整部材とすることで、後部配置面103を実装効率が良好で、しかも、フラットな配置面としている。
また、この実施例では、第2操作群260の下方の本体筺体100内に探触子コネクタ部50を配置することで、探触子の操作性を維持しつつ、操作部配置面101の2段構造に貢献させている。したがって、この探触子コネクタ部を前記の通り配置することによって、携帯型超音波診断装置1の小型化に大きく貢献できる。
この実施例では、厚みのある後部配置面103の片側に配置することで、前記課題を解決している。しかも、この側面後方は、搬送性においても、操作性の面からも有効である。即ち、探触子を装着した状態で搬送する場合、ハンドルを持つことから、本体筺体100の背面に探触子コネクタ部50を設けると、この探触子コネクタ部50に取り付けるコード接続部51a(図4参照)が床面やテーブル面に当たりやすい課題がある。また、探触子コネクタ部50が本体筺体100の側面の前よりにあると、探触子コネクタ部50から引き出されるコードが操作者に邪魔になる課題もある。この実施例のように、側面後方に探触子コネクタ部50を設けることで、前記課題を解決できるとともに、前部配置面102が配置される本体筺体100の前部の厚さを薄くすることができる。
また、この実施例では、バッテリ部40を本体筺体100の後端部に設けている。これにより、バッテリ部40の装着を本体筺体100の背面から行うことができる。しかも、この実施例では、バッテリ部40の両側に一対の連結部10を配置しているので、この連結部10による蓋筺体200の折りたたみ構造に支障をきたすことがない。
また、この携帯型超音波診断装置1の特徴の他の1つは、操作者の手若しくは手首を置くためのパームレスト120を設けた点にある。具体的には、この実施例では、前部配置面102の第1パームレスト121としてハンドル115を割り当てる。また、後部配置面103の第2パームレスト122として段差部104を割り当てる。特に、第2パームレスト122として、操作スイッチが配置しづらい段差部104近傍に平滑面122aを形成し、この平滑面122aを第2パームレスト122として利用することができる。前部配置面102と後部配置面103との間に形成される段差部は、ここではカーブの傾斜面としている。このように傾斜面を、凹状にカーブさせることで手首をフィットさせることができ、使い勝手が向上する。ここでは傾斜面を滑らかなカーブの傾斜面としたが、必ずしもこれに限るものではない。
このように、この実施例では、前部配置面102に配置される第1操作群230の操作を行う場合は、第1パームレスト121として機能するハンドル115に手首を支持して行うことができる。一方、後部配置面103に配置される第2操作群260を操作する場合は、第2パームレスト122として機能する段差部104近傍の平滑面122aに手首を支持して行うことができる。特に、この第2パームレスト122を形成することにより、第1操作群230に手が触れて誤操作が起こるのを軽減することができる。
また、この携帯型超音波診断装置1の特徴の他の1つは、段差部104に傾斜面105を形成し、この傾斜面105に第1操作群230の一部のスイッチを配置した点にある。即ち、段差部104に傾斜面105を形成すると、この傾斜面105は操作者に向いた傾斜面となる。したがって、この傾斜面105にスイッチ類を設けることで、このスイッチ類の操作性や視認性を向上することができる。ここで、傾斜面105にスイッチ類を設ける際には、平面状の傾斜面とすると使い勝手が向上する。
この携帯型超音波診断装置1の特徴の他の1つは、蓋筺体200に回転軸Pを中心とする旋回機構部210を設けた点にある。即ち、携帯型超音波診断装置1では、表示装置201に表示される情報は操作者のみが確認するのではなく、その内容を患者にも見せるケースが頻繁に起こる。この場合、蓋筺体200が旋回可能であれば、対応することができる。そこで、この実施例では、蓋筺体200を、連結部10で連結される連結筺体202と、表示装置201を備えた表示筺体203と、この連結筺体202と表示筺体203とを旋回可能に連結する旋回機構部210とで構成する。旋回機構部210は表示筺体203を中心位置で回転可能に連結する旋回軸211と、旋回を所定の位置で固定するロックスイッチ212で構成する。この実施例ではロックスイッチ212を、連結筺体202と表示筺体203の接触面に図示しないバネなどを介して出没可能に設けた突起で構成する。これにより、連結筺体202と表示筺体203の接触面が一致した状態で固定することができる。
