JP2013196754A - 光ディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】レーザ光と光ディスクの相対角度が温度や光ディスクのチャッキング状態等により変化した場合に前回記録したデータを上書きするという課題がある。
【解決手段】グルーブレスディスクにおいてサーボ層と記録層から得られる信号から相対位置検出信号を生成することにより上記課題を解決する。例えば、サーボ層に集光された第1の光スポットの光ディスク面に垂直な方向の位置制御を、リレーレンズを駆動することによって実行し、第1の光スポットの光ディスク面の半径方向への位置制御を、対物レンズを駆動することにより実行し、記録層に集光された第2の光スポットの光ディスク面に垂直な方向への位置制御を、対物レンズを駆動することで実行し、第2の光スポットの光ディスク面の半径方向への位置制御を、リレーレンズを駆動することにより実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、レーザを用いて光ディスクから情報を再生、または光ディスクに情報を記録または再生する光ディスク装置に関する。
背景技術としては、例えば、特許文献1(特開2010−40093号公報)がある。特許文献1の要約には、「ガイド層分離型の光記録媒体の記録層における記録済みの領域に続く追記開始位置を検出し、追加記録開始時に追記開始位置から未記録領域側に離れた位置に対向するガイドトラック上の位置にサーボ用の第1レーザビームの照射スポットを移動させることにより記録又は再生用の第2レーザビームの記録層への照射スポットを追従移動させ、その移動後の第2レーザビームの照射スポット位置から記録層への追加記録を開始する。」と記載されている。
特開2010−40093号公報
近年、Blu-ray Disc(TM)規格の光ディスクにおいて、従来の1層、2層に加えて、3層や4層の記録層を有する光ディスクが開発されている。今後更なる大容量化を目指し、より多数の記録層を有する光ディスクの開発が行われると予想されるが、物理的な溝構造を持つ層を多数積層していくことはディスクの製造上、困難なことであった。そこで、記録層を多数積層する場合でも製造が容易となるように、アドレッシング、トラッキングサーボ制御を行うためのアドレスを含む物理的な溝構造を持つ層(以下、サーボ層と記す)を設け、ランド/グルーブ構造と言った物理的な溝構造を持たない記録再生を行う層(以下、記録層と記す)を備えた光ディスク(以下、グルーブレスディスクと記す)が提案されている。
このグルーブレスディスクでは、追加記録する際にレーザ光と光ディスクの相対角度が温度や光ディスクのチャッキング状態等により前回記録したときから変化した場合に、前回記録したデータを上書きしてしまうという課題がある。
上記特許文献1に記載の方法では、記録済みの領域の最終記録位置から間を空けて追加記録が開始されるので、光ディスクの経時変化による反りや記録装置の違い等により各レーザビームの光軸に対して光ディスクにチルト(傾き)が存在していても記録済みの領域に上書きすることが抑制される。しかし、上記特許文献1の解決策では、追加記録する毎に無駄な領域が形成され、ディスク容量の低下を招くという課題がある。
そこで、本発明の目的はグルーブレスディスクにおいて、無駄な領域を設けることなく追加記録を行うことが可能な光ディスク装置を提供することである。
上記課題は、例えば特許請求の範囲に記載の発明により解決される。
本発明によれば、グルーブレスディスクにおいて、無駄な領域を設けることなく追加記録を行うことが可能な光ディスク装置を提供することができる。
実施例1の光ディスク装置を示す構成図 光ディスクの構造を示す模式図 記録時の記録層とサーボ層に合焦している光スポットの関係を示す模式図 実施例1におけるサーボ信号生成回路の構成図 オフセット場生じた場合の実施例1及び2の光ディスク装置におけるエラー信号の波形イメージ図 実施例1及び2の光ディスク装置におけるエラー信号の波形イメージ図 実施例1における光ディスク装置の動作概要を示すフローチャート 実施例1における光ディスク装置の記録動作概要を示すフローチャート 実施例2の光ディスク装置を示す構成図 実施例2の角度可変立ち上げミラーの角度変化による光軸の変化のイメージ図 角度可変立ち上げミラーが反時計周りに回転した場合のイメージ図 実施例1及び2の光ディスク装置におけるエラー信号の波形イメージ図
以下、本発明を実施するための形態について図を用いて説明する。また、ここで説明する構成は実施形態の一例を示すものであり、この実施形態に限定されるものではない。
図1は、本発明に従う光ディスク装置の一実施例を示すブロック構成図である。
光ディスク装置は装置に装着された光ディスク101にレーザ光を照射することで情報の記録または再生を行い、SATA(Serial Advanced Technology Attachment)などのインターフェースを通じてPC(Personal Computer)などのホスト200と通信を行う。
(ディスク構造と光スポットの位置関係)
図2に、本実施例が対象とする光ディスクの構造(断面)を示す。同図の101は、溝が形成されたサーボ層を一つと、溝が無くフラットな記録層を一または複数有した光ディスクである。サーボ層の溝は、DVDやBDといったディスクに見られるような溝と同様に、ディスク回転軸を中心とした螺旋状の溝である。
また、同図の1211は、光ディスク101にレーザ光線を集光するため対物レンズである。同図は、対物レンズ1211を異なる2つの光束が通過し、一つの光束が、光ディスク101のサーボ層に集光され、もう一つの光束が、光ディスク101の複数ある記録層のうちの一つに集光されていることを示している。本発明が対象とする光ディスクは、このように2つ、あるいは、2つ以上の光束を用いて記録または再生を行う。
図3を用いてサーボ層に集光される光スポットと記録層に集光される光スポットの関係をより詳細に説明する。図3は図2に示した構造を有した光ディスクの一部を切り出し、拡大したものである。図3において、光スポット300は記録層に集光され、光ディスク101の接線方向に進みながらマークを記録している様子を示している。また、同時に、光スポット301と光スポット302が、光スポット300と一定の距離を置き、記録済みのマーク上と、後にマークが記録される予定の領域(未記録領域)にそれぞれ集光されている。さらに、光スポット300の略直下のサーボ層の溝(トラック)に光スポット311が集光されている。なお、光スポット300、301、および302は、元は同じ光束から分離され、同一の対物レンズ1211から放たれたものであり、光スポット311は、光スポット300、301、および302とは異なる光束であるが、それらと同じ対物レンズ1211から放たれたことを示している。
