JP2013197693A - 水晶振動子 - Google Patents

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Abstract

【課題】水晶のエッチング異方性の影響でエッチング時間の推移とともに変化してしまう錘部の形状を安定化させ、これにより慣性モーメントによる負荷質量効果を安定して得ることを可能とし、振動特性のばらつきを低減させた、信頼性が高い捩り振動型の水晶振動子を提供する。
【解決手段】基部200と基部から突出した複数の振動脚100a、100b、100cを有する捩り振動モードを利用した水晶振動子10であって、振動脚は振動部102と振動部よりも先端側に位置し振動部よりも幅広な錘部101とからなり、錘部の先端側に振動子平面に対して所定の角度αを有する斜面が形成され、且つ振動部と錘部の繋ぎ目である稜線400も所定の角度βを有し、斜面と同じ角度で傾いている。
【選択図】図1

Description

本発明は、移動体通信機、スマートメーター等電子機器や時計の基準信号源として用いられる水晶振動子に関する。
詳しくは、捩り振動モードを利用した水晶振動子の振動子形状に関するものである。
時計や移動体通信機の基準信号源として2本の振動する脚を持った、いわゆる音叉型の水晶振動子が広く用いられている。このような2脚音叉水晶振動子は2本の脚が脚の並ぶ方向すなわち面内で、互いに反対方向に屈曲振動するような振動モード(面内振動fp)で使用される。
図5は、一般的な屈曲振動型の水晶振動子を示した図である。図5に示すように、一般に広く用いられている屈曲振動型の水晶振動子12は、基部220と、基部から突出する2本の振動脚120と、振動脚上に形成される励振電極(図5では構成をわかりやすくするため励振電極形状は表示されていない。)とで構成されており、さらに振動脚120は、振動部122と錘部121で構成されている。このような構成からなる水晶振動子12の励振電極に電圧を印加することにより、振動脚120は、2本の脚が脚の並ぶ方向すなわち面内で、互いに反対方向に屈曲振動するような振動モード(面内振動fp)で振動する。
通常、このような屈曲振動モードを利用した水晶振動子12においては、水晶振動子12の平面が水晶の結晶軸のZ軸と垂直な角度をなすように形成すると、振動特性がもっとも良好になることが広く知られており、それを達成するために以下に示すような製造方法が用いられる。
図6は、一般的な屈曲振動型の水晶振動子の製造方法を示した図である。平面が水晶の結晶方向のZ軸と垂直な角度をなすように水晶振動子12を製造するには、まず始めに平面が水晶の結晶方向のZ軸と垂直な角度をなすように、水晶原石から水晶ウェハ520を切り出す(図6(a))。ちなみにこの時の切り出し角度を一般にカット角と称する。
次に、フッ酸等の水晶をエッチングするために用いる薬剤に対して耐食性のある保護膜620を水晶ウェハ520上に成膜し、フォトリソグラフィー法によって所望の音叉形状にパターニングする(図6(b))。
その後、フッ酸等で水晶ウェハ520をエッチングすると、保護膜620がマスクとして機能し、水晶ウェハ520に水晶振動子12aが形成される(図6(c))。その後、保護膜620を剥離し、水晶振動子12a上に電極を形成した後、水晶振動子12aを水晶ウェハ520から折り取って、図5に示すような単体の水晶振動子12が完成する。
一方、捩り振動モードで振動する音叉型の水晶振動子は、屈曲モードで振動する水晶振動子とは最適なカット角が異なることが一般に知られており、例えば特許文献1には、X軸を回転軸として0°〜30°で回転し、さらにZ軸を回転軸として0°〜−10°回転させたカット角の水晶ウェハを用いて製造すると振動特性が良好になることが記載されている。
さらに、振動脚が三本ある三脚音叉形状の捩り振動モードで振動する水晶振動子においては、X軸を回転軸として25°〜45°で回転したカット角で形成した例が特許文献2に記載されている。
また特許文献3では、捩り振動モードで振動する音叉型の水晶振動子においても、屈曲振動モードで振動する水晶振動子と同様に、振動脚先端部に錘部を形成し、慣性モーメントによる負荷質量効果によって、水晶振動子を小型化しても良好な振動特性が得られることが記載されている。
特開平5−90877 特開2002−118441 特開平5−129875
捩り振動モード型の水晶振動子の場合、X軸を回転軸として所定の角度だけ回転させたカット角の水晶ウェハを用いて製造すると、振動特性が良好になることが知られている。
