JP2013195026A - 加熱調理器 - Google Patents
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Abstract
【課題】タッチパネルを使用した場合にでもヒータ、電子レンジに対する安全回路を実現させる。
【解決手段】加熱手段1と、主制御回路2と、マイクロコンピュータA3と、入力手段6と、マイクロコンピュータB4と、WATCH DOG IC5とを備え、マイクロコンピュータB4より通信ライン16を使用しマイクロコンピュータA3とWATCH DOG IC5に、調理スタート開始のデータが送信されると、WATCH DOG IC5より出力されるアクティブ信号と、マイクロコンピュータA3より出力されるアクティブ信号との論理積により、主制御回路2をONさせる。これによって、操作部と表示部にタッチパネルを使用した場合にでも、1部品だけのWATCH DOG ICの故障またはマイクロコンピュータAの故障により、アクティブ信号が出力されたとしても、ラッチ回路がONしないので加熱手段や電子レンジはONせずに、危険な状態にならない。
【選択図】図1
【解決手段】加熱手段1と、主制御回路2と、マイクロコンピュータA3と、入力手段6と、マイクロコンピュータB4と、WATCH DOG IC5とを備え、マイクロコンピュータB4より通信ライン16を使用しマイクロコンピュータA3とWATCH DOG IC5に、調理スタート開始のデータが送信されると、WATCH DOG IC5より出力されるアクティブ信号と、マイクロコンピュータA3より出力されるアクティブ信号との論理積により、主制御回路2をONさせる。これによって、操作部と表示部にタッチパネルを使用した場合にでも、1部品だけのWATCH DOG ICの故障またはマイクロコンピュータAの故障により、アクティブ信号が出力されたとしても、ラッチ回路がONしないので加熱手段や電子レンジはONせずに、危険な状態にならない。
【選択図】図1
Description
本発明は、マイクロコンピュータを用いた加熱調理器に関するものである。
従来、一般に、オーブン付き高周波加熱調理器としては、ヒータ、電子レンジという様に、複数の加熱熱源を制御している。
この場合、電子レンジでは、図4に示すように、入力手段21の一部であるSTARTキーと主制御回路18を接続し、STARTキーが押されている間だけ、アクティブ信号を主制御回路18に送るように構成している。
また、マイクロコンピュータA19と主制御回路18を接続し、加熱手段17としてのヒータや電子レンジをONしたい時には、マイクロコンピュータA19よりアクティブ信号を送信する。
マイクロコンピュータA19よりアクティブ信号を送信している時に、STARTキーが押されアクティブ信号が送信されると、主制御回路18の一部を構成しているラッチ回路がONし、STARTキーの接点が離されて、信号がノンアクティブになっても、マイクロコンピュータA19のアクティブ信号がONしている限りは、このラッチ回路はONし続ける。
さらに、加熱手段17をONしたい時には、このラッチ回路がONしている状態で、マイクロコンピュータA19より、加熱手段17のリレーをONすれば、加熱手段17がONする構成となっている。
この構成では、加熱手段17を上記の様な制御をすると、入力手段21の故障により、キーボードショート状態やノイズにより、STARTキーが押されたという入力がされたとしても、ラッチ回路がONしていないので、加熱手段17や電子レンジはONせずに危険な状態にならない(例えば、特許文献1、2参照)。
しかしながら、前記従来の構成では、入力手段21がタッチパネルの場合は、物理的にSTARTキーが存在しないので信号線を接続することができず、STARTキーから信号を発信できないという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、STARTキーから信号を発信する代わりに、WATCH DOG ICを用意し、調理をスタートできる状態になった時に、タッチパネルに表示されたSTARTキーを押されたという情報を通信で送信し、WATCH DOG