JP2013195456A - 反射防止シート - Google Patents
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Abstract
【解決手段】反射防止シート1は、透明基板2と、前記透明基板2の少なくとも一方にハードコート層3と、湿式法により形成された前記ハードコート層3よりも低い屈折率の第一低屈折率層4と、乾式法により形成された前記ハードコート層3よりも低い屈折率の第二低屈折率層5と、シランカップリング基を有するフッ素系滑剤を主な成分とする滑剤層6を有する。
【選択図】図1
Description
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであって、低屈折率層が湿式法と乾式法の極めて単純な2層構造より構成されるが、乾式法により形成された層が従来のおよそ半分以下の膜厚であるので、生産性が向上され、更に良好な光学特性及び耐擦傷性を示す反射防止シートの提供を目的とする。
以下に、本発明の反射防止シート1の層形成方法の各工程において用いる種々の原料について詳細に説明を行い、その後、それら原料を用いた本発明の反射防止シート1の層形成について、各工程毎に詳細な説明を行う。
本発明に用いられる透明基板2は、透明有機高分子材料を用いることが好ましい。透明有機高分子材料は、透明性に優れる熱可塑性または熱硬化性の有機高分子化合物をフィルムとしたものを用いる事ができる。この有機高分子化合物としては、透明な有機高分子であれば特に限定されないが、優れた反射防止性能をしめすためには透明基板2の透過率は80%以上、さらには86%以上であることが好ましく、ヘイズは、2.0%以下、さらには1.0%以下であることが好ましく、屈折率は1.4〜1.7であることが好ましい。
具体的には、ポリエチレンテレフタラート、ポリエチレン−2,6−ナフタレート、ポリジアリルフタレート等のポリエステル系樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエーテルサルフォン樹脂、ポリサルフォン樹脂、ポリアクリレート樹脂、アクリル樹脂、アクリルシロキサン樹脂、セルロースアセテート樹脂、ポリオレフィン、環状オレフィン等をあげることができる。
透明基板2と第一低屈折層4の間には、ハードコート層3が設けられていることが好ましい。ハードコート層3は、主に反射防止シート1に所望の硬さを付与するために設けられる、透明性を有し、適度な硬度を有する層である。
低屈折率層7とは、透明基板2または、透明基板2上に設けられたハードコート層3よりも屈折率が低い層のことであり、本発明における低屈折率層7は、基板側から湿式法で形成された第一低屈折率層4と、第一低屈折率層4の上に乾式法により設けられた第二低屈折率層5からなる二層構造である。
本発明における第一低屈折率層4は透明基板2または、透明基板2上に設けられたハードコート層3よりも屈折率が低い層であり、オルガノシロキサンを加水分解して調整されたゾルを湿式法により塗布した後、加熱硬化により形成されたオルガノポリシロキサンからなる層である。
或いは、オルガノシランシロキサンを出発原料とし、SiO2成分を分散させてゾルとしたものを塗料とする。この塗料をゾル・ゲル法に基づき塗布・乾燥させることにより、オルガノポリシロキサンからなる第一低屈折率層4を形成する。この方法で得られる第一低屈折率層4は、バルクSiO2の屈折率(1.46)よりも一般に低くなる。
本発明における第二低屈折率層5は透明基板2または、透明基板2上に設けられたハードコート層3よりも屈折率が低い層であり、乾式法を用いて形成することが好ましい。この乾式法によれば、湿式法に比べ、ナノスケールオーダでの膜厚制御が可能であり、成膜の密着性、均一性が良い等の利点がある。特に密着性においては、湿式法による場合は、接する他の層の濡れ性に依存する事が多く、他の層の材料によっては十分に密着性が得られない場合もある。しかし、乾式法を用いた場合は、比較的他の層の濡れ性に関わらず高い密着性を得る事が出来る。
低屈折率層7は、単層、多層構造にした場合であっても、反射防止膜の最表面に設けられる。そのため、低屈折率層7を汚れから保護し、耐擦傷性を向上させるために、本発明の反射防止シート1は、最表層に滑剤層6が設けられていることが好ましい。
ここにおいて、mは1〜10の整数。nは0〜10の整数。Raは同一もしくは異なるアルキル基を表す。
[透明基板2]
透明基板2として、厚さ188μm、幅300mmのPETフィルム(東洋紡績株式会社製「コスモシャイン A4300」)を用意する。
