JP2013197976A - ノイズ除去回路、半導体集積装置及びノイズ除去方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】電源ライン及び接地ラインに重畳しているノイズの影響を受けにくく、且つ入力信号のパルス幅を変更することなくノイズを除去することが可能なノイズ除去回路、半導体集積装置及びノイズ除去方法を提供する。
【解決手段】入力信号における立上りエッジ部及び立下りエッジ部の内の一方のエッジ部だけを所定期間に亘り遅延させた第1遅延信号を生成し、この第1遅延信号における立上りエッジ部及び立下りエッジ部の内の他方のエッジ部だけを所定期間に亘り遅延させた第2遅延信号を生成する。ここで、第1遅延信号が第1レベルを有する場合には第2遅延信号を取り込んで保持しつつこれをノイズ除去信号として出力する一方、第1遅延信号が第2レベルを有する場合には第2遅延信号の取り込みを停止して、上記の如く保持した内容をノイズ除去信号として出力する。この際、第1及び第2遅延信号が共に第2レベルを有する場合には保持した内容を反転させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、入力信号のノイズ除去を行うことが可能なノイズ除去回路、ノイズ除去回路を搭載した半導体集積装置、及びノイズ除去方法に関する。
半導体集積装置に搭載されているディジタル回路、特に、クロック信号に対して非同期でリセットを行うフリップフロップ(以下、FFと称する)では、外部供給された入力信号中にノイズが重畳していると、このノイズによって誤ったタイミングでリセットが行われてしまう場合があった。
そこで、このような誤動作を防止する為に、2値の入力信号に対してその信号の立上りエッジ部、又は立下りエッジ部のみを遅延させるようにした信号遅延回路が提案されている(例えば、特許文献1の図1又は図3参照)。例えば、特許文献1の図3に示す信号遅延回路では、入力信号が論理レベル「0」から「1」の状態に遷移するタイミングだけを所定の遅延期間だけ遅延させて出力するようにしている。かかる構成によれば、上記した遅延期間の間は、入力信号のレベルに拘わらずその出力は論理レベル「0」に固定されるので、例えこの間に亘り入力信号に論理レベル「1」のパルス状ノイズが重畳していても、このパルス状ノイズの影響が出力に反映されることはない。
従って、外部入力されたリセット信号に対して上記信号遅延回路による遅延処理を施したものをFFのリセット端子に供給すれば、入力されたリセット信号に重畳していたパルス状ノイズには反応させず、その後の安定した論理レベル「1」のリセットパルスだけに反応させてリセットを実施させることが可能となる。
しかしながら、かかる信号遅延回路を用いた場合、上記した遅延期間の分だけリセットパルスのパルス幅が狭くなる。よって、外部入力されたリセット信号のパルス幅がノイズの影響等で上記遅延期間よりも僅かに長い程度にまで狭くなった場合、或いはこの遅延期間よりも僅かに長いパルス幅のロングノイズが重畳している場合、規定のリセットホールド期間よりも短いパルス幅のリセットパルスがFFに供給される可能性が高くなる。従って、この際、各FFを確実にリセットすることが出来なくなるという問題が生じる。
更に、上記した信号遅延回路(例えば特許文献1の図3参照)では、コンデンサ4を介して出力線aに電源電圧が印加されているので、接地電圧よりも低い負極性のノイズが接地ラインに重畳すると誤動作が生じる。つまり、このような負極性のノイズが接地ラインに重畳すると、コンデンサ4、出力線a及び抵抗3からなる電流路に瞬間的に電流が流れ、それに伴い出力線a上の電圧が一時的に論理レベル「0」から論理レベル「1」の状態に反転してしまうという誤動作が生じるのである。
特開平05−110396号公報
本発明は、電源ライン及び接地ラインに重畳しているノイズの影響を受けにくく、且つ入力信号のパルス幅を狭めることなくこの入力信号に重畳しているノイズを除去することが可能なノイズ除去回路、半導体集積装置及びノイズ除去方法を提供することを目的とする。