また、捩り振動モード型の水晶振動子を小型化するにあたっては、振動脚先端に錘部を形成して、慣性モーメントによる負荷質量効果を与えるのが望ましいことも知られている。
しかしながら、X軸を回転軸として所定の角度だけ回転させたカット角の水晶ウェハを用いて、振動脚先端に錘部を有する捩り振動モード型の水晶振動子を製造すると、水晶の結晶構造によって生じるエッチング異方性により、錘部の形状が特異な形状に形成されてしまう。また、その特異な形状はエッチング時間とともに変化するので、錘部の質量がばらついてしまい、慣性モーメントによる負荷質量効果を安定して得ることは難しかった。その結果、振動特性にばらつきが生じ、信頼性の低い水晶振動子になってしまうことが多かった。
上記課題を解決するために、本発明の捩り振動モードを利用した水晶振動子は、下記の形状を有することが特徴である。
詳しくは、本発明の水晶振動子は、基部と基部から突出した複数の振動脚を有する捩り振動モードを利用した水晶振動子であって、振動脚は振動部と振動部よりも先端側に位置し振動部よりも幅広な錘部とからなり、錘部の先端側に振動子平面に対して所定の角度を有する斜面が形成され、且つ振動部と錘部の繋ぎ目である稜線も斜面と同じ角度で傾いていることを特徴としている。
さらに、錘部の先端側に形成される斜面が水晶振動子の平面に対して45°〜70°の角度をなしていることを特徴としている。
本発明の水晶振動子の錘部形状は、製造時の形状ばらつきが少ないため、慣性モーメントによる負荷質量効果を安定して得ることができ、その結果、振動特性が良好で、信頼性が高く、且つ小型の捩り振動型の水晶振動子を提供することができる。
本発明の三脚音叉形状の捩り振動型の水晶振動子の外観図である。 本発明の捩り振動型の水晶振動子の製造方法を示した図である。 本発明の捩り振動型の水晶振動子の水晶エッチング工程における振動脚近傍の形状の変化を示した図である。 本発明の二脚音叉形状の捩り振動型の水晶振動子の外観図である。 従来の一般的な屈曲振動型の水晶振動子の外観図である。 従来の一般的な屈曲振動型の水晶振動子の製造方法を示した図である。
以下に本発明を実施する形態を図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の三脚音叉形状の捩り振動型の水晶振動子の外観図である。図1に示すように、本発明の捩り振動モードを利用した捩り振動型の水晶振動子10は、基部200と、基部200から突出する3本の振動脚100と、振動脚100上に形成される励振電極(図1では本発明の構成をわかりやすくするために励振電極形状は表示されていない。)とで構成されており、さらに振動脚100は振動部102と錘部101で構成されている。なお基部200の平面は水晶のX軸を回転軸としてカット角θだけ回転させたX−Y´面と平行であり、基部200から突出する3本の振動脚100も水晶のX−Y´面に平行に並んでいる。本発明では、このX−Y´面を水晶振動子10の平面と定義する。
さらに本発明の水晶振動子10では、錘部101の先端側に形成される錘先端部300に振動子10の平面であるX−Y´面に対して傾斜角αの角度をなす斜面が形成されている。本実施形態では、錘先端部300の傾斜角αは約60°であった。
さらには、振動脚100の振動部102と錘部101の繋ぎ目である稜線400も振動子10の平面であるX−Y´面に対して傾斜角βの角度で傾斜して形成されており、その傾斜角βは錘先端部300の斜面の傾斜角αとほぼ同じ角度で形成されている。すなわち、本実施形態の水晶振動子10では稜線400の傾斜角βも60°である。
このような構成からなる水晶振動子10の励振電極に電圧を印加することにより、捩り振動モードで振動する。詳しくは、外側の2本の振動脚100a、100cが脚の長手方向を軸として同じ方向に捩れ、中央の1本の振動脚100bが外側の振動脚100a、100bとは逆の方向に捩れるようにして振動(捩り振動ft)する。
本発明の捩り振動型の水晶振動子10は、振動脚100の先端に錘部101を有しているので、慣性モーメントの負荷質量効果により、小型でありながら200〜600kHzの低周波数を実現可能である。
図1に示す本実施形態の捩り振動型の水晶振動子10は、以下に示す製造方法を用いて製造した。
図2は、本発明の捩り振動型の水晶振動子の製造方法を示した図である。まず始めに、X軸を回転軸としてカット角θだけ傾けたX−Y´平面がウェハー平面になるように水晶原石から水晶ウェハ500を切り出す(図2(a))。本実施形態ではカット角θを30°に設定して切り出した板厚が100μmの水晶ウェハ500を用いた。