JSR株式会社製Z7410E(屈折率 1.75)をテスター産業株式会社製SA-203 バーコーターROD No.10で透明基板2に塗布形成後、80℃2分にて有機溶媒を揮発させた。次に、高圧水銀ランプを用いて紫外線を照射することで約5μmのハードコート層3を形成した。
ハードコート層3上にパナソニック株式会社製「エアロセラ」 (屈折率 1.36)をテスター産業株式会社製SA-203 バーコーターROD No.4で塗布形成後、140℃30分間有機溶媒を揮発し、熱硬化反応を促進させ、80nmの第一低屈折率層4を形成した。
成膜装置内部に、成膜対象のシートを載置する。装置内部を十分に減圧した後にアルゴンガスと酸素ガスを導入し、ターゲットにSi材料を用いてスパッタリングを実施した。これにより第一低屈折率層4の上に、厚さ10nm、20nm、30nmの酸化珪素膜を成膜し、第二低屈折率層5を形成した。
ダイキン工業株式会社製「オプツールTMDSX」を、パーフルオロヘキサンを用い、濃度を0.1重量%に希釈する。次に、この塗料を第二低屈折率層5の酸化珪素膜表面にテスター産業株式会社製SA-203 バーコーターROD No.4にて塗布して120℃5分間乾燥することで、最終厚み約2nmの滑剤層6を得る。
上記の作製工程を得て、透明基板2/ハードコート層3/第一低屈折率層4/第二低屈折率層5/滑剤層6の4層からなる反射防止シート1を作製した。
実施例1の反射防止シート1の製造方法とほぼ同じであるが、第二低屈折率層5の酸化珪素膜の厚みを40nmとした反射防止シート1を作製して、比較例1の反射防止シート1とした。
実施例1の反射防止シート1の製造方法とほぼ同じであるが、第二低屈折率層5、滑剤層6の作製過程を省略した、透明基板2/ハードコート層3/第一低屈折率層4の2層からなる反射防止シート1を作製して、比較例2の反射防止シート1とした。
実施例1の反射防止シート1の製造方法とほぼ同じであるが、第二低屈折率層5の作製過程を省略した、透明基板2/ハードコート層3/第一低屈折率層4/滑剤層6の3層からなる反射防止シート1を作製して、比較例3の反射防止シート1とした。
実施例1の反射防止シート1の製造方法とほぼ同じであるが、滑剤層6の作製過程を省略した、透明基板2/ハードコート層3/第一低屈折率層4/第二低屈折率層5の3層構造からなる反射防止シート1を作製して比較例4の反射防止シート1とした。
実施例1と、比較例1、2、3、4の反射防止シート1について、摺動試験機を用いて、以下の条件で反射防止シート表層のこすりテストを行った。
こすり材:試料と接触するテスターのこすり先端部(1cm×2cm)にスチールウール(日本スチールウール株式会社製、No.0000)を巻いて、動かないようバンド固定した。
移動距離(片道):7cm、こすり速度:14cm/秒、荷重:400g/cm2、先端部接触面積:1cm×2cm、こすり往復回数:0往復〜1000往復
反射光で目視観察して、こすり部分の傷を、以下の基準で評価した。
○:非常に注意深く確認しても、全く傷が見えない。
△:注意深く確認すると、傷が見える。
×:明らかな傷が確認できる。
その実験結果を表1に示す。
この結果より、スパッタリングにより形成された第二低屈折率層5の酸化珪素層と、酸化珪素層と密着性の良い滑剤層6、すなわち第二低屈折率層5と滑剤層6の2層を第一低屈折率層4の上に形成することにより、耐擦傷性の耐久性が向上する。
第二低屈折率層5(酸化珪素層)の膜厚が30nm以上になると、耐擦傷性の違いが生じ難くなる。反射防止の機能は、低屈折率層7の膜厚が100nmよりも厚くなりすぎると、反射防止特性の性能が低下してしまい、膜厚を薄くすることが必要である。そのため、第二低屈折率層5の膜厚は40nm以下が好ましい。
第二低屈折層5の膜厚の違いによる反射防止特性を評価するために、実施例1の反射防止シート1(透明基板2/ハードコート層3/第一低屈折率層4/第二低屈折率層5/滑剤層6)、比較例1の反射防止シート1(透明基板2/ハードコート層3/第一低屈折率層4/第二低屈折率層5/滑剤層6)、比較例3の反射防止シート1(透明基板2/ハードコート層3/第一低屈折率層4/滑剤層6)について、裏側の反射を遮るためにサンドペーパーで荒らした後、日本分光株式会社製紫外可視近赤外分光光度計V-670により5°正反射スペクトルの測定を行った。その結果を図2に示す。
滑剤層6の有無による反射防止性能を比較するために、比較例2の反射防止シート1(透明基板2/ハードコート層3/第一低屈折率層4)、比較例4の反射防止シート1(透明基板2/ハードコート層3/第一低屈折率層4/第二低屈折率層5)について、裏側の反射を遮るためサンドペーパーで荒らした後、日本分光株式会社製紫外可視近赤外分光光度計V-670により5°正反射スペクトルの測定を行った。その結果を図3に示す。