本発明に係るノイズ除去回路は、第1及び第2レベルのいずれかのレベルを有する入力オンオフ信号に対してノイズ除去作用を施すノイズ除去回路であって、前記入力オンオフ信号における立上りエッジ部及び立下りエッジ部の内の一方を所定期間に亘り遅延させた第1遅延信号を生成する第1遅延回路と、前記第1遅延信号における立上りエッジ部及び立下りエッジ部の内の他方を前記所定期間に亘り遅延させた第2遅延信号を生成する第2遅延回路と、前記第1遅延信号が前記第1レベルを有する限り前記第2遅延信号を取り込んで保持しつつノイズ除去信号として出力する一方、前記第1遅延信号が前記第2レベルを有する限り前記第2遅延信号の取り込みを停止して前記保持した内容を前記ノイズ除去信号として出力するラッチと、前記第1及び第2遅延信号が共に前記第2レベルを有する限り前記保持した内容を前記第2レベルに設定すべく前記ラッチを制御するゲートと、を有する。
また、本発明に係る半導体集積装置は、第1及び第2レベルのいずれかのレベルを有する入力オンオフ信号に対してノイズ除去作用を施すノイズ除去回路が形成されている半導体集積装置であって、前記ノイズ除去回路は、前記入力オンオフ信号における立上りエッジ部及び立下りエッジ部の内の一方を所定期間に亘り遅延させた第1遅延信号を生成する第1遅延回路と、前記第1遅延信号における立上りエッジ部及び立下りエッジ部の内の他方を前記所定期間に亘り遅延させた第2遅延信号を生成する第2遅延回路と、前記第1遅延信号が前記第1レベルを有する場合に限り前記第2遅延信号を取り込んで保持しつつノイズ除去信号として出力する一方、前記第1遅延信号が前記第2レベルを有する場合に限り前記第2遅延信号の取り込みを停止して前記保持した内容を前記ノイズ除去信号として出力するラッチと、前記第1及び第2遅延信号が共に前記第2レベルを有する場合に前記保持した内容を前記第2レベルに設定すべく前記ラッチを制御するゲートと、を有する。
また、本発明に係るノイズ除去方法は、第1及び第2レベルのいずれかのレベルを有する入力オンオフ信号に対してノイズ除去作用を施すノイズ除去方法であって、前記入力オンオフ信号における立上りエッジ部及び立下りエッジ部の内の一方を所定期間に亘り遅延させた第1遅延信号を生成しつつ、前記第1遅延信号における立上りエッジ部及び立下りエッジ部の内の他方を前記所定期間に亘り遅延させた第2遅延信号を生成し、前記第1遅延信号が前記第1レベルを有する限り前記第2遅延信号を取り込んで保持しつつノイズ除去信号として出力する一方、前記第1遅延信号が前記第2レベルを有する限り前記第2遅延信号の取り込みを停止して前記保持した内容を前記ノイズ除去信号として出力し、前記第1及び第2遅延信号が共に前記第2レベルを有する場合には前記保持した内容を前記第2レベルに設定する。
本発明は、入力信号に対してその立上りエッジ部(又は立下りエッジ部)だけを所定期間遅延させたものを第1遅延信号として生成し、引き続きこの第1遅延信号に対して立下りエッジ部(又は立上りエッジ部)だけを所定期間遅延させたものを第2遅延信号として生成する。ここで、第1遅延信号が第1レベルを有する場合には第2遅延信号をラッチに取り込んで保持しつつこれをノイズ除去信号として出力させる一方、第1遅延信号が第2レベルを有する場合にはラッチによる第2遅延信号の取り込みを停止して、上記の如く保持した内容をノイズ除去信号として出力させる。この際、第1及び第2遅延信号が共に第2レベルを有する場合にはラッチに保持した内容を反転させる。
かかる構成によれば、入力信号に重畳しているノイズが除去されると共に、入力パルスと同一パルス幅を有するパルスを含むノイズ除去信号が得られる。
更に、かかる構成によれば、電源電圧よりも高電圧のノイズが電源ラインに重畳されていても、或いは接地電圧よりも低い負極性のノイズが接地ラインに重畳されていても、そのノイズに伴う第2遅延信号の電圧変動区間は上記ラッチには取り込まれない。
よって、本発明によれば、電源ライン及び接地ラインに重畳しているノイズの影響を受けにくく、且つ入力信号のパルス幅を狭めることなくこの入力信号に重畳しているノイズを除去することが可能となる。
