JP2013197347A - カセット - Google Patents

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Abstract

【課題】収納溝に載置される板状ワークがずれないようにカセットに収納することを目的とする。
【解決手段】カセット10aは、収納溝5の上下方向の幅Hを上下に動作する押さえ部101cと、押さえ部101cを上下方向に動作させる作動手段100と、を備え、作動手段100は、複数の収納溝5ごとに配設される複数の押さえアーム101と、複数の押さえアーム101に連結される連結バー102と、連結バー102に連結される作動アーム103とにより構成され、作動アーム103は、中央部が支点103a、一端が作用点103c、他端が力点となる押下部103bとなり、押さえアーム101は、一端が支点101a、中央部が力点101b、他端が作用点となる押さえ部101cとなり、押さえ部103cを下方向に付勢する回復バネ11を備えているため、板状ワークWを、ずれないようにカセット10aに収納することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、板状ワークを収納し運搬するのに用いるカセットに関する。
板状ワークを収納するカセットは、複数の板状ワークを収納できるようになっている。カセットの構成としては、例えば天板と側板と底板とによって構成されているものがあり、カセットの側板の内側には、対向する溝が複数形成され、複数の板状ワークが収納できるようになっている。そして、板状ワークが収納されたカセットは、作業者によって必要な加工装置(例えば、研削装置)に運搬される(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−023052号公報
しかしながら、上記のカセットに板状ワークを収納する際は、側板の内側に形成された収納溝に板状ワークを載置するだけであるため、加工装置からカセットを取り出す時や移動させる時は、カセットに収納されている板状ワークが引き出されたり、カセットの奥に押し込まれたりすることがある。カセットから引き出される方向に板状ワークが移動すると、カセットから板状ワークが落下して破損してしまうことがある。また、板状ワークがカセットの奥に押し込まれると、板状ワークの表面を保護する保護テープが折り曲がってめくれてしまうことがある。
本発明は、上記の事情にかんがみてなされたものであり、カセットの収納溝に載置される板状ワークがずれないようにカセットに収納することに発明の解決すべき課題がある。
本発明は、天板と一対の側壁と底板とによって形成され、該一対の側壁の内側にそれぞれ形成され板状ワークを支持する収納溝と、該収納溝に対する板状ワークの出し入れをするための出入り口とを備えたカセットであって、該収納溝の上下方向の幅の範囲内において該上下方向に動作する押さえ部と、該押さえ部を該上下方向に動作させる作動手段と、を含み、該収納溝に収納された板状ワークを該押さえ部によって押さえて保持する。
上記の作動手段は、複数の収容溝ごとに配設され支点と力点と作用点とを備える複数の押さえアームと、該複数の押さえアームに連結された連結バーと、該連結バーに連結され支点と力点と作用点とを備える作動アームと、から構成され、該作動アームは、中央部を支点とし、一端を作用点とし、他端を力点とし、該一端が該連結バーに連結され、該他端が外力を加えるための押下部となり、該押さえアームは、一端を支点とし、中央部を力点とし、他端を作用点とし、該中央部が該連結バーに連結され、該他端が板状ワークを押さえる該押さえ部となり、該押さえ部に作用する下方向への力によって、該収納溝に収納された板状ワークを該押さえ部が押さえて保持し、該作動アームの該押下部に外力を加えて押し下げると、該作動アームに連結された該連結バーが上方向に動作するとともに、該連結バーに連結された該押さえアームを構成する該押さえ部が上方向に動作して板状ワークの保持を解除する。
カセットには、上記押さえ部を下方向に付勢する回復バネを備え、該回復バネの付勢力によって該押さえ部が該収納溝に収納された板状ワークを押さえることが望ましい。