第二低屈折率層5の膜厚違い、滑剤層6の有無による反射防止特性の評価を、更に詳細に行うために、図2、図3の結果より、JIS Z8701に基づき視感反射率を計算より求めた。視感反射率は、380nm〜780nmの範囲の反射防止層の反射スペクトルから標準の光Cにおける3刺激値(XYZ)を求め、そのYの値が視感反射率となる。実施例1、比較例1、2、3、4の各反射防止シート1の視感反射率を求め表2に示す。
実施例1の反射防止シート1の製造方法とほぼ同じであるが、低屈折率層7の膜厚を100nmで固定し、第一低屈折率層4、第二低屈折率層5の膜厚を共に変化させて、特性を確認した。
透明基板2として、厚さ188μm、幅300mmのPETフィルム(東洋紡績株式会社製「コスモシャイン A4300」)を用意する。
JSR株式会社製Z7410E(屈折率 1.75)をテスター産業株式会社製SA-203 バーコーターROD No.10で透明基板2に塗布形成後、80℃にて有機溶媒を揮発させた。次に、高圧水銀ランプを用いて紫外線を照射することで約5μmのハードコート層3を得る。
ハードコート層上にパナソニック株式会社製「エアロセラ」 (屈折率 1.36)をテスター産業株式会社製SA-203 バーコーターROD No.4に塗布形成後、140℃30分間有機溶媒を揮発し、熱硬化反応を促進させ、第一低屈折率層4を、各々40nm、50nm、60nm、70nm、80nm、90nmの厚みで作製する。
成膜装置内部に、成膜対象のシートを載置する。装置内部を十分に減圧した後にアルゴンガスと酸素ガスを導入し、ターゲットにSi材料を用いてスパッタリングを実施する。これにより第一低屈折率層4の上に、第二低屈折率層5の酸化珪素層を10nm、20nm、30nm、40nm、50nm、60nm作製し、低屈折率層7全体の膜厚が100nmになるようにした。
ダイキン工業株式会社製「オプツールTMDSX」を、パーフルオロヘキサンを用い、濃度を0.1重量%に希釈する。次に、この塗料を酸化珪素膜表面にテスター産業株式会社製SA-203 バーコーターROD No.4にて塗布して120℃5分間乾燥することで、最終厚み約2nmのフッソ系滑剤層6を得る。
耐擦傷性の評価を実施例1の反射防止シート1と同様に行った。耐擦傷性の評価を実施したところ、実施例1の反射防止シート1の結果と同様に、第二低屈折率層5の膜厚が10nm〜60nmにおいては耐擦傷性を示し、20nm〜60nmにおいては、さらに良好な耐擦傷性を示した。
反射防止性能の評価を実施例1の反射防止シート1と同様に行った。反射防止特性の評価を実施したところ、実施例1の反射防止シート1の結果と同様に、第二低屈折率層5の膜厚が10nm〜40nmにおいては、反射防止特性を示し、特に10nm〜30nmにおいては、波長550nm付近での可視光反射率をさらに良好に低減できていることが確認できた。
2 透明基板
3 ハードコート層
4 第一低屈折率層(湿式法により形成されたオルガノポリシロキサン層)
5 第二低屈折率層(乾式法により形成された酸化珪素層)
6 滑剤層
7 低屈折率層(第一低屈折率層と第二低屈折率層から成る層)
Claims (7)
- 透明基板と、前記透明基板の少なくとも一方に形成されたハードコート層と、湿式法により形成された前記ハードコート層よりも低い屈折率の第一低屈折率層と、乾式法により形成された前記ハードコート層よりも低い屈折率の第二低屈折率層とを有することを特徴とする反射防止シート。
- 前記第一低屈折率層がオルガノポリシロキサンを含むことを特徴とする請求項1に記載の反射防止シート。
- 前記第二低屈折率層が酸化珪素層からなることを特徴とする、請求項1または2のいずれかに記載の反射防止シート。
- 前記第一低屈折率層と前記第二低屈折率層とを合わせた全体の膜厚が、80〜110nmであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の反射防止シート。
- 前記第一低屈折率層の厚みが40nm〜100nmであり、前記第二低屈折率層の厚みが10nm〜40nmであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の反射防止シート。
- 前記第二低屈折層の表面に、シランカップリング基を有するフッ素系滑剤を主な成分とする滑剤層が形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の反射防止シート。
- 透明基板と、前記透明基板の少なくとも一方に、湿式法により形成された前記透明基板よりも低い屈折率の第一低屈折率層と、乾式法により形成された前記透明基板よりも低い屈折率の第二低屈折率層とを有することを特徴とする反射防止シート。
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