ICがその情報を受け取った場合に、アクティブ信号を送信する構成とした加熱調理器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の加熱調理器は、被加熱物を収容する加熱室と、前記加熱室に設けられた開閉ドアと、前記加熱室内の被加熱物を加熱する加熱手段と、前記加熱手段を制御する主制御回路と、前記主制御回路にアクティブ信号を供給するためのマイクロコンピュータAと、調理設定等を行うための入力手段と、前記入力手段のデータを取り込むためのマイクロコンピュータBと、前記マイクロコンピュータAと前記マイクロコンピュータBとを接続し通信するための通信ラインと、前記通信ラインに接続されたWATCH DOG ICとを備え、前記マイクロコンピュータBより前記通信ラインを使用し前記マイクロコンピュータAと前記WATCH DOG ICに調理スタート開始のデータが送信されると、前記WATCH DOG ICより出力されるアクティブ信号と前記マイクロコンピュータAより出力されるアクティブ信号との論理積により、前記主制御回路がON信号を出力するものである。
これによって、操作部と表示部にタッチパネルを使用した場合にでも、1部品だけのWATCH DOG ICの故障またはマイクロコンピュータAの故障により、アクティブ信号が出力されたとしても、ラッチ回路がONしないので、加熱手段や電子レンジはONせずに、危険な状態にならない。
また、本発明の加熱調理器は、被加熱物を収容する第1の加熱室と、前記第1の加熱室に設けられた第1の開閉ドアと、前記第1の加熱室内の被加熱物を加熱する第1の加熱手段と、前記第1の加熱手段を制御する第1の主制御回路と、前記第1の主制御回路にアクティブ信号を供給するためのマイクロコンピュータCと、前記第1の主制御回路にアクティブ信号を供給するための第1のWATCH DOG ICを接続し通信するための通信ラインと、被加熱物を収容する第2の加熱室と、前記第2の加熱室に設けられた第2の開閉ドアと、を設けている。
そして、前記第2の加熱室内の被加熱物を加熱する第2の加熱手段と、前記第2の加熱手段を制御する第2の主制御回路と、前記通信ラインに前記第2の主制御回路にアクティブ信号を供給するためのマイクロコンピュータDと、前記第2の主制御回路にアクティブ信号を供給するための第2のWATCH DOG ICを接続し、前記通信ラインに接続された前記マイクロコンピュータCまたは前記マイクロコンピュータDまたは前記第1のWATCH DOG ICまたは前記第2のWATCH DOG ICを操作するための機器とを備えている。
さらに、それぞれがマルチマスター方式での通信を行う構成とし、前記機器から送信される調理スタート開始のデータは、どのICまたはマイクロコンピュータに送信されたデータなのかを認識するための目標ノードナンバーを持ち、前記目標ノードナンバーが前記第1のWATCH DOG ICまたは前記第2のWATCH DOG ICまたは前記マイクロコンピュータCまたは前記マイクロコンピュータDの目標ノードナンバーに一致しない場合、それぞれがアクティブ信号を出力しないことを特徴としたものである。
これによって、同一通信ラインに他の機器を接続し、別の機器へ調理スタート開始のデータを送信したとしても、WATCH DOG ICとマイクロコンピュータは自身に送られていないことを判別するので、WATCH DOG ICとマイクロコンピュータはアクティブ信号を出力せず、ラッチ回路がONしないのでヒータや電子レンジはONせずに危険な状態にならない。
本発明の加熱調理器は、入力手段としてタッチパネルを使用した場合にでも1部品だけのWATCH DOG ICかマイクロコンピュータAの故障により、アクティブ信号が
出力されたとしても、主制御回路がON信号を出力しないので、ヒータや電子レンジはONせずに危険な状態にならない安全回路が実現できる。
出力されたとしても、主制御回路がON信号を出力しないので、ヒータや電子レンジはONせずに危険な状態にならない安全回路が実現できる。
また、マイクロコンピュータAのアクティブ信号に依存せずに、独立して調理をスタートしたという情報をWATCH DOG ICが判断してからアクティブ信号を出力するため、調理スタートできない状態でユーザーがスタートキーを押したときにもアクティブ信号を出力しないのでより安全な回路が実現できる。
また、同一通信ラインにPCと第1の加熱調理機器と第2の加熱調理機器といった複数の機器を接続し、PCから第1の機器の目標ノードナンバーを含んだ調理スタートデータを送信すると、第2の加熱調理機器に組み込まれているマイクロコンピュータおよびWATCH DOG ICは自身のデータではないと判断し、加熱手段を制御する主制御回路にアクティブ信号を送信しないので、意図しない機器のヒータや電子レンジはONせずに危険な状態にならない。