以下、上記特徴を備えた第1実施例に係る携帯型超音波診断装置1の具体的な構造を更に詳細に説明する。
先ず、図2を参照して、携帯型超音波診断装置1の装置構成を説明する。図2は携帯型超音波診断装置1の装置ブロック図である。図2において、携帯型超音波診断装置1は、超音波振動子群を備えた超音波探触子51と、この超音波探触子51に高圧パルスを供給する超音波送受信装置52と、この超音波送受信装置52と超音波探触子51とを接続するコネクタ部50と、エコーをデジタル信号に変換するディジタル・スキャン・コンバータ(以下、DSCという)53と、画像メモリと共通用グラフィックメモリと操作者用グラフィックメモリ等から成るメモリ装置54と、モニタ画面を備えた表示装置201と、第1操作群230と第2操作群260を構成する入力装置55と、この携帯型超音波診断装置1を統括的に制御する制御部31と、必要により接続される心電図計測装置などの補助装置56と、前記各装置に電源を供給する電源装置57(バッテリ部40を含む)とから構成される。
超音波送受信装置52は、超音波探触子51内の超音波振動子群へ送波のための高圧パルスを供給するとともに、被検者の体内から反射し探触子群で受波されたエコーを増幅,整相,検波し、その出力信号はDSC53へ入力する。これら超音波探触子51は、所定の長さのコードを備え、このコードの先端に設けられるコード接続部51a(図4参照)を介して、前記超音波探触子51に対応して設けられる探触子コネクタ部50に接続される。
前記DSC53は、入力した信号をデジタル信号に変換し、超音波ビームを1本ずつ送受信の繰返し毎にメモリへ書き込み、また記憶内容を表示装置203の走査に同期して読み出す。メモリ装置54を構成する共通用グラフィックメモリは、DSC53を介して表示装置203へ表示される超音波画像へ重畳して表示する付加情報、例えば、超音波画像のスケール,被検者への超音波探触子51の当接位置を示すボディマーク,距離計測情報のように被検者に不安感をもたらさない情報を表示するためのグラフィックメモリである。また、メモリ装置54の操作用グラフィックメモリは、表示装置203の超音波画像へ操作者が診断に必要とする付加情報のみ、例えば病名や被検者のID情報のような文字情報や病変部を示す矢印等の記号情報のみを重畳して表示するグラフィックメモリである。
この超音波診断装置1によれば、入力装置55を操作して、超音波走査モードや計測付加情報表示を設定し、超音波探触子51を被検者の検査部位へ当接して検査を開始する。超音波探触子51から被検者の体内へ送波された超音波は、体内の臓器の音響インピーダンスの異なる境界で反射されて探触子で受信される。受信されたエコーは超音波送受信装置52で増幅,整相,検波され、超音波走査線1本分の信号としてDSC53へ入力され、D/A変換されてメモリへ書き込まれる。このメモリへの書き込みは、超音波送受信の方向を変えての繰返し送受信毎に行われる。
メモリへ書き込まれた画像データは、表示装置201の表示走査に同期して読み出され、D/A変換され、輝度信号として表示装置201へ供給され、その結果画面に超音波画像が表示される。DSC53からの画像データの読み出しに同期して、制御部31は共通用グラフィックメモリと操作者用グラフィックメモリとの双方からもデータ読み出しを行う。この実施の形態では、表示装置201の表示画面を被検者に見せる場合は操作者用グラフィックメモリの内容を非表示とすることができる。この表示画面の切り替えは第2操作群260を介して操作することができる。
次に、図1と図3を介して、本体筺体100内に配置される各装置のレイアウトを更に説明する。ここで、図3の(a)図はトラックボールを含む縦断面図であり、(b)図はメイン基板を含む横断面図である。図1及び図3において、下ケース111の内部に図示しない板状の取付シャーシを形成し、この取付シャーシの前部に第1操作群基板20、その後方にメイン基板30、その後方にバッテリ部40を配置し、更に図3(b)図に示すように、メイン基板30の片側に探触子コネクタ部50を配置することで第1階層を構成する。第1操作群基板20は、板状の基板の上にトラックボール231や複数のロータリスイッチ232などが配置されるものである。したがって、この第1操作群基板20を包含する本体筺体100の前部は、その厚さ(高さ寸法)を小さくすることができる。