本発明に係る半導体集積装置としての半導体チップに形成されるノイズ除去回路10の一例を示す回路図である。 ノイズ除去回路10の内部動作を示すタイムチャートである。 立上遅延回路1を示す回路図である。 立下遅延回路3を示す回路図である。 ノイズ除去回路10におけるノイズ除去動作を示すタイムチャートである。 電源ラインVLにノイズが重畳している際のノイズ除去回路10の内部波形を示すタイムチャートである。 接地ラインGLにノイズが重畳している際のノイズ除去回路10の内部波形を示すタイムチャートである。 ノイズ除去回路10の他の一例を示す回路図である。 図8に示すノイズ除去回路10の内部動作を示すタイムチャートである。
本発明は、入力信号における立上りエッジ部及び立下りエッジ部の内の一方のエッジ部だけを所定期間(TQ)に亘り遅延させた第1遅延信号(y、g)を生成しつつ、この第1遅延信号における立上りエッジ部及び立下りエッジ部の内の他方のエッジ部だけを所定期間に亘り遅延させた第2遅延信号(h、d)を生成する。ここで、第1遅延信号が第1レベルを有する場合に限り第2遅延信号を取り込んで保持しつつこれをノイズ除去信号として出力する一方、第1遅延信号が第2レベルを有する場合には第2遅延信号の取り込みを停止して、上記の如く保持した内容をノイズ除去信号として出力する(5、8)。この際、第1及び第2遅延信号が共に第2レベルを有する場合には保持した内容を反転させる(4、7)。
図1は、本発明に係る半導体集積装置としての半導体チップに形成されるノイズ除去回路10を示す回路図である。
図1において、立上遅延回路1は、論理レベル「1」及び「0」のいずれかのレベルを有する2値の入力信号に対して、その信号レベルが論理レベル「0」から「1」に対応したレベルに遷移する区間(以下、立上りエッジ部と称する)のみを図2に示す如く遅延期間TQだけ遅延させた第1の遅延信号yを生成し、これをバッファ2に供給する。
図3は、かかる立上遅延回路1の内部構成の一例を示す回路図である。
図3に示すように、この立上遅延回路1は、インバータ11、第1のスイッチング素子としてのpチャネルMOS(Metal Oxide Semiconductor)型のトランジスタ12、第2のスイッチング素子としてのnチャネルMOS型のトランジスタ13、抵抗14及びコンデンサ15からなる。インバータ11は、入力信号の論理レベルを反転させた信号をトランジスタ12及び13各々のゲート端子に供給する。トランジスタ12のソース端子には電源ラインVLを介して、論理レベル「1」に対応した電源電圧VDDが印加されており、そのドレイン端子には抵抗14の一端が接続されている。抵抗14の他端は出力ラインL1を介してトランジスタ13のドレイン端子に接続されている。トランジスタ13のソース端子には接地ラインGLを介して接地電圧GNDが印加されている。また、出力ラインL1にはコンデンサ15の一端が接続されており、このコンデンサ15の他端には接地ラインGLを介して接地電圧GNDが印加されている。
図3に示す構成において、先ず、入力信号の信号レベルが論理レベル「1」に対応したレベルから論理レベル「0」に対応したレベルに遷移する区間(以下、立下りエッジ部と称する)では、トランジスタ13がオフ状態からオン状態に遷移することにより、論理レベル「0」に対応した接地電圧GNDが出力ラインL1に印加される。よって、この間、図2に示す如く、入力信号と略同一タイミングで論理レベル「1」から論理レベル「0」に遷移する立下りエッジ部を有する遅延信号yが、出力ラインL1を介してバッファ2に送出される。一方、入力信号の立上りエッジ部では、トランジスタ12がオフ状態からオン状態に遷移することにより、トランジスタ12を介して論理レベル「1」に対応した電源電圧VDDが抵抗14を介して出力ラインL1に印加される。ただし、出力ラインL1に接続されているコンデンサ15及び上記した抵抗14によるCR積分回路により、出力ラインL1上の電圧は、時間経過に伴って緩やかに上昇して電源電圧VDDに到達する。よって、入力信号における立上りエッジ部に対してはこれを図2に示す如く遅延期間TQだけ遅延させた立上りエッジ部を有する遅延信号yが生成され、これが出力ラインL1を介してバッファ2に送出される。ただし、電源電圧VDDが抵抗14を介して出力ラインL1に印加される期間が遅延期間TQよりも短い場合には、出力ラインL1上の電圧は論理素子の「0」、「1」判定の為の閾値にまで到達しないので、この際、論理レベル「0」の遅延信号yが出力ラインL1を介してバッファ2に送出される。すなわち、立上遅延回路1は、入力信号による論理レベル「1」のパルスのパルス幅が遅延期間TQよりも狭い場合にはこのパルスをノイズとし、このノイズ分を除去した信号、つまり論理レベル「0」の遅延信号yを送出するのである。