光スポット300、光スポット301、光スポット302の半径方向の間隔はトラックピッチ(例えば0.32um)に等しくなるように図1のグレーティング111等の光学素子により調整する。ただし、周方向の距離はディテクタ1214にて分解できる距離であれば良い。ここで、光スポット300、光スポット301、光スポット302の半径方向のトラックピッチの設計はグレーティング111や記録する密度等により変わるため0.32umは一例として示している。また、本実施例ではレーザ光をグレーティング111により3ビームとしたが、記録層において記録マークに追従する方式であれば光スポット300と光スポット301の2ビーム方式や複数の光ビーム(メインビーム0次光及びそのサーボビーム±1次光、そのサーボビーム±2次光)の5ビームのような複数の光ビームの方式も考えられる。
また、記録時の光スポットの強度は、光スポット300にて記録マークを形成しかつ光スポット301にて既に記録されている記録マークを上書きすることが無く、また光スポット302にて未記録部を記録することが無いように例えば光スポット301対光スポット300対光スポット302の光の強度比を1:10:1とする。スポットの強度比はこれに限るものではなく、光スポット300にて記録マークを形成しかつ光スポット301にて既に記録されている記録マークを上書きすることが無く、また光スポット302にて未記録部を記録することが無ければどのような強度比としても良い。
(本実施例の光ディスク装置の構成)
図1の光ディスク装置は、光ピックアップ102と、信号処理回路103と、スピンドルモータ104と、サーボエラー信号生成回路105と、記録再生信号処理回路106と、スピンドル駆動回路107と、アクチュエータ駆動回路108と、リレーレンズ駆動回路109と、収差補正素子駆動回路110で構成される。
信号処理回路103は光ディスク装置の各種の信号処理を行う回路であり、電位Vrefを基準として動作する。この信号処理回路103は、システム制御回路1301と、記録層フォーカス制御回路1302と、スイッチ1303と、加算器1304と、記録層フォーカス駆動電圧生成回路1305と、サーボ層フォーカス制御回路1306と、スイッチ1307と、加算器1308と、サーボ層フォーカス駆動電圧生成回路1309と、サーボ層トラッキング制御回路1310と、スイッチ1311と、相対位置制御回路1312と、スイッチ1314と、スピンドル制御回路1313で構成される。
光ディスク101はスピンドルモータ104により、所定の回転数で回転される。スピンドルモータ104は、信号処理回路103に搭載されたシステム制御回路1301からの指令信号を受けたスピンドル制御回路1313によって制御される。スピンドル制御回路1313から出力された信号はスピンドル駆動回路107で増幅され、増幅された信号がスピンドルモータ104に供給される。
光ピックアップ102は、たとえば405nmと650nmなど波長の異なる2つの光学系を備えている。
まず、405nmの光学系について説明する。レーザパワー制御回路1201は、システム制御回路1301によって制御されており、レーザダイオード1202を駆動する電流を出力する。この駆動電流は、レーザノイズを抑制するために数百MHzの高周波重畳が印加されている。レーザダイオード1202は、駆動電流に応じた波形で波長405nmのレーザ光を出射する。出射されたレーザ光はコリメータレンズ1203にて平行光となり、ビームスプリッタ1204で一部が反射し、集光レンズ1205によってパワーモニタ1206に集光する。パワーモニタ1206は、レーザ光の強度に応じた電流または電圧をシステム制御回路1301にフィードバックする。これによって光ディスク101の記録層に集光するレーザ光の強度が、たとえば2mWなど所望の値に保持される。一方、ビームスプリッタ1204を透過したレーザ光は3ビーム仕様のグレーティング111により、図3に示した光スポット300から302に対応する3つの光ビーム(メインビーム0次光及びそのサーボビーム±1次光)となり、偏光ビームスプリッタ1207にて反射し、収差補正素子駆動回路110にて駆動される収差補正素子1209によって収束・発散が制御され、ダイクロイックミラー1208を透過する。ここで、収差補正素子1209はシステム制御回路1301により収差補正素子駆動回路110を介して記録層に応じた所定の位置となるように制御が行われる。ダイクロイックミラー1208は特定の波長の光を反射し、その他の波長の光を透過する光学素子である。ここでは波長405nmの光を透過し、650nmの光を反射するものとする。ダイクロイックミラー1208を透過したレーザ光は、1/4波長板1210にて円偏光となり、対物レンズ1211によって光ディスク101の記録層に集光する。対物レンズ1211は、アクチュエータ1212によって位置制御される。光ディスク101によって反射したレーザ光は、光ディスク101に記録された情報に応じて強度が変調され、1/4波長板1210にて直線偏光となり、ダイクロイックミラー1208および収差補正素子1209を経て、偏光ビームスプリッタ1207を透過する。透過したレーザ光は、集光レンズ1213によってディテクタ1214に集光する。ディテクタ1214はレーザ光の強度を検出し、これに応じた信号をサーボエラー信号生成回路105及び記録再生信号処理回路106に対して出力する。
次に、650nmの光学系について説明する。405nmの光学系と同様に、レーザパワー制御回路1201がレーザダイオード1215を駆動し、レーザダイオード1215は波長650nmのレーザ光を出射する。レーザ光の一部は、コリメータレンズ1216、ビームスプリッタ1217、集光レンズ1218を経て、パワーモニタ1219にてパワーがモニタされる。モニタしたパワーをシステム制御回路1301にフィードバックすることで、光ディスク101のサーボ層に集光するレーザ光の強度が、たとえば3mWなど所望のパワーに保持される。ビームスプリッタ1217を透過したレーザ光は、偏光ビームスプリッタ1220を透過し、リレーレンズ1221に入射する。リレーレンズ1221はアクチュエータ1228により駆動され、サーボ層に照射される光スポットのフォーカス方向及びトラッキング方向の位置の制御が行われる。リレーレンズ1221を経たレーザ光は、ダイクロイックミラー1208にて反射し、1/4波長板1210を経て、対物レンズ1211により光ディスク101のサーボ層に集光する。光ディスク101にて反射したレーザ光を偏光ビームスプリッタ1220にて反射し、集光レンズ1222にてディテクタ1223に集光する。(実際のリレーレンズ1221は可動レンズと固定レンズからなり、ここでは可動レンズのみを図示している)ディテクタ1223はレーザ光の強度を検出し、これに応じた信号をサーボエラー信号生成回路105及び記録再生信号処理回路106に対して出力する。
記録再生信号処理回路106では、ディテクタ1214で検出した信号に対して増幅、等化、復号などの処理を行い、光ディスク101の記録層から読み出した情報(記録されたデータや現在のアドレス情報など)をシステム制御回路1301に出力する。また、ディテクタ1223で検出した信号からサーボ層にウォブルして形成されたトラックに対応した信号により記録或いは再生を行う際の基準となるクロック信号を生成するとともに、光スポット311が追従しているサーボ層上の位置に対応したアドレスを再生してシステム制御回路1301に出力する。