次に、フッ酸等の水晶をエッチングするために用いる薬剤に対して耐食性のある保護膜600を水晶ウェハ500上に成膜した後、その保護膜600をフォトリソグラフィー法によって三脚音叉形状にパターニングする(図2(b))。本実施形態では、まず下層が0.03μm厚のクロム(Cr)膜、上層が0.1μm厚の金(Au)膜からなる積層構造の保護膜600を水晶ウェハ500上にスパッタリング法で成膜し、その上に感光性材料からなるレジストを塗布して、そのレジストをフォトリソグラフィー法によって三脚音叉形状にパターニングした。その後、パターン化されたレジストをマスクとして利用し、保護膜600である金(Au)膜とクロム(Cr)膜をエッチングすることで、三脚音叉形状でパターニングされた保護膜600を完成させた。
その後、水晶ウェハ500をエッチングすると、保護膜600がマスクとなり、水晶ウェハ500に水晶振動子10aが形成される(図2(c))。本実施形態では、70℃のバッファードフッ酸(BHF)によって水晶ウェハ500をエッチングして三脚音叉形状の水晶振動子10aを形成した。この時に保護膜600は上層が金(Au)で構成されており、金(Au)はバッファードフッ酸に対して耐食性があるので、十分に保護膜として機能させることができた。なお保護膜600の下層にあるクロム(Cr)は水晶ウェハ500と上層の金(Au)との密着を高めるためのものであり、そのため本工程で保護膜600が剥離することはなかった。
その後、図2には示されていないが、保護膜600を剥離してから水晶振動子10a上に電極を形成する。さらにその後、水晶振動子10aを水晶ウェハ500から折り取って、図1に示す水晶振動子10が完成する。
なお図2では本発明の内容を明確にするために、一枚の水晶ウェハ500に一つの水晶振動子10aしか表示されていないが、通常は生産性を高めるために一枚の水晶ウェハ500に複数の水晶振動子10aを形成するのが一般的である。そうすることによって、図2に示す製造工程を一回物流させるだけで、同時に多数の水晶振動子10を製造することが可能である。
以上に示すような製造方法において、本発明の水晶振動子10の形状を得るには、特に図2(c)に示す水晶エッチング工程でのエッチング処理時間が重要なポイントとなる。
図3は、本発明の捩り振動型の水晶振動子の水晶エッチング工程における振動脚近傍の形状の変化を示した図であり、図1の振動脚100近傍をA方向から見た形状を示している。
水晶エッチング工程が進むと水晶ウェハ500が貫通し、ある時点で三脚音叉形状ができあがり、振動脚100は図3(a)に示す形状の振動部102と錘部101aになる。この時点での振動部102と錘部101aの繋ぎ目である稜線400は振動子の平面に対して傾斜角βの角度で傾斜している。一方、錘部101aの先端側の錘先端部300aは、図3(a)に示すように、表の平面(図3では上側の平面)が先端側に突き出た突起部352と裏の平面(図3では下側の平面)が先端側に突き出た突起部351を有する形状で形成される。エッチング処理時間が短い段階の図3(a)の時点では、突起部351と突起部352はほぼ同じ大きさである。
さらに水晶エッチング工程を進めると、図3(b)に示すように、錘先端部300bは、突起部352がより多くエッチングされ、突起部351よりも小さくなっていく。なお振動部102と錘部101bの境界の稜線400は図3(a)とほとんど形状は変わらず傾斜角βのまま推移する。
さらに水晶エッチング工程を進めると、図3(c)に示すように、錘先端部300cは、突起部352が完全に消失し、突起部351だけが残り、その結果、傾斜角αの角度で傾斜した斜面になる。一方、振動部102と錘部101cの境界の稜線400は図3(a)からほとんど形状は変わらず、図3(c)においても傾斜角βのまま推移する。
その後は、水晶エッチング工程を進めても、形状の変化はほとんど無く、図3(c)の形状のまま安定して推移していく。
以上のような形状の変化は、水晶の結晶軸に起因するエッチング異方性によるものである。そのため、図3(c)で形成される錘先端部300cの傾斜角αも、稜線部400の傾斜角βも、水晶の結晶軸によって決定され、いずれも水晶のZ軸方向と平行に形成される。本実施形態では、水晶振動子10の平面に垂直なZ´軸が、水晶の結晶軸であるZ軸に対してカット角θ=30°で形成されているので、図3(c)に示すように、結晶角α、結晶角βはどちらも(90°−θ)=60°で形成されることとなる。