バッファ2は、上記した立上遅延回路1から供給された遅延信号yを遅延信号gとして、立下遅延回路3、オアゲート4、及びDラッチ5の端子Gの各々に供給する。
立下遅延回路3は、上記した遅延信号gにおける立下りエッジ部のみを図2に示す如く遅延期間TQだけ遅延させた第2の遅延信号hを生成し、これをバッファ6に供給する。
図4は、かかる立下遅延回路3の内部構成の一例を示す回路図である。
図4に示すように、この立下遅延回路3は、インバータ31、第3のスイッチング素子としてのpチャネルMOS型のトランジスタ32、第4のスイッチング素子としてのnチャネルMOS型のトランジスタ33、抵抗34及びコンデンサ35からなる。インバータ31は、遅延信号gの論理レベルを反転させた信号をトランジスタ32及び33各々のゲート端子に供給する。トランジスタ32のソース端子には電源ラインVLを介して、論理レベル「1」に対応した電源電圧VDDが印加されており、そのドレイン端子には出力ラインL2を介して抵抗34の一端が接続されている。抵抗34の他端にはトランジスタ33のドレイン端子が接続されている。トランジスタ33のソース端子には接地ラインGLを介して接地電圧GNDが印加されている。また、出力ラインL2にはコンデンサ35の一端が接続されており、このコンデンサ35の他端には接地ラインGLを介して接地電圧GNDが印加されている。
図4に示す構成によると、遅延信号gが論理レベル「0」から論理レベル「1」に遷移する、いわゆる立上りエッジ部では、トランジスタ32がオフ状態からオン状態に遷移することにより、論理レベル「1」に対応した電源電圧VDDが出力ラインL2に印加される。よって、この間、図2に示す如く、遅延信号gと略同一タイミングで論理レベル「0」から論理レベル「1」に遷移する遅延信号hが、出力ラインL2を介してバッファ6に送出される。一方、遅延信号gが論理レベル「1」から論理レベル「0」に遷移する、いわゆる立上りエッジ部では、トランジスタ33がオフ状態からオン状態に遷移することにより、このトランジスタ33を介して論理レベル「0」に対応した接地電圧GNDが抵抗34を介して出力ラインL2に印加される。ただし、出力ラインL2に接続されているコンデンサ35及び上記した抵抗34によるCR回路により、出力ラインL2上の電圧は、時間経過に伴って緩やかに下降して接地電圧GNDに到達する。よって、遅延信号gにおける立下りエッジ部に対してはこれを図2に示す如く遅延期間TQだけ遅延させた立下りエッジ部を有する遅延信号hが生成され、これが出力ラインL2を介してバッファ6に送出される。
従って、上記した如き立上遅延回路1及び立下遅延回路3を介して生成された遅延信号hは、図2に示す如きパルス幅TPを有する入力信号を遅延期間TQだけ遅延させたものとなる。
バッファ6は、かかる立下遅延回路3から供給された遅延信号hを遅延信号dとしてオアゲート4、及びDラッチ5のデータ端子Dの各々に供給する。
ゲート素子としてのオアゲート4は、上記した遅延信号gと遅延信号dとの論理和を求めこの論理和結果をリセット信号rnとしてDラッチ5のリセット端子Rに供給する。すなわち、オアゲート4は、図2に示す如く、遅延信号gが論理レベル「0」であり且つ遅延信号dが論理レベル「0」である場合にのみ、Dラッチ5に対してリセット動作を促す論理レベル「0」のリセット信号rnをDラッチ5のリセット端子Rに供給するのである。
Dラッチ5は、いわゆるレベルセンシティブラッチであり、その端子Gに供給された遅延信号gが図2に示す如く論理レベル「1」である間に亘りデータ端子Dに供給された遅延信号dを取り込み、これをノイズ除去信号として出力する。ここで、上記した端子Gに供給された遅延信号gが論理レベル「1」から「0」に遷移すると、Dラッチ5は、図2に示すように、論理レベル「0」に遷移する直前に取り込んだ値を保持し、これをノイズ除去信号として出力する。尚、Dラッチ5は、そのリセット端子Rにリセット動作を促す論理レベル「0」のリセット信号rnが供給された場合には、保持されていた内容を強制的に論理レベル「0」の状態にリセットする。つまり、かかるリセットにより、Dラッチ5は、その保持内容を図2に示す如く論理レベル「1」から論理レベル「0」の状態に反転させたノイズ除去信号を出力する。