本発明は、天板と側板と底板とによって形成され、一対の側板の内側にそれぞれ形成され板状ワークを支持する収納溝と、収納溝に対する板状ワークの出し入れをするための出入り口とを備え、収納溝の上下方向の幅の範囲内において該上下方向に動作する押さえ部と、押さえ部を上下方向に動作させる押さえ手段とを備えているため、押さえ部によって、収納溝に収納された板状ワークをずれないように押さえることができる。したがって、カセットから板状ワークを落下させて破損させることがない。また、板状ワークが収納溝において保持されるため、板状ワークがカセットの奥に押し込まれることはなく、板状ワークの表面を保護する保護テープなどが折り曲がってめくれることもない。
作動手段は、複数の収容溝ごとに配設され支点と力点と作用点とを備える複数の押さえアームと、該複数の押さえアームに連結された連結バーと、該連結バーに連結され支点と力点と作用点とを備える作動アームと、から構成され、該作動アームは、中央部を支点とし、一端を作用点とし、他端を力点とし、該一端が該連結バーに連結され、該他端が外力を加えるための押下部となり、該押さえアームは、一端を支点とし、中央部を力点とし、他端を作用点とし、該中央部が該連結バーに連結され、該他端が板状ワークを押さえる該押さえ部となっているため、作動アームの押下部を外力によって押し下げたとき、作動アームに連結された連結バーを上方向に動作させることによって連結バーに連結された全ての押さえアームの押さえ部を上方向に動作させることができるため、板状ワークの保持を容易に解除することができる。
カセットには、上記押さえ部を下方向に付勢する回復バネを備えているため、該回復バネの付勢力によって収納溝に載置された板状ワークを押さえ部により押さえることが可能となる。
第一の実施形態のカセットを示す斜視図である。 第一の実施形態のカセットによる板状ワークの保持及び解除を示す正面図である。 第二の実施形態のカセットによる板状ワークの保持及び解除を示す正面図である。 第三の実施形態のカセットによる板状ワークの保持及び解除を示す正面図である。 第四の実施形態のカセットによる板状ワークの保持及び解除を示す正面図である。
(1)第一の実施形態
図1及び図2に示すカセット10aは、複数の板状ワークを収納し運搬するのに用いるカセットの第一の実施形態である。まず、カセット10aの構成及び作用について説明する。
図1に示すように、カセット10aは、対向して配設され鉛直方向にのびる一対の側板1と、側板1の上端に連設された天板2と、側板1の下端に連設された底板3とにより、形成されている。天板2の上面には、カセット10aを持ち運ぶための取っ手4が配設されている。底板3には、底板3の上面から下方にへこんだ凹部7が形成されている。
図1に示すように、一対の側板1の内側は、不図示の板状ワークを支持する複数の収納溝5が水平方向に凹状に切り欠いてそれぞれが上下方向に所定の空間を設けて形成されている。また、カセット10aのY軸方向前部は開口しており、収納溝5の前部は、板状ワークを搬出入できる出入り口6となっている。そして、板状ワークを不図示の搬送手段によってY軸方向に水平移動させ、上下方向に収納溝5に載置することができる。図2(a)に示すように、ぞれぞれの収納溝5の出入り口6、上下方向に所定の幅Hを有しており、この幅Hの範囲内で板状ワークが出入り可能となっている。
図2(a)に示すように、カセット10aは、収納溝5の幅Hの範囲を上下方向に動作する押さえ部101cと、押さえ部101cを上下方向に動作させる作動手段100とを備えている。作動手段100は、複数の収納溝5ごとに配設された押さえアーム101と、複数の押さえアーム101に連結された連結バー102と、連結バー102に連結された作動アーム103と、により構成されている。
図2(a)に示すように、棒状の作動アーム103は、中央部が支点103aとなっており、一端が連結バー102に連結された作用点103c、他端が力点となる押下部103bとなっている。作動アーム103は、押下部103b側が底板3の中央部分に形成された矩形の凹部7に位置づけられ、作用点103c側が連結バー102の一端に接続されている。そして、押下部103bが凹部7の領域内で上下動できるようになっている。