図4にサーボエラー信号生成回路の構成を示す。ディテクタ1223から出力された信号はサーボ層フォーカスエラー信号生成回路1051及びサーボ層トラッキングエラー信号生成回路1052に入力される。サーボ層フォーカスエラー信号生成回路1051ではサーボ層に対するフォーカス制御に使用するためのサーボ層フォーカスエラー信号(以下、S_FE)を生成し、サーボ層トラッキングエラー信号生成回路1052ではサーボ層のトラックからの光スポット311の位置ずれを表すサーボ層トラッキングエラー信号(以下、S_TE)を生成して出力する。また、ディテクタ1214から出力された信号は記録層フォーカスエラー信号生成回路1053及び記録層トラッキングエラー信号生成回路1054に入力される。記録層フォーカスエラー信号生成回路1053では記録層に対するフォーカス制御に使用するための記録層フォーカスエラー信号(以下、R_FE)を生成し、記録層トラッキングエラー信号生成回路1054では記録層の記録マーク列からなるトラックと光スポットとの位置ずれを表す記録層トラッキングエラー信号(以下、R_TE)を生成して出力する。さらに、減算回路1055によりサーボ層トラッキングエラー信号S_TEと記録層トラッキングエラー信号R_TEとの差分が演算され、サーボ層上の光スポットと記録層上の光スポットのトラッキング方向の相対的な位置のずれを表す相対位置検出信号(以下、TE)が出力される。また、ディテクタ1214で検出した信号から光スポット302の総反射光量に対応するF_SUM信号を総光量検出回路1056で生成し、光スポット301の総反射光量に対応するR_SUM信号を総光量検出回路1057で生成して出力する。ここで、各エラー信号は、電位Vrefを基準として出力されるものとする。
405nmの光学系において記録層(記録層のうちのいずれか1つの層)に対して行われるフォーカス制御及びトラッキング制御について説明する。
記録層フォーカス制御回路1302は、システム制御回路1301からの指令信号により、記録層フォーカスエラー信号R_FEに対してゲインと位相の補償を行い、記録層に対するフォーカス制御を行うための駆動信号を出力する。記録層フォーカス制御回路1302から出力された駆動信号は、スイッチ1303、加算器1304を介してアクチュエータ駆動回路108に入力される。
スイッチ1303はシステム制御回路1301の出力するR_FON信号に基づき、記録層フォーカス制御回路1302の出力信号もしくは基準電位Vrefを選択して出力する。R_FON信号としてHighレベルが入力されると、スイッチ1303の端子はaが選択され、記録層フォーカス制御回路1302の出力信号が加算器1304を介してアクチュエータ駆動回路108に出力される。一方でR_FON信号としてLowレベルが入力されると、スイッチ1303は端子bを選択し、基準電位Vrefを出力する。
この結果、R_FON信号は記録層に対するフォーカス制御のオン・オフを指示する信号となる。またスイッチ1303は記録層に対するフォーカス制御のオン、オフを切り替えるスイッチとして機能する。R_FON信号がLowからHighに切り替わることで記録層に対するフォーカス制御がオンになる。この動作はフォーカス引き込み動作と呼ばれる。
記録層フォーカス駆動電圧生成回路1305は、システム制御回路1301からの指令信号により、所定の電圧を出力する。記録層フォーカス駆動電圧生成回路1305は例えば、フォーカススイープ動作におけるスイープ電圧や、フォーカスジャンプ時のジャンプ電圧を出力する。
記録層フォーカス駆動電圧生成回路1305の出力信号とスイッチ1303の出力信号を加算器1304により加算しR_FODとしてアクチュエータ駆動回路108に出力する。
R_FOD信号に従ってアクチュエータ1212をディスク面に垂直な方向に駆動することで、対物レンズ1211がフォーカス方向に駆動される。これにより、記録層に光スポット300が記録層で合焦するように記録層フォーカス制御が行われる。
次に、本実施例における記録層のトラッキング制御について説明する。
トラッキング制御回路1310にはサーボエラー信号生成回路105からサーボ層トラッキングエラー信号S_TEと記録層トラッキングエラー信号R_TEが入力される。記録層に記録された情報を再生する場合には記録層に記録されたマーク列からなるトラックから検出した記録層トラッキングエラー信号R_TEに基づいてトラッキング制御を行う。このため、システム制御回路1301からの指令信号により、記録層トラッキングエラー信号R_TEに対してゲインと位相の補償を行い、トラッキング制御を行うための駆動信号を出力する。トラッキング制御回路1310から出力された駆動信号は、スイッチ1311を介してアクチュエータ駆動回路108に入力される。
スイッチ1311はシステム制御回路1301の出力するTRON信号に基づき、トラッキング制御回路1310の出力信号もしくは基準電位Vrefを選択して、トラッキング駆動信号TRDとしてアクチュエータ駆動回路108に出力する。TRON信号としてHighレベルが入力されると、スイッチ1311の端子はeが選択され、トラッキング制御回路1310の出力信号がアクチュエータ駆動回路108に出力される。一方でTRON信号としてLowレベルが入力されると、スイッチ1311は端子fを選択し、基準電位Vrefを出力する。
この結果、TRON信号はトラッキング制御のオン・オフを指示する信号となる。またスイッチ1311は、トラッキング制御のオン、オフを切り替えるスイッチとして機能する。TRON信号がLowからHighに切り替わることでトラッキング制御がオンされることになり、この動作はトラック引き込み動作と呼ばれる。
トラッキング制御がオンし、トラック引き込み動作が行われると、アクチュエータ駆動手段108はトラッキング制御回路1310の出力信号に応じてアクチュエータ1212を駆動することで記録層に記録されたマーク列からなるトラックを光スポット300が追従するようにトラッキング制御が行われる。
650nmの光学系において、サーボ層に対して行われるフォーカス制御及びトラッキング制御について説明する。
サーボ層フォーカス制御回路1306は、システム制御回路1301からの指令信号によりサーボ層フォーカスエラー信号S_FEに対してゲインと位相の補償を行い、サーボ層に対するフォーカス制御を行うための駆動信号を出力し、スイッチ1307、加算器1308を介してリレーレンズレンズ駆動回路109に入力される。これによりサーボ層に対するフォーカス制御が行われる。
スイッチ1307はシステム制御回路1301の出力するS_FON信号に基づき、サーボ層フォーカス制御回路1306の出力信号もしくは基準電位Vrefを選択して出力する。S_FON信号としてHighレベルが入力されると、スイッチ1307の端子はcが選択される。一方でR_FON信号としてLowレベルが入力されると、スイッチ1307は端子dを選択し、基準電位Vrefを出力する。