一方、制御部31を含むメイン基板30は、制御部31の放熱装置などで厚みのある制御基板である。また、バッテリ部40はメイン基板30に合わせて高さ寸法が設定され、充電量の不足分は本体筺体100の後方に張り出させることで確保している。
また、探触子コネクタ部50は、第1階層の中では、最も厚み(高さ寸法)のある装置である。この実施例では、この最も厚みのある探触子コネクタ部50を厚さのある本体筺体100の後部に設けることで、本体筺体100の前部の厚さ(高さ寸法)を小さくしている。
図3(a)図に示すように、メイン基板30とバッテリ部40の上部にはキーボード基板61と第3サブ基板64が前後に並べて配置される。一方、図3(b)に示すように、キーボード基板61の両側には第1サブ基板62と第2サブ基板63を分けて配置している。即ち、本体筺体100の後部は、第1階層の上に第2階層の装置を積層する構造を採用している。
前記したように、この実施例では、本体筺体100の前部には薄い第1操作群基板20のみを配置し、本体筺体100の後部には積層構造を採用している。この構造により、段差部104を介して、低い前部配置面102と、高い後部配置面103とで構成される前後2段の操作部配置面101を実現している。
また、この実施例では、蓋筺体200において表示装置201が前方に傾斜した姿勢で収納される構造としている。即ち、操作部配置面がフラットな従来例では、蓋筺体を折りたたんだ姿勢では、蓋筺体に配置される表示装置201は操作部配置面と平行な姿勢となるのが一般的である。しかし、この実施例では、操作部配置面101を2段階形状としているので、図3(b)図のように、蓋筺体を折りたたんだ姿勢では、表示装置201を前傾斜となるようにしている。この構造によれば、蓋筺体200を折りたたんだ姿勢では、蓋筺体200も前傾斜となって、携帯型超音波診断装置1の前部が先細りの形状となるので、小型化の印象の強い外観形状とすることができる。表示装置を備えた蓋筺体は、前部配置面と後部配置面との間に形成される段差部に合うように形成されている。具体的には、当該段差部に併せて表示筺体の外枠部材に段差部を形成させると良い。
一方、表示装置201を前傾斜とすることで、後部配置面103と表示装置201との間に空間を形成することができるので、この空間を利用して後部配置面103に配置される第2操作群260のスイッチ類を突出させることができるので、これらの操作性を向上させることができる。
また、この実施例では、操作部配置面101を2段階形状としているので、携帯型超音波診断装置1の前部を先細りの形状としても、前部配置面102と表示装置101の間には大きな空間を形成することができる。この大きな空間によれば、大きなトラックボール231や突出量の大きいロータリスイッチ232を配置することができるから、装置の小型化と操作性を向上することができる。
次に、図4と図5を参照して、携帯型超音波診断装置1の外観形状を説明する。ここで、図5の(a)図は蓋筺体を開いた状他の右側面図であり、(b)図は蓋筺体を折りたたんだ状態の左側面図である。
先ず、図4を参照して、第1操作群230と第2操作群260の具体的な配置を説明する。
先ず、トラックボール231を中心とする第1操作群230を説明する。前部配置面102の中央前部には、トラックボール231が配置される。このトラックボール231の両側の最も近い位置には、使用頻度が高い確定キーと取消キーとパルスドプラ切替キーと連続ドプラ切替キーを含む第1スイッチ群233を配置している。この第1スイッチ群233とトラックボール231の両側には大きなロータリスイッチ232を含む第2スイッチ群234が配置される。この第2スイッチ群234には、フリーズキーと、Bモードキーと、カラーモードキーと、ドプラーモードキー、MモードキーとODMビームラインキーが配列される。ここで、フリーズキーは動作受付状態で点燈する押しボタンスイッチ機構を採用し、このフリーズキー以外の第2スイッチ群234の各キーは、中央が動作受付状態で点燈する押しボタンスイッチ機構で、その周囲のリングがロータリスイッチ機構を採用したロータリスイッチ232としている。