以下に、上記した構成を有するノイズ除去回路10による作用効果について説明する。
先ず、ノイズ除去回路10の立上遅延回路1の動作によれば、図2に示す如く、入力信号によるパルス(以下、入力パルスと称する)の前縁部から遅延期間TQが経過する時点までの区間がノイズ除去区間となる。
よって、ノイズ除去回路10は、図5に示す如き入力パルスのパルス幅が遅延期間TQよりも小なるノイズを有する入力信号が供給された場合には、このノイズを除去した論理レベル「0」のノイズ除去信号を出力する。一方、入力パルスによるパルス幅が遅延期間TQよりも長い場合には、ノイズ除去回路10は、図5に示す如く、かかる入力パルスと同一のパルス幅TPのパルスを表すノイズ除去信号を出力する。すなわち、ノイズ除去回路10では、立上遅延回路1で入力パルスの立上りエッジ部に遅延時間TQの遅延処理を施し、更に、立下遅延回路3でそのパルスの立下りエッジ部に遅延時間TQの遅延処理を施すことにより、図5に示す如き、入力パルスと同一パルス幅TPのパルスを有するノイズ除去信号を生成するのである。
よって、ノイズ除去回路10によれば、入力パルスに対して、そのパルス幅を狭めることなくノイズ除去を施すことが可能となる。従って、例えばこのノイズ除去回路10をリセット信号に対して用いれば、ノイズ又はリセットパルスとして遅延時間TQよりも僅かに長いパルス幅を有するものが供給された場合でも、リセット対象となる後段のFFを確実にリセットさせることが可能なリセットパルスが生成される。
更に、ノイズ除去回路10では、オアゲート4及びDラッチ5を設けることにより、電源ラインVL又は接地ラインGLに重畳する以下のノイズに対する耐性を高めている。
図6は、電源ラインVLに、電源電圧VDDよりも高いピーク電圧VPを有するノイズが重畳している場合におけるノイズ除去回路10の内部動作の一例を示すタイムチャートである。
この際、図6に示す如く、立上遅延回路1及び立下遅延回路3が夫々論理レベル「1」に対応したピーク電圧を有するパルスを表す遅延信号y及び遅延信号hを出力している間に、上記の如きノイズが電源ラインVLに重畳していると、そのパルスのピーク電圧が一時的に高くなる。尚、ディジタル回路では、論理レベル「1」に対応した電圧よりも高い電圧は全て論理レベル「1」と判定されることから、このノイズによって後段の回路が誤動作することは無い。
ところが、図6に示す如く立上遅延回路1及び立下遅延回路3が夫々論理レベル「0」に対応した低電圧(0ボルト)の遅延信号y及び遅延信号hを出力している間に、上記の如きノイズが電源ラインVLに重畳していると、図4に示す如き立下遅延回路3のコンデンサ35を介して出力ラインL2上に正極性の電圧が印加される。よって、この間、立下遅延回路3からは、図6に示す如き正極性の電圧を有するノイズパルスNPを含む遅延信号hが送出される。尚、この間、立上遅延回路1は、トランジスタ12がオフ状態にあるので、電源ラインVLに重畳しているノイズの影響を受けることなく論理レベル「0」に対応した遅延信号yを送出しつづけている。従って、上記した如きノイズの影響によって論理レベル「1」に対応した遅延信号dがDラッチ5のデータ端子Dに供給されるものの、この間、端子Gには論理レベル「0」の遅延信号yが供給されているので、ノイズに伴う論理レベル「1」の遅延信号dはDラッチ5に取り込まれることはない。
よって、Dラッチ5は、図6に示す如きノイズパルスNPを排除したノイズ除去信号を送出することになる。
図7は、接地ラインVLに、接地電圧GNDよりも低いピーク電圧VNを有するノイズが重畳している場合におけるノイズ除去回路10の内部動作の一例を示すタイムチャートである。