この結果、S_FON信号はサーボ層に対するフォーカス制御のオン・オフを指示する信号となる。またスイッチ1307は、サーボ層に対するフォーカス制御のオン、オフを切り替えるスイッチとして機能する。S_FON信号がLowからHighに切り替わることでサーボ層に対するフォーカス制御がオンされることになり、この動作はフォーカス引き込み動作と呼ばれる。
サーボ層フォーカス駆動電圧生成回路1309は、システム制御回路1301からの指令信号により、所定の電圧を出力する。サーボ層フォーカス駆動電圧生成回路1309は例えば、フォーカススイープ動作におけるスイープ電圧を出力する。
サーボ層フォーカス駆動電圧生成回路1309の出力信号とスイッチ1307の出力信号を加算器1308により加算しS_FODとしてリレーレンズ駆動回路109に出力する。
リレーレンズ駆動回路109は、S_FOD信号に従って光ピックアップ102内に搭載されたアクチュエータ1228を駆動する。この駆動により光ディスク101に照射された波長650nmの光スポットが、常に光ディスク101のサーボ層の面上で合焦するようにサーボ層に対するフォーカス制御が行われる。
次に、本実施例におけるサーボ層のトラッキング制御について説明する。
記録層に情報が記録されていない場合には、記録層に記録されたマーク列からなるトラックからトラッキングエラー信号を検出できないため、サーボ層に形成されたトラックから得られるサーボ層トラッキングエラー信号S_TEに基づいてトラッキング制御を行う。このため、システム制御回路1301からの指令信号により、サーボエラー信号生成回路105から入力されたサーボ層トラッキングエラー信号S_TEに対してゲインと位相の補償を行い、トラッキング制御を行うための駆動信号を出力する。トラッキング制御回路1310から出力された駆動信号は、スイッチ1311を介してアクチュエータ駆動回路108に入力される。
スイッチ1311はシステム制御回路1301の出力するTRON信号に基づき、トラッキング制御回路1310の出力信号もしくは基準電位Vrefを選択して、トラッキング駆動信号S_TRDとしてアクチュエータ駆動回路108に出力する。TRON信号としてHighレベルが入力されると、スイッチ1311の端子はeが選択され、トラッキング制御回路1310の出力信号がアクチュエータ駆動回路108に出力される。一方でTRON信号としてLowレベルが入力されると、スイッチ1311は端子fを選択し、基準電位Vrefを出力する。
トラッキング制御がオンし、トラック引き込み動作が行われると、アクチュエータ駆動回路108はトラッキング制御回路1310の出力信号に応じてアクチュエータ1212を駆動することでサーボ層のトラックを光スポット311が追従するようにトラッキング制御が行われる
次に、本実施例における相対位置制御について説明する。この相対位置制御のための信号となる相対位置検出信号TEの生成方法について説明する。情報の記録時において、一定のトラックピッチ間隔で記録マーク列を記録するには、波長405nmの光スポットと波長650nmの光スポットの光軸の相対関係を保持する制御が必要である。そこで、この異なる2つの波長の光軸の相対関係を制御するためには、波長650nmの光スポット311の位置と波長405nmの光スポット301の相対関係を一定に保つような制御が必要となる。これ以降では、サーボ層のトラックからの光スポット311位置ずれを表すサーボ層トラッキングエラー信号S_TEとし、記録層の記録マーク列からなるトラックからの光スポット301の位置ずれを表す記録層トラッキングエラー信号R_TEとする。サーボ層トラッキングエラー信号S_TE、記録層トラッキングエラー信号R_TE及びその差分である相対位置検出信号TEをサーボエラー信号生成回路105にて生成する。ここで、サーボ層トラッキングエラー信号S_TEはサーボ層のトラックに追従しているときの信号であるため光軸の基準軸とする。この基準軸からの誤差はディスクのチルト等により生じるため、この基準軸からの誤差をリレーレンズ1221のアクチュエータ1228への制御の入力とすることで、2つの光軸の相対関係を保持することができるため記録済みの領域に上書き記録することを抑制することが可能となる。
相対位置制御回路1312は、システム制御回路1301からの指令信号により、相対位置検出信号TEに対してゲインと位相の補償を行い、相対位置制御を行うための信号を出力する。相対位置制御回路1312から出力された信号は、スイッチ1314を介してリレーレンズ駆動回路109に入力される。
スイッチ1314はシステム制御回路1301の出力するTLON信号に基づき、相対位置制御回路1312の出力信号もしくは基準電位Vrefを選択し、相対位置制御駆動信号TLDとしてリレーレンズ駆動回路109の入力となる。TLON信号としてHighレベルが入力されると、スイッチ1314の端子はgが選択され、相対位置検出回路1312の出力信号がリレーレンズ駆動回路109の入力となる。一方でTLON信号としてLowレベルが入力されると、スイッチ1314は端子hを選択し、基準電位Vrefを出力する。
この結果、TLON信号は記録層に対する相対位置制御のオン・オフを指示する信号となる。またスイッチ1314は、記録層に対する相対位置制御のオン、オフを切り替えるスイッチとして機能する。TLON信号がLowからHighに切り替わることで相対位置制御がオンされることになる。
相対位置制御がオンし、リレーレンズ駆動回路109によりリレーレンズ1221をアクチュエータ1228により駆動すると、650nmの光軸が相対位置制御駆動信号TLDに従って変化する。これにより、サーボ層に照射された光スポット311がトラック方向に変位し、サーボ層トラッキングエラー信号S_TEが変化する。このサーボ層トラッキングエラー信号S_TEの変化に対して、サーボ層トラッキング制御系により対物レンズ1211のアクチュエータ1212を駆動し、光スポット311がサーボ層のトラックを追従するように動作する。従って、相対位置制御による光スポット311のトラック方向へずれを抑制するためにはサーボ層トラッキング制御系の制御帯域よりも相対位置制御系の制御帯域が低くなるようにする必要がある。このため、例えば低域通過フィルタで相対位置検出信号TEの周波数帯域制限を行う、或いはリレーレンズ1221のアクチュエータ1228の周波数応答特性を対物レンズ1211のアクチュエータ1212の周波数応答特性より低くしても良い。これにより、サーボ層に照射される650nmの光スポットの位置と記録層に照射される405nmの光スポットのトラック方向の相対位置が保持されるとともに、サーボ層のトラックを光スポット311が追従するように制御が行われる。