第1の発明は前記従来の課題を解決するために、本発明の加熱調理器は、被加熱物を収容する加熱室と、前記加熱室に設けられた開閉ドアと、前記加熱室内の被加熱物を加熱する加熱手段と、前記加熱手段を制御する主制御回路と、前記主制御回路にアクティブ信号を供給するためのマイクロコンピュータAと、調理設定等を行うための入力手段と、前記入力手段のデータを取り込むためのマイクロコンピュータBと、前記マイクロコンピュータAと前記マイクロコンピュータBを接続し通信するための通信ラインと、前記通信ラインに接続されたWATCH DOG ICとを備え、前記マイクロコンピュータBより前記通信ラインを使用し前記マイクロコンピュータAと前記WATCH DOG ICに調理スタート開始のデータが送信されると、前記WATCH DOG ICより出力されるアクティブ信号と前記マイクロコンピュータAより出力されるアクティブ信号の論理積により、前記主制御回路がON信号を出力するものである。
これによって、入力手段としてタッチパネルを使用した場合にでも、1部品だけのWATCH DOG ICかマイクロコンピュータAの故障により、アクティブ信号が出力されたとしても、ラッチ回路がONしないので、ヒータや電子レンジはONせずに危険な状態にならない。
第2の発明は前記従来の課題を解決するために、本発明の加熱調理器は、被加熱物を収容する第1の加熱室と、前記加熱室に設けられた第1の開閉ドアと、前記第1の加熱室内の被加熱物を加熱する第1の加熱手段と、前記第1の加熱手段を制御する第1の主制御回路と、前記第1の主制御回路にアクティブ信号を供給するためのマイクロコンピュータCと、前記第1の主制御回路にアクティブ信号を供給するための第1のWATCH DOG
ICを接続し通信するための通信ラインと、被加熱物を収容する第2の加熱室と、前記加熱室に設けられた第2の開閉ドアと、前記第2の加熱室内の被加熱物を加熱する第2の加熱手段と、前記第2の加熱手段を制御する第2の主制御回路と、前記通信ラインに前記第2の主制御回路にアクティブ信号を供給するためのマイクロコンピュータDと、前記第2の主制御回路にアクティブ信号を供給するための第2のWATCH DOG ICを接続し、前記通信ラインに接続された前記マイクロコンピュータCまたは前記マイクロコン
ピュータDまたは前記第1のWATCH DOG ICまたは前記第2のWATCH DOG ICを操作するための機器とを備え、それぞれがマルチマスター方式での通信を行う構成とし、前記機器から送信される調理スタート開始のデータはどのICまたはマイクロコンピュータに送信されたデータなのかを認識するための目標ノードナンバーを持ち、前記目標ノードナンバーが前記第1のWATCH DOG ICまたは前記第2のWATCH DOG ICまたは前記マイクロコンピュータCまたは前記マイクロコンピュータDの目標ノードナンバーに一致しない場合、それぞれがアクティブ信号を出力しないとしたものである。
ICを接続し通信するための通信ラインと、被加熱物を収容する第2の加熱室と、前記加熱室に設けられた第2の開閉ドアと、前記第2の加熱室内の被加熱物を加熱する第2の加熱手段と、前記第2の加熱手段を制御する第2の主制御回路と、前記通信ラインに前記第2の主制御回路にアクティブ信号を供給するためのマイクロコンピュータDと、前記第2の主制御回路にアクティブ信号を供給するための第2のWATCH DOG ICを接続し、前記通信ラインに接続された前記マイクロコンピュータCまたは前記マイクロコン
ピュータDまたは前記第1のWATCH DOG ICまたは前記第2のWATCH DOG ICを操作するための機器とを備え、それぞれがマルチマスター方式での通信を行う構成とし、前記機器から送信される調理スタート開始のデータはどのICまたはマイクロコンピュータに送信されたデータなのかを認識するための目標ノードナンバーを持ち、前記目標ノードナンバーが前記第1のWATCH DOG ICまたは前記第2のWATCH DOG ICまたは前記マイクロコンピュータCまたは前記マイクロコンピュータDの目標ノードナンバーに一致しない場合、それぞれがアクティブ信号を出力しないとしたものである。
これによって、同一通信ラインに他の機器を接続し、別の機器へ調理スタート開始のデータを送信したとしても、WATCH DOG ICとマイクロコンピュータは自身に送られていないことを判別するので、WATCH DOG ICとマイクロコンピュータはアクティブ信号を出力せず、ラッチ回路がONしないのでヒータや電子レンジはONせずに危険な状態にならない。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における加熱調理器のブロック図を示すものである。