第2スイッチ群234の両側には、第1録画ボタンやプリントや画面切替スイッチなどから構成される第3スイッチ群235と、第2録画ボタンや計測メニューやレポートスイッチなどから構成される第4スイッチ群236が配置される。更に、第1操作群230の最後列には、フォーカスやフォーカス段数や表示深度の切り替えスイッチからなる第5スイッチ群237を配置している。
この実施例では、段差部104に前部配置面102と後部配置面103とを連続させる傾斜面105を形成している。この傾斜面105は、水平面を備えた前部配置面102や後部配置面103より、操作者側に傾いて形成されるので、この傾斜面105に配置される操作キーは視認性や操作性に優れている。この実施例では、この傾斜面105に第5スイッチ群237を配置している。
次に、キーボード261を主体とした第2操作群260を説明する。この第2操作群260は、後部配置面103の中央に配置されるキーボード261と、このキーボード261の両側に配置される第1後部スイッチ群262と第2後部スイッチ群263と、キーボード261の後方に配置される第3後部スイッチ群264とを含んで構成される。ここで、キーボード261がキーボード基板61、第1後部スイッチ群262が第1サブ基板62、第2後部スイッチ群263が第2サブ基板63、第3後部スイッチ群264が第3サブ基板64に対応する。
また、キーボード261はJIS規格の配列を備えた文字入力用のキーボードであり、第1後部スイッチ群262には複数の彩度別ゲインスライドスイッチが配置され、第2後部スイッチ群263にはフアンクションスイッチが配置され、第3後部スイッチ群264は表示装置102に表示されるスイッチに対応したスイッチや画面調整スイッチが配置される。
ここで、この実施例では、キーボード261の前部に平滑面122aを形成し、この平滑面122aを傾斜面105に連続することで第2パームレスト122を形成している。つまり、この第2パームレスト122に手首を支持することで、第2操作群260の入力操作を向上することができる。一方、第1操作群230は、その前部に形成されるハンドル115を第1パームレスト121として活用することができるので、第1操作群230の入力操作を向上することができる。
図5(a)図において、この実施例では、第1操作群230を構成するトラックボール231やロータリスイッチ232は、前部配置面102から上方に突出することとなるが、この突出する部分は、前部配置面102と後部配置面103の段差寸法Hの範囲内に収めることができる。
また、図4や図3(a)に示すように、第1後部スイッチ群262の彩度別ゲインスライドスイッチは、スライドスイッチの突出量を大きくすると操作性が向上する。この実施例では前記突出量を確保するため、彩度別ゲインスライドスイッチを後部配置面103より一段低くするとともに、表示装置201を前方に傾斜させることで確保している。
また、図4及び図5に示すように、この実施例では、後部配置面103の片側となる右側面後方に探触子コネクタ部50を設けている。この探触子コネクタ部50にコード接続部51aを取り付けることで、超音波探触子51を接続することができる。コード接続部51aは棒状の本体を備えており、通常、コードが邪魔にならないように、本体の長手方向の一端側にコードが取り付けられている。この実施例に係る探触子コネクタ部50の配置は、本体筺体100の側面後方に配置されているので、本体筺体100の前部の空間を利用してコード処理することができる。しかも、既に述べたように、探触子コネクタ部50の配置は、操作部配置面101の2段構造に大きく貢献している。
また、この実施例では、本体筺体100の両側面に通風口130を設けている。これにより、本体筺体100の内部に配置される図示しない送風装置を介して。一方の片側から空気を取り込んで、内部装置を冷却した後、他の側面から排気することができる。
次に、図6を参照しながら、2段構造の操作部配置面101の操作性について説明する。ここで、図6の(a)図は第1操作群230の操作姿勢を示し、図6の(b)図は第2操作群260の操作姿勢を示している。
図6において、この実施例ではパームレスト120を、ハンドル115を活用した第1パームレスト121と、段差部104を活用した第2パームレスト122で構成している。(a)図に示すように、第1操作群230を操作する場合は第1パームレスト121に手首を支持して第1操作群230を操作することができる。特に、携帯型超音波診断装置1においては、片手で超音波探触子51を患者にあてがい、他の片手はトラックボール231を操作し、目線は表示装置を見ることが頻繁に行われる。この実施例では、大きなハンドル115全体を第1パームレスト121として活用できるので、ブラインドタッチに適している。