図5は相対位置検出信号TEの概念図である。ここでは、一例としてサーボ層トラッキングエラー信号S_TE、記録層トラッキングエラー信号R_TEの周波数、振幅は同様である場合を図示している。また、同図に示したようにサーボ層トラッキングエラー信号S_TE、記録層トラッキングエラー信号R_TE、相対位置検出信号TEの正側を内周方向、負側を外周方向とする。図5(a)は、記録層トラッキングエラー信号R_TEが基準電圧のVrefからVaのオフセットが生じた場合を図示している。この図では記録層トラッキングエラー信号R_TEはマーク列の中心から光スポット301がずれて位置づいていることを表している。従って、相対位置制御をしない場合には光スポット300もVaに相当する位置で記録することになる。これを防ぐために、相対位置検出信号TEを生成し、Vaに相当するオフセットをキャンセルするようにリレーレンズ1221のアクチュエータ1228を制御する。この場合には、内周方向にオフセットしているため、リレーレンズ1221をアクチュエータ1228により外周方向にVaだけ駆動する。これによりオフセットをキャンセルする。これにより、図5(b)に示すように、サーボ層トラッキングエラー信号S_TE、記録層トラッキングエラー信号R_TEともに基準電圧のVref近傍で動作し、サーボ層のサーボ溝および記録層のマーク列の中心に追従している状態にすることができる。
図6は本実施例の光ディスク装置の動作概要を示すフローチャートである。
ステップS601において光ディスク装置に光ディスクが装着されたら、ステップS602においてセットアップ処理を行う。セットアップ処理では情報の記録または再生を行うことが可能な状態にするためのディスク認識、フォーカス引き込み、トラッキング引き込み、収差調整、ディスク101の管理情報の再生などの各種処理が行われる。 次にステップS603においてホスト200からデータ再生コマンドを受け取ったら、ステップS604においてデータ再生処理を行う。あるいはステップS605においてホスト200からデータ記録コマンドを受け取ったら、ステップS606においてデータ記録処理を行う。あるいはステップS607においてホストコンピュータからその他のコマンドを受け取ったら、ステップS610においてその他の処理を行う。また、ステップS609において光ディスクが排出された場合は、処理を終了する。
図7のフローチャートを用いてより図6のデータ記録処理S606を詳細に説明する。
まず、ステップS701において記録を行なう記録層nに405nmの光スポットを移動させるフォーカスジャンプを行なう。次に、ステップS702においてサーボ層に形成されたトラックから得られるサーボ層トラッキングエラー信号S_TEに基づいたトラッキング制御をオンし、ステップS703において移動した記録層が未記録状態かを判定する。未記録状態かを判定する方法としては、例えばセットアップ処理S602において取得したディスクの管理情報により行なう方法がある。
ステップS703において未記録ではないと判定した場合には、サーボ層のトラックから検出したサーボ層トラッキングエラー信号S_TEと記録層に記録されたマーク列からなるトラックから検出した記録層トラッキングエラー信号R_TEに基づいて生成された相対位置検出信号TEによる相対位置制御をオンとし、サーボ層に照射される650nmの光スポットの位置と記録層に照射される405nmの光スポットの相対位置が保持されるとともに、サーボ層のトラックを光スポット311が追従するように制御が行われる。
システム制御回路1301から記録再生信号処理回路106には記録開始アドレス、記録データ等が設定され、ステップS706で記録開始アドレスから記録を開始する。記録再生信号処理回路106では入力されたデータ及びアドレス情報をサーボ層から再生された信号から生成された基準クロック信号に基づいて所定の方式で変調し、レーザパワー制御回路1201に出力する。レーザパワー制御回路1201は記録再生信号処理回路106の出力に応じた駆動電流をレーザダイオード1202に出力し、レーザダイオード1202が対応した強度でレーザ光を出射することで光ディスク101の記録層に記録が行われる。ステップS706で記録終了アドレスに一致したところで記録処理を終了する。
ステップS703における未記録状態の判定は、記録層トラッキングエラー信号R_TEの振幅により行なうこともできる。記録されている状態であれば、光スポット301と記録層に記録されたマーク列からなるトラックとのずれに応じて記録層トラッキングエラー信号R_TEが変化するが、記記録されていない状態では基準電圧Vref近傍となっている。従って、ステップS701で記録層nにフォーカスジャンプを行い、トラッキング制御がオフした状態での記録層トラッキングエラー信号R_TEの振幅により未記録状態の判定を行なうことができる。
また、記録層に照射される光スポット301と302のディスクからの反射光量により、記録時において光スポット301が記録済のマーク列からなるトラックを追従しながら所定のトラックの間隔で正常に記録しているかを確認することができる。 例えば記録マークが形成されると反射率が低くなる光ディスク101であれば記録マークを追従している光スポット301の総反射光量に対応するR_SUM信号に比べて未記録にある光スポット302の総反射光量に対応するF_SUM信号の信号レベルが大きくなる。従って、R_SUM信号振幅よりもF_SUM信号振幅が大きい場合には正常な記録状態であり、F_SUM信号振幅よりもR_SUM信号振幅が大きい場合には記録状態が異常として記録を停止する等の処理を行なうことができる。光ディスク101が記録マークが形成されると反射率が高くなるであれば、前述のF_SUM信号とR_SUM信号の振幅の大小が逆転する。
また、記録マークに追従している光スポット301と光スポット311の位置を記録再生信号処理回路106にてアドレスとして読み取れるため、このアドレスを記録時の記録が適切な位置と適切な記録層にて行われているかの確認に使用しても良い。
また、前述したステップS703で未記録と判定した場合にも、ディスク1回転以上記録を行なうと記録マーク列からなるトラックが形成されるため、光スポット301にて記録層トラッキングエラー信号R_TEを生成することが可能となる。従って、記録開始後に1回転以上の記録を行なった時点で相対位置制御をオンするようにしても良い。或いは、一度記録を止めて相対位置制御をオンした後に再度記録を開始しても良い。
本実施例ではステップS701でフォーカスジャンプを行なった後に、記録層においてフォーカスのみ制御がオンで相対位置制御はオフとしてが、記録マークが無ければ記録層トラッキングエラー信号R_TEはVref近傍であるため、相対位置制御をオンにしても影響は無い。このため相対位置制御をオンにしておき、記録マークが形成されると、その記録マークからR_TEを生成し相対位置制御にて記録マークに光スポット301を追従させることも可能である。
以上の実施例におけるフローチャートは主たるステップを記載したものであり、各ステップの間に他のステップを設けるようにしても良い。また、光ディスク装置の動作として不都合が生じない範囲でステップの順序を変えるようにしてもよい。
また、本実施例において、サーボ層は1ビームによりフォーカス制御、トラッキング制御を行っている例であるが、例えばビームスプリッタ1217と偏向ビームスプリッタ1220の間にグレーティングをおいて3ビーム(メインビーム0次光及びそのサーボビーム±1次光)としても良い。本実施例におけるサーボエラー信号生成回路105にて生成される信号はトラッキング信号であれば差動プッシュプル法(DPP法)やプッシュプル法、フォーカス信号であればナイフエッジ法や差動非点収差方式などの方式を用いて行えばよい。ただし、前述の方式は限定するものではなく異なる方式であっても良い。