図2(a)に示すように、棒状の押さえアーム101は、一端が支点101aとなっており、中央部が連結バー102に連結された力点101b、他端が力点101bから伝達される力の作用点となる押さえ部101cとなっている。押さえアーム101は、複数の収納溝5ごとにカセット10aの側板1に配設されており、複数の押さえアーム101のそれぞれの力点101bに連結バー102が連結されている。連結バー102の上下方向の動作にともなって、複数の押さえアーム101も上下方向に連動する構成となっている。押さえアーム101の押さえ部101cは、板状ワークWが割れることを防止するために、例えば樹脂素材により形成されている。そして、この押さえ部101cは、収納溝5の幅Hの範囲内で上下方向に可動することができる。
図2(a)に示すように、カセット10aの側板1に配設されている複数の押さえアーム101の各々には、回復バネ11がそれぞれ連結されている。回復バネ11は、押さえ部101cを継続して下方に押し下げる方向に付勢されている。そして、図2(a)に示すように、押し下げられた押さえ部101cは下方に作用し、板状ワークWを収納溝5において押さえることができる。なお、作動アーム103が停止しているときは、押さえ部103cは常に下方に押し下げられ、カセット10aは保持状態となっている。
以下に、第一の実施形態のカセット10aによる板状ワークWの保持及び板状ワークWの保持解除の動作について説明する。なお、図2に示す板状ワークWには、保護テープTが貼着されている。
空のカセット10aに複数の板状ワークを収納するためには、カセット10aの保持状態を解除する必要がある。具体的には、図2(b)に示すように、外力供給部8により作動アーム103を作動させ、外力供給部8から加わる下向きの外力によって、押下部103bを下方に押し下げる。これにより、作用点103cに外力が伝わり、作用点103cに連結された連結バー102を上方向に押し上げる。そして、連結バー102の上方向の動作に連動して押さえアーム101の押さえ部101cが上昇し、カセット10aを解除状態にする。
カセット10aが解除状態のときに、図示していない搬送手段により板状ワークWを出入り口6に進入させる。次いで、板状ワークWの保護テープT側を一対の側板1の対向する収納溝5の間に架け渡して載置する。全ての収納溝5に板状ワークWが載置されたら、外力供給部8からの外力の供給を停止する。そうすると、作用点103cに外力が伝わらなくなり、回復バネ11が作用する。
回復バネ11が作用すると、図2(a)に示すように、回復バネ11の付勢力によって、押さえアーム101の押さえ部101cが押し下げられ、板状ワークWを下方に押さえる。その結果、収納溝5に載置された複数の板状ワークWがずれないように収納溝5に保持される。そして、板状ワークWが収容されたカセット10aは、作業者によって、例えば研削装置等に運搬される。このとき、カセット10aから板状ワークWを取り出すときには、上記の解除を再度実施すればよい。
(2)第二の実施形態
図3に示すカセット10bは、複数の板状ワークを収納し運搬するのに用いるカセットの第二の実施形態である。カセット10bは、図2に示したカセット10aと同様に収納溝5の上下方向の幅Hの範囲を上下方向に動作する押さえ部101cと、押さえ部101cを上下方向に動作させる作動手段100とを備えている。
図3(a)に示すように、棒状の押さえアーム101は、一端を支点101a、他端を押さえ部101c(作用点)として、支点101aと押さえ部101cとの間に力点101bが位置しているため、力点101bに上向きの力が加わらない限り、押さえ部101cは重力によって下方に作用する。したがって、カセット10bにおいては、各々の押さえアーム101に上記したカセット10aの回復バネ11を配設することなく、収納溝5において板状ワークWを保持することが可能となる。なお、作動アーム103が停止しているとき、押さえ部103cが常に重力の影響を受けて下方に押し下げられ、カセット10bは保持状態となっている。
以下に、第二の実施形態のカセット10bによる板状ワークWの保持及び板状ワークWの保持解除の動作について説明する。空のカセット10bに複数の板状ワークを収納するためには、カセット10bの保持状態を解除する必要がある。具体的には、図3(b)に示すように、外力供給部8により作動アーム103を作動させ外力供給部8から加わる下向きの外力によって、押下部103bを下方に押し下げる。これにより、作用点103cに外力が伝わり、作用点103cに連結した連結バー102を上方向に押し上げる。そして、連結バー102の上方向の動作に連動して押さえアーム101の押さえ部101cが上昇し、カセット10bを解除状態にする。