一方、(b)図に示すように、第2操作群260を操作する姿勢ではキーボード261の前部に形成される第2パームレスト122に手首を支持して入力操作することができる。特に、第2操作群260は、携帯型超音波診断装置1を情報処理装置として利用するときに使用される。このため、使用者は、両手首をこの第2パームレスト122に支持して、画面を見ながら操作することができる。
次に、図7と図8を参照して、第2の実施例に係る携帯型超音波診断装置1aを説明する。ここで、図7が携帯型超音波診断装置の部品展開図である。図8携帯型超音波診断装置の内部実装を示す断面図である。なお、同様な部位や矢印は同一符号をもって示し、重複した説明を省略する。
この第2実施例に係る携帯型超音波診断装置1aは、第2探触子コネクタ部50aを設けることで、本体筺体100の一方の側面に2個の探触子コネクタ部(50、50a)を前後に並べて設けた点に特徴がある。
即ち、超音波診断では、種類の異なる図示しない超音波探触子51を使うことがある。この場合、探触子コネクタ部50が1個しかないと、コード接続部51aを一々取り換えなければならない。そこで、複数の探触子コネクタ部が欲しいとの要望がある。この実施例は、前記要望を備えたものである。この要望に対して、後部配置面103の両側となる本体筺体100の両側面後部に探触子コネクタ部50を設けることで、第1実施例と同様な作用効果で対応することができる。
しかし、超音波診断では、ベッドに横になる患者の片側に携帯型超音波診断装置1をおいて診断するため、携帯型超音波診断装置1の両側から超音波探触子51のコードを引き出すと、患者の外側のコードが携帯型超音波診断装置1の操作の邪魔になる課題がある。
そこで、この実施例では、本体筺体100の一方の側面に探触子コネクタ部50を前後に並べる配置構成を採用している。しかし、前記第1実施例でも説明したように、探触子コネクタ部50は厚みのある装置のため、この探触子コネクタ部50と第2探触子コネクタ部50aを前後に並べると、第2探触子コネクタ部50aを薄い本体筐体100の前部が厚くなってしまう課題がある。
そこで、この第2実施例に係る携帯型超音波診断装置1aでは、後部配置面103の片側を前方に高さを維持したまま伸ばした形状とし、この延ばした延長部106内に第2探触子コネクタ部50aを配置する。この場合、この延長部106は一方の片側だけでも良いが、この実施例では、意匠性を考慮して両側に延長部106を形成している。更に、延長部106はそのボリューム感を軽減するために、積層構造とすることなく前方に傾斜させている。
また、前部配置面102の両側に、一段高い延長部106を形成することに伴って、その間には段差部104に連続する両側段差部104aが形成される。更に、両側段差部104aに伴って、傾斜面105に連続する両側傾斜面50aも形成する。そして、この両側傾斜面にもスイッチ類を配置するようにする。
この実施例によれば、平滑面122aの第2パームレスト122を利用して、キーボード261の入力作業の作業性を向上できる他、両側段差部104aもまた第2パームレスト122として、あるいは手首を置いて休める領域として活用することができる。
また、図7の太い破線に示すように、前部配置面102の後方を大きな円弧123で形成するようにしてもよい。即ち、前部配置面102の後方に形成される両側の延長部106の後方と段差部104の部分とを、トラックボール231を中心とする大きな円弧で形成することで、前部配置面102の後方の両側に広い平面部124を形成して、この広い平面部124を、第2操作群260の操作性を向上するための第3パームレスト124aとすることができる。
また、前部配置面102の後方を大きな円弧123で形成することに伴って、前記傾斜面105と前記両側傾斜面50aとを大きな円弧状傾斜面50bで形成する。そして、この円弧状傾斜面50bにスイッチ類を配置すれば、スイッチ類がトラックボール231を中心とする円弧状で、しかも、後方が立ち上がった傾斜面(円弧状傾斜面50b)に配列されるので、視認性や操作性を向上することができる。