(本実施例の特徴)
本実施例の特徴は、記録層に記録済みのマークが存在する場合にサーボ層に照射した光スポット311をサーボ層のトラックに追従させる共に、光スポット301が記録済みのマーク列に追従するよう相対位置を制御することで、サーボ層に照射される650nmの光スポットの位置と記録層に照射される405nmの光スポットのトラック方向の相対位置を保持し、所定のトラック間隔で記録を行なうことが可能となる。これにより、追加記録する際にレーザ光と光ディスクの相対角度が温度や光ディスクのチャッキング状態等により前回記録したときから変化した場合にでも前回記録したデータに上書きすることを抑制することができ、無駄な領域を設けることなく追加記録を行うことが可能となる。
また、記録時においても基準となるクロック信号等をサーボ層のトラックから得られる情報から生成することができる。
本発明における第2の実施例について、以下に説明する。
本実施例に従った相対位置制御を実施するための光ディスク装置の一例を図8に示す。図1との違いは光ピックアップ102に角度可変立ち上げミラー1227を設け、光軸角度可変素子駆動回路112により相対位置制御を実現する点である。また、第1の実施例にて説明した内容と重複する部分については省略する。
(本実施例の実現手段)
図8の光ディスク装置は、光ピックアップ102と、信号処理回路103と、スピンドルモータ104と、サーボエラー信号生成回路105と、記録再生信号処理回路106と、スピンドル駆動回路107と、アクチュエータ駆動回路108と、リレーレンズ駆動回路109と、収差補正素子駆動回路110と、光軸角度可変素子駆動回路112で構成される。
まず、405nmの光学系について説明する。レーザパワー制御回路1201は、システム制御回路1301によって制御されており、レーザダイオード1202を駆動する電流を出力する。この駆動電流は、レーザノイズを抑制するために数百MHzの高周波重畳が印加されている。レーザダイオード1202は、駆動電流に応じた波形で波長405nmのレーザ光を出射する。出射されたレーザ光はコリメータレンズ1203にて平行光となり、ビームスプリッタ1204で一部が反射し、集光レンズ1205によってパワーモニタ1206に集光する。一方、ビームスプリッタ1204を透過したレーザ光は3ビーム仕様のグレーティング111により複数の光ビーム(メインビーム0次光及びそのサーボビーム±1次光)となり、偏光ビームスプリッタ1207にて反射し、収差補正素子駆動回路110にて駆動される収差補正素子1209によって収束・発散が制御され、ダイクロイックミラー1208を透過する。ダイクロイックミラー1208は特定の波長の光を反射し、その他の波長の光を透過する光学素子である。ここでは波長405nmの光を透過し、650nmの光を反射するものとする。ダイクロイックミラー1208を透過したレーザ光は、角度可変立ち上げミラー1227により反射され、1/4波長板1210にて円偏光となり、対物レンズ1211によって光ディスク101の記録層に集光する。後述するように角度可変立ち上げミラー1227は、ミラーの角度を変化させて反射光の光軸方向を変化可能な角度可変立ち上げミラーである。対物レンズ1211は、アクチュエータ1212によって位置制御される。光ディスク101によって反射したレーザ光は、光ディスク101に記録された情報に応じて強度が変調され、1/4波長板1210にて直線偏光となり、角度可変立ち上げミラー1227で反射しダイクロイックミラー1208および収差補正素子1209を経て、偏光ビームスプリッタ1207を透過する。透過したレーザ光は、集光レンズ1213によってディテクタ1214に集光する。ディテクタ1214はレーザ光の強度を検出し、これに応じた信号をサーボエラー信号生成回路105及び記録再生信号処理回路106に対して出力する。
次に、650nmの光学系について説明する。405nmの光学系と同様に、レーザパワー制御回路1201がレーザダイオード1215を駆動し、レーザダイオード1215は波長650nmのレーザ光を出射する。レーザ光の一部は、コリメータレンズ1216、ビームスプリッタ1217、集光レンズ1218を経て、パワーモニタ1219にてパワーがモニタされる。ビームスプリッタ1217を透過したレーザ光は、偏光ビームスプリッタ1220を透過し、リレーレンズ1221に入射する。リレーレンズ1221はアクチュエータ1228により駆動され、サーボ層に照射される光スポットのフォーカス方向の位置の制御が行われる。リレーレンズ1221を経たレーザ光は、ダイクロイックミラー1208、角度可変立ち上げミラー1227にて反射し、1/4波長板1210を経て、対物レンズ1211により光ディスク101のサーボ層に集光する。光ディスク101にて反射したレーザ光を偏光ビームスプリッタ1220にて反射し、集光レンズ1222にてディテクタ1223に集光する。ディテクタ1223はレーザ光の強度を検出し、これに応じた信号をサーボエラー信号生成回路105及び記録再生信号処理回路106に対して出力する。
次に、本実施例における相対位置制御について説明する。情報の記録時において、一定のトラックピッチ間隔で記録マーク列を記録するには、波長405nmの光スポットと波長650nmの光スポットの光軸の相対関係を保持する制御が必要である。そこで、この異なる2つの波長の光軸の相対関係を制御するために、サーボ層トラッキングエラー信号S_TE、記録層トラッキングエラー信号R_TE及びその差分から得られるTEをサーボエラー信号生成回路105で生成する。ここで、サーボ層トラッキングエラー信号S_TEはサーボ層のトラックに追従しているときの信号であるため光軸の基準軸としている。この基準軸からの誤差はディスクのチルト等により生じるため、この基準軸からの誤差を光軸角度可変素子駆動回路112に入力し角度可変立ち上げミラー1227を制御することでミラーの角度を変えて、この誤差を最小にする制御を行う。この結果、光軸の相対関係を保持することができるため記録済みの領域に上書き記録することを抑制することが可能となる。
相対位置検出回路1312は、システム制御回路1301からの指令信号により、相対位置検出信号TEに対してゲインと位相の補償を行い、相対位置制御を行うための駆動信号を出力する。相対位置検出回路1312から出力された駆動信号TLDは、スイッチ1314を介して光学角度可変素子駆動回路112に入力される。この光学角度可変素子駆動回路112により角度可変立ち上げミラー1227を駆動すると405nmと650nmの光軸が変化する。この光軸の変化はサーボ層トラッキングエラー信号S_TEの変位にもなる。しかし、サーボ層トラッキング制御系により対物レンズ1211のアクチュエータ1212が駆動されるので、光スポット311がサーボ層のトラックを追従するように動作する。この結果、405nmと650nmの光軸の相対関係を保持することができる。
スイッチ1314はシステム制御回路1301の出力するTON信号に基づき、相対位置検出回路1312の出力信号もしくは基準電位Vrefを選択して、TLDとして光学角度可変素子駆動回路112に出力される。