この際、図7に示す如く、立上遅延回路1及び立下遅延回路3が夫々論理レベル「0」に対応した低電圧の遅延信号y及び遅延信号hを出力している間に、上記の如き負極性のノイズが接地ラインGLに重畳していると、遅延信号yにもこのノイズに対応した負極性の電圧区間が生じる。尚、ディジタル回路では、論理レベル「0」に対応した電圧よりも低い電圧は全て論理レベル「0」と判定されることから、このノイズによって後段の回路が誤動作することは無い。
ところが、図7に示す如く立下遅延回路3が論理レベル「0」に対応した低電圧(0ボルト)の遅延信号hを出力している間に、上記の如き負極性のノイズが接地ラインGLに重畳していると、立下遅延回路3では以下の如き不具合が生じる。すなわち、立下遅延回路3では、上記したノイズに伴う負極性の電圧が接地ラインGLに印加されると、図4に示す如きコンデンサ35、出力ラインL2、抵抗34及びトランジスタ33の電流路に一時的に電流が流れ込み、この出力ラインL2上に正極性の電圧が生じる。よって、この間、立下遅延回路3からは、図7に示す如き正極性の電圧を有するノイズパルスNPを含む遅延信号hが送出される。ところが、この間、立上遅延回路1は、論理レベル「0」に対応した遅延信号yを送出しているので、上記したノイズの影響によって論理レベル「1」に対応した遅延信号dがDラッチ5のデータ端子Dに供給されても、この間、端子Gには論理レベル「0」の遅延信号yが供給されるので、ノイズに伴う論理レベル「1」の遅延信号dはDラッチ5に取り込まれることはない。
よって、Dラッチ5は、図7に示す如きノイズパルスNPを排除したノイズ除去信号を送出することになる。
以上の如く、図1に示す構成からなるノイズ除去回路10によれば、例え電源ラインVL或いは接地ラインGLにノイズが重畳していても、そのノイズの影響を受けることなく、入力信号に重畳しているノイズを除去したノイズ除去信号を送出することが可能となる。
尚、上記実施例では、入力信号として論理レベル1の入力パルスを対象、いわゆるハイレベル有意の入力信号を対象としたノイズ除去回路について説明したが、ローレベル有意の入力信号を対象としたノイズ除去回路についても同様に構築することが可能である。
図8は、かかる点に鑑みて為されたノイズ除去回路10の他の構成を示す回路図である。
図8において、立下遅延回路36は、入力信号における立下りエッジ部のみを図9に示す如く遅延期間TQだけ遅延させた第1の遅延信号yを生成し、これをバッファ2に供給する。尚、立下遅延回路36は、図4に示す如き立下遅延回路3と同一の内部構成を有するものである。
バッファ2は、上記した立下遅延回路36から供給された遅延信号yを遅延信号gとして、立上遅延回路16、ナンドゲート7、及びDラッチ8の端子Gの各々に供給する。
立上遅延回路16は、上記した遅延信号gにおける立上りエッジ部のみを図9に示す如く遅延期間TQだけ遅延させた第2の遅延信号hを生成し、これをバッファ6に供給する。尚、立上遅延回路16は、図3に示す如き立上遅延回路1と同一の内部構成を有するものである。
上記した如き立下遅延回路36及び立上遅延回路16を介して生成された遅延信号hは、図9に示す如きパルス幅TPを有する入力信号を遅延期間TQだけ遅延させたものとなる。
バッファ6は、かかる立上遅延回路16から供給された遅延信号hを遅延信号dとしてナンドゲート7、及びDラッチ8のデータ端子Dの各々に供給する。
ゲート素子としてのナンドゲート7は、上記した遅延信号gと遅延信号dとの反転論理積を求めこの結果をリセット信号rnとしてDラッチ8のセット端子Sに供給する。すなわち、ナンドゲート7は、図9に示す如く、遅延信号gが論理レベル「1」であり且つ遅延信号dが論理レベル「1」である場合にのみ、Dラッチ8に対してセット動作を促す論理レベル「0」のセット信号rnをDラッチ8のセット端子Sに供給するのである。
Dラッチ8は、いわゆるレベルセンシティブラッチであり、その端子Gに供給された遅延信号gが図9に示す如く論理レベル「0」である間に亘りデータ端子Dに供給された遅延信号dを取り込み、これをノイズ除去信号として出力する。ここで、上記した端子Gに供給された遅延信号gが論理レベル「0」から「1」に遷移すると、Dラッチ8は、図9に示すように、論理レベル「1」に遷移する直前に取り込んだ値を保持し、これをノイズ除去信号として出力する。尚、Dラッチ8は、そのセット端子Sにセット動作を促す論理レベル「0」のセット信号rnが供給された場合には、保持されていた内容を強制的に論理レベル「1」の状態にセットする。つまり、かかるセット動作により、Dラッチ8は、図9に示す如く、保持されていた内容を論理レベル「0」から論理レベル「1」の状態に反転させたノイズ除去信号を出力する。