図8の(a)図はトラックボールを含む縦断面図であり、(b)図はメイン基板を含む横断面図である。図8において、この実施例では、前部配置面102の両側に両側段差部104aを設けたとしても、後部配置面103との2段構造は確保されるので、第1実施例と同様な作用効果を得ることができる。しかも、一方の延長部106には、探触子コネクタ部50と並んで第2探触子コネクタ部50aを配置できる。また、前部配置面102は、その周囲を傾斜面50と両側段差部104aで囲まれるので、この傾斜面にスイッチ類を配置することで、操作性を向上することができる。
また、図8(b)図の破線に示すように、前部配置面102全体を、トラックボール231の配置部分を最下部とする凹状の湾曲面124(傾斜面を含む)で形成しても良い。即ち、前部配置面101を、トラックボール231の中心位置から外側に行くにしたがって徐々に立ち上がる湾曲面または傾斜面で形成するようにする。これにより、上方への突出量が大きく、利用頻度の高いトラックボール231を中心に、他のスイッチ類が遠くに配列されるものほど高い位置に配置されるので、視認性や操作性を向上することができる。
次に、第3の実施例に係る携帯型超音波診断装置を説明する。
図1に示す前記実施例においては、蓋筺体200を折りたたみ可能に連結するために、連結筺体202を本体筺体100に対して折りたたみ可能にする水平軸で回転可能に連結し、この連結筺体202と表示筺体203とを旋回機構部210で連結することで、蓋筺体200を旋回可能に連結したが、これに限定されるものではない。
例えば、連結筺体202aと本体筺体100とを垂直な回転軸Pで旋回可能に連結し、この連結筺体202aと表示筺体203とを水平な回転軸P1で折りたたみ可能に連結する回転軸(P、P1)を逆転する構造であってもよい。
この場合、垂直な回転軸Pで旋回する表示筺体203の下端部を、回転軸Pから外側に行くにしたがって弧状または斜面で立ち上がる形状とするようにするとよい。なお、連結筺体202の横幅を大きくする場合は、連結筺体202の下端部も回転軸Pから外側に行くにしたがって弧状または斜面で立ち上がる形状とするようにするとよい。
即ち、この種の携帯型超音波診断装置では、第2操作群260に配置されるスイッチ類が突出するスイッチをしばしば採用する。このため、連結筺体202と本体筺体100とを垂直な回転軸Pで旋回可能に連結すると、蓋筺体200が突出するスイッチ類と接触する課題が生じる。このため、この実施例では、旋回する蓋筺体200の下端部を、回転軸Pから外側に行くにしたがって立ちあがる形状とすることで前記課題を解決している。
これにともなって、この実施例では、本体筺体100の後部形状を蓋筐体200の下端部の形状に合わせた形状にする。これにより、蓋筐体200を閉めた状態でも後部の角部が取れた丸みのあるコンパクトな形状とすることができる。
このように、この発明に係る携帯型超音波診断装置では、上面に操作部配置面を備えた薄型の本体筺体と、薄型の表示装置を備えた蓋筺体と、前記本体筺体の後部と前記蓋筺体の一端とを連結し、前記操作部配置面と前記表示装置とを隠蔽するように折りたたみ可能とする連結部とを、前記操作部配置面を前後に段差をつけて形成し、前部の一段低い前部配置面にトラックボールを備えた第1操作群を配置し、後部の一段高い後部配置面に文字入力可能なキーボードを含む第2操作群を配置し、前記第1操作群の下方の前記本体筺体内に第1操作群基板を配置し、前記第2操作群の下方の前記本体筺体内に、制御部を含むメイン基板と、このメイン基板の後方に配置されるバッテリ部と、前記メイン基板と前記バッテリ部の片側に配置される探触子コネクタ部と、前記メイン基板と前記バッテリ部の上方に配置される第2操作群基板とを配置するようにする。
この場合、前記前部配置面と前記後部配置面との間に形成される段差部に空白部を備えたパームレストを備えるようにするとより良好である。また、前記前部配置面の前部に前記第1操作群のためのパームレストを備えるようにするとよい。
更に、前部配置面の片側に、この前部配置面と段差部を介して隆起し、かつ、前記後部配置面と連続する隆起部を形成し、この隆起部の前記本体筐体内に第2探触子コネクタ部を配置するようにするとよい。また、前記段差部に傾斜面を形成し、この傾斜面に第1操作群のスイッチを配置するようにしてもよい。
1 携帯型超音波診断装置
10 連結部
20 第1操作群基板
30 メイン基板
31 制御部