図1は、本発明の第1の実施の形態における加熱調理器のブロック図を示すものである。
図1において、マイクロコンピュータA3(以下、マイコンA3と称す)は、主制御回路2を用いて加熱手段1を制御し、マイクロコンピュータB4(以下、マイコンB4と称す)は、タッチパネルを用いた入力手段6により情報が入力される。この情報により、調理内容の設定等を行い、マイコンB4より通信ラインを使用し、マイコンA3に調理スタート情報や調理の種類の情報を送信する構成になっている。
また、マイコンB4より通信ラインを使用し、WATCH DOG IC5に調理スタート情報を送信する構成になっている。
以上のように構成された加熱調理器について、以下にその動作、作用を説明する。
まず、入力手段6からユーザーが調理設定を行い、入力手段6であるタッチパネルに表示されたスタートキーを押下する。これにより、マイコンB4は、特定フォーマットに従った情報を通信ラインを使用し、マイコンA3とWATCH DOG IC5とに送信する。
この時、調理をスタートするという情報をマイコンB4より受け取とると、マイコンA3は、スタートOK信号として方形波のアクティブ信号を出力する。また、WATCH DOG IC5から、スタートOK信号として、HIGHの信号を出力する。
これにより、主制御回路2の一部で構成されているラッチ回路はONする。WATCH
DOG IC5は、500ms後にHIGH信号からLOW信号になるが、マイコンA3のスタートOK信号がOFFしない限り、このラッチ回路はONし続ける。
DOG IC5は、500ms後にHIGH信号からLOW信号になるが、マイコンA3のスタートOK信号がOFFしない限り、このラッチ回路はONし続ける。
次に、マイコンB4より調理の種類の情報(例えば、コンベクション調理)を受け取り、マイコンA3は、その情報を元に各リレーをONする。この時、加熱手段1をONするシーケンスであれば、マイコンA3は、ヒータリレーをONする信号を出力し、主制御回路2のラッチ回路がONしているので、加熱手段1はONする。
次に、調理が終了した場合、マイコンB4より調理の種類が、「No cooking」という情報を送信する。マイコンA3は、その情報を元に各リレーをOFFする。この時、ヒータリレーもOFFする。
そして、マイコンA3は、スタートOK信号としての方形波であるアクティブ信号をOFFさせる。これにより、主制御回路2のラッチ回路は、OFFする。
以上のように、本実施の形態において、操作部と表示部として、タッチパネルである入力手段6を使用した場合にでも、1部品だけのWATCH DOG IC5の故障、またはマイコンA3の故障により、アクティブ信号が出力されたとしても、ラッチ回路がONしないので、加熱手段1や電子レンジはONせずに、危険な状態にならない。
次に、本実施の形態における加熱調理器の動作を説明する。
図2は、本発明の第1の実施の形態における加熱調理器のフローチャートである。
まず、マイコンB4は、ステップS1にて、調理スタート情報を通信ラインを使用し、マイコンA3とWATCH DOG IC5に送信する。
次に、ステップS2では、マイコンA3がその情報を受け取り、ステップS3で、マイコンA3はその情報が調理スタート情報かどうか判断し、もし調理スタート情報であるなら、ステップS4にて、マイコンA3より主制御回路2に、4kHzの方形波であるアクティブ信号を送信する。この方形波であるアクティブ信号と、WATCH DOG IC5からのHIGHのアクティブ信号とが入力されて、初めて主制御回路2のラッチ回路がONする構成となっており、マイコンA3よりHIGHまたはLOW信号が出力されただけでは、ラッチ回路はONしない。
これは、マイコンA3が暴走した場合に、信号がHIGHまたはLOW信号を出力するため、ラッチ回路をONしないようにしているからである。
ステップS5では、ステップS1でマイコンB4が送信した調理スタート情報をWATCH DOG IC5が受け取り、ステップS6で、WATCH DOG IC5は、その情報が調理スタート情報かどうか判断し、もし調理スタート情報であるなら、ステップS7で、WATCH DOG IC5より主制御回路2にHIGHのアクティブ信号を送信する。