カセット10bが解除状態のときに、図示していない搬送手段により板状ワークWを出入り口6から進入させる。次いで、板状ワークWの保護テープT側を一対の側板1の対向する収納溝5の間に架け渡して載置する。全ての収納溝5に板状ワークWが載置されたら、外力供給部8から外力の供給を停止し作動アーム103を元の状態に戻す。
作動アーム103が元の状態に戻ると、てこの原理によって、押下部103bが上昇するとともに作用点103cに連結された連結バー102が下降し、押さえ部101cが重力により下方に作用する。その結果、図3(a)に示すように、収納溝5に載置された複数の板状ワークWがずれないように収納溝5に保持される。そして、カセット10bから板状ワークWを取り出すときには、上記の解除を再度実施すればよい。
(3)第三の実施形態
図4に示すカセット10cは、複数の板状ワークを収納し運搬するのに用いるカセットの第三の実施形態である。カセット10cは、図2に示したカセット10aと同様に収納溝5の上下方向の幅Hの範囲を上下方向に動作する押さえ部101cと、押さえ部101cを上下に動作させる作動手段100とを備えている。
図4(a)に示すように、カセット10cの天板2には、回復バネ12の一端が固定され、回復バネ12の他端は、連結バー102の一端に接続されている。この回復バネ12によって、連結バー102を押し下げて、側板1に配設されている全ての押さえアーム101を作動させることができる。すなわち、回復バネ12が下方に伸び、押さえアーム101の力点101bに下向きの力を加え、押さえ部101cを下方に押し下げることができる。
以下に、第三の実施形態のカセット10cによる板状ワークWの保持及び板状ワークWの保持解除の動作について説明する。具体的には、図4(b)に示すように、外力供給部8により作動アーム103を作動させ外力供給部8から加わる下向きの外力によって、押下部103bを下方に押し下げる。これにより、作用点103cに外力が伝わり、作用点103cに連結された連結バー102を上方向に押し上げる。そして、連結バー102の上方向の動作に連動して押さえアーム101の押さえ部101cが上昇し、カセット10cを解除状態にする。
カセット10cが解除状態のときに、図示していない搬送手段により板状ワークWを出入り口6から進入させる。次いで、板状ワークWの保護テープT側を一対の側板1の対向する収納溝5の間に架け渡して載置する。全ての収納溝5に板状ワークWが載置されたら、外力供給部8から外力の供給を停止し作動アーム103を元の状態に戻す。
作動アーム103が元の状態に戻った後、回復バネ12を作用させ連結バー102を押し下げ、側板1に配設されている全ての押さえアーム101を作動させる。具体的には、図4(a)に示すように、回復バネ12が下方に伸びることにより、押さえアーム101の力点101bに下向きの力を加えて押さえ部101cを押し下げる。この押さえ部101cにより収納溝5に載置された複数の板状ワークWをずれないように保持させる。そして、カセット10cから板状ワークWを取り出すときには、上記の解除を再度実施すればよい。
(4)第四の実施形態
図5に示すカセット10dは、複数の板状ワークを収納し運搬するのに用いるカセットの第四の実施形態である。カセット10dは、図2に示したカセット10aと同様に収納溝5の上下方向の幅Hの範囲を上下方向に動作する押さえ部101cと、押さえ部101cを上下方向に動作させる作動手段100とを備えている。
図5(a)に示すように、カセット10dの底板3には、可動領域13が形成され回復バネ14がこの可動領域13に配設されている。回復バネ14の上端は連結バー102の一端に接続されている。そして、回復バネ14が下方に伸びることによって、連結バー102を押し下げ、側板1に配設されている全ての押さえアーム101を作動させることができる。