40 バッテリ部
50 探触子コネクタ部
51 超音波探触子
51a コード接続部
52 超音波送受信装置
53 DSC
54 メモリ装置
55 入力装置
56 補助装置
57 電源装置
60 第2操作群基板
61 キーボード基板
62 第1サブ基板
63 第2サブ基板
64 第3サブ基板
100 本体筺体
101 操作部配置面
102 前部配置面
103 後部配置面
104 段差部
105 傾斜面
106 延長部
111 下ケース
112 上ケース
113 開口部
114 握り部
115 ハンドル
120 パームレスト
121 第1パームレスト
122 第2パームレスト
122a 平滑面
123 円弧
124 湾曲面
124a 第3パームレスト
130 通風口
200 蓋筺体
201 表示装置
202 連結筺体
203 表示筺体
210 旋回機構部
211 旋回軸
212 ロックスイッチ
230 第1操作群
231 トラックボール
232 ロータリスイッチ
233 第1スイッチ群
234 第2スイッチ群
235 第3スイッチ群
236 第4スイッチ群
237 第5スイッチ群
260 第2操作群
261 キーボード
262 第1後部スイッチ群
263 第2後部スイッチ群
264 第3後部スイッチ群。

Claims (8)

  1. 上面に操作部配置面を備えた本体筺体を備えた携帯型超音波診断装置において、
    前記操作部配置面には、トラックボールを備えた第1操作群が配置され、かつ、当該トラックボールの中心位置から外側に行くに従って立ち上がる湾曲面または傾斜面が形成され、
    前記湾曲面または傾斜面に前記操作群のスイッチを配置したことを特徴とする携帯型超音波診断装置。
  2. 請求項1に記載の携帯型超音波診断装置において、
    前記湾曲面または傾斜面は、前記トラックボールを中心とする円弧状であることを特徴とする携帯型超音波診断装置。
  3. 請求項1または2に記載の携帯型超音波診断装置において、
    前記操作部配置面には、入力可能なキーボードを含む第2操作群が後部に配置され、
    前記第1操作群は、前記第2操作群よりも低い位置に配置されていることを特徴とする携帯型超音波診断装置。
  4. 請求項3に記載の携帯型超音波診断装置において、
    前記第1操作群の両側に平面部を形成することを特徴とする携帯型超音波診断装置。
  5. 請求項1から4の何れか1つに記載の携帯型超音波診断装置において、
    前記携帯型超音波診断装置は、表示装置を備えた蓋筺体と、前記本体筺体の後部と前記蓋筺体の一端とを連結し、前記操作部配置面と前記表示装置とを隠蔽するように折りたたみ可能とする連結部と、を備えることを特徴とする携帯型超音波診断装置。
  6. 請求項5に記載の携帯型超音波診断装置において、
    前記連結部は、前記蓋筐体を開いた状態で、前記第1操作群及び第2操作群に接触しないように前記蓋筐体が旋回可能な回転軸を有することを特徴とする携帯型超音波診断装置。
  7. 請求項5または6に記載の携帯型超音波診断装置において、
    前記第1操作群の前部にハンドル部を形成したことを特徴とする携帯型超音波診断装置。
  8. 上面に操作部配置面を備えた本体筺体と、表示装置を備えた蓋筺体と、前記本体筺体の後部と前記蓋筺体の一端とを連結し、前記操作部配置面と前記表示装置とを隠蔽するように折りたたみ可能とする連結部とを備えた携帯型超音波診断装置において、
    前記操作部配置面は、トラックボールを備えた第1操作群と文字入力可能なキーボードを含む第2操作群とを有し、該第2操作群は、前記第1操作群よりも高い第2操作群配置面に配置され、
    前記連結部は、前記操作部配置面と前記表示装置とを隠蔽するように前記蓋筐体を折りたたみ可能とする回転軸と、前記蓋筐体を開いた状態で、前記第1操作群及び前記第2操作群に接触しないように前記蓋筐体が旋回可能な回転軸を有し、
    前記第1操作群は、前記連結部が配置された側と対向する側の前記操作部配置面に配置され、前記トラックボールから前記第2操作群配置面に向かって立ち上がる円弧状の湾曲面または傾斜面を有し、該湾曲面または傾斜面には第1操作群のスイッチ類が配置されていることを特徴とする携帯型超音波診断装置。
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