ステップS4のアクティブ信号が出力されていれば、主制御回路2のラッチ回路がONする。さらに、500ms後に、WATCH DOG IC5は、LOWの信号に切り替える。この場合でも、ステップS4のアクティブ信号が出力されていれば、主制御回路2のラッチ回路はONし続ける。もし、調理スタート情報でなければ、ステップS8に移行する。
ステップS8にて、マイコンB4より、調理の種類の情報を送信する。ステップS9にて、その情報をマイコンA3が受け取り、その情報をもとに各リレーのON/OFFを行う。ステップS10で、受け取った調理の種類のシーケンスが、ヒータリレーをONさせるシーケンスかどうか判断し、もしONさせるシーケンスなら、ステップS11で、ヒータリレーにアクティブ信号を送信する。この時、主制御回路2のラッチ回路がONしていれば、ヒータがONする。
(実施の形態2)
図3は、本発明の第2の実施の形態における加熱調理器のブロック図を示すものである。
図3は、本発明の第2の実施の形態における加熱調理器のブロック図を示すものである。
図3において、機器(PC)15と第1電子レンジ(図示せず)と第2電子レンジ(図示せず)が、1本の通信ライン16で、接続されている。第1電子レンジは、第1加熱手段7、第1主制御回路8、マイクロコンピュータC9(以下、マイコンC9と称す)、第1WATCH DOG IC10を備えている。そして、第2電子レンジは、第2加熱手段11、第2主制御回路12、マイクロコンピュータD13(以下、マイコンD13と称す)、第2WATCH DOG IC14を備えている。
マイコンC9は、第1主制御回路8を用いて第1加熱手段7を制御し、機器(PC)15より通信ライン16を使用し、マイコンC9に調理スタート情報や調理の種類の情報を送信する構成になっている。
また、機器(PC)15より通信ライン16を使用し、第1WATCH DOG IC10に調理スタート情報を送信する構成になっている。
また、マイコンD13は、第2主制御回路12を用いて第2加熱手段11を制御し、機器(PC)15より通信ライン16を使用し、マイコンDに調理スタート情報や調理の種類の情報を送信する構成になっている。
また、機器(PC)15より通信ライン16を使用し、第2WATCH DOG IC14に調理スタート情報を送信する構成になっている。
以上のように構成された加熱調理器について、以下にその動作、作用を説明する。
まず、機器(PC)15から第1加熱手段7を制御したい場合、特定フォーマットに従った情報を、ターゲット(目標ノードナンバー)にマイコンC9である情報を含めた形で送信する。
この時、調理をスタートするという情報を機器(PC)15より受け取ったとすると、マイコンC9は、スタートOK信号として、方形波であるアクティブ信号を出力する。しかし、マイコンD13、第1WATCH DOG IC10、第2WATCH DOG IC14は、自身のデータではないと判断し無視する。
次に、機器(PC)15からターゲットに、第1WATCH DOG IC10である情報を含めた情報を送信する。この時、調理をスタートするという情報を、機器(PC)15より受け取ると、第1WATCH DOG IC10からスタートOK信号としてHIGHの信号を出力する。これにより、第1主制御回路8の一部で構成されているラッチ回路はONする。しかし、マイコンC9、マイコンD13、第2WATCH DOG IC14は、自身のデータではないと判断し無視する。従って、第2主制御回路12の一部で構成されているラッチ回路はONしない。
また、500ms後に、第1WATCH DOG IC10はLOW信号を出力するが、マイコンC9からのスタートOK信号として方形波であるアクティブ信号が出力している限り、第1主制御回路8の一部で構成されているラッチ回路はONし続ける。
次に、機器(PC)15より調理の種類の情報(例えばコンベクション調理)を受け取り、マイコンC9は、その情報を元に各リレーをONする。この時、第1加熱手段7をO
Nするシーケンスであれば、マイコンC9は、ヒータリレーをONする信号を出力し、第1主制御回路8のラッチ回路がONしているので、ヒータはONする。
Nするシーケンスであれば、マイコンC9は、ヒータリレーをONする信号を出力し、第1主制御回路8のラッチ回路がONしているので、ヒータはONする。
次に、機器(PC)15より、調理の種類が「No cooking」という情報をマイコンC9に送信する。マイコンC9は、その情報を元に各リレーをOFFする。この時、ヒータリレーもOFFする。そして、マイコンC9は、スタートOK信号としての方形波をOFFさせる。これにより、第1主制御回路8のラッチ回路はOFFする。