相対位置制御がオンし、光軸角度可変素子駆動回路112により角度可変立ち上げミラー1227を駆動すると、405nmと650nmの光軸の相対関係が変化する。これにより、サーボ層に照射された光スポット311がトラック方向に変位し、サーボ層トラッキングエラー信号S_TEが変化する。このサーボ層トラッキングエラー信号S_TEの変化に対して、サーボ層トラッキング制御系により対物レンズ1211のアクチュエータ1212を駆動し、光スポット311がサーボ層のトラックを追従するように動作する。従って、相対位置制御による光スポット311のトラック方向へずれを抑制するためにはサーボ層トラッキング制御系の制御帯域よりも相対位置制御系の制御帯域が低くなるようにする必要がある。このため、例えば低域通過フィルタで相対位置検出信号TEの周波数帯域制限を行う、或いは角度可変立ち上げミラー1227の周波数応答特性を対物レンズ1211のアクチュエータ1212の周波数応答特性より低くしても良い。これにより、サーボ層に照射される650nmの光スポットの位置と記録層に照射される405nmの光スポットのトラック方向の相対位置が保持されるとともに、サーボ層のトラックを光スポット311が追従するように制御が行われる。
第1の実施例の場合と同様、図5(a)に示すように記録層トラッキングエラー信号R_TEが基準電圧のVrefからVaのオフセットが生じた場合、Vaに相当するオフセットをキャンセルするように角度可変立ち上げミラー1227を制御する。この場合には、内周方向にオフセットしているため、角度可変立ち上げミラー1227を外周方向相当する反時計周りにVaに相当する角度だけ駆動する。これによりオフセットをキャンセルする。このときの光軸可変素子1227の動作を図9に模式的に示す。図9は図8の光ピックアップ102の一部を示したものである。図に示すように650nmのレーザ光と405nmのレーザ光がダイクロイックミラー1208にて同一の光路となり、角度可変立ち上げミラー1227の角度に応じて反射光の光軸方向が変化する。例えば、図5(a)のVaをキャンセルするために図9(a)から図9(b)に示すように角度可変立ち上げミラー1227が反時計周りに回転することで、405nmと650nmの光軸を調整する。これにより、図5(b)に示すように、サーボ層トラッキングエラー信号S_TE、記録層トラッキングエラー信号R_TEともに基準電圧のVref近傍で動作し、サーボ層のトラックおよび記録層のマーク列の中心に追従している状態にすることができる。
(本実施例の特徴)
実施例1ではリレーレンズ1221をアクチュエータ1228によりトラック方向に駆動することで相対位置制御を行い波長405nmの光スポットと波長650nmの光スポットの光軸の相対関係を保持する例であったが、本実施例ではリレーレンズ1221のアクチュエータ1228ではなく角度可変立ち上げミラー1227で実現する点が異なる。本実施例による効果としては、記録済みのマーク列がディスク半径方向に一定の間隔で記録されるため、光ディスクの経時変化による反りや記録装置の違い等による2つのレーザビームの光軸に対して光ディスクにチルトが存在していても記録済みの領域に上書き記録することを抑制できる。また、光ディスクの経時変化だけではなく、光ディスクのもつディスクの反りや記録層とサーボ層の層内の偏差によって発生する2つのレーザビームの光軸に対して光ディスクにチルトが存在していても記録済みの領域に上書き記録することを抑制することができる。
本実施例の光学系では、光軸角度可変素子として角度可変立上げミラー1227を搭載し、405nmと650nmの両方の光軸を調整するようにしている。例えば、405nmと650nmの片方の光軸のみを調整できる位置に角度可変立上げミラー1227を配置しても良い。角度可変立上げミラーとしては、例えばガルバノミラー或いはMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)ミラーなどを用いることができる。これにより、ディスクの傾斜状態が記録時に変化する場合、その変化量に合わせて角度可変立立上げミラー1227の角度を変化させ、ディスクへのビーム入射角度を変える。このような入射角度の補正を行うことで、記録済のマークを走査できるため、書き換え可能なディスクに対し安定したイレーズ動作と書き換え動作を行うことができる。また追加記録時には、無駄な領域を設けることなく記録済の領域から連続して新たな情報を記録することが可能となる。
以上の実施例では物理的な溝構造を持つサーボ層と、ランド/グルーブ構造と言った物理的な溝構造を持たない複数の記録層からなるグルーブレスディスクに対応した光ディスク装置について説明を行なったが、溝構造を持つサーボ層と層構造を持たない記録層に深さ方向の焦点位置を変えながら記録を行なうマイクロホログラム或いは2光子吸収などの原理を用いた体積記録方式の光ディスクにも対応することが可能である。要は記録層に記録されたマーク列からなるトラックからの反射光量に基づいて記録層トラッキングエラー信号を検出し、サーボ層のトラックからの反射光量に基づいて生成されたサーボ層トラッキングエラー信号を用いて相対位置を検出することによりグルーブレスディスクと同様に対応することが可能である。
また、図5とは異なる場合を図10に示す。この図10ではサーボ層トラッキングエラー信号S_TEの変位に基づいて対物レンズ1211は制御されるため、ディスク101のディスクチルトやディスクの偏心は抑圧される。しかし、記録層トラッキングエラー信号R_TEには図10のようなディスク1回転周期に同期する変位がのることになる。この場合には、ディスク1回転周期で変化する成分を打ち消すようなTEがサーボエラー信号生成回路105から生成される。このようにTEは時間的に変化しない信号であっても良いし変化する信号であっても良い。更にサーボ層トラッキングエラー信号S_TE、記録層トラッキングエラー信号R_TEの周波数と振幅が一致しなくても良い。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成は、それらの一部又は全部が、ハードウェアで構成されても、プロセッサでプログラムが実行されることにより実現されるように構成されてもよい。また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
101…光ディスク
102…光ピックアップ
103…信号処理回路
104…スピンドルモータ
105…サーボエラー信号生成回路
106…記録再生信号処理回路
108…アクチュエータ駆動回路
109…リレーレンズ駆動回路
110…収差補正素子駆動回路
111…グレーティング
112…光軸角度可変素子駆動回路
1202…レーザダイオード
1209…収差補正素子
1211…対物レンズ
1212…アクチュエータ
1221…リレーレンズ
1227…角度可変立ち上げミラー
1228…アクチュエータ
1301…システム制御回路
1310…トラッキング制御回路
1312…相対位置制御回路

Claims (6)