本発明は、図3(c)の形状になるまで水晶エッチング工程を進行させることを特徴としている。図3(a)、図3(b)の段階では、時間経過によって形状変化があるので、安定した形状を得るのが難しいが、図3(c)以降であれば、錘部101c形状変化が無くなるので安定した形状が得やすい。その結果、錘部101cによる負荷質量効果を安定して得られるようになり、信頼性の高い水晶振動子10を提供できるようになる。本実施形態では、約4時間のエッチング処理時間を費やして図3(c)の状態に至った。
なお本実施形態では、X軸を回転軸として30°で回転させたカット角θの水晶ウェハ500から水晶振動子10を製造した例を示したが、我々の実験によれば、水晶ウェハ500のカット角θが20°より小さくなると温度特性が悪くなり、45°より大きくなると水晶のエッチング性が悪くなることが確認されている。よって、本発明を実施するのに適した水晶ウェハ500のカット角θは20°〜45°の範囲であり、この範囲であれば、捩り振動モードでの温度特性が良好で、且つ水晶のエッチング性も安定する。本発明では、錘先端部300の傾斜角αも稜線部400の傾斜角βも、(90°−θ)の関係式で形成されるので、本発明の傾斜角αと傾斜角βの最適な角度は45°〜70°ということになる。
図4は、本発明の二脚音叉形状の捩り振動型の水晶振動子の外観図である。図4に示すように、二脚音叉形状の捩り振動型の水晶振動子11は、基部210と、基部から突出する2本の振動脚110と、振動脚上に形成される励振電極(図4では本発明の構成をわかりやすくするため励振電極形状は表示されていない。)とで構成されており、さらに振動脚110は振動部112と錘部111で構成されている。なお基部210の平面は水晶のX軸を回転軸としてカット角θだけ回転させたX−Y´面と平行であり、基部210から突出する2本の振動脚110も水晶のX−Y´面に平行に並んでいる。本発明では、このX−Y´面を水晶振動子の平面と定義する。
このような構成からなる二脚音叉形状の水晶振動子11の励振電極に電圧を印加することにより、捩り振動モードで振動する。図1に示す三脚音叉形状の水晶振動子10とは異なり、同じ方向に捩れるモードはなく、2本の振動脚110a、110bが互いに逆の方向に捩れるようにして振動(捩り振動ft)する。
我々が行った実験によれば、本実施形態の二脚音叉形状の水晶振動子11でも、温度特性を良好にし、且つ水晶のエッチング性も安定化させるためには、水晶ウェハのカット角θを20°〜45°の範囲になるように設定するのが望ましいことがわかった。よって本実施形態の二脚音叉形状の水晶振動子11においても、錘先端部310の斜面がなす傾斜角α、および振動部112と錘部111の繋ぎ目である稜線410の傾斜角βは、45°〜70°(=90°−θ)で形成されるのが最適な傾斜角の範囲となる。
以上のように、本発明は水晶ウェハのカット角θに起因して形成される形状(傾斜角α、傾斜角β)を規定するものであり、二脚音叉形状であっても、三脚音叉形状であっても適用される。さらには振動脚が四脚以上であっても本発明は同様の効果が得られる。
10、10a、11、12、12a 水晶振動子
100、100a、100b、100c 振動脚
101、101a、101b、101c 錘部
102 振動部
110、110a、110b、110c 振動脚
111 錘部
112 振動部
120 振動脚
121 錘部
122 振動部
200、210、220 基部
300、300a、300b、300c、310 錘先端部
351、352 突起部
400、410 稜線部
500、520 水晶ウェハ
600、620 保護膜

Claims (2)

  1. 基部と該基部から突出した複数の振動脚を有する捩り振動モードを利用した水晶振動子であって、前記振動脚は振動部と該振動部よりも先端側に位置し該振動部よりも幅広な錘部とからなり、前記錘部の先端側に水晶振動子の平面に対して所定の角度を有する斜面が形成され、且つ前記振動部と前記錘部の繋ぎ目である稜線も前記斜面と同じ角度で傾いていることを特徴とする水晶振動子。
  2. 前記錘部の先端側に形成される前記斜面が、水晶振動子の平面に対して45°〜70°の角度をなしていることを特徴とする請求項1に記載の水晶振動子。
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