以下に、第四の実施形態のカセット10dによる板状ワークWの保持及び板状ワークWの保持解除の動作について説明する。具体的には、図5(b)に示すように、外力供給部8により作動アーム103を作動させ外力供給部8から供給される外力によって、押下部103bを下方に押し下げる。これにより、作用点103cに外力が伝わり、作用点103cに連結された連結バー102を上方向に押し上げ、回復バネ14を上方に向けて収縮させる。そして、連結バー102の上方向の動作に連動して押さえアーム101の押さえ部101cが上昇し、カセット10dを解除状態にする。
カセット10dが解除状態のときに、図示していない搬送手段により板状ワークWを出入り口6から進入させる。次いで、板状ワークWの保護テープT側を一対の側板1の対向する収納溝5の間に架け渡して載置する。全ての収納溝5に板状ワークWが載置されたら、外力供給部8から外力の供給を停止し作動アーム103を元の状態に戻す。
作動アーム103が元の状態に戻った後、回復バネ14を作用させ連結バー102を押し下げ、側板1に配設されている全ての押さえアーム101を作動させる。具体的には、図5(a)に示すように、回復バネ14が下方に伸びることにより、押さえアーム101の力点101bに下向きの力を加え、押さえ部101cを押し下げる。この押さえ部101cにより収納溝5に載置された複数の板状ワークWをずれないように保持させる。そして、カセット10dから板状ワークWを取り出すときには、上記の解除を再度実施すればよい。
実施形態に示したいずれのカセットにおいても、収納溝5において板状ワークWがずれないように保持されるため、板状ワークが落下したり、奥に押し込まれて板状ワークWの表面を保護する保護テープTの外周はみ出し部が折り曲がって破損したりすることはない。
実施形態に示したいずれのカセットにおいても、押下部の押し下げによってカセットの底板をカセットが載置される不図示のカセットステージに押し付けることになるため、装置におけるカセット自体の保持を可能としている。
なお、実施形態に示したいずれのカセットについても、種々の加工装置に適用できる。例えば、研削装置や切削装置に適用することができる。
1:側板
2:天板
3:底板
4:取っ手
5:収納溝
6:出入り口
7:凹部
8:外力供給部
10a、10b、10c、10d:カセット
100:作動手段
101:押さえアーム 101a:支点 101b:力点
101c:押さえ部(作用点)
102:連結バー
103:作動アーム 103a:支点 103b:押下部(力点)
103c:作用点
11:回復バネ
12:回復バネ
13:可動領域
14:回復バネ
W:板状ワーク
T:保護テープ

Claims (3)

  1. 天板と一対の側壁と底板とによって形成され、該一対の側壁の内側にそれぞれ形成され板状ワークを支持する収納溝と、該収納溝に対する板状ワークの出し入れをするための出入り口とを備えたカセットであって、
    該収納溝の上下方向の幅の範囲内において該上下方向に動作する押さえ部と、該押さえ部を該上下方向に動作させる作動手段と、を含み、
    該収納溝に収納された板状ワークを該押さえ部によって押さえて保持するカセット。
  2. 前記作動手段は、複数の収容溝ごとに配設され支点と力点と作用点とを備える複数の押さえアームと、該複数の押さえアームに連結された連結バーと、該連結バーに連結され支点と力点と作用点とを備える作動アームと、から構成され、
    該作動アームは、中央部を支点とし、一端を作用点とし、他端を力点とし、該一端が該連結バーに連結され、該他端が外力を加えるための押下部となり、
    該押さえアームは、一端を支点とし、中央部を力点とし、他端を作用点とし、該中央部が該連結バーに連結され、該他端が板状ワークを押さえる該押さえ部となり、
    該押さえ部に作用する下方向への力によって、該収納溝に収納された板状ワークを該押さえ部が押さえて保持し、
    該作動アームの該押下部に外力を加えて押し下げると、該作動アームに連結された該連結バーが上方向に動作するとともに、該連結バーに連結された該押さえアームを構成する該押さえ部が上方向に動作して板状ワークの保持を解除する請求項1記載のカセット。
  3. 前記押さえ部を下方向に付勢する回復バネを備え、該回復バネの付勢力によって該押さえ部が該収納溝に収納された板状ワークを押さえる請求項1又は2記載のカセット。
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