  1. トラックを有する少なくとも一つのサーボ層と、トラックを有さない少なくとも一つの記録層と、を有する光ディスクの記録又は再生を行う光ディスク装置において、
    前記光ディスクの前記サーボ層にレーザ光を照射する第1のレーザ光源と、
    前記光ディスクの前記記録層にレーザ光を照射する第2のレーザ光源と、
    前記第1のレーザ光源と前記第2のレーザ光源から出射されるレーザ光を集光する対物レンズと、
    前記第1のレーザ光源により出射される第1のレーザ光の収束と発散を制御するリレーレンズと、
    前記リレーレンズを駆動する第1のアクチュエータと、
    前記対物レンズを駆動する第2のアクチュエータと、
    前記第1のアクチュエータを制御する第1の制御部と、
    前記第2のアクチュエータを制御する第2の制御部と、を備え、
    前記第1のレーザ光源から出射され、前記対物レンズにより前記サーボ層に集光された第1の光スポットの前記光ディスク面に垂直な方向の位置制御を、前記第1のアクチュエータにより前記リレーレンズを駆動することによって実行し、
    前記第1の光スポットの前記光ディスク面の半径方向への位置制御を、前記第2のアクチュエータにより前記対物レンズを駆動することにより実行し、
    第2のレーザ光源から照射され、前記対物レンズにより前記記録層に集光された第2の光スポットの前記光ディスク面に垂直な方向への位置制御を、前記第2のアクチュエータにより前記対物レンズを駆動することで実行し、
    前記第2の光スポットの前記光ディスク面の半径方向への位置制御を、前記第1のアクチュエータにより前記リレーレンズを駆動することにより実行することを特徴とする光ディスク装置。
  2. 請求項1の光ディスク装置において、
    前記第1の光スポットの位置を基準とし、前記基準からの前記第2の光スポットの位置変化を検出する相対位置検出部を備え、
    前記光ディスクの前記記録層に情報の記録或いは再生を行う場合に、
    前記第1の光スポットを前記トラックに追従するようにトラッキング制御がなされているときに得られるトラッキングエラー信号と前記第2の光スポットを記録マークに照射されることで得られるトラッキングエラー信号との差分から前記第1の光スポットの基準位置に対する前記第2の光スポットの相対位置を前記相対位置検出部より検出し、検出された相対位置に基づいて、前記リレーレンズを前記第1のアクチュエータにより駆動することで、前記記録層の記録マークに前記第2の光スポットを追従させながら記録或いは再生を行うことを特徴とする光ディスク装置。
  3. 請求項2に記載の光ディスク装置において、
    前記第2のレーザ光源から出射されたレーザ光を2つ以上のビームに分割するグレーティングを備え、
    前記光ディスクの前記記録層に情報の記録を行う場合に、
    前記第2のレーザ光源から出射されたレーザ光を前記グレーティングにより0次回折光と±1次回折光に分割し、前記対物レンズにより前記記録層に前記0次回折光の光スポットと前記±1次回折光の光スポットの3つの光スポットとして集光し、
    前記前記0次回折光の光スポットにて記録マークを形成し、
    前記相対位置検出部より前記第1の光スポットを基準位置とする前記±1次回折光の光スポットの相対位置を検出し、
    前記検出した位置に基づいて前記第1のアクチュエータにより前記光ディスク面の半径方向に前記リレーレンズを駆動することで前記±1次回折光の光スポットの前記光ディスク面の半径方向の位置制御を行うことを特徴とする光ディスク装置。
  4. トラックを有する少なくとも1つのサーボ層と、トラックを有さない少なくとも一つの記録層とを有する光ディスクに記録を行う光ディスク装置において、
    前記光ディスクの前記サーボ層にレーザ光を照射する第1のレーザ光源と、
    前記光ディスクの前記記録層にレーザ光を照射する第2のレーザ光源と、
    前記第1のレーザ光源と前記第2のレーザ光源から出射されるレーザ光を集光する対物レンズと、
    前記第1のレーザ光源により出射される第1のレーザ光の収束と発散を制御するリレーレンズと、
    前記リレーレンズを駆動する第1のアクチュエータと、
    前記対物レンズを駆動する第2のアクチュエータと、
    前記対物レンズから前記光ディスクに入射する前記第1、第2のレーザ光源から出射されるレーザ光の少なくとも一方の光ビームの光軸方向を変える光軸角度可変素子と、
    前記第1のアクチュエータを制御する第1の制御部と、
    前記第2のアクチュエータを制御する第2の制御部と、を備え、
    第1のレーザ光源から出射され、前記対物レンズにより前記サーボ層に集光した第1の光スポットの、前記光ディスク面に垂直な方向への位置制御を、前記第1のアクチュエータにより前記リレーレンズを駆動することで実行し、
    前記第1の光スポットの前記光ディスク面の半径方向への位置制御を、前記第2のアクチュエータにより前記対物レンズを駆動することにより実行し、
    第2のレーザ光源から出射され、前記対物レンズにより前記記録層に集光した第2の光スポットの前記光ディスク面に垂直な方向への位置制御を、前記第2のアクチュエータにより前記対物レンズを駆動することで実行し、
    前記第2の光スポットの前記光ディスク面の半径方向への位置制御を前記光軸角度可変素子を駆動することで実行する、ことを特徴とする光ディスク装置。
  5. 請求項4に記載の光ディスク装置において、
    前記第1の光スポットの位置を基準とし、前記基準からの前記第2の光スポットの位置変化を検出する相対位置検出部を備え、
    前記光ディスクの前記記録層に情報の記録を行う場合に、
    前記第1の光スポットを前記トラックに追従するようにトラッキング制御がなされているときに得られるトラッキングエラー信号と前記第2の光スポットを記録マークに照射されることで得られるトラッキングエラー信号との差分から前記第2の光スポットを基準位置に対する前記第2の光スポットの相対位置を前記相対位置検出部より検出し、検出した相対位置に基づいて、前記光軸角度可変素子を制御することを特徴とする光ディスク装置。
  6. 請求項5に記載の光ディスク装置において、
    前記第2のレーザ光源から出射されたレーザ光を2つ以上のビームに分割するグレーティングを備え、
    前記第2のレーザ光源から出射されたレーザ光を前記グレーティングにより0次回折光と±1次回折光に分割し、前記対物レンズにより前記記録層に前記0次回折光の光スポットと前記±1次回折光の光スポットの3つの光スポットとして集光し、
    前記前記0次回折光の光スポットにて記録マークを形成し、
    前記相対位置検出部より前記第1の光スポットの位置を基準とする前記±1次回折光の光スポットの相対位置を検出し、
    前記検出した位置に基づいて前記光軸角度可変素子を制御することで前記±1次回折光の光スポットの前記光ディスク面の半径方向の位置制御を行うことを特徴とする光ディスク装置。
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