図8に示される構成を有するノイズ除去回路10では、立下遅延回路36の動作により、図9に示す如く、入力信号による入力パルスの立ち下がり時点から遅延期間TQが経過する時点までの区間がノイズ除去区間となる。また、図8に示される構成によれば、図1に示される構成を採用した場合と同様に、図9に示す如き入力パルスと同一パルス幅TPのパルスを有するノイズ除去信号が生成される。
要するに、本発明に係るノイズ除去回路は、図1又は図8に示すように、第1の遅延回路(1、36)と、第2の遅延回路(3、16)と、ラッチ(5、8)と、ゲート素子(4、7)と、を有する構成であれば良いのである。
この際、第1の遅延回路(1、36)は、第1及び第2レベル(論理レベル0、1)のいずれかのレベルを有する入力オンオフ信号の立上りエッジ部及び立下りエッジ部の内の一方だけを所定期間遅延させた第1遅延信号(y)を生成する。また、第2の遅延回路(3、16)は、この第1遅延信号の立上りエッジ部及び立下りエッジ部の内の他方だけを所定期間遅延させた第2遅延信号(h)を生成する。ラッチ(5、8)は、上記第1遅延信号が第1レベル(論理レベル0又は1)を有する限り第2遅延信号を取り込んで保持しつつこれをノイズ除去信号として出力する一方、この第1遅延信号が上記第1レベルとは異なる第2レベルを有する限り第2遅延信号の取り込みを停止して、保持されていた内容をノイズ除去信号として出力する。そして、ゲート(4、7)は、上記した第1及び第2遅延信号が共に第2レベルを有する場合には、保持した内容を第2レベルに設定すべくラッチを制御するのである。
1、16 立上遅延回路
3、36 立下遅延回路
4 オアゲート
5、8 Dラッチ
7 ナンドゲート

Claims (7)

  1. 第1及び第2レベルのいずれかのレベルを有する入力オンオフ信号に対してノイズ除去作用を施すノイズ除去回路であって、
    前記入力オンオフ信号における立上りエッジ部及び立下りエッジ部の内の一方を所定期間に亘り遅延させた第1遅延信号を生成する第1遅延回路と、
    前記第1遅延信号における立上りエッジ部及び立下りエッジ部の内の他方を前記所定期間に亘り遅延させた第2遅延信号を生成する第2遅延回路と、
    前記第1遅延信号が前記第1レベルを有する限り前記第2遅延信号を取り込んで保持しつつノイズ除去信号として出力する一方、前記第1遅延信号が前記第2レベルを有する限り前記第2遅延信号の取り込みを停止して前記保持した内容を前記ノイズ除去信号として出力するラッチと、
    前記第1及び第2遅延信号が共に前記第2レベルを有する限り前記保持した内容を前記第2レベルに設定すべく前記ラッチを制御するゲートと、を有することを特徴とするノイズ除去回路。
  2. 前記第1レベルは前記第2レベルよりも高レベルであり、
    前記第1遅延回路は、前記入力オンオフ信号における前記立上りエッジ部だけを前記所定期間に亘り遅延させた信号を前記第1遅延信号とし、
    前記第2遅延回路は、前記第1遅延信号における前記立下りエッジ部だけを前記所定期間に亘り遅延させた信号を前記第2遅延信号とすることを特徴とする請求項1記載のノイズ除去回路。
  3. 前記第1遅延回路は、前記入力オンオフ信号が前記第1レベルを有する場合にだけオン状態となって電源電圧を抵抗を介して第1出力ラインに印加する第1スイッチング素子と、前記入力オンオフ信号が前記第2レベルを有する場合にだけオン状態となって接地電圧を前記第1出力ラインに印加する第2スイッチング素子と、一方の端子が前記第1出力ラインに接続されており、他方の端子に前記接地電圧が印加されている第1コンデンサと、を有し、