以上のように、本実施の形態において、機器(PC)15よりターゲット(目標ノードナンバー)を含めた情報を送信することにより、2台以上の加熱調理機器が同一通信ラインで接続されていたとしても、調理開始したくない加熱調理機器のラッチ回路がONしないので、第1、第2加熱手段や電子レンジはONせずに危険な状態にならない。
以上のように、本発明の加熱調理器は、入力手段としてタッチパネルを使用した場合でも、1部品だけのWATCH DOG ICかマイクロコンピュータAの故障により、アクティブ信号が出力されたとしても、ラッチ回路がONしないので、ヒータや電子レンジはONせずに危険な状態にならないため、容易に加熱調理器のみならず他の家電機器への展開も図れる。
1、17 加熱手段
2、18 主制御回路
3、19 マイクロコンピュータA
4 マイクロコンピュータB
5 WATCH DOG IC
6、21 入力手段
7 第1加熱手段
8 第1主制御回路
9 マイクロコンピュータC
10 第1WATCH DOG IC
11 第2加熱手段
12 第2主制御回路
13 マイクロコンピュータD
14 第2WATCH DOG IC
15 機器(PC)
16 通信ライン
2、18 主制御回路
3、19 マイクロコンピュータA
4 マイクロコンピュータB
5 WATCH DOG IC
6、21 入力手段
7 第1加熱手段
8 第1主制御回路
9 マイクロコンピュータC
10 第1WATCH DOG IC
11 第2加熱手段
12 第2主制御回路
13 マイクロコンピュータD
14 第2WATCH DOG IC
15 機器(PC)
16 通信ライン
Claims (2)
- 被加熱物を収容する加熱室と、前記加熱室に設けられた開閉ドアと、前記加熱室内の被加熱物を加熱する加熱手段と、前記加熱手段を制御する主制御回路と、前記主制御回路にアクティブ信号を供給するためのマイクロコンピュータAと、調理設定等を行うための入力手段と、前記入力手段のデータを取り込むためのマイクロコンピュータBと、前記マイクロコンピュータAと前記マイクロコンピュータBを接続し通信するための通信ラインと、前記通信ラインに接続されたWATCH DOG ICとを備え、
前記マイクロコンピュータBより前記通信ラインを使用し前記マイクロコンピュータAと前記WATCH DOG ICに調理スタート開始のデータが送信されると、前記WATCH DOG ICより出力されるアクティブ信号と前記マイクロコンピュータAより出力されるアクティブ信号の論理積により前記主制御回路から信号を出力し加熱手段をONさせる加熱調理器。 - 被加熱物を収容する第1の加熱室と、前記第1の加熱室に設けられた第1の開閉ドアと、前記第1の加熱室内の被加熱物を加熱する第1加熱手段と、前記第1加熱手段を制御する第1主制御回路と、前記第1主制御回路にアクティブ信号を供給するためのマイクロコンピュータCと、前記第1主制御回路にアクティブ信号を供給するための第1WATCH DOG ICを接続し通信するための通信ラインと、被加熱物を収容する第2の加熱室と、前記第2の加熱室に設けられた第2の開閉ドアと、前記第2の加熱室内の被加熱物を加熱する第2加熱手段と、前記第2加熱手段を制御する第2主制御回路と、前記通信ラインに前記第2主制御回路へアクティブ信号を供給するためのマイクロコンピュータDと、前記第2主制御回路にアクティブ信号を供給するための第2WATCH DOG ICを接続し、前記通信ラインに接続された前記マイクロコンピュータCまたは前記マイクロコンピュータDまたは前記第1WATCH DOG ICまたは前記第2WATCH DOG
ICを操作するための機器とを備え、
前記各通信がマルチマスター方式であり、前記機器から送信される調理スタート開始のデータは、どの前記WATCH DOG ICまたはマイクロコンピュータに送信されたデータなのかを認識するための目標ノードナンバーを有し、前記目標ノードナンバーが前記第1WATCH DOG ICまたは前記第2WATCH DOG ICまたは前記マイクロコンピュータCまたは前記マイクロコンピュータDの目標ノードナンバーに一致しない場合、前記第1、第2WATCH DOG IC、マイクロコンピュータC、Dがアクティブ信号を出力しない加熱調理器。
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