    前記第2遅延回路は、前記第1遅延信号が前記第1レベルを有する場合にだけオン状態となって前記電源電圧を第2出力ラインに印加する第3スイッチング素子と、前記第1遅延信号が前記第2レベルを有する場合にだけオン状態となって前記接地電圧を抵抗を介して前記第2出力ラインに印加する第4スイッチング素子と、一方の端子が前記第2出力ラインに接続されており、他方の端子に前記接地電圧が印加されている第2コンデンサと、を有し、
    前記第1遅延回路は前記第1出力ライン上の電圧を前記第1遅延信号とし、前記第2遅延回路は前記第2出力ライン上の電圧を前記第2遅延信号とすることを特徴とする請求項2記載のノイズ除去回路。
  4. 前記第1レベルは前記第2レベルよりも低レベルであり、
    前記第1遅延回路は、前記入力オンオフ信号における前記立下りエッジ部だけを前記所定期間に亘り遅延させた信号を前記第1遅延信号とし、
    前記第2遅延回路は、前記第1遅延信号における前記立上りエッジ部だけを前記所定期間に亘り遅延させた信号を前記第2遅延信号とすることを特徴とする請求項1記載のノイズ除去回路。
  5. 前記第1遅延回路は、前記入力オンオフ信号が前記第2レベルを有する場合にだけオン状態となって電源電圧を抵抗を介して第1出力ラインに印加する第1スイッチング素子と、前記入力オンオフ信号が前記第1レベルを有する場合にだけオン状態となって接地電圧を前記第1出力ラインに印加する第2スイッチング素子と、一方の端子が前記第1出力ラインに接続されており、他方の端子に前記接地電圧が印加されている第1コンデンサと、を有し、
    前記第2遅延回路は、前記第1遅延信号が前記第2レベルを有する場合にだけオン状態となって前記電源電圧を第2出力ラインに印加する第3スイッチング素子と、前記第1遅延信号が前記第1レベルを有する場合にだけオン状態となって前記接地電圧を抵抗を介して前記第2出力ラインに印加する第4スイッチング素子と、一方の端子が前記第2出力ラインに接続されており、他方の端子に前記接地電圧が印加されている第2コンデンサと、を有し、
    前記第1遅延回路は前記第1出力ライン上の電圧を前記第1遅延信号とし、前記第2遅延回路は前記第2出力ライン上の電圧を前記第2遅延信号とすることを特徴とする請求項4記載のノイズ除去回路。
  6. 第1及び第2レベルのいずれかのレベルを有する入力オンオフ信号に対してノイズ除去作用を施すノイズ除去回路が形成されている半導体集積装置であって、
    前記ノイズ除去回路は、
    前記入力オンオフ信号における立上りエッジ部及び立下りエッジ部の内の一方を所定期間に亘り遅延させた第1遅延信号を生成する第1遅延回路と、
    前記第1遅延信号における立上りエッジ部及び立下りエッジ部の内の他方を前記所定期間に亘り遅延させた第2遅延信号を生成する第2遅延回路と、
    前記第1遅延信号が前記第1レベルを有する場合に限り前記第2遅延信号を取り込んで保持しつつノイズ除去信号として出力する一方、前記第1遅延信号が前記第2レベルを有する場合に限り前記第2遅延信号の取り込みを停止して前記保持した内容を前記ノイズ除去信号として出力するラッチと、
    前記第1及び第2遅延信号が共に前記第2レベルを有する場合に前記保持した内容を前記第2レベルに設定すべく前記ラッチを制御するゲートと、を有することを特徴とする半導体集積装置。
  7. 第1及び第2レベルのいずれかのレベルを有する入力オンオフ信号に対してノイズ除去作用を施すノイズ除去方法であって、
    前記入力オンオフ信号における立上りエッジ部及び立下りエッジ部の内の一方を所定期間に亘り遅延させた第1遅延信号を生成しつつ、前記第1遅延信号における立上りエッジ部及び立下りエッジ部の内の他方を前記所定期間に亘り遅延させた第2遅延信号を生成し、
    前記第1遅延信号が前記第1レベルを有する限り前記第2遅延信号を取り込んで保持しつつノイズ除去信号として出力する一方、前記第1遅延信号が前記第2レベルを有する限り前記第2遅延信号の取り込みを停止して前記保持した内容を前記ノイズ除去信号として出力し、
    前記第1及び第2遅延信号が共に前記第2レベルを有する場合には前記保持した内容を前記第2レベルに設定することを特徴とするノイズ除去方法。
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